青木高見のジャズコレクション Art Blakey (ds) アート・ブレイキー


略歴
Art Blakey アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
ジャズを知らない人でも 「アート・ブレイキー」 の名だけは知っているほど有名。
1954年 ピアノのホレス・シルヴァーとアート・ブレイキーが中心となり 「ジャズ・メッセンジャーズ」 を結成。
 トランペットのクリフォード・ブラウン、アルトサックスのルー・ドナルドソンらを擁し、ジャズ・クラブ・バードランドに出演、人気を博す。
1954年、ホレス・シルヴァーがメンバーを連れて脱退、そのため一時、衰退する。
 そこへ音楽監督兼サックスのベニー・ゴルソンが加入し 「モーニン」 「ブルース・マーチ」 などがヒットし再燃する。
1959年、ベニー・ゴルソンが脱退、代わりにウェイン・ショーターが入り音は変化していく。
1961年、初来日、空前のファンキー・ブームを巻き起こす。
そば屋の出前がモーニンを鼻歌で歌ったほど人気が出て、日本のジャズマニアは急増した。
その後も、アート・ブレイキーはジャズ・メッセンジャーズのリーダーとして多くの新人を発掘していく。
その発掘された彼らが、一流ミュージシャンとして活躍する。
ジャズ・メッセンジャーズを巣立っていった若いミュージシャン達は、ジャズ・メッセンジャーズに在籍していた事を勲章とした。
この事はジャズ史に残る快挙ともいえる。
以下、ウィキペディアで愉快なエピソードを原文で掲載する。
【10代後半からバンドで活動しニューヨークへ進出。一説には当初はピアニストであったが、ある時からピアノを断念しドラマーに転向した。きっかけは、ある夜、アート・ブレイキーが演奏するクラブに、クラブのボス(マフィアとの説も)がピアニストを連れてきて弾かせたところ、アートよりも上手い演奏をしたため、ボスはアートに 「おまえはタイコでも叩いてな!」 と拳銃をちらつかせながら脅されたというものだ。当初、ドラムの腕はたいしたことはなく、バンド仲間からはバカにされていたが、盟友であるトランペッターのディジー・ガレスピーからアドバイスを受け、みるみる上達したとのこと。】(出典:ウィキペディア)
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Art Blakey / A Night At Birdland With The Art Blakey Quintet Vol.1 (CJ28-5117) Art Blakey / A Night At Birdland With The Art Blakey Quintet Vol.2 (TOCJ-6427) Art Blakey and The Jazz Messengers / At the Cafe Bohemia Vol.1 (CDP 7 46521 2) Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers At the Cafe Bohemia Vol.2 (7243 5 32149 2 0) Art Blakey / The Jazz Messengers (SICP 755) The Jazz Messengers / Hard Bop (SRCS 7129) The Jazz Messengers / Ritual (CDP 7 46858 2) Art Blakey and The Jazz Messengers / The Elmo Hope Quintet (TOCJ-50229) Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers Midnight Session (COCY-9037) Art Blakey / Art Blakey's Jazz Messengers With Thelonious Monk (Atlantic 7567-81332-2) Art Blakey and The Jazz Messengers / Moanin' (CDP 7 46516 2) Art Blakey / Holiday for Skins vol.1 (TOCJ-4004) Art Blakey / 1958 - Paris Olympia (Fontana PHCE-10028) Art Blakey / Au Club St Germain 1958 (ND 74897(2)) Art Blakey / Paris 1958 (BLUEBIRD 07863 61097-2) Art Blakey Just Coolin' (UCCQ-1123) Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers At The Jazz Corner Of The World Volume 1 (TOCJ-4015) Art Blakey And The Jazz Messengers / The Big Beat (CDP 7 46400 2) Art Blakey / The Jazz Messengers A Night In Tunisia (CDP 7 84049 2) Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers Like Someone In Love (CJ28-5075) Art Blakey / Meet You At The Jazz Corner Of The World Vol1 (TOCJ-4054)
Art Blakey / Meet You At The Jazz Corner Of The World Vol2 (TOCJ-6620) Art Blakey / Roots And Herbs (BlueNote 7243 5 21956 2 6) Art Blakey / The Freedom Rider (7243 8 21287 2 4) Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers (MVCJ-19070) Art Blakey and The Jazz Messengers / Mosaic (CDP 7 46523 2) Art Blakey and The Jazz Messengers / Buhaina's Delight (CDP 7 84104 2) Art Blakey / Caravan (OJCCD-038-2) Art Blakey / Ugetsu (OJCCD-090-2) Art Blakey / A Jazz Message (UCCU_5264) Art Blakey and The Jazz Messengers / Free For All (7243 5 71067 2 6) Art Blakey Kyoto (OJCCD-145-2) Art Blakey / Golden Boy (TOCJ-50063) Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers Indestrutible! (CJ28-5080) Art Blakey Soul Finger (UCCU-9733) Art Blakey / Buttercorn Lady (UCCU-9734) Art Blakey / Backgammon (TOCJ-50243) Art Blakey / Gypsy Folk Tales (WPCR-29126)< Art Blakey / Jazz Cafe Art Blakey (3899032) Art Blakey / Album Of The Year (CDSOL-6306) Art Blakey and The Jazz Messengers / Straight Ahead (VICJ-23842) Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers New York Scene (CCD-4256) Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers Blue Night (CDSOL-6335) Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers Live at Sweet Basil (KICJ 2082) Art Blakey / Dr. Jeckyle (ECD 22001-2)

【INDEX (共演アルバム)】


【INDEX (トリビュート・アルバム)】
John Hicks / Blues March Portrait Of Art Blakey (TKCV-79007) John Hicks / Moanin' Portrait Of Art Blakey (TKCV-79008)


【以下コンテンツ】


Art Blakey / A Night At Birdland With The Art Blakey Quintet Vol.1 (CJ28-5117) Art Blakey / A Night At Birdland With The Art Blakey Quintet Vol.1 (CJ28-5117)

Recorded : February 21, 1954

Personnel :
Art Blakey (ds)
Horace Silver (p)
Clifford Brown (tp)
Lou Donaldson (as)
Curley Russell (b)

Song name :
00. Annoucement by Pee Wee Marquette
01. Split Kick
02. Once In A While
03. Quicksilver
04. Wee-Dot
05. Blues
06. A Night In Tunisia
07. Mayreh

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント :  アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1954年2月21日の録音、原盤LPはブルーノート1521番、CDは東芝EMI株式会社からのリリース、7曲入り、岡崎正通による日本語解説書付き、。br /> ニューヨークにあったジャズクラブ 「バードランド」 のライブ。
共演者は、トランペットがクリフォード・ブラウン、アルト・サックスがルー・ドナルドソン、ピアノがホレス・シルバー、ベースがカーリー・ラッセル。
司会を務める 「ピー・ウィー・マーケット (Pee Wee Marquette)」 が、今日このライブがブルーノートでレコーディングされる事。
そして、皆さんの拍手が、そのまま永久に音として残る事などを伝えて演奏が始まる。
1曲目は、ホレス・シルバーのオリジナル 「Split Kick」 、濃厚なハード・バップ。
中ほどで完璧ともいえるクリフォード・ブラウンが聴ける。
ビ・バップから進化したハード・バップのお手本級の演奏。
新しいジャズの開花を高らかに宣言しているかの様な力強い音。
(青木高見)





Art Blakey / A Night At Birdland With The Art Blakey Quintet Vol.2 (TOCJ-6427) Art Blakey / A Night At Birdland With The Art Blakey Quintet Vol.2 (TOCJ-6427)

Recorded : February 21, 1954

Personnel :
Art Blakey (ds)
Horace Silver (p)
Clifford Brown (tp)
Lou Donaldson (as)
Curley Russell (b)

Song name :
01. Wee Dot
02. If I Had You
03. Quicksilver [Alternate Master]
04. Now's the Time 05. Confirmation

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1954年2月21日の録音、CDはブルーノートの音源、東芝EMI株式会社からのリリース、5曲入り、児島紀芳氏による日本語解説書付き。br /> ニューヨークにあったジャズクラブ 「バードランド」 のライブ、Vol2。
共演者は、トランペットがクリフォード・ブラウン、アルト・サックスがルー・ドナルドソン、ピアノがホレス・シルバー、ベースがカーリー・ラッセル。
特記すべきは、完璧ともいえるトランペットのクリフォード・ブラウン。
大音量で聴くと時空を超えて居ながらにして1954年の大迫力のバードランドへ。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / At the Cafe Bohemia Vol.1 (CDP 7 46521 2) Art Blakey and The Jazz Messengers / At the Cafe Bohemia Vol.1 (CDP 7 46521 2)

Recorded : November 23, 1955

Personnel :
Art Blakey (ds)
Horace Silver (p)
Kenny Dorham (tp)
Hank Mobley (ts)
Doug Watkins (b)

Song name : 01. Soft Winds
02. The Theme
03. Minor's Holiday
04. Alone Together
05. Prince Albert
06. Lady Bird
07. What's New?
08. Deciphering the Message

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1955年11月23日の録音、原盤LP・CD共にブルーノート・レーベルからのリリース、ニューヨーク・グリニッチ・ヴィレッジにあった 「カフェ・ボヘミア」 でのライブ。
共演者は、ピアノがホレス・シルバー、トランペットがケニー・ドーハム、テナーサックスがハンク・モブレー、ベースがダグ・ワトキンス。
ここに至り、アート・ブレイキーとホレス・シルバー以外のメンバーが入れ替わる。
ブルーノートの音源は当初、初の12インチ・オリジナル盤で発売されたので入手困難だった。
今はCD化され2枚組で、たやすく手に入る時代になった。
あえて、入手が困難だった時代に思いをはせると、ありがたみが湧く。
演奏は、バンマスがホレス・シルバーとアート・ブレイキーの2人いるジャズ・メッセンジャーズ。
経緯は省(はぶ)くが、このホレス・シルバーとアート・ブレイキーが分裂する直前の演奏でもある。
しかし演奏では、そんな事を、まったく感じさせない、溌剌としたジャズ・メッセンジャーズ・サウンドが楽しめる。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers At the Cafe Bohemia Vol.2 (TOCJ-7062) Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers At the Cafe Bohemia Vol.2 (7243 5 32149 2 0)

Recorded : November 23, 1955

Personnel :
Art Blakey (ds)
Horace Silver (p)
Kenny Dorham (tp)
Hank Mobley (ts)
Doug Watkins (b)

Song name :
01. Announcement By Art Blakey
02. Sportin' Crowd
03. Like Someone In Love
04. Yesterdays
05. Avila And Tequila
06. I Waited For You
07. Just One Of Those Things
08. Hank's Symphony
09. Gone With The Wind
#01-#09 Live; Rudy Van Gelder 24Bit Mastering; 2001 Digital Remaster
#07-#09 Bonus track, not part of original 12" Album

