Clifford Brown (tp) クリフォード・ブラウン
略歴
クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
ニックネームは 「ブラウニー」。
ハード・バップ初期を代表する天才トランペッター。
ドラマーのマックス・ローチとの共演が高く評価されている。
個人的にクリフォード・ブラウン以降、この人に勝(まさる)トランペッターは見当たらない。
クリフォード・ブラウンの死について。
自動車事故死は、1956年6月26日の朝、クリフォード・ブラウンとリッチー・パウエル夫妻の車はフィラデルフィアからシカゴに向かっていた、現地ではマックス・ローチとソニー・ロリンズと合流する予定だった。
パウエル夫人が運転する車は、ペンシルヴァニアでスリップ事故をおこし、3人の命は一瞬にして奪われた。
クリフォード・ブラウン、享年25歳。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (クリフォード・ブラウンとマックス・ローチ・カルテット Clifford Brown and Max RoachQuintet)】
【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Clifford Brown / The Beginning and The End (SRCS 7092)
Song number, Recorded, Personnel :
[#01, #02 Rec:March 21, 1952]
Clifford Brown (tp)
Vance Wilson (as, ts)
Duke Wells (p)
Eddie Lambert (g)
James Johnson (b)
Osie Johnson (ds)
Cris Powell (vo, conga)
[#03-05 Rec:June 25, 1956]
Personnel :
Clifford Brown (tp)
Ziggy Vines = Mel "Ziggy" Vines (ts)
Billy Root (ts)
Sam Dockery (p)
Ace Tisone (b)
Ellis Tollin (ds)
Song name :
01. I Come From Jamaica
02. Ida Red
03. Walkin'
04. Night In Tunisia
05. Donna Lee
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
CDはタイトル通り 「The Beginning and The End」 クリフォード・ブラウンの死後 「The Beginning and The End (始まりと終わり)」 と題し、活動初期の演奏と亡くなる数時間前の演奏をカップリング。
1~2曲目は1952年3月21日、3~5曲目が1956年6月25日の録音、特に3~5曲目は1956年6月26日の自動車事故で亡くなる当日、明け方まで地元のミュージシャンとジャムを行なったライブの3曲。
発売元がソニー・ミュージック・エンターテインメント株式会社、英語ライナーノーツなし、斉木克巳氏による日本語解説、5曲入り。
演奏は前後の演奏に大差はなく、天才ブラウニーの非の打ち所のないトランペット。
あまりに上手すぎて共演者のレベルの差が辛くなってしまうほど。
ふと、ドラムがマックス・ローチがだったらと思うが、それはマックス・ローチの命も奪っていた事になる。
(青木高見)
Clifford Brown and Max Roach / In Concert (KICJ 8003)
「ジャズ/クリフォード・ブラウン」 のリーダーアルバムとしています。
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「ジャズ/マックス・ローチ」 でも同じ内容を掲載しています。
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Song number, Recorded :
#01-04 Rec:August 30, 1954
#05-08 Rec:April 1954
Song number, Personnel :
[#01-04]
Clifford Brown (tp)
Max Roach (ds)
Harold Land (ts)
Richie Powell (p)
George Morrow (b)
[#05-08]
Clifford Brown (tp)
Max Roach (ds)
Teddy Edwards (ts)
Carl Perkins (p)
George Bledsoe (b)
Song name :
01. Jordu
02. I Can't Get Started
03. I Get a Kick Out of You
04. Parisian Thoroughfare
05. All God's Chillun Got Rhythm
06. Tenderly
07. Sunset Eyes
08. Clifford's Axe
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント :
メインコメント : クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
マックス・ローチ (Max Roach 1924年1月10日~2007年8月16日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューランド生まれのジャズ・ドラマー。
LP「Gene Norman Presents」は1954年4月の録音、Vol.No.5番、4曲入り、カリフォルニアにあったクラブ 「Poss」 でのライブ。
