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青木高見のジャズコレクション Ron Carter (b) ロン・カーター

略歴
Ron Carter ロン・カーター (Ron Carter 1937年5月4日~) はアメリカ合衆国ミシガン州生まれのジャズ・ベース奏者。
ロン・カーターのクラシック好きは特に有名。
中でもバッハの研究は一流。
過去に人種差別でオーケストラに入団できなかった事など思うと実に不憫(ふびん)。
人種差別の屈辱があったからからこそ、不屈の精神で今の地位を築いたともいえる。
静かな風貌と、安定したベースワークは多くのミュージシャンからの信頼も厚く、多くの共演を行ってきた。
2004年にバークリー音楽大学より名誉博士号を授与。
現在も現役、ロン・カーターこそ、世界最高峰のジャズ・ベーシスト。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Ron Carter / Anything Goes (KICJ 8105) Ron Carter / Pastels (OJCCD-665-2) Ron Carter / Friends (TOCJ-5748) Ron Carter / When Skies Are Grey (7243 5 30754 2 2) Jim Hall and Ron Carter / Alone Together (VDJ-1033)

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】


【INDEX (共演アルバム)】
Donald Byrd / Up With Donald Byrd - Grant Green / His Majesty King Funk (VERVE 314 527 474-2) Wallace Roney / Intuition Donald Byrd / Up With Donald Byrd - Grant Green / His Majesty King Funk (VERVE 314 527 474-2 Idris Muhammad / Black Rhythm Revolution + Peace and Rhythm (CDBGPD 046)

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【以下コンテンツ】


Ron Carter / Anything Goes (KICJ 8105) Ron Carter / Anything Goes (KICJ 8105)

「ジャズ/ロン・カーター」 のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/コール・ポーター」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : June and July 1975

Released : 1975

Personnel :
Ron Carter (b, piccolo-bass, arr)
Cole Porter (comp, lyrics, cond)
Dave Matthews (arr)
Don Grolnick (el-p)
Richard Tee (org)
Eric Gale (el-g)
Randy Brecker (tp)
Alan Rubin (tp, flh)

Hubert Laws (fl)
Michael Brecker (ts)
Phil Woods (as)
Barry Rogers (tb)
Steve Gadd (ds) #01
Jimmy Madison (ds) #02-06
Ralph MacDonald (congas, per)
George Devens (per)
Arthur Jenkins (per)
Patti Austin (vo)
Marilyn Jackson (vo)
Maeretha Stewart (vo) #01, #06

Song name :
01. Anything Goes (Cole Porter)
02. De Samba
03. Baretta's Theme (Keep Your Eye on the Sparrow) (Dave Grusin, Morgan Ames)
04. Can't Give You Anything (But My Love) (Luigi Creatore, Hugo Peretti, George David Weiss)
05. Quarto Azul
06. Big Fro

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ロン・カーター (Ron Carter 1937年5月4日~) はアメリカ合衆国ミシガン州生まれのジャズ・ベース奏者。
コール・ポーター (Cole Porter 出生名:Cole Albert Porter 1891年6月9日~1964年10月15日) はアメリカ合衆国インディアナ州生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家、作詞家。
LPは1975年のリリース、KUDU(Kudu)KU-25 S1番、6曲入り。
CDは1975年6月・7月の録音、発売元がKUDU、英語ライナーノーツなし、岩浪洋三氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、ベースがロン・カーター、エレピがドン・グロルニック、オルガンがリチャード・ティー、ギターがトランペットがランディー・ブレッカー、フルートがヒューバート・ロウズ、テナーサックスがマイケル・ブレッカー、アルトサックスがフィル・ウッズ、ドラムがスティーヴ・ガッド、パーカッションがラルフ・マクドナルドほか。
アルバムタイトルが作曲家コール・ポーターの 「Anything Goes」 なのでコール・ポーター集だと思っていたら、最初の一曲のみ、後はコール・ポーター以外の曲。
まず、この豪華な共演者達による演奏を聴いてみるとジャズではなくフュージョン。
編曲がデイヴ・マッシューズで、演奏家のクロスオーバーにロン・カーターの意外な一面を見る。
考えてみれば、リチャード・ティー、エリック・ゲイル、ヒューバート・ロウズ、ブレッカー兄弟とくれば、聴く前から音は想像できたが、タイトルの 「Anything Goes」 に惑わされた。
しかし、聴いていて、このレベルの一流ミュージシャンの演奏が悪い筈もなく変に納得。
出来れな、やはりロン・カーターのコール・ポーター・ソングブックにしてほしかった。
(青木高見)





Ron Carter / Pastels (OJCCD-665-2) Ron Carter / Pastels (OJCCD-665-2)

Recorded : October 18-19, 1976

Personnel :
Ron Carter (b, piccolo-b, arr)
Don Sebesky (cond, arr)
Kenny Barron (p) #01, #03-#05
Hugh McCracken (el-g, acoustic-g, harmonica) #01, #03-#05
Harvey Mason (ds) #01, #03-#05
Sanford Allen (concertmaster)
Virginia Baker (vln)
Myra Bucky (vln)
Fei-Pang Ching (vln)
Ronald Erickson (vln)
Daniel Kobialka (vln)
Roy Oakley Jr. (vln)
Nathan Rubin (vln)
Emily Van Valkenburgh (vln)
Mark Volkert (vln)
Arthur Bauch (viola)
Denis DeCoteau (viola)
Daniel Yale (viola)
Garfield Moore (cello)
Kermit Moore (cello)
Melinda Ross (cello)

