青木高見のジャズコレクション Milt Jackson (vib) ミルト・ジャクソン


略歴
Milt Jackson ミルト・ジャクソン(Milt Jackson 出生名:Milton Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者、愛称:バグス、1951年に「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
当初「MJQ」はミルト・ジャクソンとジョン・ルイスの双頭リーダーだったが「モダン・ジャズ・カルテット」からはジョン・ルイスがリーダーとなる。
ミルト・ジャクソンは「MJQ」の演奏のほか精力的に多くのミュージシャンと共演を行った。
そこでは「MJQ」では見せないブルージーで豪快な演奏も魅力がある。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Milt Jackson / Wizard Of The Vibe (7243 5 32140 2 9) Milt Jackson / Opus De Jazz (COCB-53411) Milt Jackson / Plenty, Plenty Soul (Atlantic Jazz 1269-2) Milt Jackson / Bags' Opus (CDP 7 84458 2) Milt Jackson - John Coltrane/ Bags and Trane (ATLANTIC JAZZ 1368-2) Milt Jackson and Wes Montgomery / Bags Meets Wes (VICJ-23556)

【INDEX (MJQ)】
Modern Jazz Quartet / Milt Jackson Quintet (OJCCD-125-2) Modern Jazz Quartet / Django (OJCCD-057-2) Modern Jazz Quartet / Concorde (OJCCD-002-2) Modern Jazz Quartet / Fontessa (AMCY-1018) The Modern Jazz Quartet / The Modern Jazz Quartet At Music Inn (WPCR-27203) The Modern Jazz Quartet / ''No Sun In Venice'' (AMCY-120) Modern Jazz Quartet / Pyramid (WPCR-27003) Modern Jazz Quartet / Lonely Woman (WPCR-27154) Modern Jazz Quartet / The Last Concert (50XD-1024-5)

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
Miles Davis / Miles Davis - The Modern Jazz Giants (UCCO-5028) Miles Davis - Milt Jackson / Miles Davis - Milt Jackson (VICJ-23604) Miles Davis - Milt Jackson / Bags' Groove (OJCCD-245-2) Oscar Peterson - Milt Jackson / Oscar Peterson With Milt Jackson Very Tall (827 821-2)

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Milt Jackson / Wizard Of The Vibe Milt Jackson / Wizard Of The Vibe (7243 5 32140 2 9) Milt Jackson / Wizard Of The Vibe (7243 5 32140 2 9)

Song number, Personnel :
#01-09 Rec:April 7, 1952
Milt Jackson (vib)
Lou Donaldson (as)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)

#10-#17 Rec:July 2, 1948
Milt Jackson (vib)
Thelonious Monk (p)
John Simmons (b)
Shadow Wilson (ds)
Kenny ''Pancho'' Hagood (vo)

Song name :
01. Tahiti
02. Lillie
03. Bags' Groove
04. What's New?
05. Don't Get Around Much Anymore
06. On The Scene
07. Lillie (Alternate Take)
08. What's New? (Alternate Take)
09. Don't Get Around Much Anymore (Alternate Take)
10. Evidence
11. Misterioso
12. Epistrophy
13. I Mean You
14. Misterioso (Alternate Take)
15. All The Things You Are
16. I Should Care
17. I Should Care (Alternate Take)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン(Milt Jackson 出生名:Milton Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者、愛称:バグス、1951年に「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
LPは1952年、ブルーノート(Blue Note)5011番、8曲入り。
A1. Tahiti
A2. Lillie
A3. Criss Cross
A4. Willow Weep For Me
B1. What's New
B2. Bags' Groove
B3. On The Scene
B4. Eronel
このアルバムのメンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス(A1, B2, B3)とセロニアス・モンク (A3, B4)、アルトサックスがルー・ドナルドソン(A1, B2, B3)とサヒブ・シハブ(曲: A3, B4)、ベースがアル(アルフレッド)・マッキボン (A3, A4, B4)とパーシー・ヒース(A1, A2, B1-B3)、ドラムが (A3, A4, B4)とケニー・クラーク(A1, A2, B1-B3)。 CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、ボブ・ブルーメンソール(Bob Bluementhal)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、17曲入り。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、アルトサックスがルー・ドナルドソン、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク (#01-09)。
ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがセロニアス・モンク、ベースがジョン・シモンズ、ドラムがシャドー・ウィルソン(#10-17)、ヴォーカルがケニー・ハグッド(#15-17)。
10曲目から17曲目は 「ジーニアス・モンクの Vol.3」 だが今ではミルト・ジャクソンのリーダー作として一般化している。
演奏は、ミルト・ジャクソンとピアノがセロニアス・モンクとジョン・ルイスを1枚で聴けてしまう。
セロニアス・モンクとジョン・ルイスは全く違う個性なので、ミルト・ジャクソンのビブラフォンも違った雰囲気になるところが面白い。
(青木高見)





Miles Davis - Milt Jackson / Bags' Groove (OJCCD-245-2) Miles Davis - Milt Jackson / Bags' Groove (OJCCD-245-2)

