青木高見のジャズコレクション Blossom Dearie (p, vo) ブロッサム・ディアリー


略歴
Blossom Dearie ブロッサム・ディアリー(Blossom Dearie 1926年4月28日~2009年2月7日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州イースト・ダーラム生まれの女性ジャズ・ヴォーカリスト、ピアニスト。
その歌声は一度聴いたら忘れられない。
たとえるなら少女の声、と言うより子供の声で弾き語りをする。
それでいて根底にズバ抜けたジャズ・センスとピアノ技術がある。
経歴は1940年代は様々なコーラス・グループに参加、カクテル・ピアニストとしてクラブやバーで歌っていた。
1952年、フランスで活動していた時、ヴァーヴ・レコードのノーマン・グランツの目にとまる。
その後、アメリカとフランスを行き来して活躍した。
過日、ディスク・ユニオンで晩年リリースしたアルバムを聴かせてもらった。
驚いたのは声が昔のままだった。
だが顔は、お婆さんになっていたが、それは仕方のない事。
女性ジャズ・ヴォーカリストは、いつまでも可憐で可愛いくいてほしいのが男ごころ。
2006年までマンハッタンでライブを行っていたが2009年に亡くなった。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Blossom Dearie / Blossom Dearie (837 934-2) Blossom Dearie / Give Him The Ooh-La-La (UCCU-99193) Blossom Dearie / Once Upon A Summertime (314-517 223-2) Blossom Dearie / May I Come In (7243 4 95449 2 5)

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】



Blossom Dearie / Blossom Dearie (837 934-2) Blossom Dearie / Blossom Dearie (837 934-2)

Recorded : September 11-12, 1956

Personnel :
Blossom Dearie (p, vo)
Herb Ellis (g)
Ray Brown (b)
Jo Jones (ds)

Song name :
01. 'Deed I Do
02. Lover Man
03. Ev'rything I've Got
04. Comment Allez-Vous
05. More Than You Know
06. Thou Swell
07. It Might as Well Be Spring
08. Tout Doucement
09. You for Me
10. Now at Last
11. I Hear Music
12. Wait Till You See Her
13. I Won't Dance
14. Fine Spring Morning
15. They Say It's Spring [Additinal track on CD only]
16. Johnny One Note [Additinal track on CD only]
17. Blossom's Blues [Additinal track on CD only]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ブロッサム・ディアリー(Blossom Dearie 1926年4月28日~2009年2月7日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州イースト・ダーラム生まれの女性ジャズ・ヴォーカリスト、ピアニスト。
LPは1956年9月11日・12日の録音、ヴァーヴ・レコード(Verve Records)MG V-2037番、14曲入り。
CDは発売元がヴァーヴ・レコード(Verve Records)、輸入盤、ウィル・フリードヴァルト(Will Friedwald)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、15~17曲目の3曲が追加され全17曲入り。
メンバーはヴォーカルとピアノがブロッサム・ディアリー、ギターがハーブ・エリア、ベースがレイ・ブラウン、ドラムがパパ・ジョー・ジョーンズ。
大御所のバックと堂々と渡り合うブロッサム・ディアリー。
何ともコケティシュな声、一度聴いたら忘れられない、女性ジャズ・ヴォーカルの中でも特にユニーク。
経歴は1940年代は様々なコーラス・グループに参加、カクテル・ピアニストとしてクラブやバーで歌っていた。
1952年、フランスで活動していた時、ヴァーヴ・レコードのノーマン・グランツの目にとまる。
その後、アメリカとフランスを行き来して活躍した。
(青木高見)





Blossom Dearie / Give Him The Ooh-La-La (UCCU-99193) Blossom Dearie / Give Him The Ooh-La-La (UCCU-99193)

Recorded : September 12–13, 1957

Personnel :
Blossom Dearie (vo, p)
Herb Ellis (g)
Ray Brown (b)
Jo Jones (ds)

