青木高見のジャズコレクション Art Blakey (ds) アート・ブレイキー


寸評
アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
ジャズを知らない人でも 「アート・ブレイキー」 の名前だけは知っているほど有名。
1954年 ピアノのホレス・シルヴァーとアート・ブレイキーが中心となり 「ジャズ・メッセンジャーズ」 を結成。
トランペットのクリフォード・ブラウン、アルトサックスのルー・ドナルドソンらを擁し、ジャズ・クラブ・バードランドに出演、人気を博す。
1954年 ホレス・シルヴァーがメンバーを連れて脱退、そのため一時不遇となる。
しかし音楽監督兼サックスのベニー・ゴルソンの協力を得て立て直しを図り 「モーニン」 「ブルース・マーチ」 などがヒット。
1959年 ベニー・ゴルソンが脱退、代わりにウェイン・ショーターが入り音楽が更に進化。
1961年 初来日、空前のファンキー・ブームを起こす。
そば屋の出前がモーニンを鼻歌で歌ったほど人気が出て、日本のジャズマニアを増した。
その後も、リダーとして多くの新人を発掘、その彼らが一流ミュージシャンとして巣立って行く。
この事はジャズ史に残る快挙といえる。
(青木高見)

以下、ウィキペディアで愉快なエピソードを原文で紹介する。
【10代後半からバンドで活動しニューヨークへ進出。一説には当初はピアニストであったが、ある時からピアノを断念しドラマーに転向した。きっかけは、ある夜、アート・ブレイキーが演奏するクラブに、クラブのボス(マフィアとの説も)がピアニストを連れてきて弾かせたところ、アートよりも優れた演奏をしたため、ボスはアートに「おまえはタイコでも叩いてな!」と拳銃をちらつかせながら脅したというものだ。当初、ドラムの腕はたいしたことはなく、バンド仲間からはバカにされていたが、盟友であるトランペッターのディジー・ガレスピーからアドバイスを受け、みるみる上達したとのこと。】(出典:ウィキペディア)

【INDEX (リーダーアルバム)】


【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Art Blakey / A Night At Birdland With The Art Blakey Quintet Vol.1 Art Blakey / A Night At Birdland With The Art Blakey Quintet Vol.1

Recorded : February 21, 1954

Personnel :
Art Blakey (ds)
Horace Silver (p)
Clifford Brown (tp)
Lou Donaldson (as)
Curley Russell (b)

Song name :
01. Annoucement by Pee Wee Marquette
02. Split Kick
03. Once In A While
04. Quicksilver
05. A Night In Tunisia
06. Mayreh
07. Wee-Dot
08. Blues (Improvisation)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント :  アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1954年2月21日の録音、ニューヨークのジャズクラブ 「バードランド」 のライブ、ブルーノート 1521番。
共演者は、トランペットがクリフォード・ブラウン、アルト・サックスがルー・ドナルドソン、ピアノがホレス・シルバー、ベースがカーリー・ラッセル。
どうだろう、この素晴らしいメンバー、何と言っても不滅の足跡を残した記念すべきアルバム。
司会を務める 「ピー・ウィー・マーケット (Pee Wee Marquette)」 が、今日このライブがブルーノートでレコーディングされる事。
そして、皆さんの拍手が、そのまま永久に音として残る事などを伝えて演奏が始まる。
1曲目はホレス・シルバーのオリジナル 「Split Kick」 、濃厚なハード・バップが展開する。
中ほどで完璧ともいえるクリフォード・ブラウンをはじめとする、後にバンマス級のメンバーとなるソロとアンサンブルが続く。
ジャズの要素を全て含んでいるハイレベルな演奏。
ここにジャズの開花を高らかに宣言しているかの様だ。
録音する技術の進歩で、今こうして部屋の中で居ながらにして 「バードランド」 の臨場感を体験する事ができる。
(青木高見)





Art Blakey / A Night At Birdland With The Art Blakey Quintet Vol.2 Art Blakey / A Night At Birdland With The Art Blakey Quintet Vol.2

Recorded : February 21, 1954

Personnel :
Art Blakey (ds)
Horace Silver (p)
Clifford Brown (tp)
Lou Donaldson (as)
Curley Russell (b)

Song name :
01. Wee Dot
02. If I Had You
03. Quicksilver [Alternate Master]
04. Way You Look Tonight
05. Lou's Blues
06. Now's the Time
07. Confirmation

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1954年2月21日の録音、ブルーノートからのリリースで 「バードランド」 のライブ、Vol.2。
共演者は、トランペットがクリフォード・ブラウン、アルト・サックスがルー・ドナルドソン、ピアノがホレス・シルバー、ベースがカーリー・ラッセル。
Vol.1 の感動が冷めやらぬうち、更にVol.2 と続く。
特記すべきは、見事なトランペットのクリフォード・ブラウン。
大音量で聴くと時空を超えて、1954年のバードランドに飛んでいく。
それにしても、数多(あまた)のジャズアルバムの中でも金字塔とされるアルバムは、そう多くはない。
個人的には、このアルバムが金字塔。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / At the Cafe Bohemia Vol.1 Art Blakey and The Jazz Messengers / At the Cafe Bohemia Vol.1

Recorded : November 23, 1955

Personnel :
Art Blakey (ds)
Horace Silver (p)
Kenny Dorham (tp)
Hank Mobley (ts)
Doug Watkins (b)

Song name : 01. Soft Winds
02. The Theme
03. Minor's Holiday
04. Alone Together
05. Prince Albert
06. Lady Bird
07. What's New
08. Deciphering the Message

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1955年11月23日の録音、「カフェ・ボヘミア」 のライブ。
共演者は、ピアノがホレス・シルバー、トランペットがケニー・ドーハム、テナーサックスがハンク・モブレー、ベースがダグ・ワトキンス。
ブルーノートの音源は当初、初の12インチ・オリジナル盤で発売されたので入手困難な時期があった。
今はCD2枚組、たやすく手に入る。
あえて、入手が困難だった時代に思いをはせて聴きたい。
演奏は、もう1人のバンマスでもあるピアノのホレス・シルバーがいるメッセンジャーズ。
経緯は省くが、このホレス・シルバーとアート・ブレイキーが分裂する直前の演奏という事でも貴重。
しかしメンバーは、そんな事を、まったく感じさせない、若さ溢れんばかりの音がいい。
(青木高見)

※ このコメントは 「アマゾン」に掲載しました。 (コメントの無断引用・無断転載を禁じます)
コメント : アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1955年11月23日の録音、「カフェ・ボヘミア」 のライブ。共演者は、ピアノがホレス・シルバー、トランペットがケニー・ドーハム、テナーサックスがハンク・モブレー、ベースがダグ・ワトキンス。ブルーノートの音源は当初、初の12インチ・オリジナル盤で発売されたので入手困難な時期があった。今はCD2枚組、たやすく手に入る。あえて、入手が困難だった時代に思いをはせて聴きたい。演奏は、もう1人のバンマスでもあるピアノのホレス・シルバーがいるメッセンジャーズ。経緯は省くが、このホレス・シルバーとアート・ブレイキーが分裂する直前の演奏という事でも貴重。しかしメンバーは、そんな事を、まったく感じさせない、若さ溢れんばかりの音がいい。
(青木高見)





Art 
Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers At the Cafe Bohemia Vol.2 Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers At the Cafe Bohemia Vol.2

Recorded : November 23, 1955

Personnel :
Art Blakey (ds)
Horace Silver (p)
Kenny Dorham (tp)
Hank Mobley (ts)
Doug Watkins (b)

Song name :
01. Announcement By Art Blakey
02. Sportin' Crowd
03. Like Someone In Love
04. Yesterdays
05. Avila And Tequila
06. I Waited For You
07. Just One Of Those Things
08. Hank's Symphony
09. Gone With The Wind
#01-#09 Live; Rudy Van Gelder 24Bit Mastering; 2001 Digital Remaster
#07-#09 Bonus track, not part of original 12" Album

