青木高見のジャズコレクション Jimmy Heath (ts, bs) or James Edward Heath ジミー・ヒース


寸評
ジミー・ヒース (Jimmy Heath 本名 : James Edward Heath 1926年10月25日~) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家。
これだけの実力がありながら、今一つ人気がない理由に一つに、ジャズの発展の重要な時期である1950年代後半、薬で棒に振ってしまった。
肝心のサックスは 「Little Bird」 と呼ばれるほど技術があるも、ジャズの要素の一つ「弾(はじ)ける」「ぶっ飛ぶ」「情念」が少ない。
逆に、誇張性が少なく、それで完璧な技能が最大の特徴と言える。
ちなみに、三人兄弟で、長男がMJQのベース奏者のパーシー・ヒース、弟がドラムのアルバート・ヒース。
以下、主なディスコグラフィー。
・1959: The Thumper (Riverside)
1960 : Really Big! (Riverside)
・1961 : The Quota (Riverside)
1962 : Triple Threat (Riverside)
1963 : Swamp Seed (Riverside)
・1964 : On the Trail (Riverside)
1972 : The Gap Sealer (Cobblestone Records)
1972 : Jimmy (Muse Records)
1973 : Love and Understanding (Xanadu Records)
1974 : Time and the Place (Landmark Records)
・1975 : Picture of Heath (Xanadu Records)
1975 : Marchin' On (Strata East Records)
1979 : In Motion (Columbia Records)
1985 : New Picture (Landmark Records)
1987 : Peer Pleasure (Landmark Records)
1992 : Little Man, Big Band (Verve Records)
1994 : You've Changed (Steeplechase Records)
1995 : You or Me (Steeplechase Records)
2006 : Turn Up the Heath (Planet Arts)
2009 : Endurance (Jazz Legacy Productions)
(青木高見)

【INDEX (リーダーアルバム)】


【INDEX (共演アルバム)】


【以下コンテンツ】


Jimmy Heath / The ThumperJimmy Heath Jimmy Heath / The ThumperJimmy Heath

Recorded : September 1959

Personnel :
Jimmy Heath (ts)
Wynton Kelly (p)
Nat Adderley (cornet)
Curtis Fuller (tb)
Paul Chambers (b)
Albert Heath (ds)

Song name :
01. For Minors Only
02. Who Needs It?
03. Don't You Know I Care (Or Don't You Care to Know)
04. Two Tees
05. The Thumper
06. New Keep
07. For All We Know
08. I Can Make You Love Me
09. Nice People

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジミー・ヒース (Jimmy Heath 本名 : James Edward Heath 1926年10月25日~) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家。
アルバムはジミー・ヒース、1959年9月の録音、リヴァーサイド・レーベルから1960年にリリース、初リーダー作。
共演者は、ピアノがウイントン・ケリー、コルネッドがナット・アダレイ、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアルバート・ヒース。
皆さんが口をそろえて言う。
「えっ!これが初リーダー作?」
「それにしても、ひどいジャケット・デザインだね~」
「60年代のスタートの音にしては斬新さに欠けるかも、50年代なら十分素晴らしいのに」
というように、あまり良い評価はない。
当時、最高峰といわれた共演者の演奏、もちろん本人も、申し分ない最高のハード・バップが楽しめる。
ドラムのアルバート・ヒースは弟、ちなみにお兄ちゃんはMJQのパーシー・ヒース。
ジミー・ヒース これだけの実力がありながら、今一つ人気がない理由は。
ジャズの重要な時期である1950年代後半、薬で棒に振ってしまったからにほかならない。
同じ兄弟なのにパーシー・ヒースは真面目なのに、非の打ちどころのない演奏だけに、惜しまれてならない。
(青木高見)





Jimmy Heath / The Quota Jimmy Heath / The Quota

Recorded : April 14 and 20, 1961

Personnel :
Jimmy Heath (ts)
Cedar Walton (p)
Freddie Hubbard (tp)
Julius Watkins (frh)
Percy Heath (b)
Albert Heath (ds)

