青木高見のジャズコレクション MJQ (Modern Jazz Quartet) (unit) モダン・ジャズ・カルテット



略歴
モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1952年、ミルト・ジャクソンらによって結成されたジャズバンド。
当初はミルト・ジャクソン・カルテットの頭文字を取った 「MJQ」 でスタート。
メンバーは。
ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のビブラフォン奏者。
ジョン・ルイス (John Aaron Lewis (John Aaron Lewis) 1920年5月3日~2001年3月29日) はアメリカ合衆国イリノイ州で生まれのジャズ・ピアニスト。
パーシー・ヒース (Percy Heath 1923年4月30日~2005年4月28日) はノースカロライナ州出身のベーシスト、テナーサックス奏者のジミー・ヒース、ドラマーのアルバート・ヒースの兄弟。
ケニー・クラーク (Kenny Clarke (Kenneth Spearman "Kenny" Clarke) 1914年1月9日~1985年1月26日)はアメリカ合衆国出身のジャズ・ドラマー。
1955年からドラマーがコニー・ケイになる (Conrad Henry "Connie" Kay (Kirnon), Sr 1927年4月27~1994年11月30日) はアメリカ1955年以後、ドラマーはミッキー・ローカー、そして解散までがアルバート・ヒース(パーシー・ヒースの弟)。
室内音楽的な演奏・スタイルは、暗い地下酒場からフォーマルなタキシードと蝶ネクタイの上質さへと発展させた。
(青木高見)

【INDEX (MJQをリーダー扱いとするアルバム)】


【以下コンテンツ】


MJQ / Milt Jackson Quintet MJQ / Milt Jackson Quintet

Recorded :
December 22, 1952  #01-#04
June 16, 1954  #05#-#08

Personnel :
#01-#04  Rec : December 22, 1952
MJQ (band)
Milt Jackson (vib)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)

#05-#08  Rec : June 16, 1954
Milt Jackson (vib)
Horace Silver (p)
Henry Boozier (tp)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)

Song name :
01. All The Things You Are
02. La Ronde
03. Vendome
04. Rose Of The Rio Grande
05. Opus De Funk
06. I've Lost Your Love
07. Buhaina
08. Soma

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1952年ミルト・ジャクソンらによって結成されたジャズバンド。
1曲目から4曲目 モダン・ジャズ・カルテット(MJQ)名義で、1952年12月22日の録音。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
5曲目から8曲目 ミルト・ジャクソン・クインテット名義で、1954年6月16日の録音。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがホレス・シルヴァー、トランペットがヘンリー・ブージアー、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
元々、別々なSP盤だったが1枚に統合されCD化された。
演目のミルト・ジャクソンの十八番の 「Opus De Funk」 はホレス・シルヴァーの曲。
ここではホレス・シルヴァー本人による演奏を聴く事ができる。
1枚で、2つのユニットが楽しめるが、MJQの活動が開始された瞬間の演奏は、全員が溌剌として新鮮なさが聴きどころ。
(青木高見)





Modern Jazz Quartet / Django Modern Jazz Quartet / Django

Recorded :
June 25, 1953  #04-#07
December 23, 1954  #01, #02, #08
January 9, 1955  #03

Personnel :
MJQ (band)
Milt Jackson (vb)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)

Song name :
01. Django
02. One Bass Hit
03. La Ronde Suite
04. The Queen's Fancy
05. Delaunay's Dilemma
06. Autumn In New York
07. But Not For Me
08. Milano

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1952年ミルト・ジャクソンらによって結成されたジャズバンド。
アルバムはMJQ、1953年から1955年の録音。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
アルバム・タイトルの 「ジャンゴ (Django)」 はジョン・ルイスがギタリストのジャンゴ・ラインハルトにささげた意味から命名。
演奏は、アドリブと西洋室内楽をブレンドしたユニークなジャズ。
当時の人は、これを聴いて新しいジャズの到来を予感したに違いない。
たぶん、今までに聴いた事のない革新的な音だったと想像する。
コレクションの立場からは、MJQは、まずこのアルバムを聴いてからMJQをスタートしたい。
(青木高見)





