青木高見のジャズコレクション Red Garland (p) レッド・ガーランド


略歴
Red Garland レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
特徴あるブロック・コード・スタイルで多くのファンを持つ。
元、ボクサーの異色の経歴を持つ。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Red Garland / The P.C.Blues (OJCCD-898-2) Red Garland / Piano (OJCCD-073-2) Red Garland / A Garland of Red (OJCCD-126-2) Red Garland / Groovy (OJCCD-061-2) Red Garland / Red Garland Revisited! (UCCO-9407) Red Garland / Soul Junction (OJCCD-481-2) Red Garland / All Mornin' Long (OJCCD-293-2) Red Garland - John Coltrane / High Pressure (OJCCD-349-2) Red Garland - Ray Barretto / Manteca (VICJ-23664) Red Garland / Can't See For Lookin' (UCCD-9708) Red Garland / The Red Garland Trio - Moodsville Volume 6 (VICJ-2192) Red Garland / All Kinds Of Weather (OJCCD-193-2) Red Garland / Soul Burnin' (OJCCD-921-2) Red Garland / At The Prelude (VICJ-23576) Red Garland and Eddie Red Garland / Bright And Breezy (OJCCD-265-2) Red Garland / The Nearness Of You (VICJ-41168) Red Garland / Red's Good Groove (VICJ-41824) Red Garland / When There Are Grey Skies (OJCCD-704-2)

【INDEX (共演アルバム)】
Curtis Fuller With Red Garland Art Taylor / Taylor's Wailers (VICJ-23754)


【以下コンテンツ】


Red Garland / The P.C.Blues (OJCCD-898-2) Red Garland / The P.C.Blues (OJCCD-898-2)

Recorded, Song number :
May 11, 1956 #01
March 22, 1957 #03
August 9, 1957 #02, #04-05

Release : 1970

Personnel :
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds) #01
Art Taylor (ds) #02-#05

Song name :
01. Ahmad's Blues
02. Lost April
03. Why Was I Born?
04. Tweedle Dee Dee
05. The P.C. Blues

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
LPは1956年5月・1957年3月と8月の録音、プレスティッジ(Prestige)PR7752番、5曲入り。
CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、ラルフ・バートン(Ralph Berton)氏による英語ライナーノーツ、5曲入り。
メンバーは、ピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがフィーリー・ジョー・ジョーンズとアート・テイラー。
澄んだ水の様な美しく気品がある演奏。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Ahmad's Blues / Ahmad Jamal
02. Lost April / Eddie DeLange, Emil Newman, Hubert Spencer
03. Why Was I Born? / Oscar Hammerstein II, Jerome Kern
04. Tweedle Dee Dee / Winfield Scott
05. The P.C. Blues / Red Garland
(青木高見)





Red Garland / Piano (OJCCD-073-2) Red Garland / Piano (OJCCD-073-2)

Recorded, Song number : 
December 14, 1956 #05-06
March 22, 1957 #01-04, #07-08

Personnel : 
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Song name : 
01. Please Send Me Someone To Love
02. Stompin' At The Savoy
03. Very Thought Of You (The)
04. Almost Like Being In Love
05. If Iwere A Bell
06. I Know Why
07. I Can't Give You Anything But Love
08. But Not For Me

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
LPは1956年・57年年の録音、プレスティッジ(Prestige)PRLP7086番、8曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語ライナーノーツ、8曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー。
レッド・ガーランドにとって1956年は多忙だったと思う。
理由はマイルス・デイヴィスのコンボで「Miles Davis And The Modern Jazz Gaiants」「Workin'」「Steamin'」「Relaxin'」「Cookin'」などのマラソン・セッションに参加した。
当アルバムでは、その間隙の演奏でマイルス・デイヴィスのコンボの事は一時忘れて羽を伸ばした雰囲気が伝わってくる。
本来レッド・ガーランドは、この様な演奏を得意とするピアニスト。 原石のような純粋無垢なピアノ、タイトルはズバリ「ピアノ」。
(青木高見)