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
ホレス・シルヴァー (Horace Silver 出生名 : Horace Ward Martin Tavares Silva 1928年9月2日~) はアメリカ合衆国コネチカット州ノーウォーク生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1955年11月23日の録音、「カフェ・ボヘミア」 のライブ。
共演者は、ピアノがホレス・シルバー、トランペットがケニー・ドーハム、テナーサックスがハンク・モブレー、ベースがダグ・ワトキンス。
所持しているのは、全9曲入りのブルーノート、実質は8曲、理由は1曲目がアート・ブレイキーのしゃべり、RVGリマスター盤。
「カフェ・ボヘミア」 は、ニューヨーク・グリニッチ・ヴィレッジにあったジャズクラブだが今はもうない。
演奏は、初代ジャズ・メッセンジャーズ、リマスターで音がよくなった分、ここがそれ程大きくないカフェで、その臨場感が伝わってくる。
形あるものは、いつかはなくなる、しかし音は記録媒体のお陰で、当時をしのぶ事ができる。
ケニー・ドーハム、ハンク・モブレーにしてもジャズ・メッセンジャーズの演奏に素晴らしいものがある。
リーダー作になると気構えるから、よくないのか、雇われ気分が肩の力が抜けていい演奏ができるのか。
いずれにしても、全体の完成度は高く、ボリューム1と2でたっぷり初代ジャズ・メッセンジャーズを楽しもう。
(青木高見)





Art Blakey / The Jazz Messengers Art Blakey / The Jazz Messengers

(注) このアルバムはアート・ブレイキーのリーダーアルバム扱いとしています。
双頭のホレス・シルヴァーが参加しているため 「 Horace Silver 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded :
April 6, 1956
May 4, 1956

Personnel :
Art Blakey (ds)
Horace Silver (p)
Donald Byrd (tp)
Hank Mobley (ts)
Doug Watkins (b)

Song name :
01. Infra-Rae
02. Nica's Dream
03. It's You or No One
04. Ecaroh
05. Carol's Interlude
06. The End of a Love Affair
07. Hank's Symphony
08. Weird-O  [Bonus track not on original LP.]
09. Ill Wind  [Bonus track not on original LP.]
10. Late Show
11. Deciphering the Message  [Bonus track not on original LP.]
12. Carol's Interlude (alternate take)  [Bonus track not on original LP.]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
ホレス・シルヴァー (Horace Silver 出生名 : Horace Ward Martin Tavares Silva 1928年9月2日~) はアメリカ合衆国コネチカット州ノーウォーク生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはアート・ブレイキーとホレス・シルヴァー、1956年4月6日・5月4日の録音、コロンビアの音源、ソニー・ミュージック・ジャパンからのリリース。
その他の共演者は、トランペットがドナルド・バード、テナーサックスがハンク・モブレー、ベースがダグ・ワトキンス。
所持しているのは12曲入りのCD。
演奏は、ハード・バップの新時代到来の記録。
録音時のメンバーの年齢は、アート・ブレイキー36歳、ホレス・シルヴァー27歳、ドナルド・バード23歳、ハンク・モブレー25歳、ダグ・ワトキンス22歳。
はち切れんばかりの瑞々(みずみず)しい音、特にアート・ブレイキーの冴えたドラミング、聴いていて、こちらも若々しい気分になる。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Infra-Rae  /  Hank Mobley
02. Nica's Dream  /  Horace Silver
03. It's You or No One  /  Sammy Cahn, Jule Styne
04. Ecaroh  /  Horace Silver
05. Carol's Interlude  /  Hank Mobley
06. The End of a Love Affair  /  E.C. Redding
07. Hank's Symphony  /  Hank Mobley
08. Weird-O  [Bonus track not on original LP.]  /  Hank Mobley
09. Ill Wind  [Bonus track not on original LP.]  /  Hank Mobley
10. Late Show  /  Hank Mobley
11. Deciphering the Message  [Bonus track not on original LP.]  /  Hank Mobley
12. Carol's Interlude (alternate take)  [Bonus track not on original LP.]  /  Hank Mobley
全12中、ホレス・シルヴァーが2曲、ハンク・モブレーが8曲と作曲手腕も忘れてはならない。
ホレス・シルヴァーは 「ジャズ・メッセンジャーズ」 の名前だけ置いて、このアルバムを最後に仲間を連れて脱退した。
ホレス・シルヴァーは同年11月10日にドラムにルイ・ヘイズを入れた 「6ピーシズ・オブ・シルヴァー」 をリリース。
一方残されたアート・ブレイキーは新メンバーを集め12月に 「Hard Bop」、翌年に 「Ritual (リチュアル)」 をリリース。
メンバーは、ピアノがサム・ドッケリー、トランペットがビル・ハードマン、アルトサックスがジャッキー・マクリーン、ベースがスパンキー・デブレスト。
(青木高見)





The Jazz Messengers / Hard Bop The Jazz Messengers / Hard Bop

Recorded :
December 12, 1956  #01-#04
December 13, 1956  #05

Personnel :
Art Blakey (ds)
Sam Dockery (p)
Bill Hardman (tp)
Jackie McLean (as)
Spanky DeBrest (b)

Song name :
01. Cranky Spanky
02. Stella by Starlight
03. My Heart Stood Still
04. Little Melonae
05. Stanley's Stiff Chicken

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはジャズ・メッセンジャーズ、1956年12月12日・13日の録音、コロンビア・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがサム・ドッケリー、トランペットがビル・ハードマン、アルトサックスがジャッキー・マクリーン、ベースがスパンキー・デブレスト。
この年、ついにホレス・シルヴァーはアート・ブレイキー以外全員を連れて脱退する。
救いは 「ザ・ジャズ・メッセンジャーズ」 の名前だけ残してくれた。
1人残されたアート・ブレイキーの心境はどの様なものだったのだろう。 いずれにしても、このメンバーを集めた、タイトルはズバリ 「Hard Bop」。
演奏は、出来たてのためチームワークが完成途中でアマチュアっぽい。
しかし、ファンにとっては、そこが聴きどころ。
「ザ・ジャズ・メッセンジャーズ」 にジャッキー・マクリーンとビル・ハードマンが在籍していたというだけで満足。
以下、演目の作曲者を明記すると。
01. Cranky Spanky  /  Bill Hardman
02. Stella by Starlight  /  Ned Washington, Victor Young
03. My Heart Stood Still  /  Lorenz Hart, Richard Rodgers
04. Little Melonae  /  Jackie McLean
05. Stanley's Stiff Chicken  /  Bill Hardman, Jackie McLean
ジャッキー・マクリーンとビル・ハードマンが一所懸命、曲を作り提供している姿が見えてくる。
(青木高見)





The Jazz Messengers / Ritual The Jazz Messengers / Ritual

Recorded :
January 14, 1957  #01, #04, #05, #06
February 11, 1957  all others

Personnel :
Art Blakey (ds)
Sam Dockery (p)
Bill Hardman (tp)
Jackie McLean (as)
Spanky DeBrest (b)

Song name :
01. Little T.
02. Exhibit A
03. Scotch Blues
04. Once Upon a Groove
05. Sam's Tune
06. Touche
07. Wake Up!
08. Art Blakey's Comments on Ritual
09. Ritual

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1957年1月14日・2月11日の録音、タイトルが 「Ritual」 で、儀式とか行事の意味。
共演者は、ピアノがサム・ドッケリー、トランペットがビル・ハードマン、アルトサックスがジャッキー・マクリーン、ベースがスパンキー・デブレスト。
前年の暮れに結成したての 「ジャズ・メッセンジャーズ」 のメンバー。
話はさかのぼるが、1947年 アート・ブレイキーはアフリカへ長期旅行をした。
10年後、その時の思い出が、このアルバムになったという。
これを聴くと、ジャズ・メッセンジャーズ・サウンドは最初からあったものではなく、紆余曲折の中から次第に完成していった事がわかる。
ふっきれたのか、特に溌剌としたアート・ブレイキーのドラムがいい。
アート・ブレイキーにとって、アフリカ旅行は音楽以外の精神の支えとも得たという。
それは、宗教を替えてしまう。
話は戻るが、1958年 アルトサックスのジャッキー・マクリーンが麻薬で逮捕されてしまう。
逮捕がなければ、ジャッキー・マクリーンはもっと長く 「ジャズ・メッセンジャーズ」 にいたのだろうか。
その後ジャッキー・マクリーンの代役で入ったベニー・ゴルソンが、ジャズ・メッセンジャーズの新たな貢献をする事となる。
この時点からトランペットのリー・モーガン、ピアノのボビー・ティモンズ、ベースのジミー・メリット、ベニー・ゴルソンという最強の布陣が完成していく。
ティモンズの 「モーニン」 、ゴルソンの 「ブルース・マーチ」 と、ジャズ・メッセンジャーズの全盛時代が訪れる。
ジャッキー・マクリーンには悪いが、この事件が名曲を産む要因となった事は皮肉といえる。
(青木高見)





