Michael Brecker (ts) マイケル・ブレッカー
略歴
マイケル・ブレッカー (Michael Brecker 1949年3月29日~2007年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州生まれのジャズ・テナーサックス・ウィンドシンセサイザー奏者。
兄のランディ・ブレッカー (Randy Brecker 1945年11月27日~) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州生まれのジャズ・トランペット奏者。
その兄と 「The Brecker Brothers」 を結成。
1970年代から1990年代にかけて活躍したクロスオーバー、ジャズ・フュージョン・バンド。
解散後は兄弟別々に活動。
マイケル・ブレッカーは、2007年1月13日、白血病のため亡くなった、享年57歳。
人気が高かったため、その死はひじょうに惜しまれている。
(青木高見)
追補:EWI(イーウィ)とは。
電子楽器のブランド 「AKAI professional」 のウインドシンセサイザー。
正式名称は 「Electric Wind Instrumental」。
ヤマハのWXシリーズと並んでウインドシンセサイザーの代名詞に挙げられる事が多い。
マウスピース(ゴム製)から息を吹き込むことによって内蔵されている 「ビブラートセンサー」 が感知して音を出す電子楽器。
「EWI」 の開発にマイケル・ブレッカー、伊東たけし(T-SQUARE(ティー・スクェア))が開発に参加した。
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (ザ・ブレッカー・ブラザーズ・アルバム)】
【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
The Brecker Brothers / Heavy Metal Be-Bop (BVCJ-38096)
(注) このアルバムはザ・ブレッカー・ブラザーズのリーダーアルバム扱いとしています。
そのためリーダーの 「 The Brecker Brothers 」 でも同じ内容を掲載しています。
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また、兄のランディ・ブレッカー 「Randy Brecker」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : 1978
Personnel :
The Brecker Brothers (band)
Randy Brecker (tp, key)
Michael Brecker (ts)
Barry Finnerty (g)
Neil Jason (b, vo)
Terry Bozzio (ds)
Song name :
01. East River
02. Inside Out
03. Some Skunk Funk
04. Sponge
05. Funky Sea, Funky Dew
06. Squids
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ブレッカー・ブラザーズ (The Brecker Brothers) 、次の二人の兄弟によるクロスオーバー・ジャズ・フュージョン・バンド。
兄のランディ・ブレッカー (Randy Brecker 1945年11月27日~) アメリカ合衆国ペンシルベニア州生まれのジャズ・トランペット奏者。
弟のマイケル・ブレッカー (Michael Brecker 1949年3月29日~2007年1月13日) ペンシルベニア州生まれのジャズ・サックス奏者。
アルバムはブレッカー・ブラザーズ、1978年の録音、通算4枚目、CDは株式会社BMGファンハウス・レーベルからのリリース、熊谷美広氏による日本語解説書付き。
共演者は、ギターがバリー・フィナーティ、ベースがニール・ジェイソン、ドラムがテリー・ボジオ。
サックスやトランペットにエフェクターをかけたユニークなジャズロック。
トランペットやサックスにエフェクターをかけるのは今では当たり前。
しかし、機材が乏しい当時としては斬新で度肝を抜かれた。
当時のジャズが新しい局面に入った熱き鼓動を体感できる。
ブレッカー・ブラザーズは、この作品の後、2枚を出し解散する。
(青木高見)
Michael Brecker / Michael Brecker (UCCV-9314)
Recorded : 1986
Personnel :
Michael Brecker (ts, EWI)
Kenny Kirkland (key)
Pat Metheny (g)
Charlie Haden (b)
Jack De Johnette (ds)
Song name :
01. Sea Glass
02. Syzygy