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
ホレス・シルヴァー (Horace Silver 出生名 : Horace Ward Martin Tavares Silva 1928年9月2日~) はアメリカ合衆国コネチカット州ノーウォーク生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1955年11月23日の録音、原盤12インチはブルーノート・レーベルからのリリース。
CDは同じくブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、英語解説書入り、9曲入り、実質は8曲、理由は1曲目がアート・ブレイキーのしゃべりで1曲分となるRVGのリマスター盤。
ニューヨーク・グリニッチ・ヴィレッジにあった 「カフェ・ボヘミア」 でのライブ。
共演者は、ピアノがホレス・シルバー、トランペットがケニー・ドーハム、テナーサックスがハンク・モブレー、ベースがダグ・ワトキンス。
「カフェ・ボヘミア」 は、ニューヨーク・グリニッチ・ヴィレッジにあったジャズクラブだが今はない。
演奏は、初代ジャズ・メッセンジャーズ、リマスターで音がよくなった分、このクラブが、それ程大きくないカフェらしき事がわかる。
形あるものは、いつかは無くなる、ところが音の記録は永久に残る。
ケニー・ドーハム、ハンク・モブレーにしても、自分のアルバムにもまして、ジャズ・メッセンジャーズに素晴らしい演奏を残していた。
いずれにしても、全体の完成度は高く、ボリューム1と2でたっぷり、発展途上のジャズ・メッセンジャーズ・サウンドが楽しめる。
ちなみにレーベルの 「RVG (Rudy Van Gelder)」 とはブルーノートのレコーディング・エンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダーの略。
時代が進み、音源をリマスター化した際に、商品にそのままサブ・ネーミングとして伏した。
いわばブルーノートという老舗(しにせ)の証明といった感じ。
(青木高見)





Art Blakey / The Jazz Messengers (SICP 755) Art Blakey / The Jazz Messengers (SICP 755)

アルバムはアート・ブレイキーのリーダーアルバム扱いとしています。
「Horace Silver」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded :
April 6, 1956
May 4, 1956

Personnel :
Art Blakey (ds)
Horace Silver (p)
Donald Byrd (tp)
Hank Mobley (ts)
Doug Watkins (b)

Song name :
01. Infra-Rae
02. Nica's Dream
03. It's You or No One
04. Ecaroh
05. Carol's Interlude
06. The End of a Love Affair
07. Hank's Symphony
08. Weird-O [Bonus track not on original LP.]
09. Ill Wind [Bonus track not on original LP.]
10. Late Show [Bonus track not on original LP.]
11. Deciphering the Message [Bonus track not on original LP.]
12. Carol's Interlude (alternate take) [Bonus track not on original LP.]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
ホレス・シルヴァー (Horace Silver 出生名:Horace Ward Martin Tavares Silva 1928年9月2日~2014年6月18日) はアメリカ合衆国コネチカット州ノーウォーク生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはアート・ブレイキーとホレス・シルヴァー、1956年4月6日・5月4日の録音、原盤LPはコロムビア・レコード・レーベルからのリリース、CDはソニー・ミュージック・ジャパンからのリリース、高井信成氏による日本語解説書付き、12曲入り、内5曲がボーナス・トラック。
録音時のメンバーの年齢は、アート・ブレイキー36歳、ホレス・シルヴァー27歳、ドナルド・バード23歳、ハンク・モブレー25歳、ダグ・ワトキンス22歳。
解説によると、ハード・バップが、いつ誕生したのか諸説あるが1964年初頭、場所はニューヨークのジャズクラブとされる。
実際は、このアルバムがハード・バップの、お手本と言っても良いかもしれない。
このアルバムの名称が 「The Jazz Messengers」 となっているのは、アート・ブレイキーとホレス・シルヴァーの双頭リーダーの為だとされる。
このアルバムの直後、ホレス・シルヴァーはバンド名 「The Jazz Messengers」 を譲り受ける替わりにメンバー全員を引き連れて独立した。
ホレス・シルヴァーは同年11月10日にドラムにルイ・ヘイズを入れ 「6ピーシズ・オブ・シルヴァー」 をリリース。
一方残されたアート・ブレイキーは、ピアノのサム・ドッケリー、トランペットのビル・ハードマン、アルトサックスのジャッキー・マクリーン、ベースのスパンキー・デブレストなどを集めて新作をリリース。
個人的に、アート・ブレイキー贔屓(びいき)の自分としては、この一件でホレス・シルヴァーを一時、きらいになった。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Infra-Rae / Hank Mobley
02. Nica's Dream / orace Silver
03. It's You or No One / Sammy Cahn, Jule Styne
04. Ecaroh / Horace Silver
05. Carol's Interlude / Hank Mobley
06. The End of a Love Affair / E.C. Redding
07. Hank's Symphony / Hank Mobley
08. Weird-O [Bonus track not on original LP.] / Hank Mobley
09. Ill Wind [Bonus track not on original LP.] / Hank Mobley
10. Late Show / Hank Mobley
11. Deciphering the Message [Bonus track not on original LP.] / Hank Mobley
12. Carol's Interlude (alternate take)  [Bonus track not on original LP.] / Hank Mobley
全12中、ホレス・シルヴァーが2曲、ハンク・モブレーが8曲。
(青木高見)





TThe Jazz Messengers / Hard Bop (SRCS 7129) The Jazz Messengers / Hard Bop (SRCS 7129)

Recorded :
December 12, 1956 #01-04
December 13, 1956 #05

Personnel :
Art Blakey (ds)
Sam Dockery (p)
Bill Hardman (tp)
Jackie McLean (as)
Spanky DeBrest (b)

Song name :
01. Cranky Spanky
02. Stella By Starlight
03. My Heart Stood Still
04. Little Melonae
05. Stanley's Stiff Chicken

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはジャズ・メッセンジャーズ、1956年12月12日・13日の録音、原盤LPはコロムビア・レーベルからのリリース、CDはソニー・レコード・レーベルからのリリース、小川隆夫氏・佐藤秀樹氏による日本語解説書、ナット・ヘントフによる原盤ライナー・ノーツの家本清美氏による日本語訳付き。
共演者は、ピアノがサム・ドッケリー、トランペットがビル・ハードマン、アルトサックスがジャッキー・マクリーン、ベースがスパンキー・デブレスト。
この年、ついにホレス・シルヴァーはアート・ブレイキー以外全員を連れて脱退した。
救いは 「ザ・ジャズ・メッセンジャーズ」 の名前だけが残された事。
1人、取り残されたアート・ブレイキーの心境を思うと心が痛む。
しかし、ここで凄いのが不屈の精神で取りあえず新メンバーを搔き集めてアルバムをリリースしてしたアート・ブレイキー。
アルバム・タイトルはズバリ 「Hard Bop」。
演奏は、出来たてのためチームワークで今ひとつという評もあるが、アート・ブレイキーが新メンバーへの配慮のドラミングを聴けば、そんな事は忘れてしまう。
ザ・ジャズ・メッセンジャーズにジャッキー・マクリーンとビル・ハードマンがいた事実。
アルバム全体を貫(つらぬ)く 「ハード・バップ」 宣言の様なの音に酔う。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Cranky Spanky / Bill Hardman
02. Stella By Starlight / Ned Washington, Victor Young
03. My Heart Stood Still / Lorenz Hart, Richard Rodgers
04. Little Melonae / Jackie McLean
05. Stanley's Stiff Chicken / Bill Hardman, Jackie McLean
(青木高見)





The Jazz Messengers / Ritual (CDP 7 46858 2) The Jazz Messengers / Ritual (CDP 7 46858 2)

Recorded :
January 14, 1957 #01, #04, #05, #06
February 11, 1957 all others

Personnel :
Art Blakey (ds)
Sam Dockery (p)
Bill Hardman (tp)
Jackie McLean (as)
Spanky DeBrest (b)

Song name :
01. Little T.
02. Exhibit A
03. Scotch Blues
04. Once Upon a Groove
05. Sam's Tune
06. Touche
07. Wake Up!
08. Art Blakey's Comments on Ritual
09. Ritual

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1957年1月14日・2月11日の録音、原盤LPはパシフィック・レコード・レーベルからのリリース、CDはブルーノート・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがサム・ドッケリー、トランペットがビル・ハードマン、アルトサックスがジャッキー・マクリーン、ベースがスパンキー・デブレスト。
録音の前年に再編成した 「ジャズ・メッセンジャーズ」 のメンバー。
アルバム・タイトル 「Ritual」 は、直訳すると 「儀式、行事」。
話はさかのぼるが、1947年 アート・ブレイキーはアフリカへ長期旅行をした。
10年後、その時の思い出が、このアルバムになったという。
これを聴くと、ジャズ・メッセンジャーズ・サウンドは最初からあったものではなく、紆余曲折する中から次第に完成していった事がわかる。
ふっきれたのか、特に溌剌としたアート・ブレイキーのドラムがいい。
アート・ブレイキーにとって、アフリカ旅行は音楽以外に強い精神力も得たようだ。
それは、宗教を替えてしまった事(改宗)でもわかる。
「メッセンジャーズ (使者)」 の名前もそこから取ったとされる。
話は替わるが、1958年 アルトサックスのジャッキー・マクリーンが麻薬で逮捕されてしまった。
逮捕がなければ、ジャッキー・マクリーンはもっと長く 「ジャズ・メッセンジャーズ」 にいただろう。
そしてジャッキー・マクリーンの代役で入ったベニー・ゴルソンが、ジャズ・メッセンジャーズの新たな方向に展開していく原動力となる。
この時点からトランペットのリー・モーガン、ピアノのボビー・ティモンズ、ベースのジミー・メリット、そしてテナー兼音楽監督のベニー・ゴルソンという布陣が完成した。
ボビー・ティモンズの 「モーニン」。
ベニー・ゴルソンの 「ブルース・マーチ」。
それこそ生涯、ジャズ・メッセンジャーズのテーマソングになる、おなじみの曲が完成する。
ジャッキー・マクリーンには悪いが、麻薬事件が新たなジャズ・メッセンジャーズを産む要因となったのは、何とも皮肉。
ただ忘れてならないのは、ピアノがサム・ドッケリー、トランペットがビル・ハードマン、アルトサックスがジャッキー・マクリーンのジャズ・メッセンジャーズがあって、次のフェーズに進化していった事を忘れたくない。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / The Elmo Hope Quintet (TOCJ-50229) Art Blakey and The Jazz Messengers / The Elmo Hope Quintet (TOCJ-50229)

アルバムはアート・ブレイキーのリーダーアルバム扱いとしています。
レコードではA面が 「アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ」 の2曲。
B面が 「エルモ・ホープ・クインテット」 の3曲。
たがいに共演をしている訳ではない。
「Elmo Hope」 でも同じ内容を掲載。
 →

Recorded, Personnel :
[Art Blakey and The Jazz Messengers]
Rec : January 14, 1957 #01 and February 11, 1957 #02
Art Blakey (ds)
Sam Dockery (p)
Bill Hardman (tp)
Jackie McLean (as)
Spanky DeBrest (b)
[The Elmo Hope Quintet]
Rec : October 31, 1957 Elmo Hope (p)
Stu Williamson (tp)
Harold Land (ts)
Leroy Vinnegar (b)
Frank Butler (ds)

Song name :
[Art Blakey and The Jazz Messengers]
01. Little T
02. Exhibit 'a'