「ジャズ/マイルス・デイヴィス」のリーダーアルバムいとしています。  →
「ジャズ/ミルト・ジャクソン」でも同じ内容を掲載しています。  →

Song number, Recorded :
#03-07 Rec:June 29, 1954
#01-02 Rec:December 24, 1954

Song Number, Personnel :
#01-02
Miles Davis (tp)
Milt Jackson (vib)
Thelonious Monk (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)

#03-07

Miles Davis (tp)
Horace Silver (p)
Sonny Rollins (ts)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)

Song name :
01. Bag's Groove [take 1]
02. Bag's Groove [take 2]
03. Airegin
04. Oleo
05. But Not For Me [take 2]
06. Doxy
07. But Not For Me [take 1]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マイルス・デイヴィス(Miles Davis 出生名:Miles Dewey Davis III 1926年5月26日~1991年9月28日)はアメリカ合衆国イリノイ州アルトン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
ミルト・ジャクソン(Milt Jackson 出生名:Milton Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者、愛称:バグス。
LPは1954年6月29日・12月24日の録音、プレスティッジ(Prestige)P-7109番、7曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、7曲入り。
メンバーは。
1~2曲目:トランペットがマイルス・デイヴィス、ビブラフォンビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがセロニアス・モンク、ホレス・シルヴァー、テナーサックスがソニー・ロリンズ、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
アルバムは一時「喧嘩セッション」と言われていたが今ではその解釈はない。
「喧嘩セッション」とはマイルス・デイヴィスがソロをとる時、セロニアス・モンクのバッキングを止めさせた事に由来する。
尾ひれがついて、これが原因で喧嘩になった。
ジャズ演奏ではプロアマ問わず楽器どおしの白熱した調整は当たり前の話だけという事。
話は戻る、テナーサックスのソニー・ロリンズは自分の曲を3曲も取り上げてもらい、さぞ嬉しかったと思う。
演奏も堂々とマイルス・デイヴィスと渡り合っている。
マイルス・デイヴィスは、そのソニー・ロリンズを自分のバンドへ誘っていた。
ミルト・ジャクソンもマイルス・デイヴィスは安定したMJQのメンバーを誘っている。
理由は変に偏らず誇張しない安定性を気に入っていたのかもしれない。
ここではミルト・ジャクソンのマイルス・デイヴィスの軸を外さない絶妙さが光っている。
(青木高見)





Miles Davis / Miles Davis And The Modern Jazz Giants (UCCO-5028) Miles Davis - Milt Jackson / Miles Davis And The Modern Jazz Giants (UCCO-5028)

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Song number, Recorded :
#01-02, #04-05 Rec:December 24, 1954
#03 Rec:October 26, 1956

Song Number, Personnel :
[#01-02, #04-05]
Miles Davis (tp)
Milt Jackson (vib)
Thelonious Monk (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)

[#03]
Miles Davis (tp)
Red Garland (p)
John Coltrane (ts)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)

Song name :
01. Man I Love (The) (take 2)
02. Swing Spring
03. Round About Midnight ('Round Midnight)
04. Bemsha Swing
05. Man I Love (The) (take 1)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マイルス・デイヴィス(Miles Davis 出生名:Miles Dewey Davis III 1926年5月26日~1991年9月28日)はアメリカ合衆国イリノイ州アルトン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
ミルト・ジャクソン(Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
アルバムはマイルス・デイヴィスとミルト・ジャクソン、1954年12月24日・26日の録音。
LPは1、2、4、5曲目が1954年12月24日、3曲目が1956年10月26日の録音、プレスティッジ(Prestige)7150番、5曲入り。
CDは発売元がユニバーサル・ミュージック合同会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、油井正一氏、市川正二氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーは。
1、2、4、5曲目:トランペットがマイルス・デイヴィス、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがセロニアス・モンク、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
3曲目:トランペットがマイルス・デイヴィス、テナーサックスがジョン・コルトレーン、ピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがフィーリー・ジョー・ジョーンズ。
全作「Miles Davis and Milt Jackson / Bags' Groove」と同日録音、メンバーも同じ。
注目は3曲目のメンバーでマイルス・デイヴィスのマラソン・セッションのレギュラーとなるメンバーの参加。
市川正二氏の解説にはセロニアス・モンクを人選したのはマイルス・デイヴィスではなくプレスティッジ創設者のボブ・ワインストックだと記述されている。
(青木高見)





Milt Jackson / Opus De Jazz (COCB-53411) Milt Jackson / Opus De Jazz (COCB-53411)

Recorded : October 28, 1955

Personnel :
Milt Jackson (vib)
Hank Jones (p)
Frank Wess (fl, ts)
Eddie Jones (b)
Kenny Clarke (ds)

Song name :
01. Opus de Funk
02. Pocus
03. You Leave Me Breathless
04. Opus and Interlude

