青木高見のジャズコレクション Pepper Adams (bs) ペッパー・アダムス


略歴
Pepper Adams ペッパー・アダムス(Pepper Adams 出生名:Park Frederick Adams III 1930年10月8日~1986年9月10日)はアメリカ合衆国ミシガン州ハイランドパーク出身のジャズ・バリトン・サックス奏者。
音は生粋のハード・バップ、ジャズ表現でいうところの野太くて男性っぽくてお洒落。
リーダー作もさることながら共演作が多くバンドに厚みを与えている。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Pepper Adams / Pepper Adams Quintet (TFCL-88914)

---------------- Pepper Adams Four Classic Albums (AMSC 1164) ----------------
Pepper Adams Four Classic Albums (AMSC 1164) Pepper Adams Jazzmen Detroit Pepper Adams Critics' Choice Pepper Adams Quinte Pepper Adams 10 To 4 At The 5 Spot

【INDEX (共演アルバム)】
Chet Baker Plays The Best Of Lerner And Loewe (VICJ-2205) Peter Leitch Exhilaration

【以下コンテンツ】


Pepper Adams / Pepper Adams Quintet (TFCL-88914) Pepper Adams / Pepper Adams Quintet (TFCL-88914)


Recorded : July 10, 1957

Personnel :
Pepper Adams (bs)
Carl Perkins (p)
Stu Williamson (tp)
Leroy Vinnegar (b)
Mel Lewis (ds)

Song name :
01. Unforgettable
02. Baubles, Bangles and Beads
03. Freddie Froo
04. My One And Only Love
05. Muezzin'

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ペッパー・アダムス(Pepper Adams 出生名:Park Frederick Adams III 1930年10月8日~1986年9月10日)はアメリカ合衆国ミシガン州ハイランドパーク出身のジャズ・バリトンサックス奏者。
LPは1957年7月10日の録音、発売元がモード・レコード(Mode Records)MOD LP #112番、5曲入り、ファースト・アルバム。
CDは発売元株式会社がトイズファクトリィレコード、販売元が株式会社バップ、ジョー・クイン(Joe Quinn)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、小川隆夫氏によるライナーノーツ和訳、久保田高司氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーはバリトンサックスがペッパー・アダムズ、ピアノがカール・パーキンス、トランペットがステュ・ウィリアムソン、ベースがリロイ・ヴィネガー、ドラムがメル・ルイス。
演奏は、溌剌(はつらつ)としたハード・バップ。
当時のジャズメンに言える事だがファースト・アルバムと言えども、すでに完成されている。
本来、バリトン・サックスはビックバンドの低音を担(にな)う楽器だった。
先駆者はデューク・エリントン楽団に長く在籍したハリー・カーネイ(Harry Carney)。
この楽器をフロントでメロディを奏でる楽器していきた先駆者の一人がペッパー・アダムス。
本アルバムのもう一つの価値は「モード・レコード(Mode Records)」。
1957年ハリウッドで設立さし30タイトルを残し僅か1年で消滅したレーベル。
ありがたい時代で今では殆どがCD化され簡単に入手できる様になった。
おなじみのの「エヴァ・ダイアナ」の絵で統一され、ジャズ・ファン必聴のシリーズとされている。
(青木高見)



---------------- Pepper Adams Four Classic Albums (AMSC 1164) ----------------
Pepper Adams / Jazzmen Detroit

Pepper Adams Four Classic Albums (AMSC 1164) Pepper Adams / Jazzmen Detroit
Recorded : April 30, 1956

Released :

Personnel :
Pepper Adams (bs)
Tommy Flanagan (p)
Kenny Burrell (g)
Paul Chambers (b)
Kenny Clarke (ds)

Song name :
(Four Classic Albums Disk1 #01) (Jazzmen Detroit #01). Afternoon In Paris
(Four Classic Albums Disk1 #02) (Jazzmen Detroit #02). You Turned The Tables On Me
(Four Classic Albums Disk1 #03) (Jazzmen Detroit #03). Apothegh
(Four Classic Albums Disk1 #04) (Jazzmen Detroit #04). Your Host
(Four Classic Albums Disk1 #05) (Jazzmen Detroit #05). Cottontail
(Four Classic Albums Disk1 #06) (Jazzmen Detroit #06). Tom's Thumb