[The Elmo Hope Quintet]
03. So Nice
04. St.elmo's Fire
05. Vaun Ex

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
エルモ・ホープ (Elmo Hope 出生名 : Elmo Sylvester Hope 1923年6月27日~1967年5月19日) はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク生まれのジャズ・ピアニスト。
アルバムはアート・ブレイキーとエルモ・ホープ、原盤LPはシフィック・レーベルからのリリース。
CDは株式会社EMIミュージック・ジャパンからのリリース、岡崎正通氏による日本語解説書付き。
録音日は 「アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ」 の2曲、1曲目が1957年1月14日、2曲目が1957年2月11日。
「エルモ・ホープ・クインテット」 の3曲、1957年10月31日。
共演者は。
「アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ」 は、ピアノがサム・ドッケリー、トランペットがビル・ハードマン、アルトサックスがジャッキー・マクリーン、ベースがスパンキー・デブレスト。
「エルモ・ホープ・クインテット」 は、トランペットがステュー・ウィリアムソン、テナーサックスがハロルド・ランド、ベースがリロイ・ヴィネガー、ドラムがフランク・バトラー。
アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズの2曲は、アルバム 「リチュアル Ritual」 と同日録音、メンバーも同じ。
何らかの理由で 「リチュアル Ritual」 に収録されなかった演奏。
「エルモ・ホープ・クインテット」 の3曲は、メンバー通し気心が知れた、いつもの仲間。
余った収録分を無理にカップリングして商品化するレコード会社のたくましさ。
しかし、リスナーとしては聴ければ大満足。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers Midnight Session (COCY-9037) Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers Midnight Session (COCY-9037)

Recorded : March 8-9, 1957

Personnel :
Art Blakey (ds)
Sam Dockery (p)
Bill Hardman (tp)
Jackie McLean (as)
Spanky DeBrest (b)

Song name :
01. Casino
02. The Biddie Griddies
03. Potpourri
04. Ugh!
05. Mirage
06. Reflections of Buhainia

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1957年3月8日・9日の録音、エレクトラの音源をサヴォイが買い取り再発、CDは日本コロンビア株式会社からのリリース。
共演者は、ピアノがサム・ドッケリー、トランペットがビル・ハードマン、アルトサックスがジャッキー・マクリーン、ベースがスパンキー・デブレスト。
判官贔屓(はんがんびいき・ほうがんびいき)という言葉がある。
意味は、源義経(判官源義経)が兄頼朝に滅ぼされたのに人々が同情したことから、第三者が不遇な者や弱者に同情する事をいう。
一般的に、この時期1957年は、ジャズ・メッセンジャーズにとって個性不足の時代とされている。
前作 「Ritual」 が、良い滑り出しに見えたとたん、1958年ジャッキー・マクリーンが麻薬で逮捕されてしまう。
穴を埋めるサックスのジョニー・グリフィンだったが、性急すぎた、目立つ作品は乏しく不遇の時代とされている。
このアルバムを聴くと、グッとこらえた古武士の様なアート・ブレーキーのドラムが胸をうつ。
人生、誰だって、いい時もあれば、悪く辛(つら)い時もある。
この辛い時を、どう生きるかで次の展開の礎(いしずえ)になる。
自分では、このアルバムは、まさに判官贔屓(はんがんびいき)。
聴けばアート・ブレイキーのドラムがビシビシと刺さる。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Casino / Gigi Gryce
02. The Biddie Griddies / Ray Draper
03. Potpourri / Mal Waldron
04. Ugh! / Ray Draper
05. Mirage / Mal Waldron
06. Reflections of Buhainia / Ray Draper
全6曲、内ジジ・グライスが1曲、マル・ウォルドロンが2曲、残りの3曲が何とあのチューバのレイ・ドライパー(ドレイパー)。
このレイ・ドライパー(ドレイパー)、自分のアルバムは少ないくせに、この不遇時代のジャズ・メッセンジャーズに3曲も提供している。
まずは拍手を送りたい。
アルバム・ジャケットは、だから血の色の真紅。
次に訪れるボビー・ティモンズ、リー・モーガン、ベニー・ゴルソン、ジミー・メリットのビックバンを暗示してい色かもしれない。
アート・ブレイキーは、この時、ジャズ・メッセンジャーズが社会現象にまでになる事を知るよしもない。
この男は、あまり先読みをしない、そこも魅力のひとつかもしれない。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey's Jazz Messengers With Thelonious Monk (Atlantic 7567-81332-2) Art Blakey / Art Blakey's Jazz Messengers With Thelonious Monk (Atlantic 7567-81332-2)

アルバムはアート・ブレイキーのリーダーアルバム扱いとしています。
「Thelonious Monk」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : May 14–15, 1957

Personnel :
Art Blakey (ds)
Thelonious Monk (p)
Bill Hardman (tp)
Johnny Griffin (ts)
Spanky DeBrest (b)

Song name :
01. Evidence
02. In Walked Bud
03. Blue Monk
04. I Mean You
05. Rhythm-A-Ning
06. Purple Shades

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
セロニアス・モンク (Thelonious Monk 本名:Thelonious Sphere Monk 1917年10月10日~1982年2月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ロッキーマウント生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはアート・ブレイキーとセロニアス・モンク、1957年5月14日・15日の録音、原盤LP・CD共にアトランティック・レーベルからのリリース、ジャズ界の偉大な2人のコラボ。
その他共演者は、トランペットがビル・ハードマン、テナーサックスがジョニー・グリフィン、ベースがスパンキー・デブレスト。
アート・ブレイキーの凄いとところは、ジャズ・メッセンジャーズ以外にも多くの有名ミュージシャンと共演を精力的に行っている。
どんなミュージシャンでも、アート・ブレイキーは合わしてしまう器用さを持っている。
ここでは、個性の強烈さでは群を抜くセロニアス・モンクだが、アート・ブレイキーは難なくクリアー。
アート・ブレイキーとセロニアス・モンクの歳の差は、セロニアス・モンクが2才上。
話は飛ぶが、共演者の関係を見ると、アクの強いジョニー・グリフィンと、バリバリ吹くのが苦手なビル・ハードマンの2人。
想像だが、ジョニー・グリフィンはセロニアス・モンクが連れてきて。
ビル・ハードマンはアート・ブレイキーが連れてきたのではないか。
アート・ブレイキーとセロニアス・モンク、1対1ではなく、実は、2対2の絡みが聴きどころなのかもしれない。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / Moanin' (CDP 7 46516 2) Art Blakey and The Jazz Messengers / Moanin' (CDP 7 46516 2)

Recorded : October 30, 1958

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Benny Golson (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Moanin'
02. Moanin' (Alternate Take)
03. Are You Real
04. Along Came Betty
05. The Drum Thunder Suite
06. Blues March
07. Come Rain Or Come Shine

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1958年10月30日の録音、原盤LPはブルーノート4003番、CDもブルーノートからのリリース、別テイクを含む全7曲入り。 共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがベニー・ゴルソン、ベースがジミー・メリット。
ここに至りメンバーは、音楽監督・テナーサックスのベニー・ゴルソンを起用、その他、新しいメンバーで構成された。 看板曲になる 「Moanin'」 「Blues March」 が爆発的なヒットを生んだ。
「Moanin'」 はボビー・ティモンズの作品。
「Blues March」 をはじめとする 「Are You Real」 「Along Came Betty」 「The Drum Thunder Suite」 はベニー・ゴルソンの作品。
このユニットで日本へ来日し空前のジャズブームを巻き起こした。
録音当時、演目の 「Moanin'」 「Blues March」 が後に、これ程ヒットするとは、この時、誰も知らない。
アート・ブレイキーは差別しない日本に、いたく感激し、以降、親日家になった逸話が残っている。
(青木高見)





Art Blakey / Holiday for Skins vol.1 (TOCJ-4004) Art Blakey / Holiday for Skins vol.1 (TOCJ-4004)

Recorded : October 30, 1958

Personnel :
Art Blakey (ds)
Ray Bryant (p)
Donald Byrd (tp)
Wendell Marshall (b)
Philly Joe Jones (ds, tympani)
Art Taylor (ds, gong)
Sabu Martinez (bongo, conga)
Ray Barretto (conga)
Chonguito Vicente (conga)
Victor Gonzalez (bongo)
Andy Delannoy (maracas, cencerro)
Julio Martinez (conga, per)
Fred Pagani, jr (timbales)

Song name :
01. Feast
02. Aghano
03. Lamento Africano
04. Mirage

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1958年10月30日の録音、原盤LP・CD共にブルーノート・レーベルからのリリース。 メンバーは、アート・ブレイキー、フィリー・ジョー・ジョーンズ、レイ・バレット、サブー・マルティネスその他大勢。
ブルーノート4003番が 「モーニン」 、その次の4004がこのアルバムになる。
更に次の4005番が 「Holiday for Skins vol.2」。
当時、ブルーノート社主のアルフレッド・ライオンが、どんな心境で、このアルバムを企画したのだろう。
アート・ブレイキーは、どういう気持ちで演奏に望んだのだろう。
後世の話では 「アート・ブレイキー自身、このアルバムを最初は好きではなかったが、今はすこし好きになった」。
「最初から本当のリズムだけのアルバムを作りたかった」 というコメントが残っている。
また 「アルフレッド・ライオンの企画にアート・ブレイキーが最初ついていけなっかた」 逸話もある。
まっ、後世の評など、あまり気にしたくないのだが。
演奏は、全体を貫くアフリカンリズム、打楽器の応酬。
冒頭から飛び出すスワヒリ語。
即興でワンテイクでOKが出されたというが、そこが、何とも凄(すご)い。
アルフレッド・ライオンの先見性と、それに答えたアート・ブレイキーらの卓越した技術と人間性がジャズ史に残った瞬間でもある。
(青木高見)





Art Blakey / 1958 - Paris Olympia (Fontana PHCE-10028) Art Blakey / 1958 - Paris Olympia (Fontana PHCE-10028)

Recorded :
November 22, 1958
December 17, 1958

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Benny Golson (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Just by Myself
02. I Remember Clifford
03. Are You Real
04. Moanin'
05. Justice
06. Blues March
07. Whisper Not

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1958年11月22日・12月17日の録音、フランス・パリ・オランピア劇場でのライブ、原盤LPはフランスのフォンタナ・レーベルからのリリース、CDは発売元が日本フォノグラム株式会社、今井正弘氏による日本語解説書付き。
オリンピア劇場ではなく、オランピア劇場と読む。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがベニー・ゴルソン、ベースがジミー・メリット。
演奏は、この1958年代の絶好調期のアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズのライブを聴く事ができる。
長旅で疲れたのか全体に若干の粗さがあるものの百戦錬磨のジャズ・メッセンジャーズ、劇場ライブという事でが気合充分。
オランピア劇場は規模が大きすぎて、ジャズには不向だったというが何のその定番曲を次々繰り出す。
これを聴いて、ジャズにノメり込んだ、パリッ子も多かっただろう。
ちなみに、同年12月21日には名盤、パリのクラブ 「サンジェルマン」 のライブとアルバムは続く。
この時期のアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズの過密スケジュールが見えてくる。
アルバム・ジャケットは空港をバックにドラムセットに座るアート・ブレイキー御大。
(青木高見)





Art Blakey / Au Club St Germain 1958 (ND 74897(2)) Art Blakey / Au Club St Germain 1958 (ND 74897(2))

Recorded : December 21, 1958

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Benny Golson (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
Disc 1
01. Politely
02. Whisper Not
03. Now's The Time
04. The First Theme
05. Moanin' With Hazel
06. Evidence

Disc 2
01. Blues March For Europe No.1
02. Like Someone In Love
03. Along Came Manon
04. Out Of The Past
05. A Night In Tunisia
06. Ending With The Theme

