Zoot Sims (ts) ズート・シムズ
略歴
ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
影がなく明るく、流暢(りゅうちょう)なメロディ・ラインが特徴。
作品に駄作がないのはズート・シムズの実力の証。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Zoot Sims / Zoot Sims Quartets (OJCCD-242-2)
Song number, Recorded :
#06-09 Rec:September 16, 1950
#01-05, #10-12 Rec:August 14, 1951
Personnel :
Zoot Sims (ts)
Harry Biss (p) #01-05, #10-12
John Lewis (p) #06-09
Clyde Lombardi (b) #01-05, #10-12
Curley Russell (b) #06-09
Art Blakey (ds) #01-05, #10-12
Don Lamond (ds) #06-09
Song name :
01. Zoot Swings the Blues [Take 1]
02. Zoot Swings the Blues [Take 2]
03. Trotting
04. I Wonder Who
05. It Had to Be You
06. My Silent Love
07. Jane-O
08. Dancing in the Dark
09. Memories Of You
10. East of the Sun (And West of the Moon)
11. Trotting [Alternate 1]
12. Trotting [Alternate 2]
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
LPは1950年9月16日・1951年8月14日の録音、発売元がプレスティッジ(Prestige)LP 7026,番、10曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、11、12曲目の2曲が追加され全12曲入り。
メンバーは2つのカルテット。
I、テナーサックスがズート・シムズ、ピアノがハリー・ビス、ベースがクライド・ロンバルディ、ドラムがアート・ブレイキー。
II、テナーサックスがズート・シムズ、ピアノがジョン・ルイス、ベースがカーリー・ラッセル、ドラムがドン・ラモンド。
ズート・シムズの特徴でもあるテナー・サックスの高い音域をタップリ聴く事ができる。
(青木高見)
Zoot Sims / The Modern Art Of Jazz Vol.1 (FHCW-2001)
Recorded :
January 11, 1956
January 18, 1956
Personnel :
Zoot Sims (ts)
Bob Brookmeyer (v-tb)
John Williams (p)
Milt Hinton (b)
Gus Johnson (ds)
Song name :
01. September In The Rain
02. Down At The Loft
03. Ghost Of A Chance
04. No So Deep
05. Them There Eyes
06. Our Pad
07. Dark Clouds
08. One To Blow On
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
LPは9999年の録音リリース、発売元がドーン・レコード(Daw Records)DLP-1102番、8曲入り。
CDは発売元が株式会社ファンハウス、ポール・ボールドウィン(Paul Baldwin)氏、チャック・ダーウィン(Chuck Darwin)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、日本語の演目と演奏者、8曲入り。
メンバーはテナーサックスがズート・シムズ、ピアノがジョン・ウイリアムス、バルブ・トロンボーンがボブ・ブルックマイヤー、ベースがミルト・ヒントン、ドラムがガス・ジョンソン。
聴きどころは、ボブ・ブルックマイヤーとの掛け合い、ピアノのジョン・ウイリアムスは共演作が少ないので貴重、ドーン・レコード・レーベルのサウンド。
スイング・ジャーナル誌選定ゴールド・ディスク賞、受賞作品。
(青木高見)
Al Cohn - Zoot Sims / From A To Z (74321477902)
「ジャズ/アル・コーン」のリーダーアルバムとしています。
→
「ジャズ/ズート・シムズ」でも同じ内容を掲載しています。
→
Song number, Recorded :
#03-05, #07-16 Rec:January 23, 1956
#01-02, #06 Rec:January 24, 1956
Personnel :
Al Cohn (ts)
Zoot Sims (ts)
Hank Jones (p) #07, #10-12, #01-16
Dave McKenna (p) #01-06, #08-09, #13-14
Dick Sherman (tp) #01-06, #08-09, #13-14
