Arturo Sandoval (tp) アルトゥーロ・サンドヴァル
略歴
アルトゥーロ・サンドヴァル(Arturo Sandoval 1949年11月6日~)はキューバ・ラ・アバナ州アルテミサ出身のジャズ・トランペット奏者。
1990年、アメリカ合衆国に亡命。
1999年、アメリカに帰化。
多くのトランペッターの中でも、特に熱い。
一音一音の粒立ちの正確さと歯切れの良さが売り。
まるでジェット・コースターの様なド迫力のトランペットから力をもらえる。
〈青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Arturo Sandoval - Clifford Brown / I Remember Clifford (GRP 96682)
「ジャズ/アルトゥーロ・サンドヴァル」のリーダーアルバムとしています。
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「ジャズ/クリフォード・ブラウン」でも同じ内容を掲載しています。
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LP releae date : March 1992
Personnel :
Arturo Sandoval (tp)
Kenny Kirkland (p)
Charnett Moffett (b)
Kenny Washington (ds)
Ernie Watts (ts) #01, #04, #07, #09, #10
David Sanchez (ts) #03, #06, #08
Ed Calle (ts) #02
Félix Gómez (key) #05
--- Tribute ---
Clifford Brown (tp)
Song name :
01. Daahoud
02. Joy Spring
03. Parisian Thoroughfare
04. Cherokee
05. I Remember Clifford
06. The Blues Walk
07. Sandu
08. I Get A Kick Out Of You
09. Jordu
10. Caravan
11. I Left This Space For You
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アルトゥーロ・サンドヴァル(Arturo Sandoval 1949年11月6日~)はキューバ・ラ・アバナ州アルテミサ出身のジャズ・トランペット奏者。
クリフォード・ブラウン(Clifford Brown 出生名:Clifford Benjamin Brown 1930年10月30日~1956年6月26日)はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
CDは1992年3月のリリース、発売元がGRP(GRP)96682、輸入盤、ニール・テッサー(Neil Tesser)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、アルトゥーロ・サンドヴァル(Arturo Sandoval)氏自身による英語コメント、11曲入り、クリフォード・ブラウンへのトリュビュート・アルバム。
メンバーはトランペットがアルトゥーロ・サンドヴァル、ピアノがケニ―・カークランド、テナーサックスがアーニー・ワッツ、エド・カーレ、ベースがチャーネット・モフェット、ドラムがケニー・ワシントンほか。
百戦練磨の共演者達がアルトゥーロ・サンドヴァルをガッチリとサポート。
アルトゥーロ・サンドヴァルが生涯を通じて尊敬していたクリフォード・ブラウンへの想いが音になった。
クリフォード・ブラウンを1曲だけでなく全曲特集をやるという事は並大抵の実力では無理。
そこに果敢に挑(いど)んだアルトゥーロ・サンドヴァル。
演奏はジャズ・トランペットの要素を、ほぼ満足している。
天国のクリフォード・ブラウンは、どんな気持ちで聴いているのだろう。
(青木高見)
Arturo Sandoval / Arturo Sandoval and The Latin Train (MVCR-218)
Released : June 21, 1995
Personnel :
Arturo Sandoval (tp, flh)
[Latin Train Band]
Otmaro Ruiz (p)
Kenny Anderson (sax)
David Enos (b)
Aaron Serfaty (ds)
Manuel ''Egui'' Castrillo (per)
[Additional Recording Musicians]
Ed Calle (sax, fl)
Dana Teboe (tb)
Omar Hernandez (tres)
Rene Toledo (g)
Luis Enrique (per)
Edwin Bonilla (per)
Carl Valldejuli (per)
[Guest Vocalists]
Joe Williams (vo) #05
Additionally member
Song name :