Red Garland / A Garland of Red (OJCCD-126-2) Red Garland / A Garland of Red (OJCCD-126-2)

Recorded : August 17, 1956

Personnel :
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Song name :
01. A Foggy Day
02. My Romance
03. What Is This Thing Called Love?
04. Makin' Whoopee
05. September In The Rain
06. Little Girl Blue
07. Constellation
08. Blue Red

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
アルバムはレッド・ガーランド、。
LPは1956年8月17日の録音、プレスティッジ(Prestige)PRLP7064番、8曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語ライナーノーツ、8曲入り。
メンバーは、ピアノがレッド・ガーランド、ベースのポール・チェンバース、ドラムのアート・テイラー。
この時期、マイルス・デイヴィスのコンボで「Miles Davis And The Modern Jazz Gaiants」「Workin'」「Steamin'」「Relaxin'」「Cookin'」 のマラソン・セッションに参加している最中。
話は飛ぶがレッド・ガーランドは元プロボクサー、ボクサー好きのマイルスが呼んだ逸話がある。
この演奏を聴けばマイルス・デイヴィスが当時、レッド・ガーランドをいかに必要としたかが解る。
(青木高見)





Red Garland / Groovy (OJCCD-061-2) Red Garland / Groovy (OJCCD-061-2)

Recorded :
May 24, 1957
August 9, 1957

Personnel :
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Song name : 
01. C Jam Blues
02. Gone Again
03. Will You Still Be Mine?
04. Willow Weep For Me
05. What Can I Say (After I Say I'm Sorry?)
06. Hey Now

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
LPは1957年5月・8月の録音、プレスティッジ(Prestige)PRLP7113番、6曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、ベースのポール・チェンバース、ドラムのアート・テイラー。
前年の1956年、マイルス・デイヴィスのコンボで「Miles Davis And The Modern Jazz Gaiants」「Workin'」「Steamin'」「Relaxin'」 「Cookin'」のマラソン・セッションに参加したばかり。
多忙を極めた時期もひと段落し、気心知れたベースのポール・チェンバース、ドラムのアート・テイラーとの共演。
軽やかなシングル・トーンと独特なブロックコードはレッド・ガーランドの独自のスタイルとなる。
アルバムタイトルの「グルービー」とはスラングで「リズムがハジけて」とか「ノリがいい」という意味。
レッド・ガーランドのアルバムの中でも人気のある1枚。
ちなみに東京・吉祥寺のライブハウス「Sometime」の店内の壁は、このアルバムがそっくり「Groovy」と大きくデザインされていたが今は内装を替えてしまった、昔のの方が良かったのになぁ。
(青木高見)





Red Garland / Red Garland Revisited! (UCCO-9407) Red Garland / Red Garland Revisited! (UCCO-9407)

Recorded : May 24, 1957

Personnel :
Red Garland (p)
Kenny Burrell (g) #03, #07
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Song name :
01. Billy Boy
02. Everybody's Somebody's Fool
03. Four
04. You Keep Coming Back Like a Song
05. Hey Now
06. (I'm Afraid) The Masquerade Is Over
07. Walkin'
08. It Could Happen To You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
LPは1957年5月24日の録音、プレスティッジ(Prestige)PR7658番、8曲入り。
CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売元・販売元がユニバーサル・ミュージック株式会社、マーク・ガードナー(Mark Gardner)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、FK氏によるライナーノーツの一部和訳、8曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、3・7曲目のギターがケニー・バレル、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー。

アルバム「Red Garland / Groovy」と同日録音。
演奏は2曲をケニー・バレルを入れて新鮮さを狙った、まさに「再訪!(Revisited!)」。
(青木高見)





Red Garland / Soul Junction (OJCCD-481-2) Red Garland / Soul Junction (OJCCD-481-2)

Recorded : November 15, 1957

Personnel :
Red Garland (p)
Donald Byrd (tp)
John Coltrane (ts)
George Joyner (b)
Art Taylor (ds)