Milt Hinton (b)
Osie Johnson (ds)
Song name :
01. Mediolistic
02. Crimea River
03. A New Moan
04. A Moment's Notice
05. My Blues
06. Sandy's Swing
07. Somebody Loves Me
08. More Bread
09. Sherm's Terms
10. From A To Z
11. East Of The Sun
12. Tenor For Two Please, Jack
13. My Blues (Alternate take)
14. More Bread (Alternate take)
15. Tenor For Two Please, Jack (Alternate take)
16. Somebody Loves Me (Alternate take)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アル・コーン(Al Cohn 出生名:Alvin Gilbert Cohn 1925年11月24日~1988年2月15日)はアメリカ合衆国ペンシルヴェニア州ストラウズバーグ生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家、バンドマスター。
ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
LPは1956年1月23日~24日の録音、発売元がRCAビクター(RCA Victor)LPM-1282番、12曲入り。
以下、LPの演目。
A1. Mediolistic
A2. Crimea River
A3. A New Moan
A4. A Moment's Notice
A5. My Blues
A6. Sandy's Swing
B1. Somebody Loves Me
B2. More Bread
B3. Sherm's Terms
B4. From A To Z
B5. East Of The Sun (And West Of The Moon)
B6. Tenor For Two Please, Jack
CDは発売元がRCAビクター(RCA Victor)、輸入盤、ジョン・スチュアート・ウィルソン(John Steuart Wilson)氏、RCAビクター(RCA Victor)による英語オリジナル・ライナーノーツ、13~16曲目の4曲が追加され全16曲入り。
メンバーはテナーサックスがアル・コーンとズート・シムズ、ピアノがデイブ・マッケンナとハンク・ジョーンズ、トランペットがディック・シャーマン、ベースがミルト・ヒントン、ドラムがオシー・ジョンソン。
アルバムタイトルの「From A To Z」は頭文字で、「A」がアル・コーン、「Z」がズート・シムズ。
アルファベットの最初と最後にもなるので日本の伝統芸能の開演の口上「隅から隅までずずずい~っと宜しくお願い申し奉(たてまつ)ります」といったところ。
2管テナーだがテナーバトルはなく、お互いのリスペクトが上質で温かい音になっている。
(青木高見)
Zoot Sims / Zoot (MVCR-20055)
Recorded : October 12, 1956
Personnel :
Zoot Sims (as, ts)
John Williams (p)
Knobby Totah (b)
Gus Johnson (ds)
Song name :
01. 9:20 Special
02. Man I Love (The)
03. 55th And State
04. Blue Room
05. Gus's Blues
06. That Old Feeling
07. Bohemia After Dark
08. Woody'n You
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
CDは1956年10月12日の録音、発売元がMCA(MCA Victor, Inc.)、ジャック・トレイシー(Jack Tracy)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岩浪洋三氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーはアルトサックスとテナーサックスがズート・シムズ、ピアノがジョン・ウイリアムス、ベースがノビー・トッター、ドラムがガス・ジョンソン。
演奏はズート・シムズのワンホーン。
ズート・シムズのアルバムには駄作が少ない、どのアルバムをとっても水準以上。
レスター・ヤング系になるがサラリとして明るいサウンド。
スイング・ジャーナル誌選定ゴールド・ディスク賞、受賞作品。
(青木高見)
Zoot Sims / Zoot! (OJCCD-228-2)
Recorded :
December 13, 1956
December 18, 1956
Personnel :
Zoot Sims (as) #01-02, #04-05, #07
Zoot Sims (ts) #03, #06
George Handy (p, arr)
Nick Travis (tp)
Wilbur Ware (b)
Osie Johnson (ds)
Song name :