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ペッパー・アダムス(Pepper Adams 出生名:Park Frederick Adams III 1930年10月8日~1986年9月10日)はアメリカ合衆国ミシガン州ハイランドパーク出身のジャズ・バリトンサックス奏者。
LPは1956年4月30日の録音、発売元がサヴォイ・レコード(Savoy Records)MG-12083番、6曲入り。
CDは発売元がアビッド・ジャズ(Avid Jazz)、輸入盤、アビッド・ジャズ(Avid Jazz)による英語オリジナル・ライナーノーツ、CD2枚組、全22曲入り。
メンバーはバリトンサックスがペッパー・アダムス、ピアノがトミー・フラナガン、ギターがケニー・バレル、ベースがポール・チェンバース、ドラムがケニー・クラーク。
アルバム・ジャケットは何ともチャラけたイラストだが、よく見ると自動車産業の町デトロイトなので車に乗ったペッパー・アダムスがいる。
ペッパー・アダムスの生まれた場所はミシガン州ハイランドパーク、同じ州のミシガン州デトロイトから北に10キロほど行った所。
トミー・フラナガン、ケニー・バレルはデトロイト生まれ。
ポール・チェンバースとケニー・クラークはペンシルベニア州ピッツバーグ生まれだがデトロイト育ち。
と言う訳でアルバム・タイトル「Pepper Adams Jazzmen Detroit」の謎が解ける。
演奏は黒人まさりの粋で張りのある上質なバリトン・サックス。
ちなみにデトロイト生まれのジャズメンはトミー・フラナガン、ケニー・バレル、ミルト・ジャクソン、ドナルド・バード、カーティス・フラー、ルイ・ヘイズなどソウル界ではモータウン・レーベルの本拠地、スモーキー・ロビンソン、ダイアナ・ロスと枚挙にいとまがない。
(青木高見)





Pepper Adams / Critics' Choice

Pepper Adams Four Classic Albums (AMSC 1164) Pepper Adams / Critics' Choice
Recorded : August 23, 1957

Personnel :
Pepper Adams (bs)
Jimmy Rowles (p)
Lee Katzman (tp)
Doug Watkins (b)
Mel Lewis (ds)

Song name :
(Four Classic Albums Disk1 #07) (Critics' Choice #01). Minor Mishap
(Four Classic Albums Disk1 #08) (Critics' Choice #02). Blackout Blues
(Four Classic Albums Disk1 #09) (Critics' Choice #03). High Step
(Four Classic Albums Disk1 #10) (Critics' Choice #04). Zec
(Four Classic Albums Disk1 #11) (Critics' Choice #05). Alone Together
(Four Classic Albums Disk1 #12) (Critics' Choice #06). 5021

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ペッパー・アダムス(Pepper Adams 出生名:Park Frederick Adams III 1930年10月8日~1986年9月10日)はアメリカ合衆国ミシガン州ハイランドパーク出身のジャズ・バリトンサックス奏者。
LPは1957年8月23日の録音、発売元がワールド・パシフィック・レコード(World Pacific Records)PJM-407番、6曲入り。
CDは発売元がアビッド・ジャズ(Avid Jazz)、輸入盤、アビッド・ジャズ(Avid Jazz)による英語オリジナル・ライナーノーツ、CD2枚組、全22曲入り。
メンバーはバリトンサックスがペッパー・アダムス、ピアノがジミー・ロウルズ、トランペットがリー・カッツマン、ベースがダグ・ワトキンス、ドラムがメル・ルイス。
アルバム・タイトルの「Critics' Choice」は批評家協会賞(Critics Choice Super Awards)の事。
スーパーヒーロー、ホラー、SF、ファンタジー、アニメーションの各発表作品を含む大衆向け映画、テレビ、ストリーミングコンテンツの中で優れたものを表彰するために批評家協会(CCA)により設立された。
これをペッパー・アダムスが受賞した、それを記念した時のアルバム。
演奏は、バリバリ、ゴリゴリのバリトン・サックスが端正な共演者により中和された。
名前をあまり聞かないトランペットのリー・カッツマンも聴きどころ。
ジャズ喫茶のドアを開けた瞬間に鳴っていたバリバリのモダン・ジャズの音。
(青木高見)





Pepper Adams / Pepper Adams Quintet

Pepper Adams Four Classic Albums (AMSC 1164) Pepper Adams / Quintet
Recorded : July 10, 1957

Personnel :
Pepper Adams (bs)
Carl Perkins (p)
Stu Williamson (tp)
Leroy Vinnegar (b)
Mel Lewis (ds)

