青木高見のジャズコレクション John Coltrane (ts, ss) ジョン・コルトレーン

寸評
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
活動期間が短い中、200枚を超えるアルバムがある。
名実共に世界中で知名度ナンバーワンのジャズ・ミュージシャン。
演奏が時代によって極端に異なる、短期間に進化し激動した。
一般的には4ッの時期に大別できる。
前      期  (1946年~1958年)。
中      期  (1959年~1961年)。
後      期  (1962年~1964年)。
フリー・ジャズ期  (1965年~1967年)。
死後、半世紀近くになろうとしているが、プロアマ問わず最も話題が多く、しかも盛り上がり世界中に熱狂的ファンがいる。
(青木高見)

【INDEX (リーダーアルバム)】


【INDEX (コ・リーダーアルバム)】


【INDEX (共演アルバム)】


【INDEX (トリビュート・アルバム)】


【以下コンテンツ】


Tadd Damerom / Mating Call Tadd Damerom / Mating Call

(注) このアルバムはタッド・ダメロンのリーダーアルバム扱いとしています。
そのためリーダーの 「Tadd Dameron」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : November 30, 1956

Personnel :
Tadd Dameron (p)
John Coltrane (ts)
John Simmons (b)
Philly Joe Jones (ds)

Song name :
01. Mating Call
02. Gnid
03. Soultrane
04. On A Misty Night
05. Romas
06. Super Jet

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : タッド・ダメロン (Tadd Dameron 本名 : Tadley Ewing Peake Dameron 1917年2月21日~1965年3月8日) はアメリカ合衆国オハイオ州クリーヴランド生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家、バンドマスター。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはタッド・ダメロン、1956年11月30日の録音、演目の全てタッド・ダメロンの曲、これをジョン・コルトレーンのワンホーンで演奏。
タッド・ダメロンは30年代半ば、フレディ・ウェブスターのツアーバンド・ピアニストがスタート。
その後ビリー・エクスタインやカウント・べイシーらに譜面を提供したりと作曲家と編曲に力を発揮する。
大きな出来事といえば、ファッツ・ナヴァロを擁した自己のコンボを率いた。
1949年、マイルス・デイビィスが入ったバンドを結成、パリ・シャズ・フェスティヴァルに出演し一般に知るところとなる。
「バップ時代を明確にした作編曲家」 といわれたが、今ひとつ知名度が低いのは絶頂期の1957年から1960年の監獄生活が原因している。
録音時、ジョン・コルトレーンは発展途上にあり純粋無垢な音が新鮮。
演目の  「ソウルトレーン (Soultrane)」  は、特にダメロンがコルトレーンのために書いた曲。
1956年という年は、ジョン・コルトレーンが急成長をした年で、1957年にの  「Lush Life」  「Traneing In」  「Blue Train」  など名盤が並ぶ。
僅かの間に急速に進化したジョン・コルトレーン、それに寄与したが、知名度が低かったタッド・ダメロンで対照的だ。
(青木高見)





Thelonious Monk / Thelonious Monk With John Coltrane Thelonious Monk / Thelonious Monk With John Coltrane

(注) このアルバムはセロニアス・モンクのリーダーアルバム扱いとしています。
そのためリーダーの 「 Thelonious Monk 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded :
April 12, 1957
June 26, 1957

Personnel :
Thelonious Monk (p)
John Coltrane (ts)
Ray Copeland (tp) #03,
Gigi Gryce (as) #03,
Coleman Hawkins (ts) #03,
Wilbur Ware (b)
Shadow Wilson (ds) #01, #02, #04,
Art Blakey (ds) #03,

Song name :
01. Ruby, My Dear
02. Trinkle, Tinkle
03. Off Minor
04. Nutty
05. Epistrophy

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : セロニアス・モンク (Thelonious Monk 本名 : Thelonious Sphere Monk 1917年10月10日~1982年2月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ロッキーマウント生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはセロニアス・モンクとジョン・コルトレーン、1957年4月12日と6月26日の録音、リヴァ―サイド・レーベルからのリリース。
ジャズ界の代表格の二人の共演は意外に少なく、そこが聴きどころ。
2人の歳の差は、セロニアス・モンクの方が9才上。
リリースの経緯について知ると更に面白い。
当時、マイルス・ディヴィスのバンドに在籍していたジョン・コルトレーンは、まだそれ程、上手くはなく発展途上だった。
同時期、ヤクに手を出し、遅刻や演奏放棄など、ひどくなる一方だった事に腹を立てたマイルス・ディヴィスは、ジョン・コルトレーンをといとう首にした。
その時、セロニアス・モンクは行き場を失ったジョン・コルトレーンに手をさしのべ、自分のバンドに誘う。
ここに、セロニアス・モンクの他人への優しさを知る事ができる。
このバンドに入った事が、ジョン・コルトレーンの運命を大きく変える事になる。
バンドマスターであるセロニアス・モンクは、ジョン・コルトレーンにモンク流理論を全て教えたとされる。
改心したジョン・コルトレーンは、神がかりの異常ともいえる猛練習の末、一流のサックスプレーヤーに成長する。
やがて、それはマイルス・ディヴィスの目にとまり、呼び戻される事になる。
この時、やはり偉かったのはセロニアス・モンク。
育てたジョン・コルトレーンを引き抜かれても、一言も文句を言わなかったという。
以後、マイルスとコルトレーン・コンビの快進撃が始まり、ジャズの黄金期を築く事になる。
このアルバムは、メキメキと力を付けていく直前のジョン・コルトレーンと、前年にアルバム 「Brilliant Corners」 をリリースした絶頂期のセロニアス・モンクがいい。
中途半端な気持ちで聴くのなら、聴かないほうが、いいかも。
(青木高見)





