青木高見のジャズコレクション Stan Levey (ds) スタン・レヴィー(リーヴィー)


略歴
Stan Levey スタン・レヴィー(リーヴィー)(Stan Levey 出生名:Adolph Stanley Levey 1926年4月5日~2005年4月19日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・ドラマー。
50年代を中心に西海岸を拠点に活動した。
特記すべきはスタン・ケントン楽団に籍を置いていた事。
粋で正確な独特なセンスが特徴。
〈青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Stan Levey / Grand Stan (TOCJ-62028) Stan Levey / This Time The Drum's On Me (TOCJ-62027) Stan Levey / Stan Levey Quintet (V.S.O.P. #41 CD Mode 101)

【INDEX (共演アルバム)】
Don Bagley / Stan Kenton New Concepts Of Artistry In ryhthm Frank Rosolino Frank Rosolino Quintet (vsop #16CD Mode 107) Bob Cooper Sextet Herb Ellis Nothing But The Blues Herb Ellis Meets Jimmy Giuffre Bob Cooper Bob Cooper Shifting Winds Frank Rosolino / Frank Rosolino (TOCJ-50110)


【以下コンテンツ】


Stan Levey / Grand Stan (TOCJ-62028) Stan Levey / Grand Stan (TOCJ-62028)

Recorded : November 1954

Personnel :
Stan_levey (ds, leader)
Sonny Clark (p)
Conte Candoli (tp)
Richie Kamuca (ts)
Frank Rosolino (tb)
Leroy Vinnegar (b)

Song name :
01. Yesterdays
02. Angel Cake
03. Why Do I Love You
04. Grand Stan
05. Hit That Thing
06. Blues At Sunrise
07. A Gal In Calico
08. Tiny's Tune

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・レヴィー(リーヴィー)(Stan Levey 出生名:Adolph Stanley Levey 1926年4月5日~2005年4月19日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・ドラマー。
LPは1954年11月の録音、発売元がベツレヘム・レコード(Bethlehem Records)BCP71番、8曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、ジョセフ・P・ムラニー(Joseph P. Muranyi)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、佐藤秀樹氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーはドラムがスタン・レヴィー(リーヴィー)、ピアノがソニー・クラーク、トランペットがコンテ・キャンドリ、テナーサックスがリッチー・カミューカ、トロンボーンがフランク・ロソリーノ、ベースがリロイ・ヴィネガー。
西海岸の名ドラマーとして活躍したスタン・レヴィー(リーヴィー)。
アルバムは何と言っても共演者がいい、ピアノのソニー・クラーク、百戦練磨の3管にベースのリロイ・ヴィネガー。
強力なメンバーに囲まれてスタン・レヴィーのドラムが冴える。
ジャズ大国のアメリカで50年代、上手いドラマーとなると意外に少ない。
それも白人で明るい音が出せるドラマーとなると更に少なくなる。
余談だがスタン・レヴィー(リーヴィー)、コンテ・キャンドリ、リッチー・カミューカ、フランク・ロソリーノはスタン・ケントン・オーケストラ出身。
そう考えるとメンバーは、すでに互い手の内を知り尽くした仲間、言わばOB会の様なもの。
それが音に出る、それが極上のジャズとなる。
(青木高見)





Stan Levey / This Time The Drum's On Me (TOCJ-62027) Stan Levey / This Time The Drum's On Me (TOCJ-62027)

Recorded : September 27-28, 1955

Personnel :
Stan Levey (ds)
Lou Levy (p)
Dexter Gordon (ts)
Conte Candoli (tp)
Frank Rosolino (tb)
Leroy Vinnegar (b)

Song name :
01. Diggin' for Diz
02. Ruby, My Dear
03. Tune-Up
04. La Chaloupee (From Tales of Hoffmann)
05. Day in and Day Out
06. Stanley the Steamer
07. This Time the Drum's on Me

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メインコメント : スタン・レヴィー(リーヴィー)(Stan Levey 出生名:Adolph Stanley Levey 1926年4月5日~2005年4月19日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・ドラマー。
LPは1955年9月27日・28日の録音、発売元がベツレヘム・レコード(Bethlehem Records)BCP37番、7曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、ジョー・・クイン(Joe Quinn)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、原田和典氏による日本語解説、7曲入り。
メンバーはドラムがスタン・レヴィー(リーヴィー)、ピアノがルー・レビー、トランペットがコンテ・カンドリ、テナー・サックスがデクスター・ゴードン、トロンボーンがフランク・ロソリーノ、ベースがリロイ・ヴィネガー。
ライナーにドラムの前に立つスタン・レヴィーの写真が載っている、それを見ると必要最小限のドラムセットという事がわかる。
演奏は自分のリーダー作なのに前面に出る事はなくバックに徹するスタイル。
これがスタン・レヴィー(リーヴィー)が考えるジャズ。
何度も聴いていると後からジワジワと効いてくるから堪らない。
(青木高見)





Stan Levey / Stan Levey Quintet (V.S.O.P. #41 CD Mode 101) Stan Levey / Stan Levey Quintet (V.S.O.P. #41 CD Mode 101)

Recorded : 1957

Personnel :
Stan Levey (ds)
Lou Levy (p)
Conte Candoli (tp)
Richie Kamuca (ts)
Monty Budwig (b)

Song name :
01. Stan Still
02. What Can I Say (After I Say I'm Sorry)
03. Lover Come Back To Me
04. Ole Man Rebop
05. Old Folks
06. One For Joan

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタン・レヴィー(リーヴィー)(Stan Levey 出生名:Adolph Stanley Levey 1926年4月5日~2005年4月19日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・ドラマー。
LPは1957年の録音、発売元がモード・レコード(Mode Records)MOD-LP #101番、6曲入り。
CDは発売元が、販売元が、輸入盤、ジョー・クイン(Joe Quinn)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、ジェームズ・ロッツィ(James Rozzi)氏によるCD用の英語解説、6曲入り。
メンバーはドラムがスタン・レヴィー(リーヴィー)、ピアノがルー・レビー、トランペットがコンテ・カンドリ、テナー・サックスがリッチー・カミューカ、ベースがモンティー・バドウィッグ。
50年代の西海岸を代表するドラマーというとメル・ルイス、シェリー・マン、そしてスタン・リーヴィー。
演奏は百戦錬磨のメンバーによる2管編成クインテット、典型的な西海岸ジャズを体験できる。
ちなみにレーベルの「V.S.O.P.レコード」は1957年前後にわずか30枚程のアルバムをリリースして忽然と消えてしまった。
その多くのアルバム・ジャケットは謎の女性画家「エヴァ・ダイアナ」によるもの。
ジャズファンの間では画家エヴァ・ダイアナのアルバムは全部集めるという話をよく聞く。
なぜ凄いかは演奏が全て素晴らしく駄作がない事、今でも中古は高値が付く。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Stan Still / Richie Kamuca
02. What Can I Say (After I Say I'm Sorry) / Lyman, Donaldson
03. Lover Come Back To Me / Hammerstein, Romberg
04. Ole Man Rebop / Floyd Wilson
05. Old Folks / Dedette Lee Hill, Willard Robison
06. One For Joan / Richie Kamuca
(青木高見)




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