青木高見のジャズコレクション Bobby Hutcherson (vib, marimba) ボビー・ハッチャーソン


略歴
Bobby Hutcherson ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson 出生名:Robert Hutcherson 1941年1月27日~2016年8月15日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・ヴィブラフォン奏者。
ヴィブラフォン奏者というとミルト・ジャクソン(1923年1月1日~1999年10月9日)だが2人の歳の差は18歳。
よく比較される2人だが、歳が違えば生まれた場所と環境も違う。
ボビー・ハッチャーソンは最初ピアノを演奏していたがミルト・ジャクソンを聴いてヴィブラフォンに変更したという。
最初、ディヴ・パイクに師事、1961年にニューヨークに進出。
1963年、ジャッキー・マクリーンに師事。
1964年、エリック・ドルフィーとアンドリュー・ヒルに籍を置く。
師事したミュージシャンを見ても解る通り伝統と前衛系の一派。
彼らから多大な影響を受けた事が後の音に大きく影響する。
そして根底にブルースがあるのは師匠ミルト・ジャクソンの教えが流れている。
日本では「ボビハチ」で通る。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Bobby Hutcherson / Dialogue (TOCJ-6632) Bobby Hutcherson / Happenings (CDP 7 46530 2) Bobby Hutcherson / Total Eclipse (CDP 7 84291 2) Bobby Hutcherson - Harold Land / San Francisco (TOCJ-5735) Bobby Hutcherson / Montara (TOCJ-6293) Bobby Hutcherson / Good Bait (VDJ-1020)

【INDEX (共演アルバム)】
Lou Rawls / At Last (CJ32-5050)


【以下コンテンツ】


Bobby Hutcherson / Dialogue (TOCJ-6632) Bobby Hutcherson / Dialogue (TOCJ-6632)

Recorded : April 3, 1965

Personnel :
Bobby Hutcherson (vib, marimba) all, marimba #03-04, #06
Andrew Hill (p)
Freddie Hubbard (tp)
Sam Rivers (ts) #01, #06, (ss) #05 bass-cl #04 (fl) #02-03
Richard Davis (b)
Joe Chambers (ds)

Song name :
01. Catta
02. Idle While
03. Les Noirs Marchant
04. Dialogue
05. Ghetto Lights

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メインコメント : ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson 出生名:Robert Hutcherson 1941年1月27日~2016年8月15日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・ヴィブラフォン奏者。
LPは1965年4月3日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)4198番、5曲入り、ファースト・アルバム。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、アルフレッド・ベネット・スペルマン(Alfred Bennett Spellman)氏による英語ライナーノーツ、土倉明氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーはヴィブラフォンとマリンバがボビー・ハッチャーソン、ピアノがアンドリュー・ヒル、トランペットがフレディー・ハバード、テナーサックス ソプラノサックスとバスクラリネットがサム・リヴァース、ベースがリチャード・ディヴィス、ドラムがジョー・チェンバーズ。
共演者はアクが強い新主流派の中でもフリー色が強いミュージシャンが集められている。
ファースト・アルバムだが、すでに多くのミュージシャン・アルバムに参加している。
演目の作曲者はピアノのアンドリュー・ヒルが3曲、ドラムのジョー・チェンバーズが2曲。
ブルーノートの創立者アルフレッド・ライオンはボビー・ハッチャーソンとアンドリュー・ヒルを特に気にいって何度も収録の機会を与えた。
その2人の共演という事が目玉、当時ボビー・ハッチャーソンはアンドリュー・ヒルのユニットに籍を置いている。
何が飛び出すかわからないメンバー構成が聴きどころ。
(青木高見)





Bobby Hutcherson / Happenings (CDP 7 46530 2) Bobby Hutcherson / Happenings (CDP 7 46530 2)

Recorded : February 8, 1966

Personnel :
Bobby Hutcherson (vib, marimba)
Herbie Hancock (p)
Bob Cranshaw (b)
Joe Chambers (ds)

Song name :
01. Aquarian Moon
02. Bouquet
03. Rojo
04. Maiden Voyage
05. Head Start
06. When You Are Near
07. The Omen

