青木高見のジャズコレクション Keith Jarrett (p) キース・ジャレット


寸評
Keith Jarrett キース・ジャレット(Keith Jarrett 1945年5月8日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州アレンタウン生まれのジャズとクラシックのピアニスト、作曲家。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Keith Jarrett / The Köln Concert (POCJ-2524) Keith Jarrett / My Song (UCCU-99082) Keith Jarrett / Standards, Vol.1 (J33J 50001) Keith Jarrett / Standards, Vol.2 (J33J 20045) Keith Jarrett / Standards Live (ECM 1317)

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
Gary Burton - Keith Jarrett / Gary Burton And Keith Jarrett (WPCR-27043)

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Gary Burton - Keith Jarrett / Gary Burton And Keith Jarrett (WPCR-27043) Gary Burton - Keith Jarrett / Gary Burton And Keith Jarrett (WPCR-27043)

「ジャズ/ゲイリー・バートン」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/キース・ジャレット」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : July 23, 1970

Personnel :
Gary Burton (vib)
Keith Jarrett (p, el-p, ss)
Sam Brown (g)
Steve Swallow (b)
Bill Goodwin (ds)

Song name :
01. Grow Your Own
02. Moonchild/In Your Quiet Place
03. Como en Vietnam
04. Fortune Smiles
05. The Raven Speaks

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ゲイリー・バートン(Gary Burton 1943年1月23日~)はアメリカ合衆国インディアナ州アンダーソン生まれのヴィブラフォン奏者、ジャズ教育者。
キース・ジャレット(Keith Jarrett 1945年5月8日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州アレンタウン生まれのジャズとクラシックのピアニスト、作曲家。
LPは1970年7月23日の録音、アトランティック(Atlantic)SD 1577番、5曲入り。
CDは発売元がワーナーミュージック・ジャパン、英語ライナーノーツなし、後藤誠氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーはヴィブラフォンがゲイリー・バートン、ピアノがキース・ジャレット、ギターがサム・ブラウン、ベースがスティーヴ・スワロー、ドラムがビル・グッドウィン。
録音は70年代の始まり、当時は、まだ有名でなかった2人。
アルバム・ジャケットはアフロ・ヘアーのキース・ジャレットと今とほとんど変らないゲイリー・バートンのポートレイト。
2人の一連の作品群の中では、変わり種かもしれない。
透明感の癒し系かと思ったが、時代の多様化の影響で、ロック、カントリー、フォーク、ゴスペルなどのアメリカン・ルーツにフリーの香りもする。
オマケはキース・ジャレットの下手なソプラノ・サックス、極めつけは下手なサム・ブラウンのギター。
かといって聴けないわけではない。
もしギターがジェフ・ベックだったら、このアルバムはどうなっていただろう。
という訳で2人の長い演奏活動中、こういうアルバムがあってもいいという事で。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Grow Your Own / Keith Jarrett
02. Moonchild/In Your Quiet Place / Keith Jarrett
03. Como en Vietnam / Steve Swallow
04. Fortune Smiles / Keith Jarrett
05. The Raven Speaks / Keith Jarrett
(青木高見)





Keith Jarrett / The Köln Concert (POCJ-2524) Keith Jarrett / The Köln Concert (POCJ-2524)

Recorded : January 24, 1975

Personnel :
Keith Jarrett (p)

Song name :
01. Part I
02. Part II A
03. Part II B
04. Part II C

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : キース・ジャレット(Keith Jarrett 1945年5月8日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州アレンタウン生まれのジャズとクラシックのピアニスト、作曲家。
アルバムはキース・ジャレット、1975年1月24日、ケルンのオペラ劇場にてライヴ、ソロ・ピアノ。
LPはECMレコード(ECM Records)ECM1064/65番、LP2枚組、全4曲入り。
CDは発売元がポリドール株式会社、販売元がポリグラム株式会社、英語ライナーノーツなし、野口久光氏による日本語解説、全4曲入り。
ジャズ・ピアノ史に残る作品とされている。
リリースから、かなり時が経過しているが今も多くの論評が絶えない。
キース・ジャレットは、リスナーの好き嫌いが分かれるのも特徴のひとつ。
何はともあれ当アルバムは話題性がある事、演奏のユニークさでジャズ・ピアノ・ファンには必携とされている。
根性を入れて聴かないといけない種類のアルバムかもしれない。
(青木高見)





Keith Jarrett / My Song (UCCU-99082) Keith Jarrett / My Song (UCCU-99082)

Recorded :
October 31, 1977
November 1, 1977

Personnel :
Keith Jarrett (p)
Jan Garbarek (ts, ss)
Palle Danielsson (b)
Jon Christensen (ds)

Song name :
01. Questar
02. My Song
03. Tabarka
04. Country
05. Mandala
06. The Journey Home

