青木高見のジャズコレクション Barney Kessel (g) バーニー・ケッセル


略歴
Barney Kessel バーニー・ケッセル(Barney Kessel 1923年10月17日~2004年5月17日)はアメリカ合衆国オクラホマ州出身のジャズ・ギタリスト。
チャーリー・クリスチャンがもたらしたエレクトリック・ギターの革命期にギターを志した。
ジャズギターの歴史と共に歩んできた貴重な存在。
後に続くウエス・モンゴメリーやジム・ホールにも影響を与えた。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Barney Kessel / Easy Like (VDJ-1625) Barney Kessel / Plays Standards (OJCCD-238-2) Barney Kessel / To Swing Or Not To Swing (VICJ-23592) Barney Kessel / The Poll Winners (VICJ-23534) Barney Kessel / The poll winners ride again! (VICJ-41373) Barney Kessel / Kessel Plays Carmen (OJCCD-269-2) Barney Kessel / Some Like It Hot (OJCCD-168-2) Barney Kessel / Poll Winners Three! (OJCCD-692-2) Barney Kessel / On Fire (TKCZ-79531)

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
Stephane Grappelli - Barney Kessel / Meets Barney Kessel (CD 877647-2)

【INDEX (共演アルバム)】
Anita O'day An Evening With Anita O'day Flip Phillips Swinging With Flip


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【以下コンテンツ】


Barney Kessel / Easy Like (VDJ-1625) Barney Kessel / Easy Like (VDJ-1625)

Song Number, Recorded :
#03-04, #07, #09-10 Rec:December 19, 1953
#02, #05-06 Rec:November 14, 1953
#01, #08, #11-12 Rec:February 23, 1956

Personnel :
#03-04, #07, #09-10 Rec:December 19, 1953
#02, #05-06 Rec:November 14, 1953
Barney Kessel (g)
Arnold Ross (p)
Bud Shank (as, fl)
Harry Babasin (b)
Shelly Manne (ds)
#02, #05-06 Rec:November 14, 1953
Barney Kessel (g)
Claude Williamson (p)
Buddy Collette (as, fl)
Red Mitchell (b)  #01, #08, #11, #12
Shelly Manne (ds)

Song name :
01. Easy Like
02. Tenderly
03. Lullaby Of Birdland
04. What Is There to Say?
05. Bernardo
06. Vicky's Dream
07. Salute to Charlie Christian
08. That's All
09. I Let a Song Go Out of My Heart
10. Just Squeeze Me (But Don't Tease Me)
11. April In Paris
12. North of the Border

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : バーニー・ケッセル(Barney Kessel 1923年10月17日~2004年5月17日)はアメリカ合衆国オクラホマ州出身のジャズ・ギタリスト。
LPは1953年11月・12月と1956年2月の録音、発売元がコンテンポラリー・レコード(Contemporary Records)C3511番、12曲入り、ファースト・アルバム。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、英語ライナーノーツなし、成田正氏による日本語解説、12曲入り。
メンバーは通しでギターがバーニー・ケッセル、ドラムが、シェリー・マン。
演目によって、ピアノがアーノルド・ロスとクロード・ウイリアムソン、フルートとアルト・サックスがバド・シャンクとバディ・コレット、ベースがハリー・ババシンとレッド・ミッチェル。
バーニー・ケッセル特徴としてのギターは開祖といわれるチャーリー・クリスチャンの系譜を継承し更に発展させた
この時期の使用ギターはギブソンのチャーリー・クリスチャン・モデル。
いかにも先達を大切にしている様子がうかがえる。
演奏はファーストといえども、すでに完成されている。
凄いのは技巧は晩年まで殆(ほとん)ど変わらない事。
(青木高見)





Barney Kessel / Plays Standards (OJCCD-238-2) Barney Kessel / Plays Standards (OJCCD-238-2)

Song number, Recorded :
#01, #03, #08-09 Rec:June 4, 1954
#02, #04, #07, #12 Rec:July 1, 1954
#05-06, #10-11 Rec:September 12, 1955

Personnel :
Barney Kessel (g)
Claude Williamson (p) #01-04, #07-09, 12
Hampton Hawes (p) #06, #10^11
Bob Cooper (ts, oboe)
Monty Budwig (b) #01-04, #07-09, #12
Red Mitchell (b) #05-06, #10-11
Shelly Manne (ds) #01-04, #07-09, #12
Chuck Thompson (ds) #05-06, #10-11