Art Blakey and The Elmo Hope Quintet Art Blakey and The Elmo Hope Quintet

(注) このアルバムはアート・ブレイキーのリーダーアルバム扱いとしています。
レコードではA面がアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズの2曲。
B面はエルモ・ホープ・クインテットの3曲。
たがいに共演をしている訳ではありません。
「 Elmo Hope 」 でも同じ内容を掲載しました。
 →

Recorded :
January 14, 1957  #01
February 11, 1957  #02
October 31, 1957  #03, #04, #05

Personnel :
[Art Blakey and The Jazz Messengers]
Art Blakey (ds)
Sam Dockery (p)
Bill Hardman (tp)
Jackie McLean (as)
Spanky DeBrest (b)

[The Elmo Hope Quintet]
Elmo Hope (p)
Stu Williamson (tp)
Harold Land (ts)
Leroy Vinnegar (b)
Frank Butler (ds)

Song name :
[Art Blakey and The Jazz Messengers]
01. Little T
02. Exhibit 'a'

[The Elmo Hope Quintet]
03. So Nice
04. St.elmo's Fire
05. Vaun Ex

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
エルモ・ホープ (Elmo Hope 出生名 : Elmo Sylvester Hope 1923年6月27日~1967年5月19日) はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク生まれのジャズ・ピアニスト。
アルバムはLPでは。
A面がアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズで2曲、1曲目が1957年1月14日、2曲目が1957年2月11日の録音。
B面がエルモ・ホープ・クインテットで3曲、1957年10月31日の録音。
アート・ブレイキーとエルモ・ホープのカップリング・アルバムでパシフィック・レーベルからのリリース。
共演者は。
アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズが、ピアノがサム・ドッケリー、トランペットがビル・ハードマン、アルトサックスがジャッキー・マクリーン、ベースがスパンキー・デブレスト。
エルモ・ホープ・クインテットが、トランペットがステュー・ウィリアムソン、テナーサックスがハロルド・ランド、ベースがリロイ・ヴィネガー 、ドラムがフランク・バトラー。
アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズの2曲は、アルバム 「リチュアル Ritual」 と同日録音、メンバーも同じ。
何らかの理由で 「リチュアル Ritual」 に収録されなかった。
演奏は、どうして、どうして、聴けてハッピー。
エルモ・ホープ・クインテットの3曲は、メンバー通しのアルバムに共演し合っている仲、気心が知れている。
アート・ブレイキーを聴いた後に聴くと、少しノスタルジックで、柔らかく優しい中にも本来バッパーのエルモ・ホープがいい。
3曲しか収録できず、お蔵入りのところアート・ブレイキーの余った2曲をカップリングして商品化するレコード会社のたくましさ。
それを真(ま)に受けて、しっかり購入してしまう自分。
買う前、細かく見ないで、安易にジャズ・メッセンジャーズにピアノのエルモ・ホープ、いいね~。
帰宅して、見ると別々な演奏のカップリングに騙(だま)された感。
しかし、一度(ひとたに)演奏を聴いたら大満足。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers Midnight Session (COCY-9037) Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers Midnight Session (COCY-9037)

Recorded : March 8 and 9 1957

Personnel :
Art Blakey (ds)
Sam Dockery (p)
Bill Hardman (tp)
Jackie McLean (as)
Spanky DeBrest (b)

Song name :
01. Casino
02. The Biddie Griddies
03. Potpourri
04. Ugh!
05. Mirage
06. Reflections of Buhainia

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメ リカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1957年3月8日・9日の録音、エレクトラの音源をサヴォイが買い取り再発、日本コロンビア株式会社からのリリース。
共演者は、ピアノがサム・ドッケリー、トランペットがビル・ハードマン、アルトサックスがジャッキー・マクリーン、ベースがスパンキー・デブレスト。
判官贔屓(はんがんびいき・ほうがんびいき)という言葉がある。
意味は、源義経(判官源義経)が兄頼朝に滅ぼされたのに人々が同情したことから、第三者が不遇な者や弱者に同情する事をいう。
一般的に、この時期1957年は、ジャズ・メッセンジャーズにとって個性不足の時代とされている。
前作 「Ritual」 がいい滑り出しに見えたとたん、1958年ジャッキー・マクリーンが麻薬で逮捕されてしまう。
穴を埋めるサックスのジョニー・グリフィンだったが、性急すぎた、目立つ作品は乏しく不遇の時代とされている。
このアルバムを聴くと、グッとこらえた古武士の様なアート・ブレーキーのドラムが胸をうつ。
人生、誰だって、いい時もあれば、辛(つら)い時もある。
この辛い時を、どうやるかで次の展開の礎(いしずえ)になる。
このアルバムは、まさに判官贔屓(はんがんびいき)。
そんな気持ちで聴けばアート・ブレイキーのドラムがビシビシ飛んでくる。
以下、演目の作曲者を明記する。
01. Casino / Gigi Gryce
02. The Biddie Griddies / Ray Draper
03. Potpourri / Mal Waldron
04. Ugh! / Ray Draper
05. Mirage / Mal Waldron
06. Reflections of Buhainia / Ray Draper
全6曲、内ジジ・グライスが1曲、マル・ウォルドロンが2曲、残りの3曲が何とあのチューバのレイ・ドライパー(ドレイパー)。
自分のアルバムは一桁のくせに、この不遇時代のジャズ・メッセンジャーズに3曲も提供していたのだ。
胸がワクワクして、思わず拍手。
そうです、アルバム・ジャケットは、だから血の色の真紅。
次に訪れるボビー・ティモンズ、リー・モーガン、ベニー・ゴルソン、ジミー・メリットのビックバンを暗示しているかの様だ。
アート・ブレイキーは、この時、ジャズ・メッセンジャーズが社会現象にまでになる事を知るよしもない。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey's Jazz Messengers With Thelonious Monk Art Blakey / Art Blakey's Jazz Messengers With Thelonious Monk

(注) このアルバムはアート・ブレイキーのリーダーアルバム扱いとしています。
共演者に双頭のセロニアス・モンクが参加しているため 「 Thelonious Monk 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : May 14–15, 1957

Personnel :
Art Blakey (ds)
Thelonious Monk (p)
Bill Hardman (tp)
Johnny Griffin (ts)
Spanky DeBrest (b)

Song name :
01. Evidence
02. In Walked Bud
03. Blue Monk
04. I Mean You
05. Rhythm-A-Ning
06. Purple Shades

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
セロニアス・モンク (Thelonious Monk (Thelonious Sphere Monk) 1917年10月10日~1982年2月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ロッキーマウント生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはアート・ブレイキーとセロニアス・モンク、1957年5月14日・15日の録音、アトランティック・レーベルからのリリース、ジャズ界の偉大な2人のコラボ。
その他共演者は、トランペットがビル・ハードマン、テナーサックスがジョニー・グリフィン、ベースがスパンキー・デブレスト。
アート・ブレイキーの凄いとところは、ジャズ・メッセンジャーズ以外にも多くの有名ミュージシャンと共演を精力的に行った。
どんなミュージシャンであれ、アート・ブレイキーは合わしてしまう器用さを持っていた。
ここでは、個性の強烈さでは群を抜くセロニアス・モンクだが、アート・ブレイキーは難なくクリアー。
話は飛ぶが、共演者の関係を見てみると、アクの強いジョニー・グリフィンと、バリバリ吹くのが苦手なビル・ハードマンの二人。
勝手な想像だが、ジョニー・グリフィンはセロニアス・モンクが連れてきて。
ビル・ハードマンはアート・ブレイキーが連れてきたのではないか。
アート・ブレイキーとセロニアス・モンク、1対1ではなく、実は、2対2の絡み合いが隠れた聴きどころかもしれない。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / Moanin' Art Blakey and The Jazz Messengers / Moanin'

