Herbie Hancock (p, key syn) ハービー・ハンコック
略歴
ハービー・ハンコック(Herbie Hancock 出生名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
1960年頃から現在までモダン・ジャズはもちろん多彩なジャズ・スタイルでジャズ・シーンを牽引している巨匠。
過去の実績にとらわれず常に前進を続ける姿勢が何といっても凄い。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Herbie Hancock / Takin Off (CDP-7 46506-2)
LP recording date : May 28, 1962
Personnel :
Herbie Hancock (p)
Freddie Hubbard (tp)
Dexter Gordon (ts)
Butch Warren (b)
Billy Higgins (ds)
Song name :
01. Watermelon Man
02. Three Bags Full
03. Empty Pockets
04. Maze
05. Driftin'
06. Alone and I
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハービー・ハンコック(Herbie Hancock 出生名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
LPは1962年5月28日の録音、発売元が(Blue Note)4109番、6曲入り、ファースト・アルバム。
CDは発売元が(Blue Note)、輸入盤、レナード・フェザー(Leonard Feather)氏による英語ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーはピアノがハービー・ハンコック、テナーサックスがデクスター・ゴードン、トランペットがフレディー・ハバード、ベースがブッチ・ウォーレン、ドラムがビリー・ヒギンズ。
演目は全曲、ハービー・ハンコックの作曲。
1曲目「Watermelon Man」、直訳すると「スイカ男」。
ハービー・ハンコックが子供の頃聞いた「スイカ売り」の声をモチーフに作られたという。
ビ・バップから派生しハード・バップ、ファンキーを経てモードの潮流を体感できる。
タイトルは幕開けにふさわしく今飛翔しようとする「Takin Off」。
(青木高見)
Herbie Hancock / My Point Of View (UCCQ-5058)
LP recording date : March 19, 1963
Personnel :
Herbie Hancock (p)
Grant Green (g)
Donald Byrd (tp)
Hank Mobley (ts)
Grachan Moncur III (tb)
Chuck Israels (b)
Tony Williams (ds)
Song name :
01. Blind Man, Blind Man
02. A Tribute to Someone
03. King Cobra
04. The Pleasure Is Mine
05. And What If I Don't
06. Blind Man, Blind Man [Alternate Take]
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハービー・ハンコック(Herbie Hancock 出生名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
LPは1963年3月19日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)4126番、5曲入り。
CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売・販売元がユニバーサル・ミュージック合同会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語ライナーノーツ、マイケル・カスクーナ(Michael Cuscuna)氏による英語コメントと行方均氏による和訳、藤本史昭氏による日本語解説、6曲目の1曲が追加され全6曲入り。
メンバーはピアノがハービー・ハンコック、ギターがグラント・グリーン、トランペットがドナルド・バード、テナーサックスがハンク・モブレー、トロンボーンがグレシャン・モンカー3世、ベースがチャック・イスラエル、ドラムがトニー・ウィリアムス。
ファースト・アルバム「Takin Off」から間髪を入れず、同じくブルーノートからセカンド・アルバム。
意外性のある共演者が参加している事だけでも価値がある、ジャズの楽しみの一つで誰と共演しているかを聴く。
ハービー・ハンコックをブルーノート社主のアルフレッド・ライオンに紹介したのはトランペットのドナルド・バードだったという。
演奏は従来のハード・バップを踏襲しつつ、今までにない卓越したボイシング(コードの音の重ね方)を体感できる。
(青木高見)
Herbie Hancock / Inventions And Dimensions (CDP 7 84147 2)
LP recording date : August 30, 1963
Personnel :
Herbie Hancock (p)
Paul Chambers (b)
Willie Bobo (ds, timbales)
Osvaldo Chihuahua Martinez (per)
Song name :
