青木高見のジャズコレクション Lee Konitz (as) リー・コニッツ


略歴
Lee Konitz リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
新型コロナウイルス感染症の肺炎により亡くなった、享年92歳。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Lee Konitz and Miles Davis / Ezz-Thetic Lee Konitz and Miles Davis (VICJ-2013) Lee Konitz / Jazz At Storyville (TKCB-30738) Lee Konitz / In Harvard Square (TKCB-30546) Lee Konitz and Warne Marsh / Lee Konitz with Warne Marsh (30XD-1033) Lee Konitz / Very Cool (POCJ-2679) Lee Konitz / Tranquility (UCCU-5291) Lee Konitz / Motion (821 553-2) Lee Konitz / The Lee Konitz Duets (OJCCD-466-2) Lee Konitzand snd Red Mitchell / Lee Konitz and Red Mitchell : I Concentrate On You (VACZ-1117) Lee Konitz / Brazilian Rhapsody (TKCV-79094) Lee Konitz / Brazilian Serenade (TKCV-35018) Lee Konitz and Franco D'Andrea / Inside Cole Porter (NEL JAZZ 0967-2)

---------------- Lee Konitz Four Classic Albums (AMSC 1074) ----------------
Lee Konitz Four Classic Albums (AMSC 1074) Lee Konitz / An Image Lee Konitz / You And Lee Lee Konitz / You And Lee Lee Konitz / In Harvard Square Lee Konitz / Konitz制作中

【INDEX (共演アルバム)】
Don Bagley / Stan Kenton New Concepts Of Artistry In ryhthm


【以下コンテンツ】


Lee Konitz / Subconscious Lee Lee Konitz / Subconscious Lee

Recorded :
January 11, 1949
June 28, 1949
September 27, 1949
April 7, 1950

Personnel :
Lee Konitz (as)
Lennie Tristano (p)
Sal Mosca (p)
Warne Marsh (ts)
Billy Bauer (g)
Arnold Fishkin (b)
Shelly Manne (ds)
Denzil Best (ds)
Jeff Morton (ds)

Song name :
01. Subconscious-Lee
02. Judy
03. Progression
04. Retrospection
05. Ice Cream Konitz
06. You Go To My Head
07. Marshmallow
08. Fishin' Around
09. Tautology
10. Sound-Lee
11. Palo Alto
12. Rebecca

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
アルバムはリー・コニッツ、1949年・1950年の録音。
共演者は、ピアノがレニー・トリスターノとサル・モスカ、テナーサックスがウォーン・マーシュ、ギターがビリー・バウアー、ベースがアーノルド・フィシュキン、ドラムがシェリー・マンとデンジル・ベストとジェフ・モートン。
演奏は4つの録音日からなり、それぞれメンバーが異なる。
「Subconscious」 とは 「潜在意識」。
全員が 「クール派」 と呼ばれるミュージシャンで、師のレニー・トリスターノ直々の弟子(でし)達で興味深々。
話は飛ぶが、マイルス・デイビスも、この時期、 「クール」 に傾倒しており、このクール派から大きな影響を受けた。
年を同じくして、マイルス・デイヴィスの 「Birth of the Cool 録音 : 1949年・1950年」 の九重奏団に、リー・コニッツが参加している事に注目したい。
個人的に、特に 「クール派」 だとか、こだわらずに気楽に聴きたい。
正直、ジャズのクールの理論とか言われても、楽器を弾くわけでもなく楽しんで聴くだけの耳には正直、理解できない。
(青木高見)





Lee Konitz and Miles Davis / Ezz-Thetic Lee Konitz and Miles Davis (VICJ-2013) Lee Konitz and Miles Davis / Ezz-Thetic Lee Konitz and Miles Davis (VICJ-2013)

「ジャズ/リー・コニッツ」 のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/マイルス・デイヴィス」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Song number, Recorded, Personnel :
#01-04 Rec:March 8,1951
Lee Konitz (as)
Miles Davis (tp)
Sal Mosca (p)
Billy Bauer (g)
Arnold Fishkin (b)
Max Roach (ds)

#05-06 Rec:March 13, 1951
Lee Konitz (as)
Billy Bauer (g)

#07-10 Rec:December 23, 1952
Teddy Charles (vib)
Jimmy Raney (g)
Dick Nivison (b)
Ed Shaughnessy (ds)

Song name :
01. Odjenar
02. Hi Beck
03. Yesterdays
04. Ezz-Thetic
05. Indian Summer
06. Duet For Saxophone and Guitar
07. Edging Out
08. Nocturne
09. Composition In Four Pieces
10. Night In Tunisia

