青木高見のジャズコレクション Max Roach (ds) マックス・ローチ


略歴
Max Roach マックス・ローチ (Max Roach 1924年1月10日~2007年8月16日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューランド生まれのジャズ・ドラマー。
ケニー・クラークと並んでモダン・ジャズ・ドラミングを完成させた 「モダン・ジャズ・ドラミングの祖」。
母はゴスペル歌手、4歳の時にブルックリンに移り、8歳でピアノを習う。
ドラムは10歳でを始めとされる。
18歳で、すでに 「ミントンズ・プレイハウス」 ジャズ・クラブでジャム・セッションに参加する。
そこでチャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーと共演経験を持つ。
1943年、コールマン・ホーキンスのグループに参加。
1945年から1953年、チャーリー・パーカーのアルバムに参加。
1952年、チャールズ・ミンガスと共に 「デビュー・レコード」 を設立。
1960年、「公民権運動」 に積極的に参加。
ジャズ・ミュージシャンの中では、チャールズ・ミンガスとマックス・ローチがプロテスト・ジャズの原動力とされている。
私生活では、1962年に女性歌手 「アビー・リンカーン」 と結婚したが、1970年に離婚。
(青木高見)

【INDEX (リーダーアルバム)】
Max Roach / Drums Unlimited (30XD-1037)

【INDEX (クリフォード・ブラウンとマックス・ローチ・カルテット Clifford Brown and Max RoachQuintet)】
Clifford Brown and Max Roach /  In Concert (KICJ 8003) Clifford Brown and Max Roach / Incorporated (32JD-92) Clifford Brown and Max Roach / Clifford Brown + Max Roach (PHCE-4166) Clifford Brown and Max Roach /  Study In Brown (814 646-2) Clifford Brown and Max Roach /  At Basin Street (PHCE-10011)

---------------- Max Roach / Four Classic Albums (EMSC 1270) ----------------
Max Roach / Four Classic Albums (EMSC 1270) Max Roach / Quiet As It's Kept Max Roach / Percussion Bitter Sweet Max Roach / We Insist! Max Roach’s Freedom Now Suite Max Roach / It's Time

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】


【INDEX (共演アルバム)】
Miles Davis / Birth of the Cool (CDP7 92862 2) Abbey Lincoln / Straight Ahead Flip Phillips Flip Flip Phillips Swinging With Flip


【以下コンテンツ】


Max Roach / Drums Unlimited (30XD-1037) Max Roach / Drums Unlimited (30XD-1037)

Recorded :
October 14, 1965 #01, #04
October 20, 1965 #02, #06
April 25, 1966 #03, #05

Personnel :
Max Roach (ds)
Ronnie Mathews (p) #02, #04, #06
Freddie Hubbard (tp) #02, #04, #06
Roland Alexander (ss) #04
James Spaulding (as) #02, #04, #06
Jymie Merritt (b) #02, #04, #06

Song name :
01. The Drum Also Waltzes
02. Nommo
03. Drums Unlimited
04. St. Louis Blues
05. For Big Sid
06. In The Red

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マックス・ローチ (Max Roach 1924年1月10日~2007年8月16日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューランド生まれのジャズ・ドラマー。
アルバムはマックス・ローチ、1965年10月・1966年4月の録音、原盤LPはアトランティック・レーベルからのリリース、CDはワーナー・パイオニア・レーベルからのリリース、藤本雄三氏による日本語解説書付き、邦題 「限りなきドラム」。
共演者は、ピアノがロニー・マシューズ、トランペットがフレディ・ハバード、ソプラノサックスがローランド・アレキサンダー、アルトサックスがジェームス・スポールディング、ベースがジミー・メリット。
ケニー・クラークと並んで、モダン・ジャズ・ドラミングを完成させた 「モダン・ジャズ・ドラミングの祖」 とされるマックス・ローチ。
演奏は、ドラムが唄っている、ドラムがメロディを奏でている。
最後の曲 「イン・ザ・レッド (クリスマス・キャロル)」 はフリー調で、ジャズを聴き始めた頃は耳についたが、最近は変に気持ちいい。
古めかしいジャケット、若き日のマックス・ローチのポートレイト。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. The Drum Also Waltzes / Max Roach
02. Nommo / Jymie Merritt
03. Drums Unlimited / Max Roach
04. St. Louis Blues / W.C. Handy
05. For Big Sid / Max Roach)
06. In The Red (A Xmas Carol / Max Roach
大半、マックス・ローチの作、能力タカッ!凄い。
(青木高見)