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1958年12月21日の録音、CDはRCA、輸入・販売が株式会社新星堂からのリリース、2枚組、パリのクラブ 「サンジェルマン」 のライブ、フランス語の解説書付き。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがベニー・ゴルソン、ベースがジミー・メリット。
何種類ものCDがリリースされている。
演奏は、1950年代後期のアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ。
大音量で聴くと、あたかも 「サンジェルマン」 にいる気分になる。
たたみかける、まくるドラムは、まさに 「ナイヤガラの爆風」。
聴き終えても 「Whisper Not」 が頭から離れない。
(青木高見)





Art Blakey / Paris 1958 (BLUEBIRD 07863 61097-2) Art Blakey / Paris 1958 (BLUEBIRD 07863 61097-2)

Recorded : December 21, 1958

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Benny Golson (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Blues March
02. Moanin'
03. Whisper Not
04. Now's The Time
05. Out Of The Past
06. Evidence
07. The Theme

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1958年12月21日の録音、パリのクラブ 「サンジェルマン」 のライブ、7曲入り。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがベニー・ゴルソン、ベースがジミー・メリット。
シャレたジャケットに目を奪われインターネットで中身を調べず購入。
届いて、1958年12月21日の録音、パリのクラブ 「サンジェルマン」 のライブだった事を知る。
まっ、選りすぐりの曲をコンパクトに聴くには良し、と都合の良いように言い訳。
インターネットによる購入は、クリック1回で、何でも簡単に買えてしまう。
その楽さが、店頭でじっくり調べて買う事を割愛させる。
便利になる一方、失う事もある事を忘れないようにしなきゃ。
演目の作曲者を明記した。
01. Blues March / Benny Golson
02. Moanin' / Bobby Timmons
03. Whisper Not / Benny Golson
04. Now's The Time / Charlie Parker
05. Out Of The Past / Benny Golson
06. Evidence / Thelonious Monk
07. The Theme / Traditional
(青木高見)





Art Blakey / Just Coolin' (UCCQ-1123) Art Blakey / Just Coolin' (UCCQ-1123)

Recorded : March 8, 1959

Released : July 17, 2020

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons
Lee Morgan
Hank Mobley (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Hipsippy Blues
02. Close Your Eyes
03. Jimerick
04. Quick Trick
05. M&M
06. Just Coolin'

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1959年3月8日の録音、2020年7月17日、原盤LPはブルーノートからのリリース (ST64102番)。
CDは制作がユニバーサル・クラシックス&ジャズ、発売・販売元がユニバーサル・ミュージック合同会社。
ボブ・ブルーメンサルによる解説日本語訳、原田和典氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがハンク・モブレー、ベースがジミー・メリット。
以下、CDのタスキを転記。
【名盤「モーニン」直後のブルーノート公式スタジオ録音、奇跡の発掘!
1959年3月3日にニュージャージーのヴァン・ゲルダ―・スタジオにて、アルフレッド・ライオンのプロディースのもと録音され、ディスコグラフィー上にセッションの記載はあったものの、60年以上も一度も世に出ていなかった幻の音源。名盤「モーニン」から約4か月後の録音でテナーサックスにはバンドの初代ハンク・モブレーが一時的に復帰。この布陣では唯一の公式スタジオ録音であり、完全未発表曲も2曲収録。相性抜群のリー・モーガンとモブレーをフロントに据えバンドが一丸となって盛り上がる。モダン・ジャズ黄金期の熱気をダイレクトに伝える作品です。】
ニュースで発掘録音がある事を知ったが、にわかに信じられなかった。
演奏の良し悪しは別として、この時期の、このメンバーによる 「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」 という事が最大の魅力。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Hipsippy Blues / Hank Mobley
02. Close Your Eyes / Bernice Petkere
03. Jimerick / unknown
04. Quick Trick / Bobby Timmons
05. M and M / Hank Mobley
06. Just Coolin' / Hank Mobley
当アルバムのリリースで、何気なく聴いていた録音順でいくと次のアルバムになる 「At The Jazz Corner Of The World Volume 1 (Rec : April 15, 1959)」 に付加価値が付いた気がする。
理由は演目で 「Hipsippy Blues」「Close Your Eyes」「Just Coolin'」 の3曲を演奏しているため。
ちなみに5曲目の 「M&M」 はリー・モーガンとハンク・モブレーの 「M」 とされる。
いずれにしても、ベニー・ゴルソンが残していった遺産と、ハンク・モブレーの作曲力、ウェイン・ショーターが入る直前の 「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」 が聴ける事がうれしい。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers At The Jazz Corner Of The World Volume 1 (TOCJ-4015) Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers At The Jazz Corner Of The World Volume 1 (TOCJ-4015)

Recorded : April 15, 1959

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Hank Mobley (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Hipsippy Blues
02. Justice
03. The Theme
04. Close Your Eyes
05. Just Coolin'

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1959年4月15日の録音、CDはブルーノート・レーベルの音源、発売元が東芝EMI株式会社、上條直之氏による日本語解説書、森田敏文しによるコメント付き。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがハンク・モブレー、ベースがジミー・メリット。
一般評では、良い悪いが別れる作品。
個人的には、このメンバーによる 「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」 が聴ければ大満足、どこに不満などあろうか。
ちなみに当アルバムの翌年、1960年9月14日録音のアルバム 「Meet You At The Jazz Corner Of The World(邦題:ジャズ・コーナーで会いましょう)」 でテナーサックスがウエイン・ショーターに入れ替わる。
両方のアルバムで3曲目の 「The Theme」 をやっているので聴きくらべが楽しい。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Hipsippy Blues / Hank Mobley
02. Justice / Thelonious Monk
03. The Theme / Traditional
04. Close Your Eyes / Bernice Petkere
05. Just Coolin' / Hank Mobley
ハンク・モブレーが2曲作品を提供して去っていく。
何かというとコルトレーンと比較され影が薄いハンク・モブレーだが、「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」 に提供した曲だけでも大きく貢献した。
(青木高見)





Art Blakey And The Jazz Messengers / The Big Beat (CDP 7 46400 2) Art Blakey And The Jazz Messengers / The Big Beat (CDP 7 46400 2)

Recorded : March 6, 1960

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp, flh)
Wayne Shorter (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. The Chess Players
02. Sakeena's Vision
03. Politely
04. Dat Dere
05. Lester Left Town
06. It's Only a Paper Moon
07. It's Only a Paper Moon [Alternate Take] Bonus track on CD

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1960年3月6日の録音、原盤LPはブルーノート4029番、CDはブルーノート、7曲目の追加曲でぜん7曲入り、英語の解説書付き。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、ベースがジミー・メリット。
ジャズ・メッセンジャーズを聴く場合、活動時期のメンバーを調べて聴くとワクワク感が増す。
ここでは、テナーサックスのベニー・ゴルソンやハンク・モブレーから、系統の違う音楽監督兼ウェイン・ショーターに入れ替る。
その他共演者のボビー・ティモンズ、リー・モーガン、ジミー・メリットは継続組だが、ウェイン・ショーターに感化されていくところが聴きどころ。
まさに60年幕開けに、ふさわしい風格がを感じるのは自分だけだろうか。
この新旧の交代劇で、どんどん新しい音が創り出されていくのが 「アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ」。
バンマスのアート・ブレイキーはというと大きい変化はないものの、ズバ抜けた協調性でビシッとキメてしまう。
ここがアート・ブレイキーの凄いところ。
目先の事には、ある意味、無頓着、これが長続きさせる秘訣(ひけつ)だった事が今になって解りはじめてくる。
(青木高見)





Art Blakey / The Jazz Messengers A Night In Tunisia (CDP 7 84049 2) Art Blakey / The Jazz Messengers A Night In Tunisia (CDP 7 84049 2)

Recorded : August 7 and 14, 1960

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. A Night in Tunisia
02. Sincerely Diana
03. Sincerely Diana [alternative take}br /> 04. So Tired
05. Yama
06. Kozo's Waltz
07. When Your Lover Has Gone

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1960年8月7日・14日の録音、CDはブルーノートからのリリース、7曲入り。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、ベースがジミー・メリット。
60年代幕開けの 「アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ」 は音楽監督になったウェイン・ショーターの入団がニュース。
ウェイン・ショーターの音は、それまでのジャズ・メッセンジャーズ・サウンドを継承しつつ更に現代的に最構築した緻密な構成になっている。
アート・ブレイキー自身は、あくまでリーダーでありながら、出る所はでる、出ないところはでない。 実に巧みに、その場の状況を把握し、何より全体の調和と熱き魂を注入した。
以下、演目の作曲者を明記した。 01. A Night in Tunisia / D. Gillespie, F. Paparelli
02. Sincerely Diana / Wayne Shorter
03. Sincerely Diana [alternative take] / Wayne Shorter
04. So Tired / Bobby Timmons
05. Yama / Lee Morgan
06. Kozo's Waltz / Lee Morgan
07. When Your Lover Has Gone / Einar Aaron Swan
演目の作曲は、ボビー・ティモンズ1曲、ウェイン・ショーター2曲、リー・モーガン2曲と全員で持ち寄っている。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers Like Someone In Love (CJ28-5075) Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers Like Someone In Love (CJ28-5075)

Recorded : August 7 and 14, 1960

Released : Mid-August 1967

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Like Someone In Love
02. Johnny's Blue
03. Noise in the Attic
04. Sleeping Dancer Sleep On
05. Giantis
06. Sleeping Dancer Sleep On  [Bonus track on CD]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1960年8月7日・14日の録音、原盤LPはブルーノートBST84245、CDは発売元が東芝エEMI株式会社、全6曲入り、ただし、リリースは録音から7年後の1967年8月中旬。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、ベースがジミー・メリット。
同日録音でブルーノートからリリースされた 「Art Blakey / The Jazz Messengers A Night In Tunisia」 の存在。
同日録音なのにリリースを遅くした理由は、思うに。
アルバム 「Art Blakey / The Jazz Messengers A Night In Tunisia」 の売り上げを食いあい。
この2枚、アルバムの出来が優秀な証拠。
演奏は、ちょっと泥臭い、いつものアート・ブレイキーではなく、少しオシャレに。
それは何よりアルバム・ジャケットが象徴している。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Like Someone In Love / Burke, Van Heusen
02. Johnny's Blue / Lee Morgan
03. Noise in the Attic / Wayne Shorter
04. Sleeping Dancer Sleep On / Wayne Shorter
05. Giantis / Wayne Shorter
06. Sleeping Dancer Sleep On / Wayne Shorter (Alternate Take) [Bonus track on CD]
ウェイン・ショーターの曲を軸として、全員がそれを十二分に開花させた爽快感。
個人的にコレクションとしては、やっとここまで来たという満足感と同時に、これからどう進化していくのか楽しみの期待感が交錯(こうさく)する。
(青木高見)





Art Blakey / Meet You At The Jazz Corner Of The World Vol1 (TOCJ-4054) Art Blakey / Meet You At The Jazz Corner Of The World Vol1 (TOCJ-4054)

Recorded : September 14, 1960

Personnel :
Art Blakey (ds)
Pee Wee Marquette (Master of Ceremonies/announcer)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. The Opener
02. What Knoe
03. The Theme
04. Round About Midnight ('Round Midnight)
05. The Breeze and I