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メインコメント : リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
マイルス・デイヴィス (Miles Davis 本名:Miles Dewey Davis Ⅲ 1926年5月26日~1991年9月28日) はアメリカ合衆国イリノイ州アルトン生まれのジャズ・トランペット奏者。
CDは1951年・1952年の録音、発売元がビクター・エンタテインメント株式会社、油井正一氏による日本語解説書、10曲入り。
メンバーは、アルトサックスがリー・コニッツ、トランペットがマイルス・デイヴィス、ピアノがサル・モスカ、ギターがビリー・バウアー、ビブラフォンがテディ・チャールズ、ベースがアーノルド・フィシュキン、ディック・ニヴィソン、ドラムがマックス・ローチ、エド・ショーネシー。
このクール派のミュージシャンとマイルス・デイヴィスの共演。
リー・コニッツはマイルス・デイヴィスのアルバム 「Birth of the Cool」 に参加している。
2人の道は別々だが、この時点では 「クールの探求」 という事で同じだった事がわかる。
また、テディ・チャールズも頭脳的なプレーをするビブラフォン奏者で必要不可欠な役割を担っている。
(青木高見)





Lee Konitz / Jazz At Storyville (TKCB-30738) Lee Konitz / Jazz At Storyville (TKCB-30738)

Recorded : January 5, 1954

Personnel :
Lee Konitz (as)
Ronnie Ball (p)
Peter Ind (b)
Jeff Morton (ds)
Percy Heath (b) #02, #04, #05, #09,
Al Levitt (ds) #02, #04, #05, #09,

Song name :
01. introduction By John McLelland
02. Hi Beck
03. If I Had You
04. Subconscious Lee
05. Sound Lee
06. Foolin' Myself
07. Introduction By John McLelland
08. Ablution
09. These Foolish Things
10. End Announcement By John McLelland

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
アルバムはリー・コニッツ、1954年1月の録音、ボストンにある 「ストリーヴィル」 でのライブ。
LPはストリーヴィル(Storyville)STLP901番、12曲入り。
以下、LPの演目。
A1. Bob Goes The Leesel
A2. Easy Livin'
A3. Mean To Me
A4. I'll Remember April
A5. 317 East 32nd
A6. Skylark
A7. Nursery Rhyme
A8. Limehoues Blues
B1. Hi Beck
B2. These Foollish Things
B3. Sound Lee
B4. Subconscious Lee
CDは発売元が株式会社徳間ジャパン・コミュニケーションズ、ジョージ・ウェイン(George Wein)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岩浪洋三氏による日本語解説、10曲入り。
メンバーは、アルトサックスがリー・コニッツ、ピアノがロニー・ボール、ベースがピーター・インドとパーシー・ヒース、ドラムがアル・レヴィットとジェフ・モートン。
リー・コニッツは多くの有名バンドに在籍していて譜面に強く確かな音楽理論と技術を身に付けている。
演奏は2つのユニット、全員が一丸となりリー・コニッツの考えるジャズ探求への良き理解者たち。
ちなみにLPの演目とCDの内容が大幅に異なる。
CDの1曲目、イントロダクションは司会者ジョン・マクレランドによるメンバー紹介の中で 「リー・コニッツはパーカーやポール・デスモンドと劣らぬ名手である」 と言っている。
またライブハウスのオーナーはライナーノーツを書いたジョージ・ウェイン本人でリー・コニッツを推薦している様子が伺える。
(青木高見)





Lee Konitz / In Harvard Square (TKCB-30546) Lee Konitz / In Harvard Square (TKCB-30546)

Recorded : February, 1955

Personnel :
Lee Konitz (as)
Ronnie Ball (p)
Peter Ind (b)
Jeff Morton (ds)
Percy Heath (b) #08, #09, #10,
Al Levitt (ds) #08, #09, #10,

Song name :
01. No Splice
02. She's Funny That Way
03. Time On My Hands
04. Foolin' Myself
05. Ronnie's Tune
06. Froggy Day
07. My Old Flame
08. If I Had You
09. Foolin' Love
10. Ablution

