青木高見のジャズコレクション Sam Rivers (ts) or Samuel Carthorne Rivers サム・リヴァース


略歴
Sam Rivers サム・リヴァース (Sam Rivers 本名:Samuel Carthorne Rivers 1923年9月25日~2011年12月26日) はアメリカ合衆国オクラホマ州エルリーノ 生まれの主にソプラノサックス、テナーサックス、バスクラリネット、フルート、ハーモニカ、ピアノを演奏。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Sam Rivers / Fuchsia Swing Song (TOCJ-4184) Sam Rivers / Dimensions And Extensions (50999 2 15364 2 7) Sam Rivers / Sam Rivers Involution (BN-LA453-H2)

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Sam Rivers / Fuchsia Swing Song (TOCJ-4184) Sam Rivers / Fuchsia Swing Song (TOCJ-4184)

Recorded : May 21, 1965

Personnel :
Sam Rivers (ts)
Jaki Byard (p)
Ron Carter (b)
Tony Williams (ds)

Song name :
01. Fuschia Swing Song
02. Downstairs Blues Upstairs
03. Cyclic Episode
04. Luminous Monolith
05. Beatrice
06. Ellipsis

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : サム・リヴァース (Sam Rivers 本名:Samuel Carthorne Rivers 1923年9月25日~2011年12月26日) はアメリカ合衆国オクラホマ州エルリーノ 生まれの主にソプラノサックス、テナーサックス奏者。
LPは1965年5月21日の録音、ブルーノート(Blue Note)4184番、6曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、原田和典氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、テナーサックスがサム・リヴァース、ピアノがジャッキー・バイアード、ベースがロン・カーター、ドラムがトニー・ウィリアムス。
個人的にサム・リバースを知ったのは、マイルス・デイヴィスのアルバム 「Miles Davis / Miles In Tokyo」。
アルバムは、1964年7月14日、場所は東京厚生年金ホール、メンバーはマイルス・デイヴィス、サム・リヴァース、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウイリアムス。
テナーサックスは当初、ジョージ・コールマンが予定されていたが直前でサム・リバースに替わった。
それまで、おそらく無名に近かったサム・リバースは日本人ジャズ・ファンの脳裏に強烈に印象づけた。
今改めて 「Miles Davis / Miles In Tokyo」 を聴いてみると、リハーサルをしない事で有名なマイルス・デイヴィスに充分答えれる演奏を披露している。
これは充分実力が備わっていた証拠といえる。
この時期、マイルス・デイヴィスはスタジオとライブを別物と考えており、ライブはその時まかせの緊張感を大切にしていた。
指向は、よりアグレッシブで少しフリーっぽい音も好んでいた。
今、考えればサム・リバースは、あの時のマイルス・デイヴィスにピタリとハマッた。
サム・リバースをウェブで調べると、音楽理論、オーケストレーション、組成物の解析など、大変な音楽家だった。
そういえばピアノのジャッキー・バイアードも学術的で哲学者の堅物、マサチューセッツ州の同郷という事で変に納得。
(青木高見)





Sam Rivers / Dimensions And Extensions (50999 2 15364 2 7) Sam Rivers / Sam Rivers Involution (BN-LA453-H2) Sam Rivers / Dimensions And Extensions (50999 2 15364 2 7)

Recorded : March 17, 1967

Personnel :
Sam Rivers (ts, ss, fl)
Donald Byrd (tp) #01-03, #06
James Spaulding (as, fl) #01-03, #06
Julian Priester (tb) #01-03, #06
Cecil McBee (b)
Steve Ellington (ds)

Song name :
01. Precis
02. Paean
03. Effusive Melange
04. Involution
05. Afflatus
06. Helix

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : サム・リヴァース (Sam Rivers 本名:Samuel Carthorne Rivers 1923年9月25日~2011年12月26日) はアメリカ合衆国オクラホマ州エルリーノ 生まれの主にソプラノサックス、テナーサックス奏者。
LPは 「Sam Rivers and Andrew Hill / Involution」 LP2枚組、ブルーノート(Blue Note)BN-LA453-H2、全12曲入り。
録音日はA・B面が1967年3月17日 (Dimensions and Extensions)、C・D面が1966年3月7日。
以下、LPの演目。
[The Sam Rivers Sextet]
A1. Precis
A2. Paean
A3. Effusive Melange
B1. Involution
B2. Afflatus
B3. Helix
[The Andrew Hill Quartet]
C1. Violence
C2. Pain
C3. Illusion
D1. Hope
D2. Lust
D3. Desire
その後、新たなLPとして 「The Sam Rivers Sextet」 のA面とB面のみが1枚になりブルーノート(Blue Note)BST 84261番、6曲入りでリリースされた。
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)、輸入盤、ロバート・パーマー(Robert Palmer)氏とボブ・ブルーメンソール(Bob Blumenthal)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーは、テナーサックス、ソプラノサックス、フルートがサム・リヴァース、トランペットがドナルド・バード、アルトサックスとフルートがジェームス・スポールディング、トロンボーンがジュリアン・プリースター、ベースがシル・マクビー、ドラムがスティーブ・エリントン。
4管のピアノレス・セクステット。
1967年に録音されたものの、リリースされたのは10年後。
演奏はフリーっぽく癖があるが統率された迫力のアンサンブル。
(青木高見)




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