John Coltrane / Coltrane John Coltrane / Coltrane

Recorded : May 31, 1957

Personnel :
John Coltrane (ts)
Johnnie Splawn (tp) #01, #04-#06
Sahib Shihab (bs) #01, #04, #06
Red Garland (p) #01-#03
Mal Waldron (p) #04-#06
Paul Chambers (b)
Albert Heath (ds)

Song name : 01. Bakai
02. Violets For Your Furs
03. Time Was
04. Straight Street
05. While My Lady Sleeps
06. Chronic Blues

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1957年5月31日の録音、初リーダー作。
共演者は、ピアノがレッド・ガーランドとマル・ウォルドロン、トランペットのジョニー・スプローン、バリトン・サックスのサヒブ・シハブ、ベースのポール・チェンバース、ドラムのアルバート・ヒース。
超絶技巧で返り咲くジョン・コルトレーンが凄い。
最初、マイルスのバンドに入って恥をかいて一大復帰、その後は尋常ならざる匠(たくみ)に変身。
プレスティッジ・レーベルも積極的にコルトレーンを売り出そうとした。
その証拠が、ジャケットの右上に、こう書かれている。
「John Coltrane... a major voice in the Miles Davis Quintet... the NEW tenor saxophone STAR」
ジョン・コルトレーン、ニューテナーサックスのスターとある。
(青木高見)





John Coltrane / Lush Life John Coltrane / Lush Life

Recorded :
May 3, 1957
August 16, 1957
January 10, 1958

Personnel :
John Coltrane (ts)
Red Garland (p) #04, #05
Donald Byrd (tp) #04
Earl May (b) #01, #02, #03
Paul Chambers (b) #04, #05
Louis Hayes (ds) #04
Albert Heath (ds) #05
Art Taylor (ds) #01-#03

Song name :
01. Like Someone in Love
02. I Love You
03. Trane's Slo Blues
04. Lush Life
05. I Hear a Rhapsody

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1957年5月3日、8月16日、1958年1月10日の録音。
演目ごとに共演者が異なる、中でも数曲がピアノレスで意気込みを感じる。
1957年はマイルスバンドを退団してセロニアス・モンクのバンドに加わった。
そこでセロニアス・モンクから得たものが開花する。
あのセロニアス・モンクがジョン・コルトレーンに、何を、どのようにして教えたのか見てみたいが、真相は闇の中。
今でも多くの評が錯綜し、どれ一つ取ってもユニークで、それだけでも楽しめてしまう。
(青木高見)





John Coltrane / Traneing In John Coltrane / Traneing In

Recorded : August 23, 1957

Personnel :
John Coltrane (ts)
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Song name :
01. Traneing In
02. Slow Dance
03. Bass Blues
04. You Leave Me Breathless
05. Soft Lights And Sweet Music

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1957年8月23日の録音。
共演者は、ピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー。
ゴールデン・リズム・セクションはすでに完成している。
このバックが発展途上のコルトレーンを強力にサポート。
他のサックスを聴いた後でこれをかけると、このアルバムの完成度がいかに髙いかがわかる。
一般的にジョン・コルトレーンは四回の転換期に大別できる。
前期 (1946年~1958年)、中期 (1959年~1961年)、後期 (1962年~1964年)、 フリー・ジャズ期(1965年~1967年)。
当アルバムは、その前期(1946年~1958年)に入る。
僅かの間に、どうしてこの様に急成長できたのだろう。
やはり、そこが天才のできる技か、普通の人はこうはいかない。
(青木高見)





John Coltrane / Blue Train John Coltrane / Blue Train

Recorded : September 15, 1957

Personnel :
John Coltrane (ts)
Kenny Drew (p)
Lee Morgan (tp)
Curtis Fuller (tb)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)

Song name :
1. Blue Train
2. Momment's Notice
3. Locomotion
4. I'm Old Fashioned
5. Lazy Bird

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1957年9月15日の録音、ブルーノートから唯一のリーダー作。
共演者は、ピアノがケニー・ドリュー、トランペットがリー・モーガン、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがポール・チェンバース、ドラムがフィリー・ジョー・ジョーンズ。
同年にリリースされたプレスティッジ盤の間隙をぬって、ブルーノート社主のアルフレッド・ライオンがジョン・コルトレーンとの直接折衝の上に実現化したとある。
余裕のあるリハーサルと、演奏の全てをコルトレーンにゆだねた結果が良い結果を生んだ。
この時期のコルトレーンは、名実ともに急速に力を付けていく時期であり、はち切れんばかりのパワーは圧巻。
(青木高見)