A1. All God's Chillun Got Rhythm
A2. Tenderly
B1. Sunset Eyes
B2. Clifford's Axe
LP「Gene Norman Presents」は1954年8月30日の録音、Vol.No.7番、4曲入り、カリフォルニアにあったクラブ 「Poss」 でのライブ。
A1. Jor-du
A2. I Can't Get Started
B1. I Get A Kick Out Of You
B2. Parisian Thoroughfare
CDは上記2枚のLPが1枚に収録、発売元がキングレコード株式会社、ジーン・ノーマン(Gene Norman)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、大和明氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーは。
1~4曲目、トランペットがクリフォード・ブラウン、ピアノがリッチー・パウエル、テナーサックスがハロルド・ランド、ベースがジョージ・モロウ、ドラムがマックス・ローチ。
5~8曲目、トランペットがクリフォード・ブラウン、ピアノがカール・パーキンス、テナーサックスがテディ・エドワーズ、ベースがとジョージ・ブレッドソー、ドラムがマックス・ローチ。
多くの一流バンドマスターたちがクリフォード・ブラウンを自分のバンドに引き入れようと必死になっていた。
マックス・ローチが手に入れた金の玉子、名前は 「Brown and Roach」。
クリフォード・ブラウンとマックス・ローチの歳の差はマックス・ローチが6才歳上。
マックス・ローチも音楽はもちろんの事、私生活や人間的にクリフォード・ブラウンと十分に渡り合える人材だった。
今思えば適材適所だった。
コンサートの冒頭ジーン・ノーマが 「Max Roach Allstare with Clifford Brown」 と紹介している。
自動車事故死は、1956年6月26日の朝、クリフォード・ブラウンとリッチー・パウエル夫妻が乗った車はフィラデルフィアからシカゴに向かっていた、現地ではマックス・ローチとソニー・ロリンズと合流する予定だった。
パウエル夫人が運転する車はペンシルヴァニアでスリップし事故、3人の命は一瞬にして奪われた。
いつも思うのは、マックス・ローチは命拾いしたという事。
(青木高見)
Clifford Brown / Jazz Immortal (7243 5 32142 2 7)
Song number, Recorded :
#01-03 Rec:July 12, 1954
#04-09 Rec:August 12, 1954
Personnel :
Clifford Brown (tp)
Jack Montrose (arr)
Stu Williamson (vtb)
Zoot Sims (ts)
Bob Gordon (bs)
Russ Freeman (p)
Shelly Manne (ds)
Joe Mondragon (b) #01~#03
Carson Smith (b) #04~#09
Song name :
01. Daahoud
02. Finders Keepers
03. Joy Spring
04. Gone With The Wind
05. Bones For Jones
06. Blueberry Hill
07. Tiny Capers
08. Tiny Capers [Alternate take]
09. Gone With The Wind [Alternate take]
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
LPは1~3曲目が1954年9月の録音、パシフィック・ジャズ(Pacific Jazz)PJ-3番、8曲入り。
以下、LPの演目。
A1. Tiny Capers
A2. Gone With The Wind
A3. Finders Keepers
A4. Blueberry Hill
B1. Joy Spring
B2. Bones For Jones
B3. Bones For Zoot
B4. Dahoud
CDは発売元がパシフィック・ジャズ(Pacific Jazz)・RVG Edition、輸入盤、ボブ・ブルーメンソール(Bob Bluementhal)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、LPのB3 「Bones For Zoot」 が削除され、8~9曲目の2曲が追加され全9曲入り。
メンバーは、トランペットがクリフォード・ブラウン、編曲がジャック・モントローズ、ピアノがラス・フリーマン、テナーサックスがズート・シムズ、バルブ・トロンボーンがステュー・ウィリアムソン、バリトンサックスがボブ・ゴードン、1~3曲目のベースがジョー・モンドラゴン、4~9曲目のベースがカーソン・スミス、ドラムがシェリー・マン。
演奏は西海岸サウンドの中に明るく輝くクリフォード・ブラウン、編曲家のジャック・モントローズの手腕も光る。
ここに参加したメンバー全員、実際に共演したクリフォード・ブラウンの凄さに驚いたと思う。
クリフォード・ブラウンは短い人生にかかわらず多くの素晴らしい音源を残していた。
(青木高見)
Clifford Brown and Max Roach / Incorporated (32JD-92)
「ジャズ/クリフォード・ブラウン」 のリーダーアルバムとしています。
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「ジャズ/マックス・ローチ」 でも同じ内容を掲載しています。
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Song number, Recorded :
#06 Rec:August 2, 1954
