Lee Konitz (as) リー・コニッツ
略歴
リー・コニッツ(Lee Konitz 出生名:Leon "Lee" Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
新型コロナウイルス感染症の肺炎により亡くなった、享年92歳。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
---------------- Lee Konitz Four Classic Albums (AMSC 1074) ----------------
制作中
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Lee Konitz / Subconscious Lee (186-2)
Song number, LP recording date :
#01-04 : January 11, 1949
#07-08 : June 28, 1949
#09-10 : September 27, 1949
#05-06, #11-12 : April 7, 1950
Personnel :
Lee Konitz (as)
Lennie Tristano (p) #01-04
Sal Mosca (p) #05, #07-11
Warne Marsh (ts) #7-10
Billy Bauer (g) #01-06, #11-12
Arnold Fishkin (b) "01-11
Shelly Manne (ds) #01, #03-04
Denzil Best (ds) #07-08
Jeff Morton (ds) #05-06, #09-11
Song name :
01. Subconscious-Lee
02. Judy
03. Progression
04. Retrospection
05. Ice Cream Konitz
06. You Go To My Head
07. Marshmallow
08. Fishin' Around
09. Tautology
10. Sound-Lee
11. Palo Alto
12. Rebecca
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ(Lee Konitz 出生名:Leon "Lee" Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
LPは1949年、1950年の録音、発売元がプレスティッジ(Prestige)LP 7004番、12曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、OJCによる英語オリジナル・ライナーノーツ、12曲入り。
メンバーはピアノがレニー・トリスターノとサル・モスカ、テナーサックスがウォーン・マーシュ、ギターがビリー・バウアー、ベースがアーノルド・フィシュキン、ドラムがシェリー・マンとデンジル・ベストとジェフ・モートン。
演奏は4つの録音日からなり、それぞれメンバーも違う。
「Subconscious」とは「潜在意識」。
全員が「クール派」と呼ばれるミュージシャンで、師のレニー・トリスターノの弟子(でし)。
レニー・トリスターノ自身も1~4曲で演奏に参加しているのが貴重。
話は飛ぶが、マイルス・デイビスも、この時期「クール」に傾倒しており、このクール派から大きな影響を受けた。
同年、マイルス・デイヴィスのアルバム「Birth of the Cool 録音:1949年・1950年」の九重奏団にリー・コニッツが参加している事にも注目したい。
正直「クールの理論」と言われても自分は楽器を弾くわけでもないので、よく解らず聴いている。
それでも結構楽しく聴ける。
(青木高見)
Lee Konitz - Miles Davis / Ezz-Thetic Lee Konitz and Miles Davis (VICJ-2013)
「ジャズ/リー・コニッツ」のリーダーアルバムとしています。
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「ジャズ/マイルス・デイヴィス」でも同じ内容を掲載しています。
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Song number, CD recording date :
#01-04 : March 8, 1951
#05-06 : March 13, 1951
#07-10 : December 23, 1952
Song number, Personnel :
[#01-04]
Lee Konitz (as)
Miles Davis (tp)
Sal Mosca (p)
Billy Bauer (g)
Arnold Fishkin (b)
Max Roach (ds)
[#05-06]
Lee Konitz (as)
Billy Bauer (g)
[#07-10]
Teddy Charles (vib)
Jimmy Raney (g)
Dick Nivison (b)
Ed Shaughnessy (ds)
Song name :
01. Odjenar
02. Hi Beck
03. Yesterdays
04. Ezz-Thetic
05. Indian Summer
06. Duet For Saxophone and Guitar
07. Edging Out
08. Nocturne
09. Composition In Four Pieces
10. Night In Tunisia
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ(Lee Konitz 出生名:Leon "Lee" Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
マイルス・デイヴィス(Miles Davis 出生名:Miles Dewey Davis III 1926年5月26日~1991年9月28日)はアメリカ合衆国イリノイ州アルトン生まれのジャズ・トランペット奏者、作曲家。
CDは1951年・1952年の録音、発売元がビクター・エンタテインメント株式会社、油井正一氏による日本語解説書、10曲入り。
