青木高見のジャズコレクション John Coltrane (ts, ss) ジョン・コルトレーン

略歴
John Coltrane ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
短い活動期間の中、200枚を超えるアルバムがある。
名実共に世界中で知名度ナンバーワンのジャズ・ミュージシャン。
演奏が時代によって異なる、しかも短期間に進化し激変した。
一般的に活動期が大きく4期に大別されている。
前期(1946年~1958年)。
中期(1959年~1961年)。
後期(1962年~1964年)。
フリー・ジャズ期(1965年~1967年)。
死後、半世紀近くになろうとしているが、プロ・アマ問わず最も話題が多い。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
John Coltrane / Coltrane (OJCCD-020-2) John Coltrane / Lush Life (OJCCD-131-2) John Coltrane / Traneing In (OJCCD-189-2) John Coltrane / Blue Train (CDP 7 46095 2) Red Garland / High Pressure (OJCCD-349-2) John Coltrane / Soultrane (OJCCD-021-2) John Coltrane / Standard Coltrane (OJCCD-246-2) John Coltrane / Stardust (UCCO-9041) John Coltrane / Bahia (OJCCD-415-2) John Coltrane / Giant Steps (AMCY-1001) John Coltrane / My Favourite Things (1361-2) John Coltrane / Coltrane's Sound (AMCY-1006) John Coltrane / Africa Brass Volumes 1 and 2 (MCAD-42001) John Coltrane / Ballads (MCA/IMPULSE MCAD-5885) John Coltrane / Crescent (UCCU-9613) John Coltrane / A Love Supreme (MVCJ-19032) John Coltrane / Transition (UCCI-9243) John Coltrane / Expression (UCCI-9123) John Coltrane / Ballads Of John Coltrane (MVCI-23057)

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
Tadd Damerom / Mating Call (VICJ-2091) Thelonious Monk / Thelonious Monk With John Coltrane (OJCCD-039-2) Red Garland / High Pressure (OJCCD-349-2) Milt Jackson and John Coltrane/ Bags and Trane (ATLANTIC JAZZ 1368-2) >Duke ellington and John Coltrane / Duke ellington and John Coltrane (MVCI-23009) Johnny Hartman / John Coltrane and Johnny Hartman (MVCI-23008)

【INDEX (共演アルバム)】
Michel Legrand / Miles Davis, Bill Evans - Alpha Plus (EJD-3013) Bobby Jaspar Interplay For 2 Trumpets And 2 Tenors

【INDEX (ジョン・コルトレーン集)】
Dave Liebman and Wayne Shorter / John Coltrane Tribute (K32Y 6212)


【以下コンテンツ】


Tadd Damerom / Mating Call (VICJ-2091) Tadd Damerom / Mating Call (VICJ-2091)

アルバムは 「タッド・ダメロン」 のリーダーアルバム扱いとしています。  →
「ジョン・コルトレーン」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : November 30, 1956

Personnel :
Tadd Dameron (p)
John Coltrane (ts)
John Simmons (b)
Philly Joe Jones (ds)

Song name :
01. Mating Call
02. Gnid
03. Soultrane
04. On A Misty Night
05. Romas
06. Super Jet

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : タッド・ダメロン (Tadd Dameron 出生名:Tadley Ewing Peake Dameron 1917年2月21日~1965年3月8日) はアメリカ合衆国オハイオ州クリーヴランド生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家、バンドマスター。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはタッド・ダメロンとジョン・コルトレーン、1956年11月30日の録音。
LPはプレスティッジ(Prestige)LP7070番、6曲入り。
CDは発売元がビクター・エンタテインメント株式会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、大和明氏による日本語解説書付き、6曲入り。
メンバーは、ピアノがタッド・ダメロン、テナーサックスがジョン・コルトレーン、ベースがジョン・シモンズ、ドラムがフィーリー・ジョー・ジョーンズ。
タッド・ダメロンは30年代半ばフレディ・ウェブスターのツアーバンド・ピアニストとしてスタートする。
その後ビリー・エクスタインやカウント・べイシーらに譜面を提供したりと作曲と編曲で力を発揮した。
大きな出来事としては、トランペットのファッツ・ナヴァロを擁した自己コンボを率いた事。
1949年にはマイルス・デイビィスが入ったバンドを結成、パリ・シャズ・フェスティヴァルに出演した。
「バップ時代を明確にした作編曲家」 といわれたが、今ひとつ知名度が低いのは絶頂期の1957年から1960年を監獄生活で棒に振ってしまった事。
当アルバムの演目は全てタッド・ダメロンによる作曲。
特に  「ソウルトレーン (Soultrane)」  はジョン・コルトレーンのために書いた曲。
1956年はジョン・コルトレーンが急成長をしてきた年で、翌年には  「Lush Life」  「Traneing In」  「Blue Train」 をリリースしている。
僅かの間に劇的に進歩したジョン・コルトレーン、一方知名度が低かったタッド・ダメロンだがジョン・コルトレーンが有名になった事で連鎖的に少しではあるが知名度が上がった。
(青木高見)





Thelonious Monk / Thelonious Monk With John Coltrane (OJCCD-039-2) Thelonious Monk / Thelonious Monk With John Coltrane (OJCCD-039-2)

アルバムは 「セロニアス・モンク」 のリーダーアルバム扱いとしています。  →
「ジョン・コルトレーン」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded :
April 12, 1957
June 26, 1957

Personnel :
Thelonious Monk (p)
John Coltrane (ts)
Ray Copeland (tp) #03
Gigi Gryce (as) #03
Coleman Hawkins (ts) #03
Wilbur Ware (b)
Shadow Wilson (ds) #01-02, #04
Art Blakey (ds) #03

Song name :
01. Ruby, My Dear
02. Trinkle, Tinkle
03. Off Minor
04. Nutty
05. Epistrophy

