青木高見のジャズコレクション Grant Green (g) グラント・グリーン


略歴
Grant Green グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス生まれのジャズ・ギタリスト。
1960年代のブルーノート・レコードを代表するギタリスト、活動期間が長いのも特徴のひとつ。
どの時代のグラント・グリーンを聴くかで楽しみが倍増。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Grant Green / Grant's First Stand (7243 5 21959 2 3) Grant Green / Green Street (7243 5 40032 2 6) Grant Green / Sunday Mornin' (UCCQ-9165) Grant Green / Grantstand (TOCJ-4086) Grant Green / The Latin Bit (TOCJ-4111) Grant Green / Feelin' The Spirit (CDP 7 46822 2) Grant Green / Am I Blue (TOCJ-6568) Grant Green / Idle Moments (TOCJ-4154) Grant Green / Street Of Dreams (TOCJ-6677) Grant Green / I Want To Hold Your Hand (TOCJ-6499) Donald Byrd / Up With Donald Byrd - Grant Green / His Majesty King Funk (VERVE 314 527 474-2 Grant Green / Green Is Beautiful (CDP 7243 8 28265 2 1) Grant Green / Alive! (CDP 07777 89793 2 6) Grant Green / The Final Comedown (TOCJ-6699) Grant Green / Live At The Lighthouse (7243 4 93381 2 8)

【INDEX (共演アルバム)】


【以下コンテンツ】


Grant Green / Grant's First Stand (7243 5 21959 2 3) Grant Green / Grant's First Stand (7243 5 21959 2 3)

Recorded : January 28, 1961

Personnel :
Grant Green (g)
Baby Face Willette (org)
Ben Dixon (ds)

Song name :
01. Miss Ann's Tempo
02. Lullaby of the Leaves
03. Blues for Willareen
04. Baby's Minor Lope
05. 'Tain't Nobody's Bizness If I Do
06. A Wee Bit O'Green

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1961年1月28日の録音、初リーダー作。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4064番、6曲入り。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、ロバート・レヴィン(Robert Levin)氏による英語ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーは、オルガンがベイビー・フェイス・ウィレット、ギターがグラント・グリーン、ドラムがベン・ディクソン。
ジャズに限らずファーストアルバムというものは次に、どんなに素晴らしいアルバムが出たとしても叶わない。
演奏は地味で誇張のない素朴感、これこそ、グラント・グリーンの真骨頂。
1961年5月22日、ベイビー・フェイス・ウィレットのリーダー作 「Baby Face Willette / Stop And Listen」 にグラント・グリーンが参加している、ドラムはベン・ディクソンのトリオ。
(青木高見)





Grant Green / Green Street (7243 5 40032 2 6) Grant Green / Green Street (7243 5 40032 2 6)

Recorded : April 1, 1961

Personnel :
Grant Green (g)
Ben Tucker (b)
Dave Bailey (ds)

Song name :
01. No. 1 Green Street
02. Round About Midnight ('Round Midnight)
03. Grant's Dimensions
04. Green with Envy
05. Alone Together
06. Green with Envy [Alternate take, Bonus tracks on CD reissue]
07. Alone Together [Alternate take, Bonus tracks on CD reissue]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1961年4月1日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)4071番、5曲入り。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、レナード・フェザー(Leonard Feather)氏、ボブ・ブルーメンソール(Bob Blumenthal)氏による英語ライナーノーツ、6曲目 「Green with Envy」 と7曲目 「Alone Together[Alternate take]」 の2曲が追加され全7曲入り。
メンバーは、ギターがグラント・グリーン、ベースがベン・タッカー、ドラムがデイヴ・ベイリー。
演奏はコードワークが少なくシングル・トーンだけで紡(つむ)いていくギター奏法。
ブルーノート社主のアルフレッド・ライオンのグラント・グリーンに対する入れ込み様が伝わってくる。
(青木高見)





Grant Green / Sunday Mornin' (UCCQ-9165) Grant Green / Sunday Mornin' (UCCQ-9165)

Recorded : June 4, 1961

Personnel :
Grant Green (g)
Kenny Drew (p)
Ben Tucker (b)
Ben Dixon (ds)

Song name :
01. Freedom March
02. Sunday Mornin'
03. Exodus
04. God Bless the Child
05. Come Sunrise
06. So What