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : キース・ジャレット(Keith Jarrett 1945年5月8日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州アレンタウン生まれのジャズとクラシックのピアニスト、作曲家。
アルバムはキース・ジャレット、1977年10月・11月の録音。
LPはECMレコード(ECM Records)ECM1115番、6曲入り。
CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売・販売元がユニバーサル・ミュージック株式合同会社、英語ライナーノーツなし、熊谷美広氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、ピアノがキース・ジャレット、ソプラノ、テナーサックスがヤン・ガルバレク、ベースがパレ・ダニエルソン、ドラムがヨン(ヨハン)・クリステンセン。
一般評ではキース・ジャレットの作品中で髙い評価を得ている。
演奏はキース・ジャレットが欧州の猛者達と組んだ事で斬新さが増した。
演目もバラエティで飽きがこない。
話は飛ぶがベースのパレ・ダニエルソンはミシェル・ペトルチアーニが好んだドラマーで欧州きっての実力者。
(青木高見)





Keith Jarrett / Standards, Vol.1 (J33J 50001) Keith Jarrett / Standards, Vol.1 (J33J 50001)

Recorded : January 1983

Personnel :
Keith Jarrett (p)
Gary Peacock (b)
Jack Dejohnette (ds)

Song name :
01. Meaning of the Blues
02. All The Things You Are
03. It Never Entered My Mind
04. Masquerade Is Over
05. God Bless the Child

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : キース・ジャレット(Keith Jarrett 1945年5月8日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州アレンタウン生まれのジャズとクラシックのピアニスト、作曲家。
アルバムはキース・ジャレット、1983年1月の録音。
LPはECMレコード(ECM Records)ECM1255番、5曲入り。
CDは発売元がポリドール株式会社、英語ライナーノーツなし、油井正一氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーは、ピアノがキース・ジャレット、ベースがゲイリー・ピーコック、ドラムがジャック・ディ・ジョネット。
ビル・エヴァンスが完成させたとされる、共演者同士が音に反応し合い個々の技巧を高め、全体を活性化させる音楽的会話 「インター・プレイ」。
コード進行をピアノ、ベース、ドラムの3者が各自、独創的に演奏する 「インプロビゼ―ション」。
時は経過し1983年、ここにキース・ジャレットが 「三位一体」 を具現化してみせた。
タイトルに 「standards」 が付いているので安易に聴いていると結構つらい。
キース・ジャレットは何を表現しようとしたのか、多くの評論で話題は、そこに集中する。
それを探しに行こう。
(青木高見)





Keith Jarrett / Standards, Vol.2 (J33J 20045) Keith Jarrett / Standards, Vol.2 (J33J 20045)

Recorded : January 1983

Personnel :
Keith Jarrett (p)
Gary Peacock (b)
Jack Dejohnette (ds)

Song name :
01. So Tender
02. Moon And Sand
03. In Love In Vain
04. Never Let Me Go
05. If I Should Lose You
06. I Fall In Love Too Easily

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : キース・ジャレット(Keith Jarrett 1945年5月8日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州アレンタウン生まれのジャズとクラシックのピアニスト、作曲家。
アルバムはキース・ジャレット、1983年1月の録音。
LPはECMレコード(ECM Records)ECM1289番、6曲入り。
CDは発売元がポリドール株式会社、英語ライナーノーツなし、岡崎正通氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、ピアノがキース・ジャレット、ベースがゲイリー・ピーコック、ドラムがジャック・ディ・ジョネット。
1983年初頭、ジャズ・ピアノ・トリオの 「三位一体」 を具現化してみせたアルバム、vol.1に続くセカンド。
この三人でなくては、成し得なかった完成度は凄いが聴く回数が少ない。
理由は 「息がつまる」。
(青木高見)





Keith Jarrett / Standards Live (ECM 1317) Keith Jarrett / Standards Live (ECM 1317)

Recorded : July 2, 1985
At The Palais des Congres Studios de la Grande Armee, Paris on July.2.1985

Personnel :
Keith Jarrett (p)
Gary Peacock (b)
Jack Dejohnette (ds)

Song name :
01. Stella By Starlight
02. The Wrong Blues
03. Falling In Love With Love
04. Too Young To Go Steady
05. Way You Look Tonight (The)
06. The Old Country

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : キース・ジャレット(Keith Jarrett 1945年5月8日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州アレンタウン生まれのジャズとクラシックのピアニスト、作曲家。
アルバムはキース・ジャレット、1985年7月2日の録音、パリ、ハレ・デ・コングレでのライブ。
LPはECM(ECM Records)827 827-1番、6曲入り。
CDはECM・レコード・レーベルからのリリース、輸入盤、英語ライナーノーツなし演目のみ、6曲入り。
メンバーは、ピアノがキース・ジャレット、ベースがゲイリー・ピーコック、ドラムがジャック・ディ・ジョネット。
キース・ジャレットの選曲眼は実に鋭い。
皆が取り上げない曲を見つけ出してきて、新しい息を吹き込む。
しかし、ピアノ弾いている時の、うめき声が凄い。
これが好きな人、嫌いな人が分れるかもしれない。
キース・ジャレットのクラシックのモーツァルトのライブ映像を観たが、さすがに、この時は声出していなかった。
(青木高見)




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