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン(Milt Jackson 出生名:Milton Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者、愛称:バグス、1951年に「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
アルバムはミルト・ジャクソン、1955年10月28日の録音。
LPはサヴォイ・レコード(Savoy Records)MG12036番、4曲入り。
CDは発売元がコロムビア・ミュージック・エンターテインメント株式会社、H・アラン・スタイン(H. Alan Stein)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、久保田高司氏による日本語解説、4曲入り。
メンバーは、ジャズ・ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがハンク・ジョーンズ、フルートとテナーサックスがフランク・ウェス、ベースがエディ・ジョーンズ、ドラムがケニー・クラーク。
フランク・ウェス以外、サヴォイ・レーベルの専属スタジオ・ミュージシャン。
演奏は、「MJQ」 では見せない自由奔放なミルト・ジャクソンがイカしている。
それとフランク・ウェスのフルートと溶け合う音がたまらない。
演目数が少ない分、演奏時間は長く、たっぷりミルト・ジャクソンを楽しめる。
ちなみにジャズでよく出てくる 「Opus(オパス)」 とは、ラテン語で 「作品」「仕事」 という意味。
クラシックでは 「Op.25 No.1」 は 「作品25第1番」 と表記される。
(青木高見)





Miles Davis - Milt Jackson / Miles Davis and Milt Jackson (VICJ-23604) Miles Davis - Milt Jackson / Miles Davis and Milt Jackson (VICJ-23604)

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Recorded : August 5, 1955

Personnel :
Miles Davis (tp)
Milt Jackson (vib)
Jackie McLean (as)
Ray Bryant (p)
Percy Heath (b)
Arthur Taylor (ds)

Song name :
01. Dr. Jackle
02. Bitty Ditty
03. Minor March
04. Changes

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マイルス・デイヴィス(Miles Davis 出生名:Miles Dewey Davis III 1926年5月26日~1991年9月28日)はアメリカ合衆国イリノイ州アルトン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
ミルト・ジャクソン(Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。

LPは1955年8月5日の録音、プレスティッジ(Prestige)7034番、4曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、久保田高司氏による日本語解説、4曲入り。
メンバーはトランペットがマイルス・デイヴィス、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがレイ・ブライアント、アルト・サックスがジャッキー・マクリーン、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがアート・テイラー。
1949年にジャズ史を塗り替える程のアルバム「Birth of the Cool 邦題:クールの誕生」をリリースしたにもかかわらず、チャーリーパーカーのバップに戻ってしまうのか。
とは言え、軽く流している様で技術は高度で緻密、一流メンバー全員がなせる技。
アルト・サックスのジャッキー・マクリーンは1、3曲目しか吹いていないがいい。
ピアノのレイ・ブライアントはマイルス・デイヴィスと初顔合わせだがいい。
国内でジャズ喫茶全盛時代、アルバム・ジャケットのマイルス・デイヴィスの便所ポーズから「ウンチのマイルス」で通る。
(青木高見)





Milt Jackson / Plenty, Plenty Soul (Atlantic Jazz 1269-2) Milt Jackson / Plenty, Plenty Soul (Atlantic Jazz 1269-2)

Song number, Recorded :
#01-03 Rec:January 7, 1957
#04-07 Rec:January 5, 1957

Recorded, Song name, Personnel :
#01-03
Milt Jackson (vib)
Quincy Jones (arr)
Horace Silver (p)
Joe Newman (tp)
Cannonball Adderley (as)
Frank Foster (ts)
Sahib Shihab (bs)
Jimmy Cleveland (tb)
Percy Heath (b)
Art Blakey (ds)

#04-07
Milt Jackson (vib)
Horace Silver (p)
Joe Newman (tp)
Lucky Thompson (ts)
Oscar Pettiford (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
01. Plenty, Plenty Soul
02. Boogity Boogity
03. Heartstrings
04. Sermonette
05. The Spirit-Feel
06. Ignunt Oil
07. Blues at Twilight

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン(Milt Jackson 出生名:Milton Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者、愛称:バグス、1951年に「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
アルバムはミルト・ジャクソン、1~3曲目が1957年1月7日、4~7曲目1957年1月5日の録音。
LPはアトランティック(Atlantic)1269番、7曲入り。
CDはアトランティック・レーベルからのリリース、発売元が、販売元が、輸入盤、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、7曲入り。
メンバーは通しで、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがホレス・シルヴァー、トランペットがジョー・ニューマン。
1957年1月5日、テナーサックスがラッキー・トンプソン、ベースがオスカー・ペティフォード、ドラムがコニー・ケイ。
1957年1月7日、アレンジャーがクインシー・ジョーンズ、アルトサックスがキャノンボール・アダレイ、テナーサックスがフランク・フォスター、バリトンサックスがサヒブ・シハブ、トロンボーンがジミー・クリーブランド、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがアート・ブレイキー。
ミルト・ジャクソンが、ひと声をかければ、この豪華メンバーが集まってしまう。
ミルト・ジャクソンは 「MJQ」 のメンバーでありながら多くのミュージシャンとの演奏を行った。
「MJQ」 ではリーダーのピアノのジョン・ルイスの意向に沿うように演奏していた事がよくわかる。
「MJQ」 を離れれは自分のやりたいブルースを存分にやった。
それを一番解っていたのは 「MJQ」 のパーシー・ヒースとコニー・ケイだったかもしれない。
ミルト・ジャクソンは 「MJQ」 に40年近く在籍し、ねばり強い性格もうかがえる。
(青木高見)





