青木高見のジャズコレクション Johnny Coles (tp, flh) ジョニー・コールズ

略歴
Johnny Coles ジョニー・コールズ(Johnny Coles 1926年7月3日~1997年12月21日)はアメリカ合衆国ニュージャージー州トレントン生まれのジャズ・トランペット、フリューゲル・ホーン奏者。
チャールズ・ミンガス、ギル・エヴァンス、そしてマイルス・デイヴィスなどのバンドに参加。
共演履歴からも譜面に強い事がわかる。
音の奥に潜む一抹の淋しさは何なんだろ。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Johnny Coles / The Warm Sound (EPIC/SONY 25 8P-5112) Johnny Coles / Little Johnny C (CDP 7243 8 32129 2 7)

【INDEX (共演アルバム)】



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【以下コンテンツ】


Johnny Coles / The Warm Sound (EPIC/SONY 25 8P-5112) Johnny Coles / The Warm Sound (EPIC/SONY 25 8P-5112)

Song number, Recorded :
#01-02 Rec:April 10, 1961
#03-06 Rec:April 13, 1961

Personnel :
Johnny Coles (tp)
Kenny Drew (p)
Peck Morrison (b)
Charlie Persip (ds)

Song name :
01. Room 3
02. Where
03. Come Rain Or Shine
04. Hi-Fly
05. Pretty Strange
06. If I Should Lose You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョニー・コールズ(Johnny Coles 1926年7月3日~1997年12月21日)はアメリカ合衆国ニュージャージー州トレントン生まれのジャズ・トランペット、フリューゲル・ホーン奏者。
LPは1~2曲目が1961年4月10日日、4~6曲目が4月13日の録音、発売元がエピック(Epic)BA 17015番、6曲入り。
CDは発売元がエピック・ソニー(EPIC/SONY)、マイク・バーニカー(Mike Berniker)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、瀬川昌久氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーはトランペットがジョニー・コールズ、ピアノがケニー・ドリュー、ベースがペック・モリソン、ドラムがチャーリー・パーシップ。
LP時代に中古で高額の値が付いた。
今ではCD化され安価で入手できる様になった。
思うに安価で簡単に入手できる反面、ジョニー・コールズの価値も下がった様な感じになる。
昔、ジャズ喫茶で聴いた時の印象は何て淋しいトランペット何だろうと思った。
改めて聴いてみてタイトルを見ると「The Warm Sound」で、エッ!。
感触はジャズ喫茶の時と同じ、全力で吹いているのだろうが力の抜けた様な音色。
じわじわと、込み上げてくる哀愁に潜む一抹の寂(さび)しさ。
この雰囲気、堪(たま)らない。
間違いなく「お宝盤」決定。
(青木高見)





Johnny Coles / Little Johnny C (CDP 7243 8 32129 2 7) Johnny Coles / Little Johnny C (CDP 7243 8 32129 2 7)

Song number, Recorded :
#01-03 Rec:July 18, 1963
#04-06 Rec:August 9, 1963

Personnel :
Johnny Coles (tp)
Duke Pearson (p)
Joe Henderson (ts)
Leo Wright (fl, sax)
Bob Cranshaw (b)
Walter Perkins (ds) #01-03
Pete La Roca (ds) #04-06

Song name :
01. Little Johnny C.
02. Hobo Joe
03. Jano
04. My Secret Passion
05. Heavy Legs
06. So Sweet My Little Girl

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョニー・コールズ(Johnny Coles 1926年7月3日~1997年12月21日)はアメリカ合衆国ニュージャージー州トレントン生まれのジャズ・トランペット、フリューゲル・ホーン奏者。
LPは1~3曲が1963年7月18日、4~6曲目が8月9日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)BST 4144番、6曲入り。
CDは発売元がブルーノート(Blue Note)、輸入盤、デューク・ピアソン(Duke Pearson)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーはトランペットがジョニー・コールズ、ピアノがデューク・ピアソン、テナーサックスがジョー・ヘンダーソン、フルートとアルト・サックスがレオ・ライト、ベースがボブ・クランショウ、ドラムがピート・ラ・ロカとウォルター・パーキンス。
百戦錬磨のバックがジョニー・コールズを堅固にサポート。
演目はジョー・ヘンダーソンとデューク・ピアソンのオリジナルで占められている。
ジョニー・コールズが彼らを、どれほど信頼していたか伝わってくる。
当時デューク・ピアソンはブルーノート社主のアルフレッド・ライオンからも信頼されプロデュサー職も兼任していた。
ジョニー・コールズのトランペットは力強いバックと明るい曲のせいで寂しさは影を潜(ひそ)め輪郭が鮮明になり輝いている。
そう言えばアルバム・ジャケットがイカしてる。
コールズの「C」を配置し、笑っているジョニー・コールズのモノクロ写真を小さめにコラージュ。
配色も白、黒、オレンジの3色のみ。
写真は「フランシス・ウルフ」。
カヴァー・デザインは「リード・マイルス」、ブルーノートが誇る凄腕デザイナーの2人だ。
(青木高見)




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