Richard Beirach (p) or Richie Beirach リッチー・バイラーク
略歴
リッチー・バイラーク (Richie Beirach = Richard Beirach 1947年5月23日~) はアメリカ合衆国ニューヨーク・ブルックリン生まれのジャズピアニスト、作曲家。
6歳でピアノを始めクラシック音楽の基礎を習得。
同時にジャズを知りはじめレニー・トリスターノに師事。
当時このレニー・トリスターノに近ずくだけでも大変な事。
やがてバークリー音楽院を経てマンハッタン音楽学校で音楽理論と作曲の修士号を取る。
静寂で叙情性のあるピアノは孤高。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Richie Beirach / Common Heart (OWL R2 79243)
Recorded : September 28-29, 1987
Personnel :
Richie Beirach (P)
Song name :
01. Liquid Silver
02. For B.C
03. Places
04. Nocturne N°2 Vignettes
05. Foolish Door
06. Midpoint
07. Vadanna
08. The Last Rhapsody
09. Essence
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リッチー・バイラーク (Richie Beirach = Richard Beirach 1947年5月23日~) はアメリカ合衆国ニューヨーク・ブルックリン生まれのジャズピアニスト、作曲家。
アルバムはリッチー・バイラーク、1987年9月28日・29日、CDはアウル(OWL)・レコード・レーベルからのリリース。
ニューヨーク・メソニック寺院での録音、ソロ・ピアノ。
6歳でピアノを始めクラシック音楽の基礎を習得。
同時にジャズを知りはじめレニー・トリスターノに師事。
当時このレニー・トリスターノに近ずくだけでも大変な事。
やがてバークリー音楽院を経てマンハッタン音楽学校で音楽理論と作曲の修士号を取る。
演目がユニークで、普段取り上げない曲が選ばれている。
演奏は、独特の透明感とリリシズム(叙情詩的な趣)のユニークなピアノ。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Liquid Silver / アンディ・ラバーン
02. For B.C / ジョージ・ムラーツ
03. Places / デイヴ・リーブマン
04. Nocturne N°2 Vignettes / リッチー・バイラーク
05. Foolish Door / ジョン・アバークロンビー
06. Midpoint / ロン・マクルーア
07. Vadanna / デイヴ・ホランド
08. The Last Rhapsody / リッチー・バイラーク
09. Essence / 富樫雅彦
9曲目の 「Essence」 は富樫雅彦氏の曲。
(青木高見)
Richard Beirach / ELM (ECM 1142)
Recorded :May 1979
Personnel :
Richard Beirach (p)
George Mraz (b)
Jack De Johnette (ds)
Song name :
01. Sea Priestess
02. Pendulum
03. Ki
04. Snow Leopard
05. Elm
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リッチー・バイラーク (Richie Beirach = Richard Beirach 1947年5月23日~) はアメリカ合衆国ニューヨーク・ブルックリン生まれのジャズピアニスト、作曲家。
アルバムはリッチー・バイラーク、1979年5月の録音、原盤LPはECMレーベルからのリリース、CDは発売元がポリドール株式会社、佐藤秀樹氏による日本語解説書付き。
共演者は、ベースがジョージ・ムラーツ、ドラムがジャック・ディジョネット。
静寂に潜む激しさ、まさに音の葛藤、幻惑的なピアノ。
ジャズ界にはクラシックの素養を持ったピアニストが多く存在する。
その中の1人がリッチー・バイラーク。
勝海舟が西郷隆盛を評して言った言葉に 「小さく打てば小さく響き、大きく打てば大きく響く」。
つまりリスナーの耳によって良否が決まる孤高の1枚。
(青木高見)
Richard Beirach / What is this called love (TKCV-35084)
Recorded : June 18-19, 1999
Personnel :
Richard Beirach (p)
George Mraz (b)
Billy Hart (ds)
Song name :
01. What Is This Thing Called Love?
02. Leaving
03. Night And Day
04. Goodbye
05. Autumn Leaves
06. All The Things You Are
07. Pinocchio
08. Oh, What a Beautiful Morning
09. Nardis
10. On Green Dolphin Street
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リッチー・バイラーク (Richie Beirach = Richard Beirach 1947年5月23日~) はアメリカ合衆国ニューヨーク・ブルックリン生まれのジャズピアニスト、作曲家。
アルバムはリッチー・バイラーク、1999年6月18日・19日の録音、CDは日本のヴィーナス・レコード・レーベルからのリリース、藤本史昭氏による日本語解説書付き。
共演者は、ベースがジョージ・ムラーツ、ドラムがビリー・ハート。
タイトルにある 「What Is This Thing Called Love?」 邦題 「恋とは何でしょう」 はコール・ポーターの曲。
ミュージカル 「Wake Up And Dream」 のために書かれた、ジャズ・ミュージシャンがよく取り上げる曲。
それだけに、ジャズ・ミュージシャンにとっては試金石にもなっている。
ここではリッチー・バイラークは、原曲の持つイメージを残しつつ、リッチー・バイラークの独特の解釈で再構築。
普段聴くスタンダードとは一味も二味もちがう。
透明でいてドライブ感が素晴らしい。
簡単な経歴だが、6歳でピアノを始めクラシック音楽の基礎を習得。
同時にジャズを知りはじめレニー・トリスターノに師事。
当時このレニー・トリスターノに近ずくだけでも大変な事。
その後バークリー音楽院とマンハッタン音楽院で研鑽を重ね、デビューはスタン・ゲッツのピアノとなる。
(青木高見)