青木高見のジャズコレクション Roy Haynes (ds) ロイ・ヘインズ

寸評
ロイ・へインズ (Roy Haynes 1926年3月13日~) はアメリカ合衆国マサチューセッツ州生まれのジャズ・ドラマー。
「これぞ!」 と思う1枚に、ロイ・へインズがドラムを叩いている場合が多い。
滅茶苦茶、上手いのは当たり前だが、ミュージシャン達から信頼される人柄を忘れてはならない。
真面目な性格は、短命なミュージシャン達の中にあって2018年も現役。
今なお精力的に活躍しているのが何とも凄い。
何度か本人を間近で見た事がある、目と目が合った、凄いオーラを感じた。
(青木高見)

【INDEX (リーダーアルバム)】


【INDEX (共演アルバム)】


【以下コンテンツ】


Roy Haynes / We Three Roy Haynes / We Three

(注) このアルバムはロイ・へインズのリーダーアルバム扱いとしています。
共演者にフィニアス・ニューボーン・ジュニアが参加しているため 「 Phineas Newborn, jr. 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : November 14, 1958

Personnel :
Roy Haynes (ds)
Phineas Newborn, jr. (p)
Paul Chambers (b)

Song name :
01. Reflection
02. Sugar Ray
03. Solitaire
04. After Hours
05. Sneakin' Around
06. Our Delight

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ロイ・へインズ (Roy Haynes 1926年3月13日~) はアメリカ合衆国マサチューセッツ州生まれのジャズ・ドラマー。
フィニアス・ニューボーン・ジュニア (Phineas Newborn, jr. 1931年12月14日~1989年5月26日) はアメリカ合衆国テネシー州ホワイトビル生まれのジャズ・ピアニスト。
アルバムはロイ・へインズとフィニアス・ニューボーン・ジュニア、1958年11月14日の録音。
その他の共演者は、ベースがポール・チェンバース。
演奏は、リーダーはロイ・へインズだが、フィニアス・ニューボーン・ジュニアとしても代表作である。
この時期、フィニアス・ニューボーン・ジュニアは、ポスト、アート・テイタムと評されていた。
当時のアメリカでは、ロイ・へインズもフィニアス・ニューボーン・ジュニアも長い間、過小評価されてきた。
世間の評価などとは、実に、あてにならない事を再認識する。
ジャズは自分の耳で聴いて、本人が良ければ、それが最高となる。
話は戻るが、ジャズ喫茶が流行ったころ、一日粘れば必ず一回はリクエストされた一枚でもある。
ジャケットのポートレートは、仲良く並んだ三人、とても印象深い。
左からロイ・へインズ、中央がフィニアス・ニューボーン・ジュニア、右がポール・チェンバース。
みんな若く、世界一すごいミュージシャンに成長していく事を、この時、誰も知らない。
(青木高見)





Roy Haynes / Just Us Roy Haynes / Just Us

Recorded : July 5, 1960

Personnel :
Roy Haynes (ds)
Richard Wyands (p)
Eddie De Haas (b)

Song name :
01. Down Home
02. Sweet and Lovely
03. As Long as There's Music
04. Well Now
05. Cymbalism
06. Con Alma
07. Speak Low

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ロイ・へインズ (Roy Haynes 1926年3月13日~) はアメリカ合衆国マサチューセッツ州生まれのジャズ・ドラマー。
アルバムはロイ・へインズ、1960年7月5日の録音、ニュージャズ・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがリチャード・ワイアンズ、ベースがエディー・デ・ハイス。
一般的にリーダー作の場合、そのリーダーが担当する楽器が、ひつこいほど強かったり、長かったり、何しろ派手に演奏されるケースが多く、これが鼻につく。
それでいくと、このアルバムはドラムのロイ・へインズがリーダーなのだが、まったく俺が俺ががない。
これはひとえに、ロイ・へインズの性格の賜物(たまもの)。
演奏は、ピアノトリオ。
特に、ピアノのリチャード・ワイアンズが参加してくるあたり、ああやっぱりいいと嬉しくなってしまう。
ベースのエディー・デ・ハイスは、このアルバムで初めて知ったが、インドネシア生まれのジャズ・ベーシスト。
全体にロイ・へインズの温かい人柄がジワジワ伝わってくる。
この時期に、こういう演奏をしていたロイ・へインズ。
コレクション冥利に尽きる。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Down Home / Curtis Fuller
02. Sweet and Lovely / Gus Arnheim, Harry Tobias, Jules LeMare
03. As Long as There's Music / Sammy Cahn, Jule Styne
04. Well Now / Haynes
05. Cymbalism / Roy Haynes, Richard Wyands
06. Con Alma / Dizzy Gillespie
07. Speak Low / Ogden Nash, Kurt Weill
(青木高見)





