青木高見のジャズコレクション Slide Hampton (tb) スライド・ハンプトン


略歴
Slide Hampton スライド・ハンプトン(Slide Hampton 出生名:Locksley Wellington Hampton 1932年4月21日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ジャネット生まれのジャズ・トロンボーン奏者、作曲家、編曲家、バンドマスター。
トロンボーンは普通、右手でスライドを動かすが、スライド・ハンプトンは左ききのためジャケットの写真の様に左手でスライドをコントロールしている。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Slide Hampton / Sister Salvation (WPCR-27072) Slide Hampton / Jazz With A Twist (WPCR-27048) Slide Hampton / The Fabulous Slide Hampton Quartet (TOCJ-50086)

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
Art Farmer - Slide Hampton / In Concert (CDSOL-6513) Dexter Gordon and Slide Hampton / A Day In Copenhagen (UCCU-5543)

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Slide Hampton / Sister Salvation (WPCR-27072) Slide Hampton / Sister Salvation (WPCR-27072)

Recorded : February 15, 1960

Personnel :
Slide Hampton (tb, arr, band-leader)
Freddie Hubbard (tp)
Ernie Royal (tp) #02, #04-06
Richard Williams (tp) #01, #03
Bob Zottola (tp)
Kiane Zawadi (euphonium)
Bill Barber (tuba)
George Coleman (ts, arr)
Jay Cameron (bs)
Knobby Totah (b)
Pete La Roca (ds)
Bill Frazier (arr)

Song name :
01. Sister Salvation
02. Just Squeeze me
03. Hi-Fly
04. Asseveration
05. Conversation Piece
06. A Little Night Music

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スライド・ハンプトン(Slide Hampton 出生名:Locksley Wellington Hampton 1932年4月21日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ジャネット生まれのジャズ・トロンボーン奏者、作曲家、編曲家、バンドマスター。
アルバムはスライド・ハンプトン、1960年2月15日の録音。
LPはアトランティック(Atlantic)1339番、6曲入り。
CDは発売元がワーナー・ミュージック・ジャパン、アーティ・ショウ(Artie Shaw)氏による英語ライナーノーツ、後藤誠氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、スライド・ハンプトン・オクテット、トランペットがトランペットがフレディ・ハバード、アーニー・ロイヤル、リチャード・ウィリアムス、ボブ・ゾトーラ。
ユーフォニアムがキアヌ・ザワディ(バーナード マッキニー)、チューバがビル・バーバー、テナーサックスがジョージ・コールマン、バリトンサックスがジェイ・キャメロン、ベースがノビー・トーター、ドラムがピート・ラ・ロカ。
演奏は、リーダー級のメンバーが一同に会した重厚なアンサンブル。
アルバム・ジャケットの写真にはトロンボーンは普通、右手でスライドを動かすが、スライド・ハンプトンは左ききなのがわかる。
(青木高見)





Slide Hampton / Jazz With A Twist (WPCR-27048) Slide Hampton / Jazz With A Twist (WPCR-27048)

Recorded :
November 9, 1961
December 11, 1961

Personnel :
Slide Hampton (tb, arr)
Horace Parlan (p)
Hobart Dotson (tp)
Willie Thomas (tp)
Benny Jacobs-El (tb)
George Coleman (ts)
Jay Cameron (bs)
Eddie Khan (b)
Vinnie Ruggiero (ds)
Ray Barretto (per)

Song name :
01. The Jazz Twist
02. Mack The Knife
03. Gorgeous George
04. Strollin'
05. The Barbarians
06. Work Song
07. Slide Slid
08. Day In, Day Out
09. Red Top

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スライド・ハンプトン(Slide Hampton 出生名:Locksley Wellington Hampton 1932年4月21日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ジャネット生まれのジャズ・トロンボーン奏者、作曲家、編曲家、バンドマスター。
アルバムはスライド・ハンプトン、1961年11月9日・12月11日の録音。 LPはアトランティック(Atlantic)1379番、9曲入り。
CDは の録音、発売元が販売元が、モルト・フェガ(Mort Fega)氏による英語ライナーノーツ、岡崎正通氏による日本語解説、9曲入り。
メンバーは、編曲とトロンボーンがスライド・ハンプトン、ピアノがホレス・パーラン、テナーサックスがジョージ・コールマン、ベースがエディ・カーン、ドラムがヴィニー・ルジエロ、パーカションがレイ・バレットほか。
演奏は、20代後半の若きスライド・ハンプトン、アレンジャー、バンド・リーダー、そして自らのトロンボーン演奏、やはり早熟で天才肌のミュージシャンと言える。
当時流行したツイストを取り込んでいるところなど、自由奔放さを感じる。
「マック・ザ・ナイフ」 「ワーク・ソング」 などおなじみの曲を重厚なアンサンブルで聴ける。
最近、こういう幾つもの楽器が奏でる、アンサンブルが好きになってきた。
早い話、そういう歳になったという事。
(青木高見)





Slide Hampton / The Fabulous Slide Hampton Quartet (TOCJ-50086) Slide Hampton / The Fabulous Slide Hampton Quartet (TOCJ-50086)

Recorded : January 6, 1969

Personnel :
Slide Hampton (tb)
Joachim Kuhn (p)
Niels Henning Orsted Pedersen (b)
Philly Joe Jones (ds)

Song name :
01. In Case Of Emergency
02. Last Minute Blues
03. Chop Suey
04. Lament
05. Impossible Waltz