01. Succotash
02. Triangle
03. Jack Rabbit
04. Mimosa
05. A Jump Ahead
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハービー・ハンコック(Herbie Hancock 出生名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
LPは1963年8月30日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)4147番、5曲入り。
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)、輸入盤、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語ライナーノーツ、5曲入り。
メンバーはピアノがハービー・ハンコック、ベースがポール・チェンバース、ドラムがウイリー・ボボ、パーカッションがオズヴァルド・マルティネス。
編成はピアノ、ベース、ドラム、パーカッションの4人の変則ユニット。。
アルバム「My Point Of View」が同年3月19日の録音なので、僅か5ヶ月後の矢継ぎばやのリリースとなる。
この事でハービー・ハンコックの売り上げが順調だった事が想像できる。
ノッている男の頭の中、感じた事、やりたい事、一箇所に留まる事なく常に模索し前進する勢(いきお)いを感じる。
何より新しいジャズがリスナーに受け入れられ高評価を得た事が重要。
(青木高見)
Herbie Hancock / Empyrean Isles (CDP 7 84175 2)
LP recording date : June 17, 1964
Personnel :
Herbie Hancock (p)
Freddie Hubbard (tp)
Ron Carter (b)
Tony Williams (ds)
Song name :
01. One Finger Snap
02. One Finger Snap [alternate take]
03. Oliloqui Valley
04. Oliloqui Valley [alternate take]
05. Cantaloupe Island
06. The Egg
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハービー・ハンコック(Herbie Hancock 出生名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
LPは1964年6月17日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)4175番、4曲入り。
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)、輸入盤、ノラ・ケリー(Nora Kelly)氏による英語ライナーノーツ、2、4曲目の2曲が追加され全6曲入り。
メンバーはピアノがハービー・ハンコック、トランペットがフレディー・ハバード、ベースがロン・カーター、ドラムがトニー・ウィリアムス。
「新主流派」とう言葉を生んだ作品。
この時期、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスはマイルス・デイヴィスのバンドに在籍していた。
ここではトランペットがマイルス・デイヴィスではなく若きフレディー・ハバードという型になる。
親方マイルス・デイヴィスがいない分、自分たちの、やりたい事を存分に楽しんでいる。
それぞれの楽器は瑞々しいパワーを秘め躍動する。
全曲ハービー・ハンコックの作曲、発売時、このアルバムのリリースは大きなニュースとして取り上げられた。
特に5曲目「カンタループ・アイランド(Cantaloupe Island)」は、1993年にヒップ・ホップ・グループ「US3」がカヴァーし再燃したことが記憶に新しい。
(青木高見)
Herbie Hancock / Maiden Voyage (CDP 7 46339 2)
LP recording date : March 17, 1965
Personnel :
Herbie Hancock (p)
Freddie Hubbard (tp)
George Coleman (ts)
Ron Carter (b)
Tony Williams (ds)
Song name :
01. Maiden Voyage
02. The Eye Of The Hurricane
03. Little One
04. Survival Of The Fittest
05. Dolphin Dance
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハービー・ハンコック(Herbie Hancock 出生名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
LPは1965年3月17日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)BST-84195番、5曲入り、邦題「処女航海」。
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)輸入盤、ノラ・ケリー(Nora Kelly)さんによる英語ライナーノーツ、5曲入り。
メンバーはピアノがハービー・ハンコック、トランペットがフレディー・ハバード、テナーサックスがジョージ・コールマン、ベースがロン・カーター、ドラムがトニー・ウィリアムス。
