青木高見のジャズコレクション Eric Dolphy (as, fl, bcl) エリック・ドルフィー


寸評
エリック・ドルフィー (Eric Dolphy 1928年6月20日~1964年6月29日) はアメリカ合衆国ロサンゼルス生まれのジャズ・アルト・サックス、フルート、バスクラリネット奏者、作曲家。
伝統的なジャズ上において即興による前衛的な手法をこころみた。
バス・クラリネットトをジャズに導入した。
(青木高見)

【INDEX (リーダーアルバム)】


【INDEX (コ・リーダーアルバム)】


【INDEX (共演アルバム)】
Abbey Lincoln / Straight Ahead

【以下コンテンツ】


Eric Dolphy and Chico Hamilton / Chico Hamilton Quintet truth Featuring Eric Dolphy Eric Dolphy and Chico Hamilton / Chico Hamilton Quintet truth Featuring Eric Dolphy

(注) このアルバムはチコ・ハミルトンのリーダーアルバム扱いとしています。
そのためリーダーの 「 Chico Hamilton 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : May 19-20, 1959

Personnel :
Chico Hamilton (ds)
Eric Dolphy (reeds)
Dennis Budimir (g)
Nathan Gershman (cello)
Wyatt Ruther (b)
Ralph Pena (b)

Song name :
01. Fat Mouth
02. Theme For A Starlet
03. Little Lost Bear
04. Champs-Elysees
05. Pretty Little Theme
06. Lost In The Night
07. Frou Frou
08. Cawn Pawn
09. Lullaby For Dreamers
10. Opening
11. Lady E
12. Truth

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : チコ・ハミルトン (Chico Hamilton 1921年9月21日~) はアメリカ合衆国ロサンゼルス生まれのジャズドラマー、バンドリーダー。
エリック・ドルフィー (Eric Dolphy 1928年6月20日~1964年6月29日) はアメリカ合衆国ロサンゼルス生まれのジャズ・アルト・サックス、フルート、バスクラリネット奏者、作曲家。
アルバムはチコ・ハミルトンとエリック・ドルフィー、1959年5月19日・20日の録音。
この2人は映画 「真夏の夜のジャズ」 で競演している。
演奏は、譜面どおりに演奏する事と、譜面には従わず全てをその場で作り上げていく即興との融合。
エリック・ドルフィーとチコ・ハミルトンの駆け引きが聴きどころ。
話はかわるが、ジャズ・ムーブメントで西海岸ミュージシャンが譜面に強いのには理由がある。
ロスを中心に映画、テレビ、ポップ、音楽録音などに従事したミュージシャンが多くいたため。
(青木高見)

※ このコメントは 「アマゾン」 に掲載しました。 (コメントの無断引用・無断転載を禁じます)
コメント : アルバムはチコ・ハミルトンとエリック・ドルフィー、1959年5月19日・20日の録音。この2人は映画 「真夏の夜のジャズ」 で競演している。演奏は、譜面どおりに演奏する事と、譜面には従わず全てをその場で作り上げていく即興との融合。エリック・ドルフィーとチコ・ハミルトンの駆け引きが聴きどころ。
(青木高見)





Eric Dolphy / Out There Eric Dolphy / Out There

Recorded : August 15, 1960

Personnel :
Eric Dolphy (as, bck, fl)
Ron Carter (cello)
George Duvivier (b)
Roy Haynes (ds)

Song name :
01. Out There
02. Serene
03. The Baron
04. Eclipse
05. 17 West
06. Sketch of Melba
07. Feathers

