青木高見のジャズコレクション Wayne Shorter (ts, ss, music-director) ウエイン・ショーター


略歴
Wayne Shorter ウェイン・ショーター (Wayne Shorter 1933年8月25日~) はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス・ソプラノサックス奏者、音楽監督。
日本のスイングジャーナル人気投票 「ソプラノサックス海外部門」 で29年連続1位。
時代により音は変化していくも根底には独自の世界観があり多様な音楽要素を取り入れている。
ジャズの発展に大きく寄与した。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Wayne Shorter / Introducing (FHCY-1014) Wayne Shorter / Night Dreamer (CDP 7 84173 2) Wayne Shorter / Juju (7243 4 99005 2 3) Wayne Shorter / Speak No Evil (CDP 7 46509 2) Wayne Shorter / The Soothsayer (CDP 7 84443 2) Wayne Shorter / Adam's Apple (TOCJ-8702) Wayne Shorter / Super Nova (CDP 7 84332 2) Wayne Shorter / Odyssey Of Iska (CDP 7 84363 2) Wayne Shorter - Milton Nascimento / Native Dancer (25DP 5305) Wayne Shorter / High Life (314 529 224-2)

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
Herbie Hancock and Wayne Shorter / 1 + 1 (314 537 564-2)

【INDEX (共演アルバム)】
Art Blakey Kyoto (OJCCD-145-2)


sell


【以下コンテンツ】


Wayne Shorter / Introducing (FHCY-1014) Wayne Shorter / Introducing (FHCY-1014)

Recorded : November 9–10, 1959

Released : August 1960

Personnel :
Wayne Shorter (ts)
Wynton Kelly (p)
Lee Morgan (tp)
Paul Chambers (b)
Jimmy Cobb (ds)

Song name :
[All compositions by Wayne Shorter except where noted.] 01. Blues a la Carte [Take 4]
02. Harry's Last Stand [Take 5]
03. Down in the Depths [Take 5]
04. Pug Nose [Take 3]
05. Black Diamond  [Take 7]
06. Mack The Knife [Take 5]
[Bonus tracks on CD reissue]
07. Blues a la Carte [Take 3]
08. Harry's Last Stand [Take 4]
09. Down in the Depths [Take 3]
10. Black Diamond [Take 1]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウェイン・ショーター (Wayne Shorter 1933年8月25日~) はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス・ソプラノサックス奏者、音楽監督。
LPは1959年11月9日・10日の録音、ヴィー・ジェイ・レコード(Vee Jay Records)VJLP 3006番、6曲入り。
以下、LPの演目。
A1. Blues A La Carte
A2. Harry's Last Stand
A3. Down In The Depths
B1. Pug Nose
B2. Black Diamond
B3. Mack The Knife
CDは発売元が株式会社ファンハウス、バーバラ・ファニータ・ガードナー・プロクター(Barbara Juanita Gardner Proctor)さんによる英語オリジナル・ライナーノーツ、村井康司氏による日本語解説、7~10曲目の4曲が追加され全10曲入り、ファースト・アルバム。
メンバーは、テナーサックスがウェイン・ショーター、ピアノがウィントン・ケリー、トランペットがリー・モーガン、ベースがポール・チェンバース、ドラムがジミー・コブ。
録音時ウェイン・ショーターはアート・ブレイキー・アンド・ジャズ・メッセンジャーズへ籍を置いていた。
リー・モーガンもメンバーで、その、よしみで声をかけたと思う。
ピアノのウィントン・ケリー、ベースのポール・チェンバース、ドラムのジミー・コブはマイルス・デイヴィスのレギュラーメンバー。
演奏は従来のファンキーやハード・バップではなくウェイン・ショーターが考えるジャズが発動した音。
この時ウェイン・ショーター26歳、リー・モーガン21歳、いや~、も~、早熟で言葉が見つからない。
(青木高見)





Wayne Shorter / Night Dreamer (CDP 7 84173 2) Wayne Shorter / Night Dreamer (CDP 7 84173 2)