演奏は海を題材に、冒頭の「Maiden Voyage」~「Dolphin Dance」までが物語になっている。
メンバーの高度な技術、特にフレディー・ハバードの芸術的なトランペット。
ジャズ史とジャズ音楽理論の観点からもエポック・メイキングな作品とされている。
これを聴かずして、ハービー・ハンコックは無い。
(青木高見)
Herbie Hancock / Speak Like a Child (CDP 746136 2)
LP recording date :
March 6, 1968
March 9, 1968
Personnel :
Herbie Hancock (p)
Thad Jones (flh)
Peter Phillips (btb)
Jerry Dodgion (alto-flute)
Ron Carter (b)
Mickey Roker (ds)
Song name :
01. Riot
02. Speak Like A Child
03. First Trip
04. Toys
05. Goodbye To Childhood
06. The Sorcerer
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハービー・ハンコック(Herbie Hancock 出生名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
LPは1968年3月6日と9日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)BST84279番、6曲入り。
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)、輸入盤、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーはピアノがハービー・ハンコック、フリューゲルホルンがサド・ジョーンズ、バストロンボーンがピーター・フィリップス、アルトフルートがジェリー・ダジオン、ベースがロン・カーター、ドラムがミッキー・ローカー。
編成はフリュ-ゲルホーン、バストロンボーン、アルトフルートの3管を含むセクステット。
1965年の「Maiden Voyage」で成功をおさめ、更なる飛躍を求めアンサンブルを取り入れた作品。
一般のアンサンブルと違うのは、管楽器のソロを排除し、流麗なピアノを軸として抑制されたホーンアンサンブルに主眼を置いた点。
留まる事なく、グイグイと躍進を遂げるハービー・ハンコック、いったいどこまで行くのだろうと当時思った。
アルバムが出る度に、今度は何をしてくれるのかという期待が当時のジャズ・ファンの正直な気持ちだった。
(青木高見)
Herbie Hancock / The Prisoner (CDP 7 46845 2)
Song number, LP recording date :
#02, #04 : April 18, 1969
#01 : April 21, 1969
#03, #05 : April 23, 1969
Personnel :
Herbie Hancock (p, el-p)
Johnny Coles (flh)
Garnett Brown (tb)
Joe Henderson (ts, al-fl)
Buster Williams (b)
Albert Heath (ds)
Tony Studd (bass-tb) #01-02, #04,
Jack Jeffers (bass-tb) #03, #05,
Hubert Laws (fl) #01-02, #04,
Jerome Richardson (bass-cl) #01-02, #04
Jerome Richardson (fl) #03, #05,
Romeo Penque (bass-cl) #03, #05,
Song name :
01. I Have a Dream
02. The Prisoner
03. Firewater
04. He Who Lives in Fear
05. Promise of the Sun
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハービー・ハンコック (Herbie Hancock 本名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
LPは1969年4月18日・21日・23日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)BST84321番、5曲入り。
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)、輸入盤、ハーバート・H・ウォン(Herbert H. Wong)氏による英語ライナーノーツ、5曲入り。
メンバーはピアノとエレピがハービー・ハンコック、フリューゲル・ホーンがジョニー・コールズ、トロンボーンがガーネット・ブラウン、バス・トロンボーンがトニー・スタッドとジャック・ジェファーズ、フルートがヒューバート・ロウズ、テナーサックスとアルト・フルートがジョー・ヘンダーソン、バス・クラリネットがジェローム・リチャードソン、バス・クラリネットがロメオ・ペンケ、ベースがバスター・ウイリアムス、ドラムがアルバート・ヒースほか。
この時期のハービー・ハンコックはマイルス・デイヴィスのバンドを脱退して間もない頃になる。
リリース順でいうと、ブルーノートから「Speak Like a Child (Rec:1968年3月9日)」の次で、僅か1ヶ月後の作品となる。
編成は11人、バス・クラリネット、バス・トロンボーンを入れ重厚なサウンド。