Red Garland / High Pressure Red Garland / High Pressure

(注) このアルバムはレッド・ガーランのリーダーアルバム扱いとしています。
そのためリーダーの 「Red Garland」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : 
November 15, 1957
December 13, 1957

Personnel : 
Red Garland (p)
John Coltrane (ts)
Donald Byrd (tp)
George Joyner (b)
Art Taylor (ds)

Song name : 
01. Soft Winds
02. Solitude
03. Undecided
04. What Is There To Say
05. Two Bass Hit

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド (Red Garland 本名 : William "Red" Garland 1923年5月13日~1984年4月23日)  はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはレッド・ガーランドとジョン・コルトレーン、1957年11月15日、12月13日の録音。
両者以外のメンバーは、トランペットがドナルド・バード、ベースがジョージ・ジョイナー(ジャミール・ナッサー)、ドラムがアート・テイラー。
演目に極上のバラードが多いのも秘かな楽しみのひとつ。
ちなみにベースのジョージ・ジョイナー(ジャミール・ナッサー)は、BBキングのバックを勤めた後、ジャズに転向した。
ポンポンいうベースが変に耳に残ってしまうが、個人的にはやはりチェンバースに入ってほしかった。
(青木高見)





John Coltrane / Soultrane John Coltrane / Soultrane

Recorded : February 7, 1958

Personnel :
John Coltrane (ts)
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Song name : 01. Good Bait
02. I Want To Talk About You
03. You Say You Care
04. Theme For Ernie
05. Russian Lullaby

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1958年2月7日の録音。
共演者は、ピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー。
有名盤の 「バラード」 の録音は1961年なので、それ以前にこの2曲目の 「I Want To Talk About You」 と4曲目の 「Theme For Ernie」 のバラードが演奏されていた。
(青木高見)





John Coltrane / Standard Coltrane John Coltrane / Standard Coltrane

Recorded : July 11, 1958

Personnel :
John Coltrane (ts)
Wilbur Harden (tp, flh)
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Jimmy Cobb (ds)

Song name :
01. Don't Take Your Love From Me
02. I'll Get By
03. Spring Is Here
04. Invitation

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1958年7月11日の録音、プレステッジ・レーベルからのリリース。
共演者は、トランペットとフリューゲル・ホーンがウィルバー・ハーデン、ピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがジミー・コブ。
トランペットのウィルバー・ハーデンはアルバム 「Stardust (1958年)」 でも共演。
ウィルバー・ハーデン (Wilbur Harden 1924年12月31日~) はアメリカ合衆国アラバマ州生まれのジャズ・トランペット、フリューゲルホルン奏者。
最初はそうでもないが人生の後半からメキメキ腕を上げる人がいる。
さしずめこのジョン・コルトレーンがそれで、最初は下手(へた)だった。
マイルスと一緒にやっていたころ、あまりの下手さに評論家から 「超ヘタ」 のレッテルを貼られた逸話がある。
それが、押しも押されぬ、ジャズ界の巨匠になるのには、命を削る鍛錬があったと想像する。
一般的にコルトレーンは四回の転換期で大別されている。
1946年から1958年が前期。
1959年から1961年中期。
1962年から1964年が後期。
1965年から1967年がフリー・ジャズ期。
これからいくと、このアルバムは中期に属し、まだまだ発展途上にある。
4曲目のブロニスロウ・ケイパー作曲の 「Invitation」 は、渾身のジョン・コルトレーンとガーランド・トリオ。
特にポール・チェンバースの見事なベースが更に盛り上げる。
死後、半世紀近くになろうとしているが、プロアマ問わず話題が絶えないジョン・コルトレーンの一枚。
(青木高見)





John Coltrane / Stardust John Coltrane / Stardust

Recorded :
July 11, 1958 #01, #03
December 26, 1958 #02, #04

Personnel :
John Coltrane (ts)
Red Garland (p)
Wilbur Harden (flh, tp) flh #01, tp #03,
Paul Chambers (b)
Jimmy Cobb (ds) #01, #03,
Art Taylor (ds) #02, #04,

Song name :
01. Stardust
02. Time After Time
03. Love Thy Neighbor
04. Then I'll Be Tired of You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1958年7月11日・12月26日の録音、バラードの新境地を開拓した名盤。
共演者は、ピアノがレッド・ガーランド、トランペットがウィルバー・ハーデン、ベースがポール・チェンバース、ドラムがジミー・コブとアート・テイラー。
インパルスの 「バラード」 の向こうを張ってプレスティッジが、お蔵から出してきた逸話がある。
当のジョン・コルトレーンは、レーベルがどこであろうと演奏の事しか頭にない様な気がする。
(青木高見)





John Coltrane / Bahia John Coltrane / Bahia

Recorded :
July 11, 1958 #03-#04
December 26, 1958 #01-#02, #05

Personnel :
John Coltrane (ts)
Red Garland (p) #01, #03-#05
Wilbur Harden (flh, tp) #03, #04
Freddie Hubbard (tp) #05
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds) #01-#02, #05
Jimmy Cobb (ds) #03-#04