Milt Jackson / Bags' Opus (CDP 7 84458 2) Milt Jackson / Bags' Opus (CDP 7 84458 2)

Recorded : December 28-29, 1958

Personnel :
Milt Jackson (vib)
Tommy Flanagan (p)
Art Farmer (tp)
Benny Golson (ts)
Paul Chambers (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
01. Ill Wind
02. Blues for Diahann
03. Afternoon in Paris
04. I Remember Clifford
05. Thinking of You
06. Whisper Not

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン(Milt Jackson 出生名:Milton Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者、愛称:バグス、1951年に「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
アルバムはミルト・ジャクソン、1958年12月28日・29日の録音。
LPはユナイテッド・アーツ・レコード(United Artists Records)UAL4022番、6曲入り。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、発売元が、販売元が、輸入盤、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがトミ-・フラナガン、トランペットがアート・ファーマー、テナーサックスがベニー・ゴルソン、ベースがポール・チェンバース、ドラムがコニ-・ケイ。
この時のミルト・ジャクソンは 「MJQ」 のメンバーでドラムのコニ-・ケイを連れてきた。
ピアノがジョン・ルイスからトミ-・フラナガン、そしてベースがパーシー・ヒースからポール・チェンバースに替わっただけで、こんなにも違ってしまう。
演目で 「MJQ」 のジョン・ルイス作曲の 「Afternoon In Paris」 「Thinking Of You」 を持ってきた。
このことからも2人の仲は悪くなく互いにリスペクトしている姿が微笑ましい。
大人の上質なビブラフォン・ジャズに浸ろう。
(青木高見)





Milt Jackson - John Coltrane/ Bags and Trane (Atlantic Jazz 1368-2) Milt Jackson - John Coltrane/ Bags and Trane (Atlantic Jazz 1368-2)

「ジャズ/ミルト・ジャクソン」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ジョン・コルトレーン」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : January 15, 1959

Personnel :
Milt Jackson (vib)
John Coltrane (ts)
Hank Jones (p)
Paul Chambers (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
01. Stairway to the Stars [Bonus Track]
02. The Late Late Blues
03. Bags and Trane
04. Three Little Words
05. The Night We Called It a Day
06. Be-Bop
07. Blues Legacy [Bonus Track]
08. Centerpiece [Bonus Track]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン(Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
ジョン・コルトレーン(John Coltrane 出生名:John William Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日)はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのサックス奏者。
CDは1959年1月15日の録音、アトランティック・ジャズ・レーベルからのリリース、輸入盤、チャールズ・ハリス・ガリーグ(Charles Harris Garrigues)氏による英語解説書付き、8曲入り。
メンバーはビブラフォンがミルト・ジャクソン、テナーサックスがジョン・コルトレーン、ピアノがハンク・ジョーンズ、ベースがポール・チェンバース、ドラムがコニー・ケイ。
この時期ミルト・ジャクソンは1959年8月~1960年1月にMJQ名義のアルバム「Modern Jazz Quartet (MJQ)/ピラミッド(Pyramid)」を制作、そのほか多くのミュージシャン・アルバムと精力的に共演をこなしている。
ジョン・コルトレーンは1959年4月・5月・12月に同じくアトランティック・ジャズ・レーベルから個人名義「John Coltrane / Giant Steps」をリリース、翌年に「Coltrane Jazz」「My Favourite Things」へと変貌を遂げていく。
当アルバムは見逃しがちな1枚だが、この時期のミルト・ジャクソンとジョン・コルトレーンの共演という事が貴重。
またアトランティック・ジャズ・レーベルという事でブルーノートやプレスティッジにはない硬質な音、音像定位、全体のバランスが聴きどころ。
(青木高見)





Milt Jackson - Wes Montgomery / Bags Meets Wes (VICJ-23556) Milt Jackson - Wes Montgomery / Bags Meets Wes (VICJ-23556)

「ジャズ/ミルト・ジャクソン」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ウェス・モンゴメリー」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : December 18-19, 1961

Personnel :
Milt Jackson (vib)
Wes Montgomery (g)
Wynton Kelly (p)
Sam Jones (b)
Philly Joe Jones (dr)

Song name :
01. S.K.J.
02. Stablemates
03. Stairway to the stars (take3)
04. Blue Roz
05. Sam Sack
06. Jingles [take9]
07. Delilah [take4]
08. Stairway to the stars [take2]
09. Jingles [take8]
10. Delilah [take3]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン(Milt Jackson 出生名:Milton Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者、愛称:バグス、1951年に「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
ウェス・モンゴメリー(Wes Montgomery 出生名:John Leslie Montgomery 1923年3月6日~1968年6月15日)はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・ギタリスト。
アルバムはミルト・ジャクソンとウェス・モンゴメリー、1961年12月18日・19日の録音。
LPはリヴァーサイド・レコード(Riverside Records)RLP9407番、7曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、ジョー・ゴールドバーグ(Joe Goldberg)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、佐藤秀樹氏による日本語解説、オリン・キープニュース(Orrin Keepnews)氏による3曲追加のコメントの坂口紀三和氏による和訳、8~10曲目の3曲が追加され、全10曲入り。
メンバーはビブラフォンがミルト・ジャクソン、ギターがウェス・モンゴメリー、ピアノがウイントン・ケリー、ベースがサム・ジョーンズ、ドラムがフィリー・ジョー・ジョーンズ。
ジャケットの写真は、ミルト・ジャクソンとウェス・モンゴメリーが握手している。
2人にしか通じ合えない様な意思疎通を感じる。
「MJQ」では絶対見せないミルト・ジャクソンのリラックスした演奏が聴きどころ。
(青木高見)