03. Choices
04. Nothing Personal
05. Cost of Living
06. Original Rays
07. My One And Only Love [CD only]
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マイケル・ブレッカー (Michael Brecker 1949年3月29日~2007年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズテナーサックス、ウィンドシンセサイザー演奏者。
アルバムはマイケル・ブレッカー、1986年の録音、原盤LP・CD共MCAインパルス・レーベルからのリリース、初リーダー作。
共演者は、ピアノがケニー・カークランド、ギターがパット・メセニー、ベースがチャリー・ヘイデン、ドラムがジャック・ディ・ジョネット。
演奏は、全体のまとまりが素晴らしく当初から実力を評価された作品。
特に 「EWI」 という新しい楽器を取り入れた。
EWI(イーウィ)とは。
電子楽器のブランド 「AKAI professional」 のウインドシンセサイザー。
正式名称は 「Electric Wind Instrumental」。
ヤマハのWXシリーズと並んでウインドシンセサイザーの代名詞に挙げられる事が多い。
マウスピース(ゴム製)から息を吹き込むことによって内蔵されている 「ビブラートセンサー」 が感知して音を出す電子楽器。
「EWI」 の開発にマイケル・ブレッカー、伊東たけし(T-SQUARE(ティー・スクェア))が開発に参加した。
(青木高見)
Claus Ogerman / Boulevard Tristesse - Featuring Michael Brecker (VICJ-52)
アルバムは 「クラウス・オガーマン」 のリーダーアルバム扱いとしています。
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「マイケル・ブレッカー」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : January 1988 - April 1990
Personnel :
Claus Ogerman (comp, cond)
Larry Rosen (executive producer)
Dave Grusin (executive producer)
Tommy LiPuma (producer)
Alan Pasqua (key) #01-04
Robben Ford (g) #01, #02
Dean Parks (g) #01-04
Michael Brecker (ts) #01-04
Randy Brecker (tp, flh) #01, #02, #04
Abraham Laboriel (b) #03, #04
Eddie Gomez (b) #05
Marcus Miller (b) #01, #02
Steve Gadd (ds) #05
Vinnie Colaiuta (ds) #01-04
Paulinho Da Costa (per) #01-04
Song name :
01. Corfu
02. Lyricosmos
03. After the Flight
04. Adonia
05. Boulevard Tristesse
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クラウス・オガーマン (Claus Ogerman 1930年4月29日~2016年3月8日) はポーランド・ラティボー(当時はドイツ領)生まれの作曲家、編曲家、プロデューサー、ピアニスト。
LPは1988年1月から1990年4月の録音、GRP(GRP)9632-1番、5曲入り、邦題 「ブルヴァール・トリステス」 。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、英語ライナーノーツなし、音楽誌 「ADLIB」 編集長の松下佳男氏氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーは、作曲・編曲・指揮がクラウス・オガーマン、プロデューサーがトミー・リピューマ、テナーサックスがマイケル・ブレッカー、トランペットとフリューゲル・ホーンがランディー・ブレッカー、キーボードがアラン・パスクア、ギターがロベン・フォード、ベースがマーカス・ミラーとエディ・ゴメス、ドラムがスティーヴ・ガッド、パーカッションがパウリーニョ・ダ・コスタほか大勢。
不思議なのはアルバムの原題が 「Boulevard Tristesse(ブルヴァード・トリステス)」 が影に隠れ、フィーチャリング・マイケル・ブレッカーが先行している。