メンバーはアルトサックスがリー・コニッツ、トランペットがマイルス・デイヴィス、ピアノがサル・モスカ、ギターがビリー・バウアー、ビブラフォンがテディ・チャールズ、ベースがアーノルド・フィシュキン、ディック・ニヴィソン、ドラムがマックス・ローチ、エド・ショーネシー。
クール派と呼ばれるリー・コニッツ・メンバーがマイルス・デイヴィスと共演した。
リー・コニッツはマイルス・デイヴィスのアルバム「Birth of the Cool」にも参加している。
2人の道は別々だが、この時は「クールの探求」と言う事で、同じ目標に向かって進んでいた。
テディ・チャールズは頭脳的なプレーをするビブラフォン奏者で、ここでは必要不可欠な存在となっている。
(青木高見)
Lee Konitz / Jazz At Storyville (TKCB-30738)
LP recording date : January 5, 1954
Personnel :
Lee Konitz (as)
Ronnie Ball (p)
Peter Ind (b)
Jeff Morton (ds)
Percy Heath (b) #02, #04, #05, #09,
Al Levitt (ds) #02, #04, #05, #09,
Song name :
01. introduction By John McLelland
02. Hi Beck
03. If I Had You
04. Subconscious Lee
05. Sound Lee
06. Foolin' Myself
07. Introduction By John McLelland
08. Ablution
09. These Foolish Things
10. End Announcement By John McLelland
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ(Lee Konitz 出生名:Leon "Lee" Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
LPは1954年1月の録音、発売元がストリーヴィル(Storyville)STLP901番、12曲入り、ボストンにある「ストリーヴィル」でのライブ。
以下、LPの演目。
A1. Bob Goes The Leesel
A2. Easy Livin'
A3. Mean To Me
A4. I'll Remember April
A5. 317 East 32nd
A6. Skylark
A7. Nursery Rhyme
A8. Limehoues Blues
B1. Hi Beck
B2. These Foollish Things
B3. Sound Lee
B4. Subconscious Lee
CDは発売元が株式会社徳間ジャパン・コミュニケーションズ、ジョージ・ウェイン(George Wein)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岩浪洋三氏による日本語解説、10曲入り。
メンバーはアルトサックスがリー・コニッツ、ピアノがロニー・ボール、ベースがピーター・インドとパーシー・ヒース、ドラムがアル・レヴィットとジェフ・モートン。
リー・コニッツは多くの有名バンドに在籍していて譜面に強く、確かな音楽技術と理論を身に付けている。
当アルバムの演奏は2つのユニット、全員が一丸となりリー・コニッツの考えるジャズを具現化できるミュージシャンによる演奏。
ちなみにLPの演目とCDの内容が異なる。
CDの1曲目、イントロダクションは司会者ジョン・マクレランドによるメンバー紹介は「リー・コニッツはパーカーやポール・デスモンドと劣らぬ名手である」と述べている。
ライブハウスのオーナーはライナーノーツを書いたジョージ・ウェイン本人でリー・コニッツを高く評価していた事が伺える。
(青木高見)
Lee Konitz / In Harvard Square (TKCB-30546)
LP recording date : February, 1955
Personnel :
Lee Konitz (as)
Ronnie Ball (p)
Peter Ind (b)
Jeff Morton (ds)
Percy Heath (b) #08, #09, #10,
Al Levitt (ds) #08, #09, #10,
Song name :
01. No Splice
02. She's Funny That Way
03. Time On My Hands
04. Foolin' Myself
05. Ronnie's Tune
06. Froggy Day
07. My Old Flame
08. If I Had You
09. Foolin' Love
10. Ablution
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ(Lee Konitz 出生名:Leon "Lee" Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
LPは1955年2月の録音、発売元がストリーヴィル(Storyville)LP323番、7曲入り、サチューセッツ州ボストンにある「ハーバード・スクェア」でのライブ。
CDは発売元が株式会社徳間ジャパン・コミュニケーションズ、リー・コニッツ(Lee Konitz)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、日本語解説なし、8~10曲目の3曲が追加され全10曲入り。
メンバーはアルトサックスがリー・コニッツ、ピアノがロニー・ボール、ベースがピーター・インドとパーシー・ヒース、ドラムがアル・レヴィットとジェフ・モートン。
共演者はアルバム「Lee Konitz / Jazz At Storyville」と同じ。
内容はジャズの要素のひとつである「即興」への飽くなき探求が体感できる。
気心の知れたクール派の仲間とリラックスと緊張の「せめぎ合い」が聴きどころ。
軽く聴き流してしまえばそれなりに、真剣に聴けば奥は深くなる。
(青木高見)
Lee Konitz - Warne Marsh / Lee Konitz with Warne Marsh (30XD-1033)