Oscar Peterson - Milt Jackson / Oscar Peterson With Milt Jackson Very Tall (827 821-2) Oscar Peterson - Milt Jackson / Oscar Peterson With Milt Jackson Very Tall (827 821-2)

「ジャズ/オスカー・ピーターソン」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ミルト・ジャクソン」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : January 24-25, 1962

Personnel :
Oscar Peterson (p)
Milt Jackson (vib)
Ray Brown (b)
Ed Thigpen (ds))

Song name :
01. On Green Dolphin Street
02. Heartstrings
03. Work Song
04. John Brown's Body
05. A Wonderful Guy
06. Reunion Blues

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : オスカー・ピーターソン(Oscar Peterson 出生名:Oscar Emmanuel Peterson 1925年8月15日~2007年12月23日)はカナダ・ケベック州モントリオール出身のジャズ・ピアニスト、作曲家。
ミルト・ジャクソン(Milt Jackson 出生名:Milton Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者、愛称:バグス、1951年に「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
LPは1962年1月24日・25日の録音、ヴァーブ・レコード(Verve Records)V-8429番、6曲入り。
CDはヴァーブ・レコード・レーベルからのリリース、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーは、ピアノがオスカー・ピーターソン、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ベースがレイ・ブラウン、ドラムがエド・シグペン。
ブルージーなミルト・ジャクソンに感化されたオスカー・ピーターソンがいい。
2人の歳の差はミルト・ジャクソンが2つ上
百戦練磨のマスター級の共演。
4曲目「John Brown's Body」は「タロさんの赤ちゃんが風邪ひいた」のリパブリック讃歌。
(青木高見)





Milt Jackson / High Fly (JLR103 602 ADD) Milt Jackson / High Fly (JLR103 602 ADD)

Recorded : July 4, 1980

Personnel :
Milt Jackson (vib)
Johnny O'Neal (p)
Steve Novosel (b)
Vinnie Johnson (ds)

Song name :
[Disk 1]
1-01. Close Your Eyes
1-02. Here's That Rainy Day
1-03. Star Eyes
1-04. Blues For Edith
1-05. Chicago
1-06. Time For Love
1-07. Shiny Stockings
[Disk 2]
2-01. Goodbye
2-02. Bye, Bye, Blackbird
2-03. Scrapple From The Apple
2-04. I Thought About You
2-05. High Fly
2-06. If You Never Come To Me
2-07. Lil' Darlin'
2-08. Good Bait

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン(Milt Jackson 出生名:Milton Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者、愛称:バグス、1951年に「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
アルバムはミルト・ジャクソン、1980年7月4日の録音、アトランタにあるナイトクラブ 「EJ's」 のライブ。
CDは(Live At EJ's)レーベルからのリリース、ウィリアム・ホーゲラント(William Hogeland)氏による英語ライナーノーツ、CD2枚組、全15曲入り。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョニー・オニール、ベースがスティーヴ・ノヴォセル、ドラムがヴィニー・ジョンソン。
演奏は、良くもなく、悪くもない、音が悪い。
ミルト・ジャクソン・ファンなら喜んで聴けるが、アルバム全体の価値は今ひとつ。
レコード・ショップは良くない事を解っていて餌(えさ)箱(超特価の箱)にいつもあるCD。
泣く子も黙るミルト・ジャクソンだが、これはかわいそう。
(青木高見)



【MJQ】


Modern Jazz Quartet / Milt Jackson Quintet (OJCCD-125-2) Modern Jazz Quartet / Milt Jackson Quintet (OJCCD-125-2)

「ジャズ/MJQ」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ミルト・ジャクソン」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/ジョン・ルイス」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/パーシー・ヒース」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/ケニー・クラーク」でも同じ内容を掲載しています。  →

Song number, Recorded :
#01-04 Rec:December 22, 1952
#05-08 Rec:June 16, 1954

Personnel :
[#01-04]
MJQ (band)
Milt Jackson (vib)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)

[#05-08]
Milt Jackson (vib)
Horace Silver (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)
Henry Boozier (tp)

Song name :
01. All The Things You Are
02. La Ronde
03. Vendome
04. Rose Of The Rio Grande
05. Opus De Funk
06. I've Lost Your Love
07. Buhaina
08. Soma

