Sonny Clark (p) ソニー・クラーク
略歴
ソニー・クラーク (Sonny Clark 1931年7月21日~1963年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ハーミニー生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Sonny Clark / Dial S For Sonny (CJ28-5147)
Recorded : July 21, 1957
Personnel :
Sonny Clark (p)
Art Farmer (tp) #01-05
Hank Mobley (ts) #01-05
Curtis Fuller (tb) #01-05
Wilbur Ware (b)
Louis Hayes (ds)
Song name :
01. Dial "S" for Sonny
02. Bootin' It
03. It Could Happen To You
04. Sonny's Mood
05. Shoutin' on a Riff
06. Love Walked In
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ソニー・クラーク (Sonny Clark 1931年7月21日~1963年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ハーミニー生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはソニー・クラーク、1957年7月21日の録音、原盤LPはブルーノート1570番、CDは発売元が東芝EMI株式会社、油井正一氏による日本語解説書付き。
共演者は、トランペットがアート・ファーマー、テナーサックスがハンク・モブレー、トロンボーンがカーティス・フラー、ベースがウィルバー・ウェア、ドラムがルイ・ヘイズ。
ソニー・クラークのファースト・アルバム、偶然ななのか誕生日の録音。
フロント3管は当時のブルーノートの看板メンバー。
個人的には最後の曲 「Love Walked In (邦題:愛はそぞろに)」 ジョージ、アイラ、ガーシュインの曲。
あまり演奏されないので嬉(うれ)しい。
全体に派手さがない分、時が経っても飽きない。
(青木高見)
Sonny Clark / Quintets (TOCJ-1592)
Recorded :
December 8, 1957 #03, #04, #05
January 5, 1958 #01, #02
Recorded, Personnel, Song name :
Rec:January 5, 1958 #01, #02
Sonny Clark (p)
Art Farmer (tp)
Jackie McLean (as)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)
Rec:December 8, 1957 #03, #04, #05
Sonny Clark (p)
Kenny Burrell (g)
Clifford Jordan (ts)
Paul Chambers (b)
Pete La Roca (ds)
Song name :
01. Royal Flush
02. Lover
03. Minor Meeting
04. Eastern Incident
05. Little Sonny
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ソニー・クラーク (Sonny Clark 1931年7月21日~1963年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ハーミニー生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはソニー・クラーク、3から5曲目が1957年12月8日、1と2曲目が1958年1月5日の録音、原盤LPはブルーノート1592番、CDは発売元が東芝EMI株式会社、英語解説書、原田和典氏による日本語解説書付き。
このブルーノート1592番はいわく付き、当初この番号が割り当てられたがリリースされなかった。
理由はアメリカでのソニー・クラークが不人気で採算がとれな事だとされている。
以下、録音日、演目、共演者。
[1958年1月5日の録音 #01-Royal Flush, #02-Lover]
ピアノがソニー・クラーク、トランペットがアート・ファーマー、アルトサックスがジャッキー・マクリーン、ベースが,ポール・チェンバース、ドラムがフィリー・ジョー・ジョーンズ。
[1957年12月8日の録音 #03-Minor Meeting, #04-Eastern Incident, #05-Little Sonny]
ピアノがソニー・クラーク、ギターがケニー・バレル、テナーサックスがクリフォード・ジョーダン、ベースが,ポール・チェンバース、ドラムがピート・ラ・ロカ。
個人的には、こんなにも素晴らしい演奏と素晴らしい共演者なのに、どうして、というのが正直な感想。
そのため日本では 「裏クール・ストラッティン」 と呼ばれている。
(青木高見)
Sonny Clark / Sonny Clark Trio (CDP 7 46547 2)
Recorded : September 13, 1957
Personnel :
Sonny Clark (p)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)
Song name :
01. I Didn't Know What Time It Was (alternate take)
02. I Didn't Know What Time It Was
03. Two Bass Hit
04. Two Bass Hit (alternate take)
05. Be-Bop
06. Tadd's Delight (alternate take)
07. Tadd's Delight
08. Softly As In Morning Sunrise
09. I'll Remember April