Song name : 
01. Soul Junction
02. Woody'n You
03. Birk's Works
04. I've Got It Bad (And that ain't Good)
05 .Hallelujah

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
LPは1957年11月15日の録音、プレスティッジ(Prestige)PRLP7181番、5曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語ライナーノーツ、5曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、トランペットがドナルド・バード、テナーサックスがジョン・コルトレーン、ベースがジョージ・ジョイナー、ドラムがアート・テイラー。
アルバム・タイトルの「Soul Junction(魂の接合部)」。
マイルス・デイヴィスの呪縛から逃れた開放放感が清涼剤になった感じ。
ブロックコードは冴えレッド・ガーランド節全開。
(青木高見)





Red Garland / All Mornin' Long (OJCCD-293-2) Red Garland / All Mornin' Long (OJCCD-293-2)

Recorded : November 15, 1957

Personnel :
Red Garland (p)
John Coltrane (ts)
Donald Byrd (tp)
George Joyner (b)
Art Taylor (ds)

Song name :
01. All Mornin' Long
02. They Can't Take That Away from Me
03. Our Delight

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
LPは1957年11月15日の録音、プレスティッジ(Prestige)PRLP7130番、3曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語ライナーノーツ、3曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、トランペットがドナルド・バード、テナーサックスがジョン・コルトレーン、ベースが ジョージ・ジョイナー、ドラムがアート・テイラー。
マイルス・デイヴィスのマラソン・セッションにレッド・ガーランドは全て参加している。
マラソン・セッションは以下の通り。
・WORKIN' (Prestege 7166) October 26, 1956, May 11, 1956
・STEAMIN' (Prestege 7200) October 26, 1956, May 11, 1956
・RELAXIN' (Prestege 7129) May 11, 1956, October 26, 1956
・COOKIN' (Prestege 7094) October 26, 1956
重要なのは、この時期のマイルス・デイヴィスはレッド・ガーランドが居なくてはならない存在だった。
逆にいえば絶頂期のマイルス・デイヴィスに徹底的に鍛え抜かれたレッド・ガーランドともいえる。
このアルバムの録音は1957年11月15日と、同年12月13日なのでマイルス・デイヴィスのマラソン・セッションの後になる。
個人的には鍛え抜かれたレッド・ガーランドにとって自分のリーダー作、以下4枚くらいの演奏ができる余裕は充分にある。
「All Mornin' Long」「Soul Junction」「High Pressure」「Dig It」内容は全て甲乙付けがたく、どれも素晴らしい。
演目が3曲と少ないが長尺でメンバーのチームワーク、個々の力量、全て完璧。
見た目は寡黙で、やさしいオジサンっぽいレッド・ガーランドだが、そこはやはり元ボクサー、芯の強さを感じる。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. All Mornin' Long / Red Garland
02. They Can't Take That Away from Me / George Gershwin, Ira Gershwin
03. Our Delight / Tadd Dameron
(青木高見)





Red Garland - John Coltrane / High Pressure (OJCCD-349-2) Red Garland - John Coltrane / High Pressure (OJCCD-349-2)

「ジャズ/レッド・ガーランド」のリーダーアルバム扱いとしています。  →
「ジャズ/ジョン・コルトレーン」のリーダーアルバム扱いとしています。  →

Recorded : 
November 15, 1957
December 13, 1957

Personnel : 
Red Garland (p)
John Coltrane (ts)
Donald Byrd (tp)
George Joyner (b)
Art Taylor (ds)

Song name : 
01. Soft Winds
02. Solitude
03. Undecided
04. What Is There To Say
05. Two Bass Hit

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
ジョン・コルトレーン(John Coltrane 出生名:John William Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日)はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのサックス奏者。
LPは1957年11月15日、12月13日の録音、プレスティッジ(Prestige)PRLP7209番、5曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、ジョー・ゴールドバーグ(Joe Goldberg)氏による英語ライナーノーツ、5曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、テナーサックスがジョン・コルトレーン、トランペットがドナルド・バード、ベースがジョージ・ジョイナー(ジャミール・ナッサー)、ドラムがアート・テイラー。
ベースのジョージ・ジョイナー(ジャミール・ナッサー)は、BBキングのバックを勤めた後、ジャズに転向した。
ポンポンいうベースが変に耳に残る、個人的にはポール・チェンバースに入ってほしかった。
とは言えジャズは「ないものねだり」は禁物。
(青木高見)





