青木高見のジャズコレクション Leo Wright (fl, as) レオ・ライト


略歴
Leo Wright レオ・ライト (Leo Wright 1933年12月14日~1991年1月4日) はアメリカ合衆国テキサス州ウィチタフォールズ生まれのジャズ・アルト・サックス、フルート、クラリネット奏者。
ディジー・ガレスピー楽団のドラマーのレックス・ハンフリーズがディジー・ガレスピーにレオ・ライトを紹介した。
ディジー・ガレスピー楽団には1962年まで在籍。
その後、数年間アメリカで活動したが活動拠点を欧州に移した。
1991年、ウィーンで亡くなった。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Leo Wright / Blues Shout (WPCR-27134)

【INDEX (共演アルバム)】
Dave Pike / Limbo Carnival Lalo Schifrin Bossa Nova Groove

【以下コンテンツ】


Leo Wright / Blues Shout (WPCR-27134) Leo Wright / Blues Shout (WPCR-27134)

Song number, Recorded:
#05-08 Rec:June 25, 1960
#01-04 Rec:August 29, 1960

SOng number, Personnel:
[#01-04]
Leo Wright (fl, arr)
Harry Lookofsky (vln)
Junior Mance (p)
Art Davis (b)
Charlie Persip (ds)

[#05-08]
Leo Wright (as, arr)
Junior Mance (p)
Richard Williams (tp)
Art Davis (b)
Charlie Persip (ds)

Song name :
01. Sigi
02. Angel Eyes
03. Autumn Leaves
04. Indian Summer
05. Blues Shout
06. A Night in Tunisia
07. The Wind
08. Two Moods

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メインコメント : レオ・ライト (Leo Wright 1933年12月14日~1991年1月4日) はアメリカ合衆国テキサス州ウィチタフォールズ生まれのジャズ・アルト・サックス、フルート、クラリネット奏者。
ディジー・ガレスピー楽団のドラマーのレックス・ハンフリーズがディジー・ガレスピーにレオ・ライトを紹介した。
ディジー・ガレスピー楽団には1962年まで在籍。
LPは1960年6月25日・8月29日の録音、アトランティック(Atlantic)1358番、8曲入り、ファースト・アルバム。
CDは発売元がワーナー・ミュージック・ジャパン、レナード・フェザー(Leonard Feather)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岡崎正通氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーは。 1~4曲目、フルートがレオ・ライト、ピアノがジュニア・マンス、ヴァイオリンがハリー・ルーコフスキー、ベースがアート・デイヴィス、ドラムがチャーリー・パーシップ。
5~8曲目、アルトサックスががレオ・ライト、ピアノがジュニア・マンス、トランペットがリチャード・ウィリアムス、ベースがアート・デイヴィス、ドラムがチャーリー・パーシップ。
演奏はフルートもアルトサックスも上手い。
演目もいい「枯葉」「チュニジアの夜」「エンジェル・アイズ」。
「チュニジアの夜」は親方のディジー・ガレスピーに対するお礼ともとれる。
どうして早い時期に渡欧してしまったのか。
やはり渡欧した多くの黒人ミュージシャン同様、差別を嫌っての行動なのか。
欧州は芸術には寛大で、どこに行っても、ちゃんとしたミュージシャンは「音楽家」として正統な評価をした。
アメリカで生まれ育ったジャズがジャズを生んだ黒人達を差別した事実は考えさせられる。
(青木高見)




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