Recorded : October 30, 1958

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Benny Golson (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Moanin'
02. Moanin' (Alternate Take)
03. Are You Real
04. Along Came Betty
05. The Drum Thunder Suite
06. Blues March
07. Come Rain Or Come Shine

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー(Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1958年10月30日の録音、看板曲になる 「Moanin'」 「Blues March」 が大ヒットした1枚。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがベニー・ゴルソン、ベースがジミー・メリット。
演目の 「Moanin'」 はボビー・ティモンズの作品。
「Blues March」 をはじめとする 「Are You Real」 「Along Came Betty」 「The Drum Thunder Suite」 はベニー・ゴルソンの作品。
日本への来日回数も多く、親日家のアート・ブレイキーは空前のジャズブームを巻き起こして帰っていった。
録音当時、演目の 「Moanin'」 「Blues March」 が、後世にこれ程ヒットするとは、この時、誰も想像していなかった。
(青木高見)





Art Blakey / Holiday for Skins vol.1 Art Blakey / Holiday for Skins vol.1

Recorded : October 30, 1958

Personnel :
Art Blakey (ds)
Ray Bryant (p)
Donald Byrd (tp)
Wendell Marshall (b)
Philly Joe Jones (ds, tympani)
Art Taylor (ds, gong)
Sabu Martinez (bongo, conga)
Ray Barretto (conga)
Chonguito Vicente (conga)
Victor Gonzalez (bongo)
Andy Delannoy (maracas, cencerro)
Jukio Martinez (conga, treelog)
Fred Pagani, jr (timbales)

Song name :
01. Feast
02. Aghano
03. Lamento Africano
04. Mirage

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー(Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1958年10月30日の録音、ブルーノートからのリリース、冒頭から飛び出すスワヒリ語。
メンバーは、アート・ブレイキー、フィリー・ジョー・ジョーンズ、レイ・バレット、サブー・マルティネスその他大勢。
注目はブルーノート4003番が 「モーニン」 、その次の4004がこのアルバム。
そして、次の4005番が 「Holiday for Skins vol.2」 と順になっている。
当時、ブルーノート社主のアルフレッド・ライオンが、どんな心境で、このアルバムを企画したのだろう。
アート・ブレイキーは、どういう気持ちで演奏に望んだのだろう。
後世の話では 「アート・ブレイキー自身、このアルバムを最初は好きではなかったが、今はすこし好きになった」 「最初から本当のリズムだけのアルバムを作りたかった」 というコメントがある。
また 「アルフレッド・ライオンの企画にアート・ブレイキーが最初ついていけなっかた」 逸話もある。
まっ、後世の評など、あまり気にしたくないのだが。
演奏は、全体を貫くアフリカンリズム、打楽器の応酬。
即興でワンテイクでOKが出されたというが、それが凄い。
アルフレッド・ライオンの先見性と、それに答えたアート・ブレイキーらの卓越した技術が収録されている。
かくしてブルーノート・アート・ブレイキーの中でも異質な1枚となる。
(青木高見)





Art Blakey / 1958 - Paris Olympia Art Blakey / 1958 - Paris Olympia

Recorded :
November 22, 1958
December 17, 1958

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Benny Golson (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Just by Myself
02. I Remember Clifford
03. Are You Real
04. Moanin'
05. Justice
06. Blues March
07. Whisper Not

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1958年11月22日・12月17日の録音、フランス・パリ・オランピア劇場でのライブ、フランスのフォンタナ・レーベルからのリリース。
オリンピア劇場ではなく、オランピア劇場と読む。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがベニー・ゴルソン、ベースがジミー・メリット。
演奏は、この1958年末のアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズのライブを聴く事ができる。
長旅で疲れているのか、全体に若干の粗さがあるものの、そこは百戦錬磨のジャズ・メッセンジャーズ、まして劇場ライブという点が聴きどころ。
考えてみればオランピア劇場は規模が大きすぎて、ジャズには不向だったのかもしれない。
演目は、アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズの定番中の定番。
これを聴いて、ジャズにノメり込んだ、パリッ子達の顔が見える様。
ちなみに、同年12月21日には名盤、パリのクラブ 「サンジェルマン」 のライブに続いていく。
この時期のアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズの過密スケジュールが見えてくる。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / Au Club St Germain 1958 Art Blakey and The Jazz Messengers / Au Club St Germain 1958

Recorded : December 21, 1958

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Benny Golson (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
Disc 1
01. Politely
02. Whisper Not
03.Now's The Time
04. The First Theme
05.Moanin' With Hazel
06. Evidence

Disc 2
01. Blues March For Europe No.1
02. Like Someone In Love
03. Along Came Manon
04. Out Of The Past
05. A Night In Tunisia
06. Ending With The Theme

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー(Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1958年12月21日の録音、パリのクラブ 「サンジェルマン」 のライブ2枚組。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがベニー・ゴルソン、ベースがジミー・メリット。
何種類ものCDがリリースされて混乱してしまう。
演奏は、1950年代後期のジャズ・メッセンジャーズの全てのエキスが詰っている。
大音量で聴くと、あたかも 「サンジェルマン」 にいる様な気分になる。
たたみかける、まくるドラムは、まさに 「ナイヤガラの爆風」 そのもの。
聴き終えても 「Whisper Not」 が頭に響いている。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers At The Jazz Corner Of The World Volume 1 Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers At The Jazz Corner Of The World Volume 1

Recorded : April 15, 1959

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Hank Mobley (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Hipsippy Blues
02. Justice
03. The Theme
04. Close Your Eyes
05. Just Coolin'

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1959年4月15日の録音、ブルーノートからのリリース。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがハンク・モブレー、ベースがジミー・メリット。
世間評では、良い悪いが別れる作品。
個人的には 「アート・ボビー・リー・ハンク・ジミー」 のジャズ・メッセンジャーズが聴ければ大満足、不満などまったくない。
ちなみに翌年、1960年9月14日の録音のアルバム 「Meet You At The Jazz Corner Of The World」 邦題 「ジャズ・コーナーで会いましょう」 はテナーサックスがウエイン・ショーター。
両方のアルバムで 「The Theme」 をやっているので聴きくらべるのは最高の贅沢というもの。
演奏は、どちらもいい。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Hipsippy Blues  /  Hank Mobley
02. Justice  /  Thelonious Monk
03. The Theme  /  Traditional
04. Close Your Eyes  /  Bernice Petkere
05. Just Coolin'  /  Hank Mobley
ここでは、やはりハンク・モブレーが2曲作品を提供している。
何かというとコルトレーンと比較され、影の薄いハンク・モブレーだが、作曲能力が素晴らしい。
(青木高見)





Art Blakey And The Jazz Messengers / The Big Beat Art Blakey And The Jazz Messengers / The Big Beat

Recorded : March 6, 1960

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp, flh)
Wayne Shorter (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. The Chess Players
02. Sakeena's Vision
03. Politely
04. Dat Dere
05. Lester Left Town
06. It's Only a Paper Moon
07. It's Only a Paper Moon [Alternate Take] Bonus track on CD