Song name :
01. Speak Low
02. Love Is Here To Stay
03. On a Slow Boat to China
04. How Long Has This Been Going On?
05. My Old Flame
06. Jeepers Creepers
07. Barney's Blues
08. Prelude to a Kiss
09. A Foggy Day
10. You Stepped Out of a Dream
11. I Didn't Know What Time It Was
12. 64 Bars on Wilshire

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : バーニー・ケッセル(Barney Kessel 1923年10月17日~2004年5月17日)はアメリカ合衆国オクラホマ州出身のジャズ・ギタリスト。
LPは1954年6月4日・7月1日、1955年9月12日の録音、発売元がコンテンポラリー・レコード(Contemporary Records)C3512番、12曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、バーニー・ケッセル(Barney Kessel)氏自身による英語オリジナル・ライナーノーツ、12曲入り。
メンバーはギターがバーニー・ケッセル、ピアノがクロード・ウィリアムソンとハンプトン・ホーズ、テナーサックスとオーボエがボブ・クーパー、ベースがモンティー・バドウィッグとレッド・ミッチェル、ドラムがシェリー・マンとチャック・トンプソン。
原曲を変に崩さず持味を生かした素直な演奏。
ボブ・クーパーのオーボエとの重なりが印象深い。
共演者は全員、西海岸で活躍している仲間、アットホームな雰囲気も安心材料。
ディスコグラフィーで見ると演奏はポール・ウイナーズ(Poll Winners)を受賞する直前の時期になる。
ちなみに「ポール・ウイナーズ(Poll Winners)」は、ギターのバーニー・ケッセル、ベースのレイ・ブラウン、ドラムのシェリー・マン。
1956年アメリカの雑誌「プレイボーイ」「ダウンビート」「メトロノーム」の楽器別ジャズ人気投票で、この3人が1位になった事に由来している。
(青木高見)





Barney Kessel / To Swing Or Not To Swing (VICJ-23592) Barney Kessel / To Swing Or Not To Swing (VICJ-23592)

Song number, Recordedl :
#03, #05, #09 Rec:March 28, 1955
#01-02, #04, #06-08, #10-11 Rec:July 26, 1955

Song number, Recorded, Personnel :
#03, #05, #09 Rec:March 28, 1955
Barney Kessel (g)
Al Hendrickson (rhythm-g)
Jimmy Rowles (p)
Red Mitchell (b)
Bill Perkins (ts) #03, #05, #09
Shelly Manne (ds) #03, #05, #09

#01-02, #04, #06-08, #10-11 Rec:July 26, 1955
Barney Kessel (g)
Al Hendrickson (rhythm-g)
Jimmy Rowles (p)
Red Mitchell (b)
Harry "Sweets" Edison (tp) #02, #03, #05-#07, #09, #11
Georgie Auld (ts) #02, #06, #07, #11,
Irving Cottler (ds) #01, #02, #04, #06-#08, #10, #11

Song number, Song name :
01. Begin The Blues
02. Louisiana
03. Happy Feeling
04. Embraceable You
05. Wail Street
06. Indiana
07. Moten Swing
08. Midnight Sun
09. Contemporary Blues
10. Don’t Blame Me
11. 12th Steet Rag

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : バーニー・ケッセル(Barney Kessel 1923年10月17日~2004年5月17日)はアメリカ合衆国オクラホマ州出身のジャズ・ギタリスト。
LPは1955年3月28日と7月26日の録音、発売元がコンテンポラリー・レコード(Contemporary Records)C3513番、11曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、ラルフ・ジョセフ・グリーソン(Ralph J. Gleason)氏による英語ライナーノーツ、岡崎正通氏による日本語解説、11曲入り。
メンバーは通しでギターがバーニー・ケッセルとアル・ヘンドリックソン、ピアノがジミー・ロウルズ、ベースがレッド・ミッチェル。
1955年3月28日、テナー・サックスがビル・パーキンス、ドラムがシェリー・マン。
1955年7月26日、トランペットがハリー・エディソン、テナーサックスがジョージ・オールド、ドラムがアーヴィング(アーヴ)・コットラー 。
西海岸のリズム陣にギターのアル・ヘンドリックソンとトランペットのハリー・エディソンの参加が聴きどころ。
ジャズギター・ミュージシャンの多くは時代の変遷と共にスタイルが変化していく中にあってバーニー・ケッセルは生涯殆(ほとん)ど変わらなかった。
ここが凄い。
アルバム・ジャケットに写る本人の抱えているギターは「ギブソンのチャーリー・クリスチャン・モデル」。
チャーリー・クリスチャンの伝統を受け継ぎながら躍動感と軽快さをプラスしたバーニー・ケッセルの個性のギターが楽しめる。
(青木高見)





