青木高見のジャズコレクション John Henderson (ts) or Joe Henderson ジョー・ヘンダーソン


略歴
Joe Henderson ジョー・ヘンダーソン (Joe Henderson 1937年4月24日~2001年6月30日) はアメリカ合衆国オハイオ州リマ生まれのジャズ・テナーッサクス奏者。
40年以上の音楽活動を精力的に行った。
そして、多くの一流プレイヤーとも共演を行った。
緻密で豪快、静と動、剛と柔を持つサックス。
日本では 「ジョーヘン」 で通る。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Joe Henderson / Page One (CDP 7 84140 2) Joe Henderson / Our Thing (TOCJ-6646) Joe Henderson / In' n Out (TOCJ-1466) Joe Henderson / Inner Urge (7243 5 92422 2 4) Joe Henderson / Tetragon ・ In Pursuit Of Blackness (CDBGPD 084)

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
Ballads by Four [Stanley Cowell, Art Pepper, John Klemmer, Johnny Griffin, Joe Henderson] (VICJ-60133)

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Joe Henderson / Page One (CDP 7 84140 2) Joe Henderson / Page One (CDP 7 84140 2)

Recorded : June 3, 1963

Personnel :
Joe Henderson (ts)
McCoy Tyner (p)
Kenny Dorham (tp)
Butch Warren (b)
Pete La Roca (ds)

Song name :
01. Blue Bossa
02. La Mesha
03. Homestretch
04. Recorda Me
05. Jinrikisha
06. Out od the Night

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョー・ヘンダーソン (Joe Henderson 1937年4月24日~2001年6月30日) はアメリカ合衆国オハイオ州リマ生まれのジャズ・テナーッサクス奏者。
アルバムはジョー・ヘンダーソン、1963年6月3日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4140番、6曲入り。
CDはブルーノートからのリリース、、輸入盤、ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)氏による英語ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーは、テナーサックスがジョー・ヘンダーソン、ピアノのマッコイ・タイナー、トランペットがケニー・ドーハム、ベースがブッチ・ウォーレン、ドラムのピート・ラ・ロッカ。
ケニー・ドーハムが自分の曲の 「Blue Bossa」 をジョー・ヘンダーソンにプレゼントしたことが有名、ブルーノートの中でも人気がある。
録音時のメンバーの歳、ジョー・ヘンダーソン25歳、マッコイ・タイナー25歳、ケニー・ドーハム39歳、ブッチ・ウォーレン23歳、ピート・ラ・ロッカ25歳。
これを見て、その若さと早熟ぶり、新しい潮流は俺たちが作って行くんだという意気込みを感じる。
当時、トランペットのケニー・ドーハムのジョー・ヘンダーソンへの惚れ込みようは尋常ではなかったらしい。
本作のライナーノーツもケニー・ドーハムが書いている。
個人的は、この一枚を聴くと古巣に帰った感じがして心が落ち着く。
アルバムが出た日本は、高度成長のまっただなか。
相撲は大鵬、野球は巨人、歌は三波春夫の東京五輪音頭、テレビでは鉄腕アトムが放映開始。
煙草と酒の地下のジャズ喫茶では毎晩これがかかっていた。
時代を先取りしていたジャズメン達。
アルバム・ジャケットのジョー・ヘンダーソンのアイビー・ルックが渋い。
セル・フレームのロイド眼鏡、ブレザーは三(みつ)ボタンの段がえり、ネクタイはコンポラっぽい極細。
ズボンはタック無しのテーパード・マンボ、靴はチャッカー・ブーツ。
演目の 「Blue Bossa」 は、今日も日本のどこかのジャズ・ライブで演奏されている。
(青木高見)





Joe Henderson / Our Thing (TOCJ-6646) Joe Henderson / Our Thing (TOCJ-6646)

Recorded : September 9, 1963

Personnel :
Joe Henderson (ts)
Andrew Hill (p)
Kenny Dorham (tp)
Eddie Khan (b)
Pete La Roca (ds)