Recorded : April 29, 1964

Personnel :
Wayne Shorter (ts)
Lee Morgan (tp)
McCoy Tyner (p)
Reggie Workman (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウェイン・ショーター (Wayne Shorter 1933年8月25日~) はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス・ソプラノサックス奏者、音楽監督。
LPは1964年4月29日の録音、ブルーノート(Blue Note)BST 84173番、6曲入り、ブルーノート移籍第1弾。
以下、LPの演目、2曲目は編曲、その他の曲はウェイン・ショーターの作曲。
A1. Night Dreamer
A2. Oriental Folk Song
A3. Virgo
B1. Black Nile
B2. Charcoal Blues
B3. Armageddon
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)、輸入盤、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、4曲目 「Black Nile (alternate take)」 が追加され全7曲入り。
メンバーは、テナーサックスがウェイン・ショーター、ピアノがマッコイ・タイナー、トランペットがリー・モーガン、ベースがレジー・ワークマン、ドラムがエルヴィン・ジョーンズ。
演奏は従来のハード・バップ、ファンキーなどと異なる新境地のお披露目の音。
時期的はジャズ・メッセンジャーズの退団、マイルス・デイヴィス・クインテットに参加する直前の端境期(はざかいき)になる。
マッコイ・タイナーとエルヴィン・ジョーンズのジョン・コルトレーン・コンビも飛翔のウェイン・ショーターの変化に機敏に反応していく。
ブルーノート移籍第1弾なのだが特徴となる浮遊感や神秘性の片鱗が出始めている。
特に3曲目の 「Virgo」 はジョン・コルトレーンとは明らかに違う前代未聞のテナー・サウンドに当時のジャズファンは驚かされた。
(青木高見)





Wayne Shorter / Juju (7243 4 99005 2 3) Wayne Shorter / Juju (7243 4 99005 2 3)

Recorded : August 3, 1964

Personnel :
Wayne Shorter (ts)
McCoy Tyner (p)
Reggie Workman (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. JuJu
02. Deluge
03. House of Jade
04. Mahjong
05. Yes or No
06. Twelve More Bars to Go
07. JuJu [alternate take]
08. House of Jade [alternate take]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウェイン・ショーター (Wayne Shorter 1933年8月25日~) はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス・ソプラノサックス奏者、音楽監督。
LPは1964年8月3日の録音、ブルーノート(Blue Note)BST 84182番、6曲入り。
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)、輸入盤、ボブ・ブルーメンソール(Bob Bluementhal)氏、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、7~8曲目の2曲が追加され全8曲入り。
メンバーは、テナーサックスがウェイン・ショーター、ピアノがマッコイ・タイナー、ベースがレジー・ワークマン、ドラムがエルヴィン・ジョーンズ。
前作 「ナイト・ドリーマー(Night Dreamer)」 のメンバーからリー・モーガが抜け、テナーサックスのワンホーンとなる。
ここではエルヴィン・ジョーンズの絶妙なドラミングにも耳を傾けたい。
このエルヴィン・ジョーンズとマッコイ・タイナーのコンビというと何と言ってもジョン・コルトレーン。
ところで、当アルバムの収録時、ジョン・コルトレーンは何をしていたか、まだ亡くなってはいない。
1964年4月・6月に 「John Coltrane / Crescent」 をリリースしている。
面白いのは、そこにマッコイ・タイナーとエルヴィン・ジョーンズが参加していてベースはミー・ギャリソンで黄金コンビが、まだ続いていた。
同年12月には名盤となる 「John Coltrane / A Love Supreme」 もリリース。
まさにブルーノートとインパルスが君臨する様相だった。
(青木高見)





Wayne Shorter / Speak No Evil (CDP 7 46509 2) Wayne Shorter / Speak No Evil (CDP 7 46509 2)

Recorded : December 24, 1964

Personnel :
Wayne Shorter (ts)
Herbie Hancock (p)
Freddie Hubbard (tp)
Ron Carter (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. Witch Hunt
02. Fee-Fi-Fo-Fum
03. Dance Cadaverous
04. Speak No Evil
05. Infant Eyes
06. Wild Flower

