青木高見のジャズコレクション Benny Golson (ts, comp, arr) ベニー・ゴルソン


略歴
Benny Golson ベニー・ゴルソン(Benny Golson 1929年1月25日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家、音楽監督。
サックス演奏のほか作曲・編曲が優(すぐ)れている。
特に「ブルース・マーチ」「ウイスパー・ノット」「リメンバー・クリフォード」が有名で多くのミュージシャンに演奏されている。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Benny Golson / The Other Side Of Benny Golson (OJCCD-1750-2) Benny Golson / Groovin' With Golson (UCCO-9062)

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
Art Farmer - Benny Golson / Meet The Jazztet (CHD-91550)

【INDEX (共演アルバム)】
Clifford Brown / Memorial (OJCCD-017-2) Tadd Dameron A study  In Dameronia


【 売却アルバム 】
sell



【以下コンテンツ】


Benny Golson / The Other Side Of Benny Golson (OJCCD-1750-2) Benny Golson / The Other Side Of Benny Golson (OJCCD-1750-2)

Recorded : November 12, 1958

Personnel :
Benny Golson (ts)
Barry Harris (p)
Curtis Fuller (tb)
Jymie Merritt (b)
Philly Joe Jones (ds)

Song name :
01. Strut Time
02. Jubilation
03. Symptoms
04. Are You Real?
05. Cry a Blue Tear
06. This Night

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ベニー・ゴルソン(Benny Golson 1929年1月25日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家、音楽監督。
LPは1958年11月12日の録音、発売元がリヴァーサイド(Riverside)RLP12-290番、6曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、オリン・キープニュース(Orrin Keepnews)氏による英語ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーはテナーサックスがベニー・ゴルソン、ピアノがバリー・ハリス、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがジミー・メリット、ドラムがフィーリー・ジョー・ジョーンズ。
ベニー・ゴルソンを聴くと、この人が個人プレーよりも全体の調和を重視していた事がわかる。
アート・ブレイキーは、その手腕を買い「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」の音楽監督を依頼した。
ちなみに、この時期の「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」のアルバムは。
「Art Blakey and The Jazz Messengers / Moanin'」1958年10月30日の録音。
「Art Blakey and The Jazz Messengers / Au Club St Germain 1958」1958年12月21日の録音、パリのクラブ・サンジェルマンのライブ。
本アルバムは、その間になる、これでアルバム・タイトル「The Other Side Of Benny Golson」の意味が解ける。
(青木高見)





Benny Golson / Groovin' With Golson (UCCO-9062) Benny Golson / Groovin' With Golson (UCCO-9062)

Recorded : September 28, 1959

Personnel :
Benny Golson (ts)
Ray Bryant (p)
Curtis Fuller (tb)
Paul Chambers (b)
Art Blakey (ds)

Song name :
01. My Blues House
02. Drum Boogie
03. I Didn't Know What Time It Was
04. The Stroller
05. Yesterdays

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ベニー・ゴルソン(Benny Golson 1929年1月25日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家、音楽監督。
LPは1959年9月28日の録音、発売元がニュー・ジャズ(New Jazz)NJLP8220番、5曲入り。
CDは制作元がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売・販売元がユニバーサル・ミュージック株式会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語ライナーノーツ、FK氏(氏名がイニシャルのみ)によるライナーノーツの一部和訳、全5曲入り。
メンバーはテナーサックスがベニー・ゴルソン、ピアノがレイ・ブライアント、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・ブレイキー。
演奏は洗練されたハード・バップ。
本来、ベニー・ゴルソンは、この様なアンサンブルを得意した。
バックのレイ・ブライアント、ポール・チェンバースも同様、同じ系統。
面白いのはアート・ブレイキーが煽ったりしないで神妙にバックに徹している。
話は逸(そ)れるが、1958年、ジャズ・メッセンジャーズに在籍していたジャッキー・マクリーンが麻薬で逮捕された。
この後釜に入ったのがベニー・ゴルソン。
アート・ブレイキーは、その手腕を買い「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」の音楽監督を依頼した。
ベニー・ゴルソンは手始めにバンド・メンバーを刷新。
その時のメンバーがピアノのボビー・ティモンズ、トランペットのリー・モーガン、ベースのジミー・メリット、そしてサックスがベニー・ゴルソン自身。
かくしてボビー・ティモンズ作「モーニン」、ベニー・ゴルソン作「ブルース・マーチ」がジャズ・メッセンジャーズの看板曲となる。
この曲を、ひっさげて日本に来てくれた、蕎麦(そば)屋の出前までが鼻歌で歌う「モーニン」が爆発的ヒットとなり日本で空前のジャズ・ブームが巻き起こった。
(青木高見)





Benny Golson / Brown Immortal (VACY-1020) Benny Golson / Brown Immortal (VACY-1020)

Recorded : March 30-31, 1997


Personnel :
Benny Golson (ts)
Mike LeDonne (p)
John Swana (tp)
Ron Blake (ts)
Peter Washington (b)
Joe Farnsworth (ds)
Tito Puente (per)
Carlos ''Patato'' Valdes (per)

Song name :
01. Brown Immortal
02. Five Spot After Dark
03. Dear Old Stockholm
04. Matinee
05. You Are The First To know
06. Lullaby Of Birdland
07. Tito Puente
08. Horizon Ahead
09. Ever More