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : セロニアス・モンク (Thelonious Monk 出生名:Thelonious Sphere Monk 1917年10月10日~1982年2月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ロッキーマウント生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはセロニアス・モンクとジョン・コルトレーン、1957年4月12日と6月26日の録音。
LPはジャズランド(Jazzland)JLP46、6曲入り。
CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語解説書、6曲入り。
メンバーは、ピアノがセロニアス・モンク、トランペットがレイ・コープランド、アルトサックスがジジ・グライス、テナーサックスがジョン・コルトレーンとコールマン・ホーキンス、ベースがウィルバー・ウェア、ドラムがシャドー・ウィルソンとアート・ブレイキー。
セロニアス・モンクとジョン・コルトレーンの歳の差はセロニアス・モンクが9才上。
リリースの経緯。
当時、マイルス・ディヴィスのバンドに在籍していたジョン・コルトレーンは、まだそれほど上手くはなかった、むしろ下手(へた)だった。
まして薬に手を出し遅刻や演奏放棄など、ひどくなる一方だった事に腹を立てたマイルス・ディヴィスはジョン・コルトレーンを首にした。
行き場を失ったジョン・コルトレーンをセロニアス・モンクが自分のバンドに誘うというか救いの手を差しのべたといえる。
ここにセロニアス・モンクの優しくも寛大な性格が表れている。
このバンドに入った事がジョン・コルトレーンの運命を大きく変える。
ここでセロニアス・モンクはジョン・コルトレーンにモンク流の理論を全て教えたとされる。
改心したジョン・コルトレーンは異常ともいえる猛練習の末、グングン上手くなっていく。
やがて、それはマイルス・ディヴィスの耳にも入り再び呼び戻される事になる。
この時、やはり偉かったのはセロニアス・モンク。
育てたジョン・コルトレーンを引き抜かれても一言も文句を言わなかった。
以後、マイルス・ディヴィスとジョン・コルトレーン・コンビの快進撃が始まりマイルス・ディヴィス・バンドの黄金期を築く。
このアルバムはメキメキと力を付けていく直前のジョン・コルトレーンと前年にアルバム 「Brilliant Corners」 をリリースした絶頂期のセロニアス・モンクの共演を聴く事ができる。
ジョン・コルトレーンがセロニアス・モンクの考える音楽を完全に理解している事がわかる。
(青木高見)





John Coltrane / Coltrane (OJCCD-020-2) John Coltrane / Coltrane (OJCCD-020-2)

Recorded : May 31, 1957

Personnel :
John Coltrane (ts)
Johnnie(Johnny) Splawn (tp) #01, #04-06
Sahib Shihab (bs) #01, #04, #06
Red Garland (p) #01-03
Mal Waldron (p) #04-06
Paul Chambers (b)
Albert Heath (ds)

Song name : 01. Bakai
02. Violets For Your Furs
03. Time Was
04. Straight Street
05. While My Lady Sleeps
06. Chronic Blues

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1957年5月31日の録音、原盤LPはプレスティッジPRLP7105番、CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語解説書付き。
共演者は、ピアノがレッド・ガーランドとマル・ウォルドロン、トランペットのジョニー・スプローン、バリトン・サックスのサヒブ・シハブ、ベースのポール・チェンバース、ドラムのアルバート・ヒース。
超絶技巧で返り咲くジョン・コルトレーンの勢(いきお)いがハンパない、これが初リーダー作。
最初、マイルスのバンドに入って恥をかいて一大復帰、その後は尋常ならざる匠(たくみ)に変身。
プレスティッジ・レーベルも積極的に、このジョン・コルトレーンを売り出そうとする。
その証拠が、ジャケットの右上に、こう書かれている。
「John Coltrane... a major voice in the Miles Davis Quintet... the NEW tenor saxophone STAR」
ジョン・コルトレーン、ニューテナーサックスのスターとある。
(青木高見)





John Coltrane / Lush Life (OJCCD-131-2) John Coltrane / Lush Life (OJCCD-131-2)

Recorded :
May 3, 1957
August 16, 1957
January 10, 1958

Personnel :
John Coltrane (ts)
Red Garland (p) #04, #05
Donald Byrd (tp) #04
Earl May (b) #01, #02, #03
Paul Chambers (b) #04, #05
Louis Hayes (ds) #04
Albert Heath (ds) #05
Art Taylor (ds) #01-03

Song name :
01. Like Someone In Love
02. I Love You
03. Trane's Slo Blues
04. Lush Life
05. I Hear a Rhapsody

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1957年5月3日、8月16日、1958年1月10日の録音、原盤LPはプレスティッジPRLP7188番、CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、ジョー・ゴールドバーグ(Joe Goldberg)氏による英語解説書付き。
共演者は、ピアノがレッド・ガーランド、トランペットがドナルド・バード、ベースがアール・メイ、ポール・チェンバース、ドラムがルイ・ヘイズ、アルバート・ヒース、アート(アーサー)・テイラー。
演目ごとに共演者が異なる、中でも数曲がピアノレスで意気込みを感じる。
1957年、マイルス・デイヴィスのバンドを退団してセロニアス・モンクのバンドに加わった。
そこでセロニアス・モンクから得たものが開花しだす。
あのセロニアス・モンクがジョン・コルトレーンに何を教えたのかを知りたい。
今でも多くの評が錯綜し、どれ一つ取ってもユニーク、それだけでも楽しめる。
(青木高見)





John Coltrane / Traneing In (OJCCD-189-2) John Coltrane / Traneing In (OJCCD-189-2)

Recorded : August 23, 1957

Personnel :
John Coltrane (ts)
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Song name :
01. Traneing In
02. Slow Dance
03. Bass Blues
04. You Leave Me Breathless
05. Soft Lights And Sweet Music

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1957年8月23日の録音、原盤LPはプレスティッジ7123番、CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語解説書付き。
共演者は、ピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー。
音が鳴った一瞬、濃厚なハード・バップの空気に一変する。
ゴールデン・リズム・セクションと呼ばれる最高峰のバックにジョン・コルトレーンのワンホーン。
何枚かのサックス・ジャズを聴いた後で、これをかけると、このアルバムの完成度が、いかに髙いかわかる。
一般的に活動期が大きく4期に大別されている。
前期(1946年~1958年)。
中期(1959年~1961年)。
後期(1962年~1964年)。
フリー・ジャズ期(1965年~1967年)。
当アルバムは、その前期に入る。
僅かの間に、どうしてこの様に急成長できたのだろう。
(青木高見)





John Coltrane / Blue Train (CDP 7 46095 2) John Coltrane / Blue Train (CDP 7 46095 2)