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
アルバムはリー・コニッツ、1955年2月の録音、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンにある 「ハーバード・スクェア」 でのライブ。
LPはストリーヴィル(Storyville)LP323番、7曲入り。
CDは株式会社徳間ジャパン・コミュニケーションズ、リー・コニッツ(Lee Konitz)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、日本語解説なし、8~10曲目の3曲が追加され全10曲入り。
メンバーは、アルトサックスがリー・コニッツ、ピアノがロニー・ボール、ベースがピーター・インドとパーシー・ヒース、ドラムがアル・レヴィットとジェフ・モートン。
共演者はアルバム 「Lee Konitz / Jazz At Storyville」 と同じ。
演奏は、ジャズの要素である即興への飽くなき探求。
気心の知れたクール派の仲間とリラックスと緊張の、せめぎ合いが聴きどころ。
軽く聴き流してしまえばそれなりに、真剣に聴けば奥は深い。
やはりリー・コニッツは尋常ではない。
(青木高見)





Lee Konitz and Warne Marsh / Lee Konitz with Warne Marsh (30XD-1033) Lee Konitz and Warne Marsh / Lee Konitz with Warne Marsh (30XD-1033)

「ジャズ/リー・コニッツ」 のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ウォーン・マーシュ」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : June 1955

Personnel :
Lee Konitz (as)
Warne Marsh (ts)
Sal Mosca (p)
Ronnie Ball (p) #07
Billy Bauer (g)
Oscar Pettiford (b)
Kenny Clarke (ds)

Song name :
01. Topsy
02. There Will Never Be Another You
03. I Can't Get Started
04. Donna Lee
05. Two Not One
06. Don't Squawk
07. Ronnie's Line
08. Background Music

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
ウォーン・マーシュ (Warne Marsh 出生名:Warne Marion Marsh 1927年10月26日~1987年12月18日) はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・サックス奏者。
LPは1955年6月の録音、アトランティック(Atlantic)1217番、8曲入り。
CDは発売元がワーナー・パイオニア株式会社、バリー・ウラノフ(Barry Ulanov)氏による英語ライナーノーツ、藤本雄三氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーは、アルトサックスがリー・コニッツ、テナーサックスがウォーン・マーシュ、ピアノがサル・モスカと7曲目のみロニー・ボール、ギターがビリー・バウワー、ベースがオスカー・ペティフォード、ドラムがケニー・クラーク。
ここはレニー·トリスターノ理論などと言う難しい事は、さて置き、息の合ったベテラン2人の共演をクールに楽しみたい。
(青木高見)





Lee Konitz / Very Cool (POCJ-2679) Lee Konitz / Very Cool (POCJ-2679)

Recorded : May 5, 1957

Personnel :
Lee Konitz (as)
Don Ferrara (tp)
Sal Mosca (p)
Peter Ind (b)
Shadow Wilson (ds)

Song name :
01. Sunflower
02. Stairway to the Stars
03. Movin' Around
04. Kary's Trance
05. Crazy She Calls Me
06. Billie's Bounce

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
アルバムはリー・コニッツ、1957年5月5日の録音。
LPはヴァーヴ・レコード(Verve Records)MG V-8209番、6曲入り。
CDは発売元がポリドール株式会社、販売元がポリグラム株式会社、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岩浪洋三氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーは、アルトサックスがリー・コニッツ、ピアノがサル・モスカ、トランペットがドン・フェララ、ベースがピーター・インド、ドラムがシャドー・ウィルソン。
全員が 「クール派」 を代表するミュージシャン。
チャ―リー・パーカーとレニー·トリスターノを卒業し新たな旅立ちのクール・ジャズが完成。
鋭いフレーズ、冷たくて熱い二律背反を実感できる。
(青木高見)





Lee Konitz / Tranquility (UCCU-5291) Lee Konitz / Tranquility (UCCU-5291)

Recorded : October 22, 1957

Personnel :
Lee Konitz (as)
Billy Bauer (g)
Henry Grimes (b)
Dave Bailey (ds)

Song name :
01. Stephanie
02. Memorise Of You
03. People Will Say We're In Love
04. When You're Smilin'
05. Sunday
06. Lennie Bird
07. Nearness Of You (The)
08. Jonquil

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
アルバムはリー・コニッツ、1957年10月22日の録音。
LPはヴァーヴ・レコード(Verve Records)MG V-8281番、8曲入り。
CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売・販売元がユニバーサル・ミュージック株式会社、ジャック・フラー(Jack Fuller)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岩浪洋三氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーは、アルトサックスがリー・コニッツ、ギターがビリー・バウアー、ベースがヘンリー・グライムス、ドラムがデイヴ・ベイリー。
アルバム・タイトルの 「トランキリティ (Tranquility) 」 とは 「静寂、平穏、冷静」 という意味。
同年5月にアルバム 「Very Cool」 を出したばかり、矢継ぎ早のリリース。
話は飛ぶが比較的弱い精神安定剤で 「トランキライザー」 というのがある。
個人的には耳と体で聴く 「トランキライザー」 を感じる。
(青木高見)





