青木高見のジャズコレクション Buddy Rich (ds, cond) バディ・リッチ


略歴
Buddy Rich バディ・リッチ (Buddy Rich 出生名:Bernard "Buddy" Rich 1917年9月30日~1987年4月2日) はアメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン生まれのジャズ・ドラマー、バンドリーダー。
アメリカには多くのドラマーがいるが中でユニークなドラマーといったらバディ・リッチ。
細かく刻んだ音符を正確に速く長時間叩き続けるという技を持つ。
またバンド・リーダーとしても活躍した。
豪快にガンガン叩くドラムなのにグルーブ感を損なわない絶妙さを持ち味としている。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Buddy Rich / The Best Of Buddy Rich (CDP 7243 8 57568 2 5) Buddy Rich / Swingin' New Big Band (CDP 7243 8 35232 2 1) Buddy Rich / The Roar Of '74 (24103)

【INDEX (共演アルバム)】
Flip Phillips Flip Flip Phillips Flip Wails Flip Phillips Swinging With Flip

【以下コンテンツ】


Buddy Rich / The Best Of Buddy Rich (CDP 7243 8 57568 2 5) Buddy Rich / The Best Of Buddy Rich (CDP 7243 8 57568 2 5)

Recorded : 1966-1970

Personnel :
Buddy Rich (ds, cond)
Orchestra of Buddy Rich

Song name :
01. West Side Story Medley: Overture / Cool / Something's Coming / Somewhere (1996 Digital Remaster) Buddy Rich
02. Love For Sale (Live) (Remix) Buddy Rich
03. Apples (Live) Buddy Rich
04. Diabolus Buddy Rich
05. Rotten Kid Buddy Rich
06. Chelsea Bridge (Live)
07. Mercy, Mercy, Mercy (Live)
08. Channel 1 Suite (Live)
09. Greensleeves (Live) (Digitally Remastered 97) Buddy Rich
10. Groovin' Hard (Live)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : バディ・リッチ (Buddy Rich 出生名 : Bernard "Buddy" Rich) 1917年9月30日~1987年4月2日) はアメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン生まれのジャズ・ドラマー、バンドリーダー。
CDは1966年~1970年の録音、発売元がパシフィック・ジャズ(Pacific Jazz)、輸入盤、ディーン・プラット(Dean Pratt)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、10曲入り。
掲載文には 「非常に細かく刻んだ音符を速く正確に、しかも長時間叩き続けるという、いわゆる超絶技巧を得意とする」 とある。
自己のバンドリーダーの活動が中心だったため、他のミュージシャンとの共演が少ない。
今ではウェブの動画サイトで、バディ・リッチが実際にドラムを叩いている姿を見る事ができる。
動画配信のおかげで、その凄いドラムが見直され人気と知名度が上った。
しかし今となっては本人は、この世にいない。
「長時間叩き続けてもまったく衰えない」  事は亡くなる高齢まで衰えなかったという。
元々持っていた天賦の才と想像を絶する練習、アメリカの自由な土壌で育(はぐく)まれたアメリカン・エンターテインメント性が、この人を作った。
おそらく今後もバディ・リッチの様な、型破りなドラマーは出てこないかもしれない。
バディ・リッチの父親が、まだ子供のバディ・リッチがスプーンで正確なリズムを刻んでいる事に気付き、1歳よりドラムスティックを持たせた逸話が凄い。
という訳で大音量で改めてバディ・リッチを聴いてみた、ひきかけの風邪が治ってしまった。
(青木高見)





Buddy Rich / Swingin' New Big Band Buddy Rich / Swingin' New Big Band (CDP 7243 8 35232 2 1)

Song number, Recorded :
#02, #04, #07, #09, #13 Rec:September 29, 1966
#01, #03, #11-12, #15 Rec:September 30, 1966
#05, #16 Rec:October 1, 1966
#10, #14 Rec: October 2, 1966
#06, #08, #17 Rec:October 10, 1966

Personnel :
Buddy Rich (ds, cond)
[Swingin' New Big Band]

Song name :
01. Ready Mix
02. Basically Blues
03. Critic's Choice
04. My Man's Gone Now
05. Uptight (Everything's Alright)
06. Sister Sadie
07. More Soul
08. West Side Story Medley
 08-01. Overture
 08-02. Cool
 08-03. Something's Coming
 08-04. Somewhere
09. What'd I Say*
10. Hoe Down*
11. Step Right Up*
12. Apples*
13. Chicago*
14. In a Mellow Tone*
15. Never Will I Marry*
16. Lament for Lester*
17. Naptown Blues*
*bonus tracks added to 1996 CD re-issue

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : バディ・リッチ (Buddy Rich 出生名 : Bernard "Buddy" Rich) 1917年9月30日~1987年4月2日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン生まれのジャズ・ドラマー、バンドリーダー。
LPは1966年9月・10月の録音、パシフィック・ジャズ(Pacific Jazz)ST-20113番、8曲入り。
CDは発売元がパシフィック・ジャズ(Pacific Jazz)、輸入盤、ディーン・プラット(Dean Pratt)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、9~17曲目の9曲追加され全17曲入り。
バンドマスターがドラマーというのは迫力が違う、バンドメンバーをリズムで牽引する。
バンドメンバーは無名のミュージシャンが多いが、まったく聴き劣りはしない。
アメリカ・ジャズの裾野の広さを実感する。
そう言えば、ハナ肇もクレージーキャッツのバンマスでドラマーだった。
(青木高見)





Buddy Rich / The Roar Of '74 (24103) Buddy Rich / The Roar Of '74 (24103)

Recorded : October 1973

Personnel :
Buddy Rich (ds, cond)
Buddy Budson (p)
Joe Beck (g)
Charlie Davis (tp)
John Hoffman (tp)
Greg Hopkins (tp)
Larry Hall (tp)
Keith O'Quinn (tb)
Alan Kaplan (tb)
John Leys (btb)
Joe Romano (as)
Bob ''Mink'' Martin (as)
John La Barbera (ts)
Bob Crea (ts)
Pat La Barbera (ss)
John Laws (bs)
Tony Levin (b)
Sam Woodyard (per)
Jimmy Maeulen (per)
Don Menza (arr)
Manny Albam (arr)
Ernie Wilkins (arr)

Song name :
01. Nutville
02. Kilimanjaro Coconut
03. Big Mac
04. Backwoods Sideman
05. Time Check
06. Prelude To A Kiss
07. Waltz Of The Mushroom Hunters
08. Senator Sam

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : バディ・リッチ (Buddy Rich 出生名 : Bernard "Buddy" Rich) 1917年9月30日~1987年4月2日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン生まれのジャズ・ドラマー、バンドリーダー。
LPは1973年の録音、グルーヴマーチャント(Groove Merchant)GM 528番、8曲入り。
CDは発売元がLRC(LRC Ltd.)、輸入盤、英語の演目と演奏者、8曲入り。
演奏はアメフトのヘルメットにストックカーに乗った迫力のバディ・リッチが全てを物語っている。
下手なこと言うものなら噛みつかれそう。
大音量で聴くと火の玉の様な迫力のバディ・リッチ・バンドにブッ飛ばされる。
そこのけ的だが、ちゃんと統制がとれているのが凄いし恐ろしい。
(青木高見)




▲ページの上に戻る▲