Modern Jazz Quartet / Concorde Modern Jazz Quartet / Concorde

Recorded : July 2, 1955

Personnel :
The Modern Jazz Quartet
MJQ (band)
Milt Jackson (vb)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)

Song name :
01. Ralph's New Blues
02. All Of You
03. I'll Remember April
04. Gershwin Medley : Soon / For You, For Me, Forevermore / Love Walked In / Our Love Is Here To Stay
05. Softly, As In A Morning Sunrise
06. Concorde

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1952年ミルト・ジャクソンらによって結成されたジャズバンド。
アルバムはMJQ、1955年7月2日の録音。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
演奏は、ジョン・ルイスのクラシックへの傾倒に、根底にバップの血を持つビブラフォンの達人ミルト・ジャクソンの融合。
アンサンブルとして充実しており室内管弦楽のような香りが、好き嫌いが分かれるところ。
個人的に好きな演目で 「Love Walked In (邦題:愛はそぞろに)」 はカーメン・キャバレロのアルバム 「Remembers Eddy Duchin」 の冒頭の曲、滅多に演奏されない曲で感激。
最近ではスティーブ・キューンがこのタイトルで取り上げた。
それにしても 「MJQ」 は実にユニークなコンボだと、改めて思いしらされた。
(青木高見)





Modern Jazz Quartet / Fontessa Modern Jazz Quartet / Fontessa

Recorded :
January 22, 1956
February 14, 1956

Personnel :
The Modern Jazz Quartet
MJQ (band)
Milt Jackson (vib)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
01. Versailles (Porte De Versailles)
02. Angel Eyes
03. Fantessa
04. Over The Rainbow
05. Bluesology
06. Willow Weep For Me
07. Woodyn You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1952年ミルト・ジャクソンらによって結成されたジャズバンド。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがコニー・ケイ。
アルバムはMJQ、1956年1月22日・2月14日の録音、プレステッジ・レーベルからアトランティック・レーベルへの移籍第一弾。
演奏は、関連性のないジャンルの曲が取り上げられ、抜群のセンスとチームワークでMJQサウンドに仕上がっている。
1曲1曲にビバップとブルースが根底にあって、西洋室内楽が甘くブレンドされた実にユニークな音に浸ろう。
(青木高見)





The Modern Jazz Quartet / At Music Inn The Modern Jazz Quartet / At Music Inn

Recorded : August 28, 1956

Personnel :
MJQ (band)
Milt Jackson (vib)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)
Jimmy Giuffre (cl)

Song name :
01. Oh Bess, Oh Where's My Bess
02. A Fugue for Music Inn
03. Two Degrees East, Three Degrees West
04. Serenade
05. Fun
06. Sun Dance
07. The Man That Got Away
08. A Morning in Paris
09. England's Carol
10. Sun Dance [Alternate Take]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット (Modern Jazz Quartet) は1952年ミルト・ジャクソンらによって結成されたジャズバンド。
アルバムはMJQ、1956年8月28日の録音、マサチューセッツ州レノックス 「ミュージック・イン」 でのライブ、アトランティックの音源、ワーナーミュージック・ジャパンからのリリース。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがコニー・ケイ、ゲストでクラリネットがジミー・ジュフリー。
室内音楽的ジャズ・ユニットのMJQと、ここではあえて素朴さを出したジミー・ジュフリーのクラリネットとの調和がいい。
このアルバム以外でも一般的に 「避暑地のライブ」 というと、のんびりといて、ゆったりした演奏が多い。
それは、やはり、いつものスタジオを離れ、バカンス気分が演奏に反映されるからだ。 そのため、聴く方も何となく、バカンス気分になり寛(くつろ)げる。
 「ミュージック・イン」 のライブはMJQは常連で、ソニー・ロリンズが参加したアルバムも有名。
(青木高見)





The Modern Jazz Quartet / No Sun In Venice The Modern Jazz Quartet / No Sun In Venice

Recorded :
April 4, 1957  #05
August 24, 1957  #01-#04, #06

Personnel :
MJQ (band)
Milt Jackson (vib)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
01. The Golden Striker
02. One Never Knows
03. The Rose Truck
04. Cortege
05. Venice
06. Three Windows