#01-02 Rec:August 3, 1954
#05 Rec: August 6, 1954
#03-04, #07 Rec:August 10, 1954
Personnel :
Clifford Brown (tp)
Max Roach (ds)
Harold Land (ts)
Richie Powell (p)
George Morrow (b)
Song name :
01. Sweet Clifford
02. I Don't Stand A Ghost Of A Chance With You
03. Stompin' At The Savoy
04. I'll String Along With You
05. Mildama
06. Darn That Dream
07. I Get A Kick Out Of You
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
マックス・ローチ (Max Roach 1924年1月10日~2007年8月16日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューランド生まれのジャズ・ドラマー。
LPは1954年8月の録音、エマーシー(Emarcy)MG 36008番、7曲入り。
CDは発売元が日本フォノグラム株式会社、エマーシー(Emarcy)による英語オリジナル・ライナーノーツ、油井正一氏による日本語解説、7曲入り。
メンバーは 「ブラウン・ローチ五重奏団」、トランペットがクリフォード・ブラウン、ピアノがリッチー・パウエル、ベースがジョージ・モロウ、テナーサックスがハロルド・ランド、ドラムがマックス・ローチ。
「ブラウン・ローチ五重奏団」 の初スタジオ録音。
(青木高見)
Clifford Brown and Max Roach / Clifford Brown - Max Roach + 2 (PHCE-4166)
「ジャズ/クリフォード・ブラウン」 のリーダーアルバムとしています。
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「ジャズ/マックス・ローチ」 でも同じ内容を掲載しています。
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Song number, Recorded :
#01-02 Rec:August 2, 1954
#06 Rec: August 3, 1954
#04-05, #08-09 Rec:August 6, 1954
#03 Rec:February 24, 1955
#07 Rec: February 25, 1955
Personnel :
Clifford Brown (tp)
Max Roach (ds)
Richie Powell (p)
Harold Land (ts)
George Morrow (b)
Song name :
01. Delilah
02. Parisian Thoroughfare
03. The Blues Walk
04. Daahoud
05. Joy Spring
06. Jordu
07. What Am I Here For
08. Joy Spring [alt take]
09. Daahoud [alt take]
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
マックス・ローチ (Max Roach 1924年1月10日~2007年8月16日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューランド生まれのジャズ・ドラマー。
LPは1954年8月・1955年2月の録音、エマーシー(Emarcy)MG26043番、5曲入り。
以下、LPの演目。
A1. Delilah
A2. Parisian Thoroughfare
B1. Daahoud
B2. Joy Spring
B3. Jordu
CDは音源がエマーシー(Emarcy)、発売元がエマーシー(Emarcy)による英語オリジナル・ライナーノーツ、油井正一氏による日本語解説、児山紀芳氏によるスイングジャーナル1986年12月臨時増刊号に掲載した 「クリフォード・ブラウン物語」 付き、3、7~9曲目の4曲が追加され全9曲入り。
メンバーは、トランペットがクリフォード・ブラウン、ドラムがマックス・ローチ、ピアノがリッチー・パウエル、テナーサックスがハロルド・ランド、ベースがジョージ・モロウ。
目玉は何と言っても、児山紀芳氏による長編文書 「クリフォード・ブラウン物語」。
クリフォード・ブラウンの死について。
自動車事故死は、1956年6月26日の朝、クリフォード・ブラウンとリッチー・パウエル夫妻の車はフィラデルフィアからシカゴに向かっていた、現地ではマックス・ローチとソニー・ロリンズと合流する予定だった。
パウエル夫人が運転する車は、ペンシルヴァニアでスリップ事故をおこし、3人の命は一瞬にして奪われた。
クリフォード・ブラウン、享年25歳。
(青木高見)
Clifford Brown / Clifford Brown with Strings (814 642-2)
Song number, Recorded :
#01, #03, #10-11 Rec:January 18, 1955
#02, #05, #08-09 Red:January 19, 1955
#04, #06-07, #12 Rec:January 20, 1955
Personnel :
Clifford Brown (tp)
Neal Hefti (arr, cond)
Richie Powell (p)
Barry Galbraith (g)
George Morrow (b)
Max Roach (ds)
Song name :