「Boulevard」 は 「大通り、広い並木街路」、「Tristesse」 はフランス語で ➀悲しみ、悲嘆、➁悲しい出来事、➂陰気さ,憂うつ。
ブルヴァード・トリステス、つなげてみてもピンとこない、もっと別の意味があるのかもしれない。
話を戻そう。
今は亡きマイケル・ブレッカーと超一流のミュージシャンが難解なクラウス・オガーマンの曲を演奏。
どこを切り取ってもオシャレさが漂う、卓越したセンスにいつも驚かされる。
(青木高見)
Michael Brecker / Now You See It (Now You Don't) (GRD-9622)
Released : October 1990
Personnel :
Michael Brecker (ts, EWI)
Joey Calderazzo (p)
Jon Herington (g)
Jim Beard (syn, key)
Victor Bailey (el-b)
Jay Anderson (acoustic-b)
Adam Nussbaum (ds)
Don Alias (per)
Steve Berrios (per)
Milton Cardona (per)
Omar Hakim (per)
Song name :
01. Escher Sketch (A Tale Of Two Rhythms)
02. Minsk
03. Ode To The Doo Da Day
04. Never Alone
05. Peep
06. Dogs In The Wine Shop
07. Quiet City
08. The Meaning Of The Blues
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マイケル・ブレッカー (Michael Brecker 1949年3月29日~2007年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズテナーサックス、ウィンドシンセサイザー演奏者。
アルバムはマイケル・ブレッカー、1990年10月のリリース、GRPレーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがジョーイ・カルデラゾ、ギターがジョン・ヘリントン、シンセとキーボードがジム・ビアード、エレーベースがヴィクター・ベイリー、アコーベースがジェイ・アンダーソン、ドラムがアダム・ナスバウム。
パーカションがドン・アライアス、スティーブ・ベリオス、ミルトン・カルドナ、オマー・ハキム。
楽器編成では4名もの黒い音を出すパーカションが参加。
当時は最新の電子楽器、マイケル・ブレッカーが吹くEWI(イーウィ)。
当時、この新しい楽器を、ここまで吹くミュージシャンはいなかった。
ジャケットのエッシャーのダマシ絵と世界最高峰のEWI(イーウィ)を聴くだけでも価値がある。
今聴いても、まったく陳腐化しないマイケル・ブレッカー。
(青木高見)
The Brecker Brothers / Return Of The Brecker Brothers (GRP MVCR-116)
(注) このアルバムはザ・ブレッカー・ブラザースのリーダーアルバム扱いとしています。
そのためリーダーの 「 The Brecker Brothers 」 でも同じ内容を掲載しています。
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共演者のランディ・ブレッカー 「 Randy Brecker 」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recording : August 1992
Personnel :
The Brecker Brothers (band)
Randy Brecker (tp, flh, vo)
Michael Brecker (ts, ss, key, syn)
Mike Stern (g) #01, #02, #04, #08-11,
Robbie Kilgore (p, el-p, b, syn) #03, #07,
Maz (key, ds-prog) #03, #07,
George Whitty (key, el-p)
Dean Brown (g) #02, #05, #11,
James Genus (a-b, el-b) #04, #07, #08, #10, #11,
Armand Sabal-Lecco (piccolo-b, vo, per, ds) #01, #05, #06,
Dennis Chambers (ds) #04-06, #08-11,
Max Risenhoover (da, b, syn-ds, prog, per #01, #02, #06, #08,
Don Alias (per) #01, #08, #09, #11,
Veera (vo) #02, #03,
Song name :