Song name :
01. Woolaphant
02. Ballad
03. One Bass Rag
04. Pastels
05. 12 + 12

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ロン・カーター (Ron Carter 1937年5月4日~) はアメリカ合衆国ミシガン州生まれのジャズ・ベース奏者。
アルバムはロン・カーター、1976年10月18日・19日の録音、原盤LPはマイルストーン・レーベルからのリリース、CDはOJC・レーベルからのリリース、輸入盤。
共演者は、指揮と編曲がドン・セベスキー、ピアノがケニー・バロン、ギターとハーモニカがヒュー・マクラッケン、ドラムがハーヴィー・メイソンほか、その他オーケストラ。
演奏は、当時のロン・カーターが考えた音楽。
このレベルになると好き嫌いではない、これがロン・カーターとして広義で聴いたい
親日家で日本へは何回も来日では熱狂的なファンを持つ。
ジャズ界の生き証人、2004年にバークリー音楽大学より名誉博士号を授与された。
(青木高見)





Ron Carter / Friends (TOCJ-5748) Ron Carter / Friends (TOCJ-5748)

Recorded : 1993

Personnel :
Ron Carter (b)
Kenny Barron (p)
Hubert Laws (fl)
Steve Scott (p)
Lewis Nash (ds)
Steve Kroon (per)
Alison Deane (p)
and others

Song name :
01. Minuet In Central Park
02. Minor Mood
03. Friends
04. D'jango
05. Freefall
06. The Beginning
07. ACK, Vermeland Du Skona
08. Opus One Point Five
09. Vagabond Visio

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ロン・カーター (Ron Carter 1937年5月4日~) はアメリカ合衆国ミシガン州生まれのジャズ・ベース奏者。
アルバムはロン・カーター、1993年の録音、原盤LPはEAUレコードからのリリース、CDは発売元が東芝EMI株式会社、日本語と英語の解説書付き、和訳は和田政幸氏。
共演者は、ピアノがケニー・バロン、フルートがヒューバート・ローズ、ドラムがルイス・ナッシュ、その他チェロ四重奏団ほか。
演奏は、ロン・カーターの考えるクラシック・ジャズ。
ロン・カーターのクラシック好きは有名、中でもバッハの研究は一流だと聞く。
過去に人種差別でオーケストラに入団できなかった事など、そう思うと不憫(ふびん)でならない。
しかし、その屈辱があったゆえに不屈の努力で今の地位を築いたともとれる。
もの静かな風貌と安定したベース・ワークは多くのミュージシャンとの共演を残している。
共演したアルバムの数がハンパない。 ジャズ史に於いてもジャズ・ベース史に於いても傑出している世界最高峰のジャズ・ミュージシャン。
2004年、バークリー音楽大学より 「名誉博士号」 を授与された。
(青木高見)





Jim Hall and Ron Carter / Alone Together (VDJ-1033) Jim Hall and Ron Carter / Alone Together (VDJ-1033)

アルバムはジム・ホールのリーダーアルバム扱いとしています。
 →
「Ron Carter」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : August 4, 1972

Personnel :
Jim Hall (g)
Ron Carter (b)

Song name :
01. St. Thomas
02. Alone Together
03. Receipt, Please
04. I'll Remember April
05. Softly As In Morning Sunrise
06. Whose Blues?
07. Prelude to a Kiss
08. Autumn Leaves

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジム・ホール  (Jim Hall 本名:James Stanley Hall 1930年12月4日~2013年12月10日)  はアメリカ合衆国ニューヨーク州バッファロー生まれのジャズ・ギタリスト。
ロン・カーター (Ron Carter 1937年5月4日~) はアメリカ合衆国ミシガン州生まれのジャズ・ベース奏者。
アルバムはジム・ホールとロン・カーター、1972年8月4日の録音、ギターとベースのデュオ、ニューヨークにある 「プレイボーイ・クラブ」 でのライブ。
LPはマイルストーン(Milestone)SMJ-6011番、8曲入り。
CDは発売元はビクター音楽産業株式会社、英語解説書なし、油井正一氏による日本語解説書付き、8曲入り。
驚いたのは、お客さんが静かな事、拍手も必要最小限、こんな事ってあるんだ。
当然、会場では、このライブがレコードになると言われていたのだろう。
更にCD化に伴いデジタル・ノイズ・リダクションの精度も今や凄いものがある。
ここは、2人のバーチュオーソゥに、ゆったり身をゆだねよう。
「バーチュオーソゥ」 とは音楽演奏において格別な技巧や能力によって名人、達人の域に達した人物を指すイタリア語。
(青木高見)





Ron Carter / When Skies Are Grey (7243 5 30754 2 2) Ron Carter / When Skies Are Grey (7243 5 30754 2 2)

Release : 2000

Personnel :
Ron Carter (b)
Stephen Scott (p)
Harvey Mason (ds)
Steve Kroon (per)

Song name :
01. Loose Change
02. Besame Mucho
03. Caminando
04. Qué Pasa
05. Corcovado
06. Cubano Chant
07. Mi Tiempo

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ロン・カーター (Ron Carter 1937年5月4日~) はアメリカ合衆国ミシガン州生まれのジャズ・ベース奏者。
アルバムはロン・カーター、2000年、CDはサムスィング・エルス(Somethin' Else)・レーベルからのリリース、輸入盤。
共演者は、ピアノがステファン・スコット、ドラムがハーヴィー・メイソン、パーカッションがスティーブ・クルーン。
ハーヴィー・メイソンとスティーブ・クルーンは、ロン・カーターのリーダー作に参加していて親友。
百戦練磨のジャズ・ベーシストのロン・カーターのリーダー作。
考え抜かれた演奏は、きっと耐久力があるに違いないのでコレクション。
(青木高見)




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