Milt Jackson (vib) ミルト・ジャクソン
略歴
ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
1951年 ミルト・ジャクソン・カルテットを結成。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
「MJQ」 の 「MJ」 は当初、ミルト・ジャクソンの頭(かしら)文字だった。
翌年にモダン・ジャズ・カルテット(MJQ)となる 「モダン・ジャズ」 の頭(かしら)文字から取って偶然 「MJ」 となった。
MJQはミルト・ジャクソンとジョン・ルイスの双頭リーダーだったがモダン・ジャズ・カルテットからは、ジョン・ルイスがリーダーとなる。
ミルト・ジャクソンは 「モダン・ジャズ」 の演奏のほか、精力的に多くのミュージシャンと共演を行った。
そこでは 「MJQ」 では見せないブルージーで伸び伸びした演奏が魅力。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (MJQ)】
【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Milt Jackson / Wizard Of The Vibe (7243 5 32140 2 9)
Song number, Personnel :
#01-09 Rec:April 7, 1952
Milt Jackson (vib)
Lou Donaldson (as)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)
#10-#17 Rec:July 2, 1948
Milt Jackson (vib)
Thelonious Monk (p)
John Simmons (b)
Shadow Wilson (ds)
Kenny ''Pancho'' Hagood (vo)
Song name :
01. Tahiti
02. Lillie
03. Bags' Groove
04. What's New?
05. Don't Get Around Much Anymore
06. On The Scene
07. Lillie (Alternate Take)
08. What's New? (Alternate Take)
09. Don't Get Around Much Anymore (Alternate Take)
10. Evidence
11. Misterioso
12. Epistrophy
13. I Mean You
14. Misterioso (Alternate Take)
15. All The Things You Are
16. I Should Care
17. I Should Care (Alternate Take)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
LPは1952年、ブルーノート(Blue Note)5011番、8曲入り。
A1. Tahiti
A2. Lillie
A3. Criss Cross
A4. Willow Weep For Me
B1. What's New
B2. Bags' Groove
B3. On The Scene
B4. Eronel
このアルバムのメンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス(A1, B2, B3)とセロニアス・モンク (A3, B4)、アルトサックスがルー・ドナルドソン(A1, B2, B3)とサヒブ・シハブ(曲: A3, B4)、ベースがアル(アルフレッド)・マッキボン (A3, A4, B4)とパーシー・ヒース(A1, A2, B1-B3)、ドラムが (A3, A4, B4)とケニー・クラーク(A1, A2, B1-B3)。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、ボブ・ブルーメンソール(Bob Bluementhal)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、17曲入り。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョン・ルイス、アルトサックスがルー・ドナルドソン、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク (#01-09)。
ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがセロニアス・モンク、ベースがジョン・シモンズ、ドラムがシャドー・ウィルソン(#10-17)、ヴォーカルがケニー・ハグッド(#15-17)。
10曲目から17曲目は 「ジーニアス・モンクの Vol.3」 だが今ではミルト・ジャクソンのリーダー作として一般化している。
演奏は、ミルト・ジャクソンとピアノがセロニアス・モンクとジョン・ルイスを1枚で聴けてしまう。
セロニアス・モンクとジョン・ルイスは全く違う個性なので、ミルト・ジャクソンのビブラフォンも違った雰囲気になるところが面白い。
(青木高見)
Miles Davis and Milt Jackson / Bags' Groove (OJCCD-245-2)
アルバムはマイルス・デイヴィスのリーダーアルバム扱いとしています。
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「ミルト・ジャクソン」 でも同じ内容を掲載しています。
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Song number, Recorded :
#03-07 Rec:June 29, 1954
#01-02 Rec:December 24, 1954
Song Number, Personnel :
#01-02
Miles Davis (tp)
Milt Jackson (vib)
Thelonious Monk (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)
#03-07
Miles Davis (tp)
Horace Silver (p)
Sonny Rollins (ts)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)
Song name :
01. Bag's Groove [take 1]