Recorded : September 15, 1957

Personnel :
John Coltrane (ts)
Kenny Drew (p)
Lee Morgan (tp)
Curtis Fuller (tb)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)

Song name :
1. Blue Train
2. Momment's Notice
3. Locomotion
4. I'm Old Fashioned
5. Lazy Bird

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1957年9月15日の録音、原盤LPはブルーノート1577番、CDも同じくブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、ロバート・レヴィン(Robert Levin)氏による英語解説書付き。
共演者は、ピアノがケニー・ドリュー、トランペットがリー・モーガン、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがポール・チェンバース、ドラムがフィリー・ジョー・ジョーンズ。
ブルーノート・レーベルから唯一のリーダー作。
ブルーノート社主のアルフレッド・ライオンは当初ジョン・コルトレーンと専属契約しようと考えていた。
ところがジョン・コルトレーンはプレスティッジ・レコードと契約してしまう。
アルフレッド・ライオンは悔しがったとされるがジョン・コルトレーンは約束を果たすために収録を行った、
余裕のあるリハーサルと演奏の全てをジョン・コルトレーンに、ゆだねた結果が良い結果を生む。
この時期のコルトレーンは名実ともに急速に力を付けていく時期とは言え、すでに完成された濃厚ハード・バップを聴く事ができる。
(青木高見)





Red Garland / High Pressure (OJCCD-349-2) Red Garland / High Pressure (OJCCD-349-2)

アルバムはレッド・ガーランドのリーダーアルバム扱いとしています。
「Red Garland」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : 
November 15, 1957
December 13, 1957

Personnel : 
Red Garland (p)
John Coltrane (ts)
Donald Byrd (tp)
George Joyner (b)
Art Taylor (ds)

Song name : 
01. Soft Winds
02. Solitude
03. Undecided
04. What Is There To Say
05. Two Bass Hit

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : レッド・ガーランド (Red Garland 出生名:William McKinley Garland, Jr. 1923年5月13日~1984年4月23日)  はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のジャズ・ピアニスト。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはレッド・ガーランドとジョン・コルトレーン、1957年11月15日、12月13日の録音。
LPはプレスティッジPRLP7209番、5曲入り。
CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、ジョー・ゴールドバーグ(Joe Goldberg)氏による英語ライナーノーツ、、5曲入り。
メンバーは、ピアノがレッド・ガーランド、テナーサックスがジョン・コルトレーン、トランペットがドナルド・バード、ベースがジョージ・ジョイナー(ジャミール・ナッサー)、ドラムがアート・テイラー。
ベースのジョージ・ジョイナー(ジャミール・ナッサー)は、BBキングのバックを勤めた後、ジャズに転向した。
ポンポンいうベースが変に耳に残るが個人的には、やはりポール・チェンバースに入ってほしかった。
とは言え、ジャズは 「ないものねだり」 はご法度。
(青木高見)





John Coltrane / Soultrane (OJCCD-021-2) John Coltrane / Soultrane (OJCCD-021-2)

Recorded : February 7, 1958

Personnel :
John Coltrane (ts)
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Song name : 01. Good Bait
02. I Want To Talk About You
03. You Say You Care
04. Theme For Ernie
05. Russian Lullaby

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1958年2月7日の録音、原盤LPはプレスティッジPRLP7142番、CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語解説書付き。
共演者は、ピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー。
評論家のアイラ・ギトラーはジョン・コルトレーンを 「シーツ・オブ・サウンド」 と評した。
シーツ・オブ・サウンド(sheets of sound)とは 「敷き詰められた音」。
ここでは、それを体験する事ができる。
話は飛ぶが、1971年から2006年、アメリカ放送されたソウル、ダンス音楽番組の 「Soul Train」 の「トレイン(Train)」 は電車の意味。
当アルバムのスペルは 「Coltrane」 の 「trane」。
まったく、関係ない話でした。

(青木高見)





John Coltrane / Standard Coltrane (OJCCD-246-2) John Coltrane / Standard Coltrane (OJCCD-246-2)

Recorded : July 11, 1958

Personnel :
John Coltrane (ts)
Wilbur Harden (tp, flh)
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Jimmy Cobb (ds)

Song name :
01. Don't Take Your Love From Me
02. I'll Get By
03. Spring Is Here
04. Invitation

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
ウィルバー・ハーデン (Wilbur Harden 1924年12月31日~) はアメリカ合衆国アラバマ州生まれのジャズ・トランペット、フリューゲルホルン奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1958年7月11日の録音、原盤LPはプレスティッジPRST7243、CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、ロバート・レヴィン(Robert Levin)氏による英語解説書付き。
共演者は、トランペットとフリューゲル・ホーンがウィルバー・ハーデン、ピアノがレッド・ガーランド、ベースがポール・チェンバース、ドラムがジミー・コブ。
物事、最初は、そうでもないが人生の後半からメキメキ腕を上げる人がいる。
ジョン・コルトレーンは、その典型でマイルス・デイヴィスと一緒にやっていた頃あまりの下手さに評論家から 「超ヘタ」 のレッテルを貼られた逸話が残っている。
それが押しも押されぬジャズ界の巨匠になるのには命賭けの修練があったに違いない。
一般的に活動期が大きく4期に大別されている。
前期(1946年~1958年)。
中期(1959年~1961年)。
後期(1962年~1964年)。
フリー・ジャズ期(1965年~1967年)。
これで見ると、当アルバムは中期に属し更に飛躍を遂げていく。
4曲目のブロニスロウ・ケイパー作曲の 「Invitation」 は渾身のジョン・コルトレーンとレッド・ガーラン・トリオ。
特にポール・チェンバースの見事なベースが素晴らしい。
死後、半世紀近くになろうとしているがプロアマ問わず話題が絶えないジョン・コルトレーン。
(青木高見)





John Coltrane / Stardust (UCCO-9041) John Coltrane / Stardust (UCCO-9041)

Song number, Recorded :
#01, #03 Rec:July 11, 1958
#02, #04 Rec:December 26, 1958

Release : July 1963

Personnel :
John Coltrane (ts)
Red Garland (p)
Wilbur Harden (flh, tp) flh #01, tp #03,
Paul Chambers (b)
Jimmy Cobb (ds) #01, #03,
Art Taylor (ds) #02, #04,