Song name :
01. The Quota
02. Lowland Lullaby
03. Thinking Of You
04. Bells And Horns
05. Down Shift
06. When Sunny Gets Blue
07. Funny Time

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メインコメント : ジミー・ヒース (Jimmy Heath 本名 : James Edward Heath 1926年10月25日~) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家。
アルバムはジミー・ヒース、1961年4月14日と20録音、リヴァーサイド・レーベルからのリリース、事実上のサード・アルバム。
共演者は、ピアノがシダー・ウォルトン、トランペットがフレディー・ハバード、フレンチ・ホルンがジュリアス・ワトキンス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがアルバート・ヒース。
編成を見るかぎり、兄弟のリズム隊、ジャズ・メッセンジャーズのシダー・ウォルトンとフレディー・ハバード、フレンチ・ホルンの名手ジュリアス・ワトキンスという様に、高音部の2管のフロントが興味をそそる。
演奏は、正統派のモダンジャズ、非の打ちどころのないジャズ、強力なインパクトが無いぶん、何回でも聴ける。
真剣に聴こうと思えば、たしかな構成が現れてくる。
この音こそ、ブルーノートとは違った、当時のリヴァーサイドのお手本の様な音だと感じる。
(青木高見)





Jimmy Heath / On The Trail Jimmy Heath / On The Trail

Recorded : 1964

Personnel :
Jimmy Heath (ts)
Kenny Burrell (g)
Wynton Kelly (p)
Paul Chambers (b)
Albert Heath (ds)

Song name :
01. On The Trail
02. Cloak And Dagger
03. Vanity
04. All The Things You Are
05. Gingerbread Box
06. I Should Care
07. Project S

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジミー・ヒース (Jimmy Heath 本名 : James Edward Heath 1926年10月25日~) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家。
三人兄弟で、長男がMJQのベース奏者のパーシー・ヒース、弟がドラムのアルバート・ヒース。
アルバムはジミー・ヒース、1964年の録音、リヴァーサイドからのリリース。
共演者は、ピアノがウイントン・ケリー、ギターがケニー・バレル、ベースがポール・チェンバース、アルバート・ヒース。
いい共演者、いつも思うが、ジミー・ヒースが素晴らしい共演者を付けている。
ギター入りのワンホーン、ジミー・ヒース、いいっ。
特に6曲目の 「I Should Care」 は絶品。
「俺が俺が」 の極めて少ない性格、そのまま音に表れている。
敬遠しそうな地味なジャケット、非の打ちどころのない一枚。
この際、ジャケットなど、どうでもいい。
こういうアルバムがあるからジャズは止められない。
(青木高見)





Jimmy Heath / Picture Of Heath Jimmy Heath / Picture Of Heath

Recorded : September 22, 1975

Personnel :
Jimmy Heath (ts, ss)
Barry Harris (p)
Sam Jones (b)
Billy Higgins (ds)

Song name :
01. For Minors Only
02. Body and Soul
03. Picture of Heath
04. Bruh Slim
05. All Members
06. C.T.A.

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジミー・ヒース (Jimmy Heath 本名 : James Edward Heath 1926年10月25日~) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家。
三人兄弟で、長男がMJQのベース奏者のパーシー・ヒース、弟がドラムのアルバート・ヒース。
アルバムはジミー・ヒース、1975年9月22日の録音、ザナドゥ・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがバリー・ハリス、ベースがサム・ジョーンズ、ドラムがビリー・ヒギンス。
演奏は、ジミー・ヒースのワンホーン、それもテナーとソプラノ、演目も全ていい。
これぞ、極上ジャズのめぐり逢い。
ジミー・ヒースの温厚で静かな人柄が音になる一瞬、鳥肌もの。
話は飛ぶが、このザナドゥ・レーベルにハズレはない。
売り上げだけを先行する昨今。
「本当に良いものを、本当にワカル人たちに」 がモットー、りっぱな精神が脈々と息ずいている。
(青木高見)




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