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー(Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1960年3月6日の録音、ブルーノートからのリリース。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、ベースがジミー・メリット。
ジャズ・メッセンジャーズを聴く場合、活動時期のメンバーを調べて聴くと、これが結構楽しい。
ここでは、テナーサックスのベニー・ゴルソンから系統の違うウェイン・ショーターが入った事で大きく変化する。
その他共演者でボビー・ティモンズ、リー・モーガン、ジミー・メリット従来の仲間だがウェイン・ショーターに影響されている点が聴きどころ。
まさに60年幕開けにふさわしい風格が備わった。
この新旧の交代劇が、どんどん新しい音を創り出すジャズ。
バンマスのアート・ブレイキーというと、自身は大きく変化していないながらも、ズバ抜けた協調性でビシッとキメてしまう。
ここがアート・ブレイキーの凄いところ。
目先の事には、ある意味無頓着、これが長続きさせる秘伝だった事が今になって、初めてわかる様な気がする。
(青木高見)





Art Blakey / The Jazz Messengers A Night In Tunisia Art Blakey / The Jazz Messengers A Night In Tunisia

Recorded : August 7 and 14, 1960

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. A Night in Tunisia
02. Sincerely Diana
03. Sincerely Diana [alternative take}br /> 04. So Tired
05. Yama
06. Kozo's Waltz
07. When Your Lover Has Gone

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1960年8月7日・14日の録音、ブルーノート BST84049番、所持しているのは7曲入りのCD。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、ベースがジミー・メリット。
60年代幕開けのアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズは、テナーサックスのベニー・ゴルソンからウェイン・ショーターに替った事が大きい。
音楽監督も兼ねたウェイン・ショーターの音は、それまでにない緻密な音に変化していく。
バンマスのアート・ブレイキー自身のドラムは従来通りなのだが、また違ったドラムに聴こえるから不思議。
以下、演目の作曲者を明記した。 01. A Night in Tunisia  /  D. Gillespie, F. Paparelli
02. Sincerely Diana  /  Wayne Shorter
03. Sincerely Diana [alternative take]  /  Wayne Shorter
04. So Tired  /  Bobby Timmons
05. Yama  /  Lee Morgan
06. Kozo's Waltz  /  Lee Morgan
07. When Your Lover Has Gone  /  Einar Aaron Swan
演目の作曲は、ボビー・ティモンズ1曲、ウェイン・ショーター2曲、リー・モーガン2曲を持ちよっている。
改めて聴くと、冒頭のタイトル曲 「A Night in Tunisia チュニジアの夜」 以外の演奏もハイレベルで驚かされる。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers Like Someone In Love Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers Like Someone In Love

Recorded : August 7 and 14, 1960

Released : Mid-August 1967

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Like Someone in Love
02. Johnny's Blue
03. Noise in the Attic
04. Sleeping Dancer Sleep On
05. Giantis
06. Sleeping Dancer Sleep On  [Bonus track on CD]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1960年8月7日・14日の録音、ブルーノートBST84245、BLP4245。
ただし、リリースは録音から7年後の1967年8月中旬。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、ベースがジミー・メリット。
同日録音でブルーノートからリリースされた 「Art Blakey / The Jazz Messengers A Night In Tunisia」 がある。
同日録音なのにリリースが遅くなった理由としては。
たぶん、アルバム 「Art Blakey / The Jazz Messengers A Night In Tunisia」 の売り上げを食ってしまう懸念があったと想像している。
それほど、この2枚のアルバムは優秀な出来といえる。
えっ、これがジャズ・メッセンジャーズという演奏。 いつもの、ちょっと泥臭いアート・ブレイキーらしからぬドラミング、お洒落なジャケットが何より象徴している。
以下、演目の作曲者の構成を見てみると。
01. Like Someone in Love  /  Burke, Van Heusen
02. Johnny's Blue  /  Lee Morgan
03. Noise in the Attic  /  Wayne Shorter
04. Sleeping Dancer Sleep On  /  Wayne Shorter
05. Giantis  /  Wayne Shorter
06. Sleeping Dancer Sleep On  /  Wayne Shorter  (Alternate Take)  [Bonus track on CD]
やはり、ウェイン・ショーターの作曲を軸として、全員がそれを十二分に開花させたという感じ。
色々言われてきたアート・ブレイキーだが、今となれば、凄いバンマス・ミュージシャンだった。
(青木高見)





Art Blakey / Meet You At The Jazz Corner Of The World Vol1 Art Blakey / Meet You At The Jazz Corner Of The World Vol1

Recorded : September 14, 1960

Personnel :
Art Blakey (ds)
Pee Wee Marquette (Master of Ceremonies/announcer)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. What Know
02. The Opener
03. Round About Midnight
04. The Breeze and I
05. The Theme

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1960年9月14日の録音、ブルーノートからのリリース。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウエイン・ショーター、ベースがジミー・メリット。
アナウンサーのピー・ウィー・マーケットに紹介されたメンバー、演奏をはじめた瞬間は鳥肌がたつほどカッコいい。
もう、ここまでくると、コメントはいらない、なのでお終(しま)い
(青木高見)





Art Blakey / Roots And Herbs Art Blakey / Roots And Herbs

Recorded :
February 12, 1961  #08 - #09
February 18, 1961  #1, #02, #04-#06
May 27, 1961  #03, #07

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p) #01, #03, #05-#09
Walter Davis, Jr. (p) #02, #04
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Ping Pong
02. Roots and Herbs
03. The Back Sliders
04. United
05. Look at the Birdie
06. Master Mind
07. The Back Sliders [Alternate Take]  Bonus tracks on CD reissue
08. Ping Pong [Alternate Take]  Bonus tracks on CD reissue
09. United" [Alternate Take]  Bonus tracks on CD reissue

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1961年2月12日・18日と5月27日の録音、ブルーノート BST84347番。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズとウォルター・デイビス・ジュニア、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、ベースがジミー・メリット。
斬新すぎるという理由で1970年になってからリリースされる。
全曲ウェイン・ショーターの作曲。
変わった曲名が並ぶ、1曲目がピンポン、2曲目がルーツ・オブ・ハーブ、3曲目がザ・バック・スライダーと、全てイっちゃてる題名。
肝心な演奏だが、なぜ発売が見送られたかと思うくらいイイ。
普段のジャズ・メッセンジャーズから脱皮したというか、今では普通の演奏が当時としては先行し過ぎた音を体験できる。
また、ジャズ・メッセンジャーズに短期間在籍したピアノのウォルター・デイビス・ジュニアを聴けるのが嬉(うれ)しい。
(青木高見)





Art Blakey / The Freedom Rider Art Blakey / The Freedom Rider

Recorded :
February 12, 1961  #07, #08
February 18, 1961  #04
May 27, 1961  #01, #02, #03, #05, #06

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Tell It Like It Is
02. The Freedom Rider
03. El Toro
04. Petty Larceny
05. Blue Lace
06. Uptight
07. Pisces 
08. Blue Ching

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ。
7、8曲目が1961年2月12日、4曲目が2月18日、1、2、3、5、6曲目が5月27日の録音。
リリースが、1964年2月。
ブルーノート 4156 BST84156番。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、ベースがジミー・メリット。
60年初頭を代表するジャズ・メッセンジャーズのレギュラーメンバー、最強のメンバー。
録音からリリースまでに3年経過しているのがポイント。
[その1]
当時、ほぼ定番化したジャズ・メッセンジャーズの音と微妙に異なる、先進性のある音。
ブルーノートの社主アルフレッド・ライオンが危惧(きぐ)した点かもしれない。
よどみなく出るウェイン・ショーターのアイディア。
現代人は世界中のあらゆる音楽の洪水に耳が慣らされ、耐久力も、許容量も当時の人達とは比べ物にならない。
その事を一番知っていたアルフレッド・ライオンには驚かされる。
[その2]
アルバム・タイトルでもある2曲目のアート・ブレイキー作曲の 「ザ・フリーダム・ライダー (The Freedom Rider)」。
語源は、人種隔離政策の代表例 「バスに黒人が白人と一緒に乗れない」 から来ている。
事はバスに限らず、あらゆる場面で黒人差別の嵐が吹き荒れた。
厳密にば、このアルバムは黒人差別に対する 「シュプレヒコール・アルバム」 でもある危惧(きぐ)を抱えていると受け止めている。
そう思って2曲目の 「The Freedom Rider」 を聴くと、ドラムが怒っている様に聴こえる。
同時に、もっと広い意味で、人類の平和を宣言している様にも聴こえる。
ここが、アート・ブレイキーの最も素晴らしい人間性で、平等の人間愛が伝わってくる。
自分は、なぜアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズに魅力を感じるのか。
どうやら、答えは、ここにある。
[その3]
アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズのアルバム 「Art Blakey / Roots And Herbs」 同日の録音でメンバーも同じ。
もちろんブルーノートの録音で、ピアノのウォルター・デイビス・ジュニアがボビー・ティモンズと替りばんこで弾いている。
ただ、こちらも斬新すぎるという理由で1970年になってからリリースされる。
つまり、この2枚は、録音から、だいぶ経ってリリースされた経緯。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Tell It Like It Is  /  Wayne Shorter
02. The Freedom Rider  /  Art Blakey
03. El Toro  /  Wayne Shorter
04. Petty Larceny  /  Lee Morgan
05. Blue Lace  /  Lee Morgan
06. Uptight  /  Lee Morgan
07. Pisces  /  Lee Morgan
08. Blue Ching  /  Kenny Dorham
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers (MVCJ-19070) Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers (MVCJ-19070)