【以下、クリフォード・ブラウンとマックス・ローチ・カルテット Clifford Brown and Max RoachQuintet】



Clifford Brown and Max Roach / In Concert (KICJ 8003) Clifford Brown and Max Roach / In Concert (KICJ 8003)

(注) このアルバムはのクリフォード・ブラウンのリーダーアルバム扱いとしています。
そのため 「 Clifford Brown 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded :
August 30, 1954 #01-04
April 1954 #05-08

Personnel :
#01-04
Max Roach (ds)
Clifford Brown (tp)
Harold Land (ts)
Richie Powell (p)
George Morrow (b)

#05-08
Max Roach (ds)
Clifford Brown (tp)
Teddy Edwards (ts)
Carl Perkins (p)
George Bledsoe (b)

Song name :
01. Jordu
02. I Can't Get Started
03. I Get a Kick Out of You
04. Parisian Thoroughfare
05. All God's Chillun Got Rhythm
06. Tenderly
07. Sunset Eyes
08. Clifford's Axe

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント :  メインコメント : クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
マックス・ローチ (Max Roach 1924年1月10日~2007年8月16日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューランド生まれのジャズ・ドラマー。
アルバムはマックス・ローチとクリフォード・ブラウン
1~4曲目が1954年4月・8月の録音、5~8曲目が1954年4月の録音、共にカリフォルニアにあったクラブ 「Poss」 でのライブ、原盤LPはGNPクレッシェンド(GNP Crescendo)レーベルから、それぞれ1枚としてリリース。
CDは発売元がキング・レコードからのリリース、大和明氏による日本語解説書付き、全8曲入り。
メンバーは。
1~4曲目、トランペットがクリフォード・ブラウン、ピアノがリッチー・パウエル、テナーサックスがハロルド・ランド、ベースがジョージ・モロウ、ドラムがマックス・ローチ。
5~8曲目、トランペットがクリフォード・ブラウン、ピアノがカール・パーキンス、テナーサックスがテディ・エドワーズ、ベースがとジョージ・ブレッドソー、ドラムがマックス・ローチ。
多くの一流バンドマスター達がクリフォード・ブラウンを自分のバンドに引き入れようと必死になっていた時代。
マックス・ローチがとうとう手に入れた金の玉子、名前は 「Brown and Roach」。
クリフォード・ブラウンとマックス・ローチの歳の差はマックス・ローチが6才歳上。
マックス・ローチも音楽はもちろんの事、私生活や人間的にクリフォード・ブラウンと十分に渡り合える人材だった。
いわば、適材適所といえる。
自動車事故死は、1956年6月26日の朝、クリフォード・ブラウンとリッチー・パウエル夫妻の車はフィラデルフィアからシカゴに向かっていた。
現地ではマックス・ローチとソニー・ロリンズと合流する予定だった。
パウエル夫人が運転する車は、ペンシルヴァニアでスリップ事故をおこし、3人の命は一瞬にして奪われた。
思うのは、ここにマックス・ローチがいなくて本当に良かったという事。
(青木高見)





Clifford Brown and Max Roach / Incorporated (32JD-92) Clifford Brown and Max Roach / Incorporated (32JD-92)

(注) このアルバムはのクリフォード・ブラウンのリーダーアルバム扱いとしています。
そのため 「 Clifford Brown 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded :
August 2, 1954 #06
August 3, 1954 #01, #02
August 6, 1954 #05
August 10, 1954 #03, #04, #07

Personnel :
Clifford Brown (tp)
Max Roach (ds)
Harold Land (ts)
Richie Powell (p)
George Morrow (b)

