Stan Getz (ts) スタン・ゲッツ
略歴
スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
1943年頃からスタン・ケントン、ジミー・ドーシー、ベニー・グッドマン楽団に在籍。
その後、空白期間。
1961年、アメリカに帰国しチャーリー・バードとジャズ・サンバを作った。
以後ジャズ界におけるボサノヴァ演奏の第一人者としての評価を得る。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Stan Getz and Al Haig / Prezervation (OJCCD-706-2)
アルバムはスタン・ゲッツのリーダーアルバム扱いとしています。
共演者の 「Al Haig」 でも同じ内容を掲載しています。
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Song name, Recorded, Personnel :
01. Prezervation Rec:June 21, 1949
Stan Getz (ts)
Al Haig (p)
Tommy Potter (b)
Gene Ramey (b)
Roy Haynes (ds)
Stan Levey (ds)
02. Pinch Bottle Rec:July 28, 1949
Stan Getz (ts)
Al Haig (p)
Kai Winding (tb)
Tommy Potter (b)
Roy Haynes (ds)
03. Earless Engineering Rec:July 28, 1949
Stan Getz (ts)
Al Haig (p)
Kai Winding (tb)
Tommy Potter (b)
Roy Haynes (ds)
04. Be Still, TV Rec:July 28, 1949
Stan Getz (ts)
Al Haig (p)
Blossom Dearie (vo)
Kai Winding (tb)
Jimmy Raney (g, vo)
Tommy Potter (b)
Roy Haynes (ds)
05. Short P, Not LP Rec:July 28, 1949
Stan Getz (ts)
Al Haig (p)
Blossom Dearie (vo)
Kai Winding (tb)
Jimmy Raney (g, vo)
Tommy Potter (b)
Roy Haynes (ds)
06. StardustRec:January 6, 1950
Stan Getz (ts)
Al Haig (p)
Junior Parker (vo)
Tommy Potter (b)
Roy Haynes (ds)
07. Goodnight My Love Rec:January 6, 1950
Stan Getz (ts)
Al Haig (p)
Junior Parker (vo)
Tommy Potter (b)
Roy Haynes (ds)
08. Intoit Rec:January 6, 1950
09. Liza Rec:January 6, 1950
Stan Getz (ts)
Tommy Potter (b)
Roy Haynes (ds)
10. Stars Fell On Alabama Rec:February 27, 1950
11. Stairway To The Stars Rec:February 27, 1950
12. Opus Caprice Rec:February 27, 1950
Al Haig (p)
Tommy Potter (b)
Roy Haynes (ds)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
アル・ヘイグ (Al Haig 出生名:Alan Warren Haig 1922年7月19日~1982年11月16日) はアメリカ合衆国ニュージャージー州生まれの白人ジャズ・ピアニスト。
アルバムはスタン・ゲッツとアル・ヘイグ、1949年と1950年の録音。
LPはプレスティッジ(Prestige)7516番、12曲入り。
CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、マーク・ガードナー(Mark Gardner)氏による英語ライナーノーツ、12曲入り。
メンバーは、テナーサックスがスタン・ゲッツ、ピアノがアル・ヘイグ、ヴォーカルがブロッサム・ディアリーとジュニア・パーカー、ベースがトミー・ポッターとジーン・ラミー、ドラムがロイ・ヘインズとスタン・リービーほか。
演奏は、あまり音がよくないが、意表を突く共演者という事で聴きごたえがある。
インストとヴォーカル、特にブロッサム・ディアリーとジュニア・パーカーが楽しめる。
(青木高見)
Stan Getz / Stan Getz Quartets (VICJ-23550)
Recorded, Song number :
June 21, 1949 #07-10, #13
January 6, 1950 #01-04, #14
April 14, 1950 #05-06, #11-12
Recorded, Song name and Personnel :