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1951年にミルト・ジャクソンによって「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
LPは1952年12月22日・1954年6月16日の録音、プレスティッジ(Prestige)LP 7059番、8曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、8曲入り。
メンバーは。
1~4曲目、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
5~8曲目、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがホレス・シルヴァー、トランペットがヘンリー・ブージアー、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
ホレス・シルヴァーのMJQが聴けるのが貴重。
元々、別々のSP盤が1枚のCDに収録された。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. All The Things You Are / Hammerstein-Kern
02. La Ronde / John Lewis
03. Vendome / John Lewis
04. Rose Of The Rio Grande / Leslie, Warren, Gorman
05. Opus De Funk / Horace Silver
06. I've Lost Your Love / Milt Jackson
07. Buhaina / Horace Silver
08. Soma / Milt Jackson
以降ミルト・ジャクソンの十八番となる「Opus De Funk」はホレス・シルヴァーの作品。
ジョン・ルイスとミルト・ジャクソンとホレス・シルヴァーが均等に持ち寄った事がわかる。
(青木高見)





Modern Jazz Quartet / Django (OJCCD-057-2) Modern Jazz Quartet / Django (OJCCD-057-2)

「ジャズ/MJQ」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ミルト・ジャクソン」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/ジョン・ルイス」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/パーシー・ヒース」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/ケニー・クラーク」でも同じ内容を掲載しています。  →

Song number, Recorded :
#04-07 Rec:June 25, 1953
#01-02, #08 Rec:December 23, 1954
#03 Rec:January 9, 1955

Personnel :
Milt Jackson (vb)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)

Song name :
01. Django
02. One Bass Hit
03. La Ronde Suite
04. The Queen's Fancy
05. Delaunay's Dilemma
06. Autumn In New York
07. But Not For Me
08. Milano

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1951年にミルト・ジャクソンによって「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
LPは1953年から1955年の録音、プレスティッジ(Prestige)LP 7057番、8曲入り。
CDは発売元がOJCが、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、8曲入り。
メンバーはビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
アルバム・タイトルの「ジャンゴ(Django)」はジョン・ルイスがギタリストのジャンゴ・ラインハルトに捧(ささ)げた意味から命名された。
演奏は前代未聞のクラシックの室内音楽とブルースの融合。
当時の人は、これを聴いて新しいジャズの到来を予感したに違いない。
MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)起点になるユニークなアルバム。
(青木高見)





Modern Jazz Quartet / Django (OJCCD-057-2) Modern Jazz Quartet / Django (OJCCD-057-2)

「ジャズ/MJQ」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ミルト・ジャクソン」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/ジョン・ルイス」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/パーシー・ヒース」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/ケニー・クラーク」でも同じ内容を掲載しています。  →

Song number, Recorded :
#04-07 Rec:June 25, 1953
#01-02, #08 Rec:December 23, 1954
#03 Rec:January 9, 1955

Personnel :
Milt Jackson (vb)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)

Song name :
01. Django
02. One Bass Hit
03. La Ronde Suite
04. The Queen's Fancy
05. Delaunay's Dilemma
06. Autumn In New York
07. But Not For Me
08. Milano

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1951年にミルト・ジャクソンによって「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
LPは1953年から1955年の録音、プレスティッジ(Prestige)LP 7057番、8曲入り。
CDは発売元がOJCが、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、8曲入り。
メンバーはビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
アルバム・タイトルの「ジャンゴ(Django)」はジョン・ルイスがギタリストのジャンゴ・ラインハルトに捧(ささ)げた意味から命名された。
演奏は前代未聞のクラシックの室内音楽とブルースの融合。
当時の人は、これを聴いて新しいジャズの到来を予感したに違いない。
MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)起点になるユニークなアルバム。
(青木高見)





Modern Jazz Quartet / Concorde (OJCCD-002-2) Modern Jazz Quartet / Concorde (OJCCD-002-2)

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「ジャズ/コニー・ケイ」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : July 2, 1955

Personnel :
The Modern Jazz Quartet
MJQ (band)
Milt Jackson (vb)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
01. Ralph's New Blues
02. All Of You
03. I'll Remember April
04. Gershwin Medley : Soon / For You, For Me, Forevermore / Love Walked In / Our Love Is Here To Stay
05. Softly As In Morning Sunrise
06. Concorde

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1951年にミルト・ジャクソンによって「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
LPは1955年7月2日の録音、プレスティッジ(Prestige)LP7005番、6曲入り。
CDは発売元がOJC、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーはビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがコニー・ケイ。
ドラムがケニー・クラークからコニー・ケイにバトンタッチ。
クラシックを感じさせる室内音楽とブルース・フィーリングの融合。
演目の選定には特に吟味されている。
特に「Love Walked In(邦題:愛はそぞろに)」は滅多に演奏されない曲が入っている。
(青木高見)





Modern Jazz Quartet / Fontessa (AMCY-1018) Modern Jazz Quartet / Fontessa (AMCY-1018)

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「ジャズ/パーシー・ヒース」でも同じ内容を掲載しています。  →
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Recorded :
January 22, 1956
February 14, 1956

Personnel :
The Modern Jazz Quartet
MJQ (band)
Milt Jackson (vib)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
01. Versailles (Porte De Versailles)
02. Angel Eyes
03. Fantessa
04. Over The Rainbow
05. Bluesology
06. Willow Weep For Me
07. Woodyn You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1951年にミルト・ジャクソンによって「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
LPは1956年1月22日・2月14日の録音、アトランティック(Atlantic)1231番、7曲入り、アトランティックへの移籍第1弾。

