青木高見のジャズコレクション Wallace Roney (tp) ウォレス・ルーニー


略歴
Wallace Roney ウォレス・ルーニー(Wallace Roney 1960年5月25日~2020年3月31日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
マイルス・デイヴィスを師と仰ぎ、1991年にマイルス・バンドで代役を務める。
マイルスの遺言で愛用のトランペットを贈られた逸話が有名。
マイルス・デイヴィス不在のジャズ・トランペットの次期後継者とされている。
1995年、ピアニストのジュリ・アレンと結婚したが、2017年に亡くなる前に破綻していたとされる。
死因はコロナによる合併症、享年59歳。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Wallace Roney / Verses (BRJ-4561) >Wallace Roney / Intuition (BRJ-4569) Wallace Roney / The Wallace Roney Quintet (9 45914-2) Wallace Roney / Village (9362-46649-2)

【INDEX (共演アルバム)】




【以下コンテンツ】
Wallace Roney / Verses (BRJ-4561)
Wallace Roney / Verses (BRJ-4561)
LP recording date : February 19, 1987

Personnel :
Wallace Roney (tp)
Mulgrew Miller (p)
Gary Thomas (ts)
Charnett Moffett (b)
Tony Williams (ds)

Song name :
01. Float
02. Verses
03. Blue in Green
04. Topaz
05. Lawra
06. Slaves

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メインコメント : ウォレス・ルーニー(Wallace Roney 1960年5月25日~2020年3月31日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
 LPは1987年2月19日の録音、発売元がミューズ・レコード(Muse Records)MR 5335番、6曲入り、ファースト・アルバム。
 CDは発売元がクラウン・レコード株式会社、ボブ・ブルーメンソール(Bob Bluementhal)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、中山康樹氏による日本語解説、6曲入り。
 メンバーはトランペットがウォレス・ルーニー、ピアノがマルグリュー・ミラー、テナーサックスがゲーリー・トーマス、ベースがチャーネット・モフェット、ドラムがトニー・ウィリアムス。
マイルス・デイヴィスを尊敬してジャズのトランペット人生を進む。
実際マイルス・デイヴィスの遺言でトランペットを、もらったウォレス・ルーニー。
音はマイルス・デイヴィスを継承しつつ、しっかり自分のカラーを出している。
惜しいかなマイルス・デイヴィスの様なカリスマ性は、この時点ではない。
おっと、いけない!マイルス・デイヴィスと比較してしまった。
マイルス・デイヴィスは、もうこの世にいないのだ。
どうしても比較する癖が抜けない。
それにしても、このアルバムではドラムのトニー・ウィリアムスを、うるさく感じる。
気合が入っているのは解かるが、他人名義のアルバムの時には、もう少し渋く控え目でも良いと思う。
うるさいので、聴く回数が減ってしまう。
(青木高見)



Wallace Roney / Intuition (BRJ-4569)
>Wallace Roney / Intuition (BRJ-4569)
LP recording date : January 6, 1988

Personnel :
Wallace Roney (tp)
Mulgrew Miller (p)
Kenny Garrett (as) #01-#03, #05, #06
Gary Thomas (ts) #01, #04-#06
Ron Carter (b)
Cindy Blackman (ds)

Song name :
01. Intuition
02. Opus One Point Five
03. Ahead
04. Taberah
05. Sometimes My Heart Cries
06. For Duke
07. Willow Weep for Me

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メインコメント : ウォレス・ルーニー(Wallace Roney 1960年5月25日~2020年3月31日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
 LPは1988年1月6日の録音、発売元がミューズ・レコード(Muse Records)MR 5346番、6曲入り。
 CDは発売元がクラウン・レコード株式会社、ハワード・マンデル(Howard Mandel)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、小川隆夫氏による日本語解説、7曲目の1曲が追加され全7曲入り。
 メンバーはトランペットがウォレス・ルーニー、ピアノがマルグリュー・ミラー、アルトサックスがケニー・ギャレット、テナーサックスがゲイリー・トーマス、ベースがロン・カーター、ドラムがシンディ・ブラックマン。
80年代の演奏なのだが、ブラインド・テストされたらマイルス・デイヴィスを想像してしまう。
逃げたくても逃げられないマイルス・デイヴィスの呪縛をウォレス・ルーニーは受けてしまった。
特記すべきは、最初、クレジットを見て、同姓同名と鼻をくくっていたドラムのシンディ・ブラックマン。
あのカルロス・サンタナの奥さんだ。
バリバリのロックだけでなく、このレベルの連中と遜色なく共演できるのが凄い。
更に1曲目「Intuition」、5曲目「Sometimes My Heart Cries」はシンディ・ブラックマンの作曲。
余談だが、ウォレス・ルーニーの奥さんはジュリ・アレン。
何となくシンジケートが見えてくる。
  (青木高見)