「ジャズ/リー・コニッツ」のリーダーアルバムとしています。
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「ジャズ/ウォーン・マーシュ」でも同じ内容を掲載しています。
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LP recording date : June 1955
Personnel :
Lee Konitz (as)
Warne Marsh (ts)
Sal Mosca (p)
Ronnie Ball (p) #07
Billy Bauer (g)
Oscar Pettiford (b)
Kenny Clarke (ds)
Song name :
01. Topsy
02. There Will Never Be Another You
03. I Can't Get Started
04. Donna Lee
05. Two Not One
06. Don't Squawk
07. Ronnie's Line
08. Background Music
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ(Lee Konitz 出生名:Leon "Lee" Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
ウォーン・マーシュ(Warne Marsh 出生名:Warne Marion Marsh 1927年10月26日~1987年12月18日)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・サックス奏者。
LPは1955年6月の録音、発売元がアトランティック(Atlantic)1217番、8曲入り。
CDは発売元がワーナー・パイオニア株式会社、バリー・ウラノフ(Barry Ulanov)氏による英語ライナーノーツ、藤本雄三氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーはアルトサックスがリー・コニッツ、テナーサックスがウォーン・マーシュ、ピアノがサル・モスカと7曲目のみロニー・ボール、ギターがビリー・バウワー、ベースがオスカー・ペティフォード、ドラムがケニー・クラーク。
ここはレニー·トリスターノ理論など難しい事は一旦置いておいて、息の合った2人の共演を体感したい。
(青木高見)
Lee Konitz / Very Cool (POCJ-2679)
LP recording date : May 5, 1957
Personnel :
Lee Konitz (as)
Don Ferrara (tp)
Sal Mosca (p)
Peter Ind (b)
Shadow Wilson (ds)
Song name :
01. Sunflower
02. Stairway to the Stars
03. Movin' Around
04. Kary's Trance
05. Crazy She Calls Me
06. Billie's Bounce
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ(Lee Konitz 出生名:Leon "Lee" Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
LPは1957年5月5日の録音、発売元がヴァーヴ・レコード(Verve Records)MG V-8209番、6曲入り。
CDは発売元がポリドール株式会社、販売元がポリグラム株式会社、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岩浪洋三氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーはアルトサックスがリー・コニッツ、ピアノがサル・モスカ、トランペットがドン・フェララ、ベースがピーター・インド、ドラムがシャドー・ウィルソン。
全員が「クール派」と呼ばれるミュージシャン。
チャ―リー・パーカーとレニー·トリスターノを卒業して新たに旅立つメンバーたち。
鋭いフレーズ、冷たくて熱い、二律背反ジャズを体感できる。
(青木高見)
Lee Konitz / Tranquility (UCCU-5291)
LP recording date : October 22, 1957
Personnel :
Lee Konitz (as)
Billy Bauer (g)
Henry Grimes (b)
Dave Bailey (ds)
Song name :
01. Stephanie
02. Memorise Of You
03. People Will Say We're In Love
04. When You're Smilin'
05. Sunday
06. Lennie Bird
07. Nearness Of You (The)
08. Jonquil
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ(Lee Konitz 出生名:Leon "Lee" Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
LPは1957年10月22日の録音、発売元がヴァーヴ・レコード(Verve Records)MG V-8281番、8曲入り。
CDは制作がユニバーサル・クラシック&ジャズ、発売・販売元がユニバーサル・ミュージック株式会社、ジャック・フラー(Jack Fuller)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岩浪洋三氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーはアルトサックスがリー・コニッツ、ギターがビリー・バウアー、ベースがヘンリー・グライムス、ドラムがデイヴ・ベイリー。
アルバム・タイトルの「トランキリティ (Tranquility) 」とは「静寂、平穏、冷静」という意味。
同年5月にアルバム「Very Cool」を出したばかりで矢継ぎ早のリリース。