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウェイン・ショーター (Wayne Shorter 1933年8月25日~) はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス・ソプラノサックス奏者、音楽監督。
LPは1964年12月24日、ブルーノート(Blue Note)84194番、6曲入り。
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)、輸入盤、ドン・ヘックマン(Don Heckman)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーは、テナーサックスがウェイン・ショーター、ピアノがハービー・ハンコック、トランペットがフレディ・ハバード、ベースがロン・カーター、ドラムがエルヴィン・ジョーンズ。
メンバーはエルヴィン・ジョーンズ以外、新主流派の呼ばれる。
新主流派とは1965年~1969年頃、ブルー・ノート・レーベルを中心にハード・バップから一歩進んだ新感覚の若手ジャズ・ミュージシャンが演奏したスタイル。
ウェイン・ショーターはブルーノートからのファースト1964年4月29日の録音 「Night Dreamer」、同年8月3日の録音 「Juju」、そしてこのアルバム。
老舗(しにせ)ブルーノートから1年で何と3枚ものアルバムをリリースした。
アルバム・ジャケットは上段に口紅のキス・マーク、下段に1961年に結婚した日系人 「Teruka “Irene” Nakagami」 さんのポートレートがデザインされている。
ジャズが進化する過程の音を実感する事ができる。
(青木高見)





Wayne Shorter / The Soothsayer (CDP 7 84443 2) Wayne Shorter / The Soothsayer (CDP 7 84443 2)

Recorded : March 4, 1965

Released : 1979

Personnel :
Wayne Shorter (ts)
McCoy Tyner (p)
Freddie Hubbard (tp)
James Spaulding (as)
Ron Carter (b)
Tony Williams (ds)

Song name :
01. Lost
02. Angola
03. Angola [alternate take]
04. The Big Push
05. The Soothsayer
06. Lady Day
07. Valse Triste

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウェイン・ショーター (Wayne Shorter 1933年8月25日~) はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス・ソプラノサックス奏者、音楽監督。
LPは1965年3月4日の録音、、ブルーノート(Blue Note)LT-988番、6曲入り。
CDは1979年のリリース、発売元がブルーノート(Blue Note)、輸入盤、マイケル・カスクーナ(Michael Cuscuna)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、3曲目の 「Angola [alternate take]」 が追加され全7曲入り。
メンバーは、テナーサックスがウェイン・ショーター、ピアノがマッコイ タイナー、トランペットがフレディー・ハバード、アルトサックスがジェームス・スポールディング、ベースがロン・カーター、ドラムがトニー・ウィリアムス。
リリースが録音から14年も経過していた。
リリースが先延ばしになった理由が今でも話題に上がる。
憶測1、ブルーノート社主のアルフレッド・ライオンの一方的な指示説。
憶測2、ウェイン・ショーター自身の指示説。
憶測3、演奏は完璧だが、サックスの音が良くない事からの録音失敗説。
憶測4、当時のウェイン・ショーターの先進的な音とリスナーの耳の差を考え発売を遅延させた説。
など。
個人的には、録音時期のジャズ界の動向とマイルス・デイヴィスのリリースしたアルバムに関係していると思う。
いずれにしてもウェイン・ショーターは今なお話題に上がるミュージシャンとして君臨している。
(青木高見)





Wayne Shorter / Adam's Apple (TOCJ-8702) Wayne Shorter / Adam's Apple (TOCJ-8702)

Recorded :
February 3, 1966 #01
February 24, 1966 #02-06

Personnel :
Wayne Shorter (ts)
Herbie Hancock (p)
Reggie Workman (b)
Joe Chambers (ds)

Song name :
01. Adam's Apple
02. 502 Blues
03. El Gaucho
04. Footprints
05. Teru
06. Chief Crazy Horse