01. Song for Barry
02. King Of The Lobby
03. Big Idea
04. Above and Below
05. That's All There Is To It
06. Wakaria (What's Up?)
07. On The Backside
08. Sozinho (Alone)
09. Spherical
10. Good Gracious
11. Roppongi
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ザ・ブレッカー・ブラザース (The Brecker Brothers)。
ランディ・ブレッカーとマイケル・ブレッカー兄弟による1970年代から1990年代にかけて活躍したクロスオーバー/ジャズ・フュージョン・バンド。
兄のランディ・ブレッカーは (Randal Edward Brecker 1945年11月27日~) アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのトランペット、フリューゲル・ホーン奏者。
1982年にブレッカー・ブラザーズ解散後、ジャズピアニストのイリアーヌ・イリアスと結婚、その後離婚。
弟のマイケル・ブレッカーは (Michael Leonard Brecker 1949年3月29日~2007年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・テナーサックス・ウィンドシンセサイザー演奏者、作曲家。
アルバムはザ・ブレッカー・ブラザース、1992年8月の録音、CDはGRPの音源、MCAビクターからのリリース、成田正氏による日本語解説書付き。
ザ・ブレッカー・ブラザースは1982年に活動を停止し、それぞれがソロ活動を開始したが、ここに 「Return of the Brecker Brothers」 のタイトル通り再結成しリリース。
演奏は、従来のブレッカー・ブラザース・ホーンにプログラミングを駆使し、よりハイ・クオリティな洗練された音に仕上がっている。
兄弟それぞれのソロ活動期間が功を奏した形となって表れた感じが功を奏した形。
最後を飾る 「六本木」 は、来日時、六本木をスケッチしたランディ・ブレッカーの曲。
(青木高見)
McCoy Tyner / Infinity (MVCI-1)
(注) このアルバムはマッコイ・タイナのリーダーアルバム扱いとしています。
そのためリーダーの 「McCoy Tyner」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : April 12-14, 1995
Personnel :
McCoy Tyner (p)
Michael Brecker (ts)
Avery Sharpe (b)
Aaron Scott (ds)
Valtinho Anastacio (congas, per)
Song name :
01. Flying High
02. I Mean You
03. Where Is Love
04. Changes
05. Blues Stride
06. Happy Days
07. Impressions
08. Mellow Minor
09. Good Morning Heartache
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マッコイ・タイナー (McCoy Tyner 1938年12月11日~2020年3月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家、バンドリーダー。
マイケル・ブレッカー (Michael Brecker 1949年3月29日~2007年1月13日) アメリカ合衆国ペンシルベニア州生まれのジャズ・テナーサックス・ウィンドシンセサイザー演奏者。
アルバムはマッコイ・タイナーとマイケル・ブレッカー、1995年4月12日・14日、新生インパルス・レーベルからのリリース。
そのほかの共演者は、ベースがエイヴリィ・シャープ、ドラムがアーロン・スコット。
GRPレコードの傘下にあるインパルスを、ジャズ専門レーベルとして新たにスタートさせた 「新生インパルス」。
その第1弾がこれ、マッコイ・タイナーとマイケル・ブレッカーの共演作。
インパルスからスタートをきったマッコイ・タイナーにとっても特別な思いがあるに違いない。
音質が素晴らしくいい、そのためオーディオのテスト盤としても使われている。
演奏は、円熟のマッコイ・タイナーに百戦錬磨のマイケル・ブレッカーの融合。
インパルスに多くの名作を残したコルトレーンに恥じないテナーといってもいい。
惜しくもマイケル・ブレッカーは亡くなってしまったが、凄いアルバムを、ここにも残した。
(青木高見)
Michael Brecker / Tales From The Hudson (MVCI-7)
Recorded : 1996
Personnel :
Michael Brecker (ts)
Pat Metheny (g)
Jack De Johnette (ds)
Dave Holland (b)
Joey Calderazzo (p)
McCoy Tyner (p) #3, #5,
Don Alias (per) #3, #5,
Song name :