01. Why Cry?
02. Echoes Of You
03. Swim, Jim
04. Here and Now
05. Fools Rush In
06. Osmosis
07. Taking A Chance On Love
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
LPは1956年12月13日・18日の録音、発売元がリヴァーサイド・レコード(Riverside Records)RLP 12-228番、7曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、オリン・キープニュース(Orrin Keepnews)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、7曲入り。
メンバーはアルトサックスとテナーサックスがズート・シムズ、ピアノがジョージ・ハンディー、トランペットがニック・トラビス、ベースがウィルバー・ウエア、ドラムがオシー・ジョンソン。
アルバム・タイトルに自分の名前を付けているのは、静かな自信の表れか。
前作は「ZOOT」だったが、こちらは「ZOOT!」で「!」が付いている。
どうだと言わんばかりだが、演奏は誇張性のないアットホームな音。
ズート・シムズの顔は怖そうだが音は優しく温かい。
(青木高見)
Jutta Hipp - Zoot Sims / Jutta Hipp with Zoot Sims (TOCJ-1530)
「ジャズ/ユタ・ヒップ」のリーダーアルバムとしています。
→
「ジャズ/ズート・シムズ」でも同じ内容を掲載しています。
→
Recorded : July 28, 1956
Personnel :
Jutta Hipp (p)
Zoot Sims (ts)
Jerry Lloyd (tp)
Ahmed Abdul-Malik (b)
Ed Thigpen (ds)
Song name :
01. Just Blues
02. Violets for Your Furs
03. Down Home
04. Almost Like Being in Love
05. Wee Dot
06. Too Close for Comfort
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ユタ・ヒップ(Jutta Hipp 1925年2月4日~2003年4月6日)はドイツ出身の女性ジャズピアニスト、作曲家。
ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
LPは1956年7月28日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)BLP1530番、6曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、レナード・フェザー(Leonard Feather)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、赤塚四朗氏によるライナーノーツ和訳、上篠直之氏による日本語コメント、6曲入り。
メンバーはピアノがユタ・ヒップ、テナーサックスがズート・シムズ、トランペットがジェリー・ロイド、ベースがアーマッド(アーメド)・アブドゥル・マリク、ドラムがエド・シグペン。
演奏は可憐で清楚なユタ・ヒップのピアノにズート・シムズの歌心あるテナーサックスの融合。
ユタ・ヒップは、このアルバムを最後に音楽業界から突如引退する。
自分が感銘を受けない音楽を演奏する事への嫌悪が原因とされる。
2003年4月6日、ドイツに帰る事なくニューヨークのクイーンズ区にあるアパートの自室で亡くなった。
(青木高見)
Al Cohn - Zoot Sims / featuring Zoot Sims
「ジャズ/アル・コーン」のリーダーアルバムとしています。
→
「ジャズ/ズート・シムズ」でも同じ内容を掲載しています。
→
LP recording date : March 27, 1957
CD release date : 2009
Personnel :
Al Cohn (ts)
Zoot Sims (ts, cl)
Mose Allison (p)
Teddy Kotick (b)
Nick Stabulas (ds)
Song name :
(LP/featuring Zoot Sims/A1)(CD/Four Classic Albums/Disk2#01). It's A Wonderful World
(LP/featuring Zoot Sims/A2)(CD/Four Classic Albums/Disk2#02). Brandy And Beer
(LP/featuring Zoot Sims/A3)(CD/Four Classic Albums/Disk2#03). Two Funky People
(LP/featuring Zoot Sims/A4)(CD/Four Classic Albums/Disk2#04). Chasing The Blues
(LP/featuring Zoot Sims/B1)(CD/Four Classic Albums/Disk2#05). Halley's Comet
(LP/featuring Zoot Sims/B2)(CD/Four Classic Albums/Disk2#06). You're A Lucky Guy
(LP/featuring Zoot Sims/B3)(CD/Four Classic Albums/Disk2#07). The Wailing Boat
(LP/featuring Zoot Sims/B4)(CD/Four Classic Albums/Disk2#08). Just You, Just Me
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アル・コーン(Al Cohn 出生名:Alvin Gilbert Cohn 1925年11月24日~1988年2月15日)はアメリカ合衆国ペンシルヴェニア州ストラウズバーグ生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家、バンドマスター。
ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
LPは1957年3月27日の録音、発売元がコーラル(Coral)CRL 57171番、8曲入り。
CDは2009年のリリース、発売元がアビッド・エンターテインメント(Avid Entertainment)AMSC969、輸入盤、アビッド・エンターテインメント(Avid Entertainment)による英語オリジナル・ライナーノーツ、CD2枚組、全36曲入り。
メンバーはテナーサックスがアル・コーン、テナーサックスクラリネットがズート・シムズ、ピアノがモーズ・アリソン、ベースがテディ・コティック、ドラムが二ック・スタビュラス。
リズム隊はアルバム「Al Cohn Quintet Featuring Bob Brookmeyer」と同じ。
冒頭からアル・コーンとズート・シムズによる見事なユニゾン。
黒人が作ったジャズが白人に浸透し、この様な見事な白人ジャズが演奏されるには、それほど時間は必要なかった。
軽快なスウィング感が堪(たま)らない。
(青木高見)
Zoot Sims - Al Cohn - Phil Woods / A Night At The Half Note (TOCJ-5413)
「ジャズ/ズート・シムズ」のリーダーアルバムとしています。
→
「ジャズ/アル・コーン」でも同じ内容を掲載しています。
→
「ジャズ/フィル・ウッズ」でも同じ内容を掲載しています。
→
LP recording date : February 6-7, 1959
Personnel :
Zoot Sims (ts)
Al Cohn (ts)
Phil Woods (as) #03-04
Mose Allison (p)
Knobby Totah (b)
Paul Motian (ds)
Song name :
01. Lover, Come Back to Me
02. It Had to Be You
03. Wee Dot
04. After You've Gone
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
アル・コーン(Al Cohn 出生名:Alvin Gilbert Cohn 1925年11月24日~1988年2月15日)はアメリカ合衆国ペンシルヴェニア州ストラウズバーグ生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、編曲家、バンドマスター。
フィル・ウッズ(Phil Woods 出生名:Philip Wells Woods 1931年11月2日~)はアメリカ合衆国マサチューセッツ州スプリングフィールド生まれのジャズ・アルトサックス奏者、作曲家。
LPは1956年2月6日・7日の録音、発売元がユナイテッド・アーティスト・レコード(United Artists Records)UAS 5040番、4曲入り、ニューヨークのライブハウス「ハーフ・ノート」でのライブ。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、LPの英語の写真付きライナーノーツ、小川隆夫氏による日本語解説、4曲入り。
メンバーはテナーサックスがズート・シムズ、アル・コーン、アルトサックスがフィル・ウッズ、ピアノがモーズ・アリソン、ベースがノビー・トッター(ノビル・トター)、ドラムがポール・モチアン。
聴きどころはズート・シムズ、アル・コーン、フィル・ウッズの3人の共演。
また共演の少ないピアノのモーズ・アリソン、ドラムのポール・モチアンが付加価値。
(青木高見)
Zoot Sims / Down Home (25CY-3066)
Recorded : June 7, 1960
Personnel :
Zoot Sims (ts)
Dave Mckenna (p)
George Tucker (b)
Dannie Richmond (ds)
Song name :
01. Jive at Five
02. Doggin' Around
03. Avalon
04. I Cried for You
05. Bill Bailey
06. Goodnight, Sweetheart
07. There'll Be Some Changes Made
08. I've Heard That Blues Before
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
LPは1960年6月7日の録音、発売元がベツレヘム・レコード(Bethlehem Records)BS-6051番、8曲入り。
CDは発売元が日本コロムビア株式会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岡崎正通氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーはテナーサックスがズート・シムズ、ピアノがデイヴ・マッケンナ、ベースがジョージ・タッカー、ドラムがダニー・リッチモンド。
ズート・シムズの演奏はビッグ・バンドで鍛え抜かれた技術、ふくよかな安定したテナーサックスが特徴。
演目はスイング時代の曲をズート・シムズ流に解釈。
LP時代には中古で高値が付いた経緯から今でもCDは人気がある。
(青木高見)
Zoot Sims / Waiting Game (UCCU-9287)
Recorded :
November 28, 1966
November 30, 1966
Personnel :
Zoot Sims (ts)
Gary McFarland (arr, prod)
Jack Parnell (cond) #01-#05, #08, #09, #10
Kenny Napper (cond) #06-#07
David Snell (harp)
Song name :