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウェイン・ショーター (Wayne Shorter 1933年8月25日~) はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス・ソプラノサックス奏者、音楽監督。
LPは1曲目が1966年2月3日、2曲目以降が1966年2月24日の録音、ブルーノート(Blue Note)BLP 4232番、6曲入り。
CDは発売元が株式会社EMIミュージック・ジャパン、ドン・ヘックマン(Don Heckman)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岡崎正通氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、テナーサックスがウェイン・ショーター、ピアノがハービー・ハンコック、ベースがレジー・ワークマン、ドラムがジョー・チェンバーズ。
演奏は幻惑的、浮遊感、神秘性、研ぎ澄まされた感性などダイナミック。
1965年~1969年マイルス・デイヴィスのアルバムに参加したウェイン・ショーター。
ここではマイルス・デイヴィスに多大な影響を与えた。
4曲目 「Footprints」 はマイルス・デイヴィスのアルバム 「Smiles Rec:1966年10月」 に提供し演奏された。
もちろん、このアルバムはウェイン・ショーターが参加している。
(青木高見)





Wayne Shorter / Super Nova (CDP 7 84332 2) Wayne Shorter / Super Nova (CDP 7 84332 2)

Recorded : August 29, 1969
September 2, 1969

Personnel :
Wayne Shorter (ss)
John McLaughlin (a-g, el-g) #01-02, #04-05
Maria Booker (vo) #03
Sonny Sharrock (el-g)
Walter Booker (acoustic-g) #03
Miroslav Vitous (b)
Chick Corea (ds, vib)
Jack De Johnette (ds, kalimba)
Niels Jakobsen (claves)
Airto Moreira (per)

Song name :
01. Supernova
02. Swee-Pea
03. Dindi
04. Water Babies
05. Capricorn
06. More Than Human

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウェイン・ショーター (Wayne Shorter 1933年8月25日~) はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス・ソプラノサックス奏者、音楽監督。
LPは1969年8月29日と9月2日の録音、ブルーノート(Blue Note)BST 84332、6曲入り。
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)、輸入盤、–ハーブ・ウォン(Herb Wong)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーは、ソプラノサックスがウェイン・ショーター、ギターがジョン・マクラフリン、ソニー・シャーロック、ウォルター・ブッカー、ベースがミロスラフ・ヴィトウス、ヴァイブとパーカッションがチック・コリア、パーカッションがアイアート・モレイラ、ドラムがジャック・ディ・ジョネットほか。
度肝を抜かれる斬新なメンバー。
特にチック・コリアは鍵盤を弾かずにヴァイブとパーカッション。
演奏はフリー色が強めのウェイン・ショーターが考える斬新なジャズ。
1969年という年はジャズ史の中で変革期と言われている。
特にマイルス・デイヴィスが 「Miles Davis / Bitches Brew (1969年8月録音)」 をリリースした年。
ジャズ界の帝王が新しいジャズを創造したという事で、以降、従来存在しなかった新しいサウンドが広がろうとしていた。
その 「Miles Davis / Bitches Brew (1969年8月録音)」 にウェイン・ショーター、ジャック・ディ・ジョネット、チック・コリア、ジョン・マクラフリンなどが参加している。
マイルス・デイヴィスに多大な影響をあたえた影の音楽監督でもあったウェイン・ショーター。
マイルスのアルバム 「E.S.P. 1965年録音」 に参加したというより、監修したウェイン・ショーターは着々と構想を練り始めていた事が鮮明になる。
ある意味マイルス・デイヴィスの傘下で、いわば最高の土壌で開発を進めていたのだ。
(青木高見)





Wayne Shorter / Odyssey Of Iska (CDP 7 84363 2) Wayne Shorter / Odyssey Of Iska (CDP 7 84363 2)

Recorded : August 26, 1970

Personnel :
Wayne Shorter (ss, ts)
David Friedman (vib, marimba)
Gene Bertoncini (g)
Ron Carter (b)
Cecil McBee (b)
Billy Hart (ds)
Alphonse Mouzon (ds)
Frank Cuomo (ds, per)

Song name :
01. Wind
02. Storm
03. Calm
04. Depois do Amor, o Vazio (After Love, Emptiness)
05. Joy