Song name :
01. Just One of Those Things
02. Like Someone In Love
03. Between the Devil and the Deep Blue Sea
04. They Say It's Spring
05. Try Your Wings
06. Bang Goes the Drum
07. The Riviera
08. The Middle of Love
09. Plus je t'embrasse
10. Give Him the Ooh-La-La
11. Let Me Love You
12. I Walk a Little Faster [CD reissue bonus tracks not included on the original 1958 release]
13. Give Him the Ooh-La-La / Alternate Take #1 [CD reissue bonus tracks not included on the original 1958 release]
14. Give Him the Ohh-La-La / Alternate Take #2 [CD reissue bonus tracks not included on the original 1958 release]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ブロッサム・ディアリー(Blossom Dearie 1926年4月28日~2009年2月7日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州イースト・ダーラム生まれの女性ジャズ・ヴォーカリスト、ピアニスト。
LPは1957年9月12日・13日の録音、ヴァーヴ・レコード(Verve Records)MGV-2081番、12曲入り。
以下、LPの演目。
A1. Just One Of Those Things
A2. Like Someone In Love
A3. Between The Devil And The Deep Blue Sea
A4. They Say It's Spring
A5. Try Your Wings
A6. Bang Goes The Drum (And You're In Love)
B1. The Riviera
B2. The Middle Of Love
B3. Plus Je T'Embrasse
B4. Give Him The Ooh-La-La
B5. Let Me Love You
B6. I Walk A Little Faster
CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売・販売元がユニバーサル・ミュージック合同会社、ヴァーヴ(Verve Records)による英語オリジナル・ライナーノーツ、歌詞なし、杉田宏樹氏による日本語解説、13~14曲目の2曲が追加され全14曲入り。
メンバーはヴォーカルとピアノがブロッサム・ディアリー、ギターがハーブ・エリス、ベースがレイ・ブラウン、ドラムがパパ・ジョー・ジョーンズ。
聴くたびにユニークな声だと思う。
普通だったら聴いているうちにイライラしてきそうだが、このブロッサム・ディアリーは違う。
バックが百戦錬磨の共演者、そのバックをグイグイ引っぱる。
タイトルにもなっている「Ooh-La-La」。
「ウ・ラ・ラ (U La La)」はフランス語の俗語は「イチャつき浮かれる恋人達」。
別名意味では「わー凄い!」とか「カッコいい!」「イカす!」となる。
個人的は日本語の「うらら」は、偶然「うららか」に似ていて実にのどかで、ゆったりとした気分になる。
そう言えばロック歌手のロッド・スチュアートに、このタイトル・アルバムがあったっけ。
(青木高見)





Blossom Dearie / Once Upon A Summertime Blossom Dearie / Once Upon A Summertime (314-517 223-2)

Recorded : September 12-13, 1958

Personnel :
Blossom Dearie (p, vo)
Ray Brown (b)
Mundell Lowe (g)
Ed Thigpen (ds)

Song name :
01. Tea For Two
02. Surrey With The Fringe On Top
03. Moonlight Saving Time
04. It Amazes Me
05. If I Were A Bell
06. We'Re Tonight
07. Teach Me Tonight
08. Once Upon A Summertime
09. Down With Love
10. Manhattan
11. Doop-Doo-De-Doop
12. Love Is Here To Stay

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ブロッサム・ディアリー(Blossom Dearie 1926年4月28日~2009年2月7日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州イースト・ダーラム生まれの女性ジャズ・ヴォーカリスト、ピアニスト。
LPは1958年9月12日・13日の録音、ヴァーヴ・レコード(Verve Records)MG V-2111番、12曲入り。
CDは発売元がヴァーヴ・レコード(Verve Records)、輸入盤、ブロッサム・ディアリー(Blossom Dearie)自身による英語オリジナル・ライナーノーツ、12曲入り。
メンバーはヴォーカルとピアノがブロッサム・ディアリー、ギターがマンデル・ロー、ベースがレイ・ブラウン、ドラムがエド・シグペン。
百戦錬磨のバック、コケティシュな声にマスター級の共演者。 不思議な事に気がついた、過去の2枚のアルバムの録音日、1956年、57年、58年、同じ9月に収録されている。
1年に1枚、同じ月に、ここらへんが女性らしく律儀な性格だったのかもしれない。
(青木高見)





Blossom Dearie / May I Come In (7243 4 95449 2 5) Blossom Dearie / May I Come In (7243 4 95449 2 5)

Recorded : February 13-15, 1964

Personnel :
Blossom Dearie (vo, p)
Jack Marshall (arr, cond)

Song name :
01. Something Happens to Me
02. I'm in Love Again
03. When Sunny Gets Blue
04. Quiet Nights of Quiet Stars
05. Don't Wait Too Long
06. I Wish You Love
07. Charade
08. May I Come In?
09. I'm Old Fashioned
10. Love Is a Necessary Evil
11. The Best Is Yet to Come
12. Put on a Happy Face

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ブロッサム・ディアリー(Blossom Dearie 1926年4月28日~2009年2月7日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州イースト・ダーラム生まれの女性ジャズ・ヴォーカリスト、ピアニスト。
LPは1964年2月13日から15日の録音、キャピトル・レコード(Capitol Records)T 2086番、12曲入り。
CDは発売元がキャピトル・レコード(Capitol Records)、輸入盤、ジェームズ・ギャビン(James Gavin)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、12曲入り。
メンバーはヴォーカルとピアノがブロッサム・ディアリー、歌詞なし、編曲と指揮がジャック・マーシャル。
演奏は、普段はピアノの弾き語りだが、ここでは小規模なオーケストラにブロッサム・ディアリーの歌。
どこがの別世界に誘(いざな)ってもらえる。
ひと息つきたい時、珈琲でも淹れて、ゆったり気分で聴きたい。
(青木高見)




▲ページの上に戻る▲