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : エリック・ドルフィー (Eric Dolphy 1928年6月20日~1964年6月29日) はアメリカ合衆国ロサンゼルス生まれのジャズ・アルト・サックス、フルート、バスクラリネット奏者、作曲家。
アルバムはエリック・ドルフィ、1960年8月15日の録音、プレスティッジの音源、ユニバーサル・ミュージック合同会社からリリース。
共演者は、チェロがロン・カーター、ベースがジョージ・デュヴィヴィエ、ドラムがロイ・ヘインズ。
演奏は、はっきり言って百戦錬磨のロン・カーターと言えども、このアルバムには不要、すごく耳障り。
チェロが得意というが、それはクラシック分野の楽譜を忠実に弾く話。
即興性の高い、しかも相手がエリック・ドルフィーとでは、どうしても無理が出る。
反面、ジョージ・デュヴィヴィエとロイ・ヘインズは、まったく問題なく溶け込んでいて、しかも、いい味を出している。
それにしても、エリック・ドルフィーの世界感は実にユニーク。
アルバム・ジャケットは誰の絵だか、わからないが、キリコやダリ風で、あまりに演奏とマッチしているので変に気にいっている。
よくぞ命名したアルバム・タイトルも実に的を突いている。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Out There  /  Eric Dolphy
02. Serene  /  Eric Dolphy
03. The Baron  /  Eric Dolphy
04. Eclipse  /  Carles Mingus
05. 17 West  /  Eric Dolphy
06. Sketch of Melba  /  Randy Weston
07. Feathers  /  Hale Smith
4曲目はチャールズ・ミンガス、6曲目はランディ・ウェストンの曲を持ってくるあたりエリック・ドルフィはやはり凄い。
(青木高見)





Eric Dolphy / Far Cry With Booker Little Eric Dolphy / Far Cry With Booker Little

(注) このアルバムはエリック・ドルフィーのリーダーアルバム扱いとしています。
共演者に双頭のブッカー・リトルが参加しているため 「 Booker Little 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : December 21, 1960

Personnel :
Eric Dolphy (bcl, fl, as)
Booker Little (tp)
Jaki Byard (p)
Ron Carter (b)
Roy Haynes (ds)

Song name :
01. Mrs. Parker of K.C. (Bird's Mother)
02. Ode to Charlie Parker
03. Far Cry
04. Miss Ann
05. Left Alone
06. Tenderly
07. It's Magic
08. Serene [CD reissues bonus track]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : エリック・ドルフィー (Eric Dolphy 1928年6月20日~1964年6月29日) はアメリカ合衆国ロサンゼルス生まれのジャズ・アルト・サックス、フルート、バスクラリネット奏者、作曲家。
ブッカー・リトル (Booker Lttle 1938年4月2日~1961年10月5日) はアメリカ合衆国テネシー州メンフィス生まれのジャズ・トランペット奏者。
アルバムはエリック・ドルフィー、1960年12月21日の録音、ニュージャズ・レーベルからのリリース。
その他の共演者は、ピアノがジャッキー・バイアード、トランペットがブッカー・リトル、ベースがロン・カーター、ドラムがロイ・ヘインズ。
特記すべきは、このアルバムが 「At The Five Spot」 の名盤の前年に演奏されている事。
エリック・ドルフィーとブッカー・リトルの息の合った音が完成されている事に注目したい。
意外なのが、ピアノにジャッキー・バイアード、ベースにロン・カーター、ドラムにロイ・ヘインズの編成。
ジャズの楽しみの一つに、意外な共演者との演奏がある。
個人的には前作 「Eric Dolphy / Out There」 のロン・カーターのガッカリ感がトラウマになっている。
そのため、ここでもロン・カーターの耳障感を感じてしまった。
話を戻そう、それにしてもエリック・ドルフィーは、何と美しい音を出せるのだろう。
ジャズ界に於いて、おそらくフルートの一番美しい音を出せるミュージシャンかもしれない。
(青木高見)





Eric Dolphy / At The Five Spot, Vol.1 Eric Dolphy / At The Five Spot, Vol.1

(注) このアルバムはエリック・ドルフィーのリーダーアルバム扱いとしています。
共演者に双頭のブッカー・リトルが参加しているため 「 Booker Little 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : July 16, 1961

Personnel :
Eric Dolphy (as, bcl)
Booker Little (tp)
Mal Waldron (p)
Richard Davis (b)
Ed Blackwell (ds)