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス生まれのジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1961年6月4日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4099番、6曲入り。
CDは発売元がユニバーサル・クラシック&ジャズ株式会社、販売元がユニバーサル・ミュージック株式会社、ジョー・ゴールドバーグ(Joe Goldberg)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、原田和典氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、ピアノがケニー・ドリュー、ギターがグラント・グリーン、ベースがベン・タッカー、ドラムがベン・ディクソン。
次々と順調にアルバムをリリースしていくグラント・グリーン。
ここではピアノのケニー・ドリューを迎え、オーソドックスな心地よいハード・バップ。
あまり話題に上がらない、こういうアルバムに味がある。
(青木高見)





Grant Green / Grantstand (TOCJ-4086) Grant Green / Grantstand (TOCJ-4086)

Recorded : August 1, 1961

Personnel :
Grant Green (g)
Jack McDuff (org)
Yusef Lateef (ts, fl)
Al Harewood (ds)

Song name :
01. Grandstand
02. MMy Funny Valentine
03. Blues in Maude's Flat
04. Old Folks

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1961年8月1日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4086番、4曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、赤塚四朗氏によるライナーノーツ和訳、4曲入り。
メンバーは、オルガンがジャック・マクダフ、ギターがグラント・グリーン、テナーサックスとフルートがユセフ・ラティーフ、ドラムがアル・ヘアウッド。
ワン管が入った時のグラント・グリーンは格別の趣(おもむき)がある。
メンバー全員、静寂ではあるが強烈な訴えかけのある漆黒の音。
(青木高見)





Grant Green / The Latin Bit (TOCJ-4111) Grant Green / The Latin Bit (TOCJ-4111)

Recorded : April 26, 1962

Personnel :
Grant Green (g)
John Adriano Acea (p)
Wendell Marshall (b)
Willie Bobo (ds)
Carlos ''Patato'' Valdes (conga)
Garvin Masseaux (chekere)

Song name :
01. Mambo Inn
02. Besame Mucho
03. Mama Inez
04. Brazil
05. Tico Tico
06. My Little Suede Shoes

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1962年4月26日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4111番、6曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、赤塚四朗氏によるライナーノーツ和訳、上篠直之氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、ピアノがジョン・エイドリアーノ・エイシア、ギターがグラント・グリーン、ベースがウェンデル・マーシャル、ドラムがウィリー・ボボ、コンガがカルロス・パタート・ヴァルデス、シェケレがガーヴィン・マッソー。
どんな編成であろうと肩を張らない自然体のグラント・グリーン。
ここでは、パーカションが入り新鮮さが出た。
ここで登場する 「シェケレ(チェケレ)」 という楽器。
西アフリカ起源の伝統的な民俗楽器。
大きな中空の瓢箪(ひょうたん)の周りに植物の種子・豆・ビーズ・貝などを通した網を編んで張り巡らせた打楽器。
ジャズの楽しみの一つに珍しい楽器が聴ける事。
アルバム・ジャケットは、いかにもポーズを取らされた 「女すわり」 のグラント・グリーン。
この変なポーズこそ、素直で人が良い性格が表れている。
(青木高見)





Grant Green / Feelin' The Spirit (CDP 7 46822 2) Grant Green / Feelin' The Spirit (CDP 7 46822 2)

Recorded : December 21, 1962

Personnel :
Grant Green (g)
Herbie Hancock (p)
Butch Warren (b)
Billy Higgins (ds)
Garvin Masseaux (tambourine)

Song name :
01. Just a Closer Walk with Thee
02. Joshua Fit the Battle of Jericho
03. Nobody Knows the Trouble I've Seen
04. Go Down Moses
05. Sometimes I Feel Like a Motherless Child
06. Deep River [available on CD]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1962年12月21日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4132番、5曲入り。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、ジョー・ゴールドバーグ(Joe Goldberg)氏による英語ライナーノーツ、CD化に伴い6曲目の 「Deep River」 が追加され、全6曲入り。
メンバーは、ピアノがハービー・ハンコック、ギターがグラント・グリーン、ベースがブッチ・ウォーレン、ドラムがビリー・ヒギンズ、タンバリンがガーヴィン・マッソー。
ここにきて新主流派のハービー・ハンコックが参加、陽気に弾(はず)むグラント・グリーンがいい。
ジャケットの写真だと、ハード・バップを想像してしまうが演奏はポップス調。
(青木高見)





