Freddie Hubbard (tp) フレディー・ハバード
略歴
フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名 : Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
フレディ・ハバードならではの音色、バイタリティある音色が特徴。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Freddie Hubbard / Open Sesame (TOCJ-4040)
Recorded : June 19, 1960
Personnel :
Freddie Hubbard (tp)
McCoy Tyner (p)
Tina Brooks (ts)
Sam Jones (b)
Clifford Jarvis (ds)
Song name :
01. Open Sesame
02. But Beautiful
03. Gypsy Blue
04. All Or Nothing At All
05. One Mint Julep
06. Hub's Nub
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名:Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1960年6月19日の録音、ファースト・アルバム。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4040番、6曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、赤塚四朗氏によるライナーノーツ和訳、後藤誠しによる日本語解説、6曲入り。
メンバーは、トランペットがフレディ・ハバード、ピアノがマッコイ・タイナー、テナーサックスがティナ・ブルックス、ベースがサム・ジョーンズ、ドラムがクリフォード・ジャーヴィス。
作品はジャズ史からも60年代ジャズの幕開けを象徴する音と言ってもいい。
若干22歳の新人トランペッターのパワーとセンスが開花した瞬間の記録。
ジャケットは 「開け胡麻(ゴマ)!(Open Sesame!)」 と手を差しのべているフレディ・ハバード。
ここから新たな扉が開かれれるという意味にとれる。
ブルーノート社主のアルフレッド・ライオンの満足した顔が想像できる。
ベースのサム・ジョーンズ以外、この時点では知名度が低かったがこれ以降、全員大きな躍進を遂げていく。
(青木高見)
Freddie Hubbard / Goin' Up (TOCJ-4056)
Recorded : November 6, 1960
Personnel :
Freddie Hubbard (tp)
McCoy Tyner (p)
Hank Mobley (ts)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)
Song name :
01. Asiatic Raes
02. The Changing Scene
03. Karioka
04. A Peck a Sec
05. I Wished I Knew
06. Blues for Brenda
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名 : Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1960年11月6日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4056番、6曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏によるライナーノーツ、林田ひめじさん和訳、原田和典氏による日本語コメント、6曲入り。
メンバーは、トランペットがフレディ・ハバード、ピアノがマッコイ・タイナー、テナーサックスがハンク・モブレー、ベースがポール・チェンバース、ドラムがフィーリー・ジョー・ジョーンズ。
ブルーノートの社主アルフレッド・ライオンは、フレディ・ハバードのファースト・アルバム 「オープン・セサミ (Open Sesame)Rec : June 19, 1960」 から間を置かず直ぐセカンド・アルバムをリリースさせた。
当時ブルーノートのトランペットは、マイルス・デイヴィスを頂点に、リー・モーガン、ケニー・ドーハム、ドナルド・バードを擁していたがフレディ・ハバードにも大きな期待がかかっている。
その証拠に当時最高とされる共演者を当てている。
演奏はファースト・アルバムを更にスケールアップした感じ。
元気いっぱいのフレディ・ハバードがグイグイ引っ張っていく。
冒頭にケニー・ドーハムの曲を持ってくるあたりヤル気満々。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Asiatic Raes / Dorham
02. The Changing Scene / Mobley
03. Karioka / Dorham
04. A Peck a Sec / Mobley
05. I Wished I Knew / Smith
06. Blues for Brenda / Hubbard
ちなみに、ブルーノートで、このアルバムの次のナンバー4057番はハンク・モブレーの 「Hank Mobley / ロール・コール (Roll Call) 録音日 : 1960年11月13日」。
これにフレディ・ハバードが参加している。
(青木高見)
Freddie Hubbard / Hub Cap (7243 5 42302 2 6)
Recorded : April 9, 1961
Personnel :
Freddie Hubbard (tp)
Jimmy Heath (ts)
Julian Priester (tb)
Cedar Walton (p)
Larry Ridley (b)
Philly Joe Jones (ds)
Song name :
