青木高見のジャズコレクション Steve Grossman (ts) スティーブ・グロスマン


略歴
Steve Grossman スティーヴ・グロスマン(Steve Grossman 1951年1月18日~2020年8月13日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク・ブルックリン区生れのジャズ、フュージョン、ハード・バップのサックス奏者。
マイルス・デイヴィス・バンドでウェイン・ショーターのトラで入った話題ばかりが先行して本人はウンザリしているのではないだろうか。
スティーヴ・グロスマンは年代によってスタイルが変化する。
そのため1枚だけ聴いても面白くない。
一貫していえるのは無頼漢的な豪放なテナーサックス。
来日回数も多く、日本に熱狂的なファンがいる。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Steve Grossman / Hold The Line (DIW-912) Steve Grossman / Love Is The Thing (RED 123189.2) Steve Grossman / Standards (DIW 803) Steve Grossman / Terra Firma (QSCA-1030) Steve Grossman / In New York (FDM 36555-2) Steve Grossman / Steve Grossman with Michel Petrucciani (FDM 36602-2)

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Steve Grossman / Hold The Line (DIW-912) Steve Grossman / Hold The Line (DIW-912)

Recorded : April 1984

Personnel :
Steve Grossman (ts)
Hugh Lawson (p)
Juni Booth (b)
Masahiro Yoshida 「吉田正広」 (ds)

Song name :
01. Ray's Idea
02. Out Of Nowhere
03. Wabash
04. Night In Tunisia
05. My Old Flame
06. Milestones
07. There Will Never Be Another You
08. Like Someone In Love
09. Billie's Bounce

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スティーヴ・グロスマン(Steve Grossman 1951年1月18日~2020年8月13日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク・ブルックリン区生れのジャズ、フュージョン、ハード・バップのサックス奏者。
CDは1984年4月の録音、発売元がディスク・ユイオン、英語ライナーノーツはなし、内藤遊人氏による日本語解説、9曲入り。
メンバーはテナーサックスがスティーヴ・グロスマン、ピアノがヒュー・ローソン、ベースがジュニ・ブース、ドラムが吉田正広氏。
この吉田正広さんがスティーヴ・グロスマンを日本へ初めて紹介したとされる。
レーベルが日本の「DIW(ディスク・ユニオン)」というのが嬉しい。
(青木高見)





Steve Grossman / Love Is The Thing (RED 123189.2) Steve Grossman / Love Is The Thing (RED 123189.2)

Recorded : May 1985

Personnel :
Steve Grossman (ts)
Cedar Walton (p)
David Williams (b)
Billy Higgins (ds)

Song name :
01. Naima
02. Easy To Love
03. My Old Flame
04. Easy Living
05. I Didn't Know What Time It Was
06. 415 Central Park West
07. What's New?

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スティーヴ・グロスマン(Steve Grossman 1951年1月18日~2020年8月13日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク・ブルックリン区生れのジャズ、フュージョン、ハード・バップのサックス奏者。
CDは1985年5月の録音、発売元がレッド・レコード(Red Records)、輸入盤、英語ライナーノーツなし、7曲入り。
メンバーはテナーサックスがスティーヴ・グロスマン、ピアノがシダー・ウォルトン、ベースがデビッド・ウィリアムス、ドラムがビリー・ヒギンズ。
演奏はスタンダードをミディアム・テンポのワンホーン。
変にセンチメンタルしないで直球勝負のテナーサックス。
ちなみに、レーベルは「レッド・レコード(Red Records」)」、イタリアで1976年に設立された。
渋めのジャズ・ミュージシャンがメジャー・レーベルの間隙をぬってリリースしているので要、注意レーベル。
(青木高見)





Steve Grossman / Standards (DIW 803) Steve Grossman / Standards (DIW 803)

Recorded :November 1985

Personnel :
Steve Grossman (ts)
Fred Henke (p)
Walter Booker (b)
Masahiro Yoshida「吉田正広」 (ds)

Song name :
01. Half Nelson
02. When I Fall In Love
03. Autumn Leaves
04. Just In Time
05. Mr. Sandman
06. Softly As In Morning Sunrise
07. Time Was
08. Easy Living

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スティーヴ・グロスマン(Steve Grossman 1951年1月18日~2020年8月13日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク・ブルックリン区生れのジャズ、フュージョン、ハード・バップのサックス奏者。
CDは1985年11月の録音、発売元がディスク・ユニオン、英語ライナーノーツなし、岩浪洋三氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーはテナーサックスがスティーヴ・グロスマン、ピアノがフレッド・ヘンケ、ベースがウォルター・ブッカー、ドラムが吉田正広。
演奏はタイトル通りのスタンダード集、激しさと温かさが混然一体となったハード・バップ。
日本文学では「無頼漢(ぶらいかん)」と呼ばれる人がいるが、さしずめジャズ界の無頼漢といえばスティーヴ・グロスマンといえる。
まず細かい事は抜きにして、音は豪快で野太い。
レーベルが日本の「DIW(ディスク・ユニオン)」というのが嬉しい。
(青木高見)