Barney Kessel / The Poll Winners (VICJ-23534) Barney Kessel / The Poll Winners (VICJ-23534)

Recorded : March 18-19, 1957

Personnel :
Barney Kessel (g)
Ray Brown (b)
Shelly Manne (ds)

Song name :
01. Jordu
02. Satin doll
03. It Could Happen To You
04. Mean To Mean
05. Don't Worry 'Bout Me
06. On Green Dolphin Street
07. You Go To My Head
08. Minor Mood
09. Nagasaki

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : バーニー・ケッセル(Barney Kessel 1923年10月17日~2004年5月17日)はアメリカ合衆国オクラホマ州出身のジャズ・ギタリスト。
LPは1957年3月18日・19日の録音、発売元がコンテンポラリー・レコード(Contemporary Records)C3535番、9曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、山口弘滋氏による日本語解説、9曲入り。
メンバーはギターがバーニー・ケッセル、ベースがレイ・ブラウン、ドラムがシェリー・マン。
アルバム・ジャケットは3人がポールを手にした一風変わったジャケット。
理由は1956年アメリカの雑誌「プレイボーイ」「ダウンビート」「メトロノーム」で楽器別ジャズ人気投票で、この3人が1位になった事に由来している。
演奏はマスター級のベテラン3人、何の心配もしないで上質なギター・トリオを楽しめる。
(青木高見)





Barney Kessel / The poll winners ride again! (VICJ-41373) Barney Kessel / The poll winners ride again! (VICJ-41373)

Recorded : August 19 and 21, 1958

Personnel :
Barney Kessel (g)
Ray Brown (b)
Shelly Manne (ds)

Song name :
01. Be Deedle Dee Do
02. Volare
03. Spring Is Here
04. Surrey with the Fringe on Top
05. Custard Puff
06. When the Red, Red Robin Comes Bob, Bob, Bobbin' Along
07. Foreign Intrigue
08. Angel Eyes
09. Merry-Go-Round Broke Down

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : バーニー・ケッセル(Barney Kessel 1923年10月17日~2004年5月17日)はアメリカ合衆国オクラホマ州出身のジャズ・ギタリスト。
LPは1958年8月19日・21日の録音、発売元がコンテンポラリー・レコード(Contemporary Records)C3556番、9曲入り。
CDは発売元がビクター・エンターテインメント株式会社、レスター・ケーニッヒ(Lester Koenig)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、9曲入り。
メンバーはギターがバーニー・ケッセル、ベースがレイ・ブラウン、ドラムがシェリー・マン。
演奏はアルバム「The Poll Winners」の延長だと思っていたが間違い。
より洗練された3人の絶妙なインタープレイが清々(すがすが)しい。
このシリーズは1年で1枚のペースで4枚リリースされた。
「The Poll Winners」の由来は、1956年アメリカの雑誌「プレイボーイ」「ダウンビート」「メトロノーム」於いて楽器別ジャズ人気投票で、この3人が1位に輝いた事に由来する。
(青木高見)





Barney Kessel / Kessel Plays Carmen (OJCCD-269-2) Barney Kessel / Kessel Plays Carmen (OJCCD-269-2)

Recorded : December 19 and 22, 1958

Personnel :
The first group :
Barney Kessel (g)
Andre Previn (p)
Buddy Collette (fl, as, cl)
Bill Smith (cl, bcl)
Jules Jacob (oboe, cl)
Pete Terry (fl, bcl)
Justin Gordon (fl, alto-fl)
Joe Mondragon (b)
Shelly Manne (ds)

The second group :
Barney Kessel (g)
Andre Previn (p)
Harry Betts (tb)
Ray Linn (tp)
Herb Geller (as)
Chuck Gentry (bs)
Justin Gordon (ts)
Joe Mondragon (b)
Shelly Manne (ds)
Victor Feldman (Vib) #03, #07

Song name :
01. Swingin' the Toreador
02. A Pad on the Edge of Town
03. If You Dig Me
04. Free as a Bird
05. Viva El Toro !
06. Flowersville
07. Carmen's Cool
08. Like, There's No Place Like...
09. The Gypsy's Hip