Song name :
(Four Classic Albums Disk2 #01) (Pepper Adams Quintet #01). Unforgettable
(Four Classic Albums Disk2 #02) (Pepper Adams Quintet #02). Baubles, Bangles and Beads
(Four Classic Albums Disk2 #03) (Pepper Adams Quintet #03). Freddie Froo
(Four Classic Albums Disk2 #04) (Pepper Adams Quintet #04). My One And Only Love
(Four Classic Albums Disk2 #05) (Pepper Adams Quintet #05). Muezzin'

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ペッパー・アダムス(Pepper Adams 出生名:Park Frederick Adams III 1930年10月8日~1986年9月10日)はアメリカ合衆国ミシガン州ハイランドパーク出身のジャズ・バリトンサックス奏者。
LPは1957年7月10日の録音、発売元がモード・レコード(Mode Records)MOD LP #112番、5曲入り、ファースト・アルバム。
CDは発売元がアビッド・ジャズ(Avid Jazz)、輸入盤、アビッド・ジャズ(Avid Jazz)による英語オリジナル・ライナーノーツ、CD2枚組、全22曲入り。
メンバーはバリトンサックスがペッパー・アダムズ、ピアノがカール・パーキンス、トランペットがステュ・ウィリアムソン、ベースがリロイ・ヴィネガー、ドラムがメル・ルイス。
演奏は、溌剌(はつらつ)としたハード・バップ。
当時のジャズメンに言える事だがファースト・アルバムと言えども、すでに完成されている。
本来、バリトン・サックスはビックバンドの低音を担(にな)う楽器だった。
先駆者はデューク・エリントン楽団に長く在籍したハリー・カーネイ(Harry Carney)。
この楽器をフロントでメロディを奏でる楽器していきた先駆者の一人がペッパー・アダムス。
本アルバムのもう一つの価値は「モード・レコード(Mode Records)」。
1957年ハリウッドで設立さし30タイトルを残し僅か1年で消滅したレーベル。
ありがたい時代で今では殆どがCD化され簡単に入手できる様になった。
おなじみのの「エヴァ・ダイアナ」の絵で統一され、ジャズ・ファン必聴のシリーズとされている。
(青木高見)





Pepper Adams / 10 To 4 At The 5 Spot

Pepper Adams Four Classic Albums (AMSC 1164) Pepper Adams / 10 To 4 At The 5 Spot
Recorded : April 15, 1958

Personnel :
Pepper Adams (bs)
Bobby Timmons (p)
Donald Byrd (tp)
Doug Watkins (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
(Four Classic Albums Disk2 #06) (10 To 4 At The 5 Spot #01). 'Tis (Theme)
(Four Classic Albums Disk2 #07) (10 To 4 At The 5 Spot #02). You're My Thrill
(Four Classic Albums Disk2 #08) (10 To 4 At The 5 Spot #03). The Long Two / Four
(Four Classic Albums Disk2 #09) (10 To 4 At The 5 Spot #04). Hastings Street Bounce
(Four Classic Albums Disk2 #10) (10 To 4 At The 5 Spot #05). Yourna

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ペッパー・アダムス(Pepper Adams 出生名:Park Frederick Adams III 1930年10月8日~1986年9月10日)はアメリカ合衆国ミシガン州ハイランドパーク出身のジャズ・バリトンサックス奏者。
LPは1958年4月15日の録音、発売元がリヴァーサイド・レコード(Riverside Records)RLP 12-265番、5曲入り、ニューヨークにあるファイヴ・スポット・カフェ(Five Spot Cafe)でのライブ。
CDは発売元がアビッド・ジャズ(Avid Jazz)、輸入盤、アビッド・ジャズ(Avid Jazz)による英語オリジナル・ライナーノーツ、CD2枚組、全22曲入り。
メンバーはバリトンサックスがペッパー・アダムス、ピアノがボビー・ティモンズ、トランペットがドナルド・バード、ベースがダグ・ワトキンス、ドラムがエルヴィン・ジョーンズ。
大音量で聴けば、さながら1958年4月15日のファイヴ・スポット・カフェのドアを開けて入った気分。
食器の当たる音、客のしゃべり声、壁と天井の反響音、調律されてないピアノ。
このアルバムが好きか嫌いかで自分の中のに潜むファンキー・ジャズ魂が有るか無いかがわかる。
録音状態はあまり良くない、そんなの関係ない。
(青木高見)




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