Song name :
01. Stardust
02. Time After Time
03. Love Thy Neighbor
04. Then I'll Be Tired of You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1958年7月11日・12月26日の録音、原盤LPはプレスティッジPRLP7268番、1963年7月にプレスティッジが音源を探しだしリリース、CDは制作がユニバーサル・クラシックス&ジャズ、発売・販売元がユニバーサル・ミュージック株式会社、ロバート・レヴィン(Robert Levin)氏による英語解説、英語紹介文のFK氏による日本語訳付き。
共演者は、ピアノがレッド・ガーランド、トランペットがウィルバー・ハーデンとフレディ・ハバード、ベースがポール・チェンバース、ドラムがジミー・コブとアート・テイラー。
ジャズでは倉庫に眠っていた音源が発見され、録音から長い年月を経てリリースされるケースが多々ある。
リスナーとしてはファンなら、まして聴きたいくて眠れない。
そして結局、買うのである。
バラードに更に新たな境地を開いたジョン・コルトレーンを聴く事ができる。
(青木高見)





John Coltrane / Bahia (OJCCD-415-2) John Coltrane / Bahia (OJCCD-415-2)

Song number, Recorded :
#03-04 Rec:July 11, 1958
#01-02, #05 Rec:December 26, 1958

Personnel :
John Coltrane (ts)
Red Garland (p) #01, #03-05
Wilbur Harden (flh, tp) #03, #04
Freddie Hubbard (tp) #05
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds) #01-02, #05
Jimmy Cobb (ds) #03-04

Song name :
01. Bahia
02. Goldsboro Express
03. My Ideal
04. I'm a Dreamer, Aren't We All
05. Something I Dreamed Last Night

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1958年7月11日・12月26日の録音。
LPはプレスティッジPR7353番。
CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、ロバート・レヴィン(Robert Levin)氏による英語解説書付き。
共演者は、ピアノがレッド・ガーランド、トランペットがウイルバー・ハーデン、フレディー・ハバード、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー、ジミー・コブ。
アルバム・タイトル、日本語読みすると 「バヒア」 だが一般には 「バイア」 もしくは 「バイーア」 で通っている。
アルバム録音日がアルバム 「John Coltrane / Stardust」 と同じで、何とメンバーも同じ。
注目は、この翌年にアルバム 「John Coltrane / Giant Steps」 をアトランティック・レーベルからリリースする。
目まぐるしく変貌していくコルトレーンの中でも50年代後期のジョン・コルトレーンと思って聴くと、これから始まる序曲に聴こえる。
タイトルでもある冒頭の 「Bahia」 は、ブラジルの作曲家、アリ・バホーゾ  (Ary Barroso)  のカヴァー。
2曲目がピアノレスでジョン・コルトレーンのオリジナル、3曲目から5曲目はスタンダード。
5曲しかないが濃厚な1枚。
(青木高見)





Milt Jackson and John Coltrane/ Bags and Trane (Atlantic Jazz 1368-2) Milt Jackson and John Coltrane/ Bags and Trane (Atlantic Jazz 1368-2)

アルバムは 「ミルト・ジャクソン」 のリーダーアルバム扱いとしています。  →
「ジョン・コルトレーン」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : January 15, 1959

Personnel :
Milt Jackson (vib)
John Coltrane (ts)
Hank Jones (p)
Paul Chambers (b)
Connie Kay (ds)

Song name :
01. Stairway to the Stars [Bonus Track]
02. The Late Late Blues
03. Bags and Trane
04. Three Little Words
05. The Night We Called It a Day
06. Be-Bop
07. Blues Legacy [Bonus Track]
08. Centerpiece [Bonus Track]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルト・ジャクソン (Milt Jackson 1923年1月1日~1999年10月9日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のジャズ・ビブラフォン奏者。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはミルト・ジャクソンとジョン・コルトレーン、1959年1月15日の録音。
CDはアトランティック・ジャズ・レーベルからのリリース、輸入盤、チャールズ・ハリス・ガリーグ(Charles Harris Garrigues)氏による英語解説書付き。
メンバーは、ビブラフォンがミルト・ジャクソン、ピアノがハンク・ジョーンズ、テナーサックスがジョン・コルトレーン、ベースがポール・チェンバース、ドラムがコニー・ケイ。
この時の2人を取り巻く当時の環境は。
ミルト・ジャクソンは、MJQに籍を置く以外に多くのセッションに精力的に参加している。
1959年8月から1960年1月にはアルバム 「Modern Jazz Quartet (MJQ) / Pyramid」 を制作。
ジョン・コルトレーンは、このアルバムがアトランティック・ジャズ・レーベルの最初の演奏となる。
1959年4月・5月・12月に同アトランティック・ジャズ・レーベルからの個人名義の 「John Coltrane / Giant Steps」 をリリースする。
また、その翌年には名盤 「John Coltrane / My Favourite Things」 をリリース。
すでに完成されたコルトレーン・サウンドが絶頂期を迎えていた。
そう言う状況下でのミルト・ジャクソンとジョン・コルトレーンの共演という事が貴重。
見逃しがちな1枚だがアトランティック・ジャズ・レーベルという事で、ブルーノートやプレスティッジには無い独特な録音も聴きどころ。
硬質な澄んだ音、音像定位も見事で全体のバランスが素晴らしい。
(青木高見)





John Coltrane / Giant Steps (AMCY-1001) John Coltrane / Giant Steps (AMCY-1001)

Song number, Recorded :
#08-10 Rec: April 1, 1959
#03-04, #11 Rec:May 4, 1959
#01-02, #05, #07, #12-13 Rec: May 5, 1959
#06 Rec:December 2, 1959

Personnel :
John Coltrane (ts)
Paul Chambers (b)
Tommy Flanagan (p) #01-05, #07, #11-13,
Art Taylor (ds) #01-05, #07, #11-13,
Ceder Walton (p) #08-09, #10
Lex Humphries (ds) #08-10
Wynton Kelly (p) #06,
Jimmy Cobb (ds) #06

Song name : 01. Giant Steps
02. Cousin Mary
03. Countdown
04. Spiral
05. Syeeda's Song Flute
06. Naima
07. Mr.P.C.
08. Giant Steps*
09. Naima *
10. Like Sonny *
11. Countdown *
12. Cousin Mary *
13. Syeeda's song Flute *
* = CD only Bonus tracks