Song name :
01. Teeter Totter
02. Pedro's Time
03. Our Thing
04. Back Road
05. Escapade
06. Teeter Totter [Bonus track on CD]

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョー・ヘンダーソン (Joe Henderson 1937年4月24日~2001年6月30日) はアメリカ合衆国オハイオ州リマ生まれのジャズ・テナーッサクス奏者。
アルバムはジョー・ヘンダーソン、1963年9月9日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4152番、5曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、レーベルからのリリース、輸入盤、英語ライナーノーツなし、高井信成氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーは、テナーサックスがジョー・ヘンダーソン、ピアノがアンドリュー・ヒル、トランペットがケニー・ドーハム、ベースがエディ・カーン、ドラムがピート・ラ・ロカ。
ジョー・ヘンダーソンのヒットアルバム 「Joe Henderson / Page One」 が1963年6月の録音なので、ずいぶん矢継ぎ早なリリースとなる。
ピアノがマッコイ・タイナーからアンドリュー・ヒルに変わっただけで、こうも感じが違う。
ジョー・ヘンダーソンの特徴として、ハードバップの次に来る新しい音を摸索している感じがしてならない。
ちなみに、アンドリュー・ヒルを連れてきたのがジョー・ヘンダーソンなので更に納得。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Teeter Totter / Joe Henderson
02. Pedro's Time / Kenny Dorham
03. Our Thing / Joe Henderson
04. Back Road / Kenny Dorham
05. Escapade / Kenny Dorham
06. Teeter Totter [alternate take] [Bonus track on CD]
(青木高見)





Joe Henderson / In' n Out (TOCJ-1466) Joe Henderson / In' n Out (TOCJ-1466)

Recorded : April 10, 1964

Personnel :
Joe Henderson (ts)
McCoy Tyner (p)
Kenny Dorham (tp)
Richard Davis (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. In 'N Out
02. Punjab
03. Serenity
04. Short Story
05. Brown's Town

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョー・ヘンダーソン (Joe Henderson 1937年4月24日~2001年6月30日) はアメリカ合衆国オハイオ州リマ生まれのジャズ・テナーッサクス奏者。
アルバムはジョー・ヘンダーソン、1964年4月10日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4166番、5曲入り。
CDは の録音、発売元が販売元が、ドン・ヘックマン(Don Heckman [Donald J. Heckman])氏による英語ライナーノーツ、原田和典氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーは、テナーサックスがジョー・ヘンダーソン、ピアノがマッコイ・タイナー、トランペットがケニー・ドーハム、ベースがリチャード・ディヴィス、ドラムがエルビン・ジョーンズ。
リリースの流れで見ると、前年6月 「Page One」、同年11月が 「Inner Urge」 で、その間の作品になる。
注目は共演が、3枚共マッコイ・タイナー、内2枚がエルビン・ジョーンズとケニー・ドーハムの参加。
まよほどケニー・ドーハムと相性がよかったのか、このコンビの瑞々(みずみず)しさは逸品。
(青木高見)





Joe Henderson / Inner Urge (7243 5 92422 2 4) Joe Henderson / Inner Urge (7243 5 92422 2 4)

Recorded : November 30, 1964

Personnel :
Joe Henderson (ts)
McCoy Tyner (p)
Bob Cranshaw (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. Inner Urge
02. Isotope
03. El Barrio
04. You Know I Care
05. Night And Day