Red Garland - Ray Barretto / Manteca (VICJ-23664) Red Garland - Ray Barretto / Manteca (VICJ-23664)

「ジャズ/レッド・ガーランド」のリーダーアルバムとしています。
 →
「ジャズ/レイ・バレット」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : April 11, 1958

Personnel :
Red Garland (p)
Ray Barretto (cong)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Song name :
01. Manteca
02. S Wonderful
03. Oh Lady Be Good
04. Exactly Like You
05. Mort Report
06. Portrait Of Jenny [Additional track not on original LP]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
レイ・バレット(Ray Barretto 1929年4月29日~2006年2月17日)はプエルトリコ出身のラテン・パーカッショニスト。
LPは1956年4月11日の録音、プレスティッジ(Prestige)PRLP7139番、5曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語ライナーノーツ、市川正二氏による日本語解説、6曲目の1曲が追加され全6曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー。
タイトルでもある「マンテカ (Manteca)」はディジー・ガレズピーの作曲。
何と言っても冒頭の曲「マーンティカ!」という掛け声で本アルバムの印象を決定づける。
(青木高見)





Red Garland / Can't See For Lookin' (UCCD-9708) Red Garland / Can't See For Lookin' (UCCD-9708)

Recorded : June 27, 1958

Personnel :
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Song name :
01. I Can't See for Lookin'
02. Soon
03. Blackout
04. Castle Rock

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
アルバムはレッド・ガーランド、。
LPは1958年6月27日の録音、プレスティッジ(Prestige)7276番、4曲入り。
CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売元・販売元がユニバーサル・ミュージック合同会社、デイビット・A・ヒンメルシュタイン(David A. Himmelstein)氏による英語ライナーノーツ、FK氏によるライナーノー一部和訳、4曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー。
リリースが1963年なので録音からリリースまで随分、経過している。
当時、リリースが目白押しで間(あいだ)を置いたのだろうか。
演奏は極上のレッド・ガーランド・ピアノ・トリオ。
印象は演奏を聴かすというよりは、演奏者3人が、セッションを楽しんでいる雰囲気。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. I Can't See for Lookin' / (Nadine Robinson, Dock Stanford
02. Soon / George Gershwin and Ira Gershwin
03. Blackout / Avery Parrish, Sammy Lowe
04. Castle Rock / Ervin Drake, Jimmy Shirl, Al Sears
(青木高見)





Red Garland / The Red Garland Trio - Moodsville Volume 6 (VICJ-2192) Red Garland / The Red Garland Trio - Moodsville Volume 6 (VICJ-2192)

Recorded : November 21, 1958

Personnel :
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Song name :
01. I Love You Yes I Do
02. Blues For Ann
03. I'll Never Stop Loving You
04. And The Angels Sing
05. Tain't Nobody's Business
06. Bass-ment Blues

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
LPは1958年11月21日の録音、ムーズビル(Moodsville)=(Prestige)SMJ-6293番、6曲入り。
CDは発売元がビクター・エンターテインメント株式会社、ロン・エア(Ron Eyre)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岡崎正通氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー。
アルバム・ジャケットは写真ではなくデカデカと「Moodsville」とタイプしたデザイン。
ちなみに「Moodsville」はシリーズ化して、ほかのミュージシャンも作っている。
「Moodsville」は、1950年終盤にプレスティッジ・レーベルが「恋愛中にカップルに向けてムーディーな音楽を提供しようと作ったシリーズ」。
コンセプトは「ムーディーでリラックスした癒しのジャズ」。
演奏はレッド・ガーランドとポール・チェンバースとアート・テイラーの時空を超えて別世界を旅しているような、ふんわり感。
音が鳴った一瞬から、あたりは上質で柔らかい空気に包まれる。
(青木高見)