Released : June 13-14, 1961

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Wayne Shorter (ts)
Lee Morgan (tp)
Curtis Fuller (tb)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Alamode
02. Invitation
03. Circus
04. You Don't Know What Love Is
05. I Hear A Rhapsody
06. Gee Baby,Ain't Good To You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー(Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1961年6月13日・14日の録音、インパルス・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがジミー・メリット。
アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズを聴く時は、それが何時(いつ)の録音か調べて聴く様にしている。
それは、ジャズ・メッセンジャーズが長い活動期間を紆余曲折しながらも、何とか消滅させることなく継続をしてきた実績が重要。
「継続は力なり」。
口でいうのは容易(たやす)いが、凄く大変な事だ。
そのアート・ブレイキーは最後まで諦めなかった、最後まで全(まっと)うした。
ここではウェイン・ショーターがレギュラー・メンバーにカーティス・フラーを参加させ、フロントの強化を図っている。
ここが聴きどころでもある。
話は飛ぶが、このアルバム以降、お世話になったブルー・ノート・レーベルだったが、マンネリの呪縛からも開放しインパルス・レーベルとなる。
新しい潮流の 「モード」 を味付けしながら、ジャズ・メッセンジャーズらしさも残したウェイン・ショーターの先進性を体験できる。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / Mosaic Art Blakey and The Jazz Messengers / Mosaic

Recorded : October 2, 1961

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p)
Freddie Hubbard (tp)
Wayne Shorter (ts)
Curtis Fuller (tb)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Mosaic
02. Down Under
03. Children of The Night
04. Arabia
05. Crisis

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1961年10月2日の録音。
共演者は、ピアノがシダー・ウォルトン、トランペットがフレディ・ハバード、テナーサックスがウェイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースのジミー・メリット。
このアルバムでは長い間、働いてきたピアノのボビー・ティモンズからシダー・ウォルトンにバトンタッチ。
トランペットもリー・モーガンからフレディ・ハバードと、屋台骨が刷新された。
作曲も 「Mosaic」 がシダー・ウォルトン、 「Down Under」 と 「Crisis」 がフレディ・ハバード、 「Children of The Night」 がウェイン・ショーター、 「Arabia」  がカーティス・フラーというように、メンバーが平等に担当している。
おもしろいのは、どんなにメンバーが入れ替わろうが、アート・ブレイキーはバンマスであり続け、黙って指示に従い、ちゃんとドラムを叩いている事。
わかっているのか、わかっていないような、けなげなアート・ブレイキーだが、親爺(オヤジ)ならではドラミングがあるからジャズ・メッセンジャーズ。
ジャズ・メッセンジャーズ以外のアルバムを聴いた後で、ジャズ・メッセンジャーズを聴くと、古巣に戻ったように感じるのはなぜだろう。
アート・ブレイキーとは、そういうジャズマンなのだ。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / Buhaina's Delight Art Blakey and The Jazz Messengers / Buhaina's Delight

Recorded :
November 28, 1961  #02, #06~#10
December 18, 1961  #01, #03~#05

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p)
Freddie Hubbard (tp)
Wayne Shorter (ts)
Curtis Fuller (tb)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Backstage Sally
02. Contemplation
03. Bu's Delight
04. Reincarnation Blues
05. Shaky Jake
06. Moon River
07. Moon River (Alt. Take)
08. Backstage Sally (Alt. Take)
09. Reincarnation Blues (Alt. Take)
10. Bu's Delight (Alt. Take)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー(Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1961年11月28日・12月18日の録音、ウェイン・ショーターが音楽監督として活躍したジャズ・メッセンジャーズ。
共演者は、ピアノがシダー・ウォルトン、トランペットがフレディ・ハバード、テナーサックスがウェイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースのジミー・メリット。
フロントの3管は更に強力になり、しかも緻密で頭脳的に変化している。
どんなメンバーに替ろうとも、アート・ブレイキーは常にパワー全開、最高のドラミングを決める。
場の雰囲気を瞬時に嗅ぎ取り、一瞬一瞬、最高のリズムを打ち出す天性の資質。
煙草(たばこ)の宣伝のような、いかしたジャケットは人気の秘密。
自分も長い間、これを部屋に飾っている。
(青木高見)





Art Blakey / Caravan Art Blakey / Caravan

Recorded : October 23-24, 1962

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p)
Freddie Hubbard (tp)
Wayne Shorter (ts)
Curtis Fuller (tb)
Reggie Workman (b)

Song name :
01. Caravan
02. Sweet 'N' Sour [take 4]
03. Sweet 'N' Sour
04. In The Wee Small Hours Of The Morning
05. This Is For Albert
06. Skylar
07. Thermo [take 2]
08. Thermo

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1962年10月23日・24日の録音、リヴァーサイド・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがシダーウォルトン、トランペットがフレディハバート、テナーサックスがウエイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがレジー・ワークマン。
1962年の最初まで在籍したベースのジミー・メリットに替ってレジー・ワークマンが入ってくる。
後のメンバーはウェイン・ショーター音楽監督を中心とするレギュラー・メンバー。
ベースが替わった事で、どのように音は変化するのだろう。
演奏は、いつもの様に、いや更に力強いアート・ブレイキーに大満足。
長すぎると思うくらいのソロ、これこそ1962年アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ詰め合わせセット。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / Free For All Art Blakey and The Jazz Messengers / Free For All

Recorded : February 10, 1964

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p)
Freddie Hubbard (tp)
Wayne Shorter (ts)
Curtis Fuller (tb)
Reggie Workman (b)

Song name :
01. Free for All
02. Hammer Head
03. The Core
04. Pensativa

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー(Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1964年2月10日の録音、ブルーノートからのリリース。
共演者は、ピアノがシダー・ウォルトン、トランペットがフレディー・ハバード、テナーサックスがウエイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがレジー・ワークマン。
全体の演奏は、怒涛という言葉が、まさに当てはまる。
頭の血管がハチ切れそう。

ウエイン・ショーターが渾身の力で吹きまくる、それに全身全霊で受け止めるバンマス、アート・ブレイキー。 長い間、ジャズを聴いてきて良かった思わせてくれる極上の一瞬だ。
(青木高見)





Art Blakey / Golden Boy Art Blakey / Golden Boy

Recorded : 1964

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p, arr)
Freddie Hubbard (tp)
Lee Morgan (tp)
James Spaulding (as)
Wayne Shorter (ts, arr)
Charles Davis (bs)
Curtis Fuller (tb, arr)
Julius Watkins (frh)
Bill Barber (tuba)
Reggie Workman (b)