話は飛ぶが、比較的弱い精神安定剤で「トランキライザー」がある。
ここでは耳と体で聴く「トランキライザー」を体験できる。
(青木高見)
Lee Konitz / Motion (821 553-2)
LP recording date : August 29, 1961
Personnel :
Lee Konitz (as)
Sonny Dallas (b)
Elvin Jones (ds)
Song name :
01. I Remember You
02. All Of Me
03. Foolin' Myself
04. You Don't Know What Love Is
05. You'd Be So Nice To Come Home To
06. Out Of Nowhere
07. I'll Remember April
08. It's You Or No One
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ(Lee Konitz 出生名:Leon "Lee" Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
LPは1961年8月29日の録音、発売元がヴァーヴ・レコード(Verve Records)V-8399番、5曲入り。
以下、LPの演目。
A1. I Remember You
A2. All Of Me
A3. Foolin' Myself
B1. You'd Be So Nice To Come Home To
B2. I'll Remember April
CDは発売元がヴァーヴ・レコード(Verve Records)、輸入盤、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ。
4、6、8曲目の3曲が追加され全8曲入り。
メンバーはアルトサックスがリー・コニッツ、ベースがソニー・ダラス、ドラムがエルビン・ジョーンズ。
よくぞ呼んでくれたエルビン・ジョーンズ。
エルビン・ジョーンズなのでド迫力でバトルと思いきや、リー・コニッツに飼いならされてしまったのか、いつものエルビン・ジョーンズと違う。
全体ではクール感、緊張感、スリル感を味わえる。
しかし、ここまで原曲を解体したらリー・コニッツは、さぞ満足だろう。
常に変革を求めてきた作品群の中にあって「即興」を更に押し進めた1枚。
(青木高見)
Lee Konitz / The Lee Konitz Duets (OJCCD-466-2)
LP recording date : September 25, 1967
Personnel :
Lee Konitz (as, ts)
Dick Katz (p)
Karl Berger (vib)
Jim Hall (g)
Ray Nance (vln)
Joe Henderson (ts)
Richie Kamuca (ts)
Marshall Brown (tb)
Eddie Gomez (b)
Elvin Jones (ds)
Song name :
01. Struttin' With Some Barbecue
02. You Don't Know What Love Is
03. Variations on Alone Together
04. Checkerboard
05. Erb
06. Tickletoe
07. Duplexity
08. Alphanumeric
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ(Lee Konitz 出生名:Leon "Lee" Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
LPは1967年の録音、発売元がマイルストーン(Milestone)MSP9013番、8曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、ガンサー・シュラー(Gunther Schuller)氏による英語ライナーノーツ、リー・コニッツ氏自身によるコメント、8曲入り。
演奏は、色々な楽器のミュージシャンとの共演。
以下、曲名と共演したミュージシャンを明記。
リー・コニッツは曲によってアルトサックスとテナーサックスを使い分けている。
01. Struttin' With Some Barbecue : Lee Konitz (as), Marshall Brown (tb)
02. You Don't Know What Love Is : Lee Konitz (as), Joe Henderson (ts)
03. Variations on Alone Together : ee Konitz (as, ts), Karl Berger (vib), Eddie Gomez (b), Elvin Jones (ds)
04. Checkerboard : Lee Konitz (as), Dick Katz (p)
05. Erb : Lee Konitz (as), Jim Hall (g)
06. Tickletoe : Lee Konitz (ts), Richie Kamuca (ts)
07. Duplexity : Lee Konitz (ts), Ray Nance (vln)
08. Alphanumeric : Lee Konitz (as), Dick Katz (p), Jim Hall (g), Joe Henderson (ts), Richie Kamuca (ts), Marshall Brown (tb), Karl Berger (vib), Eddie Gomez (b), Elvin Jones (ds)
ここに至るまで様々なフォーマットでジャズを模索してきたリー・コニッツ。
アルバムでは楽器編成を見てもわかる通り、かなり、むずかしいチャレンジを試みている。
はっきり言って、のんびりとジャズを楽しむ内容ではない。
多分、細かい事は決めずにリハ無しで望んだ感じがする。
どう展開していくか読めないアドリブのスリル感。
アルバムの前知識を持って聴けば、さほど飽きない。
もし知らないで突然聴いたら何をやっているのか解らなくなり、つまらなくなるかもしれない。