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウェイン・ショーター (Wayne Shorter 1933年8月25日~) はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス・ソプラノサックス奏者、音楽監督。
LPは1970年8月26日の録音、ブルーノート(Blue Note)BST 84363番、5曲入り。
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)、レナード・フェザー(Leonard Feather)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、5曲入り。
メンバーは、ソプラノサックスとテナーサックスがウェイン・ショーター、ビブラフォンとマリンバがデイビッド・フリードマン、ギターがジーン・バートンシーニ、ベースがロン・カーターとセシル・マグビー、ドラムがビリー・ハートとアルフォンス・ムザーン。
斬新なメンバーを集めてガンガン創作活動を続けていくウェイン・ショーター。
留(とど)まる事のない音楽活動は目を瞠(みは)る。
今一度じっくり聴いてみる、やはり、そうだ。
ノバの印象が冷(さ)めやらぬ時期、もう、次なる作品が出来上がる。
演奏は精神性に富んだ奥深い音。
各人がウェイン・ショーターが、やりたい音楽の具現者で一つの部品に徹する。
一度聴いてオシマイでは悲しい。
時間をかけて何回も聴いていきたい。
(青木高見)





Wayne Shorter - Milton Nascimento / Native Dancer (25DP 5305) Wayne Shorter - Milton Nascimento / Native Dancer (25DP 5305)

「ジャズ/ウェイン・ショーター」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ミルトン・ナシメント」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : September 12, 1974

Personnel :
Wayne Shorter (ts, ss, p)
Milton Nascimento (g, vo)
Herbie Hancock (p, key)
Wagner Tiso (key)
Jay Graydon (g, b)
David Amaro (g)
Dave McDaniel (b)
Robert Silva (ds, per)
Airto Moreira (per)

Song name :
01. Ponta de Areia
02. Beauty and the Beast
03. Tarde
04. Miracle of the Fishes
05. Diana
06. From the Lonely Afternoons
07. Ana Maria
08. Lilia
09. Joanna's Theme

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウェイン・ショーター(Wayne Shorter 1933年8月25日~)はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス、ソプラノサックス奏者、作曲家。
ミルトン・ナシメント(Milton Nascimento 1942年10月26日~)はブラジル・リオデジャネイロ州リオデジャネイロ出身の歌手、ギタリスト、「ブラジルの声」の異名を持つ。
LPは1974年9月12日の録音、発売元がコロムビア(Columbia)PC 33418番、9曲入り。
CDは発売元がCBS/ソニー・レコード、英語ライナーノーツなし、歌詞、歌詞対訳、青木啓氏による日本語解説、9曲入り。
メンバーはソプラノ・テナーサックス・ピアノがウェイン・ショーター、ヴォーカル・ギターがミルトン・ナシメント、ピアノ・キーボードがハービー・ハンコック、キーボードがワグネル・チーゾ、ギター・ベースがジェイ・グレイドン、ギターがデビッド・アマロ、ベースがデイブ・マクダニエル、ドラム・パーカッションがロベルト・シルバ、パーカッションがアイアート・モレイラ。
ミルトン・ナシメントは、幼少期からミナスジェライス州に移り住んだため「ミナス音楽」の伝道者として有名。
ウェイン・ショーターは、この録音の2年後、1976年にハービー・ハンコックと「V.S.O.P.クインテット」を結成する。
演奏はウェイン・ショーターがミナスのミュージシャンと共演してジャズにしなかった点がいい。
ミルトン・ナシメントは、このアルバムでジャズ・ファンにも有名になった。
「ミナス音楽」とはポルトガル、スぺイン、アラブ系などが、ヨーロッパの教会音楽と融合し更にブラジルのミナスの土着の香りで熟成した音楽をいう。
純粋なロコの音楽に仕上げたウェイン・ショーターとハービー・ハンコックの手腕が光る。
気分は一気に夏の太陽の下のような軽い気分になるが、じっくり聴いても一音一音が素晴らしくミナスのアルバムである事を再認識する。
(青木高見)





Wayne Shorter / High Life (314 529 224-2) Wayne Shorter / High Life (314 529 224-2)