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ベニー・ゴルソン(Benny Golson 1929年1月25日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家、音楽監督。
CDは1997年3月30日・31日の録音、制作・発売元がビデオアーツ・ミュージック/株式会社イマジカ(IMAGICA)メディア出版、発売元がパイオニアLDC株式会社、ベニー・ゴルソン氏による和訳コメント、油井正一氏による日本語解説、全9曲入り。
メンバーはテナーサックスがベニー・ゴルソン、ピアノがマイク・ルドン、テナーサックスがロン・ブレイク、トランペットがジョン・スワナ、ベースがピータ・ワシントン、ドラムがジョー・ファンスワース、パーカッションがティト・プエンテとカルロス・ヴァルデス、プロディーサーが木全信(きまた まこと)。
あまり耳にしない共演者だが演奏は上々、録音時ベニー・ゴルソン68歳。
アルバムのために特別に書き下ろしたという冒頭の曲「Brown Immortal(ブラウン・インモータル)」。
当時最新だった録音機材収録のため音が透き通る様に綺麗。
(青木高見)





Benny Golson / Tenor Legacy / Benny Golson Tenor Summit sell Benny Golson / Tenor Legacy / Benny Golson Tenor Summit

Recorded : January 29-30, 1996

Personnel :
Benny Golson (ts)
Branford Marsalis (ts)
James Carter (ts)
Harold Ashby (ts)
Geoff Keezer (p)
Dwayne Burno (b)
Joe Farnsworth (ds)

Song name :
01. Lester Leaps In (レスター・ヤングに捧ぐ)
02. Body And Soul (コールマン・ホーキンスに捧ぐ)
03. St.Thomas (ソニー・ロリンズに捧ぐ)
04. Cry Me A River (デクスター・ゴードンに捧ぐ)
05. My Favorite Things (ジョン・コルトレーンに捧ぐ)
06. Whisper Not (ベニー・ゴルソンに捧ぐ)
07. Girl From Ipanema (スタン・ゲッツに捧ぐ)
08. My Old Flame (ズート・シムズに捧ぐ)
09. Lover Come Back To Me (ベン・ウェブスターに捧ぐ)
10. In Memory Of (ドン・バイアスに捧ぐ)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ベニー・ゴルソン(Benny Golson 1929年1月25日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家、音楽監督。
アルバムはベニー・ゴルソン、1996年1月29日・30日の録音、アルバム・タイトルはズバリ「ベニー・ゴルソン・テナー・サミット」。
アルバムのリーダーはベニー・ゴルソン、企画は日本、プロデューサーは木全信(きまた まこと)。
内容は、史上名高いテナーサックスの巨匠の代表曲を、ベニー・ゴルソン、ブランフォード・マルサリス、ジェームス・カーター、ハロルド・アシュビーが演奏。
リズム陣はピアノがジェフ・キーザー、ベースがドゥエイン・バーノ、ドラムがジョー・ファンスワース。
個人的には寄せ集め的なアルバムで好きになれない。
どうしても気が散り、落ち着かない。
「ハイ! 演奏シマシタ、オ金! 早ククダサイ、コレ終ワッタラ、私スグ、アメリカに帰リタイ」が見え隠れ。
健康上よくないので売却した。
(青木高見)





Art Farmer - Benny Golson / Meet The Jazztet (CHD-91550) Art Farmer - Benny Golson / Meet The Jazztet (CHD-91550)

「ジャズ/アート・ファーマー」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ベニー・ゴルソン」でも同じ内容を掲載しています。  →

LP recording date : May 1, 1960

Personnel :
Art Farmer (tp)
Benny Golson (ts)
Curtis Fuller (tb)
McCoy Tyner (p)
Addison Farmer (b)
Lex Humphries (ds)

Song name :
01. Serenata
02. It Ain't Necessarily So
03. Avalon
04. I Remember Clifford
05. Blues March
06. That's All Right With Me
07. Park Avenue Petite
08. Mox Nix
09. Easy Living
10. Killer Joe

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メインコメント : アート・ファーマー(Art Farmer 出生名:Arthur Stewart Farmer 1928年8月21日~1999年10月4日)はアメリカ合衆国アイオワ州生まれのジャズ・トランペットとフリューゲル・ホーン奏者。
ベニー・ゴルソン(Benny Golson 1929年1月25日~)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家、音楽監督。
CDは1960年5月1日の録音、発売元がチェス(CHESS)、輸入盤、スコット・ヤナウ(Scott Yanow)氏による英語ライナーノーツ、10曲入り。
メンバーはトランペットがアート・ファーマー、テナーサックスがベニー・ゴルソン、ピアノがマッコイ・タイナー、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがアート・ファーマーと双子の兄弟のアディソン・ファーマー、ドラムがレックス・ハンフェリー。
個人的にピアノのマッコイ・タイナーとアート・ファーマーの共演が聴きたかった。
アルバム・ジャケットは全員が演奏している写真で皆若くて印象的。
奥でベースを弾いているのがアート・ファーマーの双子のアディソン・ファーマー、顔が瓜(うり)ふたつ。
(青木高見)




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