01. Slings And Arrows
02. Midnight Voyage
03. Song For Bilbao
04. Beau Rivage
05. African Skies
06. Introduction To Naked Soul
07. Naked Soul
08. Willie T.
09. Cabin Fever
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
マイケル・ブレッカー (Michael Brecker 1949年3月29日~2007年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズテナーサックス、ウィンドシンセサイザー演奏者。
アルバムはマイケル・ブレッカー、1996年の録音、CDはGRPの音源、インパルス・レーベル、発売はMCAビクターからのリリース、成田正氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノがジョーイ・カルデラッツォとマッコイ・タイナー、ギターがパット・メセニー、ベースがデイブ・ホランド、ドラムがジャック・ディジョネット、パーカッションがドン・アライアス。
マッコイとアライアスは 「Song For Bilbao」 「African Skies」 の2曲。
ここに至り、マイケル・ブレッカーの卓越したテクニックと多彩な表現力で熱狂的なファンが増え定着した。
個人的にはピアノをどちらか一人にしてほしかった、正直、落ち着かない。
とは言え、ミュージシャンのレベルが高いのと録音が高音質のため聴く回数が多い。
(青木高見)
Michael Brecker / Time Is Of The Essence (MVCI-24017)
Recorded : 1999
Personnel :
Michael Brecker (ts)
Larry Goldings (org)
Pat Metheny (g)
Elvin Jones (ds) #01, #04, #09,
Jeff "Tain" Watts (ds) #02, #05, #07,
Bill Stewart (ds) #03, #06, #08,
Song name :
01. Arc of the Pendulum
02. Sound Off
03. Half Past Late
04. Timeline
05. The Morning of This Night
06. Renaissance Man
07. Dr. Slate
08. As I Am
09. Outrance
10. Lunations
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マイケル・ブレッカー (Michael Brecker 1949年3月29日~2007年1月13日) アメリカ合衆国ペンシルベニア州生まれのジャズ・テナーサックス・ウィンドシンセサイザー演奏者。
アルバムはマイケル・ブレッカー、1999年録音、CDはインパルスの音源、発売元がユニバーサル・ビクター株式会社、販売元がビクターエンタテインメント株式会社、成田正氏による日本語解説書付き。
共演者は、オルガンがラリーン・ゴールディングス、ギターがパット・メセニー。
ドラムが曲によって、エルヴィン・ジョーンズ、ジェフ・ティン・ワッツ、ビル・ステュアート。
演奏は、オルガンとギターという楽器構成、そして3人3様のドラムがマイケル・ブレッカーと絡み合う。
全員がベテラン、何の心配もなく音に身をゆだねたい。
最後の曲 「Lunations」 日本版CDのみのボーナス・トラック。
スイング・ジャーナル誌、選定ゴールド・ディスク受賞作品。
(青木高見)
Michael Brecker / Nearness of you (UCCV-1018)
Recorded : December 18-20, 2000
Personnel :
Michael Brecker (ts)
Pat Metheny (g)
Herbie Hancock (p)
Charlie Haden (b)
Jack De Johnette (ds)
James Taylor (vo)
Song name :
01. Chan's Song
02. Don't Let Me Be Lonly Tonight
03. Nascente
04. Midnight Mood
05. Nearness Of You (The)
06. Incandescence
07. Sometimes I See
08. My Ship
09. Always
10. Seven Days
11. I Can See Your Dreams
12. Say It (Over and Over Again)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : マイケル・ブレッカー (Michael Brecker 1949年3月29日~2007年1月13日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズテナーサックス、ウィンドシンセサイザー演奏者。
アルバムはマイケル・ブレッカー、2000年12月18日から20日の録音、ヴァーブ・レーベルからのリリース、白血病と知る直前にリリースされたバラード集。
経歴は70年から80年代に兄のランディ・ブレッカーと共もに 「ザ・ブレッカー・ブラザーズ」 としてデビュー。
当初フュージョンという型にハメられ、モダン・ジャズ人ではないというレッテルが貼られた時期もあった。
しかし後半、円熟味も増し積極的にアコースティックが多くなる。
その卓越したテクニックと多彩な表現力で人気は最高峰となり世界的なテナーサックスプレイヤーとなった。
演奏は豪華ゲストを迎え、自分を嚙み締めている様な音、淡々とした雰囲気、透き通るように美しいメロディ。
まるで自分の死期を悟っているかの様な演奏に目頭が熱くなる。
日本への来日回数が多く、若すぎる死はファンを悲しませた。
ジェームス・テイラーが切々と唄う 「The Nearness of you」
It's not the pale moon that excites me
That thrills and delights me
Its just the nearness of you
It isn't your sweet conversation
That brings this sensation
It's just the nearness of you
蒼い月じゃない僕をときめかせ
震わせ誘うのは
それはただ君がとても近いから
君の可愛い話のせいじゃない
この異様な胸の高鳴りは
それはただ君がとても近いから
(青木高見)