アルバム・タイトルは「Prisoner(囚人)」。
演目が「He Who Lives in Fear(恐怖の中で生きている男)」「Firewater(火酒)」などブラック・ナショナリズムが反映されている点に注目したい。
「ブラック・ナショナリズム」とは黒人が自決権を要求、黒白分離の主張、黒人自身の社会を構築するという動き。
アルバム・ジャケットをよく見るとハービー・ハンコックは囚人に扮装し場所が監獄になっている。
全てが順風万帆に歩んできた様に思われるハービー・ハンコックだが、やはり人種差別の不平等さで苦労した1人といえる。
音が鳴った瞬間、ハービー・ハンコックの空気に変わるのが何とも恐ろしい。
(青木高見)
Herbie Hancock / Head Hunters (CK 47478)
LP recording date : September 1973
Personnel :
Herbie Hancock (fender_rhodes_el-p, hohner-d6_clavinet, ARP-odyssey-syn, ARP-soloist-syn)
Bennie Maupin (ts, ss, saxello, bass-cl, alto-fl)
Paul Jackson (el-b, marimbula)
Bill Summers (congas, shekere, balafon, agogô, cabasa, hindewhu, tambourine, log drum, surdo, gankogui, beer bottle)
Harvey Mason (ds)
Song name :
01. Chameleon
02. Watermelon Man
03. Sly
04. Vein Melter
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハービー・ハンコック(Herbie Hancock 出生名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
LPは1973年9月の録音、発売元がコロムビア(Columbia)KC32731番、4曲入り。
CDは発売元がコロムビア・レガシー(Columbia)、輸入盤、スコット・H・トンプソン(Scott H. Thompson)氏による英語ライナーノーツ、4曲入り。
メンバーは。
ハービー・ハンコック:フェンダー・ローズ・エレクトリック・ピアノ、ホーナー D6 クラヴィネット、アープ・オデュッセイ・シンセサイザー、アープ・ソリスト・シンセサイザー。
ベニー・モウピン:ソプラノサックス、テナーサックス、サクセロ、バス・クラリネット、アルト・フルート。
ポール・ジャクソン:エレクトリック・ベース、マリンブラ。
ビル・サマーズ:コンガ、シェケレ、バラフォン、アゴゴ、カバサ、ヒンデウフー、タンブリン、ログ・ドラム、スルド、ドラムがハーヴィー・メイソンほか。
アルバムはジャズ界に大きな変革をもたらした。
このアルバムから「ブラック・ファンク」という言葉が生まれる。
話は飛ぶが、2016年(平成28年)の暮れ、マイルス・デイヴィスのブート・アルバム 「Miles Davis / Free Jazz Dance The Bootleg Series, Vol. 5」 がリリースされた、内容はCD3枚組「セッション・リール」。
「セッション・リール」とは収録現場の全てを収録したテープの事。
聴きどころは録音現場の臨場感と緊張感、リハーサルを含む、パッチ・テイクやスタジオでの特にマイルス・デイヴィス本人の会話を中心に収録されている。
その中でハービー・ハンコックがマイルス・デイヴィスから指示を出される部分がある。
どう演奏していいか迷うハービー・ハンコックにマイルス・デイヴィスが、かなりキツい言葉で指示を出す。
同じメンバーのトニー・ウィリアムスやロン・カーターも、どう演奏していいか迷っているが、ハービー・ハンコックほどキツクない。
聴いていてハービー・ハンコックが、かわいそうなくらいだ。
しかし、この試練が強靭なハービー・ハンコックを作ったと思う。
天才マイルス・デイヴィスに徹底的に叩き上げられたハービー・ハンコックが更なる高みへ上った瞬間でもある。
当アルバムはマイルス・デイヴィスのアルバム「Miles Davis / On The Corner」翌年に当たる。
ここでは親方マイルス・デイヴィスから解放され、自分のやりたかった事を徹底的にやってのける。
当時流行(はや)りだしたファンク・ミュージックがハービー・ハンコックに出来ない訳ない。
髪の毛もアフロヘアーで漆黒の世界に進出。
「どうだ!」と叫んでいる様なサウンドが聴きどころ。
ちなみに演目の「ウォーターメロン・マン(Watermelon Man)」はファースト・アルバム「テイキン・オフ」から復活させ「おとしまえ」を付けた感じがする。
(青木高見)
Herbie Hancock / Feets Don't Fall Me Now (SICP 3996)
LP recording date : 1978
Personnel :
Herbie Hancock (key, lead-and-background-vo)
Ray Obiedo (g)
Eddie Watkins (b)
James Gadson (ds)
Bill Summers (per)
Julia Tillman Waters (background-vo)
Maxine Willard Waters (background-vo)
Oren Water (background-vo)
Luther Waters (background-vo)
Ray Parker, Jr. (g, ds) #03
Coke Escovedo (timbales) #03