Grant Green / Am I Blue Grant Green / Am I Blue (TOCJ-6568)

Recorded : May 16, 1963

Personnel :
Grant Green (g)
Big John Patton (org)
Johnny Coles (tp)
Joe Henderson (ts)
Ben Dixon (ds)

Song name :
01. Am I Blue
02. Take These Chains from My Heart
03. I Wanna Be Loved
04. Sweet Slumber
05. For All We Know

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1963年5月16日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4139番、5曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、ジョー・ゴールドバーグ(Joe Goldberg)氏による英語ライナーノーツ、小川隆夫氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーは、オルガンがビック・ジョン・パットン、ギターがグラント・グリーン、トランペットがジョニー・コールズ、テナーサックスがジョー・ヘンダーソン、ドラムがベン・ディクソン。
ため息の出るシブい連中。
この名前を見ただけでアーシーな音が聴こえてくる。
どんなフォーマットでも常にマイペースな優しいグラント・グリーンの音色に癒される。
(青木高見)





Grant Green / Idle Moments (TOCJ-4154) Grant Green / Idle Moments (TOCJ-4154)

Recorded : November 4 and 15, 1963

Personnel :
Grant Green (g)
Duke Pearson (p)
Bobby Hutcherson (vib)
Joe Henderson (ts)
Bob Cranshaw (b)
Al Harewood (ds)

Song name :
01. Idle Moments
02. Jean De Fleur
03. Django
04. Nomad

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1963年11月4日と15日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4154番、4曲入り。
CDは発売元が販売元が東芝EMI株式会社、ピアニストのデューク・ピアソン(Duke Pearson)氏による英語ライナーノーツ、赤塚四朗氏によるライナーノーツ和訳、上篠直之氏による日本語解説、4曲入り。
メンバーは、ピアノがデューク・ピアソン、ギターがグラント・グリーン、ヴァイブがボビー・ハッチャーソン、テナーサックスがジョー・ヘンダーソン、ベースがボブ・クランショウ、ドラムがアル・ヘアウッド。
普段のグラント・グリーンの誇張しないシングルトーンに、デューク・ピアソンの優しいピアノ、ボビー・ハッチャーソンの張りのあるヴァイブが溶け合う。
そこに、ジョー・ヘンダーソンのいぶし銀のテナーサックスが入ってくる。
個人的に人に教えたくない、知られたくない、独り占めしたい1枚。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Idle Moments / Duke Pearson
02. Jean De Fleur / Grant Green
03. Django / John Lewis
04. Nomad / Duke Pearson
デューク・ピアソン2曲、ジョン・ルイス1曲、そしてグラント・グリーン1曲、都合4曲でもお腹いっぱい。
(青木高見)





GGrant Green / Street Of Dreams (TOCJ-6677) Grant Green / Street Of Dreams (TOCJ-6677)

Recorded : November 16, 1964

Released : August 1967

Personnel :
Grant Green (g)
Larry Young (org)
Bobby Hutcherson (vib)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. I Wish You Love
02. Lazy Afternoon
03. Street of Dreams
04. Somewhere in the Night

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1964年11月16日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4253番、4曲入り。
CDは発売元が販売元が東芝EMI株式会社、英語ライナーノーツなし、小川隆夫氏による日本語解説、4曲入り。
メンバーは、オルガンがラリー・ヤング、ギターがグラント・グリーン、ヴィブラフォンがボビー・ハチャーソン、ドラムがエルヴィン・ジョーンズ。
共演者のグラント・グリーンの相関関係は。
オルガンのラリー・ヤングとドラムがエルヴィン・ジョーンズは 「Grant Green / I Want To Hold Your Hand 1965年録音」 で一緒。
ヴィブラフォンのボビー・ハチャーソンは、前作 「Grant Green / Idle Moments 1963年11月4日と15日録音」 で一緒。
そのため、この時期、グラント・グリーンが彼らを、いかに気にいっていたか想像できる。
それしして百戦錬磨の連中が奏でる音、シブすぎて言葉にならない。
(青木高見)