Song name :
01. Bahia
02. Goldsboro Express
03. My Ideal
04. I'm a Dreamer, Aren't We All
05. Something I Dreamed Last Night

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1958年7月11日・12月26日の録音、プレスティッジ・レコードからのリリース。
共演者は、ピアノがレッド・ガーランド、トランペットがウイルバー・ハーデン、フレディー・ハバード、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー、ジミー・コブ。
アルバム・タイトル、日本語読みすると 「バヒア」 だが一般には 「バイア」 もしくは 「バイーア」 で通っている。
アルバム録音日がアルバム 「John Coltrane / Stardust」 と同じで、何とメンバーが同じ。
注目したいのは、この翌年にアルバム 「John Coltrane / Giant Steps」 をアトランティック・レーベルからリリースする。
目まぐるしく変貌していくコルトレーンの中でも50年代後期のコルトレーンと思って聴くと、これから始まる序曲になる。
タイトルでもある冒頭の 「Bahia」 は、ブラジルの作曲家、アリ・バホーゾ  (Ary Barroso)  のカヴァー。
2曲目がピアノレスでコルトレーンのオリジナル、3曲目から5曲目はスタンダード。
(青木高見)





Milt Jackson and John Coltrane/ Bags and Trane Milt Jackson and John Coltrane/ Bags and Trane

(注) このアルバムはミルト・ジャクソンのリーダーアルバム扱いとしています。
そのためリーダーの 「 Milt Jackson 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : January 15, 1959

Personnel :
Milt Jackson (vib)
John Coltrane (ts)
Hank Jones (p)
Paul Chambers (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
01. Stairway to the Stars [Bonus Track]
02. The Late Late Blues
03. Bags and Trane
04. Three Little Words
05. The Night We Called It a Day
06. Be-Bop
07. Blues Legacy [Bonus Track]
08. Centerpiece [Bonus Track]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはミルト・ジャクソンとジョン・コルトレーン、1959年1月15日の録音、アトランティック・レーベルからのリリース。
両社以外の共演者は、ピアノがハンク・ジョーンズ、ベースがポール・チェンバース、ドラムがコニー・ケイ。
この時の2人を取り巻く環境は。 ミルト・ジャクソンは、MJQに籍を置く以外に多くのセッションに精力的に参加している。
1959年8月から1960年1月にはアルバム 「Modern Jazz Quartet (MJQ) / Pyramid」 を制作している。
コルトレーンは、このアルバムがアトランティック・レーベルでの最初の演奏となる。
1959年4月・5月・12月に同アトランティック・レーベルからの個人名義の 「John Coltrane / Giant Steps」 をリリースする。
またその翌年に名盤となる 「John Coltrane / My Favourite Things」 をリリース、すでに完成されたコルトレーン・サウンドが絶頂期を迎える。
そのため、ますます二人の共演が貴重となってくる。
見逃されそうなアルバムだが、恐ろしくハイレベルな演奏が聴ける。
オマケとして、アトランティック・レーベルという事もあり、ブルーノートやプレスティッジにはない独特な録音も聴きどころといえる。
室内管弦楽のような澄んだ音、音像定位も見事で、全体にバランスのとれた音質に感動。
(青木高見)





John Coltrane / Giant Steps John Coltrane / Giant Steps

Recorded :
April 1, 1959 #08, #09, #10
May.4.1959 #03, #04, #11
May.5.1959 #01, #02, #05, #07, #12, #13
December 2, 1959 #06

Personnel :
John Coltrane (ts)
Paul Chambers (b)
Tommy Flanagan (p) #01~#5, #07, #11~#13,
Art Taylor (ds) #01~#5, #07, #11~#13,
Ceder Walton (p) #08, #09, #10
Lex Humphries (ds) #08, #09, #10
Wynton Kelly (p) #06,
Jimmy Cobb (ds) #06

Song name : 01. Giant Steps
02. Cousin Mary
03. Countdown
04. Spiral
05. Syeeda's Song Flute
06. Naima
07. Mr.P.C.
08. Giant Steps*
09. Naima*
10. Like Sonny*
11. Countdown*
12. Cousin Mary*
13. Syeeda's song Flute*
* = CD only Bonus tracks

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1959年4月・5月・12月の録音、アトランティック・レーベルからのリリース第1弾。
ジャズの新たな夜明け、狂気と言っても過言ではないコルトレーンが炸裂。
共演者は以下の通り。
1959年4月1日の録音、8、9、10、ピアノがシダー・ウォルトン、ペースがポール・チェンバース、ドラムがレックス・ハンフリーズ。
1959年5月4日の録音 3、4、11、ピアノがトミー・フラナガン、ペースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー。
1959年5月5日の録音 1、2、5、7、12、13、は前日と同じメンバー。
1959年12月2日の録音 6、ピアノがウイントン・ケリー、ペースがポール・チェンバース、ドラムがジミー・コブ。
資料によるとアトランティック・レーベルはコルトレーンのため入念な準備をしたという。
それに答えるジョン・コルトレーンは十分に推敲を重ね望んだという。
共演者は複雑な曲に大変な苦労をしたという。
一音一音コードが替るうえ、凄いスピードの曲。
そのためコルトレーン自身は中々納得がいかず、メンバーが替っているのはその為だという。
今回、CDには別テイクが入っているために買いなおした。
この別テイクが聴けて、はじめてお膳立ては揃ったといえるらしい。
ミュージシャンではないので、演奏技術ががわかる訳ではないが、この聴き比べがこの 「Giant Steps」 の真骨頂といえる。
軽く聴いていると正直飽きるが、探究心をもって聴けば恐ろしい程のコルトレーンの情念が近寄ってくる。
(青木高見)