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1959年4月・5月・12月の録音。
LPはアトランティック・ジャズ・レーベルSD1311番。
CDは発売元が株式会社イーストウエスト・ジャパン、販売元が株式会社ワーナーミュージック・ジャパン、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語解説書、高井文夫氏による日本語解説書付き。
共演者は以下の通り。
1959年4月1日の録音、8、9、10、ピアノがシダー・ウォルトン、ペースがポール・チェンバース、ドラムがレックス・ハンフリーズ。
1959年5月4日の録音 3、4、11、ピアノがトミー・フラナガン、ペースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー。
1959年5月5日の録音 1、2、5、7、12、13、は前日と同じメンバー。
1959年12月2日の録音 6、ピアノがウイントン・ケリー、ペースがポール・チェンバース、ドラムがジミー・コブ。
ジョン・コルトレーンのアトランティック・ジャズ・レーベルからの第1弾となる。
資料によるとアトランティック・レーベルはコルトレーンのため入念な準備をしたという。
それに答えるジョン・コルトレーンは十分に推敲を重ね望んだという。
共演者は複雑な曲に大変な苦労をしたという。
一音一音コードが目まぐるしく変わり、それが高速で進行していく。
ジョン・コルトレーンは演奏に納得がいかず、メンバーが替っているのはその為だとされる。
なので別テイクが入っているCDに買いなおした。
自分だけかもしれないが、軽く聴いていると疲れる。
そこを探究心をもって聴けば、恐ろしい程のジョン・コルトレーンの情念が忍び寄ってくる。
そろそろイッちゃいはじめた1枚。





John Coltrane / My Favourite Things (1361-2) John Coltrane / My Favourite Things (1361-2)

Sing number, Recorded :
#01 Rec:October 21, 1960
#03 Rec:October 24, 1960
#02, #04 Rec:October 26, 1960

Personnel :
John Coltrane (ts, ss)
McCoy Tyner (p)
Steve Davis (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. My Favorite Things
02. Ev'rytime We Say Goodbye = Everytime We Say Goodbye
03. Summertime
04. But Not For Me

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、録音日は。
1曲目の 「My Favorite Things」 が1960年10月21日。
3曲目の 「Summertime」 が1960年10月24日。
2曲目の「Everytime We Say Goodbye」 と4曲目の 「But Not For Me」 が1960年10月26日。
CDはアトランティック・ジャズ・レーベルからのリリース、輸入盤、ビル・コス(Bill Coss)氏による英語解説書付き。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、ベースがスティーブ・デイビィス、ドラムがエルヴィン(エルビン)・ジョーンズ。
ここではジョン・コルトレーンのソプラノサックスが冴える。
スティーブ・デイビィスの腰の抜けたベースが逆にエキゾチックに聴こえてくるから参いる。
コルトレーンの亡き後、マッコイ・タイナーはこの 「My Favorite Things」 を数多く演奏した。
マッコイ・タイナーにしてみれば当初は自分の為に演奏していた曲だが後半は客のリクエストで、こればかりでウンザリしたと思う。
「JRの京都キャンペーン」 のテレビCM 「そうだ京都に行こう!」 のBGMでジョン・コルトレーンを知った人もいるかもしれない。
このアルバム、ジャズ入門者が必ず買うべき1枚にもなっているが本当は奥が深く入門どころではない。
というのも一般的にジョン・コルトレーンの活動期は大きく4期に大別される。
前期(1946年~1958年)。
中期(1959年~1961年)。
後期(1962年~1964年)。
フリー・ジャズ期(1965年~1967年)。
ズバリ活動期は後期に位置する、ここまで来るのに想像を絶する研鑽が隠れている。
(青木高見)





John Coltrane / Coltrane's Sound (AMCY-1006) John Coltrane / Coltrane's Sound (AMCY-1006)

Song number, Recorded :
#02, #04, #06, #08 Rec:October 24, 1960
#01, #03, #05, #07 Rec:October 26, 1960

Personnel :
John Coltrane (ts, ss)
McCoy Tyner (p)
Steve Davis (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. The Night Has A Thousand Eyes
02. Central Park West
03. Liberia
04. Body And Soul
05. Equiniox
06. Satellite
07. 26-2 (CD only bonus tracks)
08. Body And Soul (CD only bonus tracks)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1960年10月24日・26日の録音。
LPはアトランティック・ジャズ1419番。
CDはMMGレーベルからのリリース、ラルフ・ジョセフ・グリーソン(Ralph Joseph Gleason)氏による英語解説書、悠雅彦氏による日本語解説書付き、邦題「夜は千の目を持つ」。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、ベースがスティーブ・デイビィス、ドラムがエルヴィン(エルビン)・ジョーンズ。
前作 「My Favourite Things」 と同日、同メンバー。
数日間に、これだけ収録すれば、普通は駄作が出るがジョン・コルトレーンには当てはまらない。
1曲1曲の粒立ちのよさ、レベルが常に一定以上、しかも集中力全開、全て覚醒レベル。
緻密、緊張感、張り、艶、つまりジャズの全ての要素が最上級にある。
アルバム・ジャケットの話になるが、正直、ミイラみたいで怖い。
イラストを書いたのは 「マーヴィン・イスラエル」。
1960年にアトランティック・レコードのアート・ディレクターになった経緯で採用されたらしいが悪いイメージは売り上げに影響する。
かなり損してると思う、いっその事 「My Favourite Things」 っぽくしていたら、もっと人気が出た1枚。
(青木高見)





John Coltrane / Africa Brass Volumes 1 and 2 (MCAD-42001) John Coltrane / Africa Brass Volumes 1 and 2 (MCAD-42001)

Song number, Recorded :
#02 Rec: May 23, 1961
#01, #03 Rec: June 7, 1961
#04-06 Rec:May 23, 1961 and June 4, 1961

