Laura Nyro (singer-songwriter) ローラ・ニーロ
略歴
ローラ・ニーロ(Laura Nyro 出生名:Laura Nigro 1947年10月18日~1997年4月8日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ブロンクス生まれの女性シンガーソングライター。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【以下コンテンツ】
Laura Nyro / Eli And Thirteenth Confession (SRCS 6323)
「ジャズ/ローラ・ニーロ」のリーダーアルバムとしています。
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「ワールド・アメリカ/ローラ・ニーロ」でもサムネイルのみを掲載しています。
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「ロック/ローラ・ニーロ」でもサムネイルのみを掲載しています。
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「ソウル・ディスコ/ローラ・ニーロ」でもサムネイルのみを掲載しています。
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LP recording date : 1968
CD release date :
Personnel :
Laura Nyro (vo, p, key, )
Ralph Casale, Chet Amsterdam – acoustic guitar
Hugh McCracken – electric guitar
Chuck Rainey, Chet Amsterdam – bass guitar
Artie Schroeck – drums, vibes
Buddy Saltzman – drums
Dave Carey – percussion
Bernie Glow, Pat Calello, Ernie Royal – trumpet
George Young (sax)
Zoot Sims (sax)
Wayne Andre (tb)
Jimmy Cleveland (tb)
Ray DeSio – trombone
Joe Farrell (sax, fl)
Paul Griffin (p) #06, #11
[Technical]
Charlie Calello – producer, arrangements
Roy Segal, Stan Tonkel – engineer
David Geffen – management "agent and friend"
Bob Cato – photography
Song name :
01. Luckie
02. Lu
03. Sweet Blindness
04. Poverty Train
05. Lonely Women
06. Eli's Comin
07. Timer
08. Stoned Soul Picnic
09. Emmie
10. Woman's Blues
11. Once It Was Alright Now (Farmer Joe)
12. December's Boudoir
13. The Confession
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ローラ・ニーロ(Laura Nyro 出生名:Laura Nigro 1947年10月18日~1997年4月8日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ブロンクス生まれの女性シンガーソングライター。
LPは1968年のリリース、発売元がコロムビア(Columbia)CQ 1069番、13曲入り、邦題「イーライと13番目の懺悔(ざんげ)」、セカンド・アルバム。
CDは1993年9月9日のリリース、発売元がソニー・ミュージック・エンターテインメント株式会社番、英語歌詞付き、中川五郎氏による歌詞対訳、会田裕之氏による日本語解説、13曲入り。
ローラ・ニーロを初めて知ったのは1970年頃、音楽雑誌「ミュージック・ライフ」にローラ・ニーロの顔写真が載っていた、ラジオから流れてきたサウンドは何となく憂鬱で暗かったイメージを持った。
端正な顔立ちと甲高い声は逆に、奇(き)を衒(てら)った、よくありがちな一発屋の女性ロッカーというイメージで長い間いた。
あれから何十年たっただろう、今はジャズを聴く日々、ある日のジャズ喫茶で、たまたまローラ・ニーロがかかった。
店主からローラ・ニーロの話を聞かされ、その足で帰りに買ってきたのが、このアルバムだった。
歌詞対訳の内容を見ながら聴いみる、それは今まで持っていたイメージを刷新するものであった。
また、あの頃の若いの自分にはアルバムの良さは解らなかっただろう事も理解できる。
要は頭で聴く1枚だったのだ。
更に調べると、共演者に渋いジャズマンが参加しているではないか。
ピアノのポール・グリフィン、サックスのジョージ・ヤング、ズート・シムズ、ジョー・ファレル、トロンボーンのウェイン・アンドレ、ジミー・クリーブランド。
そして演目では6曲目「Eli's Comin'」はスリー・ドッグ・ナイトがカヴァーして全米10位。
フィフス・ディメンションがカヴァーしてた8曲目「Stoned Soul Picnic」は全米3位、3曲目「Sweet Blindness」は全米13位を獲得している。
ローラ・ニーロの作曲能力が、いかに優れていたという証といえる。
(青木高見)
Laura Nyro / New York Tendaberry (CSCS 6013)
「ジャズ/ローラ・ニーロ」のリーダーアルバムとしています。