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : バーニー・ケッセル(Barney Kessel 1923年10月17日~2004年5月17日)はアメリカ合衆国オクラホマ州出身のジャズ・ギタリスト。
LPは1958年12月19日・22日の録音、発売元がコンテンポラリー・レコード(Contemporary Records)LAC12214番、9曲入り、ビゼーのカルメン特集。
CDは発売元がOJC、輸入盤、ヴァーノン・デューク(Vernon Duke)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、9曲入り。
メンバーはギターがバーニー・ケッセル、ピアノがアンドレ・プレビン、フルートがバディ・コレット、テナーサックスがジャスティン・ゴードン、ベースがジョー・モンドラゴン、ドラムがシェリー・マン他、ビクター・フェルドマンがヴァイブで2曲参加。
共演者は豪華な一流共演者が集められた。
バーニー・ケッセル自身、多くの映画音楽を手がけてきた手腕が光る。
アルバム・ジャケットのイラストをよく見ると、赤い牛の下にメガネが落ちている。
このメガネの持ち主こそ、バーニー・ケッセル自身、という事で何とも微笑(ほほえ)ましい。
(青木高見)





Barney Kessel / Some Like It Hot (OJCCD-168-2) Barney Kessel / Some Like It Hot (OJCCD-168-2)

Recorded :
March 30, 1959
April 3, 1959

Personnel :
Barney Kessel (g)
Jimmy Rowles (p)
Jack Marshall (g)
Joe Gordon (tp)
Art Pepper (as, ts, cl)
Monty Budwig (b)
Shelly Manne (ds)

Song name :
01. Some Like It Hot
02. I Wanna Be Loved by You
03. Stairway to the Stars
04. Sweet Sue
05. Sweet Sue (alternate take *)
06. Runnin' Wild
07. Runnin' Wild (alternate take *)
08. Sweet Georgia Brown
09. Down Among the Sheltering Palms
10. Sugar Blues
11. I'm Thru with Love
12. By the Beautiful Sea
* Additional yrack not on original LP

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : バーニー・ケッセル(Barney Kessel 1923年10月17日~2004年5月17日)はアメリカ合衆国オクラホマ州出身のジャズ・ギタリスト。
LPは1959年3月30日と4月3日の録音、発売元がコンテンポラリー・レコード(Contemporary Records)M3565番、10曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、レスター・ケーニッヒ(Lester Koenig)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、5、7曲目の2曲が追加され全12曲入り。
メンバーはギターがバーニー・ケッセル、ピアノがジミー・ロウルズ、ギターがジャック・マーシャル、トランペットがジョー・ゴードン、サックスとクラリネットがアート・ペッパー、ベースがモンティー・バドウィッグ、ドラムがシェリー・マン。
ジャケットがステージ上の踊り子でタイトルが「Some like it Hot」で、マリリン・モンローの映画、邦題「お熱いのがお好き」。
注目はバーニー・ケッセルとジョー・ゴードン、アート・ペッパーの共演。
アルバムは今イチ人気が無いらしいがジャケットが理由かもしれない。
バーニー・ケッセルとジョー・ゴードンとアート・ペッパーの顔写真だったら間違いなく人気が出たと思う。
CD化でボーナス・テイクが追加された、それが聴きたかった。
イースト・コースト(東海岸)の連中に負けじとウエスト・コースト(西海岸)の上質な融合といったところか。
(青木高見)





Barney Kessel / Poll Winners Three! (OJCCD-692-2) Barney Kessel / Poll Winners Three! (OJCCD-692-2)

Recorded : November 2, 1959

Personnel :
Barney Kessel (g)
Ray Brown (b)
Shelly Manne (ds)

Song name :
01. Soft Winds
02. Crisis
03. Little Rhumba
04. Easy Living
05. It's All Right With Me
06. Mack The Knife
07. Rain Check
08. Minor Mystery
09. (I'm Afraid) The Masquerade Is Over
10. I Hear Music

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : バーニー・ケッセル(Barney Kessel 1923年10月17日~2004年5月17日)はアメリカ合衆国オクラホマ州出身のジャズ・ギタリスト。
LPは1959年11月2日の録音、発売元がコンテンポラリー・レコード(Contemporary Records)M3576番、10曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、バーニー・ケッセル(Barney Kessel)氏自身による英語ライナーノーツ、10曲入り。
メンバーはギターがバーニー・ケッセル、ベースのレイ・ブラウン、ドラムのシェリー・マンのよるポールウィナーズシリーズの3作目。
ポールウィナーズシリーズは1年で1枚のペースで4枚リリースされた。
「The Poll Winners」の由来は1956年のアメリカ雑誌「プレイボーイ」「ダウンビート」「メトロノーム」楽器別ジャズ人気投票で3人が1位になったため。
(青木高見)





Barney Kessel / On Fire (TKCZ-79531) Barney Kessel / On Fire (TKCZ-79531)