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1960年9月14日の録音、原盤LPはブルーノート4054番。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、レナード・フェザー氏の解説(和訳:林田ひめじ氏)、上條直之氏による日本語解説書付き。
邦題 「ジャズ・コーナーで会いましょう」。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウエイン・ショーター、ベースがジミー・メリット。
MCのピー・ウィー・マーケットに紹介されたメンバーたち、演奏を始まった一瞬で空気が一変する。
実際はジャズ・コーナーというライブ・ハウスがあったわけではなくニューヨーク52丁目にあった 「バードランド」 でのライブ。
ここを本拠地とした、それは熱い 「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」 が聴ける。
(青木高見)





Art Blakey / Meet You At The Jazz Corner Of The World Vol2 (TOCJ-6620) Art Blakey / Meet You At The Jazz Corner Of The World Vol2 (TOCJ-6620)

Recorded : September 14, 1960

Personnel :
Art Blakey (ds)
Pee Wee Marquette (Master of Ceremonies/announcer)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Announcement by Pee Wee Marquette and Art Blakey
High Modes
02. Night Watch
03. The Things I Love
04. The Summit
05. The Theme

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1960年9月14日の録音、原盤LPはブルーノート4055番、ボリューム1に続くボリューム2。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、原田和典氏による日本語解説書付き。
邦題 「ジャズ・コーナーで会いましょう」。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウエイン・ショーター、ベースがジミー・メリット。
実際はジャズ・コーナーというライブ・ハウスがあったわけではなくニューヨーク52丁目にあった 「バードランド」 でのライブ。
「バードランド」 名物MCのピー・ウィー・マーケット(Pee Wee Marquette)。
ピー・ウィー・マーケットは意地が悪く、強引に新人バンドメンバーにチップを奪い取ったという話、今となっては苦(にが)い笑い話に思えるほど時は経過した。
(青木高見)





Art Blakey / Roots And Herbs (BlueNote 7243 5 21956 2 6) Art Blakey / Roots And Herbs (BlueNote 7243 5 21956 2 6)

Recorded :
February 12, 1961 #08-09
February 18, 1961 #1, #02, #04-06
May 27, 1961 #03, #07

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p) #01, #03, #05-09
Walter Davis, Jr. (p) #02, #04
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Ping Pong
02. Roots and Herbs
03. The Back Sliders
04. United
05. Look at the Birdie
06. Master Mind
07. The Back Sliders [Alternate Take]  Bonus tracks on CD reissue
08. Ping Pong [Alternate Take]  Bonus tracks on CD reissue
09. United" [Alternate Take]  Bonus tracks on CD reissue

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1961年2月12日・18日と5月27日の録音、原盤LPはブルーノート84347番。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズとウォルター・デイビス・ジュニア、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、ベースがジミー・メリット。
斬新すぎるという理由で1970年になってからリリースされた。
全曲ウェイン・ショーターの作品。
変わった曲名が並ぶ、1曲目がピンポン、2曲目がルーツ・オブ・ハーブ、3曲目がザ・バック・スライダーと、全てイっちゃてる題名。
肝心な演奏だが、普段のジャズ・メッセンジャーズから脱皮したというか、今では普通の演奏が当時としては先行し過ぎた音。
個人的には短期間だが在籍したピアノのウォルター・デイビス・ジュニアが聴けるので嬉(うれ)しい。
(青木高見)





Art Blakey / The Freedom Rider (7243 8 21287 2 4) Art Blakey / The Freedom Rider (7243 8 21287 2 4)

Recorded :
February 12, 1961 #07, #08
February 18, 1961 #04
May 27, 1961 #01, #02, #03, #05, #06

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Tell It Like It Is
02. The Freedom Rider
03. El Toro
04. Petty Larceny
05. Blue Lace
06. Uptight
07. Pisces 
08. Blue Ching

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ。
7、8曲目が1961年2月12日。
4曲目が2月18日、1、2、3、5、6曲目が5月27日の録音。
原盤LP・CD共に1964年2月にブルーノート・レーベルからリリース。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、ベースがジミー・メリット。
60年初頭のレギュラーメンバー。
録音からリリースまでに3年経過。
普段のジャズ・メッセンジャーズの音と微妙に異なる先進性の音。
リリースを遅くした理由に、ブルーノートの社主アルフレッド・ライオンが危惧(きぐ)した点かもしれない。
アルバム・タイトルの2曲目はアート・ブレイキー作曲の 「ザ・フリーダム・ライダー (The Freedom Rider)」。
語源は人種隔離政策の代表例 「バスに黒人が白人と一緒に乗れない」 から来ている。
事はバスに限らず、あらゆる場面で黒人差別の嵐が吹き荒れる。
厳密にば、このアルバムは黒人差別に対する 「シュプレヒコール・アルバム」 でもある。
同時に広義では人類の平等を宣言している様にも聴こえる。
そう思って聴くとドラムが怒っている様にも聴こえる。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Tell It Like It Is / Wayne Shorter
02. The Freedom Rider / Art Blakey
03. El Toro / Wayne Shorter
04. Petty Larceny / Lee Morgan
05. Blue Lace / Lee Morgan
06. Uptight / Lee Morgan
07. Pisces / Lee Morgan
08. Blue Ching / Kenny Dorham
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers (MVCJ-19070) Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers (MVCJ-19070)

Released : June 13-14, 1961

Personnel :
Art Blakey (ds)
Bobby Timmons (p)
Wayne Shorter (ts)
Lee Morgan (tp)
Curtis Fuller (tb)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Alamode
02. Invitation
03. Circus
04. You Don't Know What Love Is
05. I Hear A Rhapsody
06. Gee Baby,Ain't Good To You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1961年6月13日・14日の録音、インパルス・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがジミー・メリット。
「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」 は、それが何時(いつ)頃の録音かつかむと更に面白くなる。
長い活動期間、紆余曲折しながら何とか消滅させずに継続してきた継続力を聴く。
口で言うのは容易(たやす)いが、それは想像以上に大変な事。
アート・ブレイキーは最後まで諦めずに最後まで全(まっと)うした。
ここではウェイン・ショーターがレギュラー・メンバーにカーティス・フラーを参加させ、フロントの強化を図っている。
そしてレーベルがインパルス・レーベルになり、新潮流の 「モード・ジャズ」 を取り入れながら、ジャズ・メッセンジャーズは猛進する。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / Mosaic (CDP 7 46523 2) Art Blakey and The Jazz Messengers / Mosaic (CDP 7 46523 2)

Recorded : October 2, 1961

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p)
Freddie Hubbard (tp)
Wayne Shorter (ts)
Curtis Fuller (tb)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Mosaic
02. Down Under
03. Children of The Night
04. Arabia
05. Crisis

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1961年10月2日の録音、原盤LP・CD共ブルーノート・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがシダー・ウォルトン、トランペットがフレディ・ハバード、テナーサックスがウェイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースのジミー・メリット。
ピアノがボビー・ティモンズからシダー・ウォルトンに入れ替わる。
トランペットもリー・モーガンからフレディ・ハバードと屋台骨が刷新された。
作曲も 「Mosaic」 がシダー・ウォルトン、 「Down Under」 と 「Crisis」 がフレディ・ハバード、 「Children of The Night」 がウェイン・ショーター、 「Arabia」  がカーティス・フラーというように、メンバーが平等に担当している。
面白いのは、どんなにメンバーが入れ替わろうが、バンマスのアート・ブレイキーは絶妙にドラムを叩き分ける。
ジャズ・メッセンジャーズらしさとは、いったい何なのだろう。
これだけメンバーが入れ替わっても 「らしら」 が変わらない、それはバンマスのアート・ブレイキーの人間性に他(ほか)ならない。
ジャズ・メッセンジャーズ以外のアルバムを聴いた後で、ジャズ・メッセンジャーズを聴くと古巣に戻ったように感じるのは、そのせいだ。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / Buhaina's Delight (CDP 7 84104 2) Art Blakey and The Jazz Messengers / Buhaina's Delight (CDP 7 84104 2)

Recorded :
November 28, 1961 #02, #06-10
December 18, 1961 #01, #03-05

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p)
Freddie Hubbard (tp)
Wayne Shorter (ts)
Curtis Fuller (tb)
Jymie Merritt (b)

Song name :
01. Backstage Sally
02. Contemplation
03. Bu's Delight
04. Reincarnation Blues
05. Shaky Jake
06. Moon River
07. Moon River (Alt. Take)
08. Backstage Sally (Alt. Take)
09. Reincarnation Blues (Alt. Take)
10. Bu's Delight (Alt. Take)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1961年11月28日・12月18日の録音、原盤LP・CD共にブルーノート・レーベルからのリリース。
ウェイン・ショーターが音楽監督として大活躍したジャズ・メッセンジャーズ。
共演者は、ピアノがシダー・ウォルトン、トランペットがフレディ・ハバード、テナーサックスがウェイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースのジミー・メリット。
何とも力強いフロントの3管は頭脳的に更に変化。
どんなにメンバーに替ろうとも、音楽性が替わろうとも、アート・ブレイキーは常にパワー全開。
場の雰囲気を瞬時に嗅ぎ取り、一瞬一瞬、最高のリズムを打ち出す天賦の才。
煙草(たばこ)の宣伝のような、いかしたジャケットが堪(たま)らない。
(青木高見)





Art Blakey / Caravan (OJCCD-038-2) Art Blakey / Caravan (OJCCD-038-2)

Recorded : October 23-24, 1962

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p)
Freddie Hubbard (tp)
Wayne Shorter (ts)
Curtis Fuller (tb)
Reggie Workman (b)

Song name :
01. Caravan
02. Sweet 'N' Sour [take 4]
03. Sweet 'N' Sour
04. In The Wee Small Hours Of The Morning
05. This Is For Albert
06. Skylar
07. Thermo [take 2]
08. Thermo

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1962年10月23日・24日の録音、原盤LPはリヴァーサイド・レーベルからのリリース、CDはOJCCDからのリリース。
共演者は、ピアノがシダーウォルトン、トランペットがフレディハバート、テナーサックスがウエイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがレジー・ワークマン。
ここでは、1962年から在籍したベースのジミー・メリットがレジー・ワークマンに入れ替わる。
ベースが替わった事で、どのように音が替わるのかが楽しみ。
うれしいのは、アート・ブレイキーの力強さは不変、それどころか長すぎる位の、これでもかというソロ。
これこそが1962年の 「アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ」。
まさに、キャラバン隊そのもの。
(青木高見)





Art Blakey / Ugetsu (OJCCD-090-2) Art Blakey / Ugetsu (OJCCD-090-2)

Recorded : June 16, 1963

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p)
Freddie Hubbard (tp)
Wayne Shorter (ts)
Curtis Fuller (tb)
Reggie Workman (b)

Song name :
01. One By One
02. Ugetsu
03. Time Off
04. Ping-Pong
05. I Didn't Know What Time It Was
06. On the Ginza
07. Eva
08. The High Priest
09. The Theme
Tracks 7, 8, 9 are not part of original album.