01. Hub Cap
02. Cry Me Not
03. Luana
04. Osie Mae
05. Plexus
06. Earmon Jr.
07. Plexus (alternate take)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名:Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1961年4月9日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4073番、6曲入り。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、ボブ・ブルーメンソール(Bob Blumenthal)氏とレナード・フェザー(Leonard Feather)氏による英語ライナーノーツ、7曲目の 「Plexus (alternate take)」 が追加され、全7曲入り。
メンバーは、トランペットがフレディ・ハバード、ピアノがシダー・ウォルトン、テナーサックスがジミー・ヒース、トロンボーンがジュリアン・プリースター、ベースがラリー・リドレー、ドラムがフィーリー・ジョー・ジョーンズ。
この時期、驚異のスピードで躍進を続けるフレディ・ハバード。
その影にブルーノート社主アルフレッド・ライオンの思い入れも感じる。
編成でドラムがアート・ブレイキーだったらジャズ・メッセンジャーズ。
ベースのラリー・リドレーの参加は、インディアナ州インディアナポリス生まれの同郷だからだと勝手に想像。
そう言えば、アルバム 「Freddie Hubbard / Blue Spirits」 にも参加していた。
この年の10月、ピアノのシダー・ウォルトンとフレディ・ハバードの考えた新しいジャズが、ジャズ・メッセンジャーズ名義のアルバム 「Mosaic」 で開花する。
ちなみに、アルバム・タイトルだが 「ハブ・キャップ (Hub Cap)」 は車のホイールに取りつける金属製のカバーの事だが、ハバードのハブをダジャレている。
(青木高見)
Freddie Hubbard / Ready For Freddie (7243 5 90837 2 8)
Recorded : August 21, 1961
Personnel :
Freddie Hubbard (tp)
McCoy Tyner (p)
Wayne Shorter (ts)
Bernard McKinney (euphonium)
Art Davis (b)
Elvin Jones (ds)
Song name :
01. Arietis
02. Weaver of Dreams
03. Marie Antoinette
04. Birdlike
05. Crisis
06. Arietis [Alternate Take / Not part of original LP]
07. Marie Antoinette [Alternate Take / Not part of original LP]
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メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名:Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1961年8月21日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BST84085番、5曲入り。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏とボブ・ブルーメンソール(Bob Blumenthal)氏による英語ライナーノーツ、6~7曲目の2曲が追加され、全7曲入り。
メンバーは、トランペットがフレディ・ハバード、ピアノがマッコイ・タイナー、テナー・サックスのウェイン・ショーター、ユーフォニアムがバーナード·マッキニー、ベースがアート・デイヴィス、ドラムがエルビン・ジョーンズ。
ジョン・コルトレーンで有名なマッコイ・タイナーとエルビン・ジョーンズのコンビにテナー・サックスのウェイン・ショーター。
同年の10月にアート・ブレーキーとジャズ・メッセンジャーズの音楽監督に就いたウェイン・ショーターは 「Mosaic」 をリリース。
ここにトランペットの席にフレディ・ハバードを据えた、そう思うとこのアルバムは前哨戦の様にもとれる。
ちなみに、マッキニーことキネア・ザワディの楽器 「ユーフォニアム」 は金管楽器の一種で柔らかく丸みのある音を聴きく事ができる。
(青木高見)
Freddie Hubbard / The Artistry of Freddie Hubbard (MVCJ-19063)
Recorded : July 2, 1962
Personnel :
Freddie Hubbard (tp)
Tommy Flanagan (p)
John Gilmore (ts)
Curtis Fuller (tb)
Art Davis (b)
Louis Hayes (ds)
Song name :
01. Caravan
02. Bob's Place
03. Happy Times
04. Summertime
05. 7th Day
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メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名:Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1962年7月2日の録音。
LPはインパルス(Impulse!)AS-27番、5曲入り。
CDは発売元がユニバーサル・ビクター株式会社、販売元がビクター・エンターテインメント株式会社、ジョー・リーボウ(Joe Lebow)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、後藤誠氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーは、トランペットがフレディ・ハバード、ピアノがトミー・フラナガン、テナーサックスがジョン・ギルモア、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがアート・デイヴィス、ドラムがルイ・ヘイズ。
録音時、フレディ・ハバードはジャズ・メッセンジャーズに籍を置いている。