01. Old Folks
" (Dedette Lee Hill, Willard Robison) - 4:52
02. I Wish I Knew
03. Once We Loved
04. It's a Blue World
05. September Song
06. Over The Rainbow
07. Stella By Starlight
08. One I Could Have Loved
09. You Go to My Head
10. Does the Sun Really Shine on the Moon?
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
LPは1966年11日28日・30日の録音、発売元がインパルス(Impulse!)A-9131番、10曲入り。
CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売・販売元がユニバーサル・ミュージック株式会社、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、小川隆夫氏によるライナーノーツ和訳と日本語の解説、10曲入り。
メンバーはテナーサックスがズート・シムズ、編曲とプロデューサーがゲイリー・マクファーランド、曲によって指揮がジャック・パーネルとケニー・ナッパー、神秘的なハープが英国人のデヴィッド・スネル。
演奏は爽やかで甘美なオーケストラをバックに朗々とズート・シムズのテナーサックスが重なる。
ズート・シムズのオーケストラ盤という事が貴重。
(青木高見)
Zoot Sims / A Summer Thing (15 754)
Recorded : 1972
Personnel :
Zoot Sims (sax)
Bucky Pizzarelli (g)
Milt Hinton (b)
Buddy Rich (ds)
Song name :
01. Summerset
02. Honeysuckle Rose
03. A Summer Thing
04. Somebody Loves Me
05. Gee Baby, Ain't I Good to You
06. Nirvana
07. (Back Home Again In) Indiana
08. Memories Of You
09. Come Rain Or Come Shine
10. Up A Lazy River
11. Send in the Clowns
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
CDは1972年の録音、発売元がレーザー・ライト(Laser Light)、輸入盤、レーザー・ライト(Laser Light)による英語オリジナル・ライナーノーツ、11曲入り。
メンバーはテナーサックスがズート・シムズ、ギターがバッキー・ピザレリ、ベースがミルト・ヒントン、ドラムがバディ・リッチ。
意外なメンバーとの共演が楽しみな1枚。
ギターのバッキー・ピザレリはジョン・ピザレリのお父さん。
それに高速ドラム・バンマスで名を馳(は)せたバディ・リッチがリズムを刻む。
ズート・シムズは素晴らしいバックに支えられ涼しげなテナーサックス。
「Gee Baby, Ain't I Good to You」では何とズート・シムズとバディ・リッチのヴォーカルも聴ける。
ちなみに同じ演目でリリースされたタイトルちがいの「Somebody Loves Me」「Nirvana」がある。
「Nirvana」 といえばロックバンドがすぐ頭に浮かぶが、バッキー・ピザレリのリーダー・アルバムにもあって何だか、ややこしい。
(青木高見)
Zoot Sims / Zoot At Ease (PCD-7110)
Song number, Recorded :
#01, #04-07 Rec:May 30, 1973
#02-03, #08-13 Rec:August 9, 1973
Personnel :
Zoot Sims (ts, ss)
Hank Jones (p)
Milt Hinton (b)
Grady Tate (ds)
Louis Bellson (ds)
Song name :
01.Softly As In Morning Sunrise
02. In The Middle Of A Kiss
03. Alabamy Home
04. Do Nothing Till You Hear From Me
05. Rosemary's Baby
06. Cocktails For Two
07. My Funny Valentine
08. Beach In The A. M.
09. In The Middle Of A Kiss (Take1)
10. In The Middle Of A Kiss (Take2)
11.Alabama Home
12.Beach In The A.M.