01. Yesterdays
02. Laura
03. What's New?
04. Blue Moon
05. Can't Help Lovin' Dat Man
06. Embraceable You
07. Willow Weep For Me
08. Memories Of You
09. Smoke Gets In Your Eyes
10. Portrait Of Jenny
11. Where Or When
12. Stardust
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
LPは1955年1月18日~20日の録音、エマーシー(EmArcy)MG 36005番、12曲入り。
CDはエマーシー(EmArcy)の音源、発売元がフォノグラム、児山紀芳(Kitoshi Koyama)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、児山紀芳氏による日本語解説、12曲入り。
メンバーは、トランペットがクリフォード・ブラウン、編曲と指揮がニール・ヘフティとストリングス、ピアノがリッチー・パウエル、ギターがバリー・ギャルブレイス、ベースがジョージ・モロウ、ドラムがマックス・ローチ、その他ストリングス。
一般評ではジャズ・ストリングス物で、このレベルを超えるものは無いとされる。
この演奏に臨んだクリフォード・ブラウンは、レギュラーユニット 「クリフォード・ブラウンとマックス・ローチ・カルテット」 即興性の高い気迫の演奏とは打って変わり、素顔のブラウニーの温かさと更なる技巧で望んだとされる。
特に9曲目の 「Smoke Gets In Your Eyes(煙が目にしみる)」 は11回テイクを繰り返した。
全曲、ワンテイクでOKしたものはなく1日4曲のペースで3日で時間をかけ完成させた。
演目はスタンダード中心に聴きやすい内容。
忘れてはならないのは、編曲と指揮のニール・ヘフティによる抑制された絶妙なストリングスも光る。
(青木高見)
Clifford Brown and Max Roach / Study In Brown (814 646-2)
「ジャズ/クリフォード・ブラウン」 のリーダーアルバムとしています。
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「ジャズ/マックス・ローチ」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : February 23-25, 1955
Personnel :
Clifford Brown (tp)
Max Roach (ds)
Harold Land (ts)
Richie Powell (p)
George Morrow (b)
Song name :
01. Cherokee
02. Jacqui
03. Swingin'
04 .Land's End
05. George's Dilemma
06. Sandu
07. Gerkin For Perkin
08. If I Love Again
09. Take The A Train
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
マックス・ローチ (Max Roach 1924年1月10日~2007年8月16日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューランド生まれのジャズ・ドラマー。
LPは1955年2月23日から25日の録音、エマーシー(EmArcy)MG 36037番、9曲入り。
CDは発売元が、販売元がエマーシー(EmArcy)、輸入盤、エマーシー(EmArcy)による英語オリジナル・ライナーノーツ、9曲入り。
メンバーは、トランペットがクリフォード・ブラウン、ドラムがマックス・ローチ、ピアノがリッチー・パウエル、テナーサックスがハロルド・ランド、ベースがジョージ・モロウ、。
ピアノのリッチー・パウエルはバド・パウエルの実弟。
「ブラウン・ローチ五重奏団」 を結成して1年経過した演奏。
天才トランペッター 「ブラウニー」 を中心に、全体のチームワークが模範的な作品とされる。
これらの演奏はバップ期初期の卓越した名演とされ今でも多くのミュージシャンに演奏されている。
クリフォード・ブラウンの性格は真面目で人柄も良く皆から好かれたと言う。
その性格を反映したような、ふくよかなトランペットの音色、ジャズ・トランペットという分野の幅を広げた。
(青木高見)
Clifford Brown and Max Roach / At Basin Street (PHCE-10011)
「ジャズ/クリフォード・ブラウン」 のリーダーアルバムとしています。
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「ジャズ/マックス・ローチ」 でも同じ内容を掲載しています。
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ong number, Recorded :
#01-02 Rec:February 16, 1956
#03, #05-06 February 17, 1956
#04, #07 Rec:January 4, 1956
Personnel :
Clifford Brown (tp)
Max Roach (ds)
Richie Powell (p)
Sonny Rollins (ts)
George Morrow (b)
Song name :