そういう意味から、かなり実験的なアルバム。
リスナーとしては、時系列で聴く、こういうアルバムも結構楽しい。
(青木高見)
Lee Konitz - Red Mitchell - Cole Porter / Lee Konitz and Red Mitchell : I Concentrate On You (VACZ-1117)
「ジャズ/リー・コニッツ」のリーダーアルバムとしています。
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「ジャズ/レッド・ミッチェル」でも同じ内容を掲載しています。
→
「ジャズ/コール・ポーター」でも同じ内容を掲載しています。
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LP recording date : July 30, 1974
Personnel :
Lee Konitz (as)
Red Mitchell (b, p)
Cole Porter (comp)
Song name :
01. Just One of Those Things
02. Just One of Those Things [Take 7]
03. Easy to Love
04. It's All Right With Me
05. Ev'rytime We Say Goodbye = Everytime We Say Goodbye [Take 1]
06. Ev'rytime We Say Goodbye = Everytime We Say Goodbye
07. You'd Be So Nice To Come Home To
08. Love For Sale
09. In the Still of the Night
10. Night And Day [Take 1]
11. Night And Day
12. I Love You
13. I Love Paris
14. I Concentrate on You
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ(Lee Konitz 出生名:Leon "Lee" Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
レッド・ミッチェル(Red Mitchell 出生名:Keith Moore Mitchell 1927年9月20日~1992年11月8日)はアメリカ合衆国オレゴン州セイラム生まれのジャズ・ベーシスト、作詞家、作曲家、詩人。
コール・ポーター(Cole Porter 出生名:Cole Albert Porter 1891年6月9日~1964年10月15日)はアメリカ合衆国インディアナ州生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家、作詞家。
LPは1974年7月30日の録音、発売元がスティープルチェイス(Steeple Chase)SCS-1018番、11曲入り、リー・コニッツとレッド・ミッチェルのデュオ、コール・ポーター集。
以下、LPの演目。
A1. Just One Of Those Things
A2. Easy To Love
A3. It's Allright With Me
A4. Everytime We Say Goodbye
A5. You'd Be So Nice To Come Home To
A6. Love For Sale
B1. In The Still Of The Night
B2. Night And Day
B3. I Love You
B4. I Love Paris
B5. I Concentrate On You
CDは発売元がスティープルチェイス(Steeple Chase)、英語ライナーノーツなし、瀧口譲司氏による日本語解説、2、5、10曲目の3曲が追加され全14曲入り。
ライナーに「本作はキャッチーな演奏にしか耳を傾けられない時代のリスナーに投げつけられた見事で美しい難問だ」と面白いコメント。
そう思って聴くがコール・ポーターは好きなので全く難問にはならない。
演目中、ピアノをレッド・ミッチェルが弾いている。
いつも聴き慣れたコール・ポーターが違う曲になってしまうのが一興。
(青木高見)
Lee Konitz / Brazilian Rhapsody (TKCV-79094)
「ジャズ/リー・コニッツ」のリーダーアルバムとしています。
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「ジャズ/アントニオ・カルロス・ジョビン」のリーダーアルバムとしています。
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CD recording date : January 28-31, 1995
Personnel :
Lee Konitz (as)
Peggy Stern (p)
Romero Lubambo (g)
David Finck (b)
Duduka Da fonseca (ds)
Valtinho Anastacio (per)
Adela Dalto (vo) #05
Masters School (cho) #06
Song name, Japanese title :
01. Samba Triste(悲しみのサンバ)
02. Berimbau
03. Menina Moca(若い娘)
04. Triste
05. A Felicidade
06. Lunasea
07. Manha De Carnaval(黒いオルフェ)
08. Insensatez(お馬鹿さん)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ(Lee Konitz 出生名:Leon "Lee" Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
CDは1995年1月28日~31日の録音、発売元がヴィーナス・レコード株式会社(Venus Records)、歌詞付き、吉村浩二氏による日本語解説、8曲入り、百戦練磨のリー・コニッツ、68歳、円熟のジャズ・ボサ・ノヴァ。
