Clark Terry (tp, fh) クラーク・テリー
略歴
クラーク・テリー(Clark Terry 1920年12月14日~2015年2月21日)はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス生まれのジャズトランペット、フリューゲルホーン奏者。
ジャズ・キャリア何と60年。
大戦中に軍のバンドに参加、その後、カウント・ベイシー、デューク・エリントン、クインシー・ジョーンズなどレギュラーとしてバンドに在籍。
抜群のテクニックを持ちながら極めて誇張性のないマイペースな音が特徴。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Clark Terry / Serenade To A Bus Seat (VICJ41812)
Recorded : April 27, 1957
Personnel :
Clark Terry (tp)
Wynton Kelly (p)
Johnny Griffin (ts)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)
Song name :
01. Donna Lee
02. Boardwalk
03. Boomerang
04. Digits
05. Serenade to a Bus Seat
06. Stardust
07. Cruising
08. That Old Black Magic
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メインコメント : クラーク・テリー(Clark Terry 1920年12月14日~2015年2月21日)はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス生まれのジャズトランペット、フリューゲルホーン奏者。
LPは1957年4月27日の録音、発売元がリヴァーサイド・レコード(Riverside Records)RLP 12-237番、8曲入り。
CDは発売元がビクター・エンターテインメント株式会社、リヴァーサイド・レコード(Riverside Records)による英語オリジナル・ライナーノーツ、岡崎正通氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーはトランペットがクラーク・テリー、ピアノがウイントン・ケリー、テナーサックスがジョニー・グリフィン、ベースがポール・チェンバース、ドラムがフィリー・ジョー・ジョーンズ。
テナーサックスのジョニー・グリフィンを呼んだのは、クラーク・テリーだそうだ。
おおらかなトランペットにゴリゴリのテナーサックスの共演。
ピアノのウイントン・ケリーはリヴァーサイドの初録音。
リズム陣はマイルス・デイヴィス・バンドで鍛え抜かれた面々。
マイルス・デイヴィスが若かりし頃、このクラーク・テリーを聴いてインスピレーションを得た逸話もある。
聴いていると何となく、その理由がわかる。
薄暗い煙草の匂いの地下から明るい太陽の下に這(は)い出してきたような屈託のないクラーク・テリーのトランペット。
(青木高見)
Clark Terry / In Orbit (OOJCCD-302-2)
Recorded : May.7 and 12.1958
Personnel :
Clark Terry (flh)
Thelonious Monk (p)
Sam Jones (b)
Philly Joe Jones (ds)
Song name :
01. In Orbit
02. One Foot in the Gutter
03. Trust in Me
04. Let's Cool One
05. Pea-Eye
06. Argentina
07. Moonlight Fiesta
08. Buck's Business
09. Very Near Blue
10. Flugelin' the Blues
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : クラーク・テリー(Clark Terry 1920年12月14日~2015年2月21日)はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス生まれのジャズトランペット、フリューゲルホーン奏者。
LPは1958年5月7日・12日の録音、発売元がリヴァーサイド・レコード(Riverside Records)RLP 12-271番、9曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、オリン・キープニュース(Orrin Keepnews)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、10曲目が追加され全10曲入り。
メンバーはフリューゲル・ホーンがクラーク・テリー、ピアノがセロニアス・モンク、ベースがサム・ジョーンズ、ドラムがフィリー・ジョー・ジョーンズ。
ジャズ暦60年以上のフリューゲル・ホーン。
抜群のテクニックを持ちながら極めて誇張性のないマイペースな、のどかさ。
音にはクラーク・テリーの、やさしさに満ちている。
録音時クラーク・テリー34歳。
人気上昇中のセロニアス・モンクとの共演も聴きどころ。
クラーク・テリーの経歴は大戦中に軍のバンドに参加、その後カウント・ベイシー、デューク・エリントン、クインシー・ジョーンズなどレギュラーとしてバンドに籍を置いていた。
惜しくも2015年2月に他界、享年94歳。
(青木高見)