Doug Watkins (b) ダグ・ワトキンス
略歴
ダグ・ワトキンス (Doug Watkins 本名:Douglas Watkins 1934年3月2日~1962年2月5日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト生まれのジャズ・ベーシスト。
ハイスクールで同級生のポール・チェンバースとは「いとこ」。
同校の上級生にトランペットのドナルド・バードがいて友人。
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの初代ベーシスト。
1962年、自動車事故により27歳の若さで亡くなった。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Doug Watkins / Watkins At Large (TOCJ-5885)
Recorded : December 8, 1956
Personnel :
Doug Watkins (b)
Duke Jordan (p)
Kenny Burrell (g) #01, #02, #04, #05
Donald Byrd (tp)
Hank Mobley (ts) #01, #02, #04, #05
Art Taylor (ds)
Song name :
01. Return to Paradise
02. Phinupi
03. Phil T. McNasty's Blues
04. More of the Same
05. Panonica
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メインコメント : ダグ・ワトキンス (Doug Watkins 本名:Douglas Watkins 1934年3月2日~1962年2月5日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト生まれのジャズ・ベーシスト。
LPは1956年12月8日の録音、トランジション(Transition)TRLP 20番、5曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、トム・ウイルソン(Tom Wilson)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、日本語解説なし、5曲入り。
メンバーはベースがダグ・ワトキンス、ピアノがデューク・ジョーダン、ギターがケニー・バレル、トランペットがドナルド・バード、テナーサックスがハンク・モブレー、ドラムがアート・テイラー。
LP時代、トランジション・レコードは幻のレーベルとされ原盤は中古で高値が付いた。
理由はプレス数が少なく内容が充実していた。
今はCD化され安易に安価で入手できるようになった。
ダグ・ワトキンスの経歴だがハイスクールで同級生だった同じベーシストのポール・チェンバースは「いとこ」だった。
同校の上級生にトランペットのドナルド・バードがいた。
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズに初代ベーシストになった。
ところが1962年、自動車事故により27歳の若さで亡くなってしまう。
本作は数少ないダグ・ワトキンスのリーダー作。
冒頭の一音が鳴った瞬間から芳香なハード・バップの香りが立ちこめる。
(青木高見)