Recorded : 1965

Personnel :
Barney Kessel (g)
Jerry Scheff (b)
Frankie Capp (ds)

Song name :
01. Slow Burn
02. Just in Time
03. Shadow Of Your Smile (The)
04. Recado Bossa Nova
05. Sweet Baby
06. Who Can I Turn To
07. One Mint Julep

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : バーニー・ケッセル(Barney Kessel 1923年10月17日~2004年5月17日)はアメリカ合衆国オクラホマ州出身のジャズ・ギタリスト。
LPは1965年の録音、発売元がエメラルド・レコード(Emerald Records)ELP-1201番、7曲入り、ロスアンゼルスにあるライヴ・ハウス「PJ'S」でのライヴ。
CDは発売元がビーナス・レコード(Venus Records)、英語ライナーノーツなし、川田カツオ氏による日本語解説、7曲入り。
メンバーはギターがバーニー・ケッセル、ベースがジェリー・シェフ、ドラムがフランキー・キャップ。
ベースの「ジェリー・シェフ (Jerry Obern Scheff)」は、1941年1月31日アメリカ合衆国生まれのジャズ・ベーシストで、1970年代初頭にエルビス·プレスリーのバックをしていた。
演奏範囲も幅広く、ロック、ロックンロール, R&B、ポップス、そしてジャズ。
変わったところでは、1971年、ロックのジム・モリソン率いるドアーズのアルバム「L.A.Woman」のベーシストとし参加している。
けっこうロックも聴いていたので、変な所でつながった。
ウェブで調べてみるとドアーズの当時の写真にベースギターをもったジェリー・シェフの姿を発見。
話が前後するがバーニー・ケッセルは、なぜジェリー・シェフを起用したのだろう。
個人の勝手な想像だが、当アルバム・レーベルは 「エメラルド」 という珍しいレーベル。
設立者は変人扱いされたフィル・スペクターだが、氏は、たしかな腕を持つミュージシャンしか起用しなかったという。
もしかして、プレスリーのバンドに在籍していた凄腕のジェリー・シェフを抜擢したのではないだろうか。
こう考えるとジャケットはバーニー・ケッセルらしくなく、少しふざけたエロティックさも納得がいく。
いずれにしても、バーニー・ケッセル、フィル・スペクター、ドアーズが結びついた。
(青木高見)




Stephane Grappelli - Barney Kessel / Meets Barney Kessel (CD 877647-2) Stephane Grappelli - Barney Kessel / Meets Barney Kessel (CD 877647-2)

「ステファン・グラッペリ」のリーダーアルバムとしています。
 →
「バーニー・ケッセル」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : June 23-24, 1969

Personnel :
Stephane Grappelli (vln)
Barney Kessel (g)
Nini Rosso (g)
Michel Gaudry (b)
Jean Louis Viale (ds)

Song name :
01. I Remember Django
02. Honeysuckle Rose
03. I Can't Get Started
04. What a Diff'rence a Day Made
05. More Than You Know
06. Et Maintenant
07. I Found a New Baby
08. It's Only a Paper Moon
09. How High The Moon
10. Willow Weep For Me
11. Little Star
12. Undecided

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ステファン・グラッペリ(Stephane Grappelli 1908年1月26日~1997年12月1日)はフランス・パリ出身のジャズ・ヴァイオリニスト、ピアニスト。
バーニー・ケッセル(Barney Kessel 1923年10月17日~2004年5月17日)はアメリカ合衆国オクラホマ州出身のジャズ・ギタリスト。
CDは1968年6月23日・24日の録音、発売元がブラック・ライオン・レコード(Black Lion Records)、輸入盤、アラン・モーガン(Alun Morgan)氏による英語ライナーノーツ、12曲入り。
メンバーはヴァイオリンがステファン・グラッペリ、ギターがバーニー・ケッセル、リズムギターがニニ・ロッソ、ベースがミシェル・ゴードリー、ドラムがジャン・ルイ・ヴィアール。
ステファン・グラッペリの経歴でジャズ・ギタリストの祖とされるジャンゴ・ラインハルトの相方(あいかた)を勤めた。
ジャンゴ・ラインハルトの「フランス・ホット・クラブ五重奏団 (the Quintette du Hot Club de France)」を結成した。
そのため、ギターとの、かけあいは抜群のセンスが光る。
ここではジャンゴ・ラインハルトを彷彿とさせるバーニー・ケッセルの軽快なリズムに極上ヴァイオリンが冴える。
(青木高見)




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