Sheila Escovedo (congas) #03
James Levi (ds) #02, #06
Freddie Washington (b) #06
Wah Wah Watson (g) #06
Bennie Maupin (ss) #06
Song name :
01. You Bet Your Love
02. Trust Me
03."Ready or Not
04. Tell Everybody
05. Honey From the Jar
06. Knee Deep
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハービー・ハンコック(Herbie Hancock 出生名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
LPは1978年の録音、発売元がコロムビア(Columbia)JC35764番、6曲入り。
CDは発売元がソニー・ミュージック・ジャパン株式会社、英語ライナーノーツなし、中山康樹氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーはパーカッションのビル・サマーズほか大勢。
1977年、日本ではビージーズのサタデー・ナイト・フィーバーがヒット、空前のディスコ・ブームが到来する。
当アルバムは、その翌年の1978年のリリース、アース・ウインド・ファイアーの宇宙のファンタジー「セプテンバー」と同じくする。
特にモータウンを初めとするソウル・ディスコ・ミュージックとサーファー・ミュージックが混ざったサウンドが出現した。
はっきり言って音楽業界はネタ切れをおこし、踊れるリズムなら何でもありだった。
あらためてアルバムを聴きなおすとリズムが強力に前面に打ち出され、踊れる音になっている。
ハービー・ハンコック自身は当時最新の楽器だったヴォコーダーを使用。
6曲目「Knee Deep」はワー・ワー・ワトソンやベニー・モウピンの力を借りている。
海の無い都心の、あちこちに出来たサーファー・ショップで、これがかかっていた事を昨日の様に思い出す。
(青木高見)
Herbie Hancock / The New Standard (VERVE 527 715-2)
CD recording date : June 14-16, 1995
Personnel :
Herbie Hancock (p)
John Scofield (g)
Michael Brecker (ss, ts)
Dave Holland (b)
Jack De Johnette (ds)
Don Alias (per)
and others.
Song name :
01. York Minute
02. Mercy Street
03. Norwegian Wood
04. When Can I See You
05. You've Got It Bad Girl
06. Love Is Stronger Than Pride
07. Scarborough Fair
08. Thieves In The Temple
09. All Apologies
10. Manhattan (Island Of Lights And Love)
11. Your Gold Teeth
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハービー・ハンコック(Herbie Hancock 出生名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
CDは1955年6月14日~16日の録音、発売元がヴァーヴ・レコード(Verve Records)、輸入盤、英語ライナーノーツなし演目紹介、11曲入り。
メンバーはピアノがハービー・ハンコック、ギターがジョン・スコフィールド、ソプラノ・テナーサックスがマイケル・ブレッカー、ベースがデイヴ・ホランド、ドラムがジャック・ディ・ジョネット、パーカッションがドン・アライアス。
個人的にジャズの「スタンダード」という言葉には特別な思い入れがある。
そのため、タイトルのスタンダードに、ニューを付けるのは正直、早計に感じる。
嫌だったら、聴かなかいい。
確かにそうなのだが、聴いてみなくちゃ解らないのがジャズ。
「スタンダード」をウィキペディアで調べるとこうある。
スタンダード・ナンバー(standard number )とは、音楽特に近代音楽の分野において広く世に知られ親しまれ、あるいは多くのアーティストにカバーされるようになった楽曲のことを指す。「スタンダード曲」「定番」などと称されることもある。
つまり「広く世に知られ親しまれた曲」「多くのアーティストにカバーされた」が要らしい。
だからハービー・ハンコックが、どんなにスタンダードだと言ったところで、ならない曲は、ならないと言いたい。
しかし頭脳明晰なハービー・ハンコック、そんな事は百も承知。
このアルバムで、スタンダードとは「いったい何か」という一石を投じてくれたことは確か。
以下、演目が誰の曲かを明記。
01. York Minute / イーグルスの曲を書いたドン・ヘンリーとダニー・コーチマーとジャイ・ワインディングの作。
02. Mercy Street / ピーター・ガブリエル
03. Norwegian Wood / ビートルズ
04. When Can I See You / ベイビー・フェイス
05. You've Got It Bad Girl / スティービー・ワンダー
06. Love Is Stronger Than Pride / シャーデー
07. Scarborough Fair / サイモンとガーファンクル