Rec:January 6, 1950
01. There's a Small Hotel
02. I've Got You Under My Skin
03. What's New?
04. Too Marvelous for Words
Stan Getz (ts)
Al Haig (p)
Tommy Potter (b)
Roy Haynes (ds)
Rec:April 14, 1950
05. You Stepped Out of a Dream
06. My Old Flame
Stan Getz (ts)
Tony Aless (p)
Percy Heath (b)
Don Lamond (ds)
REC:January 6, 1950
07. Long Island Sound
08. Indian Summer
09. Mar-CIA
10. Crazy Chords
Stan Getz (ts)
Al Haig (p)
Gene Ramey (b)
Stan Levey (ds)
Rec:April 14, 1950
11. The Crazy Chords
12. Wrap Your Troubles in Dreams
Stan Getz (ts)
Tony Aless (p)
Percy Heath (b)
Don Lamond (ds)
REC:June 21, 1949
13. Prezervation [Additional tracks not on original LP]
Stan Getz (ts)
Al Haig (p)
Gene Ramey (b)
Stan Levey (ds)
Rec:January 6, 1950
14. Intoit [Additional tracks not on original LP]
Stan Getz (ts)
Al Haig (p)
Tommy Potter (b)
Roy Haynes (ds)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
アルバムはスタン・ゲッツ、1949年と1950年の録音。
LPはプレスティッジ(Prestige)PRLP7002番、12曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、、青木和富氏による日本語解説、13~14曲目が追加され全14曲入り。
メンバーは、テナーサックスがスタン・ゲッツ、ピアノがアル・ヘイグとトニー・アレス、ベースがトミー・ポッターとジーン・ラミー、ドラムがロイ・ヘインズとスタン・レヴィー。
録音時、スタン・ゲッツは22歳。
堂々として貫禄さえ感じる、やはり並みのミュージシャンではない。
、
初期の特徴であるスカスカなハスキーなテナーサックスにピアノのアル・ヘイグとトニー・アレスが聴ける。
(青木高見)
Stan Getz / Plays (POCJ-1831)
Recorded :
December 12, 1953
December 29, 1953
Personnel :
Stan Getz (ts)
Duke Jordan (p)
Jimmy Raney (g)
Bill Crow (b)
Frank Isola (ds)
Song name :
01. Stella By Starlight
02. Time on My Hands
03. 'Tis Autumn
04. Way You Look Tonight (The)
05. Lover, Come Back to Me
06. Body And Soul
07. Stars Fell on Alabama
08. You Turned the Tables on Me
09. Thanks for the Memory
10. Hymn of the Orient
11. These Foolish Things
12. How Deep Is The Ocean (CD only)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
アルバムはスタン・ゲッツ、1952年12月29日の録音。
LPはヴァーヴMGV8133番、11曲入り。
CDは発売元がポリドール株式会社、ノーマン・グランツ(Norman Granz)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、久保田高司氏による日本語解説、12曲目の 「How Deep Is The Ocean」 が追加され12曲入り。
メンバーは、テナーサックスがスタン・ゲッツ、ピアノがデューク・ジョーダン、ギターのジミー・レイニー、ベースがビル・クロー、ドラムがフランク・イソラ。
演奏は、スタンダードが数曲、優しく柔らかいテナーサックス。
スタン・ゲッツが考えるジャズ。。
(青木高見)
Stan Getz / West Coast Jazz (UCCU-9302)
Recorded : August 15, 1955
Personnel :
Stan Getz (ts)
Lou Levy (p)
Conte Candoli (tp)
Leroy Vinnegar (b)
Shelly Manne (ds)
Song name :
01. East Of The Sun (And West Of The Moon)
02. Four
03. Suddenly It's Spring
04. A Night In Tunisia
05. Summertime
06. Shine
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
アルバムはスタン・ゲッツ、1955年8月15日の録音。
LPはノーグラン・レコード(Norgran Records)MG N-1032番、6曲入り。
CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売・販売元ユニバーサル・ミュージック株式会社、フィル・スターン(Phil Stern)氏による英語ライナーノーツ、杉田宏樹、大村幸則氏による日本語解説、6曲入り、アルバム・ジャケットのイラストはデヴィッド・ストーン・マーティン(David Stone Martin)。