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1963年6月16日の録音。
LPはリヴァーサイドRLP9464番、6曲入り。
CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、エド・シャーマン(Ed Sherman)氏による英語ライナーノーツ、オリン・キープニュース(Orrin Keepnews)氏による英語コメント、7~9曲目が追加され全9曲入り。
メンバーは、ピアノがシーダー・ウォルトン、トランペットがフレディ・ハバード、テナーサックスがウェイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがレジー・ワークマン、ドラムがアート・ブレイキー。
気になるのはアルバム・タイトルの 「Ugetsu」。
調べてみると、日本の雨月物語の 「雨月」 から取ったものだという。
雨月物語は、江戸時代後期に書かれた上田秋成の読物作品。
2曲目の 「Ugetsu」 の演奏は、小説や映画の内容とはまったく関係はなく、日本贔屓(ひいき)のアート・ブレイキーが単純に命名したらしい、作曲はシーダー・ウォルトン。
ちなみに6曲目の 「On the Ginza」 も銀座と命名されているが、銀座っぽくない、これはウェイン・ショーターの作曲。
演奏は、61年に誕生した新生アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ。
長きにわたり活躍してきたピアノのボビー・ティモンズからシダー・ウォルトン。
トランペットがリー・モーガンからフレディ・ハバード。
そして音楽監督を兼ねたテナーサックスのウェイン・ショーター。
音の厚みを持たせるためトロンボーンのカーティス・フラーが加入。
このユニットで快調に走る快調な音が聴きどころ。
また、ブルーノートにはないリヴァーサイドらしがある。
オマケとして、CDではLPには無い7曲目から9曲目の3曲が追加された。
心配したCDを売らんがための追加バージョンだが、これは蛇足には感じない。
その日の収録でもあり、お蔵入りになっていた音源だという。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. One By One / Wayne Shorter
02. Ugetsu / Cedar Walton
03. Time Off / Curtis Fuller
04. Ping-Pong / Wayne Shorter
05. I Didn't Know What Time It Was / Richard Rodgers, Lorenz Hart
06. On the Ginza / Wayne Shorter
07. Eva / Wayne Shorter
08. The High Priest / Curtis Fuller
09. The Theme / Miles Davis
(青木高見)





Art Blakey / A Jazz Message (UCCU_5264) Art Blakey / A Jazz Message (UCCU_5264)

Recorded : July 16, 1963

Personnel :
Art Blakey (ds)
McCoy Tyner (p)
Sonny Stitt (ts) #01, #03, #05
Sonny Stitt (ts) #02, #04, #06
Art Davis (b)

Song name :
01. Cafe
02. Just Knock On My Door
03. Summertime
04. Blues Back
05. Sunday
06. The Song Is You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1963年7月16日の録音、原盤LPはインパルス・レーベルからのリリース。
CDはユニバーサル・ミュージックからのリリース、小川隆夫氏・青木和富氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、テナーとアルトサックスがソニーステット、ベースがアート・デイヴィス。
1963年の録音というと、前月の6月16日に 「ジャズ・メッセンジャーズ」 のアルバム 「Ugetsu (ウゲツ)」 をリリースしたばかり。
この時期のアート・ブレイキーはジャズ・メッセンジャーズで成功をおさめ、一通りやり終えた中間に位置する時期。
注意したいのは 「ジャズ・メッセンジャーズ」 ではなく 「ア・ジャズ・メーセージ(A Jazz Message)」。
アート・ブレイキー個人名義のワンホーン・クァルテット。
この様なアルバムを企画してリリースさせえしまうインパルス・レーベル。
特にプロデューサーのボブ・シール(Bob Thiele)の手腕が大きい。
小川氏の解説書によると、アート・ブレイキーの数少ない単独名義、しかも最後の作品だと言う。
ジャズ・メッセンジャーズの事は一旦忘れ、自分のアルバムを出せた喜びからか 「ガハハッ」 と笑うアルバム・ジャケットのアート・ブレイキーがいい。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Cafe / Blakey, Stitt
02. Just Knock On My Door / Blakey, Stitt
03. Summertime / George Gershwin, DuBose Heyward
04. Blues Back / Tyner
05. Sunday / Chester Conn, Nick Drake, Benny Krueger, Ned Miller, Jule Styne
06. The Song Is You / Jerome Kern, Oscar Hammerstein II
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / Free For All (7243 5 71067 2 6) Art Blakey and The Jazz Messengers / Free For All (7243 5 71067 2 6)

Recorded : February 10, 1964

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p)
Freddie Hubbard (tp)
Wayne Shorter (ts)
Curtis Fuller (tb)
Reggie Workman (b)

Song name :
01. Free for All
02. Hammer Head
03. The Core
04. Pensativa

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1964年2月10日の録音、原盤LPはブルーノート4170番、CDはEMIレーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがシダー・ウォルトン、トランペットがフレディー・ハバード、テナーサックスがウエイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがレジー・ワークマン。
大音量で聴きたい 「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」。
ウエイン・ショーターが渾身の力で吹きまくる、それを全身全霊で受け止めるアート・ブレイキー。
ジャズを聴いてきて良かった思わせてくれる1枚。
(青木高見)





Art Blakey / Kyoto (OJCCD-145-2) Art Blakey / Kyoto (OJCCD-145-2)

Recorded : February 20, 1964

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p)
Freddie Hubbard (tp)
Wayne Shorter (ts)
Curtis Fuller (tb)
Reggie Workman (b)
Wellington Blakey (vo) #03

Song name :
01. The High Priest
02. Never Never Land
03. Wellington's Blues
04. Nihon Bash
05. Kyoto

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、1964年2月20日の録音、原盤LPはリヴァーサイド・レーベルからのリリース。
CDは、OJC(Original Jazz Classics)からのリリース。
共演者は、ピアノがシダー・ウォルトン、トランペットがフレディ・ハバード、テナーサックスがウェイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがレジー・ワークマン、3曲目の 「Wellington's Blues」 がアート・ブレイキーの、いとこ、ウェリントン・ブレイキー。
ほぼ一般化した 「アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ・リヴァーサイドの3部作」。
アルバム 「Caravan」「Ugetsu(雨月)」 そしてこの 「Kyoto(京都)」。
これらは、ウェイン・ショーターの音楽監督下で久しい3管編成ジャズ・メッセンジャーズ。
演奏は、派手さが無いものの1曲1曲丁寧な作りで味わい深い。
4曲目の 「Nihon Bash(日本バッシュ)」 は、もし日本橋だとすると末尾に 「i」 が付き 「Nihon Bashi」 になるはず。
作曲は渡辺貞夫氏、ピアノの一部分にお情け程度の和風さがあるも全体はガッチリとしたジャズ・メッセンジャーズ・サウンド。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. The High Priest / Curtis Fuller
02. Never Never Land / Betty Comden, Adolph Green, Jule Styne
03. Wellington's Blues / Art Blakey
04. Nihon Bash / Sadao Watanabe
05. Kyoto / Freddie Hubbard
(青木高見)





Art Blakey / Golden Boy (TOCJ-50063) Art Blakey / Golden Boy (TOCJ-50063)

Recorded : 1964

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p, arr)
Freddie Hubbard (tp)
Lee Morgan (tp)
James Spaulding (as)
Wayne Shorter (ts, arr)
Charles Davis (bs)
Curtis Fuller (tb, arr)
Julius Watkins (frh)
Bill Barber (tuba)
Reggie Workman (b)

Song name :
01. Theme from Golden Boy
02. Yes I Can
03. Lorna's Here
04. This Is the Life
05. There's a Party
06. I Want to Be with You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1964年の録音、原盤LPはコルピックス(Colpix)・レコード・レーベルからのリリース、CDは株式会社EMIミュージック・ジャパンからのリリース、大村幸則氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノがシダー・ウォルトン、トランペットがフレディー・ハバードとリー・モーガン、アルトサックスがジェームス・スポールディング、テナーサックスがウエイン・ショーター。
バリトンサックスがチャールス・デイヴィス、トロンボーンがカーティス・フラー、フレンチホルンがジュリアス・ワトキンス、チューバがビル・バーバー、ベースがレジー・ワークマン。
内容は、ミュージカルの 「 ゴールデン・ボーイ (Golden Boy) 」 を題材にした1枚。
編曲は、ピアノのシダー・ウォルトン、テナーサックスのウエイン・ショーター、トロンボーンのカーティス・フラーが兼任。
聴きどころは大編成のアンサンブル。
個人的に、演目がミュージカルであろうが何であろうと、アート・ブレイキーが聴ければ大満足。
50年代の中期から、一連のジャズ・メッセンジャーズを聴いていて、聴いた事のないレーベル 「コルピックス・レーベル」 というだけでワクワクしてくる。
能書きはいらない、燻し銀のメンバーのアンサンブル。
ジャケットは、空手着を着たアート・ブレイキー、これが全てを物語っている。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers Indestrutible! (CJ28-5080) Art Blakey / Art Blakey And The Jazz Messengers Indestrutible! (CJ28-5080)

Recorded :
April 24, 1964 #05
May 15, 1964 #01-#04
April 15, 1964 #06

Personnel :
Art Blakey (ds)
Cedar Walton (p)
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Curtis Fuller (tb)
Reggie Workman (b)

Song name :
01. The Egyptian
02. Sortie
03. Calling Miss Khadija
04. When Love is New
05. Mr. Jin 
06. It's a Long Way Down  [Bonus track on CD]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムは 、5曲目が1964年4月24日、1から4曲目が1964年5月15日、6曲目が1964年4月15日の録音、原盤LPはブルーノートBST84193番。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、岡崎正通氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノがシダー・ウォルトン、トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがウェイン・ショーター、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースのレジー・ワークマン。
アルバム・タイトル 「Indestrutible」 意味は 「不滅」。
凄いタイトルを付けた事から、ブルーノートと演奏者の気合が解る。
演目の作曲者は以下の通り。
01. The Egyptian / Curtis Fuller
02. Sortie / Curtis Fuller
03. Calling Miss Khadija / Lee Morgan
04. When Love is New / Cedar Walton
05. Mr. Jin / Wayne Shorter
06. It's a Long Way Down [Bonus track on CD] / Wayne Shorter
6曲中、カーティス・フラーが2曲、リー・モーガン1曲、シダー・ウォルトン1曲、ウェイン・ショーター2曲と、みながそれぞれ持ち寄る。
ジャズ・メッセンジャーズのブルーノート・レーベルの最後のアルバムとされる。
また、長きにわたり音楽監督兼サックスとして活躍してきたウェイン・ショーターも当アルバムが最後となる。
(青木高見)





Art Blakey / Soul Finger (UCCU-9733) Art Blakey / Soul Finger (UCCU-9733)

Recorded :
May 12, 1965 A1, A2, B1-B3
May 13, 1965 A3

Released :

Personnel :
Art Blakey (ds)
John Hicks (p)
Freddie Hubbard (tp)
Lee Morgan (tp)
Gary Bartz (as)
Lucky Thompson (ss) A3
Victor Sproles (b)

Song name :
A1. Soul Finger
A2. Buh's Bossa
A3. Spot Session
B1. Freedom Monday
B2. A Quiet Thing (From Flora The Red Menace)
B3. The Hub