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スライド・ハンプトン(Slide Hampton 出生名:Locksley Wellington Hampton 1932年4月21日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ジャネット生まれのジャズ・トロンボーン奏者、作曲家、編曲家、バンドマスター。
アルバムはスライド・ハンプトン、1969年1月6日パリの録音。
LPはパテ(Pathé)2C 062-10156番、5曲入り。
CDは発売元が株式会社EMIミュージック・ジャパン、ミッシェル・デローム(Michel Delorme)氏によるフランス語ライナーノーツ、藤本史昭氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーは、トロンボーンがスライド・ハンプトン、ピアノがヨアヒム・キューン、ベースがニールス・ヘニング・エルステッド゙・ペデルセン、ドラムがフィーリー・ジョー・ジョーンズ。
モードとフリーの融合、かつてジャズ喫茶全盛時代で幻の名盤とされた。
演奏は、凄い迫力で聴き終えた後の何とも言えぬ清涼感。
ロック全盛時代のアメリカを離れ、ジャズに寛容なヨーロッパで自由奔放に咲いた渾身の音。
大音量で聴くとテーブルに上に置いたコップの水が振動するのはペデルセンとフィーリーの大迫力のせい。
それと奇妙きてれつのピアノ、ヨアヒム・キューンが大きな存在になっている。
ピアノとベースとドラムを開放し、好き放題やらせていて、きっちり全体を一つのアンサンブルとしてまとめるスライド・ハンプトンの手腕。
同じトロンボーン奏者のジェイ・ジェイの曲を引っぱてきたあたりもいい。
以下、演目の作曲者を明記します。
01. In Case Of Emergency / Slide Hampton
02. Last Minute Blues / Slide Hampton
03. Chop Suey / Slide Hampton
04. Lament / J.J. Johnson
05. Impossible Waltz / Slide Hampton
(青木高見)





Art Farmer - Slide Hampton / In Concert (CDSOL-6513) Art Farmer - Slide Hampton / In Concert (CDSOL-6513)

「ジャズ/アート・ファーマー」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/スライド・ハンプトン」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : August 15, 1984

Personnel :
Art Farmer (flh)
Slide Hampton (tb)
Jim McNeely (p)
Ron McClure (b)
Adam Nussbaum (ds)

Song name :
01. Half Nelson
02. Darn That Dream
03. Barbados
04. I'll Remember April

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アート・ファーマー(Art Farmer 出生名:Arthur Stewart Farmer 1928年8月21日~1999年10月4日)はアメリカ合衆国アイオワ州生まれのジャズ・トランペットとフリューゲル・ホーン奏者。
スライド・ハンプトン(Slide Hampton 出生名:Locksley Wellington Hampton 1932年4月21日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ジャネット生まれのジャズ・トロンボーン奏者、作曲家、編曲家、バンドマスター。
LPは1984年8月15日の録音、発売元がエンヤ・レコード(Enja Records)4088番、4曲入り、テュービンゲンで行われた第2回インターナショナル・ジャズ・ワークショップでのライブ。
CDは発売・販売元が株式会社ウルトラ・ファイブ、英語ライナーノーツなし、田中英俊氏による日本語解説、4曲入り。
メンバーはフリューゲルホーンがアート・ファーマー、トロンボーンがスライド・ハンプトン、ピアノがジム・マクニーリー、ベースがロン・マクルーア、ドラムがアダム・ナスバウム。
演奏はジャズはライブにあり、外という解放感と客の熱い視線で気合の入った演奏。
スライド・ハンプトンは本来バンドマスター、ここでは1人の共演者としてのトロンボーンに収まっているが、そこが贅沢。
こういうアルバムは部屋で聴くのもいいが野外に持ち出して聴くと更に臨場感が増す。
(青木高見)





Dexter Gordon and Slide Hampton / A Day In Copenhagen (UCCU-5543) Dexter Gordon and Slide Hampton / A Day In Copenhagen (UCCU-5543)

「ジャズ/デクスター・ゴードン」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/スライド・ハンプトン」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : March 10, 1969

Personnel :
Dexter Gordon (ts)
Slide Hampton (tb, arr) #01-04, #06
Kenny Drew (p)
Dizzy Reece (tp) #01-04, #06
Niels-Henning Orsted Pedersen (b)
Art Taylor (ds)

Song name :
01. My Blues
02. You Don't Know What Love Is
03. A New Thing
04. What's New?
05. Shadow Of Your Smile (The)
06. A Day in Vienna

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : デクスター・ゴードン(Dexter Gordon 1923年2月27日~1990年4月25日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
スライド・ハンプトン(Slide Hampton 出生名:Locksley Wellington Hampton 1932年4月21日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ジャネット生まれのジャズ・トロンボーン奏者、作曲家、編曲家、バンドマスター。
CDは1969年3月10日の録音、MPSレコードの音源、発売元がユニバーサル・ミュージックからのリリース、英語ライナーノーツなし、内藤遊人氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーはテナーサックスがデクスター・ゴードン、トロンボーンがスライド・ハンプトン、ピアノがケニー・ドリュー、トランペットがディジー・リース、ベースがニールス・ヘニング・エルステッド゙・ペデルセン、ドラムがアート・テイラー。
テナーサックス、トロンボーン、トランペットの3管編成。
アルバム・タイトルが「A Day In Copenhagen(コペンハーゲン)」とあるようにヨーロッパに活動拠点を移したジャズマンによる演奏。
特に作曲家、編曲家、バンドマスターの肩書を持つトロンボーンのスライド・ハンプトンの編曲が聴きどころ。
どんな状況でも個性あふれるデクスター・ゴードンの野太いテナー。
ジャズ喫茶全盛時代、LPはドイツに本社を置く「MPSレコード」からのリリースだったため入手困難だった。
なので、かかると客は静まり真剣に聴いた時代が懐かしい。
今ではCD化され容易に手に入る様になった。
(青木高見)




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