Red Garland / All Kinds Of Weather (OJCCD-193-2) Red Garland / All Kinds Of Weather (OJCCD-193-2)

Recorded : November 27, 1958

Personnel :
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Song name :
01. Rain
02. Summertime
03. Stormy Weather
04. Spring Will Be A Little Late This Year
05. Winter Wonderland
06. 'Tis Autumn

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
アルバムはレッド・ガーランド、。
LPは1958年11月27日の録音、プレスティッジ(Prestige)7148番、6曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー。
演奏はタイトルの「All Kinds of Weather」とあるように、天候、春夏秋冬の季節を題材としている。
左手のブロック・コード、右手の転がるようなシングル・トーン、これがレッド・ガーランド節。
全体にBGM調で一年中聴ける。
中でも5曲目「ウインター・ワンダーランド (Winter Wonderland)」は何と言っても12月がいい。
(青木高見)





Red Garland / Soul Burnin' (OJCCD-921-2) Red Garland / Soul Burnin' (OJCCD-921-2)

Recorded :
August 12, 1959
July 15, 1960
and March 16, 1961

Personnel :
Red Garland (p)
Oliver Nelson (as,ts)
Richard Williams (tp)
Peck Morrison (b)
Sam Jones (b)
Doug Watkins(b)
Charlie Persip (ds)
Art Taylor (ds)
Specs Wright (ds)

Song name :
01. On Green Dolphin Street
02. If You Could See Me Now
03. Rocks In My Bed
04. Soul Burnin'
05. Blues In The Night
06. A Little Bit Of Basie [Bonus track]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
LPは1959年、60年、61年の録音、プレスティッジ(Prestige)PR7307番、5曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、ロバート・レヴィン(Robert Levin)氏による英語ライナーノーツ、6曲目の1曲が追加され全6曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、アルトサックスとテナーサックスがオリヴァー・ネルソン、トランペットがリチャード・ウィリアムス、ベースがペック・モリスン、サム・ジョーンズ、ダグ・ワトキンズ、ドラムがチャーリー・パーシップ、アート・テーラー、スペックス・ライト。
3年間の3つのユニット、特にレッド・ガーランドの円熟期の演奏に意外な共演者の組み合わせが聴きどころ。
(青木高見)





Red Garland / At The Prelude (VICJ-23576) Red Garland / At The Prelude (VICJ-23576)

Recorded : October 2, 1959

Personnel :
Red Garland (p)
Jimmy Rowser (b)
Charles "Specs" Wright (ds)

Song name :
01. Satin doll
02. Perdido
03. There Will Never Be Another You
04. Bye Bye Blackbird
05. Let Me See
06. Prelude Blues
07. Just Squeeze Me (But Don't Tease Me)
08. One O'Clock Jump

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
アルバムはレッド・ガーランド、1959年10月2月の録音、ニューヨーク129丁目の 「プレリュード・クラブ (The Prelude Club)」 でのライブ。
LPはプレスティッジ(Prestige)PRLP7170番、8曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社が、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、市川正二氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、ベースがジミー・ロウサー、ドラムがスペックス・ライト。
意外に少ないレッド・ガーランドのライブ・アルバム。
当初「レッド・ガーランド・アット・ザ・プレリュード」はLP4枚のアルバムに分けられて収録。
後に演奏順に並べ替え新たに未発表4曲を追加し再リリース全8曲となる。
演奏はザワザワした小スペースのクラブの臨場感が、あたかも、その場にいる様な気楽な気分にさせてくれる。
こいういうレッド・ガーランド・トリオも貴重。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Satin doll / Duke Ellington, Johnny Mercer, Billy Strayhorn
02. Perdido / Ervin Drake, Juan Tizol
03. There Will Never Be Another You / Mack Gordon, Harry Warren
04. Bye Bye Blackbird / Mort Dixon, Ray Henderson
05. Let Me See / Count Basie, Harry "Sweets" Edison, Jon Hendricks
06. Prelude Blues
07. Just Squeeze Me (But Don't Tease Me / Ellington, Lee Gaines
08. One O'Clock Jump / Basie, Eddie Durham
(青木高見)