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson 出生名:Robert Hutcherson 1941年1月27日~2016年8月15日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・ヴィブラフォン奏者。
LPは1966年2月8日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)4231番、7曲入り。
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)、輸入盤、レナード・フェザー(Leonard Feather)氏による英語ライナーノーツ、7曲入り。
メンバーはヴィブラフォンとマリンバがボビー・ハッチャーソン、ピアノがハービー・ハンコック、ベースがボブ・クランショウ、ドラムがジョー・チェンバーズ。
この時期、ブルーノート・レーベルはジャズを更なる次元へと進めようとしていた。
そこで登場してきたのが「新主流派」と呼ばれるミュージシャン。
ここではアルバム「処女後悔 / Maiden Voyage」の作曲者ハービー・ハンコック。
ボビー・ハッチャーソンとハービー・ハンコックの歳の差はハービー・ハンコックが1歳上。
逸話にアルバムに対するボビー・ハッチャーソンの意気込み凄かったという。
その表れかショキング・ピンクのジャケットが雄弁に物語る。
日本では「ピンクのボビハチ」で通る。
(青木高見)





Bobby Hutcherson / Total Eclipse (CDP 7 84291 2) Bobby Hutcherson / Total Eclipse (CDP 7 84291 2)

Recorded : July 12, 1968

Personnel :
Bobby Hutcherson (vib, marimba)
Chick Corea (p)
Harold Land (sax)
Reggie Johnson (b)
Joe Chambers (ds)

Song name :
01. Herzog
02. Total Eclipse
03. Matrix
04. Same Shame
05. Pompeian

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メインコメント : ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson 出生名:Robert Hutcherson 1941年1月27日~2016年8月15日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・ヴィブラフォン奏者。
LPは1968年7月12日録音、発売元がブルーノート(Blue Note)BST84291番、5曲入り。
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)、輸入盤、ハーブ・ウォン(Herb Wong)氏による英語ライナーノーツ、5曲入り。
メンバーはヴィブラフォンがボビー・ハッチャーソン、ピアノがチック・コリア、サックスがハロルド・ランド、ベースがレジー・ジョンソン、ドラムがジョー・チェンバース。
演目の「Matrix」はチック・コリアの曲、それ以外がボビー・ハッチャーソンの作品。
演奏は当時は斬新な音作りだった。
ハード・バップ一筋で走り続けてきたブルーノート・レーベルも時代の潮流からか新たなジャズを模索し始めた頃にあたる。
アフロヘアーのボビー・ハッチャーソンに、この共演者を当てた事が何より雄弁に物語っている。
(青木高見)





Bobby Hutcherson - Harold Land / San Francisco (TOCJ-5735) Bobby Hutcherson - Harold Land / San Francisco (TOCJ-5735)

「ジャズ/ボビー・ハッチャーソン」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ハロルド・ランド」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : July 15, 1970

Personnel :
Bobby Hutcherson (vib, marimba, per)
Harold Land (ts, flute, oboe)
Joe Sample (p, el-p)
John Williams (b, el-b)
Mickey Roker (ds)

Song name :
01. Goin' Down South
02. Prints Tie
03. Jazz
04. Ummh
05. Procession
06. A Night in Barcelona

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メインコメント : ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson 出生名:Robert Hutcherson 1941年1月27日~2016年8月15日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・ヴィブラフォン奏者。
ハロルド・ランド(Harold Land 出生名:Harold de Vance Land 1928年12月18日~2001年7月27日)はアメリカ合衆国テキサス州ヒューストン生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
LPは1970年7月15日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)BST84362番、6曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、スティーヴ・サイモン(Steve Symons)氏による英語ライナーノーツ、坂本信氏によるライナーノーツ和訳、6曲入り。
メンバーはヴィブラフォンとマリンバがボビー・ハッチャーソン、テナーサックスがハロルド・ランド、ピアノとエレピがジョー・サンプル、ベースとエレベがジョン・ウィリアムズ、ドラムがミッキー・ローカー。
ジョー・サンプルの2曲など新しいジャズへの挑戦、それは同時にミュージシャンにとって試練の始まり。
そのトップを切ったボビー・ハッチャーソンの考えるジャズが体験できる。
(青木高見)