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント :  メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット (Modern Jazz Quartet) は1952年ミルト・ジャクソンらによって結成されたジャズバンド。
アルバムはMJQ、5曲目のみ1957年4月4日、それ以外が1957年8月24日の録音、アトランティック・レーベルからのリリース、邦題 「たそがれのヴェニス」。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがコニー・ケイ。
フランス映画 「大運河(グランド・カナル)」 の映画音楽としてジョン・ルイスが書いた。
アルバム・ジャケットは画家のターナーの作品、但し左右が反転しているという。
ディスコグラフィーではアトランティック・レーベル移籍後の一連の作品。
演奏は、ドラムがコニー・ケイのMJQ。
個人的には、好き嫌いとか、良い悪いというものでなく、これこそMJQの核心に迫る音だと捉(とら)えている。
(青木高見)





Modern Jazz Quartet (MJQ) / Pyramid Modern Jazz Quartet (MJQ) / Pyramid

Recorded :
August 22, 1959
August 25, 1959
December 21, 1959
January 15, 1960

Personnel :
MJQ (band)
Milt Jackson (vib)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
01. Vendome
02. Pyramid
03. It Don't Mean a Thing
04. Django
05. How High the Moon
06. Romaine

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1952年ミルト・ジャクソンらによって結成されたジャズバンド。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがコニー・ケイ。
アルバムはMJQ、1959年8月22日・25日と12月21日、1960年1月15日の録音。
ジャズを毎日聴いていると、マンネリ化してくる時がある。
特に体が疲れた時など。
どれを聴いても、みな同じに聴こえてくる。
そんな時 「MJQ」 の出番となる。
疲れてボーとしていた耳が甦(よみがえ)る。
そして、いつもの隠匿性の 「ヒッヒッ~」 という歓喜の声が出たら、しめたもの。
 「MJQ」 には、そういう効果がある。
特にこのピラミッドは人に教えたくない逸品。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Vendome   /  John Lewis
02. Pyramid   /  Ray Brown
03. It Don't Mean a Thing   /  Duke Ellington, Irving Mills
04. Django   /  John Lewis
05. How High the Moon   /  Nancy Hamilton, Morgan Lewis
06. Romaine   /  Jim Hall
(青木高見)





Modern Jazz Quartet / The Last Concert Modern Jazz Quartet / The Last Concert

Recorded : November 25, 1974

Personnel :

The Modern Jazz Quartet (MJQ) (band)
Milt Jackson (vib)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
[ Dosc 1 ]
01. Softly As In A Mornig Sunrise
02. The Cylinder
03. Summertime
04. Really True Blues
05. What's New
06. Blues In The Mirror
07. Confirmation
08. Round Midnight
09. Night In Tunisla
10. Tears From The Children
11. Blues In H
12. England's Carol

[ Disc 2 ]
01. The Golden Striker
02. One Never Knows
03. Trav'lin
04. Skating In Central Park
05. The Legendary Profile
06. Concierto De Aranjuez
07. The Jasmine Tree
08. In Memoriam
09. Django
10. Bags Groove

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は1952年ミルト・ジャクソンらによって結成されたジャズバンド。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがコニー・ケイ。
アルバムはモダン・ジャズ・カルテット(MJQ)、1974年11月25日の録音、アメリカ合衆国ニューヨークのリンカーン・センターで行われた解散コンサート・ライヴ、2枚組。
何事も始めがあれば終わりがある。
とうとう、23年の活動生活に終止符を打つ時が来た。
演奏は最後を飾るに相応(ふさわ)しい最高の瞬間が記録されている。
多くのジャズバンドの中でも、メンバーの技量がズバ抜けて髙く、なおかつ、それぞれの個性が強い。
それでいて抜群のチームワークにより、格調高くシックにまとめる、それは、かつで存在しなかったサウンド。
これはジャズ史の観点からも、ユニークでエポック・メーキングな出来事といえる。
好むと好まざるとにかかわらず、この様なユニットは現在も、まだ出てこない。
大音量で聴くと、あたかもラストコンサートの会場に居合わせたような錯覚に陥る。
片手間に聴くのは、もったいない。
出来るなら、2枚を通しで聴ける位の時間がある時に、じっくり何度も楽しもう。
(青木高見)




▲ページの上に戻る▲