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョー・ヘンダーソン (Joe Henderson 1937年4月24日~2001年6月30日) はアメリカ合衆国オハイオ州リマ生まれのジャズ・テナーッサクス奏者。
アルバムはジョー・ヘンダーソン、1964年11月30日の録音。
LPはブルーノート(Blue Note)BLP4189番、5曲入り。
CDはブルーノート・レーベルからのリリース、輸入盤、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏、ボブ・ブルーメンソール(Bob Blumenthal)による英語ライナーノーツ、5曲入り。
メンバーは、テナーサックスがジョー・ヘンダーソン、ピアノのマッコイ・タイナー、ベースがボブ・クランショウ、ドラムのエルビン・ジョーンズ。
マッコイ・タイナーのアルバム 「Real McCoy」 のメンバーはテナーサックスがジョー・ヘンダーソン、ベースがロン・カーター、ドラムがエルビン・ジョーンズだった。
録音が1967年なので、この 「Inner Urge」 より後という事になる。
急に 「サントリーピュアモルトウイスキー山崎」 のコピーを思い出した。
【なにも足さない、なにも引かない。
 歳月には力がある。
 歳月を養分にして、この琥珀色は滴った。
 だからピュアモルトの香りは、言葉に溶けてしまわない。
 はっきりと呟きが聞こえる。
 凛としたモノローグである。
 朴訥だが明晰。
 シンプルだが、奥が深い。
 なんという矛盾だろう。
 静謐があって、覇気がある。
 ゆったりと、鷹揚で、大きな流れと、縦横無尽に闊歩するものとが、同居している。
 なにも足さない、なにも引かない。
 ありのまま、そのまま。
 この単純の複雑なこと。
 日本のウイスキーのふるさと山崎から。】
この 「Joe Henderson / Inner Urge」 のために作られた錯覚に陥る。
(青木高見)





Joe Henderson / Tetragon ・ In Pursuit Of Blackness (CDBGPD 084) Joe Henderson / Tetragon ・ In Pursuit Of Blackness (CDBGPD 084)

Recorded :
[Tetragon] September 27, 1967 and May 16, 1968
[In Pursuit Of Blackness] September 25-26, 1970 and May 12, 1971

Personnel :
[Tetragon #01-07]
Joe Henderson (ts)
Don Friedman (p) #01-03, #05
Kenny Barron (p) #04, #06-07
Don Friedman (p)
Ron Carter (b)
Jack De Johnette (ds) #01-03, #05
Louis Hayes (ds) #04, #06-07

[In Pursuit Of Blackness #08-11 (#08-11)] Joe Henderson (ts)
George Cables (el-p) #08-09
Woody Shaw (tp)
Pete Yellin (as, fl, bcl) #08-09
Curtis Fuller (tb) #08-09
Ron McClure (b)
Stanley Clarke (b) #08-09
Lenny White (ds) #08-09
Tony Waters (congas) #10

Song name :
01. Invitation
02. R.J.
03. The Bead Game
04. Tetragon
05. Waltz for Zweetie
06. First Trip
07. I've Got You Under My Skin
08. No Me Esqueca
09. A Shade Of Jade
10. Gazelle
11. Mind Over Matter