Grant Green / I Want To Hold Your Hand (TOCJ-6499) Grant Green / I Want To Hold Your Hand (TOCJ-6499)

Recorded : March 31, 1965

Personnel :
Grant Green (g)
Hank Mobley (ts)
Larry Young (organ)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01.I Want To Hold Your Hand
02.Speak Low
03.Stella By Starlight
04.Corcovado (Quiet Nights)
05.This Could Be The Start Of Something
06.At Ling Last Love

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1965年3月31日の録音、ビートルズの 「I Want To Hold Your Hand (抱きしめたい)」 を演奏した異色作。
LPはブルーノート(Blue Note)4202番、6曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、英語ライナーノーツはなし、小川隆夫氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、オルガンがラリー・ヤング、ギターがグラント・グリーン、テナーサックスがハンク・モブレー、ドラムがエルビン・ジョーンズ。
意外な共演者の取り合わせにバラエティーに富んだ演目。
一般評ではコマーシャルのグラント・グリーンが定着して今一つ人気がなかったとされる。
個人的にはハンク・モブレーにしても、この人気の低さが最大の魅力、人に教えたくないアルバムの数々。
(青木高見)





Grant Green / His Majesty King Funk - Donald Byrd / Up With Donald Byrd (VERVE 314 527 474-2) Donald Byrd / Up With Donald Byrd - Grant Green / His Majesty King Funk (VERVE 314 527 474-2) Grant Green / His Majesty King Funk - Donald Byrd / Up With Donald Byrd (VERVE 314 527 474-2)

アルバムはグラント・グリーンのリーダーアルバム扱いとしています。
 →
「Grant Green」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Release : 1995

Personnel :
[Grant Green / His Majesty King Funk]
Grant Green (g)
Larry Young (org)
Harold Vick (ts)
Ben Dixon (ds)
Candido Camero (bongo, congas)

[Grant Green / His Majesty King Funk]
Donald Byrd (tp, arr)
Herbie Hancock (p)
Kenny Burrell (g)
Jimmy Heath (ts) #01-04, #08-09
Stanley Turrentine (ts) #05-07
Bob Cranshaw (b) #01-04, #08-09
Ron Carter (b) #05-07
Grady Tate (ds)
Candido (per) #05-07
The Donald Byrd Singers (vo)

Song name :
[Grant Green / His Majesty King Funk]
01. The Selma March
02. Willow Weep For Me
03. The Cantaloupe Woman
04. That Lucky Old Sun
05. Daddy Grapes
[Donald Byrd / Up With Donald Byrd]
06(1). Blind Man, Blind Man 07(2). Boom Boom 08(3). House Of The Rising Sun 09(4). See See Rider 10(5). Cantelope Island 11(6). Bossa 12(7). Sometimes I Feel Like A Motherless Child 13(8). You've Been Talkin' 'Bout Me Baby 14(9). My Babe

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メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス生まれのジャズ・ギタリスト。
ドナルド・バード (Donald Byrd 1932年12月9日~2013年2月4日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト市生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家、プロデューサー。 CDはヴァーヴ・レコード・レーベルのリリース 「Grant Green / His Majesty King Funk」 と 「Donald Byrd / Up With Donald Byrd」 のカップリング盤(別々の2枚が1枚に収められたCD)。
【Grant Green / His Majesty King Funk】。
原盤CDは1995年のリリースの録音、ヴァーヴ・レコード・レーベルのリリース、ピーター・レイチ(リーチ)(Peter Leitch)氏による英語ライナーノーツ。
メンバーは、オルガンがラリー・ヤング、ギターがグラント・グリーン、テナーサックスがハロルド・ヴィック、ドラムがベン・ディクソン、パーカッションがキャンディド・キャメロ。
【Donald Byrd / Up With Donald Byrd】
LPはヴァーヴ・レコード(Verve Records)V6-8609番、9曲入り。
1964年11月2日・3日・6日・12月16日の録音。
原盤CDはヴァーヴ・レコード・レーベルのリリース、ビル・ミルコフスキー(Bill Milkowski)氏による英語ライナーノーツ、9曲入り。
メンバーは、トランペットと編曲がドナルド・バード、編曲と指揮がクラウス・オガーマン、ピアノがハービー・ハンコック、ギターがケニー・バレル、テナーサックスがジミー・ヒースとスタンリー・タレンタイン、ベースがロン・カーターとボブ・クランショウ、ドラムがグラディ・テイト、パーカッションがキャンディド・キャメロ、バックコーラスがザ・ドナルド・バード・シンガーズ。
ちなみに本アルバムの5から7曲目は、ドナルド・バード別のアルバム 「Donald Byrd / I'm Tryin' To Get Home」 の録音日、1964年12月17日・18日で前日になる、おまけにメンバーもほぼ同じ。
レーベルが違うだけで感触が違ってくるのが面白い。
(青木高見)