Red Garland - Eddie Red Garland - Eddie "Lockjaw" Davis / The Red Garland Trio + Eddie "Lockjaw" Davis – Moodsville Volume 1 (OJCCD-360-2)

「ジャズ/レッド・ガーランド」のリーダーアルバムとしています。
 →
「ジャズ/エディ・ロックジョー・デイヴィス」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : December 11, 1959

Song name and Personnel : 

01. We'll Be Together Again
04. Softly Baby
Red Garland (p)
Eddie Lockjaw Davis (ts)
Sam Jones (b)
Art Taylor (ds)

02. Stella By Starlight
03. I Heard You Cried Last Night
05 .When Your Lover Has Gone
06. Wonder Why
07. The Blue Room
08. The Red Blues
Red Garland (p)
Sam Jones (b)
Art Taylor (ds)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
エディ・ロックジョー・デイヴィス(Eddie "Lockjaw" Davis 1922年3月2日~1986年11月3日)はアメリカ合衆国ニューヨーク生まれのテナーサックス奏者。
LPは1959年12月11日の録音、ムーズビル(Moodsville)=(Prestige)MVLP1番、8曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、ロン・エア(Ron Eyre)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、8曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、テナーサックスがエディ・ロックジョー・デイヴィス、ベースがサム・ジョーンズ、ドラムがアート(アーサー)・テイラー。
アルバム・ジャケットは写真ではなくデカデカと「Moodsville」とタイプ・デザインされている。
1950年終盤にプレスティッジ・レーベルが「恋愛中にカップルに向けてムーディーな音楽を提供しようと作ったシリーズ」。
コンセプトは「ムーディーでリラックスした癒しのジャズ」。
レッド・ガーランドは1958年11月21日の録音でムーズビル盤「Red Garland / The Red Garland Trio - Moodsville Volume 6」を、すでにピアノトリオでリリースしている。
当アルバムはピアノトリオにエディ・ロックジョー・デイヴィス加わったユニット。
エディ・ロックジョー・デイヴィスは本来はゴリゴリ・テナーを得意とするが、ここでは優しく恋人達を柔らかく包むようなサックス、これもありか何となく微笑ましい。
(青木高見)





Red Garland / Bright And Breezy (OJCCD-265-2) Red Garland / Bright And Breezy (OJCCD-265-2)

Recorded : July 19, 1961

Personnel :
Red Garland (p)
Sam Jones (b)
Charlie Persip (ds)

Song name :
01. On Green Dolphin Street
02. I Ain't Got Nobody
03. You'll Never Know
04. Blues In The Closet
05. What's New?
06. Lil' Darlin'
07. What Is There To Say?
08. So Sorry Please

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メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
LPは1961年7月19日の録音、ジャズ・ランド(Jazzland)JLP48番、8曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、オリン・キープニュース(Orrin Keepnews)氏による英語ライナーノーツ、8曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、ベースがサム・ジョーンズ、ドラムがチャーリー・パーシップ。
レーベルが違うと演奏も音も変化する。
プレスティッジと明らかに違う、タイトル通り「Bright(明るい)」で「Breezy(そよ風)」な音。
演目もスタンダード中心に様々なテンポで趣向が凝らされている。
(青木高見)





Red Garland / The Nearness Of You (VICJ-41168) Red Garland / The Nearness Of You (VICJ-41168)

Recorded : November 30, 1961

Personnel :
Red Garland (p)
Larry Ridley (b)
Frank Gant (ds)

Song name :
01. Why Was I Born?
02. Nearness Of You (The)
03. Where or When
04. Long Ago (and Far Away)
05. I Got It Bad (and That Ain't Good)
06. Don't Worry About Me
07. Lush Life
08. All Alone