John Coltrane / My Favourite Things John Coltrane / My Favourite Things

Recorded :
October 21, 1960 #01
October 24, 1960 #03
October 26, 1960 #02, #04

Personnel :
John Coltrane (ts, ss)
McCoy Tyner (p)
Steve Davis (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. My Favorite Things
02. Everytime We Say Goodbye
03. Summertime
04. But Not For Me

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1960年の録音で人気盤。
録音日は、
1曲目 「My Favorite Things」 が1960年10月21日。
3曲目 「Summertime」 が1960年10月24日。
2曲目 「Everytime We Say Goodbye」 と、4曲目 「But Not For Me」 が1960年10月26日。
演奏は、ジョン・コルトレーンのソプラノサックス。
全体的に、ベースのスティーブ・デイビィスの腰の抜けた演奏が逆にエキゾチックに聴こえてしまうから参ってしまう。
コルトレーンの亡き後、マッコイ・タイナーは 「My Favorite Things」 を数多く演奏している。
マッコイにしてみれば、当初は自分の為に演奏していた曲が、後半は客のリクエストにつき合わされ、かなりウンザリだろう。
今の人達には「JRの京都キャンペーン」 のテレビCM 「そうだ京都に行こう!」 のBGMで、逆にコルトレーンを知ったかもしれない。
アルバムの特徴は、一言で言うと60年の幕開けとしてジャズに極めて斬新なソプラノ・サックスを演奏した事。
また、今でもジャズ入門者が必ず買う一枚となっているそうだが、本当は奥が深く入門者どころではない代物(しろもの)なのだが。
(青木高見)





John Coltrane / Coltrane's Sound John Coltrane / Coltrane's Sound

Recorded :
October 24, 1960
October 26, 1960

Personnel :
John Coltrane (ts, ss)
McCoy Tyner (p)
Steve Davis (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. The Night Has A Thousand Eyes
02. Central Park West
03. Liberia
04. Body And Soul
05. Equiniox
06. Satellite
07. 26-2 (CD only bonus tracks)
08. Body And Soul (CD only bonus tracks)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1960年10月24日・26日の録音、 「My Favourite Things」 と同日、同メンバー。
数日間に、これだけ収録すれば、普通は駄作が出るのが当然だがコルトレーンは違う。
1曲1曲の粒立ちのよさ、レベルが常に一定以上、しかも集中力も全曲全力投球、全て覚醒している。
緻密、緊張感、張り、艶、つまりジャズの全ての要素が満足されている。
ただジャケットのイラストがミイラみたいで結構怖い。
イラストを書いたのは 「マーヴィン・イスラエル」。
1961年にアトランティックレコードのアートディレクターになった経緯でこうなったらしいが、売り上げに影響し、だいぶ損してると思う。
(青木高見)





John Coltrane / Africa Brass Volumes 1 and 2 John Coltrane / Africa Brass Volumes 1 and 2

Recorded :
May 23, 1961 #02
June 7, 1961 #01, #03
May 23, 1961 and June.4.1961 #04-06

Personnel :
John Coltrane (ss, ts)
#01-06
McCoy Tyner (p)
Booker Little (tp)
Julius Watkins (frh)
Bob Northern (frh)
Donald Corrado (frh)
Robert Swisshelm (frh)
Eric Dolphy (as, bcl, fl)
Pat Patrick (bs)
Bill Barber (tuba)
Reggie Workman (b)
Elvin Jones (ds)
#01-03
Freddie Hubbard (tp) "May 23 session" only
Julian Priester (euphonium)
Charles Greenlee (euphonium)
Jim Buffington (frh)
Garvin Bushell (piccolo, woodwinds)
Paul Chambers (b) "Africa" only
Britt Woodman (tb) "June 4 session" only
Carl Bowman (euphonium)
Art Davis (b) "Africa only"

#04-06
Freddie Hubbard (tp)" May 23 session" only
Britt Woodman (tb) "June 4 session" only
Charles Greenlee (euphonium ) "May 23 session" only
Julian Priester (euphonium) "May 23 session" only
Carl Bowman (euphonium) "June 4 session" only
Garvin Bushell (piccolo, woodwinds) "May 23 session" only
Jim Buffington (frh) "May 23 session" only
Art Davis (b) "Africa" only

