青木高見のジャズコレクション Ted Curson (tp) テッド・カーソン

略歴
Ted Curson テッド・カーソン  (Ted Curson 出生名:Theodore Curson 1935年6月3日~2012年11月4日)  はアメリカ合衆国ペンシルヴァニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・トランペット奏者。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Ted Curson / Plenty of Horn (PCD-2703)

---------------- Ted Curson / Four Classic Albums (AMSC 1139) ----------------
Ted Curson Four Classic Albums (AMSC 1139) Ted Curson Plenty Of Horn Ted Curson Fire Down Below Ted Curson The Tenor Stylings Of Bill Barron Ted Curson The Tenor Stylings Of Bill Barron Ted Curson Live At La Tete de L'art(制作中)

【INDEX (共演アルバム)】


【以下コンテンツ】


Ted Curson / Plenty of Horn (PCD-2703)

Recorded : April 1961

Personnel : 
Ted Curson (tp)
Kenny Drew (p)
Bill Barron (ts)
Eric Dolphy (fl)
Jimmy Garrison (b)
Roy Haynes (ds)

Song name :
01. Caravan
02. Nosruc Waltz 03. The Things We Did Last Summer
04. Dem's Blues
05. Ahma(See Ya)
06. Flatted Fifth
07. Bali-H'Ai
08. Antibes
09. Mr.Teddy

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メインコメント : テッド・カーソン  (Ted Curson 1935年6月3日~)  はアメリカ合衆国ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれのジャズトランペット奏者。
アルバムはテッド・カーソン、1961年4月の録音、原盤LPはオールド・タウン(Old Town)レコード・レーベルからのリリース、CDは発売元がブルース・インターアクションズ(Blues Interactions)・レーベル、大村幸則氏による日本語解説書付き、ファースト・アルバム。
共演者は、ピアノがケニー・ドリュー、テナーサックスがビル・バロン、フルートがエリック・ドルフィー、ベースがジミー・ギャリソン、ドラムがロイ・ヘインズとダニー・リッチモンドとピート・ラ・ロッカ。
テッド・カーソンの経歴は、グラノフ音楽学院に学んだ後、ジミー・ヒースに師事。
1959年から1960年にかけてチャールズ・ミンガス・グループ、エリック・ドルフィーに参加。
ミンガス・ワークショップの出身、エリック・ドルフィーやセシル・テイラーらと交友があるが前衛ではない。
演奏は、当初クラシックの道に進もうとした事もあり垢抜けした美しくも独創的なトランペット。
選曲も冒頭の 「キャラバン」 をはじめ、 「バリハイ」 などユニーク。
晩年はラジオ番組を担当したりジャズの育成にも貢献している。
当アルバムはLPは幻の名盤とされたがCD化され気軽に安価で入手できる様になった。
ただ、オーディオ・マニアの間では、依然としてLPの方が音がいいので珍重されている。
このアルバムのLPの原盤を聴くには数少ないジャズ喫茶に通うしかない。
ちなみにテナーサックスのビル・バロンはピアノのケニー・バロンの兄。
(青木高見)




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