08. Thieves In The Temple / プリンス
09. All Apologies / ニルヴァーナ
10. Manhattan (Island Of Lights And Love) / ハービー・ハンコックのオリジナル
11. Your Gold Teeth / スティーリー・ダン
超が付くアーティストが並ぶ。
(青木高見)
Herbie Hancock - Wayne Shorter / 1 + 1 (314 537 564-2)
「ジャズ/ハービー・ハンコック」のリーダーアルバムとしています。
→
「ジャズ/ウェイン・ショーター」でも同じ内容を掲載しています。
→
CD recording date : 1997
Personnel :
Herbie Hancock (p)
Wayne Shorter (ss)
Song name :
01. Meridianne
02. Aung San Suu Kyi
03. Sonrisa
04. Memory Of Enchantment
05. Visitor From Nowhere
06. Joanna's Theme
07. Diana
08. Visitor From Somewhere
09. Manhatten Lorelei
10. Hale-Bopp, Hip-Hop
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハービー・ハンコック(Herbie Hancock 本名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
ウェイン・ショーター(Wayne Shorter 1933年8月25日~)はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス・ソプラノサックス奏者、音楽監督。
CDは1997年録音、発売元がヴァーヴ・レコード(Verve Records)、輸入盤、英語ライナーノーツなし演目のみ、10曲入り、2人のデュオ。
1996年、ウェイン・ショーターの奥様を襲った突然の航空機事故。
まだ悲しみが癒(い)えない時期の鎮魂歌といえる入魂アルバム。
ハービー・ハンコックの親友への思いやり、ピアノは鋭く冴えわたる。
(青木高見)
Herbie Hancock / V.S.O.P (40DP 5607-8)
CD recording date : Live at “The Newport Jazz Festival” New York's Cuty Center, NYC. June 29, 1976
Song name, Personnel :
[Disk 1]
01. Piano Intro
02. Maiden Voyage
03. Nefertiti
04. Introduction Of Player-Eye Of The Hurricane
Herbie Hancock (el-p)
Freddie Hubbard (tp)
Wayne Shorter (ts, ss)
Ron Carter (b)
Tony Williams (ds)
[Disk 2]
01. Toys
02. Introductions
03. You'll Know When You Get There
Herbie Hancock (el-p)
Bennie Maupin (alto-fl)
Eddie Henderson (tp, flh)
Julian Priester (btb)
Buster Williams (b)
Billy Hart (ds)
04. Hang Up Your Hang Ups
05. Spider
Herbie Hancock (el-p)
Wah Wah Watson (g, syn)
Ray Parker Jr. (g)
Bennie Maupin (ss, ts, lyricon)
Paul Jackson (el-b)
James Levi (ds)
Kenneth Nash (per)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハービー・ハンコック(Herbie Hancock 出生名:Herbert Jeffrey Hancock 1940年4月12日~)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。
CDは1976年6月29日の録音、発売元がCBS/SONY、英語ライナーノーツ、上田力氏による日本語解説、CD2枚組、全8曲入り、ニューヨークで行われた「The Newport Jazz Festival」でのライブ、邦題「ニューポートの追想」。
メンバーは3つのバンドで構成されている。
エレピがハービー・ハンコック、トランペットがフレディ・ハバード、テナー・ソプラノサックスがウエイン・ショーター、ベースがロン・カーター、ドラムがトニー・ウイリアムス。
その他、テナー・ソプラノ・バスフルートがベニー・モウピン、トランペット・フリュゲルホーンがエディ・ヘンダーソン、ベースがポール・ジャクソンほか。
このフェスティバルのためにだけに作られた「V.S.O.P. (Very Special One Time Performance)」。
当初、にわか作りのユニットだったが想像以上に反響があり、一大旋風を巻き起こした。
これに一番驚いたのは本人たち、以後この「V.S.O.P.」は継続活動していく。
日本に2回来日し、1977年7月23日は田園コロシアムで行われた「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」でジャズファンのみならず、日本のジャズ界に大きな衝撃と足跡を残した。
(青木高見)