メンバーは、ピアノがルー・レヴィー、テナーサックスがスタン・ゲッツ、トランペットがコンテ・カンドリ、ベースがリロイ・ヴィネガー、ドラムがシェリー・マン。
西海岸を代表するミュージシャンがバックを務める。
演奏は、スタンダード中心にマイルス・デイヴィスの 「Four」 が聴ける。
何気なく聴けば普通だが、大きな音で聴くと、非の打ち所のないスタン・ゲッツのプレーに魅了される。
ボサノヴァに着手する前の音、純粋無垢なメイン・ストリーム・ジャズ。
ちなみに、トランペットのコンテ・カンドリはコンテ・キャンドリと表記が色々、当サイトではカンドリとした。
(青木高見)
Stan Getz / The Soft Swing (UCCV-9398)
Recorded : July 31, 1957
Personnel :
Stan Getz (ts)
Mose Allison (p)
Addison Farmer (b)
Jerry Segal (ds)
Song name :
01. All Gods Chillun Got Rhythm
02. Pocono Mac
03. Down Beat
04. To The Ends Of The Earth
05. Bye Bye Blues
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
アルバムは 、1957年7月31日の録音。。
LPはヴァーヴ・レコードMG V-8321番、5曲入り。
CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売・販売元ユニバーサル・ミュージック合同会社、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語ライナーノーツ、、寺島靖国氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーは、ピアノがモーズ・アリソン、テナーサックスがスタン・ゲッツ、ベースがアディスン・ファーマー、ドラムがジェリー・シーガル。
ジャズ・リスナーの楽しみの一つとして意外なメンバーとの共演がある。
ここでは、ピアノのモーズ・アリソンの参加。
モーズ・アリソンは、ロックで、ザ・フーの 「Young Man's Blues」。
ロックで良く演奏される 「パーチマン・ファーム (Parchman Farm)」 の作曲者でもある。
調べると他にも、ストーンズ、ジョン・メイオール、ヤードバーズ、ジョニー·ウィンター、レオン・ラッセル、ヴァン・モリソン、エルビス・コステロ、キングストン·トリオなど、出るわ出るわ、大勢に曲を提供している。
ジャズマンでありながら、他のジャンルで足跡を残した異色のミュージシャンといえる。
なので何といってもモーズ・アリソンとスタン・ゲッツの共演が聴きどころ。
ちなみにベースのアディスン・ファーマーはトランペットのアート・ファーマーと双子の兄弟。
(青木高見)
Stan Getz and J.J.Johnson / Getz And J.J. At The Opera House (831 272-2)
スタン・ゲッツのリーダーアルバム扱いとしています。
「J.J.Johnson」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded, Song number :
September 29, 1957 #01-04
October 7, 1957 #05-10
Personnel :
Stan Getz (ts)
J.J.Johnson (tb)
Oscar Peterson (p)
Herb Ellis (g)
Ray Brown (b)
Connie Kay (ds)
Song name :
01. Billie's Bounce
02. My Funny Valentine
03. Crazy Rhythm
04. Blues In the Closet
05. Billie's Bounce
06. My Funny Valentine
07. Crazy Rhythm
08. Yesterdays
09. It Never Entered My Mind
10. Blues In the Closet
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
J.J.ジョンソン (J.J.Johnson 本名:James Louis Johnson 1924年1月22日~2001年2月4日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのトロンボーン・プレイヤー。
アルバムはスタン・ゲッツとJ.J.ジョンソンの共演、仲介役はプロデユーサーのノーマン・グランツ。
LPはヴァーヴ・レコードV6-8490番、6曲入り。
CDはヴァーヴ・レコード・レーベルからのリリース、輸入盤、フィル・シャープ(Phll Schaap)氏による英語ライナーノーツ、10曲入り。
1から4曲目、1957年9月29日のステレオ録音、ジャズ・アット・ザ・フィルハーモニー・ツアーのライブ。
5から10曲目が、1957年10月7日のモノラル録音。
メンバーは、テナーサックスがスタン・ゲッツ、トロンボーンがJ.J.ジョンソン、ピアノがオスカー・ピーターソン、ギターがハーブ・エリス、ベースがレイ・ブラウン、ドラムがコニー・ケイ。
リズム隊はオスカー・ピーターソンのレギュラートリオ、バックに徹しているのはノーマン・グランツの指示かもしれない。
(青木高見)
Stan Getz / Stan Getz And Strings - Cool Velvet (POCJ-2540)
Recorded, Song number :
March 1960 #01-10
October 28, 1963 #11-12
August 30, 1967 #13-16
Personnel :
#01-#10
Rec : March 1960