Grant Green / Green Is Beautiful (CDP 7243 8 28265 2 1) Grant Green / Green Is Beautiful (CDP 7243 8 28265 2 1)

Recorded : January 30, 1970

Personnel :
Grant Green (g)
Blue Mitchell (tp)
Claude Bartee (ts)
Neal Creque (org) #3
Emmanuel Riggins (org) #1, #2, #4, #5
Jimmy Lewis (b)
Idris Muhammad (ds)
Candido Camero (conga)
Richie Pablo Landrum (bongos)

Song name :
01. Ain't It Funky Now
02. A Day In The Life
03. The Windjammer
04. I'll Never Fall In Love Again
05. Dracula

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス生まれのジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1970年1月30日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BST84542番、5曲入り。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、モートン・ロス(Morton Roth)氏による英語ライナーノーツ、5曲入り。
メンバーは、ギターがグラント・グリーン、トランペットがブルー・ミッチェル、テナーサックスがクロード・バーティー、オルガンがニール・クレクとエマニュエル・リギンズ、ベースがジミー・ルイス、ドラムがイドリス・ムハンマド、コンガがキャンディド、ボンゴがリッチー・パブロ・ランドラム。
燻し銀の猛者が集合し渋い演奏に酔わされる、この音が好きか嫌いかで、その人のファンキーさがわかる。
ジャズというよりソウル、聴けば聴くほどスルメみたいに味が出てくる。
ブラック・エンペラーに呪文をかけられ下僕(しもべ)となる。
(青木高見)





Grant Green / Alive! (CDP 07777 89793 2 6) Grant Green / Alive! (CDP 07777 89793 2 6)

Recorded : August 15, 1970

Personnel :
Grant Green (g)
Buddy Green (announcer)
Neal Creque (org) #02, #05
Ronnie Foster (org) #01, #04, #06-#08
Willie Bivens (vib)
Claude Bartee (ts)
Idris Muhammad (ds)
Joseph Armstrong (congas)

Song name :
01. Let the Music Take Your Mind
02. Time To Remember
03. Band introduction by Buddy Green
04. Sookie, Sookie
05. Down Here on the Ground
06. Hey, Western Union Man  [Bonus track on CD reissue]
07. It's Your Thing  [Bonus track on CD reissue]
08. Maiden Voyage  [Bonus track on CD reissue]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1970年8月15日の録音。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、スタンリー・ダンス(Stanley Dance)氏による英語ライナーノーツ、、4曲入り。
メンバーは、ギターがグラント・グリーン、オルガンがニール・クレク、テナーサックスがクロード・バーティー、ドラムがイドリス・ムハンマドほか。
同年1月30日にアルバム 「Grant Green / Green Is Beautiful」 を録音している。
更に強烈なドラムのイドリス・ムハンマドに牽引されたジャズ・ファンク。
演目は、ソウルのクール&ザ・ギャングの 「Let The Music Take Your Mind」。
  US3の 「Sookie, Sookie」。
アイズレー・ブラザーズの 「It's Your Thing」。
ハービー・ハンコックの 「Maiden Voyage」 などのカヴァー。
グラント・グリーン、ここに至り、ソウル・ファンクにはなりきれず、取り合えずジャズをズルズルやってしまった。
本当に、やりたかったのは結局はこの音だった事がわかる。
(青木高見)





Grant Green / The Final Comedown (TOCJ-6699) Grant Green / The Final Comedown (TOCJ-6699)