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ソニー・クラーク (Sonny Clark 1931年7月21日~1963年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ハーミニー生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはソニー・クラーク、1957年9月13日の録音、原盤LPはブルーノート1579番、CDもブルーノートからのリリース、輸入盤、英語解説書付き。
共演者は、ベースにポール・チェンバース、ドラムにフィーリー・ジョー・ジョーンズ。
演目は、デジー・ガレスピーの2曲、タッド・ダメロンの2曲、他はリチャード・ロジャースなどのスタンダード。
特にアルバムの代名詞の 「朝日のようにさわやかに (Softly As In A Morning Sunrise)」 にソニー・クラークの演奏表現がよく表れている。
ブルースを根底に、演歌に共通する哀愁が日本人の琴線に触れるものがあって聴く者を虜にする。
ちなみにカヴァーデザインはリード・マイルス。
東京四谷にあるジャズ喫茶 「いーぐる」 の後藤雅洋店主いわく、ソニー・クラーク・ファンの間では 「ブルーノート派」 「タイム派」 が分かれているという、どちらも死ぬほどソニー・クラーク好きなので一歩も譲らない。
こういう話を聴くとジャズ・リスナー大国ニッポンらしくて、ホントうれしくなる。
(青木高見)
Sonny Clark / Sonny's Crib (TOCJ-1576)
Recorded : September 1, 1957
Personnel :
Sonny Clark (p)
John Coltrane (ts)
Donald Byrd (tp)
Curtis Fuller (tb)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)
Song name :
01. With A Song In My Heart
02. Speak Low
03. Come Rain Or Come Shine
04. Sonny's Crib
05. News For Lulu
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ソニー・クラーク (Sonny Clark 1931年7月21日~1963年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ハーミニー生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはソニー・クラーク、1957年9月1日の録音、原盤LPはブルーノート1576番、CDは発売元が東芝EMI株式会社、レナード・フェザー(Leonard Feather)氏による英語解説書と中原尚哉氏による和訳、原田和典氏による日本語解説書付き。
共演者は、テナー・サックスがジョン・コルトレーン、トロンボーンはカーティス・フラー、トランペットのドナルド・バード、ベースのポール・チェンバース、ドラムのアート・テイラー。
ジョン・コルトレーンとソニー・クラークの共演は、後にも先にもこのアルバムのみ。
今でこそ共演者の豪華さに驚くが当時はまだ無名だった。
演目はスタンダードとソニー・クラークのオリジナル。
強烈な印象はないが何回も聴いていても飽きない。
この辺を計算してアルバムを作るブルーノートは、今さらながら感心する。
ソニー・クラークは1957年にブルーノートと契約し何枚かのリーダー作を残す事ができた。
ブルーノート創設者アルフレッド・ライオンはホレス・シルバーの代役にソニー・クラークを抜擢したのがリリースできた理由だ。
ソニー・クラークは若干31歳の若さで亡くなっている。
死因はヘロインの過剰摂取とされている。
特に日本での人気がある、理由はマイナーを好む日本人が懐かしさを感じる点かもしれない。
当時のアメリカでは人気は今一つだった、ステーキやハンバーグの肉食全盛時代のアメリカ人には、この「わびさび」 は理解できなかった様だ。
日本での人気はアメリカに逆戻りし人気がでたが、その時にはソニー・クラークは、この世にいなかった。
(青木高見)
Sonny Clark / Cool Struttin' (CDP 7 46513 2)
Recorded : January 5, 1958
Personnel :
Sonny Clark (p)
Jackie Mclean (as)
Art Farmer (tp)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)
Song name :
01. Cool Struttin'
02. Blue Minor
03. Sippin' At Bells
04. Deep Night
05. Royal Flush
06. Lover
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ソニー・クラーク (Sonny Clark 1931年7月21日~1963年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ハーミニー生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはソニー・クラーク、1958年1月5日の録音、原盤LPはブルーノート1588番、CDは同じくブルーノート、英語解説書、輸入盤。
共演者は、アルト・サックスがジャッキー・マクリーン、トランペットがアート・ファーマー、ベールがポール・チェンバース、ドラムがフィーリー・ジョー・ジョーンズ。
日本では、ものすごく人気がある1枚、理由はカッコいいジャケット、そしてこの共演者、マスコミがジャズ初心者入門盤として執拗(しつよう)に紹介した事だと思う。
たしかに全体としてのまとまり、わかりやすいメロディ、ジャズの要素がほぼ満点といえる。
ディスク・ユニオンの店員が今でも売れ続けていると言っていた。
発売元のアメリカでは最初は不人気で日本での人気が逆戻りしたエポック・メイキングな作品。
(青木高見)
Sonny Clark / Leapin' and Lopin' (CDP 7 84091 2)
Recorded : November 13, 1961
Personnel :
Sonny Clark (p)
Tommy Turrentine (tp)
Charlie Rouse (ts)
Ike Quebec (ts) #2only