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
LPは1961年11月30日の録音、ジャズ・ランド(Jazzland)JLP962番、8曲入り。
CDは発売元がビクター・エンターテインメント株式会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岩浪洋三氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、ベースがラリー・リドレイ、ドラムがフランク・ギャント。
アルバム・タイトルは「The Nearness Of You(あなたの近く)」で落ち着きのあるバラード。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Why Was I Born? / Oscar Hammerstein II, Jerome Kern
02. Nearness Of You (The) / Hoagy Carmichael, Ned Washington
03. Where or When / Lorenz Hart, Richard Rodgers
04. Long Ago (and Far Away) / Ira Gershwin, Kern
05. I Got It Bad (and That Ain't Good) / Duke Ellington, Paul Francis Webster
06. Don't Worry About Me / Rube Bloom, Ted Koehler
07. Lush Life / Billy Strayhorn
08. All Alone / Irving Berlin
(青木高見)





Red Garland / Red's Good Groove (VICJ-41824) Red Garland / Red's Good Groove (VICJ-41824)

Recorded : March 22, 1962

Personnel :
Red Garland (p)
Blue Mitchell (tp)
Pepper Adams (bs)
Sam Jones (b)
Philly Joe Jones (ds)

Song name :
01. Red's Good Groove
02. Love Is Here To Stay
03. This Time the Dream's on Me
04. Take Me in Your Arms
05. Excerent!
06. Falling In Love With Love

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メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
LPは1962年3月22日の録音、ジャズ・ランド(Jazzland)AS987番、6曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、ピーター・ドリュー(Peter Drew)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、佐藤秀樹氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、トランぺットがブルー・ミッチェル、バリトンサックスがペッパー・アダムス、ベースがサム・ジョーンズ、ドラムがフィーリー・ジョー・ジョーンズ。
共演者によって化学反応すジャズ。
いつものディスク・ユニオンでCDを手にして共演者を見る。
「ブルー・ミッチェル、ペッパー・アダムス、サム・ジョーンズ、フィーリー・ジョー・ジョーンズ」。
さっそく視聴させてもらう。
一音一音にゾクッとする。
残りを聴くと、もったいない、買ってから家で聴く事にする自分、何とも貧乏性。
タイトルはズバリ「レッド」、アルバム・ジャケットは「赤」。
とうとう、ここまで来たレッド・ガーランドだったら、どんなデザインでもいいよ。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Red's Good Groove / Red Garland
02. Love Is Here To Stay / George Gershwin, Ira Gershwin
03. This Time the Dream's on Me / Harold Arlen, Johnny Mercer
04. Take Me in Your Arms / Dana Suesse, Pierre Norman
05. Excerent! / Pepper Adams
06. Falling In Love With Love / orenz Hart, Richard Rodgers
(青木高見)





Red Garland / When There Are Grey Skies (OJCCD-704-2) Red Garland / When There Are Grey Skies (OJCCD-704-2)

Recorded : October 9, 1962

Personnel :
Red Garland (p)
Wendell Marshall (b)
Charlie Persip (ds)

Song name :
01. Sonny Boy
02. My Honey's Lovin' Arms
03. St. James Infirmary
04. I Ain't Got Nobody
05. Baby Won't You Please Come Home
06. Nobody Knows The Trouble I've Seen
07. My Blue Heaven [Previously Unissued]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド(Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
LPは1962年10月9日の録音、プレスティッジ(Prestige)PR7258番、6曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、ダン・モルゲンシュテルン(Dan Morgenstern)氏による英語ライナーノーツ、7曲目の1曲が追加され全7曲入り。
メンバーはピアノがレッド・ガーランド、ベースがウェンデル・マーシャル、ドラムがチャーリー・パーシップ。
録音時レッド・ガーランド39歳。
とても39歳とは思えない人生を全部やりつくした様な枯淡の雰囲気。
レッド・ガーランドはマイルス・バンドのバックの顔と、自分のピアノ・リーダーとしての2つの顔を持った。
静と動、表と裏、明と暗、陰と陽など、上手く弾き分けれる名ピアニストだった。
(青木高見)




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