Roy Haynes / Out Of The Afternoon Roy Haynes / Out Of The Afternoon

Recorded :
May 16, 1962
May 23, 1962

Personnel :
Roy Haynes (ds)
Tommy Flanagan (p)
Roland Kirk (ts, str, mz)
Henry Grimes (b)

Song name :
01.Moonray
02.Fly Me to the Moon
03.Raoul
04.Snap Crackle
05.If I Should Lose You
06.Long Wharf
07.Some Other Spring

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ロイ・へインズ (Roy Haynes 1926年3月13日~) はアメリカ合衆国マサチューセッツ州生まれのジャズ・ドラマー。
アルバムはロイ・へインズ、1962年5月16日と23日の録音、インパルス・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがトミー・フラナガン、リードがローランド・カーク、ベースがヘンリー・ブライム。
メンバーを見ると、まず異色のクァルテットという違和感。
つまり、聴く前から興味津々で、さて実際に聴いてみると、やはり良いアルバムだった。
演奏の最初、まっとうなローランド・カークに少し物足りなさを感ていたが、いやいや、出ました、出ました、一人リード・アンサンブル。 これがローランド・カーク、これで、まず、ひと安心。
演目は、オリジナル3曲以外 「Fly Me to the Moon」 などのスタンダードが4曲と配慮を感じる。
何と言っても、どんなフォーマットにも的確に対応できるロイ・へインズの冴えたドラミングがカッコイイ。
メンバーの誰かが、あまりのかっこよさに 「ロイ! へインズ!」 と、かけ声をかけくらい、それは鳥肌もののドラミングなのだ。
各自の適度のバランス感覚と、一つのクァルテットとしての、まとまりの良さが特徴といえる。
(青木高見)





Roy Haynes / Roy Haynes And Booker Ervin Cracklin' Roy Haynes / Roy Haynes And Booker Ervin Cracklin'

(注) このアルバムはロイ・へインズのリーダーアルバム扱いとしています。
共演者に双頭のブッカー・アーヴィンが参加しているため 「 Booker Ervin 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : April 6, 1963

Personnel :
Roy Haynes (ds)
Booker Ervin (ts)
Ronnie Mathews (p)
Larry Ridley (b)

Song name :
01. Scoochie
02. Dorian
03. Sketch of Melba
04. Honeydew
05. Under Paris Skies
06. Bad News Blues

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ロイ・へインズ (Roy Haynes 1926年3月13日~) はアメリカ合衆国マサチューセッツ州生まれのジャズ・ドラマー。
ブッカー・アーヴィン (Booker Ervin 出生名:Booker Telleferro Ervin II 1930年10月31日~1970年7月31日) はアメリカ合衆国テキサス州デニソン生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
アルバムはロイ・へインズとブッカー・アーヴィン、1963年4月6日の録音、プレスティッジ・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがロニー・マシューズ、ベースがラリー・リドレー。
オーディオのプレイボタンを押して、音が出た瞬間から独特の香りが充満する。
ロイ・へインズのリーダー作でありながら、決して誇張する事ないドラミングが凄い。
同様にブッカー・アーヴィンも決して肩を張る事なく、いつも通りに淡々と吹いてゆく。
それに、ピアノのロニー・マシューズとベースのラリー・リドレーが寄り添う。
この二人は、どちらかというと渋めのアルバムへの参加が多く、目立たないが、それでいてガッチリ仕事するミュージシャン。
つまり、メンバー全員が、極めて誇張のない、それでいて確実に決めていく。
演目の5曲目の 「 Under Paris Skies 邦題 : パリの空の下 」 はユベール・ジロー (Hubert Giraud) 作曲のシャンソン。
ここではブッカー・アーヴィンは、あまり饒舌にならずにサラリと流していく、それが何ともカッコイイ。
これからも、こういう内容のあるアルバムを一生聴き続けて行きたい。
(青木高見)




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