Stan Getz (ts)
Russell Garcia (cond, arr)
Blanche Birdsong (harp)
Dave Hildinger (vib)
Jan Johansson (p)
Freddy Dutton (b)
Sperie Karas (ds)
unidentified string
#11-#12
Rec : October 28, 1963
Stan Getz (ts)
Claus Ogerman (cond, arr)
Kenny Burrell (g)
George Duvivier (b)
unidentified string
#13-#16
Rec : August 30, 1967
Stan Getz (ts)
Richard Evans (arr)
Chick Corea (p)
Walter Booker (b)
Roy Haynes (ds)
unidentified string
Song name :
01. The Thrill is gone
02. It Never Entered My Mind
03. Early Autumn
04. When I Go, I Go All the Way
05. A New Town is a Blue Town
06. Round About Midnight ('Round Midnight)
07. Born to be Blue
08. Whisper Not
09. Good-Bye
10. Nature Boy
11. Moonlight In Vermont
12. If Ever I Would Leave You
13. The Windows of The World
14. Alfie
15. What the World Needs Now Is Love
16. In Between the Heartaches
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
アルバムはスタン・ゲッツのストリング。
LPはヴァーヴ・レコードMG V-8376番、10曲入り。
CDは発売がポリドール株式会社、販売がポリグラム株式会社、ジャック・マーハー(Jack Maher)氏、モーガン・エイムス(Morgan Ames)、ベニー・グリーン(Benny Green)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、藤本史昭氏による日本語解説、16曲入り。
録音は、
1960年、ラッセル・ガーシア編曲・指揮 「クール・ヴェルベット」 から10曲。
1963年、クラウス・オーガマン編曲・指揮 「リフレクション」 から2曲。
1967年、リチャード・エヴァンス編曲 「ホワット・ザ・ワールド・ニーズ・ナウ」 から4曲。
演奏は何と言ってもスタン・ゲッツのストリングスもの。
演目もスタンダード中心で癒(いや)される。
(青木高見)
Stan Getz and Charlie Byrd / Jazz Samba (J33J 25005)
アルバムはスタン・ゲッツのリーダーアルバム扱いとしています。
「Charlie Bird」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : February 13, 1962
Personnel :
Stan Getz (ts)
Charlie Bird (g)
Keter Betts (b)
Gene Bird (b-g, g)
Buddy Deppenschmidt (ds)
Bill Reichenbach (perc)
Song name :
01. Desafinado
02. Samba Dees Days
03. O Pato
04. Samba Triste
05. Samba de uma Nota So
06. E Luxo So
07. Baia
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
チャーリー・バード (Charlie Byrd 出生名:Charlie Lee Byrd 1925年9月16日~1999年12月2日) はアメリカ合衆国バージニア州サフォーク生まれのギタリスト、作曲家。
アルバムはスタン・ゲッツとチャーリー・バード、1962年2月13日の録音。
LPはヴァーヴ・レコードV-8432番、7曲入り。
CDは発売元がポリドール株式会社、ドム・チェルッリ(Dom Cerulli)氏による英語ライナーノーツ、中野宏昭氏による日本語解説、7曲入り。
メンバーは、テナーサックスがスタン・ゲッツ、ギターがチャーリー・バード、ベースがキーター・ベッツ、ギターがジーン・バード、ドラムがバディ・ディペンシュミット、パーカッションがビル・ライヘンバッハ。
1950年から1960年、アメリカはブラジルの高度成長に合わせて音楽マーケットへ進出を図った。
そのため、多くのジャズミュージシャンがブラジルを訪れた。
逆に、ブラジル人のアントニオ・カルロス・ジョビンやジョアン・ジルベルトらは、アメリカにわたりジャズとの融合をはかりボサノバを完成させる。
このアルバムは、そんな時期の作品で 「ジャズ・サンバ」 という名前が付いた。
売り上げも好調で、グラミー賞を受賞。
スタン・ゲッツの柔らかく甘いテナーサックスに新感覚のチャーリー・バードのギターが爽やかに溶け合う癒しの音は当時斬新だった
(青木高見)
Stan Getz and Joao Gilberto / Stan Getz - Joao Gilberto (810 048-2)
アルバムはスタン・ゲッツのリーダーアルバム扱いとしています。
「Stan Getz」 でも同じ内容を掲載しています。
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「Joao Gilberto」 でも同じ内容を掲載しています。
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「ブラジル音楽/ジョアン・ジルベルト」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : March 18-19, 1963