Song name :
01. Theme from Golden Boy
02. Yes I Can
03. Lorna's Here
04. This Is the Life
05. There's a Party
06. I Want to Be with You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1964年の録音、コルピックス・レーベルからのリリース、60年代中期の異色のジャズ・メッセンジャーズ。
共演者は、ピアノがシダー・ウォルトン、トランペットがフレディー・ハバードとリー・モーガン、アルトサックスがジェームス・スポールディング、テナーサックスがウエイン・ショーター。
バリトンサックスがチャールス・デイヴィス、トロンボーンがカーティス・フラー、フレンチホルンがジュリアス・ワトキンス、チューバがビル・バーバー、ベースがレジー・ワークマン。
内容は、ミュージカルの 「 ゴールデン・ボーイ (Golden Boy) 」 を題材にした演目。
編曲は、ピアノのシダー・ウォルトン、テナーサックスのウエイン・ショーター、トロンボーンのカーティス・フラーが兼任。
まず驚くのは、この大編成、それも百戦錬磨のリーダー格のアンサンブルが聴ける。
個人的に、演目がミュージカルであろうが何であろうと関係ない。
50年代の中期から、一連のジャズ・メッセンジャーズを聴いてきて、聴いた事のないコルピックス・レーベルからの異端児的な1枚。
ここで外す訳にはいかない。
演奏は、いつもより濃い目の酒をやりたくなる。
能書きはいらない、燻し銀のメンバーのアンサンブルを聴けるだけで大満足。
空手着のバンマス・ブレイキー・オヤジのジャケットが、全てを物語っている。
まさに 「出てこいや!」。
まさに、ゴールデン・ボール、じゃなくて・・・ゴールデン・ボーイ。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers Indestrutible! Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers Indestrutible!

Recorded :
April 24, 1964  #05
May 15, 1964  #01-#04
April 15, 1964  #06

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p)
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Curtis Fuller (tb)
Reggie Workman (b)

Song name :
01. The Egyptian
02. Sortie
03. Calling Miss Khadija
04. When Love is New
05. Mr. Jin 
06. It's a Long Way Down  [Bonus track on CD]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムは 、5曲目が1964年4月24日、1から4曲目が1964年5月15日、6曲目が1964年4月15日の録音、ブルーノートBST84193番。
共演者は、ピアノがシダー・ウォルトン、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースのレジー・ワークマン。
アルバム・タイトル 「Indestrutible」 の意味は 「不滅」。
凄いタイトルを付けたものだが、この事からもブルーノートと演奏者の気合の入れ様が想像できる。
まず演目の作曲者を明記すると。
01. The Egyptian  /  Curtis Fuller
02. Sortie  /  Curtis Fuller
03. Calling Miss Khadija  /  Lee Morgan
04. When Love is New  /  Cedar Walton
05. Mr. Jin  /  Wayne Shorter
06. It's a Long Way Down [Bonus track on CD]  /  Wayne Shorter
全6曲中、カーティス・フラーが2曲、リー・モーガン1曲、シダー・ウォルトン1曲、ウェイン・ショーター2曲と、みんながそれぞれ持ち寄っている。
その他のニュースとしては。
「ジャズ・メッセンジャーズ」 ブルーノートの最後のアルバム。
ウェイン・ショーターがこのアルバムを最後 「ジャズ・メッセンジャーズ」 を去る。
フレディ・ハバードの後釜に、リー・モーガンが返り咲いた。
という様に、メンバーのアルバムに対する思い入れがある。
演奏は、水準以上、中でもシダー・ウォルトンが素晴らしい。
アート・ブレイキーに聞いてみたい。
「お世話になったブルーノートを去る心境」 を。
後世の研究で、いずれは真相が明らかになってくるだろうs。
(青木高見)





Art Blakey / Backgammon Art Blakey / Backgammon

Recorded : March 15 and 16, 1976

Personnel :
Art Blakey (ds)
Albert Dailey (p)
Ladji Camara (fl, vo) #07
Bill Hardman (tp)
David Schnitter (ts)
Yoshio (Chin) Suzuki (b) 鈴木良雄

Song name :
02. Whisper Not
03. Backgammon
04. Blues March
05. Georgia on My Mind
06. Third World Express
07. Namfulay
08. I Can't Get Started

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムは 、1976年3月15日・16日の録音、ルーレット・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがアルバート・デイリー、フルートとヴォーカルがレイジ・カマラ、トランペットがビル・ハードマン、テナーサックスがデヴィッド・シュニッター、ベースが鈴木良雄。
感想は。
・1976年代の 「アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ」 を聴けるのが嬉(うれ)しい。
・「ルーレット・レーベル」 の 「アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ」 が貴重。
・アルバム全体の統一感が今ひとつ、それぞれの演目が切り貼り的、しかし、それもアリかっ!?
・演目の 「Whisper Not」「Blues March」 お馴染みのベニー・ゴルソンの曲を、わざわざ入れなくても!?
・アート・ブレイキーのアフリカ回帰の気持ちはわかるが 「Namfulay」 、レイジ・カマラのアフリカの唄はハッキリ言って聴きたくない。
・ベースが日本人の鈴木良雄氏は朗報、しかし、終始あたりさわりのない演奏で、う~ん!?
・アルバム・タイトルにもなった 「Backgammon」 、ピアニストのウォルター・デイビス・Jr.の曲だが、本人が弾いていないのでスゴク不満。
・何だかんだ言われても、アート・ブレイキーは馬耳東風、ここが凄くて偉いところ、お見事!
・何だかんだ言っても、アート・ブレイキー・ファンとしては1枚でも多く聴きたい、集めたい。
以下、演目の作曲者を明記した。 01. Uranus  /  Walter Davis
02. Whisper Not  /  Benny Golson
03. Backgammon  /  Davis
04. Blues March  /  Golson
05. Georgia on My Mind  /  Hoagy Carmichael, Stuart Gorrell
06. Third World Express  /  Kasa Allah
07. Namfulay  /  Ladji Camara
08. I Can't Get Started  /  Ira Gershwin, Vernon Duke
(青木高見)





Art Blakey / Jazz Cafe Art Blakey (3899032) Art Blakey / Jazz Cafe Art Blakey (3899032)

Recorded : October 11, 1980

Personnel :
Art Blakey (ds)
James Williams (p)
Wynton Marsalis (tp)
Bobby Watson (as)?
Billy Pierce (ts)?
Charles Fambrough (b)

Song name :
01. Moanin
02. My Funny Valentine
03. Soulful Mr. Timmons
04. Au Privave
05. Free For All

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1980年10月11日の録音、フロリダ州フォートローダーデールにある 「ババズ ジャズレストラン (Bubba's Jazz Restaurant)」 でのライブ、ギャラクシー・レーベルの音源、日本のミカサ通商が輸入元。
共演者は、ピアノがジェームス・ウィリアムズ、トランペットがウイントン・マルサリス、ベースがチャールス・ファンブロー、サックスは不明。
入手した盤は、ペラの表紙があるだけの粗末なものでライナーがない。
そのため、演奏の詳細がわからない。
ただ演奏は、溌剌としたトランペットのウイントン・マルサリスが元気。
ファンとしては1980年のアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズが聴けてうれしい。
(青木高見)





Art Blakey / Album Of The Year Art Blakey / Album Of The Year

Recorded : April 12, 1981

Personnel :
Art Blakey (ds)
James Williams (p)
Wynton Marsalis (tp)
Bobby (Robert) Watson (as)
Billy (Bill) Pierce (ts)
Charles Fambrough (b)

Song name :
01. Cheryl
02. Ms. B.C.
03. In Case You Missed It
04. Little Man
05. Witch Hunt
06. The Soulful Mr. Timmons