そのさなかインパルス・レーベルからのリリース。
ちなみに1961年11月12月の録音 「Art Blakey and The Jazz Messengers / Buhaina's Delight」 のメンバーを見ると。
ピアノがシダー・ウォルトン、トランペットがフレディ・ハバード、音楽監督とテナーサックスがウェイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがジミー・メリット、ドラムがアート・ブレイキー。
このアルバムの編成と同じだが趣向の異なる三管セクステット。
勝手な想像だが、フレディ・ハバードがアート・ブレイキーとウェイン・ショーター抜きで表現したかった音ともとれる。
演奏は、ジョン・ギルモアの、ねばっこいテナーサックスと、サラリとしたトミー・フラナガンのピアノの爽快感。
これがブルーノートと違ったインパルスのボブ・シールの音になり、アルバム・タイトルの 「Artistry(芸術性)」 が開花した。
(青木高見)
Freddie Hubbard / Hub-Tones (7243 4 99008 2 0)
Recorded : October 10, 1962
Personnel :
Freddie Hubbard (tp)
James Spaulding (as, fl)
Herbie Hancock (p)
Reggie Workman (b)
Clifford Jarvis (ds)
Song name :
01. You're My Everything
02. Prophet Jennings
03. Hub-Tones
04. Lament For Booker
05. For Spee's Sake
06. You're My Everything (*)
07. Hub-Tones (*)
08. For Spee's Sake (*)
(*) = Not part of the original LP
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メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名:Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1962年10月10日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4115番、5曲入り。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、ボブ・ブルーメンソール(Bob Blumenthal)氏とジョー・ゴールドバーグ(Joe Goldberg)氏による英語ライナーノーツ、6~8曲目が追加され、全8曲入り。
メンバーは、トランペットがフレディ・ハバード、ピアノのハービー・ハンコック、アルト・サックスがジェイムス・スポールディング、ベースがレジナルド・ワークマン、ドラムがクリフォード・ジャーヴィス。
驚異のスピードで突き進むフレディ・ハバードのチャキチャキの音、まさにアルバム・タイトルの 「Hub-Tones」。
この頃のフレディ・ハバードは、色々なミュージシャンと精力的に共演している。
ハービー・ハンコックとは 「Takin Off」 「Empyrean Isles」 「Maiden Voyage」 で無くてはならないトランペットとして参加。
果てはその縁で 「V.S.O.P」 までの長い付き合いになる事を、この時の2人は、まだ知らない。
(青木高見)
Freddie Hubbard / The Body and The Soul (WMC5-131)
Song number, Recorded :
#03, #07-08, Rec:March 8, 1963
#02, #06, #09, Rec:March 11, 1963
#01, #04-05, Rec:May 2, 1963
Song name, Recorded, Personnel :
[And playing songs]
Freddie Hubbard (tp)
Cedar Walton (p)
Wayne Shorter (arr, ts)
Reggie Workman (b)
01. Body And Soul Rec:May 2, 1963
Eric Dolphy (as, fl)
Curtis Fuller (tb)
Louis Hayes (ds)
02. Manha De Carnival (Carnival) Rec:March 11, 1963
Al DeRisi (tp)
Clark Terry (tp)
Ernie Royal (tp)
Seldon Powell (ts)
Eric Dolphy (as)
Curtis Fuller (tb)
Melba Liston (tb)
Bob Northern (frh)
Robert Powell (tuba)
Jerome Richardson (bs)
Jo Jones (ds)
Charles Davis (ds)
03. Chocolate Shake Rec:March 8, 1963
Ed Armour (tp)
Richard Williams (tp)
Eric Dolphy (as)
Jerome Richardson (bs)
Bob Northern (frh)
Julius Watkins (frh)
Melba Liston (tb)
Curtis Fuller (tb)
Jo Jones (ds)
10人のバイオリン
04. Dedicated to You Rec:May 2, 1963
Eric Dolphy (as, fl)
Curtis Fuller (tb)
Louis Hayes (ds)
05. Clarence's Place Rec:May 2, 1963
Eric Dolphy (as, fl)
Curtis Fuller (tb)
Louis Hayes (ds)
06. Aries Rec:March 11, 1963
Al DeRisi (tp)
Clark Terry (tp)
Ernie Royal (tp)
Eric Dolphy (as)
Seldon Powell (ts)
Jerome Richardson (bs)
Curtis Fuller (tb)
Melba Liston (tb)
Bob Northern (frh)
Robert Powell (tuba)
Jo Jones (ds)
Charles Davis (ds)