Butch Warren (b)
Billy Higgins (ds)
Song name :
01. Something Special
02. Deep in a Dream
03. Melody for C
04. Melody for C (Alternate Take)
05. Eric Walks
06. Voodoo
07. Midnight Mambo
08. Zellmar's Delight
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ソニー・クラーク (Sonny Clark 1931年7月21日~1963年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ハーミニー生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはソニー・クラーク、1961年11月13日の録音、原盤LPはブルーノート4091番、CDは同じくブルーノート、英語解説書、輸入盤。
共演者は、トランペットのトミー・タレンタイン、テナー・サックスのチャーリー・ラウズ、2曲目のみアイク・ケベック、ベースのブッチ・ウォーレン、ドラムのビリー・ヒギンズ。
クール・ストラッティンから3年、ブルーノート最後のリーダー作。
演奏は、技術、表現力、全てを出し切ったような達成感が漂う。
アルバム・タイトルの 「Leapin' and Lopin'」 意味は 「飛んだり、跳ねたり」。
このアルバムを聴くたびに考える、どうしてこのタイトルになったのかと。
(青木高見)
Sonny Clark / Sonny Clark Trio (CECC00059)
Recorded : March 23, 1960
Personnel :
Sonny Clark (p)
George Duvivier (b)
Max Roach (ds)
Song name :
01. Minor Meeting
02. Nica
03. Sonny's Crip
04. Blues Mambo
05. Blues Blue
06. Junca
07. My Conception
08. Sonia
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ソニー・クラーク (Sonny Clark 1931年7月21日~1963年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ハーミニー生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはソニー・クラーク、1960年3月23日の録音、原盤LPはタイム・レーベルからのリリース、CDは発売元がセンチュリー・レコード株式会社、滝口秀幸氏による日本語解説書付き。
共演者は、ベースがベースがジョージ・デュヴィヴィエ、ドラムがマックス・ローチ。
ブルーノートの続編と思って聴くと、これが同じピアニストと思えないほど演奏が違う。
演目は、全曲ソニー・クラークの作曲、どの曲も魅力的。
ガチガチした黒人さが消えている、白人的な音を目指したのか。
調べると理由がタイム・レーベルにある、このレーベルは、こいう音を好んだらしい。
所持しているCDは 「日本フォノグラム・ソニック・コンピューター・システム」 によるリマスター盤。
ボリュームを上げれば上げる程、ブルーノートとは、また違ったタイム・レーベルの音が気持ち良い。
(青木高見)
Bennie Green / Bennie Green (MYCJ-30296)
アルバムは 「ジャズ / ベニー・グリーン」 のリーダーアルバム扱いとしています。
→
「ジャズ / ソニー・クラーク」 でも同じ内容を掲載しています。
→
Recorded : March 1960
Personnel :
Bennie Green (tb)
Sonny Clark (p)
Jimmy Forrest (ts)
George Tucker (b)
Alfred Dreares (ds)
Joseph Gorgas (per)
Song name :
01. Sometimes I'm Happy
02. Cool Struttin'
03. Solitude
04. Sonny's Crip
05. Blue Minor
06. And That I Am So in Love
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ベニー・グリーン (Bennie Green 1923年4月16日~1977年3月23日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・トロンボーン奏者。
ソニー・クラーク (Sonny Clark 1931年7月21日~1963年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州ハーミニー生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
LPは1960年3月の録音、タイム・レコード(Time Records)S/2021番、6曲入り。
CDは発売元がポニー・キャニオン、販売元が株式会社エム・アンド・アイ・カンパニー、レナード・フェザー(Leonard Feather)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岩浪洋三氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、ピアノがソニー・クラーク、トロンボーンがベニー・グリーン、テナーサックスがジミー・フォレスト、ベースがジョージ・タッカー、ドラムがアルフレッド・ドリアーズ、コンガとボンゴがジョセフ・ゴルガス。
ベニー・グリーンのトロンボーンは、ゆったりとして温かさがある。
気心知れた仲間と楽しく演奏している雰囲気が音から伝わってくる。
また、ベニー・グリーンのリーダー作ではあるがピアノのソニー・クラークのタイム・レーベル盤ともいえる。
ソニー・クラーク作曲の 「Cool Struttin'」「Sonny's Crip」「Blue Minor」 の3曲が収録されている。
ちなみに同姓同名のピアニストのベニー・グリーンは 「Benny Green」 でスペルが違う。
(青木高見)