青木高見のジャズコレクション Art Taylor (ds) = Arthur Taylor アート・テイラー = アーサー・テイラー


寸評
アート・テイラー = アーサー・テイラー (Art Taylor 出生名 : Arthur S. Taylor Jr., 1929年4月6日~1995年2月6日) はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク生まれのジャズ・ドラマー、パーカッション奏者。
まず驚くのが共演の多さ。
それも、どれもが一流ミュージシャンの演奏への参加。
よくも、これだけ多くの演奏に参加したものだ。
生活のほとんどが、スタジオの中だったと思う。
凄いのは、どの参加アルバムも、リーダーの趣旨を汲んだ微妙なドラミングを使い分けている。
それと、人間性もよくて、仲間からの信頼も厚ったようである。
これは、ある意味ではジャズ・ドラム史に残る快挙かもしれない。
時間のある時、アート・テイラーが参加しているアルバムのみを流して聴いてみたい。
(青木高見)

【INDEX (リーダーアルバム)】


【INDEX (共演アルバム)】


【以下コンテンツ】


Art Taylor / Taylor's Wailers Art Taylor / Taylor's Wailers

Recorded :
February 25, 1957  #01, #03 - #06
March 22, 1957  #02

Recorded, Song No, Personnel :
[Rec : February 25, 1957  #01, #03 - #06]
Art Taylor (ds)
Ray Bryant (p)
Donald Byrd (tp)
Jackie McLean (as)
Charlie Rouse (ts)
Wendell Marshall (b)

[March 22, 1957  #02]
Art Taylor (ds)
Red Garland (p)
John Coltrane (ts)
Paul Chambers (b)

Song name :
01. Batland
02. C.T.A.
03. Exhibit A
04. Cubano Chant
05. Off Minor
06. Well You Needn't

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・テイラー = アーサー・テイラー (Art Taylor 出生名 : Arthur S. Taylor Jr., 1929年4月6日~1995年2月6日) はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク生まれのジャズ・ドラマー、パーカッション奏者。
アルバムはアート・テイラー。
1曲目と3~6曲目が1957年2月25日。
2曲目が1957年3月22日の録音。
プレスティッジ・レーベルからのリリース。
共演者は。
1曲目と3~6曲目、ピアノがレイ・ブライアント、トランペットがドナルド・バード、アルトサックスがジャッキー・マクリーン、テナーサックスがチャーリー・ラウズ、ベースがウェンデル・マーシャル。
2曲目、ピアノがレッド・ガーランド、テナーサックスがジョン・コルトレーン、ベースがポール・チェンバース。
アート・テイラーが参加した、著名ジャズマンの著名アルバムはベースのポール・チェンバース同様、圧倒的な数にのぼる。
ところが自分のリーダー作というと数えるほどしかない。
話は飛ぶが、プレスティッジ・レーベルというとブルーノートに比べると、今ひとつ節操が無く、だらしない様に感じる。
しかし、いいアルバムは、かなりある。
節操など堅苦しく考えないで、聴いて良ければ、それは名盤。
ここがジャズの面白いところ。
当アルバムでは、取って付けた様な1曲、「C.T.A.」 などは、ジョン・コルトレーン、レッド・ガーランド、ポール・チェンバースとアート・テイラーの演奏が入っている。
普通のレーベルだったら、無くてもいいと憤慨するところ、期待していないプレスティッジなので許してしまう。
「C.T.A.」 以外の演奏は、アート・テイラーが好きな仲間を呼んで、いつものようにセッション、というか練習。
ブルーノートの様なリハーサルなしの、ぶっつけ本番、それでバシッと決めてしまう百戦練磨の連中。
この不良っぽさ、その爽快感とスリルが魅力かもしれない。
(青木高見)





Art / Taylor A.T.'s Delight Art Taylor / A.T.'s Delight

Recorded : August 6, 1960

Personnel :
Art Taylor (ds)
Wynton Kelly (p)  #01, #02, #03, #04, #06
Dave Burns (tp)  #01, #02, #03, #04, #06
Stanley Turrentine (ts)
Paul Chambers (b)
Carlos ''Patato'' Valdes (conga)  #02, #03, #05

Song name :
01. Syeeda's Song Flute
02. Epistrophy
03. Move
04. High Seas
05. Cookoo and Fungi
06. Blue Interlude

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・テイラー = アーサー・テイラー (Art Taylor 出生名 : Arthur S. Taylor Jr., 1929年4月6日~1995年2月6日) はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク生まれのジャズ・ドラマー、パーカッション奏者。
アルバムはアート・テイラー、1960年8月6日の録音、ブルーノート BST84047番。
共演者は、ピアノがウイントン・ケリー、トランペットがデイヴ・バーンズ、テナーサックスがスタンリー・タレンタイン、ベースがポール・チェンバース、コンガがカルロス・パタート・ヴァルデス。
アート・テイラーが参加した、著名ジャズマンの著名アルバムはベースのポール・チェンバース同様、圧倒的な数にのぼる。
ところが自分のリーダー作は数えるほどしかない。
これはどういう事なのか。
想像するに、すごい数の共演をしているうち自分を見失ってしまったのではないか。
リーダー達を盛り上げる、ほんとうの太鼓持ち(たいこもち)が習慣になり、それしかできないドラマーになってしまったのではないか。
参加アルバムの多さを比べた場合、人気や知名度は極端に低い。
しかし、しかしだ、これこそ、アート・テイラーというドラマーの真骨頂ではないか。
人気や知名度などまったく眼中になく、ただひたすらリーダー達のやりたい音作りに、命がけで参加してきた職人。
というわけで、このアルバムは希少なアート・テイラーのリーダー作という事が貴重。
まず、声をかけたメンバーと演目の異色性に注目したい。
演奏は、60年の幕開けに、何かを変えなければという意気込みを感じる。
ブルーノートの社主、アルフレッド・ライオンは、このアルバムを、どういう目で見ていたのだろう。
演目の作曲者を明記した。
01. Syeeda's Song Flute / John Coltrane
02. Epistrophy / Kenny Clarke, Thelonious Monk
03. Move / Denzil Best
04. High Seas / Kenny Dorham
05. Cookoo and Fungi / Art Taylor
06. Blue Interlude / Kenny Dorham
ジョン・コルトレーン、セロニアス・モンク、ケニー・ドーハム、ドラマーのデンジル・ベストなどの曲を取り上げている。
(青木高見)




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