Song name :
01. Sweet Clifford
02. I Don't Stand A Ghost Of A Chance With You
03. Stompin' At The Savoy
04. I'll String Along With You
05. Mildama
06. Darn That Dream
07. I Get A Kick Out Of You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
アルバムはクリフォード・ブラウン、1954年8月の録音、原盤LPはエマーシー・レコード・レーベルからのリリース、CDは発売元が日本フォノグラム株式会社からのリリース、油井正一氏による日本語解説書付き。
メンバーは 「ブラウン・ローチ五重奏団」。
トランペットがクリフォード・ブラウン、ピアノがバド・パウエル、ベースがジョージ・モロウ、テナーサックスがハロルド・ランド、ドラムがマックス・ローチ。
アルバム 「Study In Brown」 と同じメンバー。
コンボ結成初期の録音で適度な緊張感と何と言ってもブラウニーの心温まるトランペットの音色を楽しみたい。
(青木高見)





Clifford Brown and Max Roach / Clifford Brown + Max Roach (PHCE-4166) Clifford Brown and Max Roach / Clifford Brown + Max Roach (PHCE-4166)

(注) このアルバムはのクリフォード・ブラウンのリーダーアルバム扱いとしています。
そのため 「 Clifford Brown 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded :
August 2, 1954 #01, #02
August 3, 1954 #06
August 6, 1954 #04, #05, #08, #09
February 24, 1955 #03
February 25, 1955 #07

Personnel :
Clifford Brown (tp)
Max Roach (ds)
Richie Powell (p)
Harold Land (ts)
George Morrow (b)

Song name :
01. Delilah
02. Parisian Thoroughfare
03. The Blues Walk
04. Daahoud
05. Joy Spring
06. Jordu
07. What Am I Here For
08. Joy Spring [alt take]
09. Daahoud [alt take]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
マックス・ローチ (Max Roach 1924年1月10日~2007年8月16日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューランド生まれのジャズ・ドラマー。
アルバムはクリフォード・ブラウンとマックス・ローチ、1954年8月・1955年2月の録音、原盤LPはエマーシー・レコード・レーベルからのリリース、CDはマーキュリー24ビット・リマスター・コレクションの1枚、油井正一氏による日本語解説書付き、児山紀芳しによるスイングジャーナル1986年12月臨時増刊号に掲載した文章付き、尚CD化に伴い8曲目の 「Joy Spring」 と9曲目の 「Daahoud」 の別テイクが追加されている。
共演者は、ピアノがリッチー・パウエル、テナーサックスがハロルド・ランド、ベースがジョージ・モロウ。
クリフォード・ブラウンとマックス・ローチの歳の差はマックス・ローチが6才歳上。
クリフォード・ブラウンの死について。
自動車事故死は、1956年6月26日の朝、クリフォード・ブラウンとリッチー・パウエル夫妻の車はフィラデルフィアからシカゴに向かっていた。
現地ではマックス・ローチとソニー・ロリンズと合流する予定だった。
パウエル夫人が運転する車は、ペンシルヴァニアでスリップ事故をおこし、3人の命は一瞬にして奪われた。
クリフォード・ブラウン、享年25歳。
神は、ジャズ・トランペットの革命を起こそうとしていた1人の若者を奪っていった。
(青木高見)





Clifford Brown and Max Roach / Study In Brown (814 646-2)
(注) このアルバムはのクリフォード・ブラウンのリーダーアルバム扱いとしています。
そのため 「 Clifford Brown 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Clifford Brown and Max Roach / Study In Brown (814 646-2)

Recorded : February 23-25, 1955

Personnel :
Clifford Brown (tp)
Max Roach (ds)
Harold Land (ts)
Richie Powell (p)
George Morrow (b)
 
Song name :
01. Cherokee
02. Jacqui
03. Swingin'
04 .Land's End
05. George's Dilemma
06. Sandu
07. Gerkin For Perkin
08. If I Love Again
09. Take The A Train