02. Bag's Groove [take 2]
03. Airegin
04. Oleo
05. But Not For Me [take 2]
06. Doxy
07. But Not For Me [take 1]
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マイルス・デイヴィス (Miles Davis 1926年5月26日~1991年9月28日) はアメリカ合衆国イリノイ州アルトン生まれのジャズ・トランペット奏者。
ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日 ) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
アルバムはマイルス・デイヴィスとミルト・ジャクソン、1954年6月29日・12月24日の録音。
LPはプレスティッジ7109番、7曲入り。
CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語ライナーノーツ、氏による日本語解説、7曲入り。
メンバーは。
1~2曲目、トランペットがマイルス・デイヴィス、ビブラフォンビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがセロニアス・モンク、ホレス・シルヴァー、テナーサックスがソニー・ロリンズ、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
一般評では 「喧嘩セッション」 といわれているが今ではその解釈はない。
「喧嘩セッション」 とはマイルス・デイヴィスがソロをとる時、セロニアス・モンクのバッキングを止めさせた事に起因する。
尾ひれがついて、これが原因で喧嘩になったという。
ジャズの演奏では、プロアマ問わず、楽器どおしの白熱した調整は当たり前。
ソニー・ロリンズは自分の曲を3曲も取り上げてもらい嬉しかったと思う。
演奏も堂々とマイルス・デイヴィスと渡り合っている。
マイルス・デイヴィスは、そのソニー・ロリンズを気に入り自分のバンドへ誘っていた。
さてミルト・ジャクソンだが、マイルス・デイヴィスは安定したMJQのメンバーを誘っている。
理由は変に偏らず誇張しない安定性を気に入っていたのかもしれない。
ここではミルト・ジャクソンのマイルス・デイヴィスを軸を外さない心地よいビブラフォンが素晴らしい。
(青木高見)
Miles Davis / Miles Davis And The Modern Jazz Giants (UCCO-5028)
アルバムは 「マイルス・デイヴィス」 のリーダーアルバム扱いとしています。
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「ミルト・ジャクソン」 でも同じ内容を掲載しています。
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Song number, Recorded :
#01-02, #04-05 Rec:December 24, 1954
#03 Rec: October 26, 1956
Song Number, Recorded, Personnel :
#01-02, #04-05
Miles Davis (tp)
Milt Jackson (vib)
Thelonious Monk (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds)
#03
Miles Davis (tp)
Red Garland (p)
John Coltrane (ts)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)
Song name :
01. Man I Love (The) (take 2)
02. Swing Spring
03. Round About Midnight ('Round Midnight)
04. Bemsha Swing
05. Man I Love (The) (take 1)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マイルス・デイヴィス (Miles Davis 本名:Miles Dewey Davis Ⅲ 1926年5月26日~1991年9月28日) はアメリカ合衆国イリノイ州アルトン生まれのジャズ・トランペット奏者。
ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
アルバムはマイルス・デイヴィスとミルト・ジャクソン、1954年12月24日・26日の録音。
LPはプレスティッジ(Prestige)7150番、5曲入り。
CDは発売元がユニバーサル・ミュージック合同会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、油井正一氏と市川正二氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーは。
1、2、4、5曲目、トランペットがマイルス・デイヴィス、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがセロニアス・モンク、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがケニー・クラーク。
3曲目、トランペットがマイルス・デイヴィス、テナーサックスがジョン・コルトレーン、ピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがフィーリー・ジョー・ジョーンズ。
全作 「Miles Davis and Milt Jackson / Bags' Groove」 と同日録音。
メンバーも同じなので続編といえる。
注目は3曲目で、マイルス・デイヴィスのマラソン・セッションのレギュラー化するメンバー。
市川氏の解説に、このアルバムにセロニアス・モンクを人選したのはマイルス・デイヴィスではなくプレスティッジ創設者のボブ・ワインストックだという。
(青木高見)
Milt Jackson / Opus De Jazz (COCB-53411)
Recorded : October 28, 1955
Personnel :
Milt Jackson (vib)
Hank Jones (p)
Frank Wess (fl, ts)
Eddie Jones (b)
Kenny Clarke (ds)
Song name :
01. Opus de Funk