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョー・ヘンダーソン (Joe Henderson 1937年4月24日~2001年6月30日) はアメリカ合衆国オハイオ州リマ生まれのジャズ・テナーッサクス奏者。
アルバムはジョー・ヘンダーソン、1967年、1968年、1970年、1971年のマイルストーンの録音で 「Tetragon」 と 「In Pursuit Of Blackness」 が1枚になったCD。
【Tetragon #01-07】
LPはマイルストーン(Milestone)MSP9017番、7曲入り。
CDはBGPレコード(BGP Records)レーベルからのリリース、輸入盤、ジョン・クロスビー(John Crosby)氏による英語ライナーノーツ、全11曲入り、1~7曲目が 「Tetragon」、オリン・キープニュース(Orrin Keepnews)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、。
メンバーは、一つ目がピアノがケニ―・バロン、ベースがロン・カーター、ドラムがルイ・ヘイズ。
ニつ目がピアノがドン・フリードマン、ベースがロン・カーター、ドラムがジャック・デ・ジョネット。
話は飛ぶが 「Tetragon」 のアルバムタイトルはジャケット・デザインで内容が、そのままイメージされている。
「Tetragon」 とは名詞では 「四角形」 「四辺形」 の意味。
意味は4人の演奏者が対等に扱われている事だと勝手に解釈している。
ジョーヘンが新境地を求めたタイトルで野心が伝わってくる。
【In Pursuit Of Blackness #08-11】
LPはマイルストーン(Milestone)MSP9034番、5曲入り。
CDはBGPレコード(BGP Records)レーベルからのリリース、輸入盤、ジョン・クロスビー(John Crosby)氏による英語ライナーノーツ、LPのA2 「Invitation」 がカットされ、4曲入り。
メンバーは、トランペットがウッディ・ショウ、トロンボーンがカーティス・フラー、エレピがジョージ・ケイブルス。
アルトとフルートがピート・イェリン、ベースがロン・マクルーアとスタンリー・クラーク、ドラムがレニー・ホワイト、コンガがトニー・ウォータース。
ジョー・ヘンダーソンはスーツを脱ぎ捨てアフロヘアー、タイトル通り、アーシーな作品。
バックのジョージ・ケイブルスのエレピや、ピート・イェリンのフルートが妖艶。
中でもベーシストのロン・マクルーアに注目したい。
1941年11月22日、アメリカ合衆国コネチカット州ニューヘブン生まれ、ジャンルがジャズ、ジャズ・ロック、フリーと多方面で活躍していた。
マイナーではあるが多彩なベーシストな事がわかる。
現在のところロン・マクルーアの演奏、当コレクションでは、Charles Lloyd の 「Forest Flower」、Wynton Kelly の 「Full View」 と、このジョーヘンの3枚しかないが今後も抑えておきたいベーシスト。
(青木高見)





Pete La Roca / Basra Pete La Roca / Basra

アルバムはピート・ラ・ロカのリーダーアルバム扱いとしています。
「Pete La Roca」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : May 9, 1965

Personnel :
Pete La Roca (ds)
Joe Henderson (ts)
Steve Kuhn (p)
Steve Swallow (b)

Song name :
01. Malaguena
02. Candu
03. Tears Come From Heaven
04. Basra
05. Lazy Afternoon
06. Eiderdown

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ピート・ラ・ロカ(Pete La Roca (Peter Sims)1938年4月7日~2012年11月19日)はアメリカ合衆国ニューヨーク・シティ生まれのジャズ・ドラマーで弁護士。
ジョー・ヘンダーソン (Joe Henderson 1937年4月24日~2001年6月30日) はアメリカ合衆国オハイオ州リマ生まれのジャズ・テナーッサクス奏者。
アルバムはピート・ラ・ロカ、1965年5月9日の録音、ブルーノート4205番。
タイトルの 「バスラ」 はイラク南部の都市。
個人的にイラクで、まず思い当たるのは。
1990年、イラクがクウェートに侵攻した戦争の事。
この時 「サダム・フセイン」 「多国籍軍」 という名前を知った。
戦争の様子が、毎日テレビで流がされ、茶の間で気楽な気持ちで戦争を見ていた。
2003年、自衛隊イラク派遣される、しかし、いっこうに収まらない爆弾テロ。
「バスラ」 に対するイメージは、このような嫌なイメージしかない。
演奏だが、イスラム風の曲とブルース。
なぜ、この様なタイトルになったのか。
今後、解ってくる時があると思う。
共演者は、いつもより妖艶なテナーのジョーヘン、頭脳ピアニストのスティーヴ・キューン、ベースは技巧派のスティーブ・スワロー。
思わず聴いてみたくなる顔ぶれ。 想像どおり独特な味わいを持ったアルバムといえる。
ピート・ラ・ロカの作品はそれ程多くない。
1968年に音楽界を去って法曹界(弁護士)に転身。
「ターキッシュ・ウィミン・アト・ザ・バス」 という曲を、チック・コリアが同意なしにチック・コリア名義で発表し訴訟を起こし成功した逸話がある。
ジャズ界と弁護士を行ったり来たりしたミュージシャンは実にユニーク。
肝心のドラミングは、シンバル・ワークに強い個性を感じる。
頭で叩く、理知的なドラミングに感じる。
アルバムの共演者もなるほど、どちらかというと頭脳でジャズする仲間。
5曲目の 「Lazy Afternoon」 のバラード。
頭の中が空っぽになって何もする気が無くなってしまう。
まさに、Lazy = 怠惰(たいだ)。
話が飛ぶが、スティーヴ・キューンのアルバムで 「Three Waves」 でベースがスティーブ・スワロー、ドラムがピート・ラ・ロカ。
この3人は、すでに完成していたのだ。
(青木高見)





