Ray Brown (b) レイ・ブラウン
略歴
レイ・ブラウン (Ray Brown 1926年10月13日~2002年7月2日) アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれのベース奏者。
スウィングからビバップ、そしてハード・バップで活躍、世界中の人から愛されたベーシスト。
多くのミュージシャンの有名リーダー作への参加が多い。
ジャズ・アルバムで購入を迷った時、ベースにレイ・ブラウンがいればアルバムは一定水準以上。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (The L.A.4)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Ray Brown / Something for Lester (OJCCD-412-2)
Recorded : June 22-24, 1977
Personnel :
Ray Brown (b)
Cedar Walton (p)
Elvin Jones (ds)
Song name :
01. Ojos De Rojo
02. Slippery
03. Something In Common
04. Love Walked In
05. Georgia On My Mind
06. Little Girl Blue
07. Sister Sadie
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レイ・ブラウン (Ray Brown 1926年10月13日~2002年7月2日) アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれのベース奏者。
アルバムはレイ・ブラウン、1977年6月22日から24日の録音、コンテンポラリー・レーベルからのリリース。
タイトルの 「Something for Lester」 は、 「Lester Young」 ではなく、コンテンポラリー・レーベルの代表 「Lester Koenig」 氏の事。
普通、リーダーがベーシストだと、本人の長いソロで飽きてしまう事が多い。
ところが、ここではピアノのシダー・ウォルトンをフロントに据えレイ・ブラウン本人は控えめ。
ドラムのエルビン・ジョーンズも、ここではサポートに徹している。
そのため全体にピアノ・トリオとしてバランスが良い。
日本ではジャズ・ミュージシャンの教材になるほど完成度が高い。
(青木高見)
【The L.A.4】
The L.A.4 (unit) / The L.A.4 (CCD-4016) [Laurindo Almeida (g), Bud Shank (as, fl), Ray Brown (b), Shelly Manne (ds)]
(注) このアルバムは [The L.A.4] のリーダーアルバム扱いとしています。 →
共演者は、Laurindo Almeida (g), Bud Shank (as, fl), Ray Brown (b), Shelly Manne (ds)。
各人がリーダー級のため、それぞれのページに掲載。
Recorded : 1976
Personnel :
The L.A.4 (Four)
Laurindo Almeida (g)
Bud Shank (as, fl)
Ray Brown (b)
Shelly Manne (ds)
Song name :
01. Dindi
02. Rainbows
03. Rondo Espressivo
04. Manteca
05. St. Thomas
06. Concirto De Aranjuez
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アルバムは 「The L.A.4」、1976年の録音。
「The L.A.4」 のデビューは1974年、コンコード・サマー・フェスティバルとされる。
メンバーは、ギターのローリンド・アルメイダ、ベースのレイ・ブラウン、アルトサックスとフルートのバド・シャンク、ドラムのシェリー・マン。
「The L.A.4」 の名称はロス・アンジェルスの頭文字、もしくは実質上リーダーであるローリンド・アルメイダの頭文字だとされているが、明確なコメントは不明。
特徴は、ジャズとクラシックを根底に最高技術の四人が協力し合い、独自の魅力的なサウンドを作り出した。
演目はボサ・ノヴァ風の 「ジンジ」 「ブラジル風バッハ5番」、カリプソ風の 「セント・トーマス」、そして 「アランフェス協奏曲」 など様々なジャンルからチョイスされている。
清涼感にあふれ、何とも心が癒される。
(青木高見)
The L.A.4 (unit) / Pavane Pour Une Infante Defunte (PHCE-4118)
(注) このアルバムは [The L.A.4] のリーダーアルバム扱いとしています。 →
共演者は、Laurindo Almeida (g), Bud Shank (as, fl), Ray Brown (b), Shelly Manne (ds)。
各人がリーダー級のため、それぞれのページに掲載。
Recorded : October 15-16, 1976
Personnel :
The L.A.4 (Four)
Laurindo Almeida (g)
Bud Shank (as, fl)
Ray Brown (b)
Shelly Manne (ds)
Song name :
01. Pavane Pour Une Infante Defunte / 亡き王女のためのパヴァーヌ
02. Autumn Leaves / 枯葉
03. C'est What
04. Corcovado / 静かな夜
05. Wave / 波
06. Reveil
07. Samba de Orfeu / オルフェのサンバ
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アルバムは 「The L.A.4」 1976年の録音。
アルバム邦題は 「なき王女のためのパバァーヌ」。
メンバーは、ギターのローリンド・アルメイダ、ベースのレイ・ブラウン、アルトサックスとフルートのバド・シャンク、ドラムのシェリー・マン。
フランスが生んだ巨匠モーリス・ラヴェルの若き日の作品を取り上げている。
「The L.A.4」 のデビューは1974年コンコード・サマー・フェスティバルとされる。
「The L.A.4」 の名称はロス・アンジェルスの頭文字、もしくは実質上リーダーであるローリンド・アルメイダの頭文字だとされているが明確なコメントは不明。
特徴は、ジャズとクラシックを根底に最高技術の四人が協力し合い、独自の魅力的なサウンドを作り出した。
パヴァーヌ(仏: pavane)とは、ウィキペディアによると、16世紀のヨーロッパに普及した 「行列舞踏」 だそうだ。
「パヴァーヌの行進」 というのがあって、スペインに影響された16世紀イタリアの宮廷作法にも通じるとある。
ただ、名称の由来は今だに諸説あるらしい。
一つは、「パドヴァの踊り」 (padovana) の転訛したもの。
一つは、一列に並んだ女性を、孔雀(クジャク) (ラテン語でpavo、スペイン語でpavon) の尻尾を見立てたとする説。
んっ、待てよ! これでジャケットが孔雀(クジャク) の謎が解けた!?
(青木高見)