Personnel :
John Coltrane (ss, ts)
[#01-06]
McCoy Tyner (p)
Booker Little (tp)
Julius Watkins (frh)
Bob Northern (frh)
Donald Corrado (frh)
Robert Swisshelm (frh)
Eric Dolphy (as, bcl, fl)
Pat Patrick (bs)
Bill Barber (tuba)
Reggie Workman (b)
Elvin Jones (ds)
[#01-03]
Freddie Hubbard (tp) "May 23 session" only
Julian Priester (euphonium)
Charles Greenlee (euphonium)
Jim Buffington (frh)
Garvin Bushell (piccolo, woodwinds)
Paul Chambers (b) "Africa" only
Britt Woodman (tb) "June 4 session" only
Carl Bowman (euphonium)
Art Davis (b) "Africa only"

[#04-06]
Freddie Hubbard (tp)" May 23 session" only
Britt Woodman (tb) "June 4 session" only
Charles Greenlee (euphonium ) "May 23 session" only
Julian Priester (euphonium) "May 23 session" only
Carl Bowman (euphonium) "June 4 session" only
Garvin Bushell (piccolo, woodwinds) "May 23 session" only
Jim Buffington (frh) "May 23 session" only
Art Davis (b) "Africa" only

Song name :
01. Africa 02. Greensleeves 03. Blues Minor 04. Song of the Underground Railroad 05. Greensleeves 06. Africa
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1961年5月23日・6月4日・7日・録音、CDはインパルス・レーベルからのリリース、輸入盤、英語の解説書付き。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、トランペットがブッカー・リトル、フリューゲル・ホーンがジュリアス・ワトキンス、ボブ・ノーザン、アルトサックスがエリック・ドルフィー、チューバがビル・バーバー、ベースがレジー・ワークマン、ドラムがエルビン・ジョーンズほか大勢。
ジョン・コルトレーンのインパルス・レーベル移籍第1弾。
驚くのが共演者の多さ、この時期ジョン・コルトレーンはアフリカ傾倒が強くなりタイトルもズバリ 「Africa(アフリカ)」。
LPでは当初 「Africa Brass Volumes 1」 「Africa Brass Volumes 2」 と分かれて発売された。
CD化により2枚一緒に手軽に聴く事ができる様になった。
注目すべきはアルバム 「バラード」 が同じ年という事、雰囲気が違い過ぎて、にわかに信じられない。
内容はジョン・コルトレーンが中心となり、エリック・ドルフィー、ブッカー・リトル、フレディー・ハバードなどの強豪もブラスセクションの一員にされソロを持たされない事に注目。
あのマッコイ・タイナー、エルビン・ジョーンズでさえアンサンブルの一員に抑え込まれた。
つまり、それほどジョン・コルトレーンが強力に前面に出された作品といえる。
ちなみに演目の 「Song of the Underground Railroad」 の 「Underground Railroad」 とは19世紀に奴隷が北部やカナダに逃亡するのを助けた列車の名前からきている。
(青木高見)





John Coltrane / Ballads (MCA/IMPULSE MCAD-5885) John Coltrane / Ballads (MCA/IMPULSE MCAD-5885)

Recorded :
December 21, 1961
November 13, 1962

Personnel :
John Coltrane (ts)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

Song name : 01. Say It (Over And Over Again)
02. You Don't Know What Love Is
03. Too Young To Go Steady
04. All Or Nothing At All
05. I Wish I Knew
06. What's New?
07. It's Easy To Remember
08. Nancy (With The Laughing Face)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント :  メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1961年12月21日と1962年11月13日の録音、CDはMCA/インパルス・レコード・レーベルからのリリース、輸入盤、ジーン・リーズ (リー、リース)(Gene Lees)氏による英語解説付き。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、ベースがジミー・ギャリソン、ドラムがエルヴィン・ジョーンズ。
ジャズで 「バラード」 の代名詞になった、超が付く名盤とされている。
「史上最強のワンホーン・バラード」 とされるも意外な逸話がある。
それはプロデュサーのボブ・シールが無理やりヤラセた企画だった事。
演奏内容から選曲、曲順と全てがプログラムされ個人のやりたい事が一切封じられたという。
たしかに聴いていると憂鬱なテンポに嫌気がさしたエルヴィン・ジョーンズが爆発する一瞬がある。
そうは言ってもメンバーの並外れた技量で相殺(そうさい)されてしまう。
何はともあれアルバム人気は凄く、今でも毎年確実に売利上げを伸ばしているという。
(青木高見)





>Duke ellington and John Coltrane / Duke ellington and John Coltrane (MVCI-23009) Duke ellington and John Coltrane / Duke ellington and John Coltrane (MVCI-23009)

アルバムは 「デューク・エリントン」 のリーダーアルバム扱いとしています。  →
「ジョン・コルトレーン」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : September 26, 1962

Song No, Song name, Personnel :

01. In A Sentimental Mood
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts)
Aaron Bell (b)
Elvin Jones (ds)

02. Take the Coltrane
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts, ss)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

03. Big Nick
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts, ss)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

04. Stevie
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts)
Aaron Bell (b)
Sam Woodyard (ds)

05. My Little Brown Book
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts)
Aaron Bell (b)
Sam Woodyard (ds)

06. Angelica
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts, ss)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

07. The Feeling of Jazz
Duke Ellington (p)
John Coltrane (ts)
Aaron Bell (b)
Sam Woodyard (ds)

Song name :
01. In A Sentimental Mood
02. Take the Coltrane
03. Big Nick
04. Stevie
05. My Little Brown Book
06. Angelica
07. The Feeling of Jazz

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : デューク・エリントン  (Duke Ellington 出生名:Edward Kennedy ''Duke'' Ellington 1899年4月29日~1974年5月24日)  はアメリカ合衆国ワシントンD.C.生まれジャズの作曲家、ピアノ奏者、バンドリーダー。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはデューク・エリントンとジョン・コルトレーン、1962年9月26日の録音。
LPはインパルス・レーベルA-30番、7曲入り。
CDは発売元がMCAビクター株式会社、販売元がビクター音楽産業株式会社、スタンリー・ダンス(Stanley Dance)氏による英語ライナーノーツ、星野秋男氏による日本語解説、7曲入り。
メンバーは、ピアノがデューク・エリントン、テナーサックスとソプラノサックスがジョン・コルトレーン、ベースがアーロン・ベルとジミー・ギャリソン、ドラムがエルヴィン(エルビン)・ジョーンズとサム・ウッドヤード。
デューク・エリントンとジョン・コルトレーンとの歳の差はデューク・エリントンが27歳年上。
重鎮デューク・エリントンに対する敬意がサックスに滲(にじ)み出る。
この時のジョン・コルトレーンは、どんなアルバムをリリースしていたというと、1961年12月21日と1962年11月13日録音の名盤 「Ballads」 の制作中。
一方、デューク・エリントンも、絶頂期のジョン・コルトレーンに感化され濃いめのハード・バップになる。
(青木高見)