Bobby Hutcherson / Montara (TOCJ-6293) Bobby Hutcherson / Montara (TOCJ-6293)

Recorded : August 12-14, 1975

Personnel :
Bobby Hutcherson (vib)
Dale Oehler (arr)
Eddie Cano (p)
Larry Nash (el-p)
Dennis Budimir (g)
Blue Mitchell (tp)
Oscar Brashear (tp)
Plas Johnson (fl)
Ernie Watts (ts, fl)
Fred Jackson, Jr. (ts, fl)
Chuck Domanico (b)
Dave Troncoso (b)
Harvey Mason (ds)
Ralph MacDonald (per)
Willie Bobo (per)
Victor Pantoja (per)
Bobby Matos (per)
Johnny Paloma (per)
Rudy Calzado (per)

Song name :
01. Camel Rise
02. Montara
03. La Malanga
04. Love Song
05. Little Angel
06. Yuyo
07. Oye Como Va

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson 出生名:Robert Hutcherson 1941年1月27日~2016年8月15日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・ヴィブラフォン奏者。
LPは1975年8月12日、14日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)BN-LA551-G番、7曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、英語ライナーノーツなし、日本語解説なし、7曲入り。
メンバーは編曲、ヴィブラフォン、マリンバがボビー・ハッチャーソン、トランペットがブルー・ミッチェルとオスカー・ブラシアー、テナーサックスとフルートがアーニー・ワッツ、ドラムがハーヴィー・メイソ、パーカッションがラルフ・マクドナルド、ウィリー・ボボほか大勢。
何人ものパーカッショニストが参加している。
演奏はラテン調に仕上げたもので単調なビブラフォンに終わらせない。
中途半端で場当たり感を排除し、知的に表現する点にボビー・ハッチャーソンの手腕が光る。
7曲目「Oye Como Va (オエ・コモ・ヴァ)」はカルロス・サンタナのアルバム「Abraxas 邦題:天の守護神」で有名になった曲。
(青木高見)





Bobby Hutcherson / Good Bait (VDJ-1020) Bobby Hutcherson / Good Bait (VDJ-1020)

Recorded : August 9-10, 1984

Personnel :
Bobby Hutcherson (vib)
George Cables (p)
Branford Marsalis (ss, ts)
Ray Drummond (b)
Philly Joe Jones (ds)

Song name :
01. Love Samba
02. Good Bait
03. Highway One
04. In Walked Bud
05. Montgomery
06. Spring Is Here
07. Israel

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson 出生名:Robert Hutcherson 1941年1月27日~2016年8月15日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・ヴィブラフォン奏者。
LPは発売元が1984年8月9日・10日の録音、発売元がランドマーク・レコード(Landmark Records)LLP-1501番、7曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、英語ライナーノーツなし、坂口紀三和氏によるマイク・ブルーム(Mike Bloom)氏ライナーノーツ和訳、7曲入り。
メンバーはヴィブラフォンがボビー・ハッチャーソン、ピアノがジョージ・ケイブルス、ソプラノサックスとテナーサックスがブランフォード・マルサリス、ベースがレイ・ドラモンド、ドラムがフィーリー・ジョー・ジョーンズ。
ランドマーク・レコードが、このアルバムからスタートしたのが貴重。
ランドマーク・レコードが第一弾をリリースするにあたり白羽の矢が立ったのがボビー・ハッチャーソン。
技術、音楽性、将来性、知名度など全てにバランスのとれたミューシャンだった。
何の心配もなく極上ジャズに身を委(ゆだ)ねたい。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Love Samba / マッコイ・タイナー(McCoy Tyner)
02. Good Bait / タッド・ダメロン(Tadd Dameron)
03. Highway One / ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson)
04. In Walked Bud / セロニアス・モンク(Thelonious Monk)
05. Montgomery / ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson)
06. Spring Is Here / ロジャース・ハート(Rodgers-Hart)
07. Israel / ジョン・カリシ(John Carisi)
1曲目「ラブ・サンバ Love Samba」はマッコイ・タイナーのアルバム「McCoy Tyner / Atlantis」 から。
4曲目「イン・ウォークド・バド In Walked Bud」はセロニアス・モンクのアルバム「Thelonious Monk / Misterioso」から。
(青木高見)




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