CDは発売元が株式会社ワーナーミュージック・ジャパン、ラルフ・J・グリースン(Ralph J. Gleason)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、ジョン・ルイス(John Lewis)氏自身によるコメント、野口久光氏による日本語解説、7曲入り。
メンバーはビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがコニー・ケイ。
演奏はスタンダート中心に、ほぼ定着したMJQサウンドを更に多くの人に受け入れられる様にした配慮を感じる。
(青木高見)





The Modern Jazz Quartet / The Modern Jazz Quartet At Music Inn (WPCR-27203) The Modern Jazz Quartet / The Modern Jazz Quartet At Music Inn (WPCR-27203)

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Recorded : August 28, 1956

Personnel :
MJQ (band)
Milt Jackson (vib)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)
Jimmy Giuffre (cl)

Song name :
01. Oh Bess, Oh Where's My Bess
02. A Fugue for Music Inn
03. Two Degrees East, Three Degrees West
04. Serenade
05. Fun
06. Sun Dance
07. The Man That Got Away
08. A Morning in Paris
09. England's Carol
10. Sun Dance [Alternate Take]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1951年にミルト・ジャクソンによって「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
LPは1956年8月28日の録音、アトランティック(Atlantic)1247番、9曲入り、マサチューセッツ州レノックス「ミュージック・イン」でのライブ。
CDは発売元が株式会社ワーナーミュージック・ジャパン、ジョン・スチュアート・ウィルソン(John Steuart Wilson)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、大村幸則氏による日本語解説、9曲目の「Sun Dance」が追加され全10曲入り。
メンバーはビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがコニー・ケイ、クラリネットがジミー・ジュフリー。
アメリカやヨーロッパの「バカンス」は労働国の日本の感覚とは大きく異なる。
日本は長い間(今でもそうだが)休む事は非国民、罪悪という考え方を徹底的に教え込まれた。
マサチューセッツ州レノックスで開催された「ミュージック・イン」のライブはMJQは常連だった。
古き良きアメリカのリッチな「避暑地ライブ」の空気を感じ取りたい。
(青木高見)





The Modern Jazz Quartet / ''No Sun In Venice'' (AMCY-120) The Modern Jazz Quartet / ''No Sun In Venice'' (AMCY-120)

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「ジャズ/パーシー・ヒース」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/コニー・ケイ」でも同じ内容を掲載しています。  →

Song number, Recorded :
#05 Rec:April 4, 1957
#01-04, #06 Rec:August 24, 1957

Personnel :
Milt Jackson (vib)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
01. The Golden Striker
02. One Never Knows
03. The Rose Truck
04. Cortege
05. Venice
06. Three Windows

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1951年にミルト・ジャクソンによって「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
LPは5曲目のみ1957年4月4日、それ以外が1957年8月24日の録音、アトランティック(Atlantic)1284番、6曲入り、邦題「たそがれのヴェニス」。
CDは発売元が株式会社ワーナーミュージック・ジャパン、ゲイリー・クレイマー(Gary Kramer)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、市川正二氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーはビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがコニー・ケイ。
フランス映画 「大運河(グランド・カナル)」の映画音楽としてジョン・ルイスが書き下ろした。
アルバム・ジャケットは画家のターナーの絵画、但し左右が反転しているという。
個人的には好きとか嫌いとか良い悪いというものでなく、全てモダン・ジャズ・カルテットの核心の音だと受け止めている。
(青木高見)





Modern Jazz Quartet / Pyramid (WPCR-27003) Modern Jazz Quartet / Pyramid (WPCR-27003)

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「ジャズ/パーシー・ヒース」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/コニー・ケイ」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded :
August 22, 1959
August 25, 1959
December 21, 1959
January 15, 1960

Personnel :
Milt Jackson (vib)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
01. Vendome
02. Pyramid
03. It Don't Mean a Thing
04. Django
05. How High The Moon
06. Romaine

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1951年にミルト・ジャクソンによって「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
LPは1959年8月22日・25日と12月21日、1960年1月15日の録音アトランティック(Atlantic)1325番、6曲入り。
CDは発売元が株式会社ワーナーミュージック・ジャパン、アトランティックによる英語オリジナル・ライナーノーツ、後藤誠氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーはビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがコニー・ケイ。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Vendome / John Lewis
02. Pyramid / Ray Brown
03. It Don't Mean a Thing / Duke Ellington, Irving Mills
04. Django / John Lewis
05. How High The Moon / Nancy Hamilton, Morgan Lewis
06. Romaine / Jim Hall
隠れた名盤とは、このアルバム。
なぜ今ひとつ話題にならないのかが不思議。
個人的はモダン・ジャズ・カルテットの完成形が詰まっている。
人気が無い事が、けっこう嬉しい。
人気が出ると悦に浸れる感が失せてしまう。
(青木高見)





Modern Jazz Quartet / Lonely Woman (WPCR-27154) Modern Jazz Quartet / Lonely Woman (WPCR-27154)

「ジャズ/MJQ」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ミルト・ジャクソン」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/ジョン・ルイス」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/パーシー・ヒース」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/コニー・ケイ」でも同じ内容を掲載しています。  →