Song name :
01. Africa 02. Greensleeves 03. Blues Minor 04. Song of the Underground Railroad 05. Greensleeves 06. Africa
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1961年5月と6月録音、インパルス・レーベル移籍第一弾。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、トランペットがブッカー・リトル、フリューゲル・ホーンがジュリアス・ワトキンス、ボブ・ノーザン、アルトサックスがエリック・ドルフィー、チューバがビル・バーバー、ベースがレジー・ワークマン、ドラムがエルビン・ジョーンズほか大勢。
まず驚くのがこの共演者の多さ、それもフレンチ・ホルンが多い事。
この時期ジョン・コルトレーンはアフリカ傾倒が強くなりタイトルもズバリ 「Africa(アフリカ)」。
LPでは 「Africa Brass Volumes 1」 「Africa Brass Volumes 2」 と分かれて発売された。
所持のCDは、この2枚が一緒になったもの、これ1枚で手軽に聴くことができる。
注目すべきは名盤アルバム 「バラード」 が同年の11月と12月に収録された。
演奏は、ジョン・コルトレーンが中心となり、エリック・ドルフィー、ブッカー・リトル、フレディー・ハバードなどの強豪もブラスセクションの一員にされてソロは持たされていない。
それ程、ジョン・コルトレーンのカラーが強力に反映された作品といえる。
マッコイ・タイナーもエルビン・ジョーンズにしても、前に出ることはなくアンサンブルの一員に徹している。
ちなみに演目の 「Song of the Underground Railroad」 の 「Underground Railroad」 とは19世紀に奴隷が北部やカナダに逃亡するのを助けた列車の名前からきている。
(青木高見)





John Coltrane / Ballads John Coltrane / Ballads

Recorded :
December 21, 1961
November 13, 1962

Personnel :
John Coltrane (ts)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

Song name : 01. Say It (Over And Over Again)
02. You Don't Know What Love Is
03. Too Young To Go Steady
04. All Or Nothing At All
05. I Wish I Knew
06. What's New
07. It's Easy To Remember
08. Nancy (With The Laughing Face)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント :  メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1961年12月21日と1962年11月13日の録音、変革期の区分けからすると中期と後期の間に位置する作品。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、ベースがジミー・ギャリソン、ドラムがエルヴィン・ジョーンズ。
ジャズで 「バラード」 の代名詞になった、超が付く名盤。
「史上最強のワンホーン・バラード」 とされるも、後世に逸話がある。
それは、プロデュサーのボブ・シールが無理やりヤラセた企画だった事。
演奏内容から選曲、曲順と全てがプログラムされ、個人のやりたい事が一切封じられたという。
たしかに聴いていると、憂鬱なテンポに嫌気がさしたエルヴィンが爆発する一瞬がある。
そうは言っても、メンバーと並外れた技量で相殺されてしまう。
何はともあれ、アルバムの人気は凄く、今でも毎年確実に売れているという。
(青木高見)





Duke ellington and John Coltrane Duke ellington and John Coltrane

(注) このアルバムはデューク・エリントンのリーダーアルバム扱いとしています。
そのためリーダーの 「Duke Ellington」 で同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : September 26, 1962

Song name and Personnel :

01. In a Sentimental Mood
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts)
Aaron Bell (b)
Elvin Jones (ds)

02. Take the Coltrane
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts,ss)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

03. Big Nick
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts,ss)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

04. Stevie
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts)
Aaron Bell (b)
Sam Woodyard (ds)

05. My Little Brown Book
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts)
Aaron Bell (b)
Sam Woodyard (ds)

06. Angelica
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts,ss)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

07. The Feeling of Jazz
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts)
Aaron Bell (b)
Sam Woodyard (ds)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : デューク・エリントン (Duke Ellington 本名 : Edward Kennedy "Duke" Ellington 1899年4月29日~1974年5月24日) はアメリカ合衆国ワシントンD.C.生まれジャズの作曲家、ピアノ奏者、バンドリーダー。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはデューク・エリントンとジョン・コルトレーン、1962年9月26日の録音、2人の共演。
この時、デューク・エリントンはすでにジャイアンツとして名声を得ている。
注目は、著名ミュージシャンと共演を行った事。
同年8月18日に、コールマン・ホーキンス。
同年9月17日に、チャールズ・ミンガス、マックス・ローチの 「Money Jungle」。
一方、ジョン・コルトレーンは1959年の  「Giant Steps」。
1960年の 「My Favourite Things」 などですでにモードとシーツ・オブ・サウンドを完成させている。
演奏はジョン・コルトレーンが27歳も年上の重鎮デューク・エリントンに対する敬意と謙虚さがシブい。
デューク・エリントンも、情念のコルトレーンに、いつになく感化され、強めのハード・バップで楽しんでいるのがカッコいい。
(青木高見)





Johnny Hartman / John Coltrane and Johnny Hartman Johnny Hartman / John Coltrane and Johnny Hartman

(注) このアルバムはジョニー・ハートマンのリーダーアルバム扱いとしています。
そのためリーダーの 「 Johnny Hartman 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded :
March 6, 1963 #07
March 7, 1963 #01-#06

Personnel :
Johnny Hartman (vo)
John Coltrane (ts)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. They Say It's Wonderful
02. Dedicated To You
03. My One And Only Love
04. Lush Life
05. You Are Too Beautiful
06. Autumn Serenade
07. Vilia