Steve Grossman / Terra Firma (QSCA-1030) Steve Grossman / Terra Firma (QSCA-1030)

Recorded : 1975-1976

Personnel :
Steve Grossman (ts)
Gene Perla (el-b, moog-syn, engineer, producer)
Jan Hammer (el-p, syn)
Don Alias (per, g)

Song name :
01. Katonah
02. In It
03. 37 Willoughby Place
04. Enya
05. Inmate Man
06. Relentless Lady
07. This Way Out

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スティーヴ・グロスマン(Steve Grossman 1951年1月18日~2020年8月13日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク・ブルックリン区生れのジャズ、フュージョン、ハード・バップのサックス奏者。
LPは1975年・1976年の録音、PM(PM)PMR-012番、7曲入り。
CDは発売元が有限会社体音像製作所、販売元がスリーディーシステム株式会社と株式会社プライエイド・レコーズ、英語ライナーノーツなし、秋山健氏による日本語解説、7曲入り。
メンバーはテナーサックスがスティーヴ・グロスマン、キーボードがヤン・ハマー、ベース兼プロデューサーがジーン・パーラ、パーカッションがドン・アライアス。
演奏はファンク、フュージョン、ロックの融合、フリー・フレーバーも少々。
スティーヴ・グロスマン名義のリーダー作だが、マハビシュヌ・オーケストラのヤン・ハマーの絶頂テクニックが光る。
流石(さすが)のスティーヴ・グロスマンも少々押されぎみ。
ウォッカを、一機にあおった感じ。
スティーヴ・グロスマンの音楽性の幅の広さを体験できる。
(青木高見)





Steve Grossman / In New York (FDM 36555-2) Steve Grossman / In New York (FDM 36555-2)

Recorded : September 13-14, 1991

Personnel :
Steve Grossman (ts)
McCoy Tyner (p)
Avery Sharpe (b)
Art Taylor (ds)

Song name :
01. Speak Low
02. My Ship
03. Softly As In Morning Sunrise
04. Impressions
05. Over The Rainbow
06. Love for Sal
07. Good Bait

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スティーヴ・グロスマン(Steve Grossman 1951年1月18日~2020年8月13日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク・ブルックリン区生れのジャズ、フュージョン、ハード・バップのサックス奏者。
CDは1991年9月13日・14日の録音、発売元がドレフュス・ジャズ(Dreyfus Jazz)、輸入盤、フランシス・ドレフュス(Fracis Dreyfus)氏による英語ライナーノーツ、7曲入り、ニューヨーク「Sweet Basil」でのライブ。
メンバーはテナーサックスがスティーヴ・グロスマン、ピアノがマッコイ・タイナー、ベースがエイブリー・シャープ、ドラムがアート・テイラー。
荒削りな、この音こそスティーヴ・グロスマンの真骨頂。
ある意味、スティーヴ・グロスマンとマッコイ・タイナーは共通点がある。
どちらも小細工はせず直球勝負のミュージシャン。
なので、こちらも細かい事は考えずストレートに聴く。
(青木高見)





Steve Grossman / Steve Grossman with Michel Petrucciani (FDM 36602-2) Steve Grossman / Steve Grossman with Michel Petrucciani (FDM 36602-2)

「ジャズ/スティーブ・グロスマン」のリーダーアルバム扱いとしています。  →
「ジャズ/ミシェル・ペトルチアーニ」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : 1998

Personnel :
Steve Grossman (ts)
Michel Petrucciani (p)
Andy McKee(b)
Joe Farnsworth (ds)

Song name :
01. Ebb Tide
02. Inner Circle
03. Song for My Mother
04. Parisian welcome
05. You Go to My Head
06. Body And Soul
07. Why don't I
08. Don't Blame Me
09. Theme for Ernie
10. In A Sentimental Mood

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スティーヴ・グロスマン(Steve Grossman 1951年1月18日~2020年8月13日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク・ブルックリン区生れのジャズ、フュージョン、ハード・バップのサックス奏者。
ミシェル・ペトルチアーニ(Michel Petrucciani 1962年12月28日~1999年1月6日)はフランス・オランジュ生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
CDは1988年の録音、発売元がドレフェス・ジャズ(Dreyfus Jazz)、輸入盤、ドレフェス・ジャズによる英語オリジナル・ライナーノーツ、10曲入り。
メンバーはテナーサックスがスティーヴ・グロスマン、ピアノがミシェル・ペトルチアーニ、ベースがアンディ・マッキー、ドラムがジョー・ファンズワース。
演奏はグロスマンの太く豪快なテナーサックスとミシェル・ペトルチアーニの繊細で美しいピアノの融合。
演目はスタンダード中心でミシェル・ペトルチアーニが生涯尊敬したデューク・エリントンの「In a sentimental mood」は圧巻。
ニュースとしては、ミシェル・ペトルチアーニの最後の共演アルバムになっている。
(青木高見)




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