02. Pocus
03. You Leave Me Breathless
04. Opus and Interlude
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
アルバムはミルト・ジャクソン、1955年10月28日の録音。
LPはサヴォイ・レコード(Savoy Records)MG12036番、4曲入り。
CDは発売元がコロムビア・ミュージック・エンターテインメント株式会社、H・アラン・スタイン(H. Alan Stein)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、久保田高司氏による日本語解説、4曲入り。
メンバーは、ジャズ・ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがハンク・ジョーンズ、フルートとテナーサックスがフランク・ウェス、ベースがエディ・ジョーンズ、ドラムがケニー・クラーク。
フランク・ウェス以外、サヴォイ・レーベルの専属スタジオ・ミュージシャン。
演奏は、「MJQ」 では見せない自由奔放なミルト・ジャクソンがイカしている。
それとフランク・ウェスのフルートと溶け合う音がたまらない。
演目数が少ない分、演奏時間は長く、たっぷりミルト・ジャクソンを楽しめる。
ちなみにジャズでよく出てくる 「Opus(オパス)」 とは、ラテン語で 「作品」「仕事」 という意味。
クラシックでは 「Op.25 No.1」 は 「作品25第1番」 と表記される。
(青木高見)
Miles Davis and Milt Jackson / Miles Davis and Milt Jackson (VICJ-23604)
アルバムは 「マイルス・デイヴィス」 のリーダーアルバム扱いとしています。
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「ミルト・ジャクソン」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : August 5, 1955
Personnel :
Miles Davis (tp)
Milt Jackson (vib)
Jackie McLean (as)
Ray Bryant (p)
Percy Heath (b)
Arthur Taylor (ds)
Song name :
01. Dr. Jackle
02. Bitty Ditty
03. Minor March
04. Changes
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マイルス・デイヴィス (Miles Davis 1926年5月26日~1991年9月28日) はアメリカ合衆国イリノイ州アルトン生まれのジャズ・トランペット奏者。
ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
アルバムはマイルス・デイヴィスとミルト・ジャクソン、1955年8月5日の録音。
LPはプレスティッジ(Prestige)7034番、4曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、久保田高司氏による日本語解説、4曲入り。
メンバーは、トランペットがマイルス・デイヴィス、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがレイ・ブライアント、アルト・サックスがジャッキー・マクリーン、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがアート・テイラー。
軽く流している様で技術は高度で緻密、メンバー全員がマスター級のなせる技。
アルト・サックスのジャッキー・マクリーンは 「Dr. Jackle」 と 「Minor March」 しか参加していないが素晴らしい。
レイ・ブライアントとマイルス・デイヴィスの顔合わせも興味を引く。
国内でジャズ喫茶全盛時代、アルバム・ジャケットのマイルスのポーズから 「ウンチのマイルス」 で通用した。
(青木高見)
Milt Jackson / Plenty, Plenty Soul (Atlantic Jazz 1269-2)
Song number, Recorded :
#01-03 Rec:January 7, 1957
#04-07 Rec:January 5, 1957
Recorded, Song name, Personnel :
#01-03
Milt Jackson (vib)
Quincy Jones (arr)
Horace Silver (p)
Joe Newman (tp)
Cannonball Adderley (as)
Frank Foster (ts)
Sahib Shihab (bs)
Jimmy Cleveland (tb)
Percy Heath (b)
Art Blakey (ds)
#04-07
Milt Jackson (vib)
Horace Silver (p)
Joe Newman (tp)
Lucky Thompson (ts)
Oscar Pettiford (b)
Connie Kay (ds)
Song name :
01. Plenty, Plenty Soul
02. Boogity Boogity
03. Heartstrings
04. Sermonette
05. The Spirit-Feel
06. Ignunt Oil
07. Blues at Twilight
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
アルバムはミルト・ジャクソン、1~3曲目が1957年1月7日、4~7曲目1957年1月5日の録音。
LPはアトランティック(Atlantic)1269番、7曲入り。
CDはアトランティック・レーベルからのリリース、発売元が、販売元が、輸入盤、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、7曲入り。
メンバーは通しで、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがホレス・シルヴァー、トランペットがジョー・ニューマン。
1957年1月5日、テナーサックスがラッキー・トンプソン、ベースがオスカー・ペティフォード、ドラムがコニー・ケイ。
1957年1月7日、アレンジャーがクインシー・ジョーンズ、アルトサックスがキャノンボール・アダレイ、テナーサックスがフランク・フォスター、バリトンサックスがサヒブ・シハブ、トロンボーンがジミー・クリーブランド、ベースがパーシー・ヒース、ドラムがアート・ブレイキー。