Johnny Hartman / John Coltrane and Johnny Hartman (MVCI-23008) Johnny Hartman / John Coltrane and Johnny Hartman (MVCI-23008)

アルバムは 「ジョニー・ハートマン」 のリーダーアルバム扱いとしています。  →
「ジョン・コルトレーン」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Song number, Recorded :
#07 Rec: March 6, 1963
#01-06 Rec: March 7, 1963

Personnel :
Johnny Hartman (vo)
John Coltrane (ts)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. They Say It's Wonderful
02. Dedicated To You
03. My One And Only Love
04. Lush Life
05. You Are Too Beautiful
06. Autumn Serenade
07. Vilia

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョニー・ハートマン (Johnny Hartman 1923年7月13日~1983年9月15日) はアメリカ合衆国ルイジアナ州ホーマ生まれのジャズ歌手。
ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョニー・ハートマンとジョン・コルトレーン、1963年3月6日・7日の録音。
LPはインパルス・レコードAー40番。
CDは発売元が発売元がMCAビクター株式会社、販売元がビクター音楽産業株式会社、英語歌詞、青木啓氏による日本語解説書付き、全7曲入り。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、ベースがジミーギャリソン、ドラムがエルヴィン(エルビン)・ジョーンズ。
演奏はジョン・コルトレーンのアルバム 「バラード」 にジョニー・ハートマンが加わった1枚。
2人の歳の差はジョニー・ハートマンの方が3歳上。
この時期のコルトレーンは4回の転換期の第3期にあって、1961年には 「アフリカ」 「インプレションズ」 をリリース。
その後1965年にはフリージャズに傾倒する直前になる。
ここではフリーの微塵のかけらもなく全ては見事なまでにジョニー・ハートマンのバックに徹している。
ジョニー・ハートマンも力まずソフトでありながら芯のある低音で粛々と唄え上げる。
(青木高見)





John Coltrane / Crescent (UCCU-9613) John Coltrane / Crescent (UCCU-9613)

Song number, Recorded :
#02, #04-05 Rec:April 27, 1964
#01, #03 Rec:June 1, 1964

Personnel :
John Coltrane (ts)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. Crescent
02. Wise One
03. Bessie's Blues
04. Lonnies Lament
05. The Drum Thing

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン(John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日)はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1964年4月27日・6月1日の録音、原盤LPはインパルス・レコードAー66,CDは発売元がユニバーサル・クラシック&ジャズ・レーベルからのリリース、藤岡靖洋氏、岩浪洋三氏による日本語解説書、小川隆夫による和訳でナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による解説書付き。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、ベースがジミー・ギャリソン、ドラムがエルヴィン・ジョーンズ。
演奏は、全曲ジョン・コルトレーンの作曲で精神的に孤高の境地に達してきていて瞑想的な雰囲気。
普段何気なく聴いていてもいいが、自分の心の喜怒哀楽と共に聴くと更に刺さる。
ジョン・コルトレーンとは、こういうミュージシャン。
(青木高見)





John Coltrane / A Love Supreme (MVCJ-19032) John Coltrane / A Love Supreme (MVCJ-19032)

Recorded : December 9, 1964

Personnel :
John Coltrane (ts)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. Acknowledgement Part 1
02. Resolution Part 2
03. Pursuance Part 3
04. Psalm Part 4

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1964年12月9日の録音、原盤LPはインパルス・レコードAー77、CDは発売元がユニバーサル・ビクター株式会社、販売元がビクター・エンタテインメント株式会社、英語解説書、青木和富(かずとみ)氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノのマッコイ・タイナー、ベースのジミー・ギャリソン、ドラムのエルヴィン・ジョーンズ。
ジョン・コルトレーンは活動期間が短いのに200枚を超えるアルバムがある。
名実共に世界中で知名度ナンバーワンといえるミュージシャン。
演奏が時代によって極端に違う、短期間にして進化の過程が激動した。
一般的に活動期が大きく4期に大別されている。
前期(1946年~1958年)。
中期(1959年~1961年)。
後期(1962年~1964年)。
フリー・ジャズ期(1965年~1967年)。
死後、半世紀近くになろうとしているが、プロ・アマ問わず最も話題が多い。
当アルバムは後期のフリー・ジャズ期との中間に位置する。
アルバム・ジャケットの怖(こわ)い顔が内容を象徴している。
音楽を越えた哲学的な意味合いのある演奏とさているが前知識や先入観など持って聴かないほうが良い。
まして、かしこまって聴きたくない。
各々(おのおの)が自分の感性で好きなように聴けばいい。
ここまで突き進んできたジョン・コルトレーンには能書きは不要。br /> (青木高見)





John Coltrane / Transition (UCCI-9243) John Coltrane / Transition (UCCI-9243)

Song number, Recorded : #02 Rec:May 26, 1965
#01, #03 Rec:June 10, 1965

Personnel :
John Coltrane (ts)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds) #01, #03,
Roy Haynes (ds) #02,

Song name :
01. Transition
02. Dear Lord
03. Suite

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1965年5月26日・6月10日の録音、CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売・販売元がユニバーサル・ミュージック合同会社、岡崎正通氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、ベースがジミー・ギャリソン、ドラムがエルビン・ジョーンズとロイ・ヘインズ。
演目は3曲しかないが中身が濃い。 冒頭のアルバム・タイトルにもなった 「Transition」 は硬質でフリー色が更に強化されジャズの極限に挑むジョン・コルトレーンの姿がある。
2曲目の 「Dear Lord」 は息をのむ静けさの中に集中力の結晶のような美しいバラード。
3曲目の 「Suite」 はジョン・コルトレーンの究極を更なる高みへ昇天させる、そこはほぼトランス状態。
このアルバムが出された当時、マッコイ・タイナーとエルビン・ジョーンズはジョン・コルトレーンと袂(たもと)を分かち合う予感をもって演奏に望んだという。
ただ演奏が始まれば神がかりしたジョン・コルトレーンに同化し魂を咆哮させる。
ぼんやり気楽にジャズを聴くのもいい、が、こいうアルバムは、こちらも気合を入れて聴きたい。
(青木高見)