07. Skylark Rec:March 8, 1963
Ed Armour (tp)
Richard Williams (tp)
Eric Dolphy (as)
Bob Northern (frh)
Julius Watkins (frh)
Melba Liston (tb)
Curtis Fuller (tb)
Jerome Richardson (bs)
Jo Jones (ds)
10人のバイオリン
08. I Got It Bad (And That Ain't Good) Rec:March 8, 1963
Ed Armour (tp)
Richard Williams (tp)
Eric Dolphy (as)
Jerome Richardson (bs)
Bob Northern (frh)
Julius Watkins (frh)
Curtis Fuller (tb)
Melba Liston (tb)
Jo Jones (ds)
10人のバイオリン
09. Thermo Rec:March 11, 1963
Al DeRisi (tp)
Clark Terry (tp)
Ernie Royal (tp)
Eric Dolphy (as)
Seldon Powell (ts)
Jerome Richardson (bs)
Curtis Fuller (tb)
Melba Liston (tb)
Bob Northern (frh)
Robert Powell (tuba)
Charles Davis (ds)
Jo Jones (ds)
Song name :
01. Body And Soul
02. Manha De Carnival (Carnival)
03. Chocolate Shake
04. Dedicated to You
05. Clarence's Place
06. Aries
07. Skylark
08. I Got It Bad (And That Ain't Good)
09. Thermo
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メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名:Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1963年の録音。
LPはインパルス(Impulse!)IMP11832番、9曲入り。
CDは発売元がWEAミュージック株式会社、販売元がワーナー・パイオニア株式会社、ダン・モルゲンシュテルン(Dan Morgenstern)氏による英語ライナーノーツ、都並清史氏による日本語解説、9曲入り。
演奏はフレディ・ハバードのアンサンブル。
編曲はウェイン・ショーター、使用された楽器は、トランペットの四管、フレンチ・ホルン、フリューゲル・ホーン、トロンボーンの二管、チューバ。
そして、その楽器を操(あやつ)るアルトサックスのエリック・ドルフィー、テナーサックスのセルダン・パウエルほか。
新しい挑戦を次々と実行していくフレディ・ハバード、さぞ満足だったに違いない。
(青木高見)
Freddie Hubbard / Breaking Point (CDP 7 84172 2)
Recorded : May 7, 1964
Personnel :
Freddie Hubbard (tp)
Ronnie Mathews (p)
James Spaulding (as, fl)
Eddie Khan (b)
Joe Chambers (ds)
Song name :
01. Breaking Point
02. Far Away
03. Blue Frenzy
04. Blue Frenzy [alternate take]
05. D Minor Mint
06. Mirrors
07. Mirrors [alternate take]
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メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名:Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1964年5月7日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4172番、5曲入り。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、レナード・フェザー(Leonard Feather)氏による英語ライナーノーツ、4曲目 「Blue Frenzy [alternate take]」 と 7曲目の 「Mirrors [alternate take]」 の2曲目が追加され、全7曲入り。
メンバーは、トランペットがフレディ・ハバード、ピアノがロニー・マシューズ、アルト・サックスとフルートがジェームス・スポールディング、ベースがエディ・カーン、ドラムがジョー・チェンバース。
ジャズ・メッセンジャーズを飛び出し、新しい仲間とレギュラー・ユニットを結成して臨んだ1枚。
今までの違うコンセプト、ここに新境地を聴くことができる。
メンバーは若干フリー色があって、飾らず、素朴で、ストレートなミュージシャンが集まっている。
フレディ・ハバードは60年代前後に、エリック・ドルフィーやオーネット・コールマンらのフリージャズにも積極的に参加した。
色々なフォーマットに飛び込むことで技術を磨いてきた成果がここに表れている。
アルバム・ジャケットの 「壊れたガラス」 はブレーキング・ポイントを誤ると事故を起こす例(たと)えだと思う。
ジャズ喫茶全盛時代、よくリクエストされたアルバムでもある。
あの時代の気分へ一機に誘(いざな)ってくれる。
(青木高見)
Freddie Hubbard / Blue Spirits + 2 (CP32-9535)
Song number, Recorded :
#01-02, Rec:February 19, 1965
#03-05 Rec:February 26, 1965
#06-07 Rec:March 5, 1966
Song number, Recorded, Personnel :
#01-02 Rec:February 19, 1965
Freddie Hubbard (tp)
Harold Mabern (p)
James Spaulding (as, fl)
Joe Henderson (ts)
Kiane Zawadi (euphonium)