ミルト・ジャクソンが、ひと声をかければ、この豪華メンバーが集まってしまう。
ミルト・ジャクソンは 「MJQ」 のメンバーでありながら多くのミュージシャンとの演奏を行った。
「MJQ」 ではリーダーのピアノのジョン・ルイスの意向に沿うように演奏していた事がよくわかる。
「MJQ」 を離れれは自分のやりたいブルースを存分にやった。
それを一番解っていたのは 「MJQ」 のパーシー・ヒースとコニー・ケイだったかもしれない。
ミルト・ジャクソンは 「MJQ」 に40年近く在籍し、ねばり強い性格もうかがえる。
(青木高見)
Milt Jackson / Bags' Opus (CDP 7 84458 2)
Recorded : December 28-29, 1958
Personnel :
Milt Jackson (vib)
Tommy Flanagan (p)
Art Farmer (tp)
Benny Golson (ts)
Paul Chambers (b)
Connie Kay (ds)
Song name :
01. Ill Wind
02. Blues for Diahann
03. Afternoon in Paris
04. I Remember Clifford
05. Thinking of You
06. Whisper Not
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
アルバムはミルト・ジャクソン、1958年12月28日・29日の録音。
LPはユナイテッド・アーツ・レコード(United Artists Records)UAL4022番、6曲入り。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、発売元が、販売元が、輸入盤、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがトミ-・フラナガン、トランペットがアート・ファーマー、テナーサックスがベニー・ゴルソン、ベースがポール・チェンバース、ドラムがコニ-・ケイ。
この時のミルト・ジャクソンは 「MJQ」 のメンバーでドラムのコニ-・ケイを連れてきた。
ピアノがジョン・ルイスからトミ-・フラナガン、そしてベースがパーシー・ヒースからポール・チェンバースに替わっただけで、こんなにも違ってしまう。
演目で 「MJQ」 のジョン・ルイス作曲の 「Afternoon In Paris」 「Thinking Of You」 を持ってきた。
このことからも2人の仲は悪くなく互いにリスペクトしている姿が微笑ましい。
大人の上質なビブラフォン・ジャズに浸ろう。
(青木高見)
Milt Jackson and John Coltrane/ Bags and Trane (Atlantic Jazz 1368-2)
アルバムは 「ミルト・ジャクソン」 のリーダーアルバム扱いとしています。
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「ジョン・コルトレーン」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : January 15, 1959
Personnel :
Milt Jackson (vib)
John Coltrane (ts)
Hank Jones (p)
Paul Chambers (b)
Connie Kay (ds)
Song name :
01. Stairway to the Stars [Bonus Track]
02. The Late Late Blues
03. Bags and Trane
04. Three Little Words
05. The Night We Called It a Day
06. Be-Bop
07. Blues Legacy [Bonus Track]
08. Centerpiece [Bonus Track]
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはミルト・ジャクソンとジョン・コルトレーン、1959年1月15日の録音。
CDはアトランティック・ジャズ・レーベルからのリリース、輸入盤、チャールズ・ハリス・ガリーグ(Charles Harris Garrigues)氏による英語解説書付き。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがハンク・ジョーンズ、テナーサックスがジョン・コルトレーン、ベースがポール・チェンバース、ドラムがコニー・ケイ。
この時の2人を取り巻く当時の環境は。
ミルト・ジャクソンは、MJQに籍を置く以外に多くのセッションに精力的に参加している。
1959年8月から1960年1月にはアルバム 「Modern Jazz Quartet (MJQ) / Pyramid」 を制作。
ジョン・コルトレーンは、このアルバムがアトランティック・ジャズ・レーベルの最初の演奏となる。
1959年4月・5月・12月に同アトランティック・ジャズ・レーベルからの個人名義の 「John Coltrane / Giant Steps」 をリリースする。
また、その翌年には名盤 「John Coltrane / My Favourite Things」 をリリース。
すでに完成されたコルトレーン・サウンドが絶頂期を迎えていた。
そう言う状況下でのミルト・ジャクソンとジョン・コルトレーンの共演という事が貴重。
見逃しがちな1枚だがアトランティック・ジャズ・レーベルという事で、ブルーノートやプレスティッジには無い独特な録音も聴きどころ。
硬質な澄んだ音、音像定位も見事で全体のバランスが素晴らしい。
(青木高見)
Milt Jackson and Wes Montgomery / Bags Meets Wes (VICJ-23556)
アルバムは 「ミルト・ジャクソン」 のリーダーアルバム扱いとしています。
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「ウェス・モンゴメリー」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : December 18-19, 1961
Personnel :
Milt Jackson (vib)
Wes Montgomery (g)
Wynton Kelly (p)
Sam Jones (b)
Philly Joe Jones (dr)
Song name :