01. Bebop
02. La Guarapachanga
03. A La P.P.
04. Waheera
05. I Can't Get Started
06. MarteBelona
07. Royal Poiniana
08. The Latin Train
09. Candela
10. Quimbombo
11. Drume Negrita
12. Orula
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アルトゥーロ・サンドヴァル(Arturo Sandoval 1949年11月6日~)はキューバ・ラ・アバナ州アルテミサ出身のジャズ・トランペット奏者。
CDは1995年6月21のリリース、発売元がGRP(GRP)MVCR-218(GRP 98202)、輸入盤、ジョン・ラナート(John Lannert)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、GRP(GRP)による演目と演奏者、12曲入り。
メンバーはトランペットがアルトゥーロ・サンドヴァル、ピアノがオトマロ・ルイース、ベースがデビッド・イノス、サックスがエド・カーレ、パーカッションがエドウィン・ボニージャほか地元の名手が参加。
演奏は本場のラテン・ミュージシャンにアルトゥーロ・サンドヴァルの迫力のトランペット。
地元ハイチ、キューバのミュージシャンは、やはり味わい深いものがある。
夏だけ聴くには、もったいない、春夏秋冬、1年中聴いていたい。
5曲目「I Can't Get Started」だけ、黒人ヴォーカリストのジョー・ウイリアムスが参加している。
経緯(いきさつ)は解らないがジョー・ウイリアムスを参加させるあたり憎い。
(青木高見)
Arturo Sandoval / Swingin' (MVCR-236)
Recorded : July 24, 1996
Personnel :
Arturo Sandoval (tp)
Clark Terry (tp, flh) #11,
Joey Calderazzo (p) #01-03, #05-10
Michael Brecker (ts) #03, #05, #09
Ed Calle (ts) #01, #03, #05-06
Eddie Daniels (cl) #02, #07
Dana Teboe (tb) #01
Mike Stern (g) #04, #06, #10
John Patitucci (b)
Gregory Hutchinson (ds)
Song name :
01. Moontrane
02. Swingin'
03. Moment's Notice
04. Streets Of Desire
05. Real McBop
06. Weirdfun
07. Dizzy's Atmosphere
08. Reflection
09. Woody
10. It Never Gets Old
11. Mack The Knife
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アルトゥーロ・サンドヴァル(Arturo Sandoval 1949年11月6日~)はキューバ・ラ・アバナ州アルテミサ出身のジャズ・トランペット奏者。
CDは1996年1月6日~9日の録音、1996年7月24日のリリース、GRP(GRP)の音源、発売元がMCAビクター株式会社、販売元がビクター・エンターテインメント株式会社、ブレット・プリマック(Bret Primack)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、GRP(GRP)による英語の演目と演奏者、内藤遊人氏による日本語解説、11曲入り。
メンバーはトランペットがアルトゥーロ・サンドヴァル、クラーク・テリー、ピアノがジョーイ・カルデラッツォ、ギターがマイク・スターン、テナーサックスがマイケル・ブレッカーとエド・カーレ、クラリネットがエディ・ダニエルス、トロンボーンがダナ・テボ、ベースがジョン・パティトゥッチ、ドラムがグレッグ・ハッチンソン。
凄い共演者が集められている。
演奏は、のっけから一糸乱れぬ大迫力の音でブッ飛ぶ。
ジャズ界に、まだ、こういう迫力トランペッターが、いてくれる事が嬉(うれ)しい。
低音から高音へ、高音から低音と、まるでジェット・コースターに乗った気分。
聴き終わったあと何もする気がなくなり呆然(ぼうぜん)としてしまう。
今となっては亡きマイケル・ブレッカーの演奏も貴重。
ちなみに冒頭の「Moontrane」はウディ・ショーの曲。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Moontrane (Woody Shaw)
02. Swingin' (Arturo Sandoval)
03. Moment's Notice (John Coltrane)
04. Streets Of Desire (Arturo Sandoval)
05. Real McBop (Arturo Sandoval)
06. Weirdfun (Arturo Sandoval)
07. Dizzy's Atmosphere (Dizzy Gillespie)
08. Reflection (Arturo Sandoval)
09. Woody (Arturo Sandoval)
10. It Nevers Gets Old (Arturo Sandoval)
11. Mack "The Knife" (Bertolt Brecht, Kurt Weill, Marc Blitzstein)
11曲中7曲がアルトゥーロ・サンドヴァルの作曲、作曲能力に優れている。
(青木高見)