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1981年4月12日の録音、フランス・パリ 「Davout Studios」 での収録、タイムレス(Timeless)レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがジェームス・ウィリアムズ、トランペットがウイントン・マルサリス、アルトサックスがボビー・ワトソン、テナーサックスがビリー・ピアース、ベースがチャールス・ファンブロー。
アルバムの表紙に、アルトサックスのボビー・ワトソンがロバート・ワトソンとなっているのは、出生名が 「Robert Michael Watson Jr.」 のため。
アルバム・タイトルが 「Album Of The Year」 と大仰しいタイトル。
言い換えれば、この時のジャズ・メッセンジャーズが、いかに自信に満ち溢れていたかという事。
演奏は、音楽監督がボビー・ワトソン、鳴り物入りで加入した当時19歳の若きトランぺッター・ウイントン・マルサリスが最大の聴きどころ。
パリの演奏旅行中、スタジオ収録されたもので、往年のジャズ・メッセンジャーが復活したような迫力の音が何ともいい。
リスナー以上に喜んでいたのは、アート・ブレイキーだと思う。
「バードランド」 のライブから27年の月日が流れた、メンバーはクリフォード・ブラウン、ルー・ドナルドソン、ホレス・シルバー、カーリー・ラッセルだった。
話は戻り、以下、演目の作曲者を明記した。
01. Cheryl  /  Charlie Parker
02. Ms. B.C.  /  Pamela Watson
03. In Case You Missed It  /  Robert Watson
04. Little Man  /  Charles Fambrough
05. Witch Hunt  /  Wayne Shorter
06. The Soulful Mr. Timmons  /  James Williams
チャーリー・パーカーからウエイン・ショーターまで、ジャズの歴史を切り取った様な演目にメンバーの作品。
どんどん変化してきたジャズ、その全てにおいて、クサらずに一生懸命ドラムを叩いてきた男アート・ブレイキー。
彼らの1980年初頭の音を全身で浴びよう。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / Straight Ahead Art Blakey and The Jazz Messengers / Straight Ahead

Recorded : June 1981

Personnel :
Art Blakey (ds)
James Williams (p)
Wynton Marsalis (tp)
Bobby Watson (as)
Billy Pierce (ts)
Charles Fambrough (b)

Song name :
01. Falling In Love with Love
02. My Romance
03. Webb City
04. How Deep Is the Ocean?
05. E.T.A.
06. The Theme

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー(Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1981年6月の録音、サンフランシスコの 「キーストンコーナーズ」 でのライブ。
共演者は、ピアノがジェームス・ウィリアムス、トランペットがウイントン・マルサリス、アルトサックスがボビー・ワトソン、テナーサックスがビリー・ピアース、ベースがチャールス・ファンブロー。
共演者の名前を見て、次々と進化していくジャズ・メッセンジャーズ、やはりライブがいい。
アート・ブレイキーは、バンドマスター、マネージメント、卓越したドラマー、それをクサらず1人やってきた。
ジャズ史からも、ひじょうにユニークなニュージシャンといえる。
ジャズ・メッセンジャーズに入って去っていったミュージシャン達。
驚くのは、その誰もが有名になって一線で活躍している。
増々、アート・ブレイキーに敬意と尊敬の念が湧いてくる。
アルバム演奏は、非の打ちどころがなく素晴らしい。
注目は、当時19歳だった新人トランペッター、ウイントン・マルサリスの参加。
アート・ブレイキーの胸を借り、完璧な演奏を披露。
聴いていて、訳もなく胸に迫るものがある。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers New York Scene Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers New York Scene

Recorded : May, 1984

Personnel :
Art Blakey (ds)
Mulgrew Miller (p)
Terence Blanchard (tp)
Donald Harrison (as)
Jean Toussaint (ts)
Lonnie Plaxico (b)

Song name :
01. Oh, By The Way
02. Ballad Medley: My One and Only Love/It's Easy to Remember/Who Cares?
03. Controversy
04. Tenderly
05. Falafel

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー(Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1984年5月の録音、ジャズ・メッセンジャーズ、ニューヨークの 「Mikell's」 ライブ、コンコードのライセンス、日本のキング・レコードからのリリース。
共演者は、ピアノがマルグリュー・ミラー、トランペットがテレンス・ブランチャード、アルトサックスがドナルド・ハリソン、テナーサックスがジャン・トゥーサン、ベースがロニー・プラキシコ。
ジャズの伝道師ともいえるアート・ブレイキーが復活したのは1980年のウイントン・マルサリスが入ってから。
その後、メンバーは入れ替わるが、このアルバムのジャズ・メッセンジャーズも新鮮。
この時、アート・ブレイキー65歳、リーダーというよりは演奏を楽しみ、若手に胸を貸しているドラム。
そうかといって、要所はビシッと決め、全体を引き締め、張りと艶を与えている、ここまで来れば芸術。
以下演目の作曲者を明記した。
01. Oh, By The Way / Terence Blanchard
02. Ballad Medley
   My One and Only Love / Robert Mellin and Guy Wood
   It's Easy to Remember / Richard Rogers and Lorenz Hart
   Who Cares? / George Gershwin and Ira Gershwin
03. Controversy / Donald Harrison
04. Tenderly / Walter Gross, Jack Lawrence
05. Falafel / Mulgrew Miller

このコメントを書いていて思う。
これらの演奏が新しいと思って聴いていた時から、かなりの時が経ってしまった。
それだけ自分も歳をとってしまった。
贔屓(ひいき)だったピアノのマルグリュー・ミラーも、もちろんアート・ブレイキーも、もう、この世にはいない。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / Live at Sweet Basil Art Blakey and The Jazz Messengers / Live at Sweet Basil

Recorded : March 24, 1985

Personnel :
Art Blakey (ds)
Terence Blanchard (tp)
Donald Harrison (as)
Jean Toussaint (ts)
Mulgrew Miller (p)
Lonnie Plaxico (b)

Song name :
01. Jodi
02. Blues March
03. Mr.Babe
04. Moanin'

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー(Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1985年3月24日の録音、ジャズ・メッセンジャーズ、スィートベジルでのライブ。
アート・ブレーキー、この時66歳。
若手ジャズ・プレーヤー登竜門でもあったジャズ・メッセンジャーズで 「おやじ」 が胸を貸すといった感じ。
共演者は、ピアノがマルグリュー・ミラー、トランペットがテレンス・ブランチャード、アルトサックスがドナルド・ハリソン、テナーサックスがジャン・トゥーサン、ベースがロニー・プラキシコ。
演奏は、全曲溌剌(はつらつ)とした演奏。
メンバーは、演目の 「Blues March」 「Moanin'」 をジャズ・メッセンジャーズでやらせてもらう事が卒業証書。
アート・ブレイキーの晩年は、特に若手の育成に大きな功績を残した。
在籍したミュージシャンは逆に、ジャズ・メッセンジャーズを勲章にして巣立っていく。
ジャズ・メッセンジャーズの結成は1954年なので、これはジャズ史に残る快挙。
ちなみに、当アルバムを企画制作したのが、我が国のキング・レコードで、これは世界に誇りたい。
海外のジャズ・サイトを見ていて、このアルバムが出てきてジャパンなのが何とも嬉しい。
ちなみに、1985年 ジャズ・ディスク大賞・金賞受賞。
スイング・ジャーナル・ゴールド・ディスク作品。
1990年10月16日、多くの人に惜しまれて旅立っていった。
(青木高見)





Art Blakey / Dr. Jeckyle Art Blakey / Dr. Jeckyle

Recorded : December 30-31, 1985

Personnel :
Art Blakey (ds)
Mulgrew Miller (p)
Terence Blanchard (tp)
Donald Harrison (as)
Jean Toussaint (ts)
Tim Williams (tb)
Lonnie Plaxico (b)

Song name :
01. Fuller Love
02. Dr. Jeckyle
03. 81
04. One By One

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1985年12月30日・31日の録音、ニューヨーク・グリニッジ・ヴィレッジにあるライブハウス 「スイート・ベイジル」 でのライブ、キングレコード / パドルホイールからのリリース。
共演者は、ピアノがマルグリュー・ミラー、トランペットがテレンス・ブランチャード、アルトサックスがドナルド・ハリソン、テナーサックスがジャン・トゥーサン、トロンボーンがティム・ウイリアムス、ベースがロニー・プラキシコ。
演奏は、1985年の晦日と大晦日のライブ演奏という事で貴重。
演目は4曲と少ないが、メンバー全員が一丸となった力強い演奏がいい。
録音時、アート・ブレイキーは66歳、百戦錬磨のドラミングを聴けるだけで、もう大満足。
(青木高見)




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