01. What Is This Thing Called Love?
02. Love Is a Many Splendored Thing
03. I'll Remember April
04. Powell's Prances
05. Time
06. Scene Is Clean
07. Gertrude's Bounce
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
マックス・ローチ (Max Roach 1924年1月10日~2007年8月16日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューランド生まれのジャズ・ドラマー。
LPは1956年1月・2月の録音、エマーシー(EmArcy)MG 36070番、7曲入り。
CDは発売元が日本フォノグラム株式会社、英語ライナーノーツなし、油井正一氏による日本語解説、7曲入り。
メンバーは、トランペットがクリフォード・ブラウン、ドラムがマックス・ローチ、ピアノがリッチー・パウエル、テナーサックスがソニー・ロリンズ、ベースがジョージ・モロウ。
同年6月にクリフォード・ブラウンとリッチー・パウエルが同時に亡くなる直前の演奏で最後のスタジオ・アルバムになる。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. What Is This Thing Called Love? / Cole Porter
02. Love Is A Many Splendored Thing / Webster, Fain
03. I'll Remember April / Raye, DePaul, Johnston
04. Powell's Prances / Richie Powell
05. Time / Richie Powell
06. The Scene Is Clean / Tad Dameron
07. Gertrude's Bounce / Richie Powell
(青木高見)
Sonny Rollins / Plus Four (VICJ-23547)
「ジャズ/ソニー・ロリンズ」 のリーダーアルバムとしています。
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「ジャズ/クリフォード・ブラウン」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : March 22, 1956
Personnel :
Sonny Rollins (ts)
Clifford Brown (tp)
Richie Powell (p)
George Morrow (b)
Max Roach (ds)
Song name :
01. Valse Hot
02. Kiss And Run
03. I Feel A Song Comin' On
04. Count Your Blessings Instead Of Sheep
05. Pent-Up House
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ソニー・ロリンズ (Sonny Rollins 出生名:Theodore Walter Rollins 1930年9月7日~) はアメリカ合衆国ニューヨーク州生まれのジャズ・サックス奏者。
クリフォード・ブラウン (Clifford Brown 1930年10月30日~1956年6月26日) はアメリカ合衆国デラウエア州ウイルミントン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
LPは1956年3月22日の録音、プレスティッジ(Prestige)PRLP 7038番、5曲入り、ソニー・ロリンズとブラウン・ローチ・クインテット最後の演奏、タイトルの 「+4」 は、その意味。
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CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、英語ライナーノーツなし、青木和富氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーは、テナーがソニー・ロリンズ、トランペットがクリフォード・ブラウン、ピアノがでリッチー・パウエル、ベースがジョージ・モロウ、ドラムがマックス・ローチ。
音だけを聴いていれば、ひじょうに完成度の高い演奏だが、まつわるエピソードを知ると寒気がする。
録音日からわずか、1956年6月26日早朝、クリフォード・ブラウンとリッチー・パウエル夫妻の車はフィラデルフィアからシカゴに向かっていた。
現地ではマックス・ローチとソニー・ロリンズと合流する予定だった。
パウエル夫人が運転する車はペンシルヴァニアでスリップ事故をおこし、3人の命を一瞬にして奪った。
このアルバム作成時に、このような不幸な結末になる事を、誰が予想できただう。
事実は小説よりも奇なり。
その事を知ってから個人的に、このアルバムは大切に扱うようになった。
聴き方も最初は軽い気持ちで聴いていたが、知ってからは真剣に聴くようになる。
その事が、いいのか、わるいのか、わからない。
(青木高見)