Lee Konitz / Motion (821 553-2) Lee Konitz / Motion (821 553-2)

Recorded : August 29, 1961

Personnel :
Lee Konitz (as)
Sonny Dallas (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. I Remember You
02. All Of Me
03. Foolin' Myself
04. You Don't Know What Love Is
05. You'd Be So Nice To Come Home To
06. Out Of Nowhere
07. I'll Remember April
08. It's You Or No One

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
アルバムはリー・コニッツ、1961年8月29日の録音。
LPはヴァーヴ・レコード(Verve Records)V-8399番、5曲入り。
以下、の演目。
A1. I Remember You
A2. All Of Me
A3. Foolin' Myself
B1. You'd Be So Nice To Come Home To
B2. I'll Remember April
CDはヴァーヴ・レコード・レーベルからのリリース、輸入盤、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ。
4曲目 「You Don't Know What Love Is」、6曲目 「Out Of Nowhere」、8曲目 「It's You Or No One」 の3曲が追加され、全8曲入り。
メンバーは、アルトサックスがリー・コニッツ、ベースがソニー・ダラス、ドラムがエルビン・ジョーンズ。
よくぞ呼んだエルビン・ジョーンズ。
エルビン・ジョーンズなのでド迫力でバトルと思いきや。
リー・コニッツに飼いならされてしまったかな。
遠慮したのか、いつものエルビン・ジョーンズと違う。
かといって全体は、クール感、緊張感、スリル感は充分。
しかし、ここまで原曲を解体したらリー・コニッツは、さぞ満足だろう。
常に変革を求めてきた作品群の中にあって 「即興」 を更に吟味した1枚。
(青木高見)





Lee Konitz / The Lee Konitz Duets (OJCCD-466-2) Lee Konitz / The Lee Konitz Duets (OJCCD-466-2)

Recorded : September 25, 1967

Personnel :
Lee Konitz (as, ts)
Dick Katz (p)
Karl Berger (vib)
Jim Hall (g)
Ray Nance (vln)
Joe Henderson (ts)
Richie Kamuca (ts)
Marshall Brown (tb)
Eddie Gomez (b)
Elvin Jones (ds)

Song name :
01. Struttin' With Some Barbecue
02. You Don't Know What Love Is
03. Variations on Alone Together
04. Checkerboard
05. Erb
06. Tickletoe
07. Duplexity
08. Alphanumeric

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
アルバムはリー・コニッツ、1967年の録音、色々な楽器のミュージシャンとの共演。
以下、曲名と共演したミュージシャンを明記した。
リー・コニッツは曲によってアルトサックスとテナーサックスを使い分けている。
01. Struttin' With Some Barbecue : Lee Konitz (as), Marshall Brown (tb)
02. You Don't Know What Love Is : Lee Konitz (as), Joe Henderson (ts)
03. Variations on Alone Together : ee Konitz (as, ts), Karl Berger (vib), Eddie Gomez (b), Elvin Jones (ds)
04. Checkerboard : Lee Konitz (as), Dick Katz (p)
05. Erb : Lee Konitz (as), Jim Hall (g)
06. Tickletoe : Lee Konitz (ts), Richie Kamuca (ts)
07. Duplexity : Lee Konitz (ts), Ray Nance (vln)
08. Alphanumeric : Lee Konitz (as), Dick Katz (p), Jim Hall (g), Joe Henderson (ts), Richie Kamuca (ts), Marshall Brown (tb), Karl Berger (vib), Eddie Gomez (b), Elvin Jones (ds)
LPはマイルストーン(Milestone)MSP9013番、8曲入り。
CDはOJCレーベルからのリリース、、輸入盤、ガンサー・シュラー(Gunther Schuller)氏による英語ライナーノーツ、リー・コニッツ氏自身によるコメント、8曲入り。
色々なフォーマットでジャズを模索してきたリー・コニッツ。
共演者と楽器編成を見てもわかる通り、かなり、むずかしいチャレンジを試みた。
はっきり言って、のんびりとジャズを楽しむ内容ではない。
多分、細かい事は決めずにリハ無しで望んだと感じがする。
どう展開していくか解らないアドリブのスリル。
アルバムの前知識を持って聴けば、さほど飽きない。
もし知らないで突然聴いたら、何をやっているのか解らなくなり、つまらなくなるかもしれない。
そういう意味から、かなり実験的なアルバム。
リスナーとしては、こういうアルバムも結構楽しい。
(青木高見)