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョニー・ハートマン (Johnny Hartman 1923年7月13日~1983年9月15日) はアメリカ合衆国ルイジアナ州ホーマ生まれのジャズ歌手。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムは、1963年3月6日・7日の録音、インパルス・レーベルからのリリース。
ジョン・コルトレーンのアルバム  「バラード」 にジョニー・ハートマンが加わった一枚。
2人の歳の差はジョニー・ハートマンの方が3歳上。
この時期のコルトレーンは4回の転換期の第3期にあって、1961年には 「アフリカ」 「インプレションズ」 をリリース。
その後1965年にはフリージャズに傾倒する直前にあたる。
しかし、ここではフリーの微塵のかけらもなく、全てはアルバム 「バラード」 を踏襲し見事なまでにジョニー・ハートマンを盛り立てている。
ジョニー・ハートマンも、変に力まず、いつものようにソフトで芯のある美声で淡々と唄え上げる。
コルトレーンのテナーと、ヴォーカルの見事なまでのコラボに痺(しび)れた。
(青木高見)





John Coltrane / Crescent John Coltrane / Crescent

Recorded :
April 27, 1964
June 1, 1964

Personnel :
John Coltrane (ts)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. Crescent
02. Wise One
03. Bessie's Blues
04. Lonnies Lament
05. The Drum Thing

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン(John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日)はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1964年4月27日・6月1日の録音、 「至上の愛」 の直前の作品。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、ベースがジミー・ギャリソン、ドラムがエルヴィン・ジョーンズ。
メンバーは 「バラード」 と同じ。
演奏は、全曲ジョン・コルトレーンの作曲で精神的に孤高の境地に達してきた様に感じる。
それにしても何と瞑想的な雰囲気。
普段何気なく聴いていてもいいが、自分の心の喜怒哀楽と共に聴くと更に刺さってくる。
これがジョン・コルトレーンの音たる所以(ゆえん)だったのか。
(青木高見)





John Coltrane / A Love Supreme John Coltrane / A Love Supreme

Recorded : December 9, 1964

Personnel :
John Coltrane (ts)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. Acknowledgement Part 1
02. Resolution Part 2
03. Pursuance Part 3
04. Psalm Part 4

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
活動期間が短い中、200枚を超えるアルバムがある。
名実共に世界中で知名度ナンバーワンといえるミュージシャン。
演奏が時代によって極端に違う、短期間にして進化の過程が激動した。
一般的には4回の転換期に大別できる。
前期 (1946年~1958年)、中期 (1959年~1961年)、後期 (1962年~1964年)、フリー・ジャズ期 (1965年~1967年)。
死後半世紀近くになろうとしているが、プロアマ問わず、最も話題になり、最も多くの熱狂的愛好家を世界中に持つ。
アルバムはジョン・コルトレーン、1964年12月9日の録音、変革期の区分けからすると後期の最後に位置する作品となる。
共演者は、ピアノのマッコイ・タイナー、ベースのジミー・ギャリソン、ドラムのエルヴィン・ジョーンズ。
演奏は、ジャケットの怖いジョン・コルトレーンの顔がとても印象的。
音楽を越えた哲学的な意味合いのある演奏とさている。
とはいえ、個人的に前知識など先入観など持って聴かないほうがよい。
まして、かしこまって聴きたくない。
それぞれの自分の感性で、好きなように聴けばいい。
ここまで来たジョン・コルトレーン音楽は、もう理屈はいらない。
(青木高見)





John Coltrane / Transition John Coltrane / Transition

Recorded : May 26, 1965 #02
June 10, 1965 #01, #03

Personnel :
John Coltrane (ts)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds) #01, #03,
Roy Haynes (ds) #02,

Song name :
01. Transition
02. Dear Lord
03. Suite

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1965年5月26日・6月10日の録音、インパルス・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、ベースがジミー・ギャリソン、ドラムがエルビン・ジョーンズとロイ・ヘインズ。
アルバム 「A Love Supreme(至上の愛)1964年12月9日録音」 と双璧を成す一枚とされる。
冒頭のアルバム・タイトルでもある  「Transition」 は硬質でフリー色が更に強化されジャズの極限に挑むテナー。
2曲目 「Dear Lord」 は息をのむ静けさの中に集中力の結晶のような美しいバラード。
3曲目 「Suite」 はジョン・コルトレーンの究極を更なる高みへ昇天させる、そこはほぼトランス状態。
このアルバムが出された当時、マッコイとエルビンはコルトレーンと袂(たもと)を分かち合う予感をもって演奏に望んだという。
ただ、演奏が始まれば、神がかりしたコルトレーンと同化し魂を咆哮させる。
ぼんやりジャズを聴くのもいい。
しかし、こいうアルバムはチョイと違う。
こちらも気合を入れてかからないと、殺(や)られる。
(青木高見)





John Coltrane / Expression John Coltrane / Expression

Recorded :
March 7, 1967 #01
February 15, 1967 #02, #03
(Spring)1967 #04

Personnel :
John Coltrane (ts, fl)
Pharoah Sanders (fl, piccolo)
Alice Coltrane (p)
Jimmy Garrison (b)
Rashied Ali (ds)

