青木高見のジャズコレクション Claus Ogerman (arr, cond) クラウス・オガーマン


略歴
Claus Ogerman クラウス・オガーマン(Claus Ogerman 出生名:Klaus Ogermann 1930年4月29日~2016年3月8日)はポーランド・ラティボー(当時はドイツ領)生まれの作曲家、編曲家、プロデューサー、ピアニスト。
1958年、アメリカ合衆国に移住、トップ・アレンジャーとなる。
ストリングスの美しさには定評がある。
アントニオ・カルロス・ジョビンの「WAVE」、ジョージ・ベンソンの「ブリージン」、マイケル・フランクスの「スリーピング・ジプシー」など多くの作品を手がける。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Claus Ogerman / Gate Of Dreams (3006-2) Claus Ogerman / Boulevard Tristesse - Featuring Michael Brecker (VICJ-52)

【INDEX (共演アルバム)】
Grant Green - Donald Byrd (VERVE 314 527 474-2) / Grant Green : His Majesty King Funk + Donald Byrd _ Up With Donald Byrd Grant Green / His Majesty King Funk Donald Byrd / Up With Donald Byrd Frank Sinatra / Frank Sinatra and Antonio Carlos Jobim (7599-27041-2)



【以下コンテンツ】
Claus Ogerman / Gate Of Dreams (3006-2)
Claus Ogerman / Gate Of Dreams (3006-2)
LP recording date : September - October, 1976

Personnel :
Claus Ogerman (comp, arr, cond)
Tommy Lipuma (prod)
Frank De Caro (cond)
Israel Baker (concertmaster)
Joe Sample (el-p) #03
Joe Sample (org) #04-06
Ralph Grierson (key)
George Benson (g) #01-02
Peter Maunu (rhythm-g)
David Sanborn (as) #03-06
Michael Brecker (ts) #03
Chuck Domanico (el-b)
John Guerin (ds)
Chino Valdes (congas)

Song name :
01. Time Passed Autumn (Part I)
02. Time Passed Autumn (Interlude And Part II)
03. Time Passed Autumn (Part III)
04. Caprice
05. Air Antique
06. Night Will Fall
07. Night Will Fall (Interlude And Conclusion)
08. A Sketch Of Eden

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クラウス・オガーマン(Claus Ogerman 出生名:Klaus Ogermann 1930年4月29日~2016年3月8日)はポーランド・ラティボー(当時はドイツ領)生まれの作曲家、編曲家、プロデューサー、ピアニスト。
 LPは1976年の録音、発売元がワーナーブラザース・レコード(Warner Bros. Records)BS 3006番、8曲入り。
 CDは発売元がワーナーブラザース・レコード(Warner Bros. Records)、輸入盤、ビル・エヴァンス(Bill Evans)による短いコメント、ワーナーブラザースによる英語オリジナル・ライナーノーツ、8曲入り。
 メンバーは作曲・編曲・指揮がクラウス・オガーマン、キーボードがジョー・サンプル、ギターがジョージ・ベンソン、アルトサックスがデヴィッド・サンボーン、テナーサックスがマイケル・ブレッカーほか。
全員がクラウス・オガーマンの、やりたい事を理解でき具現化できるミュージシャンが集められている。
解説では「鬼才クラウス・オガーマンが描く、美と気品に満ちた素晴らしき“音の叙情詩”ともいえる作品」とある。
演奏は、いつ聴いても飽きない、そしていつも新たな発見がある。
そこがクラウス・オガーマン・マジック。
(青木高見)



Claus Ogerman / Boulevard Tristesse - Featuring Michael Brecker (VICJ-52)
Claus Ogerman / Boulevard Tristesse - Featuring Michael Brecker (VICJ-52)
「ジャズ/クラウス・オガーマン」のリーダーアルバム扱いとしています。  →
「ジャズ/マイケル・ブレッカー」でも同じ内容を掲載しています。  →

LP recording date : January 1988 - April 1990

Personnel :
Claus Ogerman (comp, cond)
Larry Rosen (executive producer)
Dave Grusin (executive producer)
Tommy LiPuma (producer)
Alan Pasqua (key) #01-04
Robben Ford (g) #01, #02
Dean Parks (g) #01-04
Michael Brecker (ts) #01-04
Randy Brecker (tp, flh) #01, #02, #04
Abraham Laboriel (b) #03, #04
Eddie Gomez (b) #05
Marcus Miller (b) #01, #02
Steve Gadd (ds) #05
Vinnie Colaiuta (ds) #01-04
Paulinho Da Costa (per) #01-04

Song name :
01. Corfu
02. Lyricosmos
03. After the Flight
04. Adonia
05. Boulevard Tristesse

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クラウス・オガーマン(Claus Ogerman 1930年4月29日~2016年3月8日)はポーランド・ラティボー(当時はドイツ領)生まれの作曲家、編曲家、プロデューサー、ピアニスト。
マイケル・ブレッカー(Michael Brecker 1949年3月29日~2007年1月13日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州生まれのジャズ・テナーサックス・ウィンドシンセサイザー奏者。
 LPは1988年1月から1990年4月の録音、発売元がGRP(GRP)9632-1番、5曲入り、邦題「ブルヴァール・トリステス」 。
 CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、英語ライナーノーツなし、音楽誌「ADLIB」編集長の松下佳男氏氏による日本語解説、5曲入り。
 メンバーは作曲・編曲・指揮がクラウス・オガーマン、プロデューサーがトミー・リピューマ、テナーサックスがマイケル・ブレッカー、トランペットとフリューゲル・ホーンがランディー・ブレッカー、キーボードがアラン・パスクア、ギターがロベン・フォード、ベースがマーカス・ミラーとエディ・ゴメス、ドラムがスティーヴ・ガッド、パーカッションがパウリーニョ・ダ・コスタほか大勢。
不思議なのはアルバムの原題が「Boulevard Tristesse(ブルヴァード・トリステス)」が影に隠れ、フィーチャリング・マイケル・ブレッカーが先行している。
「Boulevard」は「大通り、広い並木街路」、「Tristesse」はフランス語で ➀ 悲しみ、悲嘆、➁ 悲しい出来事、➂ 陰気さ,憂うつ。
ブルヴァード・トリステス、つなげてみてもピンとこない、もっと別の意味があるのかもしれない。
話を戻そう。
今は亡きマイケル・ブレッカーと超一流のミュージシャンが難解なクラウス・オガーマンの曲を演奏。
どこを取ってもオシャレ、センスは卓越している。
(青木高見)




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