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
アルバムはクリフォード・ブラウン、1955年2月23日から25日の録音、CDはエマーシー・レコード・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがリッチー・パウエル、ベースがジョージ・モロウ、テナーサックスがハロルド・ランド、ドラムがマックス・ローチ。
ピアノのリッチー・パウエルはバド・パウエルの実弟。
ブラウン・ローチ五重奏団を結成して1年経過した演奏。
天才トランペッター 「ブラウニー」 を中心に、全体のチームワークが優れた模範的な作品とされる。
これらの演奏はバップ期初期の卓越した名演とされ、今でも多くのミュージシャンに演奏されている。
クリフォード・ブラウンの性格は真面目で人柄も良く皆から好かれたと言う。
その性格を反映したような、ふくよかなトランペットの音色、ジャズ・トランペットという分野の幅を広げた。
(青木高見)





Clifford Brown and Max Roach / At Basin Street (PHCE-10011) Clifford Brown and Max Roach / At Basin Street (PHCE-10011)

(注) このアルバムはのクリフォード・ブラウンのリーダーアルバム扱いとしています。
そのため 「 Clifford Brown 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded :
February 16, 1956 #01, #02
February 17, 1956 #03, #05, #06
January 4, 1956 #04, #07

Personnel :
Clifford Brown (tp)
Max Roach (ds)
Richie Powell (p)
Sonny Rollins (ts)
George Morrow (b)

Song name :
01. What Is This Thing Called Love?
02. Love Is a Many Splendored Thing
03. I'll Remember April
04. Powell's Prances
05. Time
06. Scene Is Clean
07. Gertrude's Bounce

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
アルバムはクリフォード・ブラウン、1956年1月・2月の録音、原盤LPはエマーシー・レーベルからのリリース、CDは発売元が日本フォノグラム株式会社、油井正一氏による日本語解説書付き。
メンバーは、ピアノがリッチー・パウエル、トランペットがクリフォード・ブラウン、テナーサックスがソニー・ロリンズ、ベースがジョージ・モロウ、ドラムがマックス・ローチ。
同年6月にクリフォード・ブラウンとリッチー・パウエルが同時に亡くなる直前の演奏で最後のスタジオ・アルバム。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. What Is This Thing Called Love? / Cole Porter
02. Love Is A Many Splendored Thing / Webster, Fain
03. I'll Remember April / Raye, DePaul, Johnston
04. Powell's Prances / Richie Powell
05. Time / Richie Powell
06. The Scene Is Clean / Tad Dameron
07. Gertrude's Bounce / Richie Powell
(青木高見)



---------------- Max Roach / Four Classic Albums (EMSC 1270) ----------------

Max Roach / Quiet As It's Kept

Max Roach / Four Classic Albums (EMSC 1270) Max Roach / Quiet As It's Kept
Recorded : July 21, 1959

Personnel :
Max Roach (ds)
Tommy Turrentine (tp)
Stanley Turrentine (ts)
Julian Priester (tb)
Bob Boswell (b)

Song name :
(Quiet As It's Kept A1) (Four Classic Albums Disk1 #01). Quiet As It's Kept
(Quiet As It's Kept A2) (Four Classic Albums Disk1 #02). To Lady
(Quiet As It's Kept A3) (Four Classic Albums Disk1 #03). Lotus Blossom
(Quiet As It's Kept B1) (Four Classic Albums Disk1 #04). As Long As You're Living
(Quiet As It's Kept B2) (Four Classic Albums Disk1 #05). More I See You
(Quiet As It's Kept B3) (Four Classic Albums Disk1 #06). Juliano

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マックス・ローチ (Max Roach 1924年1月10日~2007年8月16日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューランド生まれのジャズ・ドラマー。
アルバムはマックス・ローチ、1959年7月21日の録音、原盤LPはマーキュリー(Mercury)・レーベルからのリリース。
共演者は、トランペットオがトミー・タレンタイン、テナーサックスがスタンリー・タレンタイン、トロンボーンがジュリアン・プリースター、ベースがボブ・ボスウェル。
ピアノレス、タレンタイン兄弟と名手ジュリアン・プリースター参加のマックス・ローチ・リーダー作が聴きどころ。
アルバムタイトル 「Quiet As It's Kept」。
直訳すると 「そのまま静かに」 だが演奏は力強く静かではない、もしかして違う意味があるかもしれない。
マックス・ローチのリーダー作なのだが本人は前に出る事もなく 「タレンタイン兄弟」 に下駄を預けている。
(青木高見)