Personnel :
Stan Getz (ts)
Joao Gilberto (g, vo)
Antonio Carlos Jobim (p)
Tommy Williams (b)
Milton Banana (per)
Astrud Gilberto (vo)
Song name :
01. Girl From Ipanema
02. Doralice
03. Para Machuchar Meu Corao (To Hurt My Heart)
04. Desafinado
05. Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars)
06. So Dan・o Samba (I Only Dance Samba)
07. O Grande Amor
08. Vivo Sonhando (Dreamer)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
ジョアン・ジルベルト (Joao Gilberto 出生名:Joao Gilberto Prado Pereira de Oliveira 1931年6月10日~) はブラジル・バイーア州ジュアゼイロ出身の歌手、ギタリスト。
アルバムはスタン・ゲッツとジョアン・ジルベルト、1963年3月18日・19日の録音。
LPはヴァーヴ・レコードV-8545番、8曲入り。
CDは発売元がM.G.M.レコードからのリリース、輸入盤、英語演目、ライナーノーツなし、8曲入り。
メンバーは、テナーサックスがスタン・ゲッツ、ギターとヴォーカルがジョアン・ジルベルト、ピアノがアントニオ・カルロス・ジョビン、ベースがトミー・ウィリアムス、パーカッションがミルトン・バナナ、女性ヴォーカルがアストラット・ジルベルト。
この録音の前年、スタン・ゲッツはギターのチャーリー・バードとの共演で 「ジャズ・サンバ」 を発表し世界的な大ヒットしている。
今回はボサノヴァの創始者の一人でブラジル・バイーア出身のギターのジョアン・ジルベルトと共演を果たす。
そして、こちらも大ヒットした。
同じギタリストでも、ジョアン・ジルベルトの語りかけるヴォーカルに世界中が熱狂した。
またアントニオ・カルロス・ジョビンの静かで優しいがピアノが華を添える。
これが 「ボサノヴァ」 の標準として定着することになる。
演目も 「ボサノヴァ」 のスタンダードとして後世に残る曲が並んでいる。
ちなみに、たまたま参加した女性ヴォーカルのアストラット・ジルベルトは、ジョアン・ジルベルトと結婚するも後に離婚した。
(青木高見)
Stan Getz and Laurindo Almeida / Stan Getz and Laurindo Almeida (POCJ-2101)
アルバムはスタン・ゲッツのリーダーアルバム扱いとしています。
「Laurindo Almeida」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded, Song number :
March 21, 1963 #02, #05-07
March 22, 1963 #01, #03-04
Personnel :
Stan Getz (ts)
Laurindo Almeida (g)
George Duvivier (b)
Dave Bailey (ds)
Edison Machado (ds)
Jose Soorez (ds)
Luis Parga (per)
Jose Paulo (per)
Song name :
01. Menina Moca [Young Lady]
02. Once Again [Outra Vez]
03. Winter Moon
04. Do What You Do, Do
05. Samba da Sahra [Sahra's Samba]
06. Maracatu-Too
07. Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
ローリンド・アルメイダ (Laurindo Almeida 1917年9月2日~1995年7月26日) はブラジル・サンパウロ生まれのギタリスト。
アルバムはスタン・ゲッツとローリンド・アルメイダ、1963年3月21日・22日の録音、ウェブスター・ホールでのライブ。
LPはヴァーヴ・レコードV-8665番、6曲入り。
CDは発売元がポリドール株式会社、ジェームス・T・マーハー(James T. Maher)と思われる英語ライナーノーツ、山口弘滋氏による日本語解説、CD化に伴い7曲目の 「Corcovado」 が追加され、全7曲入り。
メンバーは、テナーサックスがスタン・ゲッツ、ギターがローリンド・アルメイダ、ベースがジョージ・デュヴィヴィエ、ドラムがデイヴ・ベイリー、エジソン・マチャド、ホセ・スアリス、ラテンリズムがルイス・バルガ、ホセ・パウロ。
演奏の一部にピアノが入っているが誰が弾いているのかは不明。
スタン・ゲッツとローリンド・アルメイダの歳の差は、ローリンド・アルメイダの方が10歳上。
メイン・ストリーム・ジャズと並行してブラジリアン・サウンドの融合を試み、それを成功に導いたスタン・ゲッツとローリンド・アルメイダの手腕が光る。
(青木高見)
Stan Getz / Stan Getz and Bill Evans (POCJ-1829)
アルバムはスタン・ゲッツのリーダーアルバム扱いとしています。
共演者の 「Bill Evans」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : May 5-6, 1964
Personnel :
Stan Getz (ts)
Bill Evans (p)
Ron Carter (b) #01, #02, #03, #07, #08, #11
Richard Davis (b) #04, #05, #06, #09, #10
Elvin Jones (ds)