Lee Konitzand snd Red Mitchell / Lee Konitz and Red Mitchell : I Concentrate On You (VACZ-1117) Lee Konitzand snd Red Mitchell / Lee Konitz and Red Mitchell : I Concentrate On You (VACZ-1117)

「ジャズ/リー・コニッツ」 のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/レッド・ミッチェル」 でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/コール・ポーター」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : July 30, 1974

Personnel :
Lee Konitz (as)
Red Mitchell (b, p)
Cole Porter (comp)

Song name :
01. Just One of Those Things
02. Just One of Those Things [Take 7]
03. Easy to Love
04. It's All Right With Me
05. Ev'rytime We Say Goodbye = Everytime We Say Goodbye [Take 1]
06. Ev'rytime We Say Goodbye = Everytime We Say Goodbye
07. You'd Be So Nice To Come Home To
08. Love For Sale
09. In the Still of the Night
10. Night And Day [Take 1]
11. Night And Day
12. I Love You
13. I Love Paris
14. I Concentrate on You

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メインコメント : リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
レッド・ミッチェル (Red Mitchell 出生名:Keith Moore Mitchell 1927年9月20日~1992年11月8日) はアメリカ合衆国オレゴン州セイラム生まれのジャズ・ベーシスト、作詞家、作曲家、詩人。
コール・ポーター (Cole Porter 出生名:Cole Albert Porter 1891年6月9日~1964年10月15日) はアメリカ合衆国インディアナ州生まれののジャズ・ピアニスト、作曲家、作詞家。
LPは1974年7月30日の録音、スティープルチェイス(SteepleChase)SCS-1018番、11曲入り、コール・ポーター集、リー・コニッツとレッド・ミッチェルのデュオ。
以下、LPの演目。
A1. Just One Of Those Things
A2. Easy To Love
A3. It's Allright With Me
A4. Everytime We Say Goodbye
A5. You'd Be So Nice To Come Home To
A6. Love For Sale
B1. In The Still Of The Night
B2. Night And Day
B3. I Love You
B4. I Love Paris
B5. I Concentrate On You
CDはスティープルチェイス・レーベルからのリリース、英語ライナーノーツなし、瀧口譲司氏による日本語解説、2曲目 「Just One of Those Things [Take 7]」、5曲目 「Ev'rytime We Say Goodbye = Everytime We Say Goodbye [Take 1]」、10曲目 「Night And Day [Take 1]」 の3曲の別テイクが追加され全14曲入り。
ライナーに 「本作はキャッチーな演奏にしか耳を傾けられない時代のリスナーに投げつけられた見事で美しい難問だ」 と面白いコメントがある。
そう思って聴くがコール・ポーターは好きなので全く問題ない。
演目中レッド・ミッチェルがピアノを弾いているが、これもご愛嬌。
いつも聴き慣れたコール・ポーターが、いつもと違う曲になってしまう妙味。
(青木高見)





Lee Konitz / Brazilian Rhapsody (TKCV-79094) Lee Konitz / Brazilian Rhapsody (TKCV-79094)

Recorded : January 28-31, 1995

Personnel :
Lee Konitz (as)
Peggy Stern (p)
Romero Lubambo (g)
David Finck (b)
Duduka Da fonseca (ds)
Valtinho Anastacio (per)
Adela Dalto (vo) #05
Masters School (cho) #06

Song name :
01. Samba Triste 邦題:悲しみのサンバ
02. Berimbau
03. Menina Moca 邦題:若い娘
04. Triste
05. A Felicidade
06. Lunasea
07. Manha De Carnaval 邦題:黒いオルフェ
08. Insensatez 邦題:お馬鹿さん

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
アルバムはリー・コニッツ、1995年1月28日~31日の録音。
CDは発売元が、ヴィーナス・レコード(Venus Records)株式会社、歌詞付き、吉村浩二氏による日本語解説、8曲入り。
百戦練磨のリー・コニッツ、68歳、円熟のジャズ・ボサ・ノヴァ。
メンバーは、アルトサックスとソプラノサックスがリー・コニッツ、ピアノがペギー・スターン、ギターがホメロ・ルバンボ、ベースがデヴィッド・フィンク、ドラムがダデューカ・ダフォンセカ、パーカッションがヴァルティーニョ・アナスタシオ
5曲目の 「A Felicidade」 のみ、ボーカルがアデラ・ダルト。
全員が本場ブラジルの一流ミュージシャン。
副題が 「アントニオ・カルロス・ジョビンに捧ぐ」 とあるようにジョビンの曲を中心に構成されている。
ラプソディとは 「狂詩曲」 の事。
叙事的、英雄的、あるいは民族的な色彩を持つ自由なファンタジー風の楽曲を言う。
リー・コニッツここに至り、全てをやり尽くした様な安堵感が音に表れている。
(青木高見)