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1965年5月12日・13日の録音、原盤LPはライムライト・レーベルからのリリース。
CDは、制作がユニバーサル・クラシックス&ジャズ、販売・発売元がユニバーサル・ミュージック合同会社、原田和典氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノがジョン・ヒックス、トランペットがリー・モーガンとフレディ・ハバード、アルトサックスがゲイリー・バーツ、ソプラノサックスがラッキー・トンプソン、ベースがヴィクター・スプロールズ。
意表を突くメンバーの共演、ここが聴きどころ。
リー・モーガン、フレディ・ハバードは、このアルバムが 「アート・ブレイキーとメッセンジャーズ」 としての最後の録音になる。
ゲイリー・バーツもラッキー・トンプソンも、系統が似ており、スピリチュアル(spiritual:霊的であること、霊魂に関する様)なサックス奏者。
ベースのビクター・スプロールスは、リー・モーガンのアルバム 「The Rumproller Rec:April 1965」 に参加している。
一連の 「アート・ブレイキーとメッセンジャーズ」 シリーズの中では異色。
以下、演目の作曲者を明記した。
A1. Soul Finger / Freddie Hubbard, Lee Morgan
A2. Buh's Bossa / Lee Morgan
A3. Spot Session / Lucky Thompson
B1. Freedom Monday / Art Blakey
B2. A Quiet Thing (From Flora The Red Menace) / John Kander, F. Ebb
B3. The Hub / Freddie Hubbard
(青木高見)





Art Blakey / Buttercorn Lady (UCCU-9734) Art Blakey / Buttercorn Lady (UCCU-9734)

Recorded : January 1 and 9, 1966

Personnel :
Art Blakey (ds)
Keith Jarrett (p)
Chuck Mangione (tp)
Frank Mitchell (ts)
Reggie Johnson (b)

Song name :
01. Buttercorn Lady
02. Recuerdo
03. The Theme
04. Between Races
05. My Romance
06. Secret Love

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1966年1月1日・9日の録音、原盤LPはライムライト(Limelight)・レーベルからのリリース。
CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売・販売元がユニバーサル・ミュージック合同会社、原田和典氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノがキース・ジャレット、トランペットがチャック・マンジョーネ、テナーサックスがフランク・ミッチェル、ベースがレジー (レジナルド)・ジョンソン。
「ライトハウス・ジャズクラブ」 でのライブ。
「ライトハウス・ジャズクラブ」 はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡ハモサビーチ(The Lighthouse, Hermosa Beach, California)。
「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」 の激しくメンバーが入れ替わった時代の1枚。
当時まだ無名だったピアノのキース・ジャレットとトランペットのチャック・マンジョーネによる意表を突く共演。
好き放題やらせている様で、ちゃんと勘所は抑えて、最終的に自分でも楽しんでるバンマスのアート・ブレイキーが凄い。
世間評ではボロクソ扱いされた時期があったと言うが、なぜそうなるかを知りたい、もったいない話である。
早い話、嫌なら聴かなきゃいいだけ。
この珍しいジャズ・メッセンジャーズこそお宝。
ちなみにチャック・マンジョーネ作曲のバターコーン・レディとは、いかなる女性なのだろう。
アルバム・ジャケットの女性だと思うが真相は闇、こんなところも、お宝。
(青木高見)





Art Blakey / Backgammon (TOCJ-50243) Art Blakey / Backgammon (TOCJ-50243)

Recorded : March 15-16, 1976

Personnel :
Art Blakey (ds)
Albert Dailey (p)
Ladji Camara (fl, vo) #07
Bill Hardman (tp)
David Schnitter (ts)
Yoshio (Chin) Suzuki (b) 鈴木良雄

Song name :
02. Whisper Not
03. Backgammon
04. Blues March
05. Georgia On My Mind
06. Third World Express
07. Namfulay
08. I Can't Get Started

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムは 、1976年3月15日・16日の録音、原盤LPはルーレット・レーベルからのリリース。
CDは発売元が株式会社EMIミュージック・ジャパンからのリリース、大村幸則氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノがアルバート・デイリー、フルートとヴォーカルがレイジ・カマラ、トランペットがビル・ハードマン、テナーサックスがデヴィッド・シュニッター、ベースが鈴木良雄。
LPのジャケットで本当にバックギャモンをしたとか、しないとか。
個人的に、3曲目の 「バックギャモン(Backgammon)」 「ウラノス(Uranus)」 の作曲者、ウォルター・デイヴィス・ジュニアが気に入っている。
ウォルター・デイヴィス・ジュニアのリーダー作 「Walter Davis Jr. / Scorpio Rising Rec:1989」 の1曲目の 「バックギャモン(Backgammon)」 で一発で好きになった。
そのウォルター・デイヴィス・ジュニアが短期間ではあるがジャズ・メッセンジャーズに籍を置いていた。
残念なことにタイトルは 「バックギャモン(Backgammon)」 なのに当アルバムにはいない。
全体の演奏だが、少々酷評になるが 「Whisper Not」「Blues March」 お馴染みのベニー・ゴルソンの曲を、わざわざ入れなくてもいい。
アート・ブレイキーのアフリカ回帰の気持ちはわかるが 「Namfulay」 レイジ・カマラのアフリカの唄はハッキリ言ってツライ。
ベースが日本人の鈴木良雄氏で朗報だが、終始あたりさわりのない演奏で、う~ん。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Uranus / Walter Davis
02. Whisper Not / Benny Golson
03. Backgammon / Davis
04. Blues March / Golson
05. Georgia On My Mind / Hoagy Carmichael, Stuart Gorrell
06. Third World Express / Kasa Allah
07. Namfulay / Ladji Camara
08. I Can't Get Started / Ira Gershwin, Vernon Duke
とは言っても、この時代のジャズ・メッセンジャーズが聴けてうれしい。
(青木高見)





Art Blakey / Gypsy Folk Tales (WPCR-29126)< Art Blakey / Gypsy Folk Tales (WPCR-29126)

Recorded :
February 14–17, 1977
February 28, 1977
March 1, 1977

Personnel :
Art Blakey (ds)
Walter Davis, Jr. (p)
Valery Ponomarev (tp)
Bobby Watson (as)
David Schnitter (ts)
Dennis Irwin (b)

Song name :
01. Jodi
02. Cami
03. Miwako
04. Gypsy Folk Tales
05. Time Will Tell
06. Ronnie's a Dynamite Lady
07. Hawkman
08. Malibu

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1977年2月14日~17日、2月28日、3月1日の録音、原盤LPはルーレット・レーベルからのリリース、CDはワーナーミュージック・ジャパンからのリリース、後藤誠氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノがウォルター・デイヴィス・ジュニア、トランペットがヴァレリー・ポノマレフ、アルトサックスがボビー・ワトソン、テナーサックスがアルトサックスがテナーサックスがデヴィッド・シュニッター、ベースがデニス・アーウィン。
メンバーがどんどん入れ替わる時期の 「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」。
ここからはアルトサックスのボビー・ワトソンが音楽監督を担当となる。 また、ピアニストはダイナミックなウォルター・デイヴィス・ジュニアが担当。
3管体制でハイ・ヴォルテージな改定ジャズ・メッセンジャーズに度肝を抜かれた。
アート・ブレイキーが凄いのは、卓越したバント運営とリーダーシップ、そしてドラムもバシビシ決める。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Jodi / Walter Davis, Jr.
02. Cami / David Schnitter
03. Miwako / Walter Davis, Jr.
04. Gypsy Folk Tales / Walter Davis, Jr.
05. Time Will Tell / Walter Davis, Jr.
06. Ronnie's a Dynamite Lady / Walter Davis, Jr.
07. Hawkman / Bobby Watson
08. Malibu / Bob Mintzer and Art Blakey
個人的に、ピアノのウォルター・デイヴィス・ジュニアが参加しているジャズ・メッセンジャーズ聴けるのでうれしくなる。
ウォルター・デイヴィス・ジュニアのリーダー作で 「Walter Davis Jr. / Scorpio Rising Rec:1989」 の1曲目の 「バックギャモン(Backgammon)」 で一発で好きになったピアニストだ。
(青木高見)





Art Blakey / Jazz Cafe Art Blakey (3899032) Art Blakey / Jazz Cafe Art Blakey (3899032)

Recorded : October 11, 1980

Personnel :
Art Blakey (ds)
James Williams (p)
Wynton Marsalis (tp)
Bobby Watson (as)?
Billy Pierce (ts)?
Charles Fambrough (b)

Song name :
01. Moanin
02. My Funny Valentine
03. Soulful Mr. Timmons
04. Au Privave
05. Free For All

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1980年10月11日の録音、CDはギャラクシー・ミュージック(Galaxy Music)・レーベルからのリリース、輸入元が日本のミカサ通商。
フロリダ州フォートローダーデールにある 「ババズ ジャズレストラン (Bubba's Jazz Restaurant)」 でのライブ。
共演者は、ピアノがジェームス・ウィリアムズ、トランペットがウイントン・マルサリス、ベースがチャールス・ファンブロー、サックスは不明。
入手した盤は、CDの表紙が1枚あるだけでライナーはない。
なので演奏の詳細は不明。
ただ演奏は、溌剌としたトランペットのウイントン・マルサリスがいて切れと冴えがある。
1980年のアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズが聴けた事が単純にうれしい。
(青木高見)





Art Blakey / Album Of The Year (CDSOL-6306) Art Blakey / Album Of The Year (CDSOL-6306)

Recorded : April 12, 1981

Personnel :
Art Blakey (ds)
James Williams (p)
Wynton Marsalis (tp)
Bobby (Robert) Watson (as)
Billy (Bill) Pierce (ts)
Charles Fambrough (b)

Song name :
01. Cheryl
02. Ms. B.C.
03. In Case You Missed It
04. Little Man
05. Witch Hunt
06. The Soulful Mr. Timmons

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1981年4月12日の録音、フランス・パリ 「Davout Studios」 での収録、CDはタイムレス(Timeless)レーベルからのリリース、田中英俊氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノがジェームス・ウィリアムズ、トランペットがウイントン・マルサリス、アルトサックスがボビー・ワトソン、テナーサックスがビリー・ピアース、ベースがチャールス・ファンブロー。
アルバムの表紙でアルトサックスのボビー・ワトソンがロバート・ワトソンとなっているのは、出生名が 「Robert Michael Watson Jr.」 のため。
アルバム・タイトルが 「Album Of The Year」 と大仰しいタイトル。
言い換えれば、この時のジャズ・メッセンジャーズが、いかに自信に満ち溢れていたかという事。
演奏は、音楽監督がボビー・ワトソン、前評判高く当時19歳の若きトランぺッター、ウイントン・マルサリスが聴きどころ。
パリの演奏旅行中にスタジオ収録されたもので、往年のジャズ・メッセンジャーが復活したような迫力の音。
リスナー以上に喜んでいたのは、アート・ブレイキーかもしれない。
「バードランド」 のライブから、すでに27年。
あの時のメンバーは、クリフォード・ブラウン、ルー・ドナルドソン、ホレス・シルバー、カーリー・ラッセルだった。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Cheryl / Charlie Parker
02. Ms. B.C. / Pamela Watson
03. In Case You Missed It / Robert Watson
04. Little Man / Charles Fambrough
05. Witch Hunt / Wayne Shorter
06. The Soulful Mr. Timmons / James Williams
演目は、チャーリー・パーカーからウエイン・ショーターまで、ジャズ・メッセンジャーズの歴史の曲にメンバーの作品。
常に変化している 「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」 その全てにおいて、一生懸命ドラムを叩くアート・ブレイキーに男を感じる。
(青木高見)





Art Blakey and The Jazz Messengers / Straight Ahead (VICJ-23842) Art Blakey and The Jazz Messengers / Straight Ahead (VICJ-23842)

