青木高見のジャズコレクション George Braith (ss, as, ts) ジョージ・ブレイス


略歴
George Braith ジョージ・ブレイス(George Braith 出生名:George Timothy Braithwaite  1939年6月27日~)はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク生まれのジャズ・マルチリード奏者。
ブルーノートやプレスティッジなどの名門レーベルにいくつかの作品を残す。
一事消息不明となるも80年代前半のマンハッタンでストリート・ミュージシャンでカムバック。
「Braith Horn」という楽器を考案した、バルブとの接合によって、ストレートアルトとソプラノの2つのホーンが鳴る仕組み。
(青木高見)

【INDEX (リーダーアルバム)】
George Braith / Extension (TOCJ-4171)


【以下コンテンツ】


George Braith / Extension (TOCJ-4171) George Braith / Extension (TOCJ-4171)

Recorded : March 24-27, 1965

Personnel :
George Braith (ss, as, ts, braith=-orn)
Billy Gardner (org)
Grant Green (g)
Clarence Johnston (ds)

Song name :
01. Nut Citybr
02. Ethlyn's Lovebr
03. Out Herebr
04. Extensionbr
05. Sweetvillebr
06. Ev'rytime We Say Goodbye = Everytime We Say Goodbye

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メインコメント : ジョージ・ブレイス (George Braith 本名:George Braithwaite 1939年6月27日~) はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク生まれのジャズ・マルチリード奏者。
LPは1965年録音、発売元がブルーノート(Blue Note)4171番、6曲入り、ブルーノートからはサード・アルバム。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、ジョー・ゴールドバーグ(Joe Goldberg)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、赤塚四朗氏によるライナーノーツ和訳、6曲入り。
メンバーはソプラノ、アルト、テナーサックスがジョージ・ブレイス、オルガンがビリー・ガードナー、ギターがグラント・グリーン、ドラムがクラレンス・ジョンストン。
演目が「Ev'ry Time We Say Goodbyebr」以外全てジョージ・ブレイスの作曲。
演奏は軽快なハード・バップで安心していると突如出るローランド・カークばりの二つの異なるホーン。
これが「Braith Horn」という楽器でジョージ・ブレイスが考案したものだという。
バルブとの接合によって、ストレートアルトとソプラノの二つのホーンが鳴る仕組みだそうだ。
ソウルっぽくもあり、かと言って下手ではなく歌心がある。
最初は違和感で、とまどうが、やがて変った不調音に引きずりこまれる。
つまり、これがジョージ・ブレイスの魅力らしい。
若い時からマルチ・リード奏者としてテレビなどで活動していたという。
その後ブルーノート、プレスティッジから数作品をリリース。
しかし活動は途中で消息不明となる。
1980年にマンハッタンのストリート・ミュージシャンとしてカムバックした異色の経歴を持つ。
(青木高見)




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