Song name :
01. Ogunde
02. To Be
03. Offering
04. Expression
05. Number One

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
活動期間が短い中、200枚を超えるアルバムがある。
アルバムはジョン・コルトレーン、1967年2月15日・3月7日の録音、亡くなる直前の演奏。
共演者は、フルートとピッコロがファラオ・サンダース、ピアノがアリス・コルトレーン、ベースがジミー・ギャリソン、ドラムがラシッド・アリ。
最後まで共演を共にしていたメンバー。
演奏は、ここに至り平安を取り戻したような雰囲気ではあるが、結局ほんの少し立ち止まっただけの様な感じもする。
随所に現れれる強烈な創造性の様な音は、死の直前でも衰えてはいない。
生涯の音楽性がこれほど変化してきても、最後の最後まで進行形かと感じ、それが何とも恐ろしい。
コルトレーンはここでエリック・ドルフィーからもらった形見のフルートを使う。
鳥肌が立つエピソードだ。
(青木高見)





John Coltrane / Ballads Of John Coltrane (MVCI-23057) John Coltrane / Ballads Of John Coltrane (MVCI-23057)

Recorded : 1961-1965

Personnel :
John Coltrane (ts)  #01, #02, #04, #05, #06, #07
John Coltrane (ss)  #03
McCoy Tyner (p)
Art Davis (b) #04
Jimmy Garrison (b) #01, #02, #04, #05, #06, #07
Reggie Workman (b) #03
Elvin Jones (ds) #03, #04, #06
Roy Haynes (ds) #01, #02, #05,#07

Song name :
01. After The Rain
02. Dear Old Stockholm
03. Greensleeves
04. Nature Boy
05. Dear Lord
06. Welcome
07. I Want To Talk Abo

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1961年から1965年の間にリリースされたアルバムの中から7曲を収録したもの。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、曲によって、ベースがアート・デイヴィス、ジミー・ギャリソン、レジー・ワークマン、ドラムがエルヴィン・ジョーンズ、ロイ・ヘインズ。
タイトルに「バラード」の文字を付けた、二番煎じの日本企画。
日本のレコード会社は、2匹目のドジョウ的な企画、ホントすきだ。
しかし、リスナーはジョン・コルトレーンのアルバムならという事で、曲がダブろうが何だろうが、とにかく欲しくなる
演目はバラードを集めたというが、2曲目 「Dear Old Stockholm」、3曲目 「Greensleeves」 などはミディアム・テンポ。
以下、演目の出典アルバムを記す。
01. インプレッションズ
02. デフィニィティブ・ジャズ・シーン Vol.2
03. シングル EP-203
04. フィーリング・グッド
05. トランジション
06. クル・セ・ママ
07. セルフレスネス
(青木高見)





(Dave Liebman) and Wayne Shorter / John Coltrane Tribute (Dave Liebman) and Wayne Shorter / John Coltrane Tribute

(注) このアルバムはデイブ・リーブマンのリーダーアルバム扱いとしています。
そのためリーダーの 「Dave Liebman」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : July 26, 1987

Personnel :
John Coltrane (tribute)
Dave Liebman (ss)
Wayne Shorter (ss)
Richie Beirach (p)
Eddie Gomez (b)
Jack De jhonette (ds)

Song name :
01. Program Start; Introduction
02. The Musicians
03. Mr.P.C.
04. After The Rain/Naima
05. India/Impressions
06. End Credit

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : デイブ・リーブマン (Dave Liebman(David Liebman) 1946年9月4日~) はアメリカ合衆国ニューヨーク生まれのジャズ・サックス、フルート奏者。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはデイブ・リーブマン、1987年7月26日、日本の 「よみうりランド・オープンシアターEAST」 でのライブ。
「Live under the SkyLive」  の目玉企画で  「Tribute to John Coltrane」  の副題が付く。
演奏はDVDでも発売された。
ジョン・コルトレーンが亡くなったのが、1967年7月17日。
それから20年の月日が経過しているため、この企画は危ぶまれたという。
しかし、オファーを受けた演奏者達の演奏魂に火がつき、それが追い風となり開催する運びとなる。
メンバーは、ピアノがリッチー・バイラーク、ソプラノ・サックスがデイブ・リーブマンとウエイン・ショーター、ベースがエディー・ゴメス、ドラムがジャック・ディジョネット。
特にデイブ・リーブマンは大学時代から世界的なジョン・コルトレーン研究家として知られている。
一方、ウエイン・ショーターもジョン・コルトレーン研究家、実際にコルトレーンとの共演歴を持つ貴重な存在。
演奏は、両者の一歩も譲らない白熱のライブとなり大成功となった。
また、どうしてこの人がといわれたリッチー・バイラークも、音楽理論と見事な演奏技術で観客の脳裏に強く焼きついた。
ベースのエディー・ゴメス、ドラムのジャック・ディジョネットも、この一大企画に対し十二分の働きをした。
かくして、迫力の演奏はジャズ史にも残る名演となり、新たなジャズ史の1ページとなった。
この企画を天国のジョン・コルトレーンはどんな気持ちで聴いたのだろう。
(青木高見)




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