Song name :
01. Night And Day
02. But Beautiful
03. Funkallero
04. My Heart Stood Still
05. Melinda
06. Grandfather's Waltz
07. Carpetbagger's Theme
08. Wnew Theme Song
09. My Heart stood still
10. Grandfather's Waltz
11. Night And Day
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
ビル・エヴァンス (Bill Evans 1929年8月16日~1980年9月15日) はアメリカ合衆国ニュージャージー州プレインフィールド生まれのジャズ・ピアニスト。
アルバムはスタン・ゲッツとビル・エヴァンスの共演、1964年5月5日・6日の録音。
LPはヴァーヴ・レコードV6-8833番、6曲入り。
CDは発売元がポリドール株式会社、大和明氏による日本語解説、7、8曲目が未発表曲、9~11曲目が別テイク入り、全11曲入り。
メンバーは、ピアノがビル・エヴァンス、テナーサックスがスタン・ゲッツ、ベースロン・カーターとリチャード・ディヴィス、ドラムがエルヴィン(エルビン)・ジョーンズ。
60年代に入った絶好調期の2人の共演盤でリリースまでに10年を擁した。
リリースが遅れた理由はともかく、CDは未発表曲と別テイクの5曲が追加され、それだけでも価値あり。
面白いのはスタン・ゲッツとビル・エヴァンスは白人、3人のリズムセクションは黒人という編成。
完成された極上のジャズが聴ける。
(青木高見)
Stan Getz Featuring Astrud Gilberto / Getz Au Go Go (J33J 25024)
アルバムはスタン・ゲッツのリーダーアルバム扱いとしています。
「Astrud gilberto」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded, Son number :
October 9, 1964 #01-03, #07
August 19, 1964 #04-06, #08-10
Song number, Recorded, Personnel :
#01-03, #07 Rec:October 9, 1964 Cafe Au Go Go live
Stan Getz (ts)
Astrud gilberto (vo)
Gary Burton (vib)
Kenny Burrell (g)
Gene Cherico (b)
Helcio Milito (ds)
#04, #08-09 Rec:August 19, 1964 Cafe Au Go Go live
Stan Getz (ts)
Gary Burton (vib)
Chuck Israels (b)
Joe Hunt (ds)
#05-06, #10 Rec:August 19, 1964 Cafe Au Go Go live
Stan Getz (ts)
Gary Burton (vib)
Gene Cherico (b)
Joe Hunt (ds)
Song name :
01. Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars)
02. It Might as Well Be Spring
03. Eu E Voce
04. Summertime
05. Only Trust Your Heart
06. The Singing Song
07. The Telephone Song
08. One Note Samba
09. Here's That Rainy Day
10. 6-Nix-Pix-Flix
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
アストラッド・ジルベルト (Astrud Gilberto 1940年3月29日~) はブラジル・バイーア州生まれリオ・デ・ジャネイロ育ちのボサノヴァ、ジャズ、ポピュラー歌手。
アルバムはスタン・ゲッツとアストラッド・ジルベルト、1964年8月・10月の録音、ニューヨークのジャズクラブ 「カフェ・オー・ゴー・ゴー」 のライヴ。
LPはヴァーブ・レコードV6-8600番、10曲入り。
CDは、発売元がポリドール株式会社、ジーン・リーズ(Gene Lees)氏による英語ライナーノーツ、岩浪洋三氏による日本語解説、10曲入り。
メンバーは。
#01-03, #07 Rec:October 9, 1964 Cafe Au Go Go live。
テナーサックスがスタン・ゲッツ、ヴォーカルがアストラッド・ジルベルト、ヴィブラフォンがゲイリー・バートン、ギターがケニー・バレル、ベースがジーン・チェリコ、ドラムがエルシオ・ミリト。
#04, #08-09 Rec:August 19, 1964 Cafe Au Go Go live。
テナーサックスがスタン・ゲッツ、ヴィブラフォンがゲイリー・バートン、ベースがチャック・イスラエルズ、ドラムがジョー・ハント。
#05-06, #10 Rec:August 19, 1964 Cafe Au Go Go live。
テナーサックスがスタン・ゲッツ、ヴィブラフォンがゲイリー・バートン、ベースがジーン・チェリコ、ドラムがジョー・ハント。
1963年と1964年の 「ゲッツ・ジルベルト」 ですっかり定着した 「ジャズ・サンバ」。
期待に応えてアストラット・ジルベルトの歌姫を迎えたライブ。
スタン・ゲッツのテナーサックスは自己表現よりもボサ・ノヴァの中に自己を取り込んだ様な自然なスタンス。
(青木高見)
Stan Getz and Joao Gilberto / Getz Gilberto #2 - Live At Carnegie Hall (519 800-2)
アルバムはスタン・ゲッツのリーダーアルバム扱いとしています。
「Stan Getz」 でも同じ内容を掲載しています。