Ballads by Four [Stanley Cowell, Art Pepper, John Klemmer, Johnny Griffin, Joe Henderson] (VICJ-60133) Ballads by Four [Stanley Cowell, Art Pepper, John Klemmer, Johnny Griffin, Joe Henderson] (VICJ-60133)

アルバムはスタンリー・カウエルのリーダーアルバム扱いとしています。
以下で同じ内容を掲載しています。
[Stanley Cowell スタンリー・カウエル] →
[Art Pepper アート・ペッパー] →
[John Klemmer ジョン・クレマー] →
[Johnny Griffin ジョニー・グリフィン] →
[Joe Henderson ジョー・ヘンダーソン] →

Recorded :
January 1-2, 1978
January 5, 1978

Song name : Over The Rainbow
Personnel :
Art Pepper (as)
Stanley Cowell (p)
Cecil Mcbee (b)
Roy Haynes (ds)

Song name : God Bless The Child
Personnel :
John Klemmer (ts)
Stanley Cowell (p)
John Heard (b)
Roy Haynes (ds)

Song name : Smoke Gets In Your Eyes
Personnel :
Stanley Cowell (p)
Johnny Griffin (ts)
Cecil Mcbee (b)
Roy Haynes (ds)

Song name : Good Morning, Heartache
Personnel :
Joe Henderson (ts)
Stanley Cowell (p)
John Heard (b)
Roy Haynes (ds)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スタンリー・カウエル (Stanley Cowell 1941年5月5日~) はアメリカ合衆国オハイオ州トレド生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。 以下のサックス奏者が一曲づつ担当、計4曲。
アート・ペッパー (Art Pepper 本名 : Arthur Edward Pepper,Jr. 1925年9日1日~1982年6月15日) はアメリカ合衆国カリフォルニア州ガーデナ生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家。
ジョン・クレマー (John Klemmer) はジャズ・テナーサックス奏者。
ジョニー・グリフィン (Johnny Griffin 1928年4月24日~2008年7月25日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャス・サックス奏者。
ジョー・ヘンダーソン (Joe Henderson 1937年4月24日~2001年6月30日) はアメリカ合衆国オハイオ州リマ生まれのジャズ・テナーッサクス奏者。
CDは1978年1月1日、2日、5日の録音、ギャラクシー・レーベルの音源、発売元ビクター・エンターテインメント株式会社、エド・ミシェル(Ed Michel)氏による英語ライナーノーツ、岡崎正道氏による日本語解説、4曲入り。
メンバーは。
1曲目、アルトサックスがアート・ペッパー、ピアノがスタンリー・カウエル、ベースがセシル・マクビー、ドラムがロイ・ヘインズ。
2曲目、テナーサックスがジョン・クレマーピアノがスタンリー・カウエル、ベースがジョン・ハード、ドラムがロイ・ヘインズ。
3曲目、テナーサックスがジョニー・グリフィン、ピアノがスタンリー・カウエル、ベースがセシル・マクビー、ドラムがロイ・ヘインズ。
4曲目、テナーサックスがジョー・ヘンダーソン、ピアノがスタンリー・カウエル、ベースがジョン・ハード、ドラムがロイ・ヘインズ。
4人のサックスマンが渾身のバラードを吹く。
1曲1曲の尺が9分近くあり、演目は4曲だが充分満足。
スイングジャーナル誌選定ゴールドディスク受賞作品。
(青木高見)




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