Wallace Roney / The Wallace Roney Quintet (9 45914-2)
Wallace Roney / The Wallace Roney Quintet (9 45914-2)
CD recording date : 1996

Personnel :
Wallace Roney (tp)
Carlos McKinney (p)
Antoine Roney (ts)
Clarence Seay (b)
Eric Allen (ds)

Song name :
01. Spyra
02. Astral Radium
03. G.D.D.
04. Night And Day
05. Nightrance
06. Ultra-Axis
07. Clowns
08. High Stakes
09. Geri
10. Northern Lights

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メインコメント : ウォレス・ルーニー(Wallace Roney 1960年5月25日~2020年3月31日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
 CDは1996年の録音、発売元がワーナー・ブラザース・レコード(Warner Bros. Records)、輸入盤、ウォレス・ルーニー(Wallace Roney)氏自身による英語オリジナル・ライナーノーツ、10曲入り、デビューから9年目、自己のクインテット。
 メンバーはトランペットがウォレス・ルーニー、ピアノがカルロス・マッキンニー、テナーサックスがアントワン・ルーニー、ベースがクラランス・シーイー、ドラムがエリック・アレン。
アントワーヌ・ルーニーはウォレス・ルーニーの弟。
演奏は頑(かたく)なにメイン・ストリーム路線を突き進む。
音楽性が激変するジャズ界にあって、その事は、かなり大変な事だと思う。
ウォレス・ルーニーで驚いたのは、奥さんにジュリ・アレンをもらった事。
強烈なジュリ・アレンを嫁さんにした事で今後、音に変化はあるのだろうか。
現時点ではメインストリームを着実に歩んでいる様に感じるのだが。
(青木高見)



Wallace Roney / Village (9362-46649-2)
Wallace Roney / Village (9362-46649-2)
CD recording date : December 3-5, 1996

Personnel :
Wallace Roney (tp)
Geri Allen (p) #05-#09
Chick Corea (p, key) p:#01-04, key:#08
Antoine Roney (ts, bcl, ss) ts:#02, #05-07, #09 bcl:#08 ss:#07, #09
Michael Brecker (ts) #02-03
Pharoah Sanders (ts) #04, #08
Rovert "Baabe" Irving III (syn) #06-09
Steve Berrios (per) #03, #06-07
Clarence Seay (b)
Lenny White (ds)

Song name :
01. Affinity
02. Inner Urge
03. I Love You
04. The Pharoah
05. Aknaaba
06. Village
07. Eternal One
08. EBO
09. Oshirike

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メインコメント : ウォレス・ルーニー(Wallace Roney 1960年5月25日~2020年3月31日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
 CDは1996年12月3日~5日の録音、発売元がワーナー・ブラザース・レコード(Warner Bros. Records)、輸入盤、カレン・ベネット(Karen Bennett)さんによる英語オリジナル・ライナーノーツ、チック・コリア(Chick Corea)氏による英語コメント、9曲入り。
 メンバーはピアノがジュリ・アレン、チック・コリア、テナーサックスがアントワン・ルーニー、マイケル・ブレッカー、ファラオ・サンダース、パーカッションがスティーブ・ベリオス、ベースがクラランス・シーイー、ドラムがレニー・ホワイトほか。
演奏は、執拗(しつよう)にメイン・ストリームを突き進むウォレス・ルーニー。
そんなウォレス・ルーニーの姿を見て、仲間達は喜んで参加したと思う。
ウォレス・ルーニーの、奥さんになったジュリ・アレンも、ここではMベース・カラーは出さずにメインストリーム・ジャズでいく。
全体を支配する黒さが堪(たま)らない。
ジャズは、こうでなきゃ。
ジャズ・トランペットを継承していく逸材だと思っていたが2020年3月、悲しいかな訃報が飛び込んでいた。
マルグリュー・ミラーにしてもウォレス・ルーニーにしても、これからという時、どうして、みんな、いなくなってしまうのか。
(青木高見)




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