青木高見のジャズコレクション Horace Parlan (p) or Feliv Krull ホレス・パーラン


寸評
ホレス・パーラン (Horace Parlan 1931年1月19日~) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれのジャズ・ピアニスト。
ホレス・パーランは少年時代にポリオを患い右手の薬指と小指が動かない。
致命傷ともいえる指が不自由なのに、なぜピアニストになったのだろう。
そう思うのが一般的な健常者の、あさはかなところかもしれない。
その人達は、ハンデを克服するため、想像を絶する訓練をする。
ホレス・パーランの場合、そのハンデが独自のボイシング (鍵盤の押さえ方) をあみ出し、独特なタイム感を生む事になる。
ホレス・パーランの根底に流れるのは、強烈な漆黒のブルース・フィーリングとゴスペル・ファンク魂。
これが実にカッコいい、聴いていて踊りたくなる。
実際にホレス・パーランを見た事がある、感動で目頭が熱くなった。
(青木高見)

【INDEX (リーダーアルバム)】


【INDEX (共演アルバム)】
Stanley Turrentine Look Out

【以下コンテンツ】


Horace Parlan / Movin' And Groovin' Horace Parlan / Movin' And Groovin'

Recorded : February 29, 1960

Personnel :
Horace Parlan (p)
Sam Jones (b)
Al Harewood (ds)

Song name :
01. C Jam Blues
02. On Green Dolphin Street
03. Up in Cynthia's Room
04. Lady Bird
05. Bags' Groove
06. Stella by Starlight
07. There Is No Greater Love
08. It Could Happen to You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ホレス・パーラン (Horace Parlan 1931年1月19日~) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはホレス・パーラン、1960年2月29日の録音、ブルーノートからのリリース、4028番。
共演者は、ベースがサム・ジョーンズ、ドラムがアル・ヘアウッド。
ブルーノートに於ける、ホレス・パーランの初リーダー作。
演目は、3曲目の 「Up in Cynthia's Room」 だけホレス・パーランの曲、それ以外はスタンダード。
ホレス・パーランは、同年12月に代表作となる 「Horace Parlan / Us Three (ブルーノート4037番 )」 を収録する。
天下のブルーノートから立て続けにリリースできた事は、何とも幸せ。
その事はブルーノート社主アルフレッド・ライオンから、いかに目をかけられていたと言う証拠でもある。
(青木高見)





Horace Parlan / Speakin' My Piece Horace Parlan Quintet Horace Parlan / Speakin' My Piece Horace Parlan Quintet

Recorded : July 14, 1960

Personnel :
Horace Parlan (p)
Tommy Turrentine (tp)
Stanley Turrentine (ts)
George Tucker (b)
Al Harewood (ds)

Song name :
01. Wadin'
02. Up in Cynthia's Room
03. Borderline
04. Rastus
05. Oh So Blue
06. Speakin' My Piece

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ホレス・パーラン (Horace Parlan 1931年1月19日~) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれのジャズ・ピアニスト。
アルバムはホレス・パーラン、1960年7月14日の録音、ブルーノートからのリリース、BST 84043番。
共演者は、トランペットがトミー・タレンタイン、テナーサックスがスタンリー・タレンタイン、ベースがジョージ・タッカー、ドラムがアル・ヘアウッド。
ジョージ・タッカーとアル・ヘアウッドはホレス・パーランのレギュラー・ピアノ・トリオ。
驚くのは、ブルーノートから同じ年に、立て続けにアルバムをリリースした事。
1960年2月29日 「Horace Parlan / Movin' And Groovin'」 。
1960年7月14日 「Horace Parlan / Speakin' My Piece Horace Parlan Quintet」 このアルバム。
1960年12月6日 「Horace Parlan / Us Three」 。
ブルーノート社主のアルフレッド・ライオンは、よほどこの時期、ホレス・パーランを気に行ったのか、せっせと音を取りためたのだろうか。
ホレス・パーランは、それに答えた。
漆黒のブルース感覚を根底に、ゴスペルとファンクの融合のピアノ。
かといって、コテコテにならず、コンテンポラリーさを持つ。
今回は、そこに同路線で、R&Bとブルース・フィーリングを得意とする、タレンタイン兄弟の参加が最大の聴き処となる。
(青木高見)