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「ワールド・アメリカ/ローラ・ニーロ」でもサムネイルのみを掲載しています。
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「ロック/ローラ・ニーロ」でもサムネイルのみを掲載しています。
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LP recording date : September 24, 1969
Personnel :
Laura Nyro (vo)
Song name :
01. You Don't Love Me When I Cry
02. Captain For Dark Mornings
03. Tom Cat Goodbye
04. Mercy On Broadway
05. Save The Country
06. Gibsom Street
07. Time And Love
08. The Man Who Sends Me Home
09. Sweet Lovin Baby
10. Captain Saint Lucifer
11. New York Tendaberry
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ローラ・ニーロ(Laura Nyro 出生名:Laura Nigro 1947年10月18日~1997年4月8日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ブロンクス生まれの女性シンガーソングライター。
LPは1969年9月24日のリリース、発売元がコロムビア(Columbia)KCS 9737番、11曲入り。
CDは1990年6月1日のリリース、発売元がCBSソニー(CBS/Sony)CSCS 6013番、英語歌詞付き、Marie Nishimoriさんによる歌詞対訳、大友博氏による日本語解説、11曲入り。
アルバム・タイトル「ニューヨーク・テンダベリー」は辞書にはなくローラ・ニーロの造語だという。
下手なコメントより、まずは11曲目の「ニューヨーク・テンダベリー」の和訳。
ニューヨーク・テンダベリー
青い果実(ブルーベリー)
変銚子(ラッシュ)のブラシとドラムが響く
過去はブルー・ノート
私は朝、逃げ出した
ニューヨーク・テンダベリー
青い果実
ボロ着、ドレープ、ドラッグ、そしてケープ
飢えたスラムの可愛い子供達
クラッカーがはじけ、通りを横切る
ゴミを散らかしスケートする
そして夜が訪れる
私は朝、逃げ出す
でも今、戻ってきた
荷物を出している
歩道に鳩
あなたは見かける街だけど
私にとっては宗教みたいに感じる
ニューヨーク・テンダベリー
青い果実
東風の吹く空で
私は見えなくなってしまったの
ここで私は泣いたの
ここは私が苦しみもがいたところ
努力はしたの
神とテンダベリーが甦るここでね
クエーカー教徒と革命家達が
生涯を共にするこの地で
大切な年月を、ずっと一緒に送るのよ
銀の涙を流しながら・・・
ニューヨーク・テンダベリー
この歌詞で、このアルバムのスケッチが凝縮されている様に感じた。
(青木高見)
Laura Nyro / The First Songs (SRCS 6322)
「ジャズ/ローラ・ニーロ」のリーダーアルバムとしています。
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「ワールド・アメリカ/ローラ・ニーロ」でもサムネイルのみを掲載しています。
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「ロック/ローラ・ニーロ」でもサムネイルのみを掲載しています。
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LP release date : 1973
CD release date : September 9, 1993
Personnel :
Laura Nyro (vo)
Song name :
01. Wedding Bell Blues
02. Billy's Blues
03. California Shoeshine Boys
04. Blowing Away
05. Lazy Susan
06. Good By Joe
07. Flim Flam Man
08. Stoney End
09. I Never Meant To Hurt You
10. He's A Runner
11. Buy And Sell
12. And When I Die
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ローラ・ニーロ(Laura Nyro 出生名:Laura Nigro 1947年10月18日~1997年4月8日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ブロンクス生まれの女性シンガーソングライター。
LPは1973年のリリース、発売元がコロムビア(Columbia)KC 31410番、12曲入り。
CDは1993年9月9日年のリリース、発売元がソニー・ミュージック・エンターテインメント株式会社 SRCS 6322番、英語歌詞付き、池田あき子さんによる英語歌詞対訳、長門芳郎氏による日本語解説、12曲入り。
歌が作られて27年の歳月がかかったリリースとなる。
1曲目「Wedding Bell Blues」のリリースは1966年10月。
デビュー作でリリースが前後している。
この多少明るい声を聴いて、本来こういう側面を持っていた女の子だった事を知る貴重な1枚。
ハード・ロックの道端に咲いた「一輪の、あだ花」。
(青木高見)