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「Joao Gilberto」 でも同じ内容を掲載しています。
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「ブラジル音楽/ジョアン・ジルベルト」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : October 9, 1964
Song name and Personnel :
01-04
Stan Getz (ts)
Gary Burton (vib)
Gene Cherico (b)
Joe Hunt (ds)
#05-10
Joao Gilberto (g)
Keter Betts (b)
Helcio Milito (ds)
#11-15
Stan Getz (ts)
Joao Gilberto (g)
Gary Burton (vib)
Gene Cherico (b)
Joe Hunt (ds)
Astrud Gilberto (vo)
Song name :
01. Grandfather's Waltz
02. Tonight I Shall Sleep With A Smile On My Face
03. Stan's Blues
04. Here's That
05. Samba de Monha Terra
06. Rosa Moreno
07. Um Abra o No Bonf
08. Bim Bom
09. Meditation
10. O Pato
11. It Might as Well Be Spring [Bonus track]
12. Only Trust Your Heart [Bonus track]
13. Corcovado (Quiet Nights of Quite Stars) [Bonus track]
14. Gar ta de Ipanema (The Girl from Ipanema) [Bonus track]
15. Eu E Voce [*]
Stan Getz (ts)
Joao Gilberto (g)
Gary Burton (vib)
Gene Cherico (b)
Joe Hunt (ds)
Astrud Gilberto (vo)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
ジョアン・ジルベルト (Joao Gilberto 出生名:Joao Gilberto Prado Pereira de Oliveira 1931年6月10日~) はブラジル・バイーア州ジュアゼイロ出身の歌手、ギタリスト。
アルバムはスタン・ゲッツとジョアン・ジルベルト、1964年10月9日の録音、カーネギー・ホールのライブ。
LPはヴァーヴ・レコードV6-8623番、10曲入り。
CDは発売元がポリグラム・レコード、メアリー・クリーア・ハラン(Mary Cleere Haran)さん、ジェームス・T・マーハー(James T. Maher)氏による英語ライナーノーツ、CD化に伴い11~15曲目が追加され全15曲入り。
メンバーは。
1~4曲目、スタン・ゲッツ、ゲイリー・バートン、ジーン・チェリコ、ジョー・ハント。
5~10曲目、ジョアン・ジルベルト、キーター・ベッツ、エルシオ・ミリト。
11~15曲目、スタン・ゲッツ、ジョアン・ジルベルト、ゲイリー・バートン、アストラット・ジルベルト、ジーン・チェリコ、ジョー・ハント。
この11~15曲が最大の目玉で1~10曲目のメンバーの合体形式となる。
たぶんLPの尺の都合で割愛されたと思うが一番おいしい部分がカットされていたとは何とも皮肉。
その理由からCDに買い換えた。
ここは、ひとつ大音量でカーネギー・ホールにいる気分で聴きたい。
(青木高見)
Stan Getz / Sweet Rain (UCCU-5090)
Recorded : March 30, 1967
Personnel :
Stan Getz (ts)
Chick Corea (p)
Ron Carter (b)
Grady Tate (ds)
Song name :
01. Litha
02. O Grande Amor
03. Sweet Rain
04. Con Alma
05. Windows
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メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
チック・コリア (Chick Corea 本名:Armando Anthony Corea 1941年6月12日~2021年2月9日) はアメリカ合衆国マサチューセッツ州チェルシー生まれのジャズ・ピアニスト、キーボード奏者、作曲家。
アルバムはスタン・ゲッツとチック・コリア、1967年3月30日の録音。
LPはヴァーヴ・レコード(Verve Records)V-8693番、5曲入り。
CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、販売元がユニバーサル・ミュージック株式会社、販売元がビクター・エンターテインメント株式会社、ジョニー・マグナス(Johnny Magnus)氏による英語ライナーノーツ、中野宏昭氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーは、ピアノがチック・コリア、テナーサックスがスタン・ゲッツ、ベースがロン・カーター、ドラムがグラディ・テイト。
チック・コリアは1968年3月アルバム 「Now he Sings Now he Sobs」 をリリースしている。
このアルバムは、その1年前という事になる。
若きチック・コリアを迎えてスタン・ゲッツの哀愁を帯びた美しいテナーサックスに注目。
(青木高見)
Stan Getz / Captain Marvel (CK 86086)
Recorded : March 1972
Personnel :
Stan Getz (ts)
Chick Corea (el-p)