Horace Parlan / Us Three Horace Parlan / Us Three

Recorded : December 6, 1960

Personnel :
Horace Parlan (p)
George Tucker (b)
Al Harewood (ds)

Song name :
01. Us Three
02. I Want To Be Loved
03. Come Rain Or Come Shine
04. Wadin
05. The Lady Is A Tramp
06. Walkin
07. Return Engagement

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ホレス・パーラン (Horace Parlan 1931年1月19日~) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはホレス・パーラン、1960年12月6日の録音、ブルーノートからのリリース、4037番。
共演者は、ベースがジョージ・タッカー、ドラムがアル・ヘアウッド
ホレス・パーランは少年時代にポリオを患い右手の薬指と小指が動かない。
健常者は思ってしまう。
致命傷ともいえる指が不自由なのに、なぜピアニストになったのだろう、と。
そこが健常者の、あさはかな所。
ホレス・パーランは、そのハンデを克服し、独自のボイシング(鍵盤の押さえ方)を作り上げた。
それは、右手の不自由な部分を左手で補うもの、これがまた独特のタイム感と重なり、聴く人を魅了する。
また、本人の根底に流れる強烈な漆黒のブルース・フィーリングとゴスペル・ファンク魂。
という訳で、演奏は、三位一体、黒人ジャズ・ピアノのお手本かもしれない。
ジャケットよし、中身よし、これ以上、何を望めばいいのだろう。
(青木高見)





Horace Parlan / Headin' South Horace Parlan / Headin' South

Released : 1961

Recorded : December 6, 1960

Personnel :
Horace Parlan (p)
George Tucker (b)
Al Harewood (ds)
Ray Barretto (congas)

Song name :
01. Headin' South
02. The Song Is Ended
03. Summertime
04. Low Down
05. Congalegre
06. Prelude to a Kiss
07. Jim Loves Sue
08. My Mother's Eyes

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ホレス・パーラン (Horace Parlan 1931年1月19日~) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれのジャズ・ピアニスト。
アルバムはホレス・パーラン、1960年12月6日の録音、ブルーノートからのリリース、4062番。
共演者は、ベースがジョージ・タッカー、ドラムがアル・ヘアウッド、コンガがレイ・バレット。
メンバーはアルバム 「アス・スリー(Us Three)」 にコンガがレイ・バレットが加わっただけの編成。
録音が同日録音なので、いわば隠れ 「アス・フォー(Us Four)」。
演奏は、一言で言うと 「漆黒ピアノの躍動感」。
ちなみに7曲目の 「Jim Loves Sue」 はアーマッド・ジャマルの曲。
ホレス・パーランが、いかに氏を信奉していたか、演奏の随所にそれを感じる。
(青木高見)





Horace Parlan / Happy Frame Of Mind Horace Parlan / Happy Frame Of Mind

Recorded : February 15, 1963

Personnel :
Horace Parlan (p)
Grant Green (g)
Johnny Coles (tp)
Booker Ervin (ts)
Butch Warren (b)
Billy Higgins (ds)

Song name :
01. Home Is Africa
02. A Tune For Richard
03. Back From the Gig
04. Dexi
05. Kucheza Blues
06. Happy Frame of Minds

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ホレス・パーラン (Horace Parlan 1931年1月19日~) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれのジャズ・ピアニスト。
アルバムはホレス・パーラン、1963年2月15日の録音、ブルーノートからのリリース、4134番。
共演者は、ギターがグラント・グリーン、トランペットがジョニー・コールス、テナーサックスがブッカー・アーヴィン、ベースがブッチ・ウォーレン、ドラムがビリー・ヒギンズ。
長いこと未発表になっていた理由はアルフレッド・ライオン自身の都合にほかならない。
どうして、こんなにカッコいいアルバムがお蔵入りになっていたのだろう。
まっ、今となっては、聴けるので、どうでもいいか。
演奏は、何と言ってメンバーに尽きる。
個人的にお気に入りの、ジョニー・コールス、ブッカー・アーヴィン。
二人とも共演アルバムが少ない事も貴重といえる。
もう、聴く前から鳥肌が立ち、手が震えた。
この際、ホレス・パーランが小児麻痺で指が動かな事など、どうでもいい。
いかした音を俺に聴かせてくれ。
(青木高見)




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