01. S.K.J.
02. Stablemates
03. Stairway to the stars (take3)
04. Blue Roz
05. Sam Sack
06. Jingles [take9]
07. Delilah [take4]
08. Stairway to the stars [take2]
09. Jingles [take8]
10. Delilah [take3]
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
ウェス・モンゴメリー (Wes Montgomery 出生名:John Leslie Montgomery 1923年3月6日~1968年6月15日) はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれのジャズ・ギタリスト。
アルバムはミルト・ジャクソンとウェス・モンゴメリー、1961年12月18日・19日の録音。
LPはリヴァーサイド・レコード(Riverside Records)RLP9407番、7曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、ジョー・ゴールドバーグ(Joe Goldberg)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、佐藤秀樹氏による日本語解説、オリン・キープニュース(Orrin Keepnews)氏による3曲追加のコメントの坂口紀三和氏による和訳、8~10曲目の3曲が追加され、全10曲入り。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ギターがウェス・モンゴメリー、ピアノがウイントン・ケリー、ベースがサム・ジョーンズ、ドラムがフィリー・ジョー・ジョーンズ。
ジャケットの写真は、ミルト・ジャクソンとウェス・モンゴメリーが握手している。
2人にしか通じ合えない様な意思疎通を感じる。
「MJQ」 では絶対見せないミルト・ジャクソンのリラックスした演奏が聴きどころ。
(青木高見)
Oscar Peterson and Milt Jackson / Oscar Peterson With Milt Jackson Very Tall (827 821-2)
アルバムは 「オスカー・ピーターソン」 のリーダーアルバム扱いとしています。
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「ミルト・ジャクソン」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : January 24-25, 1962
Personnel :
Oscar Peterson (p)
Milt Jackson (vib)
Ray Brown (b)
Ed Thigpen (ds))
Song name :
01. On Green Dolphin Street
02. Heartstrings
03. Work Song
04. John Brown's Body
05. A Wonderful Guy
06. Reunion Blues
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : オスカー・ピーターソン (Oscar Peterson 出生名:Oscar Emmanuel Peterson 1925年8月15日~2007年12月23日) はカナダ・ケベック州モントリオール出身のジャズ・ピアニスト、作曲家。
ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
LPは1962年1月24日・25日の録音、ヴァーブ・レコード(Verve Records)V-8429番、6曲入り。
CDはヴァーブ・レコード・レーベルからのリリース、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーは、ピアノがオスカー・ピーターソン、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ベースがレイ・ブラウン、ドラムがエド・シグペン。
ブルージーなミルト・ジャクソンに感化されたオスカー・ピーターソンがいい。
2人の歳の差はミルト・ジャクソンが2つ上
百戦練磨のマスター級の共演。
4曲目の 「John Brown's Body」 は 「タロさんの赤ちゃんが風邪ひいた」 のリパブリック讃歌。
(青木高見)
Milt Jackson / High Fly (JLR103 602 ADD)
Recorded : July 4, 1980
Personnel :
Milt Jackson (vib)
Johnny O'Neal (p)
Steve Novosel (b)
Vinnie Johnson (ds)
Song name :
[Disk 1]
1-01. Close Your Eyes
1-02. Here's That Rainy Day
1-03. Star Eyes
1-04. Blues For Edith
1-05. Chicago
1-06. Time For Love
1-07. Shiny Stockings
[Disk 2]
2-01. Goodbye
2-02. Bye, Bye, Blackbird
2-03. Scrapple From The Apple
2-04. I Thought About You
2-05. High Fly
2-06. If You Never Come To Me
2-07. Lil' Darlin'
2-08. Good Bait
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
アルバムはミルト・ジャクソン、1980年7月4日の録音、アトランタにあるナイトクラブ 「EJ's」 のライブ。
CDは(Live At EJ's)レーベルからのリリース、ウィリアム・ホーゲラント(William Hogeland)氏による英語ライナーノーツ、CD2枚組、全15曲入り。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがジョニー・オニール、ベースがスティーヴ・ノヴォセル、ドラムがヴィニー・ジョンソン。
演奏は、良くもなく、悪くもない、音が悪い。
ミルト・ジャクソン・ファンなら喜んで聴けるが、アルバム全体の価値は今ひとつ。
レコード・ショップは良くない事を解っていて餌(えさ)箱(超特価の箱)にいつもあるCD。
泣く子も黙るミルト・ジャクソンだが、これはかわいそう。
(青木高見)