John Coltrane / Expression (UCCI-9123) John Coltrane / Expression (UCCI-9123)

Song number, Recorded :
#01 Rec: March 7, 1967
#02-03 Rec:February 15, 1967
#04 rec:(Spring) 1967

Personnel :
John Coltrane (ts, fl)
Pharoah Sanders (fl, piccolo)
Alice Coltrane (p)
Jimmy Garrison (b)
Rashied Ali (ds)

Song name :
01. Ogunde
02. To Be
03. Offering
04. Expression
05. Number One

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
活動期間が短い中、200枚を超えるアルバムがある。
アルバムはジョン・コルトレーン、1967年2月15日・3月7日の録音なので亡くなる直前の演奏。
CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売・販売元がユニバーサル・ミュージック株式会社、高井文夫氏による日本語解説書付き。
共演者は、フルートとピッコロがファラオ・サンダース、ピアノがアリス・コルトレーン、ベースがジミー・ギャリソン、ドラムがラシッド・アリ。
最後まで共演を共にしていたメンバー。
演奏は、ここに至り平安を取り戻したような雰囲気ではあるが、結局ほんの少し立ち止まっただけの様な感じもする。
随所に現れれる強烈な創造的な音色は死の直前でも衰えてはいない。
生涯の音楽性がこれほど変化してきても最後の最後まで進行形、それが何とも恐ろしい。
コルトレーンは、ここでエリック・ドルフィーからもらった形見のフルートを使う。
鳥肌が立つエピソードだ。
(青木高見)





John Coltrane / Ballads Of John Coltrane (MVCI-23057) John Coltrane / Ballads Of John Coltrane (MVCI-23057)

Recorded : 1961-1965

Personnel :
John Coltrane (ts) #01-02, #04-05, #06-07
John Coltrane (ss) #03
McCoy Tyner (p)
Art Davis (b) #04
Jimmy Garrison (b) #01, #02, #04, #05, #06, #07
Reggie Workman (b) #03
Elvin Jones (ds) #03, #04, #06
Roy Haynes (ds) #01, #02, #05,#07

Song name :
01. After The Rain
02. Dear Old Stockholm
03. Greensleeves
04. Nature Boy
05. Dear Lord
06. Welcome
07. I Want To Talk Abo

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
アルバムはジョン・コルトレーン、1961年から1965年の間にリリースされたアルバムの中から7曲を収録したもの。
CDは発売元がMCAビクター株式会社、販売元がビクター音楽産業株式会社、大村幸則氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノがマッコイ・タイナー、曲によってベースがアート・デイヴィス、ジミー・ギャリソン、レジー・ワークマン、ドラムがエルヴィン・ジョーンズ、ロイ・ヘインズ。
タイトルに 「バラード」 の文字を付けた、二番煎じの日本企画。
日本のレコード会社は2匹目のドジョウ的な企画がホント好きだ。
リスナーはジョン・コルトレーンのアルバムならという事で曲がダブろうが何だろうが、とにかく欲しがる。
演目はバラードを集めたというが、2曲目の 「Dear Old Stockholm」、3曲目の 「Greensleeves」 はミディアム・テンポでバラードじゃない。
以下、演目の出典アルバムを記す。
01. インプレッションズ~
02. デフィニィティブ・ジャズ・シーン Vol.2~
03. シングル EP-203~
04. フィーリング・グッド~
05. トランジション~
06. クル・セ・ママ~
07. セルフレスネス~
(青木高見)





【INDEX (ジョン・コルトレーン集)】


Dave Liebman and Wayne Shorter / John Coltrane Tribute (K32Y 6212) Dave Liebman and Wayne Shorter / John Coltrane Tribute (K32Y 6212)

アルバムは 「ジョン・コルトレーン」 のリーダーアルバム扱いとしています。  →

「デイヴ・リーブマン」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : July 26, 1987

Personnel :
John Coltrane (tribute)
Dave Liebman (ss)
Wayne Shorter (ss)
Richie Beirach (p)
Eddie Gomez (b)
Jack De jhonette (ds)

Song name :
01. Program Start; Introduction
02. The Musicians
03. Mr.P.C.
04. After The Rain/Naima
05. India/Impressions
06. End Credit

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メインコメント : ジョン・コルトレーン (John Coltrane 1926年9月23日~1967年7月17日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州生まれのジャズ・テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス奏者。
デイヴ・リーブマン (Dave (David) Liebman Liebman 1946年9月4日~) はアメリカ合衆国ニューヨーク生まれのジャズ・サックス、フルート奏者。
アルバムはデイヴ・リーブマン、1987年7月26日、日本の 「よみうりランド・オープンシアターEAST」 でのライブ、「Live under the SkyLive」  の企画で副題  「Tribute to John Coltrane」 、DVDでも発売された。
CDはキング・レコード・レーベルからのリリース、中山康樹氏による日本語解説書付き、全6曲入り。
メンバーは、ピアノがリッチー・バイラーク、ソプラノ・サックスがデイヴ・リーブマンとウェイン・ショーター、ベースがエディー・ゴメス、ドラムがジャック・ディジョネット。
ジョン・コルトレーンが亡くなったのが、1967年7月17日。
それから20年の月日が経過しているため、この企画は危ぶまれたという。
しかしオファーを受けた演奏者達の演奏魂に火がつき、それが追い風となり開催する運びとなる。
特にデイヴ・リーブマンは大学時代から世界的なジョン・コルトレーン研究家として知られている。
一方、ウエイン・ショーターもジョン・コルトレーン研究家、実際にコルトレーンとの共演歴を持つ貴重な存在。
演奏は両者一歩も譲らない白熱のライブとなり大成功。
また、どうしてこの人がといわれたピアノのリッチー・バイラーク、たしかな音楽理論と演奏技術により観客を喜ばせた。
ベースのエディー・ゴメス、ドラムのジャック・ディジョネットも、この一大企画に対し十二分の仕事を果たした。
かくして企画は日本ジャズ史に残る快挙になった。
(青木高見)




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