Song name :
01. Fire Waltz
02. Bee Vamp
03. The Prophet
04. Bee Vamp (alternate take)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : エリック・ドルフィー (Eric Dolphy 1928年6月20日~1964年6月29日) はアメリカ合衆国ロサンゼルス生まれのジャズ・アルト・サックス、フルート、バスクラリネット奏者、作曲家。
ブッカー・リトル  (Booker Lttle 1938年4月2日~1961年10月5日)  はアメリカ合衆国テネシー州メンフィスに生まれのジャズ・トランペット奏者。
アルバムはエリック・ドルフィーとブッカー・リトル、1961年6月16日の録音、ファイブ・スポットのライブ。
エリック・ドルフィーとブッカー・リトルはこの年にコンビを組んだ。
ブッカー・リトルは、この時22歳。
23歳で亡くなってしまうので、早熟の凄いトランぺッターといえる。
長生きしていたらブラウニーを凌(しの)ぐ、名トランぺッターになっていたかもしれない。
聴くといつも思うが、エリック・ドルフィーとブッカー・リトルは天賦の才が備わっている。
聴きどころは、何といっても2人の即興(インプロビゼーション)。
(青木高見)

※ このコメントは 「アマゾン」 に掲載しました。 (コメントの無断引用・無断転載を禁じます)
コメント : アルバムはエリック・ドルフィーとブッカー・リトル、1961年6月16日の録音、ファイブ・スポットのライブ。
エリック・ドルフィーとブッカー・リトルはこの年にコンビを組んだ。ブッカー・リトルは、この時22歳。23歳で亡くなってしまうので、早熟の凄いトランぺッターといえる。長生きしていたらブラウニーを凌(しの)ぐ、名トランぺッターになっていたかもしれない。聴くといつも思うが、エリック・ドルフィーとブッカー・リトルは天賦の才が備わっている。聴きどころは、何といっても2人の即興(インプロビゼーション)。
(青木高見)





Eric Dolphy / Here And There Eric Dolphy / Here And There


Song name, Rec, Personnel :
01. Status Seeking
Rec : July 16, 1961  (Five Spot, New York City)
Eric Dolphy (as)
Mal Waldron (p)
Booker Little (tp)
Richard Davis (b)
Eddie Blackwell = Ed Blackwell (ds)

02. God Bless the Child
Rec : July 16, 1961  (Five Spot, New York City)
Eric Dolphy (bcl)

03. April Fool
Rec : April 1, 1960  (Van Gelder Studio)
Eric Dolphy (fl)
Jaki Byard (p)
George Tucker (b) (b)
Roy Haynes (ds)

04. G.W. [Take 1]
Rec : April 1, 1960  (Van Gelder Studio)
Eric Dolphy (as)
Jaki Byard (p)
Freddie Hubbard (tp)
George Tucker (b)
Roy Haynes (ds)

05. Don't Blame Me
Rec : September.6.1961  (Berlingske Hus, Copenhagen)
Eric Dolphy (fl)
Bent Axen (p)
Erik Moseholm (b) (b)
Jorn Elniff (ds)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : エリック・ドルフィー (Eric Dolphy 1928年6月20日~1964年6月29日) はアメリカ合衆国ロサンゼルス生まれのジャズ・アルト・サックス、フルート、バスクラリネット奏者、作曲家。
アルバムはエリック・ドルフィー 、1960年と1961年の録音、プレスティッジ・レーベルからのリリース。
3つの録音日の中でも 「At The Five Spot, Vol.1」 のライブアルバムにもれた2曲 「Status Seeking」 と、ソロの 「God Bless the Child」 が収録されており、価値はこれだけでもお腹いっぱい。
共演者は、
1961年7月16日 「ファイブ・スポット」 でのライブが、ピアノがマル・ウォルドロン、トランペットがブッカー・リトル、ベースがリチャード・ディヴィス、ドラムがエド・ブラックウェル。
1960年4月1日 「ヴァン・ゲルダー・スタジオ」 が、ピアノがジャッキー・バイアード、ベースがジョージ・タッカー、ドラムがロイ・ヘインズ。
1961年9月6日 「Berlingske Hus, コペンハーゲン」 が、ピアノが Bent Axen 、べースが Erik Moseholm 、ドラムが Jorn Elniff 。
演奏は 「ファイブ・スポット」 のオマケがいい。
エリック・ドルフィーの名言に 「音楽というのは一度奏でられると、空気の中に消えてゆき、二度と取り戻すことはできない」 がある。
しかし、今はLPやCDで好きな時に好きな場所で繰り返し聴く事ができる。
反面、メディアが増えすぎで時間がなくなり、じっくり聴けない時代になってきた。
大袈裟かもしれないが、エリック・ドルフィーの音楽には、今の世の中に足りないものを教えてくれる何を感じる。
(青木高見)





Eric Dolphy / Out To Lunch! Eric Dolphy / Out To Lunch!