Recorded : June 1981

Personnel :
Art Blakey (ds)
James Williams (p)
Wynton Marsalis (tp)
Bobby Watson (as)
Billy Pierce (ts)
Charles Fambrough (b)

Song name :
01. Falling In Love With Love
02. My Romance
03. Webb City
04. How Deep Is The Ocean?
05. E.T.A.
06. The Theme

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1981年6月の録音、CDはコンコード・マスターピース・スリーズNo.44、発売元がビクター音楽産業株式会社からのリリース、成田正氏による日本語解説書付、サンフランシスコ 「キーストンコーナーズ」 でのライブ。
共演者は、ピアノがジェームス・ウィリアムス、トランペットがウイントン・マルサリス、アルトサックス兼音楽監督がボビー・ワトソン、テナーサックスがビリー・ピアース、ベースがチャールス・ファンブロー。
ここでは、何と言ってもアルトサックス兼音楽監督がボビー・ワトソン下の当時19歳だった新人トランペッター、ウイントン・マルサリス。
話はそれるが、アルバムタイトとジャケットを見た時、アート・ブレイキーを中心に四方八方に真向(まむ)こうに、まっしぐらの意味を悟った。
中身は、それを地で行く演奏、まさに 「Straight Ahead」。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers New York Scene (CCD-4256) Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers New York Scene (CCD-4256)

Recorded : May, 1984

Personnel :
Art Blakey (ds)
Mulgrew Miller (p)
Terence Blanchard (tp)
Donald Harrison (as)
Jean Toussaint (ts)
Lonnie Plaxico (b)

Song name :
01. Oh, By The Way
02. Ballad Medley: My One And Only Love / It's Easy to Remember / Who Cares?
03. Controversy
04. Tenderly
05. Falafel

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1984年5月の録音、原盤LPはコンコード・レーベル、CDは日本のキング・レコード・レーベルからのリリース、小川隆夫氏による日本語解説書付、ニューヨークの 「Mikell's」 でのライブ。
共演者は、ピアノがマルグリュー・ミラー、トランペットがテレンス・ブランチャード、アルトサックスがドナルド・ハリソン、テナーサックスがジャン・トゥーサン、ベースがロニー・プラキシコ。
天は 「アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ」 を見捨てない。 後期のアート・ブレイキーを聴くと、いつもそう思う。 メンバーは、また入れ替わった。 録音時、アート・ブレイキー65歳、リーダーというよりは演奏を楽しみ、若手に胸を貸している様なドラム。
要所はビシッと決め、全体を引き締め、張りと艶を与えている、ここまで来れば、もはや一音一音が芸術。
以下演目の作曲者を明記した。
01. Oh, By The Way / Terence Blanchard
02. Ballad Medley
   My One and Only Love / Robert Mellin and Guy Wood
   It's Easy to Remember / Richard Rogers and Lorenz Hart
   Who Cares? / George Gershwin and Ira Gershwin
03. Controversy / Donald Harrison
04. Tenderly / Walter Gross, Jack Lawrence
05. Falafel / Mulgrew Miller
この時代の演奏を、新しいと思って聴いていた時代がなつかしいと思うほど、また時が経っった。
贔屓(ひいき)だったピアノのマルグリュー・ミラーも、もちろんアート・ブレイキーも、この世にはいない。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers Blue Night (CDSOL-6335) Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers Blue Night (CDSOL-6335)

Recorded : March 17, 1985

Personnel :
Art Blakey (ds)
Mulgrew Miller (p)
Terence Blanchard (tp)
Donald Harrison (as)
Jean Toussaint (ts)
Lonnie Plaxico (b)

Song name :
01. Two of a Kind
02. Blue Minor
03. Blue Night
04. Body and Soul
05. Mr. Combinated
06. Two of a Kind (Bonus track on CD reissue)
07. Blue Minor (Bonus track on CD reissue)
08. Mr. Combinated (Bonus track on CD reissue)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1985年3月17日の録音、原盤LPはタイムレス (Timeless)・レーベルからのリリース、CDは発売・販売が株式会社ウルトラ・ヴァイヴ、田中英俊氏による日本語解説書付。
共演者は、ピアノがマルグリュー・ミラー、トランペットがテレンス・ブランチャード、アルトサックスがドナルド・ハリソン、テナーサックスがジャン・トゥーサン、ベースがロニー・プラキシコ。
おやじアート・ブレイキーの叩くシンバル、スネア1発がなんとも身にしみる。
アート・ブレイキーを聴くと一生をジャズに捧(ささ)げた孤高の男気に力をもらえる。
凄いのは一貫して腐らずにジャズをやり続けた事。
(青木高見)





Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers Live at Sweet Basil (KICJ 2082) Art Blakey / Art Blakey and The Jazz Messengers Live at Sweet Basil (KICJ 2082)

Recorded : March 24, 1985

Personnel :
Art Blakey (ds)
Terence Blanchard (tp)
Donald Harrison (as)
Jean Toussaint (ts)
Mulgrew Miller (p)
Lonnie Plaxico (b)

Song name :
01. Jodi
02. Blues March
03. Mr.Babe
04. Moanin'

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1985年3月24日の録音、CDは日本のキング・レコードよりのリリース、藤原真理子さんの和訳によるアイラ・ギトラー氏の解説書付き、スイングジャーナル誌、選定ゴールド・ディスク受賞作品、ニューヨークのスィート・ベジルでのライブ。
アート・ブレーキー、この時66歳。
共演者は、ピアノがマルグリュー・ミラー、トランペットがテレンス・ブランチャード、アルトサックスがドナルド・ハリソン、テナーサックスがジャン・トゥーサン、ベースがロニー・プラキシコ。
演奏は、全曲溌剌(はつらつ)とした演奏。
若手ジャズ・プレーヤー登竜門でもあったジャズ・メッセンジャーズで 「おやじ」 が胸を貸すといった感じ。
演目の 「Blues March」 「Moanin'」 をジャズ・メッセンジャーズで、やらせてもらう事が卒業証書。
アート・ブレイキーの晩年は、特に若手の育成に大きな功績を残した。
在籍したミュージシャンは逆に、ジャズ・メッセンジャーズ在籍を勲章にして巣立っていく。
ジャズ・メッセンジャーズの結成は1954年なので、これはジャズ史に残る快挙。
1990年10月16日、アート・ブレイキーは多くの人に惜しまれ旅立つ。
(青木高見)





Art Blakey / Dr. Jeckyle (ECD 22001-2) Art Blakey / Dr. Jeckyle (ECD 22001-2)

Recorded : December 30-31, 1985

Personnel :
Art Blakey (ds)
Mulgrew Miller (p)
Terence Blanchard (tp)
Donald Harrison (as)
Jean Toussaint (ts)
Tim Williams (tb)
Lonnie Plaxico (b)

Song name :
01. Fuller Love
02. Dr. Jeckyle
03. 81
04. One By One

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ブレイキー (Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはアート・ブレイキー、1985年12月30日・31日の録音、CDはエビデンス・レーベル、キングレコード・レーベルからのリリース。
ニューヨーク・グリニッジ・ヴィレッジ 「スイート・ベイジル」 でのライブ。
共演者は、ピアノがマルグリュー・ミラー、トランペットがテレンス・ブランチャード、アルトサックスがドナルド・ハリソン、テナーサックスがジャン・トゥーサン、トロンボーンがティム・ウイリアムス、ベースがロニー・プラキシコ。
演目は4曲と少ないが、メンバー全員が一丸となった力強い演奏。
録音時、アート・ブレイキーは66歳、百戦錬磨のドラミングを聴けるだけで、もう大満足、元気をもらえる。
録音日が1985年の晦日と大晦日だ。
(青木高見)






[トリビュート・アルバム]


John Hicks / Blues March Portrait Of Art Blakey (TKCV-79007) John Hicks / Blues March Portrait Of Art Blakey (TKCV-79007)

アルバムはジョン・ヒックスのリーダーアルバム扱いとしています。  →
「アート・ブレイキー」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : October 19, 1992

Personnel :
John Hicks (p)
Marcus Maclaurene (b)
Victor Lewis (ds)
[Tribute to Art Blakey]
Art Blakey

Song name :
01. No Problem
02. Whisper Not
03. Nica’s Dream
04. Moanin’
05. Blues March
06. A Night In Tunisia

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・ヒックス (John Hicks 出生名:John Josephus Hicks, Jr. 1941年12月21日~2006年5月10日) はアメリカ合衆国ジョージア州アトランタ生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アート・ブレイキー(Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはジョン・ヒックス、1992年10月19日の録音、ドラマーのアート・ブレイキーへのトリビュート・アルバム。
CDは発売元がヴィーナス(Venus)・レコード・レーベルからのリリース、英語ライナーノーツなし、市川正二氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、ピアノがジョン・ヒックス、ベースがマーカス・マクラーレン、ドラムがヴィクター・ルイス。
ジョン・ヒックスがアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーに入団していたのは1964年から1965年の1年間。
短い期間だがアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーに席を置いていたという事が大きな足跡。
演奏はアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーの聴きなれたレパートリーをピアノ・トリオで再現。
ホーンの入ったジョン・ヒックスもいいが、やはりピアノ・トリオに真価が発揮される。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. No Problem / Duke Jordan
02. Whisper Not / Benny Golson
03. Nica’s Dream / Horace Silver
04. Moanin’ / Bobby Timmons
05. Blues March / Benny Golson
06. A Night In Tunisia / Dizzy Gillespie, F. Paparelli
(青木高見)





John Hicks / Moanin' Portrait Of Art Blakey (TKCV-79008) John Hicks / Moanin' Portrait Of Art Blakey (TKCV-79008)

アルバムはジョン・ヒックスのリーダーアルバム扱いとしています。  →
「アート・ブレイキー」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : October 19, 1992

Personnel :
John Hicks (p)
Marcus Maclaurene (b)
Victor Lewis (ds)
[Tribute to Art Blakey]
Art Blakey

Song name :
01. Moanin'
02. Nica's Dream
03. Round About Midnight ('Round Midnight)
04. Caravan
05. I Remember Clifford
06. No Problem [No Problem - 2]


※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・ヒックス (John Hicks 出生名:John Josephus Hicks, Jr. 1941年12月21日~2006年5月10日) はアメリカ合衆国ジョージア州アトランタ生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アート・ブレイキー(Art Blakey 1919年10月11日~1990年10月16日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズドラマー。
アルバムはジョン・ヒックス、1992年10月19日の録音、ドラマーのアート・ブレイキーへのトリビュート・アルバム。
CDは発売元がヴィーナス(Venus)・レコード・レーベルからのリリース、英語ライナーノーツなし、市川正二氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、ピアノがジョン・ヒックス、ベースがマーカス・マクラーレン、ドラムがヴィクター・ルイス。
ジョン・ヒックスがアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーに入団していたのは1964年から1965年の1年間。
短い期間だがアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーに席を置いていたという事が大きな足跡。
演奏はアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーの聴きなれたレパートリーをピアノ・トリオで再現。
ホーンが入ったジョン・ヒックスもいいが、やはりピアノ・トリオに真価が発揮される。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. No Problem / Duke Jordan
02. Whisper Not / Benny Golson
03. Nica’s Dream / Horace Silver
04. Moanin’ / Bobby Timmons
05. Blues March / Benny Golson
06. A Night In Tunisia / Dizzy Gillespie, F. Paparelli
(青木高見)




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