Lee Konitz / Brazilian Serenade (TKCV-35018) Lee Konitz / Brazilian Serenade (TKCV-35018)

Recorded : March 20-22, 1996

Personnel :
Lee Konitz (as)
Tom Harrell (tp)
Romero Lubambo (g)
David Kikoski (p)
David Finck (b)
Duduka Da fonseca (ds)
Valtinho Anastacio (per)

Song name :
01. Favela
02. Once I Loved
03. Recado Bossa Nova
04. September
05. Dindi
06. Wave
07. Meditation
08. Brazilian Serenade

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
アルバムはリー・コニッツ、1996年3月20日~22日の録音、前年のジャズ・ボサ・ノヴァ 「ラプソディ」 に続く第2弾。
CDは発売元が、ヴィーナス・レコード(Venus Records)株式会社、吉村浩二氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーは、アルトサックスがリー・コニッツ、ピアノがデヴッド・キコスキー、ギターがホメロ・ルバンボ、トランペットがトム・ハレル、ベースがデヴィッド・フィンク、ドラムがダデューカ・ダフォンセカ、パーカッションがヴァルティーニョ・アナスタシオ。
前回同様、ブラジルの一流ミュージシャンが集められている。 アルバム・タイトルの 「セレナーデ」 とは夜曲、小夜曲(さよきょく)。
楽典では、
1.十八世紀に始まった、交響曲より小規模な器楽形式、オペラ風の軽い楽曲。
2.(恋人の部屋の窓下でかなでる)恋愛の歌曲。
なるほど、そう思って聴けば艶(つや)が増してくる。
リー・コニッツここに至り、全てをやり尽くした様な安堵感が音に溢(あふ)れている。
(青木高見)





Lee Konitz and Franco D'Andrea / Inside Cole Porter (NEL JAZZ 0967-2) Lee Konitz and Franco D'Andrea / Inside Cole Porter (NEL JAZZ 0967-2)

「ジャズ/リー・コニッツ」 のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/コール・ポーター」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : May 2, 1996

Personnel :
Lee Konitz (as)
Cole Porter (comp)
Franco D'Andrea (p)

Song name :
1. The Song Is You
[Medley]
 2-1. The Song Is You (Intro)
 2-2. What Is This Thing Called Love?
 2-3. Ev'rytime We Say Goodbye = Everytime We Say Goodbye (Intro)
3. Ev'rytime We Say Goodbye = Everytime We Say Goodbye
4. I Love You
5. Love For Sale
[Medley]
 6-1. Easy To Love (Intro)
 6-2. Night And Day (Intro)
 6-3. Easy To Love
7. It's All Right With Me

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ (Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日) はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
コール・ポーター (Cole Porter 出生名:Cole Albert Porter 1891年6月9日~1964年10月15日)はアメリカ合衆国インディアナ州生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家、作詞家。
CDは副題 「In celebration of Lee Konitz 70th birthday」。
1996年5月2日の録音、発売元がNELジャズ(Nel Jazz)、輸入盤、ピノ・デ・ビアシ(Pino De Biasi)氏による英語ライナーノーツ、7曲入り、コール・ポーター集、ピアノとのデュオ。
メンバーは、アルトサックスがリー・コニッツ、ピアノがフランコ・ダンドレアのデュオ。
リー・コニッツのコール・ポーター好きは、かなりのもの。
1974年にベースのレッド・ミッチェルと 「Lee Konitz and Red Mitchell I Concentrate On You」 のコール・ポーター集をリリースして以来の作品になる。
副題に 「In celebration of Lee Konitz 70th birthday」 とある様に、リー・コニッツ70歳の誕生記念盤という意味もある。
演奏は、ちょと聴いただけではコール・ポーターの曲だとはわからない。
原曲を、かなり分解し再構築、普通のコピーに終わらせないところがリー・コニッツらしさ。
言い方を替えれば百戦練磨のリー・コニッツが生涯を通して題材にしてきたコール・ポーター集というところが聴きどころ。
(青木高見)


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