Larry Ridley (b)
Clifford Jarvis (ds)
Big Black (congas)
#03-05 Rec:February 26, 1965
Freddie Hubbard (tp)
James Spaulding (as, fl)
Kiane Zawadi (euphonium)
McCoy Tyner (p)
Hank Mobley (ts)
Bob Cranshaw (b)
Pete La Roca (ds)
#06-07 Rec:March 5, 1966
Freddie Hubbard (tp)
Herbie Hancock (p, celeste)
Joe Henderson (ts)
Hosea Taylor (bassoon) #07,
Reggie Workman (b)
Elvin Jones (ds)
Song name :
01. Soul Surge
02. Blue Spirits
03. Outer Forces
04. Cunga Black
05. Jodo
06. The Melting Pot [Bonus track on CD]
07. True Colors [Bonus track on CD]
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名:Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1965年2月と1966年3月録音。
LPはBlue Note)BLP4196番、5曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、マイケル・カスクーナ(Michael Cuscuna)氏による英語コメント、久保田高司氏による日本語解説、6曲目の 「The Melting Pot」 と7曲目の 「True Colors」 が追加され、全7曲入り。
メンバーは。
1~2曲目、トランペットがフレディ・ハバード、ピアノがハロルド・メイバーン、アルトサックスとフルートがジェームス・スポールディング、テナーサックスがジョー・ヘンダーソン、ユーフォニュームがキネア・ザワディ、ベースがラリー・リドレー、ドラムがクリフォード・ジャーヴィス、コンガがビッグ・ブラック。
3~5曲目、トランペットがフレディ・ハバード、ピアノがマッコイ・タイナー、アルトサックスとフルートがジェームス・スポールディング、テナーサックスがハンク・モブレー、ユーフォニュームがキネア・ザワディ、ベースがボブ・クランショー、ドラムがピート・ラ・ロカ。
6~7曲目、未発表曲で、トランペットがフレディ・ハバード、ピアノがハービー・ハンコック、テナーサックスがジョー・ヘンダーソン、バスーンがホージア・テイラー、ベースがレジー・ワークマン、ドラムがエルヴィン・ジョーンズ。
内容は全曲フレディ・ハバードの作曲、1枚で三ッのコンボが楽しめる。
内2つはフレディ・ハバードの四管アンサンブル。
フレディ・ハバードの最初のアルバムとしてこれを聴いたら、少々もったいない。
このアルバムに至るまでの進化の過程があってここに至っている。
5曲目の 「Jodo」 は浄土という曲。
日本をイメージした曲だそうだが個人的には、こんな曲名に、あえてしなくても。
(青木高見)
Freddie Hubbard / Backlash (AMCY-1017)
Recorded : October 19 and 24, 1966
Personnel :
Freddie Hubbard (tp, fh)
Albert Dailey (p)
James Spaulding (fl, as)
Bob Cunningham (b)
Otis Ray Appleton (ds)
Ray Barretto (per) #01-03
Song name :
01. Backlash
02. The Return of the Prodigal Son
03. Little Sunflower
04. On the Que-Tee
05. Up Jumped Spring
06. Echoes of Blue" (Cunningham)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名 : Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1966年10月19日・24日の録音。
LPはアトランティック(Atlantic)1477番、6曲入り。
CDはMMGレーベルからのリリース、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語ライナーノーツ、岡崎正通氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、トランペットとフリューゲルホルンがフレディ・ハバード、ピアノがアルバート・デイリー (アル・デイリー) 、フルートとアルト・サックスがジェームス・スポールディング、パーカッションがレイ・バレットほか。
ここにきてアトランティック・レーベルへ移籍した、アルバムはその第1弾。
ジャズの楽しみのひとつに、特定のミュージシャンを最低でも5枚以上集めた当たりから、そのミュージシャンの動向や心情がぼんやり見えだす。
そのミュージシャンが、そのアルバムに対してどんな状況で、どの様にして制作したか。
枚数が増えれば増えるほど情報は集まり、より鮮明になってくる。
ここでは、色々なフォーマットに顔を出し、他流試合をしてきた成果の集大成。
変に誇張せず、腹の底にグッと抑えた胆の据わったフレディ・ハバード。
これがフレディ・ハバードの真骨頂。
(青木高見)
Freddie Hubbard / Red Clay (ZK 40809)
Recorded : January 27-29, 1970
Personnel :
Freddie Hubbard (tp)
Herbie Hancock (p)
Joe Henderson (ts)
Ron Carter (b)
Lenny White (ds)
Song name :
01. Red Clay
02. Delphia
03. Suite Sioux
04. The Intrepid Fox
05. Cold Turkey
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名:Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1970年1月27日から29日の録音。