Song number, Recorded :
#08 Rec:January 24, 1962
#01 Rec:January 25, 1962
#02-03 Rec:January 29, 1962
#04-07 Rec:February 2, 1962

Personnel :
The Modern Jazz Quartet
Milt Jackson (vib)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
01.Lonely Woman
02.Animal Dance
03.New York 19
04.Belkis
05.Why Are You Blue
06.Fugato
07.Lamb. Leopard
08.Trieste

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1951年にミルト・ジャクソンによって「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
LPは1962年1月24日・25日、29日と2月2日の録音、アトランティック(Atlantic)SD1381番、8曲入り、邦題「淋しい女」。
以下、LPの演目と作曲者を明記した。
A1. Lonely Woman / Ornette Coleman
A2. Animal Dance / John Lewis
A3. New York 19 / John Lewis
A4. Belkis / John Lewis
B1. Why Are You Blue / Gary McFarland
B2. Fugato / John Lewis
B3. Lamb, Leopard (If I Were Eve "Original Sin") / John Lewis
B4. Trieste / John Lewis
少々暗いオーネット・コールマンの「Lonely Woman」から始まり大半がピアノがジョン・ルイスの作品が並ぶ。
CDは発売元が株式会社ワーナーミュージック・ジャパン、レイモン・モーリー(Raymond Mouly)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、杉田宏樹氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーはビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがコニー・ケイ。
ミルト・ジャクソンとジョン・ルイス、水と油の様に性格も趣向も違う2人が、こうも長きに渡り一緒に、やってこれたのか不思議でしょうがない。
結論から言うと2人は「大人」だった事に尽きると思う。
自分と相手の立場をよく理解していて、協力して一つの事をやり遂げる事を最優先していたのではないだろうか。
大事なのは決して感情的にならず、常に冷静でいる事、音がそれを教えてくれる。
(青木高見)





Modern Jazz Quartet / The Last Concert (50XD-1024-5) Modern Jazz Quartet / The Last Concert (50XD-1024-5)

「ジャズ/MJQ」のリーダーアルバムとしています。  →
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「ジャズ/ジョン・ルイス」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/パーシー・ヒース」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/コニー・ケイ」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : November 25, 1974

Personnel :

The Modern Jazz Quartet (MJQ) (band)
Milt Jackson (vib)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
[ Dosc 1 ]
01. Softly As In A Mornig Sunrise
02. The Cylinder
03. Summertime
04. Really True Blues
05. What's New?
06. Blues In The Mirror
07. Confirmation
08. Round About Midnight ('Round Midnight)
09. Night In Tunisla
10. Tears From The Children
11. Blues In H
12. England's Carol

[ Disc 2 ]
01. The Golden Striker
02. One Never Knows
03. Trav'lin
04. Skating In Central Park
05. The Legendary Profile
06. Concierto De Aranjuez
07. The Jasmine Tree
08. In Memoriam
09. Django
10. Bags Groove

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1951年にミルト・ジャクソンによって「MJQ(ミルト・ジャクソン・カルテット)」を結成、翌年に「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)」に改名。
LPは1974年11月25日の録音、アトランティック(Atlantic)SD2-909番、LP2枚組、全14曲入り、アメリカ合衆国ニューヨークのリンカーン・センターで行われた解散コンサート・ライヴ。
以下、LPの演目と作曲者。
A1. Softly As In A Morning Sunrise / Hammerstein, Romberg
A2. The Cylinder / Milt Jackson
A3. Summertime / Heyward, Gershwin
A4. Trav'lin' / John Lewis
B1. Blues In A Minor / John Lewis
B2. One Never Knows (From Roger Vadim's Film "No Sun In Venice") / John Lewis
B3. Bags' Groove/ Jackson
C1. Confirmation / Parker
C2. 'Round Midnight / Hanighen, Williams, Monk
C3. Night In Tunisia / Gillespie, Paparelli
C4. The Golden Striker (From Roger Vadim's Film "No Sun In Venice") / John Lewis
D1. Skating In Central Park / John Lewis
D2. Django / John Lewis
D3. What's New? / Haggart, Burke
CDは発売元が株式会社ワーナーミュージック・ジャパン、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、油井正一氏による日本語解説、児山紀芳氏の聞き手による1975年ジョン・ルイス氏の日本語コメント、CD2枚組(完全版)全22曲入り。
メンバーはビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがコニー・ケイ。
何事も始めがあれば終わりがある。
とうとう23年の活動生活に終止符を打たれる時が来た。
演奏は最後を飾るに相応(ふさわ)しい最高の演奏が収録されている。
多くのジャズバンドの中でもメンバーの技量がズバ抜けて髙く、なおかつ、それぞれの個性も強い。
抜群のチームワーク、格調の高さ、それは今までのジャズ存在しなかった。
実にエポック・メーキングな出来事として永久にリスナーの記憶に残る事だろう。
今になっても、この様なバンドは出てこないし、はたして出て来るのだろうか。
片手間に聴くにはもったいない。
コレクター冥利に尽きるアルバムかもしれない。
(青木高見)




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