Max Roach / Percussion Bitter Sweet

Max Roach / Four Classic Albums (EMSC 1270) Max Roach / Percussion Bitter Sweet
Recorded : August 1, 3, 8 and 9, 1961

Personnel :
Max Roach (ds, per)
Mal Waldron (p)
Booker Little (tp)
Eric Dolphy (as, fl, b-cl)
Clifford Jordan (ts)
Julian Priester (tb)
Art Davis (b)
Carlos "Patato" Valdes (congas) #A1, A3, B3
Eugenio "Totico" Arango (cowbell) #A1, A3, B3
Abbey Lincoln (vo) A1, B2

Song name :
(Percussion Bitter Sweet A1) (Four Classic Albums Disk1 #07). Garvey's Ghost
(Percussion Bitter Sweet A2) (Four Classic Albums Disk1 #08). Mama
(Percussion Bitter Sweet A3) (Four Classic Albums Disk1 #09). Tender Warriors
(Percussion Bitter Sweet B1) (Four Classic Albums Disk1 #10). Praise For A Martyr
(Percussion Bitter Sweet B2) (Four Classic Albums Disk1 #11). Mendacity
(Percussion Bitter Sweet B3) (Four Classic Albums Disk1 #12). Man From South Africa

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マックス・ローチ (Max Roach 1924年1月10日~2007年8月16日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューランド生まれのジャズ・ドラマー。
アルバムはマックス・ローチ、1961年8月1日・3日・8日・9日の録音、原盤LPはインパルス・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがマル・ウォルドロン、トランペットオがブッカー・リトル、アルトサックス・フルート・バスクラリネットがエリック・ドルフィー、テナーサックスがクリフォード(クリフ)・ジョーダン、トロンボーンがジュリアン・プリースター、ベースがアート・デイヴィス、コンガがカルロス・パタート・ヴァルデス、カウベルがエウヘニオ・アランゴ、2曲のみヴォーカルがアビー・リンカーン。
マックス・ローチはドラマーとしての腕はもちろん、当アルバムの様な、けっこう尖(とが)ったの共演者を集め、ディレクトした手腕がある。
ここでは、ファイブ・スポット組のマル・ウォルドロン、ブッカー・リトル、エリック・ドルフィー、そしてクリフォード(クリフ)・ジョーダンが聴きどころ。
オマケとして奥様でもあった公民権運動家のアビー・リンカーンが華を添える。
演奏は少々難解で奥深い。
(青木高見)





Max Roach / We Insist! Max Roach’s Freedom Now Suite

Max Roach / Four Classic Albums (EMSC 1270) Max Roach / We Insist! Max Roach's Freedom Now Suite
Recorded :
August 31, 1960
September 6, 1960

Personnel :
Max Roach (ds)
Abbey Lincoln (vo)
Booker Little (tp) A1, A2, B1, B2
Coleman Hawkins (ts) A1
Walter Benton (ts) A1, A2, B1, B2
Julian Priester (tb) A1, A2, B1, B2
James(jimmy) Schenck (b) A1, A2, B1, B2
Michael Olatunji (conga) B1, B2
Ray (Raymond) Mantilla (per) B1, B2
Tomas Du Vall (per) B1, B2