LPはCTIレコード(CTI Records)CTI6001番、4曲入り。
CDはCBSアソシエイテッド・レーベルからのリリース、輸入盤、ディディエ・C・ドイチュ(Dider C. Deutsch)氏による英語ライナーノーツ、5曲目 「Cold Turkey」 が追加され、全5曲入り。
メンバーは、トランペットがフレディ・ハバード、エレピがハービー・ハンコック、テナー・サックスがジョー・ヘンダーソン、ベースがロン・カーター、ドラムがレニー・ホワイト。
70年代の幕開けを象徴するかのような演奏。
演奏は、特にハービー・ハンコックが原動力になっている。
ハービーにとっても、70年代は変革期 「ヘッド・ハンターズ」 へ進化していく時期となる。
個人的に聴くたびに感触が良かったり悪かったりと変わる玉虫色の1枚。
難をいえばドラムがレニー・ホワイトでなくイドリス・ムハンマドあたりだったら、もっとアーシー色が強まったと思う。
(青木高見)
Freddie Hubbard / The Rose Tattoo (BVCJ-2007)
Recorded : December 9-10, 1983
Personnel :
Freddie Hubbard (tp)
Kenny Barron (p)
Ricky Ford (ts)
Cecil McBee (b)
Joe Chambers (ds)
Song name :
01. When You Wish Upon A Star
02. Poor Butterfly
03. My Romance
04. Embraceable You
05. Rose Tattoo
06. Time After Time
07. My Foolish Heart
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名:Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1983年12月9日・10日録音、日本の企画CD。
邦題タイトルは 「バラの刺青(いれずみ)」。
CDは発売元がBMGビクター株式会社、英語ライナーノーツなし、佐藤秀樹氏による日本語解説、7曲入り。
メンバーは、トランペットがフレディ・ハバード、ピアノがケニー・バロン、テナー・サックスがリッキー・フォード、ベースがセシル・マクビー、ドラムがジョー・チェンバース。
演目は、日本で人気のあるスタンダードを全てミュートで吹いてもらった。
感想は、全体が悲しいかな小粒。
レコード会社の売りたいがためのお仕着せが、小粒にさせてしまう。
「ハ~イ! 演奏しましたョ」 的がマジでつらい。
ただ、流して聴けば豪華共演者がすごいので聴ける、が、やはりつまんない。
(青木高見)
Freddie Hubbard / Life Flight (CDP 7 46898 2)
Recorded : 1987
Personnel :
Freddie Hubbard (tp)
[#01, #02]
Larry Willis (el-p, syn)
George Benson (g)
Stanley Turrentine (ts)
Wayne Braithwaite (el-b)
Idris Muhammad (ds, tambourine)
[#03, #04]
Larry Willis (p)
Ralph Moore (ts)
Rufus Reid (b)
Carl Allen (ds)
Song name :
01. Battlescar Galorica
02. A Saint's Homecoming Song
03. The Melting Pot
04. Life Flight
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名 : Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1987の録音。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、英語ライナーノーツなし、4曲入り。
メンバーは、トランペットがフレディ・ハバード。
1,2曲目が。
エレピとシンセがラリー・ウィリス、ギターがジョージ・ベンソン、テナーサックスがスタンリー・タレンタイン、<ベースがウェイン・ブライスウェイト。ドラムがイドリス・ムハンマド。
3、4曲目が。
ピアノがラリー・ウィリス、テナー・サックスがラルフ・ムーア、ベースがルーファス・リード、ドラムがカール・アレン。
共演者は目をみはる豪華面々。
演目の4曲は少ないと思ったが、そこは天下のフレディ・ハバード、音が凝縮されている。
録音時、49歳。
フュージョンのフレディ・ハバード。
これでいいのか、これでわるいのか、聴くたびに変わる玉虫色の1枚。
(青木高見)
Freddie Hubbard / Topsy (ALCR-5)
Recorded : December 10-11, 1989
Personnel :
Freddie Hubbard (tp)
Benny Green (p)
Kenny Garrett (as)
Rufus Reid (b)
Carl Allen (ds)
Song name :
01. Topsy
02. Caravan
03. As Time Goes by
04. Cherokee
05. Black Orpheus
06. Love Me or Leave Me
07. All of You
08. Golden Earrings
09. Lament
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メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名:Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1989年12月10日・11日録音、日本の企画CD。
CDは発売元がアルファレコード株式会社、販売元がワーナー・パイオニア株式会社、英語ライナーノーツなし、山口弘滋氏による日本語解説、9曲入り。
メンバーは、トランペットがフレディ・ハバード、ピアノがベニー・クリーン、アルトサックスがケニー・ギャレット、ベースがルーファス・リード、ドラムがカール・アレン。
おお、何とも素晴らしい豪華な共演者。
いったい、いくらお金を支払ったんだろう。
1983年 「The Rose Tattoo」 でも懲りない日本のレコード会社の、お仕着せを外人タレント版。
「嫌なら買わなきゃいいっじゃん!」 てかッ!