13.Alabamy Home
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
LPは1973年5月30日、8月9日の録音、発売元がフェイマス・ドア(Famous Door)HL-2000番、8曲入り。
LPの演目。
A1.Softly As In A Morning Sunrise
A2.In The Middle Of A Kiss
A3.Rosemary's Baby
A4.Beach In The A.M.
B1.Do Nothing Till You Hear From Me
B2.Alabamy Home
B3.Cocktails For Two
B4.My Funny Valentine
CDは発売元がプログレッシブ・レコード(Progressive Records)、輸入盤、ジョージ・ハーマン・バック・ジュニア(George Herman Buck, Jr.)氏、ハリー・リム(Harry Lim)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、8~11、13曲目の5曲が追加され全13曲入り。
メンバーはソプラノサックスとテナーサックスがズート・シムズ、ピアノがハンク・ジョーンズ、ベースがミルト・ヒントン、ドラムがルイ・ベルソンとグラディ・テイト。
極上のバックに円熟のソプラノサックスとテナーサックスの妙味。
アルバム・タイトル通り誇張のない自然体が、この人の特徴。
個人的にズート・シムズのコレクションの中から1枚だけと選ぶとしたら、このアルバムかもしれない。
(青木高見)
Zoot Sims / Soprano Sax (OJCCD 902-2)
Recorded : January 6 and 9, 1976
Personnel :
Zoot Sims (ss)
Ray Bryant (p)
George Mraz (b)
Grady Tate (ds)
Song name :
01. Someday Sweetheart
02. Moonlight In Vermont
03. Wrap Your Troubles in Dreams
04. Blues for Louise
05. Willow Weep For Me
06. Wrap Up
07. A Ghost of a Chance with You
08. Baubles, Bangles and Beads
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
LPは1976年1月6日・9日の録音、発売元がパブロ・レコード(Pablo Records)2310 770番、8曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、ベニー・グリーン(Benny Green)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、8曲入り。
メンバーはソプラノサックスがズート・シムズ、ピアノがレイ・ブライアント、ベースがジョージ・ムラーツ、ドラムがグラディ・テイト。
演目全曲、ソプラノサックスで演奏している。
ズート・シムズの温かい人柄が音に滲み出る。
こんなに上手いのに誇張したり、これみよがし的なところが、まったくないミュージシャン。
(青木高見)
Zoot Sims / If I'm Lucky (OJCCD-683-2)
Recorded : August 27-28, 1977
Personnel :
Zoot Sims (ts)
Jimmy Rowles (p)
George Mraz (b)
Mousie Alexander (ds)
Song name :
01. (I Wonder) Where Our Love Has Gone
02. Legs
03. If I'm Lucky
04. Shadow Waltz
05. You're My Everything
06. It's Alright With Me
07. Gypsy Sweetheart
08. I Hear A Rhapsody
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ズート・シムズ(Zoot Sims 出生名:John Haley Sims 1925年10月29日~1985年3月23日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド生まれの白人ジャズ・テナーサックス、ソプラノ・サックス奏者。
LPは1977年8月27日・28日の録音、発売元がパブロ・レコード(Pablo Records)2310-803番、8曲入り、副題「Zoot Sims meets Jimmy Rowles」。
CDは発売元がOJC、輸入盤、ベニー・グリーン(Benny Green)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、8曲入り。
メンバーはテナーサックスがズート・シムズ、ピアノがジミー・ロウルズ、ベースがジョージ・ムラーツ、ドラムがモージー(ムージー)・アレクサンダー。
演奏は、まろやかで味わい深い。
先日ある評でズート・シムズは「当たり障りがないだけで乾燥無味」というのがあった。
個人的にはこの「当たり障りがなく乾燥無味」が最大の特徴で好きなところ。
「蓼(たで)食う虫も好き好き」ではないが、ジャズ・ファンの好き嫌いも実に色々。
(青木高見)