メンバーはアルトサックスとソプラノサックスがリー・コニッツ、ピアノがペギー・スターン、ギターがホメロ・ルバンボ、ベースがデヴィッド・フィンク、ドラムがダデューカ・ダフォンセカ、パーカッションがヴァルティーニョ・アナスタシオ。
5曲目「A Felicidade」のみボーカルがアデラ・ダルト。
全員が本場ブラジルの一流ミュージシャン。
副題が「アントニオ・カルロス・ジョビンに捧ぐ」とあるようにジョビンの曲を中心に構成されている。
ラプソディとは「狂詩曲」。
叙事的、英雄的、あるいは民族的な色彩を持つ自由なファンタジー風の楽曲を言う。
リー・コニッツ、ここに至り全てをやり尽くした様な安堵感が音になった。
(青木高見)
Lee Konitz / Brazilian Serenade (TKCV-35018)
CD recording date : March 20-22, 1996
Personnel :
Lee Konitz (as)
Tom Harrell (tp)
Romero Lubambo (g)
David Kikoski (p)
David Finck (b)
Duduka Da fonseca (ds)
Valtinho Anastacio (per)
Song name :
01. Favela
02. Once I Loved
03. Recado Bossa Nova
04. September
05. Dindi
06. Wave
07. Meditation
08. Brazilian Serenade
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : リー・コニッツ(Lee Konitz 出生名:Leon "Lee" Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
CDは1996年3月20日~22日の録音、発売元が、ヴィーナス・レコード(Venus Records)株式会社、吉村浩二氏による日本語解説、8曲入り、前年のジャズ・ボサ・ノヴァ「ラプソディ」に続く第2弾。
メンバーはアルトサックスがリー・コニッツ、ピアノがデヴッド・キコスキー、ギターがホメロ・ルバンボ、トランペットがトム・ハレル、ベースがデヴィッド・フィンク、ドラムがダデューカ・ダフォンセカ、パーカッションがヴァルティーニョ・アナスタシオ。
前回同様、ブラジルの一流ミュージシャンが集められている。
アルバム・タイトルの「セレナーデ」は「夜曲、小夜曲(さよきょく)」。
楽典では。
1.十八世紀に始まった、交響曲より小規模な器楽形式、オペラ風の軽い楽曲。
2.(恋人の部屋の窓下でかなでる)恋愛の歌曲。
なるほど、そう思って聴けば艶(つや)が増す。
リー・コニッツ、ここに至り、全てをやり尽くした様な安堵感の音に溢(あふ)れている。
(青木高見)
Lee Konitz - Cole Porter / Inside Cole Porter (NEL JAZZ 0967-2)
「ジャズ/リー・コニッツ」のリーダーアルバムとしています。
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「ジャズ/コール・ポーター」でも同じ内容を掲載しています。
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CD recording date : May 2, 1996
Personnel :
Lee Konitz (as)
Cole Porter (comp)
Franco D'Andrea (p)
Song name :
1. The Song Is You
[Medley]
2-1. The Song Is You (Intro)
2-2. What Is This Thing Called Love?
2-3. Ev'rytime We Say Goodbye = Everytime We Say Goodbye (Intro)
3. Ev'rytime We Say Goodbye = Everytime We Say Goodbye
4. I Love You
5. Love For Sale
[Medley]
6-1. Easy To Love (Intro)
6-2. Night And Day (Intro)
6-3. Easy To Love
7. It's All Right With Me
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メインコメント : リー・コニッツ(Lee Konitz 1927年10月13日~2020年4月15日)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・サックス奏者、編曲家、作曲家。
コール・ポーター(Cole Porter 出生名:Cole Albert Porter 1891年6月9日~1964年10月15日)はアメリカ合衆国インディアナ州生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家、作詞家。
CDは1996年5月2日の録音、発売元がNELジャズ(Nel Jazz)、輸入盤、ピノ・デ・ビアシ(Pino De Biasi)氏による英語ライナーノーツ、7曲入り、ピアノとのデュオ、コール・ポーター集、副題「In celebration of Lee Konitz 70th birthday」。
メンバーはアルトサックスがリー・コニッツ、ピアノがフランコ・ダンドレア。
リー・コニッツのコール・ポーター好きは、かなりのもの。
コール・ポーター集としては、1974年にベースのレッド・ミッチェルと「Lee Konitz and Red Mitchell I Concentrate On You」以来の作品となる。
副題に「In celebration of Lee Konitz 70th birthday」とある様に、リー・コニッツ70歳の誕生記念盤という意味もある。
演奏は、ちょと聴いただけではコール・ポーターの曲だとはわからない。
原曲を分解し再構築、普通のコピーに終わらせないところがリー・コニッツ。
言い方を替えれば百戦練磨のリー・コニッツが生涯を通して素材にしてきたコール・ポーター集というところが聴きどころ。
(青木高見)