Recorded : December 13 and 14, 1971

Personnel :
Grant Green (g)
Wade Marcus (comp, cond)
George Devens (vib, timpani, per)
Richard Tee (p, org)
Cornell Dupree (g)
Irving Markowitz (tp, flh)
Marvin Stamm (tp, flh)
Harold Vick (as, ts)
Phil Bodner (fl, piccolo,as, oboe)
Eugene Bianco (harp)
Warren Smith (marimba, tambourine)
Gordon Edwards (el-b)
Grady Tate (ds)
Ralph MacDonald (conga, bongos)
Julian Barber (viola)
Harry Zaratzian (viola)
Seymour Barab (cello)
Charles McCracken (cello)

Song name :
01. Past, Present and Future
02. Fountain Scene
03. Soul Food, African Shop
04. Slight Fear and Terror
05. Luanna's Theme
06. The Final Comedown
07. Afro Party
08. Traveling to Get to Doc
09. One Second After Death
10. Father's Lament
11. Battle Scene

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス生まれのジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1971年12月13日・14日の録音、映画 「The Final Comedown」 のサウンド・トラック。
CDはブルーノート・レーベルの音源、発売元が東芝EMI株式会社、英語ライナーノーツなし、原田和典氏による日本語解説、11曲入り。
メンバーは、ギターがグラント・グリーン、ビブラフォンがジョージ・ディヴェンス、ピアノとオルガンがリチャード・ティー、ギターがコーネル・デュプリー、トランペットがマーヴィン・スタム、アルト・テナーサックスがハロルド・ヴィック、フルートとピッコロがフィル・ボンダー、エレクトリック・ベースがゴードン・エドワーズ、ドラムがグラディ・テイト、コンガとボンゴがラルフ・マクドナルドほか。
ブルーノート・レーベルにとっても初のサウンド・トラックとの事。
「The Final Comedown」 とは。
1972年アメリカのドラマ映画、脚本・製作・監督はオスカー ウィリアムズ、主演はビリー・ディー・ウィリアムズ(Billy Dee Williams)。
内容はアメリカの人種差別の筋書で急進的な黒人ナショナリスト・グループと警察と銃撃戦が描かれている。
銃撃戦に至るまでの裏話が語られている。
今ではユーチューブで断片だが観る事ができる。
ちなみにビリー・ディー・ウィリアムズは1980年 「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」 でハン・ソロの友人ランド・カルリジアン役。
(青木高見)





Grant Green / Live At The Lighthouse (7243 4 93381 2 8) Grant Green / Live At The Lighthouse (7243 4 93381 2 8)

Recorded : April 21, 1972

Personnel :
Grant Green (g)
Claude Bartee (ss, ts)
Gary Coleman (vib)
Shelton Laster (org)
Wilton Felder (el-b)
Greg Williams (ds)
Bobbye Porter Hall (per)
Hank Stewart (announcer)

Song name :
01. Introduction by Hank Stewart
02. Windjammer
03. Betcha by Golly, Wow
04. Fancy Free
05. Flood in Franklin Park
07. Walk in the Night

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メインコメント : グラント・グリーン (Grant Green 1935年6月6日~1979年1月31日) はアメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス生まれのジャズ・ギタリスト。
アルバムはグラント・グリーン、1972年4月21日、カリフォルニア・ハモサ・ビーチにある 「クラブ・ライトハウス」 のライブ。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、ハンク・スチュワート(Hank Stewart)氏、ボブ・ベルデン(Bob Belden)による英語ライナーノーツ、7曲入り。
メンバーは、ギターがグラント・グリーン、ソプラノ・テナーサックスがクロード・バーティー、ヴィブラフォンがゲーリー・コールマン、オルガンがシェルトン・ラスター、ベースがウイルトン・フェルダー、ドラムがグレッグ・ウィリアムス、パーカッションがボビー・ポーター・ホール。
ブルーノートの初期から何枚もリリースしてきたグラント・グリーン。
時代によって同じジャズでも趣向を少しずつ変えてきたが 「根っこ」 は変わっていない。
これを聴くと、最初からグラント・グリーンが R&B、特にファンクをやりたかった事がわかる。
プロになる前、 長い間 R&Bのバックをやっていた事が影響しているのかもしれない。
やりたくて、やりたくて、しかたがなった、71分におよぶ、この手の演奏。
(青木高見)




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