ところが、フレディ・ハバードは好きなので、つい買ってしまう。
だが、当のフレディ・ハバードは、例によって、今ひとつ覇気がない。
「はい! いちょう演奏しました、お金、早く~クダサ~イ!」
ほら、言ったこちゃない。
もう、完全、なめられている。
腹立ちまぎれに、もう一つ苦言を。
アルバムジャケットのデザインに関して。
日本におけるフレディ・ハバードのファンは他国に負けないほど多いと思う。
「The Rose Tattoo」 と 「Topsy」 は、我が国の企画でフレディ・ハバードの長い演奏活動の中でも後半の重要な位置をしめるものである。
にもかかわらず、このヤル気のないジャケットはっ、何だこりゃ!
自分のコレクションの中でも、おそらくワースト・ワンのアルバム・ジャケット。
フレディ・ハバードの事を考えると、申し訳なくてホント泣けてくる。
いっそのこと、海賊盤みたいに、白地にアルバム名だけタイプした方がよっぽどいい。
こんなジャケットしか作れない以上、世界からジャズ国・日本が馬鹿にされても、しかたない。
ホント! 頼むよ!
(青木高見)
Freddie Hubbard / Blues For Miles (ALCR-199)
Recorded : April 3-4, 1992
Personnel :
Freddie Hubbard (tp)
Billy Childs (p)
Tony Dumas (b)
Ralph Penland (ds)
Song name :
01. The Thrill Is Gone
02. I'm a Fool to Want You
03. Come Rain Or Come Shine
04. Autumn Leaves
Autumn Leaves
05. Gypsy Lament
06. Blues for Miles
07. Skylark
08. Tenderly
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : フレディ・ハバード (Freddie Hubbard 出生名:Frederick Dewayne Hubbard 1938年4月7日~2008年12月29日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・トランペッター。
アルバムはフレディ・ハバード、1992年4月3日・4日の録音。
CDは発売元がアルファレコード株式会社、英語ライナーノーツなし、山口弘滋氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーは、トランペットがフレディ・ハバード、ピアノがビリー・チャイルズ、ベースがトニー・デュマス、ドラムがラルフ・ペンランド。
ジャズ・トランペットの巨匠マイルス・デイヴィスは、この録音の前年1991年9月28日に亡くなった。
これはフレディ・ハバードがマイルスに捧げたトランペット。
この時期、フレディ・ハバードは来日して 「キーストン・コーナー(東京原宿)」 に出演していた。
この録音は、その時のメンバーで収録されている。
当初、このユニットにはテナーサックスのジョー・ヘンダーソンが予定されていたという。
もしアルバムにジョーヘンが加わっていたら、趣はだいぶ違っただろう。
だが、ある意味、ワンホーンになったので満足。
それにしても、所持している青色のジャケット・デザインがダサい。
最近刷新されたというのでレコード店で刷新されたジャケットを見た。
すると、いま所持しているジャケが廃盤となり貴重性が出て惜しくなってきた、リスナーとは実に勝手なものだ。
(青木高見)