Stanley Clarke (b)
Tony Williams (ds)
Airto Moreira (per)
Song name :
01. La Fiesta
02. Five Hundred Miles High
03. Captain Marvel
04. Time's Lie
05. Lush Life
06. Day Waves
07. Crystal Silence (Previously Unreleased Track)
08. Captain Marvel (Previously Unreleased Track)
09. Five Hundred Miles High (Previously Unreleased Track)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
アルバムはスタン・ゲッツとチック・コリア、1972年3月の録音。
LPはコロムビア(Columbia)KC32706番、7曲入り。
CDはコロムビア・レガシー(Columbia Legacy)からのリリース、輸入盤、アルバート・ゴールドマン(Albert Goldman)氏による英語ライナーノーツ、LPではA3曲目の 「Miles High」 が入っていたが、本CDではカット、新たに7~9曲目が追加され全9曲入り。
メンバーは、エレピがチック・コリア、テナーサックスがスタン・ゲッツ、ベースがスタンリー・クラーク、ドラムがトニー・ウィリアムス、パーカッションがアイルト·モレイラ。
1967年のアルバム 「Sweet Rain」 から5年が経過した。
ジャズは、ミュージシャンが時代によって変化していく楽しみがある。
改めて聴いてみる、良い悪いとか、好き嫌いは別として実に器用なスタン・ゲッツを聴くことができる。
(青木高見)
Stan Getz / Anniversary! (EMARCY 838 769-2)
Recorded : July 6, 1987
Personnel :
Stan Getz (ts)
Kenny Barron (p)
Rufus Reid (b)
Victor Lewis (ds)
Song name :
01. El Cahon
02. I Can't Get Started
03. Stella By Starlight
04. Stan's Blues
05. I Thought About You
06. What Is This Thing Called Love?
07. Blood Count
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メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
アルバムはスタン・ゲッツ、197年7月6日の録音、コペンハーゲンの 「カフェ・モンマルトル (Cafe Montmartre) 」 のライブ。
CDは江マーシー・レーベルからのリリース、輸入盤、アラン・テルシネ(Alain TERCINET)氏による英語ライナーノーツ、7曲入り。
メンバーは、テナーサックスがスタン・ゲッツ、ピアノがケニー・バロン、ベースがルーファス・リード、ドラムがビクター・ルイス。
スタン・ゲッツ60歳(還暦)のお祝いの記念ライブ。
演奏は全てをやり尽くした安堵感、百戦練磨のミュジシャンだけに与えられる安定感と枯淡の味わいが絶品。
(青木高見)
Helen Merrill / Just Friends featuring Stan Getz
アルバムはヘレン・メリルのリーダーアルバム扱いとしています。
そのため 「Helen Merrill」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : June 11-12, 1989
Personnel :
Helen Merrill (vo)
Stan Getz (ts)
Joachim Kuhn (p)
Torrie Zito (p)
Jean-Francois Jenny-Clark (b)
Daniel Humair (ds)
Song name :
01. Cavatina
02. It Never Entered My Mind
03. Just Friends
04. It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got Swing)
05. Baby Aint't I Good To You
06. It's Not Easy Being Green
07. If You Go Away
08. Yesterdays
09. Music Maker
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メインコメント : ヘレン・メリル (Helen Merrill 1930年7月21日~) はアメリカ合衆国ニューヨーク州出身の女性ジャズ歌手。
スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
アルバムはヘレン・メリル、1989年6月11日・12日、パリとニューヨークの録音。
その他の共演者は、ピアノがヨアヒム・キューンとトリー・ジトー、ベースがジャン・フランソワ・ジェニー・クラーク、ドラムがダニエル・ユメール。
ジャズ一筋に人生を捧げてきたベテラン同士が共演し、巧くいった場合、それは更なる凄い演奏になる。
さしずめ、このアルバムはその良い例。
それと、ピアノのヨアヒム・キューンとトリー・ジドー、ベースのジャン・フランソワ・ジェニー・クラーク、ドラムのダニエル・ユメールが神がかりのバックが凄い。
しらべると、ここがヨーロッパでマスター級のミュージシャンで驚かされた。
勘所を押さえた、絶妙なバランスと確かな技術、このアルバムのレベルを高くしている。
時がどんなに過ぎても、おそらく全く陳腐化しない演奏かもしれない。
これこそ本物のジャズといえる。
スイング・ジャーナル主催、第23回(1989年度)ジャズ・ディスク大賞・ヴォーカル賞受賞作品。
(青木高見)