Recorded : October 17, 1995

Personnel :
Wayne Shorter (ts, ss)
Rachel Z (p, syn, sound-design, sequencing)
David Gilmore (el-g)
Marcus Miller (b, b-cl, rhythm-programming)
Will Calhoun (ds)
Lenny Castro (per)
Airto Moreira (per)
Terri Lyne Carrington (ds) #08
Munyungo Jackson (per) #08
Kevin Ricard (per) #08

Song name :
01. Children of the Night
02. At the Fair
03. Maya
04. On the Milky Way Express
05. Pandora Awakened
06. Virgo Rising
07. High Life
08. Midnight in Carlotta's Hair
09. Black Swan (In Memory of Susan Portlynn Romeo)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウェイン・ショーター (Wayne Shorter 1933年8月25日~) はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス・ソプラノサックス奏者、音楽監督。
CDは1995年10月17日の録音、発売元がヴァーブ・レコード(Verve Records)、輸入盤、1995年10月17日の録音、による英語オリジナル・ライナーノーツ、9曲入り、マーカス・ミラーとレイチェル・ゾーの力を借りた異色作。
メンバーは、ソプラノサックスとテナーサックスがウェイン・ショーター、プロデュースとベースがマーカス・ミラー、サウンド・デザインとピアノとシンセがレイチェル・ゾー、ギターがデヴッド・ギルモアほか大勢。
ウェイン・ショーターのウェザー・リポートの活動期間は1971年から1986年。
1989年、元イーグルスのドン・ヘンリーのヒット曲 「The End of the Innocence」 のサックス・パートを演奏して7年振りとなるリーダー作。
そのため、ヴァーブ・レコードから発表されたウェイン・ショーターの新作のニュースは多くのジャズ評論の格好の材料となる。
当時、自分もレコード店で予約して購入した。
ドキドキしながら聴くが、肩すかしをくらったようで、がっかりした思い出がある。
当時は、レイチェルZは知らないし、何より演奏の浮遊感が、つかみどころのないフワフワ感が嫌になった。
あれから20年。
本格的にジャズを聴きはじめ、1枚1枚、時間をかけて丁寧に聴くようになった。
売らずに棚の隅に残っていた、このアルバムを今一度じっくり聴いてみて売らなくてよかった。
経験と実績の超一流のウェイン・ショーターが考え抜いたというより、マーカス・ミラーとレイチェルZの力を借りた新しいジャズという事がわかる。
短調と長調が、瞬時に交錯する音に自分が、ついていけなかったのかもしれない。
ここで改めて 「時代の変遷と、音楽の良し悪しを考える」 よい機会になった。
好きな音楽だけを聴くのは当然のことだが自分に合わない音楽も、とりあえず一所懸命聴いてみる習慣。
短絡的に割り切らない気持ちを、常に持ち続ける。
結局、長い時間をかけて聴き続けることの重要性を再認識させられる1枚。
(青木高見)





Herbie Hancock and Wayne Shorter / 1 + 1 (314 537 564-2) Herbie Hancock and Wayne Shorter / 1 + 1 (314 537 564-2)

「ジャズ/ハービー・ハンコック」 のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ウェイン・ショーター」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : 1997

Personnel :
Herbie Hancock (p)
Wayne Shorter (ss)

Song name :
01. Meridianne
02. Aung San Suu Kyi
03. Sonrisa
04. Memory Of Enchantment
05. Visitor From Nowhere
06. Joanna's Theme
07. Diana
08. Visitor From Somewhere
09. Manhatten Lorelei
10. Hale-Bopp, Hip-Hop

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハービー・ハンコック (Herbie Hancock 本名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
ウェイン・ショーター (Wayne Shorter 1933年8月25日~) はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス・ソプラノサックス奏者、音楽監督。
CDは1997年録音、ヴァーヴ・レーベルからのリリース、輸入盤、英語ライナーノーツなし演目のみ、10曲入り、2人のデュオ。
1996年、ウェイン・ショーターの妻を襲った突然の航空機事故。
まだ悲しみが癒(い)えない時期の鎮魂歌といえる入魂のアルバム。
ハービー・ハンコックの親友への思いやり、ピアノには鋭く冴えわたる。
(青木高見)




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