Charlie Rouse (ts) = Charles Rouse チャーリー・ラウズ
略歴
チャーリー・ラウズ (Charles Rouse 1924年4月6日~1988年11月30日) はアメリカ合衆国ワシントンDC生まれのジャズ・テナーサックス、フルート奏者。
1959年から1970年までセロニアス・モンクのバンドの一員だった。
セロニアス・モンクと一番多くの時間を共有したミュージシャンとしても知られている。
演奏も私生活も真面目で誠実。
思えば、こういう人でなければセロニアス・モンクの側近は務まらなかったかもしれない。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Charlie Rouse and Paul Quinichette / The Chase Is On (TOCJ-62012)
「ジャズ/チャーリー・ラウズ」 のリーダーアルバム扱いとしています。
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「ジャズ/ポール・クイニシェット」 でも同じ内容を掲載しています。
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Song number, Recorded :
#01, #03-04, #06-08 Rec:August 29, 1957
#02, #05 Rec:September 8, 1957
Recorded, Song No., Personnel :
[#01, #03-04, #06-08]
Charlie Rouse (ts)
Paul Quinichette (ts)
Wynton Kelly (p)
Wendell Marshall (b)
Ed Thigpen (ds)
[#02, #05]
Charlie Rouse (ts)
Paul Quinichette (ts)
Hank Jones (p)
Freddie Green (g)
Wendell Marshall (b)
Ed Thigpen (ds)
Song name :
01. The Chase Is On
02. When The Blues Come On
03. This Can't Be Love
04. Last Time For Love
05. You're Cheating Yourself
06. Knittin'
07. Tender Trap
08. The Things I Love
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : チャーリー・ラウズ (Charles Rouse 1924年4月6日~1988年11月30日) はアメリカ合衆国ワシントンDC生まれのジャズ・テナーサックス、フルート奏者。
ポール・クイニシェット (Paul Quinichette 1916年5月17日~1983年5月25日) はアメリカ合衆国コロラド州デンバー生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
LPは1957年8月29日と9月8日の録音、ベツレヘム・レコード(Bethlehem Records)BCP 6021番、8曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、販売元が、ポーレット・ジラード(Paulette Girard)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、児山紀芳氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーは。
[#01, #03-04, #06-08]
テナーサックスがチャーリー・ラウズとポール・クイニシェット、ピアノがウイントン・ケリー、ベースがウェンデル・マーシャル、ドラムがエド・シグペン。
[#02, #05]
テナーサックスがチャーリー・ラウズとポール・クイニシェット、ピアノがハンク・ジョーンズ、ギターがフレディ・グリーン、ベースがウェンデル・マーシャル、ドラムがエド・シグペン。
アルバム・ジャケットの写真、左がポール・クイニシェットで右がチャーリー・ラウズ。
アルバム・タイトルが 「The Chase Is On」 なのでゴリゴリのテナーバトルを想像したが、それはない。
本来 「チェイス (Chase)」 とはカー・チェイスでおなじみの 「追跡」 という意味。
それに準じて 「チェイサー」 。
バー用語の、強い酒をストレートで飲む時、続けて口直しに飲む水も、そう呼ぶ。
「後を追いかけていくもの」 「後に付いてくるもの」 「追っかけ」。
つまり 「強い酒の後に、追いかけるように飲む飲み物」 から来ている。
それと、厳密には 「水」 でなくても炭酸でも軽い酒でもいい処(ところ)がミソ。
車では、トヨタ自動車が1977年から2001年まで生産していた中型高級乗用車 「チェイサー」 は、そこからきている。
ほかの車を追いかけれるほど、スピードが出るという意味なのかもしれない。
話がそれたが、バリバリのテナー・バトルでないので言い換えれば2人の柔らかな 「追っかけっこ」。
(青木高見)
Charlie Rouse / Yeah! (ESCA 7761)
Recorded : December 20-21, 1960
Personnel :
Charlie Rouse (ts)
Billy Gardner (p)
Peck Morrison (b)
Dave Bailey (ds)
Song name :
01. You Don't Know What Love Is
02. Lil Rousin'
03. Stella By Starlight
04. Billy's Blues
05. Rouse's Point
06. There Is No Greater Love
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : チャーリー・ラウズ (Charles Rouse 1924年4月6日~1988年11月30日) はアメリカ合衆国ワシントンDC生まれのジャズ・テナーサックス、フルート奏者。
LPは1960年12月20日・21日の録音、エピック(Epic)BA 17012番、6曲入り。
CDは発売元がソニー・ミュージック・エンターテインメント・ジャパン株式会社、LPの写真でマイク・バーニカー(Mike Berniker)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、佐藤秀樹氏による日本語解説、6曲入り。
共演者は、テナーサックスがチャーリー・ラウズ、ピアノがビリー(ビル)・ガードナー、ベースがペック・モリスン、ドラムがデイヴ・ベイリー。
チャーリー・ラウズには燻し銀の仲間が集る。
ルー・ドナルドソンのアルバム 「Lou Donaldson / Blues Walk」 にもペック・モリスンとデイヴ・ベイリーが共に共演。
このレベルの連中になると、チャラい演奏は参加しない、つまり本物テナーにしか顔をださない。
ディスク・ユニオンの関さんに 「これ~、ど~」 と聴くと、一言 「超名盤です」。
夜の帳(とばり)が下(お)り、人が寝静まった頃、秘かに音を出して聴く。
世間から 「セロニアス・モンクのテナー」 と、それだけしか言われない孤高の過小評価のテナーマン。
(青木高見)
Charlie Rouse and Seldon Powell / We Paid Our Dues! (SICP 4004)
「ジャズ/チャーリー・ラウズ」 のリーダーアルバム扱いとしています。
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「ジャズ/セルダン・パウエル」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : 1961
Personnel :
[The Charlie Rouse Quartet]
Charlie Rouse (ts)
Gildo Mahones (p)
Reggie Workman (b)
Arthur Taylor (ds)
[The Seldon Powell Quartet]
Seldon Powell (ts, fl)
Lloyd Mayers (p)
Peck Morrison (b)
Denzil Best (ds)
Song name :
[The Seldon Powell Quartet]
01. Two For One
03. For Lester
05. Bowl Of Soul
[The Charlie Rouse Quartet]
02. When Sunny Gets Blue
04. Quarter Moon
06. I Should Care
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : チャーリー・ラウズ (Charles Rouse 1924年4月6日~1988年11月30日) はアメリカ合衆国ワシントンDC生まれのジャズ・テナーサックス、フルート奏者。
セルダン・パウエル (Seldon Powell 1928年11月15日~1997年1月25日) はアメリカ合衆国バージニア州ローレンスヴィル生まれのテナー·サックス、フルート奏者。
LPは1961年の録音、エピック(Epic)BA 17018番、6曲入り。
CDは発売元がソニー・ミュージック・ジャパン、ビリー・ジェームス(Billy James)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、原田和典氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは。
1、3、5曲目が 「セルダン・パウエル・カルテット」、テナーサックス&フルートがセルダン・パウエル、ピアノがロイド・メイヤーズ、ベースがペック・モリスン、ドラムがデンジル・ベスト。
2、4、6曲目が 「チャーリー・ラウズ・カルテット」、テナーサックスがチャーリー・ラウズ、ピアノがギルド・マホネス、ベースがレジー・ワークマン、ドラムがアーサー・テイラー。
注意したいのは、チャーリー・ラウズとセルダン・パウエが共演しているのではない。
2人のユニットが3曲づつ収録されている。
かつてジャズ喫茶全盛時代に人気があった1枚。
(青木高見)