Recorded : February 25, 1964

Personnel :
Eric Dolphy (as, fl, bcl)
Freddie Hubbard (tp)
Bobby Hutcherson (vib)
Richard Davis (b)
Tony Williams (ds)

Song name :
01. Hat And Beard
02. Something Sweet, Something Tender
03. Gazzellioni
04. Out To Lunch
05. Straight Up And Down

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : エリック・ドルフィー (Eric Dolphy 1928年6月20日~1964年6月29日) はアメリカ合衆国ロサンゼルス生まれのジャズ・アルト・サックス、フルート、バスクラリネット奏者、作曲家。
アルバムはエリック・ドルフィー、1964年2月25日の録音、ブルーノート 4163番。
エリック・ドルフィーが亡くなるのが11964年6月29日なので 「Last Date」 と共に貴重な音源といえる。
共演者は、ヴィブラフォンがボビー・ハッチャーソン、トランペットがフレディ・ハバード、ベースがリチャード・デイヴィス、ドラムがトニー・ウィリアムス。
ジャケット写真にあるタイトルの 「OUt To Lunch!」 は 「昼メシに行ってます」 という意味。
写っている時計は、針がデタラメをさしている、ブルーノートとしてはめずらしいコンセプトジャケットといえる。
録音の年に他界しているので、昼メシを食いにい行ったまま永久に帰ってこない、つまり時間は止まってしまったと勝手に思っている。
演奏は、そのテーマが、そのまま音になっている。
個人的には画家のルネ・マグリッド (Rene Magritte) の世界を思い出す。
非現実的な時間と空間を彷徨(さまよ)う物語!?
良い悪いではない、こういうものだと悟らないと、ついていけない。
正直、この先に何があるか、まだ見えてこない。
いや、何かがきっと、あるはずだ。
必ず感じてくると覚悟を決めて、さて、もう1回聴いてみよう。
(青木高見)





Eric Dolphy / Last Date Eric Dolphy / Last Date

Recorded : June 2, 1964

Personnel :
Eric Dolphy (as, fl, bcl)
Misha Mengelberg (p)
Jacques Schols (b)
Han Bennink (ds)
Song name :
01. Epistrophy
02. South Street Exit
03. Madrig Speaks, The Panther Walks
04. Hypochristmutreefuzz
05. You Don't Know What Love Is
06. Miss Ann

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : エリック・ドルフィー (Eric Dolphy 1928年6月20日~1964年6月29日) はアメリカ合衆国ロサンゼルス生まれのジャズ・アルト・サックス、フルート、バスクラリネット奏者、作曲家。
アルバムはエリック・ドルフィー、1964年6月2日の録音、亡くなる直前にオランダを訪れた時のライヴ。
演奏はタイトルの通り 「ラストデイト」 、白熱の演奏に心を奪われる。
死の直前なのに何と力強いバスクラの音だろう。
いとおしいまでの優しく冴(さ)えわたるフルート。
どれひとつ取っても、技術に裏付けされた崇高さを感じる。
また、オランダきっての共演者達とのバランスもいい。
特にピアノのミシャ・メンゲルベルクの神秘さ。
アン・バートンの専属ベーシストのジャック・スコールズらがドルフィーを盛り立てる。
結局、エリック・ドルフィーはアメリカに帰ることなくベルリンで亡くなった。
(青木高見)

※ このコメントは 「アマゾン」 に掲載しました。 (コメントの無断引用・無断転載を禁じます)
コメント : アルバムはエリック・ドルフィー、1964年6月2日の録音、亡くなる直前にオランダを訪れた時のライヴ。演奏はタイトルの通り 「ラストデイト」 、白熱の演奏に心を奪われる。死の直前なのに何と力強いバスクラの音だろう。いとおしいまでの優しく冴(さ)えわたるフルート。どれひとつ取っても、技術に裏付けされた崇高さを感じる。また、オランダきっての共演者達とのバランスもいい。特にピアノのミシャ・メンゲルベルクの神秘さ。アン・バートンの専属ベーシストのジャック・スコールズらがドルフィーを盛り立てる。結局、エリック・ドルフィーはアメリカに帰ることなくベルリンで亡くなった。
(青木高見)




▲ページの上に戻る▲