青木高見のジャズコレクション Arnett Cobb (ts) アーネット・コブ


略歴
Arnett Cobb アーネット・コブ (Arnett Cobb 1918年8月10日~1989年3月24日) はアメリカ合衆国テキサス州ヒューストン生まれのソウル・ジャズ・サックス奏者。
テキサス生まれなので 「テキサス・テナー」 の代表と呼ばれる。
晩年の風貌もまさにガマ親分、音はゴリゴリした豪快なテナー。
それでいて根底にナイーブ(純真、素朴)さがある、そこが魅力。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Arnett Cobb / Party Time (UCCO-9765) Arnett Cobb / Is Back (PCD-7037)

【INDEX (共同リーダーアルバム)】
sell

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Arnett Cobb / Party Time (UCCO-9765) Arnett Cobb / Party Time (UCCO-9765)

Recorded : May 14, 1959

Personnel :
Arnett Cobb (ts)
Ray Bryant (p)
Wendell Marshall (b)
Art Taylor (ds)
Ray Barretto (congas)

Song name :
01. When My Dreamboat Comes Home
02. Lonesome Road
03. Blues in the Closet
04. Party Time
05. Flying Home
06. The Slow Poke
07. Cocktails for Two

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アーネット・コブ (Arnett Cobb 1918年8月10日~1989年3月24日) はアメリカ合衆国テキサス州ヒューストン生まれのソウル・ジャズ・サックス奏者。
アルバムはアーネット・コブ、1959年5月14日の録音、原盤LPはプレスティッジ・レコード7165番。
CDは制作がユニバーサル・クラシックス&ジャズ、発売・販売元がユニバーサル・ミュージック株式会社、英語解説書と和訳付。
共演者は、ピアノがレイ・ブライアント、ベースがウェンデル・マーシャル、ドラムがアート・テイラー、コンガがレイ・バレット。
アーネット・コブは、1950年は深刻な病で脊椎手術を受け引退状態した。
1956年、復帰しようと思った矢先、今度は自動車事故にあい一生、杖が必要な状態になってしまう。
これで完全に引退と思われたが矢先、不屈の精神で返り咲きを果たす。
当アルバムは、まだ完治していなかったというが、これがテキサス魂か。
コレクションしていて、こういうテナーとの巡り会うのが堪(たま)らない。
(青木高見)





Very Saxy sell Very Saxy / Coleman Hawkins, Buddy Tate, Arnett Cobb, Eddie Lockjaw Davis

Recorded : April 29. 1959

Personnel :
Very Saxy / Coleman Hawkins (ts), Buddy Tate (ts), Arnett Cobb (ts), Eddie Lockjaw Davis (ts)


Coleman Hawkins (ts)
Buddy Tate (ts)
Arnett Cobb (ts)
Eddie "Lockjaw" Davis (ts)
Shirley Scott (org)
George Duvivier (b)
Arthur Edgehill (ds)

Song name :
01. Very Saxy
02. Lester Leaps In
03. Fourmost
04. Foot Pattin'
05. Light and Lovely

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : テナー・サックスの四天王が顔をあわせた。
コールマン・ホーキンス  (Coleman Hawkins 1904年11月21日~1969年5月19日)。
バディ・テイト  (Buddy Tate 1913年2月22日~2001年2月10日)。
アーネット・コブ (Arnett Cobb 1918年8月10日~1989年3月24日) はアメリカ合衆国テキサス州ヒューストン生まれのソウル・ジャズ・サックス奏者。
エディ・ロックジョウ・ディヴィス  (Eddie "Lockjaw" Davis 1922年3月2日~1986年11月3日)。
何とコールマン・ホーキンスとエディ・ロックジョウ・ディヴィスとの歳の差は18歳。
だが、ジャズは歳の差は関係ない。
4人が対等に伸び伸びと楽しんでいる。
楽しんでいる音は聴いている方も気分がいい。
注目は、ハモンド・オルガンのシャーリー・スコット (Shirley Scott 1934年3月14日~2002年3月10日) 。
女王蜂のように4人をあやつっている、凄い。
アルバムタイトルも凄い。
「Very Saxy」  ときた。
ローヤルゼリーを俺にもくれ。
漆黒のテナーサックスに完全ノックアウト。
(青木高見)





Arnett Cobb / Is Back (PCD-7037) Arnett Cobb / Is Back (PCD-7037)

Recorded : June 27, 1978

Personnel :
Arnett Cobb (ts)
Derek Smith (p)
George Mraz (b)
Billy Hart (ds)

Song name :
01. Flying Home
02. Big Red's Groove
03. Cherry
04. Sweet Georgia Brown
05. I Don't Stand a Ghost of a Chance with You
06. Blues for Shirley
07. Take The A Train
08. Big Red's Groove [take 3] Additional track on CD release
09. Blues for Shirley [rehearsal] Additional track on CD release

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アーネット・コブ (Arnett Cobb 1918年8月10日~1989年3月24日) はアメリカ合衆国テキサス州ヒューストン生まれのソウル・ジャズ・サックス奏者。
アルバムは 、1978年6月27日の録音、CDはプログレッシブ(Progressive)・レーベルからのリリース、英語解説書付き。
共演者は、ピアノがデレク・スミス、ベースがジョージ・ムラーツ、ドラムがビリー・ハート。
アーネット・コブは、1950年は深刻な病で脊椎手術を受け引退状態した。
1956年、復帰しようと思った矢先、今度は自動車事故にあい一生、杖が必要な状態になってしまう。
これで完全に引退と思われたが矢先、不屈の精神で返り咲きを果たす。
アルバム・ジャケットは杖をついて演奏している本人。
何だか目頭が熱くなる。
アルバム・タイトルはズバリ 「Is Back」。
心配されたテキサス・テナーは健在で衰えてはいなかった。
そうは言っても、はち切れるほどのゴリゴリはないが、その分、隅々なで神経が行き届いている。
そこが、ナイーブの所以(ゆえん)かもしれない。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Flying Home / Benny Goodman, Lionel Hampton, Sid Robin
02. Big Red's Groove
03. Cherry / Don Redman, Ray Gilbert
04. Sweet Georgia Brown / Ben Bernie, Maceo Pinkard, Kenneth Casey
05. I Don't Stand a Ghost of a Chance with You / Victor Young, Bing Crosby, Ned Washington
06. Blues for Shirley
07. Take the "A" Train / Billy Strayhorn
08. Big Red's Groove [take 3] Additional track on CD release
09. Blues for Shirley [rehearsal] Additional track on CD release
(青木高見)




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