Song name :
(We Insist! A1) (Four Classic Albums Disk2 #01). Driva Man(ドリバマン)
(We Insist! A2) (Four Classic Albums Disk2 #02). Freedom Day(自由の日)
(We Insist! A3) (Four Classic Albums Disk2 #03). Triptych: Prayer/Protest/Peace(トリプティク:祈り、抗議、平和)
(We Insist! B1) (Four Classic Albums Disk2 #04). All Africa(全アフリカ)
(We Insist! B2) (Four Classic Albums Disk2 #05). Tears for Johannesburg(ヨハネスブルグの涙)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マックス・ローチ (Max Roach 1924年1月10日~2007年8月16日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューランド生まれのジャズ・ドラマー。
アルバムはマックス・ローチ、1960年8月31日・9月6日の録音、原盤LPはキャンディド・レコード・レーベルからのリリース。
共演者は、ヴォーカルがアビー・リンカーン、トランペットオがブッカー・リトル、テナーサックスがコールマン・ホーキンスとウォルター・ベントン、トロンボーンがジュリアン・プリースター、ベースがジェイムズ(ジミー)・シェンク、コンガがマイケル・オラツンジ、パーカッションがレイ(レイモンド)・マンティラとトーマス・デュ・ヴァル。
アルバム・タイトルは 「We Insist!(私たちは主張します!)」。
サブタイトルは 「Max Roach's Freedom Now Suite」。
奴隷解放宣言と1950年代に拡大したアフリカ独立運動に関する演目5曲。
作曲と演奏は全曲マックス・ローチ、作詞は 「Oscar Brown」。
政治的メッセージをジャズ・アルバムとしてリリースしたマックス・ローチの手腕は後世なり評価された。
実際聴いてみると、普段のジャズと思っているとハズす。
聴くのに体力のいる内容、事前に、どういうアルバムか知って聴けば、少しは近づいてくる。
自分のコレクションの中に、いちょうこのアルバムがあり、聴きたい時に、いつでも聴ける状態にしたかった。
ちなみに、2022年、当アルバムは 「文化的、歴史的、または審美的に重要」 であるとして、米国・国立録音登録簿に保存するため議会図書館によって選出されている。
以下、演目の作曲者と作詞家を明記した。
A1. Driva' Man / Max Roach, Oscar Brown, Jr.
A2. Freedom Day / Max Roach, Oscar Brown, Jr.
A3. Triptych: Prayer, Protest, Peace / Max Roach
B1. All Africa / Max Roach, Oscar Brown, Jr.
B2. Tears For Johannesburg / Max Roach
強烈なパーカッションと、身を切り裂くようなアビー・リンカーンの絶叫が耳から、なかなか離れない。
(青木高見)





Max Roach / It's Time

Max Roach / Four Classic Albums (EMSC 1270) Max Roach / It's Time
Recorded :
February 15, 1962 A1, B1
February 26, 1962 A2, B2
February 27, 1962 A3, B3

Personnel :
Max Roach (ds)
Coleridge-Taylor Perkinson (cond)
Abbey Lincoln (p) B2
Mal Waldron (p)
Richard Williams (tp)
Clifford Jordan (ts)
Julian Priester (tb)
Art Davis (b)

Song name :
(It's Time A1) (Four Classic Albums Disk2 #06). It's Time
(It's Time A2) (Four Classic Albums Disk2 #07). Another Valley
(It's Time A3) (Four Classic Albums Disk2 #09). Living Room
(It's Time B1) (Four Classic Albums Disk2 #10). The Profit
(It's Time B2) (Four Classic Albums Disk2 #11). Lonesome Lover
(It's Time B3) (Four Classic Albums Disk2 #08). Sunday Afternoon

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マックス・ローチ (Max Roach 1924年1月10日~2007年8月16日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューランド生まれのジャズ・ドラマー。
アルバムはマックス・ローチ、1962年2月15日・26日・27日の録音、原盤LPはインパルス・レーベルからのリリース。
共演者は、指揮がコールリッジ・テイラー・パーキンソン、ヴォーカルがアビー・リンカーン、ピアノがマル・ウォルドロン、トランペットがリチャード・ウィリアムス、テナーサックスがクリフォード(クリフ)・ジョーダン、トロンボーンがジュリアン・プリースター、ベースがアーサー・デイヴィス。
アルバム・タイトルの 「It's Time」 は 「今こそ我ら黒人達が立ち上がる時だ!」 という意味を持つ。
アルバム 「We Insist!」 に続き同じく思想色の強いアルバム。
演奏は、ほとんどが変拍子、複雑で精神性が高い。
アメリカにおいて黒人たちが作ったジャズが発展し、やがて分岐し、その中のひとつに、この様なアルバムがある事に注目したい。
個人的に、聴きたい時、いや聴くべき時、棚からサッと出して、すぐ聴ける様にした。
(青木高見)




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